JP3028181B2 - 冷却液充てん装置 - Google Patents

冷却液充てん装置

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JP3028181B2 JP6245575A JP24557594A JP3028181B2 JP 3028181 B2 JP3028181 B2 JP 3028181B2 JP 6245575 A JP6245575 A JP 6245575A JP 24557594 A JP24557594 A JP 24557594A JP 3028181 B2 JP3028181 B2 JP 3028181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷却系内部を負圧状態と
し、その上で前記冷却系内部に冷却液を充てんするよう
にした冷却液充てん装置に関する。詳細には一般の自動
車整備工場やガソリンスタンドなどでも手軽に冷却液の
充てんができるようにした冷却液充てん装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷却液充てん装置としては、冷却
系を真空とする真空ポンプと真空にした冷却系に冷却液
充てんする給液ポンプとを備えたものが使用されてい
る。例えば図8に示す充てん装置1は、ラジエータ2、
エンジン3、カーヒータ4といった冷却系を真空とする
ための真空ポンプ5、回収タンク6を備えた真空タンク
7を備え、これをラジエータの注入口8に接続される給
水ガン9に装着して真空引き回路を形成するとともに、
不凍液供給管10、水供給管11、計量機12、混合タ
ンク13及び給液ポンプ14を備え、これらを同じく給
水ガン9に装着して真空引き後に冷却系に冷却液を充て
する給液回路を形成するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く真空引きし
て冷却系内に冷却液を充てんするようにした充てん装置
は、真空ポンプをはじめ、不凍液供給管、水供給管、計
量機、混合タンクなどを備えた大変高価なものであるの
で、自動車製造工場において新車へ冷却液を急速充てん
するのに用いられたり、一部の大規模な自動車整備工場
などで冷却液の交換に利用されているなど、当該充てん
装置の使用は使用頻度の高い箇所に限られており、使用
頻度の小さい一般の自動車整備工場やガソリンスタンド
などには置かれていなかった。
【0004】ところが、自動車に充てんされた冷却液
は、当該冷却液中における防錆添加剤の消耗などで十分
な性能が発揮されなくなるのを理由に、例えば乗用車に
おいては2年間あるいは4万kmの走行距離に達したと
きに交換されるよう推奨されている。また、交換時期に
達した冷却液に強化剤を添加して性能を回復させ幾分交
換時期を先送りすることはできても1年後若しくは2年
後には交換しなければならない。また、トラックなどの
業務用車両の場合には、自主的に設定した期間または距
離に達したときに冷却液を交換するという車両の維持管
理がなされているケースも多い。このような事情から身
近な自動車整備工場やガソリンスタンドなどで手軽に冷
却液の交換ができればという要望があった。
【0005】本発明は、このような要望に応えるべくな
されたものであり、一般の自動車整備工場やガソリンス
タンドなどでも手軽に冷却液の充てんができるようにし
た冷却液充てん装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、請求項1記載の発明は、「冷却系内部を負圧
状態とし、その上で前記冷却系内部に冷却液を充てん
る冷却液充てん装置であって、充てん装置本体と、充て
ん装置本体の下面に取着されて前記冷却系の注入口に圧
挿される接続プラグとを備え、前記充てん装置本体に、
外部からのエアーが通過するノズルオリフィスを有する
とともに、前記エアーの通過に伴って生じた吸引力で冷
却系内部から吸引されたエアーが前記外部からのエアー
とともに外部へ放出される流体通過路を備えていること
を特徴とする冷却液充てん装置」をその要旨とした。
【0007】請求項2記載の発明は、「前記流体通過路
とともに、充てん装置本体に、外部からの冷却液が通過
して前記注入口へと至る冷却液供給路と、前記冷却液供
給路と流体通過路とを切り換える通路切り換え部とを備
えていることを特徴とする冷却液充てん装置」をその要
旨とした。
【0008】請求項3記載の発明は、「前記流体通過路
に冷却系内部における空気圧を表示する圧力計が配置さ
れていることを特徴とする冷却液充てん装置」をその要
旨とした。
【0009】請求項4記載の発明は、「前記通路切り換
え部が充てん装置本体に取り付けた切り換えレバーの切
り換え操作によって開閉するようにしたことを特徴とす
る冷却液充てん装置」をその要旨とした。
【0010】請求項5記載の発明は、「冷却系内部を負
圧状態とし、その上で前記冷却系内部に冷却液を充てん
する冷却液充てん装置であって、充てん装置本体と、充
てん装置本体の下面に取着されて前記冷却系の注入口に
圧挿される接続プラグとを備え、前記充てん装置本体
に、外部からのエアーが通過するノズルオリフィスを付
設するとともに、前記エアーの通過に伴って生じた吸引
力で冷却系内部から吸引されたエアーが前記外部からの
エアーとともに外部へ放出される流体通過路を前記充て
ん装置本体の一部に備え、さらに前記充てん装置本体に
は、外部からの冷却液が通過して前記注入口へと至る冷
却液供給路と、前記冷却液供給路と流体通過路とを切り
換える通路切り換え部とを備え、前記通路切り換え部が
前記冷却液供給路内に出入りして同供給路を開閉する第
1ピストンと前記流体通過路内に出入りして同通過路を
開閉する通過路連通窓を有する第2ピストンとからな
り、これら第1ピストン及び第2ピストンが、同第1ピ
ストン及び第2ピストン端部に取り付けた切り換えレバ
ーの切り換え操作によって供給路内または通過路内に出
入りするように構成したことを特徴とする冷却液充てん
装置」をその要旨とした。
【0011】
【作用】請求項1記載の冷却液充てん装置にあっては、
冷却系の注入口に充てん装置本体を接続したとき、冷却
系内部からのエアーが外部へ放出される流体通過路が形
成されるようになっている。充てん装置本体にはエアー
を供給する流体供給管が接続されるようになっており、
この流体供給管によって供給されたエアーが充てん装置
本体内に設けたノズルオリフィスを通過することで高速
に加速されて充てん装置本体外部へ放出され、このとき
に生じた吸引力で冷却系内部のエアーも吸引され、外部
からのエアーとともに充てん装置本体外部へ放出され、
冷却系内部が負圧状態となる。
【0012】このようにして冷却系内部を負圧状態とし
た上で、冷却液が充てん冷却系の注入口より冷却系内部
へと充てんされるようになっている。
【0013】請求項2記載の冷却液充てん装置にあって
は、冷却系の注入口に充てん装置本体を接続したとき、
冷却液を冷却系内に注入する通路と、冷却系内部からの
エアーが外部へ放出される流体通過路とが形成されるよ
うになっている。充てん装置本体にはエアーを供給する
流体供給管が接続されるようになっており、この流体供
給管によって供給されたエアーが充てん装置本体内に設
けたノズルオリフィスを通過することで高速に加速され
充てん装置本体外部へ放出され、このときに生じた吸
引力で冷却系内部のエアーが吸引され、外部からのエア
ーとともに充てん装置本体外部へ放出されるようになっ
ている。
【0014】このようにして冷却系内部が負圧状態とな
ったとき、通路切り換え部の開閉によって前記流体通過
路が閉塞されるとともに冷却液供給路が開放されて冷却
系内部と連通状態となり、充てん装置本体に接続された
冷却液供給管によって冷却液が供給され、同冷却液が
てん装置本体を経て、冷却系の注入口より冷却系内部へ
充てんされるようになっている。
【0015】請求項3記載の冷却液充てん装置にあって
は、流体通過路に配置された圧力計によって冷却系内部
における圧力が表示されるようになっており、冷却系内
部が負圧状態となったとき、速やかに通路切り換え部を
操作し、冷却液供給路を冷却系内部と連通状態とし、冷
却液の充てんを行うことができるようになっている。
【0016】請求項4記載の冷却液充てん装置にあって
は、充てん装置本体に取り付けた切り換えレバーを切り
換え操作することによって、通路切り換え部を開閉する
ことができるようになっている。
【0017】請求項5記載の冷却液充てん装置にあって
は、切り換えレバーの切り換え操作によって第1ピスト
を冷却液供給路内に出入させて、同供給路を閉塞し、
かつ第2ピストンを流体通過路内に出入りさせて、通過
路連通窓を同通過路に開いて通過路を開放状態とする。
これにより冷却系内部のエアーが吸引され、外部からの
エアーとともに充てん装置本体外部へ放出されるように
なる。
【0018】このようにして冷却系内部が負圧状態とな
ったとき、切り換えレバーの切り換え操作によって第1
ピストンを冷却液供給路内に出入させて、同供給路を開
放状態とし、かつ流体通過路を閉塞する。これにより冷
却液供給管によって冷却液が供給され、同冷却液が充て
装置本体を経て、冷却系の注入口より冷却系内部へと
充てんされるようになる。
【0019】
【実施例】本発明の冷却液充てん装置は、図1、図2
(a)、図2(b)、図2(c)、図3及び図4に示す
ように、ラジエータ12、エンジン13、カーヒータ1
4といった冷却系の注入口15に接続プラグ16を介し
て接続される充てん装置本体11に、冷却液供給路と流
体通過路と通路切り換え部19とを備えたものである。
充てん装置本体11は箱型をなし、その一方面側にはエ
アー供給管30が接続されるエアー供給管接続口20と
冷却液供給管31が接続される冷却液供給管接続口21
と前記エアー供給管30からのエアーが放出される放出
口22とが設けられている。尚、この態様の場合、放出
口22にはエアー放出時に生じる騒音を抑えるための消
音器32が取り付けられている。また、充てん装置本体
11の下面にはゴムなどの可撓性管材よりなる接続プラ
グ16が取着されてラジエータ12の注入口15に圧挿
されるようになっている。
【0020】流体通過路は、図2(a)及び図2(b)
に右斜線で示すように、エアー供給管接続口20、エア
ー溜り23、エアー放出路25、ノズルオリフィス2
4、エアー吸引路27、放出口22、及び注入路26か
ら構成されている。充てん装置本体11内部において、
前記エアー供給管接続口20には内部方向に向かってエ
アー溜り23が配されており、図2(b)に示すよう
に、エアー供給管接続口20からのエアーはエアー溜り
23に溜り、エアー放出路25を経てノズルオリフィス
24へ至り、このノズルオリフィス24で高速に加速さ
れ、同ノズルオリフィス24に続く放出口22より充て
装置本体11外部に放出されるようになっている。
前記エアー吸引路27には、通路切り換え部19を介
してラジエータ12の注入口15へ至る注入路26が連
通しており、充てん装置本体11内を外部からのエアー
が高速で通過することにより生じた吸引力で冷却系内部
のエアーが、注入路26を通じて吸引され、前記外部か
らのエアーとともに放出口22より外部に放出されるよ
うになっている。
【0021】また、前記流体通過路内には圧力計33
配置されており、冷却系内部の圧力が表示されるように
なっている。そして、冷却系内部が負圧状態となったと
き、充てん装置本体11に取り付けた切り換えレバー2
8を切り換え操作することによって、流体通過路の注入
路26内に配置した通路切り換え部19が開閉し、流体
通過路を閉塞すると共に冷却液供給路を開放し、冷却液
供給路を冷却系内部と連通状態とすることができるよう
になっている。
【0022】冷却液供給路は、図2(a)及び図2
(c)に左斜線で示すように、冷却液供給管接続口21
及び注入路26から構成されている。充てん装置本体1
1内部において、前記冷却液供給管31が接続される冷
却液供給管接続口21には、通路切り換え部19を介し
てラジエータ12の注入口15へ至る注入路26が連通
しており、冷却液供給管31からの冷却液が冷却液供給
管接続口21、注入路26を通って冷却系内部へと充て
されるようになっている。
【0023】尚、図1〜図4に示す、充てん装置本体内
に冷却液供給路と流体通過路と通路切り換え部とを備え
充てん装置に対し、図5〜図7には、流体通過路の一
部を充てん装置本体に付設したものを示した。図5〜図
7に示した充てん装置において、冷却液供給路は、図7
に左斜線で示すように、冷却液供給管接続口61及び注
入路66から構成されており、この冷却液供給路内に同
供給路を開閉する第1ピストン67が出入りするように
なっている。また、流体通過路は、図6に右斜線で示す
ように、エアー供給管接続口60、ノズルオリフィス6
4、エアー放出路65、放出口62、及び注入路66か
ら構成されており、この流体通過路内に同通過路を開閉
する通過路連通窓(図示しない)を有する第2ピストン
68が出入りするようになっている。そして、これら
1ピストン67及び第2ピストン68端部に取り付けた
切り換えレバー69の切り換え操作によって供給路及び
または通過路が開閉し、冷却系内部のエアーの吸引及び
冷却液の充てんがなされるようになっている。
【0024】図5〜図7に示す第1ピストン67と第2
ピストン68とからなる通路切り替え部を有する充てん
装置において、図5は流体通過路及び冷却液供給路がと
もに閉塞された状態を示したものである。この状態か
ら、図6矢印に示すように、切り換えレバー69の切り
換え操作によって第1ピストン67を冷却液供給路内に
出入させて、同供給路を閉塞し、かつ第2ピストン68
を流体通過路内に出入りさせて、通過路連通窓(図示し
ない)を同通過路に開いて通過路を開放状態とする。こ
れにより冷却系内部のエアーが吸引され、外部からのエ
アーとともに充てん装置本体70外部へ放出されるよう
になる。
【0025】このようにして冷却系内部が負圧状態とな
ったとき、図7矢印に示すように、切り換えレバー69
の切り換え操作によって第1ピストン67を冷却液供給
路内 に出入りさせて、同供給路に開いて供給路を開放状
態とし、かつ流体通過路を閉塞する。これにより冷却液
供給管(図示しない)によって冷却液が供給され、同冷
却液が充てん装置本体70を経て、冷却系の注入口63
より冷却系内部へと充てんされるようになる。
【0026】尚、通路切り換え部としては第1ピストン
と第2ピストンとからなるもののほか、例えば実公平3
−35847号に示されているような電磁弁などの開閉
弁を利用して通路を閉塞あるいは開放するようにしたも
のであってもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の冷却液充てん装置にあっ
ては、外部からのエアーが充てん装置本体内を高速で通
過するときに生じる吸引力を利用して冷却系内部のエア
ーを吸引し、冷却系内部を負圧状態とし、その上で冷却
液を充てんするように構成されているので、コンプレッ
サーなどが置かれている一般の自動車整備工場やガソリ
ンスタンドなどでも手軽に冷却液の充てんができる。
【0028】請求項2記載の冷却液充てん装置にあって
は、外部からのエアーがが充てん装置本体内を高速で通
過するときに生じる吸引力を利用して冷却系内部のエア
ーを吸引し、冷却系内部を負圧状態とする。このとき、
通路切り換え部の開閉によって前記流体通過路を閉塞す
るとともに冷却液供給路を開放して冷却系内部と連通状
態とすることで、充てん装置本体に接続された冷却液供
給管によって冷却液が供給され、同冷却液が充てん装置
本体を経て、冷却系の注入口より冷却系内部へと充てん
されるようになっている。このため、コンプレッサーな
どが置かれている一般の自動車整備工場やガソリンスタ
ンドなどでも手軽に冷却液の充てんができる。
【0029】請求項3記載の冷却液充てん装置にあって
は、流体通過路に配置された圧力計によって冷却系内部
における圧力が表示されるようになっており、冷却系内
部が負圧状態となったとき、速やかに通路切り換え部を
操作し、冷却液供給路を冷却系内部と連通状態とし、効
率のよい冷却液の充てんを行うことができる。
【0030】請求項4記載の冷却液充てん装置にあって
は、充てん装置本体に取り付けた切り換えレバーを切り
換え操作することによって、ワンタッチで通路切り換え
部を開閉し、冷却系内部のエアーの吸引、冷却液の充て
を切り換えることができる。
【0031】請求項5記載の冷却液充てん装置にあって
は、充てん装置本体に取り付けた切り換えレバーを切り
換え操作することによって、第1ピストンと第2ピスト
とからなる通路切り換え部を供給路内または通過路内
に出入りさせ、これにより供給路または通過路を閉塞あ
るいは開放し、冷却系内部のエアーの吸引、冷却液の
てんを行うようにしたので、より確実な通路の切り換え
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜4記載の冷却液充てん装置の全体を
示した斜視図。
【図2】(a)図1のAB線より切断した断面図であっ
て、流体通過路及び冷却液供給路がともに閉塞された状
態を示した断面図。 (b)図1のAB線より切断した断面図であって、流体
通過路が開放され、冷却液供給路が閉塞された状態を示
した断面図。 (c)図1のAB線より切断した断面図であって、流体
通過路が閉塞され、冷却液供給路が開放された状態を示
した断面図
【図3】図のCD線より切断した断面図。
【図4】図1〜図3に示す冷却液充てん装置を冷却系に
接続した状態を示す模式図。
【図5】請求項5記載の冷却液充てん装置であって、流
体通過路及び冷却液供給路がともに閉塞された状態を示
した断面図。
【図6】同じく請求項5記載の冷却液充てん装置であっ
て、流体通過路が開放され、冷却液供給路が閉塞された
状態を示した断面図。
【図7】同じく請求項5記載の冷却液充てん装置であっ
て、流体通過路が閉塞され、冷却液供給路が開放された
状態を示した断面図。
【図8】従来の冷却液充てん装置を冷却系に接続した状
態を示す模式図。
【符号の説明】
11、70・・・充てん装置本体 15、63・・・注入口 16・・・接続プラグ 19・・・通路切り換え部 20、60・・・エアー供給管接続口 21、61・・・冷却液供給管接続口 22、62・・・放出口 24、64・・・ノズルオリフィス 26、66・・・注入路33 ・・・圧力計 28、69・・・切り換えレバー
フロントページの続き (72)発明者 松宮 善己 岐阜県羽島郡岐南町八剣7丁目148番地 シーシーアイ株式会社 内 (72)発明者 恵土 克洋 岐阜県羽島郡岐南町八剣7丁目148番地 シーシーアイ株式会社 内 (56)参考文献 特開 平5−163942(JP,A) 特開 平4−185999(JP,A) 特開 昭62−162718(JP,A) 実開 昭58−82499(JP,U) 実開 昭61−192600(JP,U) 実開 昭57−204500(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却系内部を負圧状態とし、その上で前
    記冷却系内部に冷却液を充てんする冷却液充てん装置で
    あって、充てん装置本体と、充てん装置本体の下面に取
    着されて前記冷却系の注入口に圧挿される接続プラグと
    を備え、前記充てん装置本体に、外部からのエアーが通
    過するノズルオリフィスを有するとともに、前記エアー
    の通過に伴って生じた吸引力で冷却系内部から吸引され
    たエアーが前記外部からのエアーとともに外部へ放出さ
    れる流体通過路を備えていることを特徴とする冷却液
    てん装置。
  2. 【請求項2】 前記流体通過路とともに、充てん装置本
    体に、外部からの冷却液が通過して前記注入口へと至る
    冷却液供給路と、前記冷却液供給路と流体通過路とを切
    り換える通路切り換え部とを備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の冷却液充てん装置。
  3. 【請求項3】 前記流体通過路に冷却系内部における空
    気圧を表示する圧力計が配置されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の冷却液充てん装置。
  4. 【請求項4】 前記通路切り換え部が充てん装置本体に
    取り付けた切り換えレバーの切り換え操作によって開閉
    するようにしたことを特徴とする請求項2記載の冷却液
    充てん装置。
  5. 【請求項5】 冷却系内部を負圧状態とし、その上で前
    記冷却系内部に冷却液を充てんする冷却液充てん装置で
    あって、充てん装置本体と、充てん装置本体の下面に取
    着されて前記冷却系の注入口に圧挿される接続プラグと
    を備え、前記充てん装置本体に、外部からのエアーが通
    過するノズルオリフィスを付設するとともに、前記エア
    ーの通過に伴って生じた吸引力で冷却系内部から吸引さ
    れたエアーが前記外部からのエアーとともに外部へ放出
    される流体通過路を前記充てん装置本体の一部に備え、 さらに前記充てん装置本体には、外部からの冷却液が通
    過して前記注入口へと至る冷却液供給路と、前記冷却液
    供給路と流体通過路とを切り換える通路切り換 え部とを
    備え、 前記通路切り換え部が前記冷却液供給路内に出入りして
    同供給路を開閉する第1ピストンと前記流体通過路内に
    出入りして同通過路を開閉する通過路連通窓を有する第
    2ピストンとからなり、 これら第1ピストン及び第2ピ
    ストンが、同第1ピストン及び第2ピストン端部に取り
    付けた切り換えレバーの切り換え操作によって供給路内
    または通過路内に出入りするように構成したことを特徴
    とする冷却液充てん装置。
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