JPS61105768A - ビデオカセツトレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、カセットテープを挿入口に挿入するだけで
該カセットテープを自動的にデツキに装填し、かつ回動
可能に設けられた２重挿入防止部材によってカセットテ
ープ装填後に別のカセットテープが挿入されることを防
止するようにされた機構を有するビデオカセットレコー
ダに関し、特に装填されたカセットテープの走行状態や
残量を外部から確認することのできるビデオカセツ１へ
レコーダに関する。

［従来の技術］ この種の機構を備えたビデオ力ヒツ１−レ］−ダにおい
て、装填されたカセットテープの走行状態や残量を確認
する手段として、従来、テープの回転数等を検出しこれ
を電気信号に変換して数値や時間として表示する間接的
な方法と、第２図に示すように直接テープを目視する簡
易な方法とがあった。第２図について説明すると、ビデ
オカセットレコーダ筐体１の前面には、カセットテープ
２を挿入するための挿入口３が形成されている。また、
この挿入口３を塞ぐように開閉蓋４が開閉可能に取付け
られる。そして、カセットテープ２を挿入口３に挿入す
ると開閉蓋４が矢印へで示す方向に回動し、カレン１〜
テープ２は図中破線で示す経路で進み、デツキ（メカデ
ツキ）５に固定されたカセッｌ−自１ｔ＋装ＶＩ装置６
によって所定の走行位＠　ｌ：　Ｈｌ１ｙ（される。な
お、挿入口３の内側下面には、カセッ１−テープ２の挿
入を円滑に行なうためのガイド部材７が耐重されている
。

第３図ないし第５図には、ガイド部材７に関連した１部
成が示されている。図示するように、ガイ１部＋４７　
＆、−け、カセッｔ−デープ２の装填後にさらに別の力
ｔ？ツ１へテープが挿入されることを防止するｌ：めの
２重挿入防止部材８が装着されている。

２重挿入防止部材８は、そのほぼ中央部分にシャツＩ・
１０を有している。このシャフト１０は、ガイド部材７
と、このがイド部材７の下面に配置される支持板９との
間に回転可能に挾持される。また、シＶフト１０のまわ
りにはねじりばね１１が配置され、これにより２重挿入
防止部材８を常に図において時計方向へ回動させるよう
に付勢している。そして、カセットテープ２が装填され
ていない状態では、第４図に示すように、ねじりばね１
１の働きによって２重挿入防止部材８はばば水平に保持
され、一方、カセットテープ２がｉｉ＊された状態では
、第５図に示すように、カセットテープ２の垂下によっ
て２重挿入防止部材８は図において反時計方向へ回動し
ほぼ垂直に保持される。

したがって、第５図に示す状態では、別のカセットテー
プ２−の挿入を阻止することができる。

再び第２図を参照して、ビデオ力セツ１〜レコーダ筺体
１の天壁には開口１２が形成され、この開口１２に透視
パネル１３が取付けられる。したがって、外光は図中矢
印Ｂで示すように透視パネル１３を通過してカセットテ
ープ２の上面を照射する。こうして、カセットテープ２
の走行状態や残量は、ｉｉパネル１３を通して外部から
直視される。

このような従来方法において、まず電気信号を使った間
接的な方法は、複雑な回路および電気部品等を必要とし
、極めてコストが高くなるという欠点がある。さらに、
カセットテープを直接目視することができないので不安
感を持つという欠点もある。次に、第２図に示された方
法によれば、カセットテープを直接目視することができ
、しかも安価に構成できるという長所がある。しかしそ
の反面、筺体１の天壁に設けられた透視パネル１３から
カセットテープ２を見下ろす構成であるので、たとえば
第６図に示すようにビデオカセットレコーダ１をテレビ
台１４に収納して使う場合や、または第７図に示すよう
にビデオカセットレコーダ筺体１の上面上にテレビ１５
を載せて使用する場合には、カセットテープ２を目視す
ることができない。しかも、透視パネル１３からカセッ
トテープ２までの距離が大きいので、比較的明るい環境
でないとカセットテープ２をよく見ることができないと
いう欠点がある。

［発明が解決しようとする問題点］ この発明は、上述された欠点を解消するためになされた
ものであり、その主たる目的は、ビデオカセットレコー
ダの前面側からカセットテープの走行状態や残量を確認
することができ、しかもたとえ周囲の環境が暗くても支
障なく確認することの１できるビデオカセットレコーダ
を提供することである。

Ｅ問題点を解決するための手段］ この発明は、デツキに装填されたカセットテープの上面
を照射する光源と、この光源によって照明されたカセッ
トテープの像を反射する第１の鏡面部材と、挿入口に開
閉可能に取付けられかつ透視可能に構成された開閉蓋と
、回動可能に設けられかつ第１の鏡面部材によって反射
されたカセットテープの像を反射する第２の鏡面部材と
、を備えたビデオカセットレコーダである。第２の鏡面
部材は、２重挿入防止部材の回動に応じて回動する。そ
して、カセットテープがデツキに装填されていないとき
には、第２の鏡面部材は、挿入口におけるカセットテー
プの挿入方向とほぼ平行な状態で位置する。カセッ１−
テープがデツキに装填されているときには、第２の鏡面
部材は、カセットテープの挿入方向に対して所定角度で
傾斜した状態となり、それによって第２の鏡面部材によ
って反射されたカセットテープの像が開閉蓋を通して外
部から透視され得る。

好ましい実施例では、ビデオカセットレコーダの筐体の
天壁に窓が設けられる。したがって、外光は、この窓を
通過してデツキに装填されたカセットテープの上面を照
射し得る。

［実施例１ 第１図は、この発明の一実施例を概略的に示す側面断面
図であり、第８図はその斜視図である。

第８図では、便宜上ビデオカセットレコーダ筐体の図示
を省略している。なお、図中第２図〜第７図で用いられ
たのと同一の番号は全く同一のものを示しているので、
その説明を省略する。

図において、この発明に従ったビデオカセットレコーダ
は、光源１６と、第１の鏡面部材１７と、第２の鏡面部
材１８と、開閉蓋１９とを備える。

光源１６は、デツキ５に装填されたカセットテープ２の
上面を照射するものであり、この実施例では２個の光源
１６が用いられている。

第１の鏡面部材１７は、デツキ５に装填されたカセット
テープ２の上面側に配置される。具体的には、カセット
自動装填装置６の大部に装架されている。この第１の鏡
面部材１７は、光源１６によって照明されたカセットテ
ープ２の像を第２の鏡面部材１８に向けて反射する。

第９図を参照して、第２の鏡面部材１８は、その両端に
支軸１８ａを有している。この支軸１８ａは、ガイド部
材７の両端部に設けられた軸穴７ｂに歳入されかつ回転
可能に支持される。また、第２の鏡面部材１８は、支軸
１８ａ上に装着されたねじりばね２０によって、常に図
において時計方向へ回動するように付勢されている。ガ
イド部材７には、第３図を用いて説明した従来のビデオ
カセットレコーダと同様、２重挿入防止部材８が回動可
能に設けられている。したがって、カセットテープ２が
装填されていない状態では、第１０図に示すように、第
２の鏡面部材１８は、２重挿入防止部材８の先端にある
嘴状係止部８ａに押圧されてほぼ水平状態、すなわち挿
入口３にお４Ｊるカセットテープ２の挿入方向とほぼ平
行な状態で一〇− 維持される。次に、カセットテープ２が装填されると、
第１１図に示すように、２重挿入防止部材８が回動し、
嘴状係止部８ａがθ、なる角度で雑持される。それに応
じて、第２の鏡面部材１８は、ねじりばね２０の働きに
よって、図において時計方向すなわち図中矢印Ｃで示す
方向に回動する。

そして、ｊｉｉｌ柊的に、第２の鏡面部材１８の先端が
２１１挿入防止部材８の嘴状係止部８ａに当接１してそ
の回動が停止される。したがって、第２の鏡面部材１８
は、θ２なる角度で保持され、これにより第１の鏡面部
材１７によって反射されたカセットテープ２の像を挿入
口３の外部へ向けて反射する。

挿入口３に開閉可能に取付けられる開閉蓋１９は、第２
の鏡面部材１８によって反射されたカセットテープ２の
像を外部から透視し得るように構成されている。たとえ
ば、この開閉Ｍ１９は、透視可能部材から作られる。

上述のように構成されたビデオカセットレコーダによれ
ば、第１の鏡面部材１７および第２の鏡ＷＪ部材１８に
よって反射されたカセッ１〜テープ２の像を開閉蓋１９
を通して外部から眺めることができる。

また、開閉蓋１９の表面あるいは裏面の適当な部分に不
透明印刷等を施すことによって、外部からはカセットテ
ープ２の像のみを見ることができ、一方ビデオカセット
レコーダの内部構造を見えないようにすることが可能と
なる。なお、２枚の鏡面部材１７および１日を使用して
いるので、カセッ１〜テープ２の上面上に付された表示
文字等を反転のない正しい像として見ることができる。

第１２図は、この発明の他の実施例を概略的に示す側面
断面図である。この実施例では、ビデオカセットレコー
ダ筺体１の天壁に採光窓とのぞき窓の目的を果たす透視
パネル２１を設けることによって、外光がこの透視パネ
ル２１を通過してデツキ５に装填されたカセットテープ
２の上面を照射し得るようにしている。このような構造
とすれば、環境に応じて外光と光［１６とを使い分ける
ことができ経済的である。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、適当な位置関係を保
って配置される２枚の鏡面部材と透視可能な開閉蓋とを
用いているので、ビデオカセットレコーダの前面側から
カセットテープの走行状態な残量を確認することができ
る。したがって、たとえばビデオカセットレコーダをテ
レビ台に収納したとしても、あるいはビデオカセットレ
コーダの上面上にテレビを設置したとしても、何の支障
もなくカセットテープの状態を確認することができる。

また、ビデオカセットレコーダの前方から略水平に眺め
る形で透視するため、比較的離れた位置からカセットテ
ープの状態を確認することができる。

また、この発明は、カセットテープの２重挿入防止部材
を利用することによって第２の鏡面部材の反射角度を規
υ」している。したがって、第２の鏡面部材の反射角度
を変えるのに複雑な機構または構造を必要とせず、コス
ト的に有利である。しかも、カセットテープが装填され
ていないときには、第２の鏡面部材は挿入口におけるカ
セットテープの挿入方向とほぼ平行な状態となっており
、そのため鏡面を介して内部構造が前方から見えるのを
防止することができる。

さらに、カセットテープの上面を照射するための光源を
内蔵しているので、たとえ周囲の環境が暗くても十分に
カセットテープの状態を確認することができる。また、
２枚の鏡面部材を用いてカセットテープの像を反射する
ものであるので、反転のない正しい像を目視することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を概略的に示す側面断面
図である。第２図は、従来のビデオ力セッ：・レコーダ
を概略的に示す側面断面図である。 第３図は、第２図に示されているガイド部材７に関連し
た構成を示す斜視図である。第４図は、第２図に示され
ているガイド部材７に関連した構成を示す側面断面図で
ある。第５図は、第４図に示す状態から、カセットテー
プ２が装填された後の状態を示す図である。第６図は、
第２図のビデオカセットレコーダがテレビ台１４内に収
納されている状態を示す斜視図である。第７図は、第２
図のビデオカセットレコーダの上面上にテレビ１５が設
置されている状態を示す斜視図である。第８図は、第１
図に示されたビデオカセットレコーダの蟹部を示す斜視
図である。第９図は、第１図および第８図に示されてい
るガイド部材７および第２の鏡面部材１８に関連した構
成を示す斜視図である。第１０図は、第１図および第８
図に示されでいるガイド部材７および第２の鏡面部材１
８に関連した構成を示す側面断面図である。第１１図は
、第１０図に示す状態から、カセットテープ２が装填さ
れた後の状態を示す図である。第１２図は、この発明の
他の実施例を概略的に示す側面断面図である。 図において、１はビデオカセットレコーダ筐体、２はカ
セットテープ、３は挿入口、５はデツキ、８は２重挿入
防止部材、１６は光源、１７は第１の鏡面部材、１８は
第２の鏡面部材、１９は開閉蓋を示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代　　理　　人　　　　　大　　岩　　増　　雄第５図 婚６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセットテープを挿入口に挿入するだけで該カセ
   ットテープを自動的にデッキに装填し、かつ回動可能に
   設けられた２重挿入防止部材によってカセットテープ装
   填後に別のカセットテープが挿入されることを防止する
   ようにされた機構を有するビデオカセットレコーダであ
   って、 前記デッキに装填されたカセットテープの上面を照射す
   る光源と、 前記デッキに装填されたカセットテープの上面側に配置
   され、かつ、前記光源によって照明されたカセットテー
   プの像を反射する第１の鏡面部材と、 前記挿入口に開閉可能に取付けられ、かつ透視可能に構
   成された開閉蓋と、 回動可能に設けられ、前記第１の鏡面部材によって反射
   されたカセットテープの像を反射する第２の鏡面部材と
   、を備え、 前記第２の鏡面部材は、前記２重挿入防止部材の回動に
   応じて回動し、カセットテープが前記デッキに装填され
   ていないときには前記第２の鏡面部材は前記挿入口にお
   けるカセットテープの挿入方向とほぼ平行な状態で位置
   し、カセットテープが前記デッキに装填されているとき
   には前記第１の鏡面部材は前記カセットテープの挿入方
   向に対して所定角度で傾斜した状態となり、それによっ
   て前記第２の鏡面部材によって反射されたカセットテー
   プの像が前記開閉蓋を通して外部から透視され得るよう
   にされた、ビデオカセットレコーダ。
2. （２）前記ビデオカセットレコーダの筐体の天壁に窓を
   設け、それによって外光が前記窓を通過して前記デッキ
   に装填されたカセットテープの上面を照射し得るように
   した、特許請求の範囲第１項に記載のビデオカセットレ
   コーダ。