JPS60205890A - ビデオカセツトレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、カセットテープを挿入口に挿入するだけで
該カセットテープを自動的にデツキに装填し得る機構を
有するゼデオカセットレコーダに関し、特に装填された
カセットテープの走行状態や残量を外部から確認するこ
とのできるビデオカセットレコーダに関する。

〔従来技術〕

この種の機構を備えたビデオカセットレコーダにおいて
、装填されたカセットテープの走行状態や残量を確認す
る手段として、従来、テープの回転数等を検出しこれを
電気信号に変換して薮値や時間として表示する間接的な
方法と、第°１図に示すように直接テープを目視する簡
易な方法とがあった。第１図について説明すると、ビデ
オカセットレコーダ筐体１の前面には、カセットテープ
２を挿入するための挿入口８が形成されている。また、
この挿入口８を塞ぐように開閉蓋４が開閉可能に取付け
られる。そして、カセットテープ２を挿入口８に挿入す
ると開閉蓋４が矢印Ａで示す方向に回動し、カセットテ
ープ２は図中破線で示す経路で進み、デツキ（メカデツ
キ）５に固定されたカセット自動装填装置６によって所
定の走行位置に装填される。なお、挿入口８の内側下面
には、カセットテープ２の挿入を円滑に行なうためのガ
イド部材７が配置されている。また、ビデオカセットレ
コーダ筐体１の天壁には開口８が形成され、この開口８
に透視パネル９が取付られる。、したがって、外光は図
中矢印Ｂで示すように透視パネル９を通過してカセット
テープ２の上面を照射する。

こうして、カセットテープ２の走行状態や残量は、透視
パネル９を通して外部から直視される。

このような従来の方法において、まず電気信号を使った
間接的な方法は、複雑な回路および電気部品等を必要と
し、極めてコストが高くなるという欠点がある。さらに
、カセットテープを直接目視することができないので不
安感を持つという欠点もある。次に、第１図に示された
方法によれば、カセットテープを直接目視することがで
き、しかも安価に構成できるという長所がある。しかし
その反面、筐体１の天壁に設けられた透視パネル９から
カセットテープ２を見下ろす構成であるので、たとえば
第２図に示すようにビデオカセットレコーダ１をテレビ
台１０に収納して使う場合や、または第８図に示すよう
にビデオカセットレコーダ筐体１の上面上にテレビ１１
を載せて使用する場合には、カセットテープ２を目視す
ることができない。しかも、透視パネル９からカセット
テープ２までの距離が大きいので、比較的明るい！境で
ないとカセットテープ２をよく見ることができないとい
う欠点がある。

〔発明の概要〕

この発明は、上述された欠点を解消するためになされた
ものであり、その主たる目的は、ビデオカセットレコー
ダの前面側からカセットテープの走行状態や残量を確認
することができ、しかもたとえ周囲の環境が暗くても支
障なく確認すること　。

のできるビデオカセットレコーダを提供することである
。

この発明は、デツキに装填されたカセットテープの上面
を照射する光源と、この光源によって照明されたカセッ
トテープの像を反射する第１の鏡面部材と、この第１の
鏡面部材によって反射されたカセットテープの像を反射
する第２の鏡面部材と、この第２の鏡面部材によって反
射されたカセットテープの像を外部から透視し得るよう
に構成されている開閉蓋と、を備えたビデオカセットレ
コーダである。

この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は、図
面を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかと
なろう。

〔発明の実施例〕

第４図は、この発明の一実施例を概略的に示す側面断面
図であり、第５図はその斜視図である。

第６図では、便宜上ビデオカセットレコーダ筐体の図示
を省略している。なお、図中第１図〜第８図で用いられ
たのと同一の番号は全く同一のものを示しているので、
その説明を省略する。

図において、この発明にしたがったビデオカセットレコ
ーダは、光源１２と、第１の鏡面部材１８と、第２の鏡
面部材１４と、開閉蓋１６とを備える。光源１２は、デ
ツキ５に装填されたカセットテープ２の上面を照射する
ものであり、この実施例では２個の光源１２が用いられ
ている。

第１の鏡面部材１８は、デツキ５に装填されたカセット
テープ２の上面側に配置される。具体的には、カセット
自動装填装置６の大部に装架されている。この第１の鏡
面部材１８は、光源１２によって照明されたカセットテ
ープ２の像を第２の鏡面部材１４に向けて反射する。こ
こで、第２の鏡面部材１８は開閉蓋Ｑｆ９の両端に設け
た支軸１５ａを第２の鏡面部材１５ａを第２の鏡面部材
１４における両端のフランジ部１４ａに設けた軸穴１４
ｂに嵌入させて回動可能となるように構成されており、
開閉蓋１６が閉成されている時は第６図に示すように、
常に第２の鏡面部材１４が開閉蓋１５に対し所定の角度
θに維持されるようバネ部材１６を片側の支軸１５ａに
装着している。また、カセットテープ２を挿入する際は
、第７図に示すように開閉蓋１５が回動してカセット自
動装填装置６に当接されることになる。この第２の鏡面
部材１４は第１の鏡面部材１８によって反射されたカセ
ットテープ２の像を挿入口８の外部へ向けて反射する。

挿入口８に開閉可能に取付けられる開閉蓋１５は、第２
の鏡面部材１４によって反射されたカセットテープ２の
像を外部から透視し得るように構成されている。たとえ
ば、この開閉蓋１５は、透視可能部材から作られる。

上述のように構成されたビデオカセットレコーダによれ
ば、第１の鏡面部材１８および第２の鏡面部材１４によ
って反射されたカセットテープ２の像を開閉蓋１５を通
して外部から眺めることができる。

また、第８図に示すように開閉蓋１５の表面あるいは裏
面の一部に不透明印刷１７等を施こすことによってビデ
オカセットレコーダの内部構造を見えないようにするこ
とが可能となる。なお、２枚の鏡面部材１８および１４
を使用しているので、カセットテープ２の上面上に付さ
れた表示文字などを反転のない正しい像として見ること
ができる。

第９図は、この発明の他の実施例を概略的に示す側面断
面図である。この実施例では、ビデオカセットレコーダ
筐体１の天壁に採光窓とのぞき窓の目的を果たす透視パ
ネル１８を設けることによって、外光がこの透視パネル
１８を通過してデツキ５に装填されたカセットテープ２
の上面を照射し得るようにしている。このような構造と
すれば、環境に応じて外光と光源１２とを使い分けるこ
とができ経済的である。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、適当な位置関係を保
って配置される２枚の鏡面部材と透視可能な開閉蓋とを
用いているので、ビデオカセットレコーダの前面側から
カセットテープの走行状態や残量を確認することができ
る。したがって、たとえばビデオカセットレコーダをテ
レビ台に収納したとしてもあるいはビデオカセットレコ
ーダの上面上にテレビを設置したとしても、何の支障も
なくカセットテープの状態を確認することができる。ま
た、ビデオカセットレコーダの前方から水平に眺める形
で透視するため、比較的離れた位置からカセットテープ
の状態を確認することができる。

才だ、この発明は、可動部などを必要とせずに比較的簡
単に構成されることができるので、コスト的に有利であ
る。

さらに、カセットテープの上面を照射するための光源を
内蔵しているので、たとえ周囲の環境が暗くても十分に
カセットテープの状態を確認することができる。また、
２枚の鏡面部材を用いてカセットテープの像を反射する
ものであるので、正常な像を目視することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のビデオカセットレコーダを概略的に示
す側面断面図、第２図は、第１図のビデオカセットレコ
ーダがテレビ台に収納されている状態を示す斜視図、第
８図は、第１図のビデオカセットレコーダの上面上にテ
レビが設置されている状態を示す図、第４図は、この発
明の一実施例を概略的に示す側面断面図、第５図は、第
４図のビデオカセットレコーダを示す斜視図、第６図、
第７図は、第５図における要部構成を示す概要図、第８
図、第９図はこの発明の他の実施例を示す概要図である
。 図において、１はビデオカセットレコーダ筐体、２はカ
セットテープ、８は挿入口、５はデツキ、１２は光源、
１８は第１の鏡面部材、１４は第２の鏡面部材、１６は
開閉蓋、１６はバネ部材、１７は視野遮蔽手段を示す。 代理人　大岩増雄 第１図 第２図 第５図 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセットテープを挿入口に挿入するだけで該カセ
   ットテープを自動的にデツキに装填し得る機構を有する
   ビデオカセットレコーダであって、前記デツキに装填さ
   れたカセットテープの上面を照射する光源と、 前記デツキに装填されたカセットテープの上面側に配置
   され、かつ、前記光源によって照明されたカセットテー
   プの像を反射する第１の鏡面部材と、 前記挿入口に開閉可能に取付けられ、かつ透視可能に構
   成された開閉蓋と、 前記第１の鏡面部材によって反射されたカセットテープ
   の像を前記挿入口の外部へ向かって反射する第２の鏡面
   部材とを備えたことを特徴とするビデオカセットレコー
   ダ。
2. （２）ビデオカセットレコーダ筐体の天壁に透光部を設
   け、外光を光源としたことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のビデオカセットレコーダ。