JPS6020476A - 二次電池 - Google Patents

二次電池

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Publication number
JPS6020476A
JPS6020476A JP58126097A JP12609783A JPS6020476A JP S6020476 A JPS6020476 A JP S6020476A JP 58126097 A JP58126097 A JP 58126097A JP 12609783 A JP12609783 A JP 12609783A JP S6020476 A JPS6020476 A JP S6020476A
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JP
Japan
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polymer compound
secondary battery
acetylene
battery
electrolyte
Prior art date
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Pending
Application number
JP58126097A
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English (en)
Inventor
Masao Kobayashi
小林 征男
Hidenori Nakamura
英則 中村
Riichi Shishikura
利一 獅々倉
Hiroshi Konuma
博 小沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6020476A publication Critical patent/JPS6020476A/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主鎖に共役二重結合を有する高分子化合物また
は該高分子化合物にドーパントをドープして得られる電
導性高分子化合物を少なくとも一つの電極に用い、電解
液の有機溶媒として芳香族二) IJル系化合物を用い
た二次電池において隔膜としてガラス繊維布を用いたこ
とを特徴とする、性能の良好な二次電池に関する。
遷移金属化合物と有機金属化合物とからなる、いわゆる
チーグラー・ナツタ触媒を用いてアセチレンを重合して
得られるアセチレン高重合体は、その電気伝導度が半導
体領域にあることより、電気・電子素子として有用な有
機半導体材料であることはすでに知られている。
アセチレン高重合体の実用的成形品を製造する方法とし
ては、 (イ)粉末状アセチレン高重合体を加圧成形する方法、
および (ロ)特殊な重合条件下で重合と同時に膜状に成形して
、繊維状微結晶(フィブリル)構造を有し、かつ機械的
強度の大きい膜状アセチレン高重合体を得る方法(特公
昭48−32581号)、 が知られていた。
上記(イ)の方法で得られる粉末状アセチレン高重合体
成形品をBF3、BCj?3. HCj?、C12、S
O2、NO2、HCN、02、NO等の電子受容性化合
物(アクセプター)で化学的に処理すると電気伝導度が
最高3桁上昇し、逆にアンモニアやメチルアミンのよう
な電子供与性化合物(ドナー〕で処理すると電気伝導度
が最高4桁低下ず乙こともすでに知ら才]1ている。
また、(ロ)の方法で得られる膜状アセチレン高重合体
に、I、、C12、Br2、IC/’、IBr、AsF
、、Sb F=:、 、P Fo等の如き電子受容性化
合物また1JNa。
l(、Liの如き電子供与性化合物を化学的に1・゛−
プすることによってアセチレン高重合体の電気伝導度を
10〜10Ω・m の広い範囲にわたって自由にコント
ロールできることもすてた知られている。
このドーグされた膜状アセチレン高重合体を一次電池の
正極の材料として使用するという考えもすでに提案され
ている。
一方、前記の化学的にドーピングする手法以外に、電気
化学的VCCI04′−1P F6 、 A s F6
 、 A s F4、CF35Oマ、B所等の如きアニ
オンおよびRへNCR’:アルキル基〕の如きカチオン
をアセチレン高重合体にドープしてp型おJ:びn型の
電導性アセチレン高重合体を製造する方法もすでに開発
されている。そし、て、(ロ)の方法で得られる膜状ア
セチレン高重合体を用いて電気化学的ドーピングを利用
した再充電可能な電池が報告されている。この電池は(
ロ)の方法で得られる、例えば0.1 rnmの厚さの
アセチレン高重合体フィルム二枚をそれぞれ正・負の電
極とし、ヨウ化リチウムを含むテトラノ1イドロフラン
溶液にこれを浸して9Vの直流電源につなぐとヨウ化リ
チウムがm気分解され、正極のアセチレン高重合体フィ
ルムはヨウ素でドープされ、負極のアセチレン高重合体
フィル冒Jリチウムでドープされる。この電解ドーピン
グが充電過程に相当することになる。ドープされた二つ
の電4i11c負荷をつなげばリチウムイメンとヨウ素
イオンが反応して電力が取り出せる。この場合、開放端
電圧(VO[りは28v、短絡1■流密度は5mVor
Fであり、電解液に過塩素酸リチウムのテトラノ・イド
ロフラン溶液を使用した場合、開放端電圧は25v、短
絡電流密度は約3m少物11であった。
この電池は、電極として軽量化および小型化が容易なア
セチレン高重合体をその電極材料とじて用いているので
、高エネルギー密度を有する軽量化、小型化が容易でか
つ安価な電池として注目を集めている。しかしながら、
これら既知の文献で電解液の有機溶媒としで用いられて
し)るプロピレンツ 定電位範囲が比較的狭いため,電池の充電や放電時に分
解や重合を起して電池のエネルギー密度、充・放電効率
、放電時の′市川下jti性及び充・族7往サイクル数
を低下させ、また、電池の自己放電率を高めるという欠
点を有しており、当該業者の間ではより安定電位範囲の
広い有機溶媒を川l/また11子量化、小型化が容易で
かつ安価な電池の確立カー要望されていた。
本発明者冶の一部は、1−記の点に鑑みて安定電位範囲
の広い有機溶媒について種ノ〈検討した結果、電解液の
イイ機溶媒として芳香族ニトリル系化合物が有効である
ことを見出し、すでに提案した。(特り頭昭58ー77
510号)。
しかし、芳香族ニトリル系化合物を有機溶媒として用い
た電解液の電気伝導度はかならずしも充分満足すべきも
のではなく、従来、公知の文献で用いられているポリプ
ロピレンの不織布や焼結ガラス等を隔膜として、1mA
/’CTrF以上の電流密度で充・放電を行なった場合
、充電時に大きな過電圧がかかつて充電時の電池電圧が
芳香族二) IJル系化合物の安定電位範囲を越えてし
まい、充分なサイクル数が得られないという欠点があっ
た。また、この電池は系内の水分、酸素及びその他の微
量の反応性不純物により容易に電池の性能が低下すると
いう性質を有しているため、電池系内から極力これらの
反応性不純物を取り除いておくことが必要であるが、ポ
リプロピレン不織布や*’/=結ガラメガラス膜から反
応性不純物を除去することは必ずしも容易ではなかった
しかるに、本発明者等は、さらに研究を重ねた結果、上
記二次電池の隔膜としてカラス繊維布を用いることKJ
:つて性能の良好な二次電池が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
即ち、本発明iJ主鎖洗共役二重結合を有する高分子化
合物または該高分子化合物にドーパントをトープして得
られるXUL導性高分子化合物を少なくとも一つの電極
に用い、電解液の有機溶媒として芳香族二) IJル系
化合物を用いた二次電池において、隔膜としてカラス繊
維布を用いたことをq、テ徴とする二次電池に関するも
のである。
本発明の二次電池は、従来公知のプロピレン不織布や焼
flJiカラス等を隔膜として用いた二次電池に比較し
て充電時の過電圧が低く、サイクル寿命が良好であると
いう利点を有する。
本発明で用いらねる主鎖に共役二重結合を有する高分子
化合物の具体例としては、アセチレンブラック(ポリア
セチレン〕、ポリパラフレニレン、ボリメタフ堂ニレン
、ポリ(2,5−チェニレン)、ポリピロール、ポリイ
ミド、ポリフェニルアセチレン、ポリアクリルニトリル
の熱分解物等をあげることができるが必ずしもこれ等に
限定されるものではなく、主鎖に共役二重結合を有する
高分子化合物であればよい。上記の高分子化合物のうち
でも好ましいものとしては、アセチレン高重合体、ポリ
ノぐラフェニl/ン、ポリ<2.5−fエニレン〕、ポ
リピロ一ルをあげることができ、特に好ましいものとし
てはアセチレン高重合体ヲあげることができる。
本発明で好ましく用いられるアセチレン高重合体の製造
方法は特に制限はなく、いずれの方法でも用いられるが
、その具体例としては特公昭48−32581号、特公
昭−56−45365号、特開昭55−1294.04
号、同55−128419号、同55−142012号
、同5(i−10428号、同56− ]、 3313
3号、Trans 。
Farady Soc、、 64 、823 (196
8) 、 J 、 PolymerSci、、A−1,
7,3419(1969)、Makromol。
Chem、、RapidCommu、、 1,621(
1980)、J。
Chem、Phys 、、 69 (1) 、 ] ]
06 (1978) 。
5ynthetic Metals 、 4.81(1
981) 等の方法をあげることができる。
本発明においては、主鎖に共役二重結合を有する高分子
化合物にグラファイト、カーボンブラック、アセチレン
ブラック、金属粉および炭素繊維等のごとき導電材料を
混合してもよく、また集電体として金属網等を入れるこ
とも一向に差し支えない。
本発明では主鎖に共役二重結合を有する高分子化合物ば
かりでなく該高分子化合物にドーパントをドープして得
られる電導性高分子化合物も電極として用いることがで
きる。
主鎖に共役二重結合を有する高分子化合物(以下、共役
高分子化合物と略称する〕へのドーパントのドーピング
方法は、化学的ドーピングおよび電気化学的ドーピング
のいずれの方法を採用しても」二い。
本発明において前記共役高分子化合物に化学的にドーピ
ングする1・−バントとしては、従来知られている種々
の電子受容性化合物および電子供与性化合物、即ち、(
l]ヨウ素、臭素およびヨウ化臭素の如きハロゲン、(
II)五フフ化ヒ素、五フッ化7ンチモン、四フッ化ケ
イ素、五塩化リン、五フフ化リン、塩化アルミニウム、
臭化アルミニウムおよびフッ化アルミニウムの如き金属
ハロゲン化物、(In+硫酸、硝酸、フルオロ硫酸、ト
リフルオロメタン硫酸およびクロロ硫酸の如きプロトン
酸、GV)三酸化イオウ、二酸化窒素、ジフルオロスル
ボニルパーオキシドの如き酸化剤、(V)AgC/FO
4、(VDテI−ラシアノエチレン、テトラシアノキノ
ジメタン、フロラニール、2.3−ジクロル−5,6−
ジシアツパラベンゾキノン、2,3−ジブロム−5゜6
−ジシアツバラヘンゾキノン等をあげることができる。
一方、共役高分子化合物に電気化学的にドーピングする
ドーパントとしては、(1)PF6′、sbF、、−1
AsF6.5bCI!6の如きVa族の元素のハロゲン
化物アニオン、BF、の如きNa族の元素のハロゲン化
物アニオン、I (I;” )、Br、C1の如きハロ
ゲンアニオン、clo4の如き過塩素酸アニオンなどの
陰イオン・ドーパント(いずれもp型室導性共役高分子
化合物を与えるドーパントとして有効)および(tf)
 Li、 Na、 K の如きアルカリ金属イオン、R
,N(R:炭素数1〜2oの炭化水素基)の如き4級ア
ンモニウムイオンなどの陽イオン・ドーパント(いずれ
もn型電導性共役高分子化合物を与えるドーパントとし
て有効〕等をあげることができるが、必ずしもこれ等に
限定されるものではない。
−上述の陰イオン・ドーパントおよび陽イオン・ドーパ
ントを与える化合物の具体例としては、LiPF、、L
ISbFo%L+AsF6.LiC/?04 、NaI
NaPF6 、NaSbF6 、NaAsF6 、Na
Cj!04 、KI、KP F6 、 KS b F6
 、 KAs F6 、 KCeo4 、 C(n−B
u )、+:] ・ (A、sF6 >、C(n−Bu
 )4 ]” ・ (PF6)又((n−Eu)4Nl
 ・ Cj’04、LiAeC/?4、LiBF4をあ
げることができるが必ずしもこれブく限定されるもので
はない。これらのドーパントは一種力1、または二種類
以上を混合して使用してもよい。
前記以外の陰イオン・ドーパントとしてはHF2アニオ
ンであり、また、前記以外の陽イオン・ドルパントとし
ては次式(1)で表わされるピリリウムまたはピリジニ
ウム・カチオン: (R″)n (式中、Xは酸素原子または窒素原子、R′は水素原子
または炭素数が1〜15のアルキル基、炭素数 6〜1
5のアリール(aryl )基、R“はハロゲン原子ま
たは炭素数が1〜10のアルキル基、炭素数が6〜15
のアリール(aryl)基、mはXが酸素原子のときO
であり、Xが窒素原子のときlである。nはOまたは1
〜5である。)または次式(11)もしくは(1)で表
わされるカルボニウム・カチオン: および R−−c (m ) 1 〔上式中、R1、R2,R3は水素原子(R’、R2、
R3は同時に水素原子であることはない)、炭素数1〜
15のアルキル基、アリル(al lyl ) fA、
炭素数6〜15のアリール(aryl)基または−OR
’基、但しR5は炭素数が1〜10のアルキル基または
炭素数6〜15のアリール(aryl)基を示し、R4
は水素原子、炭素数が1〜15のアルキル基、炭素数6
〜15のアリール基である。〕 である。 上述のHF2アニオンならびに式(11で表
わされるピリリウム・カチオンもしくはピリジニウム・
カチオンおよび式(jl)もしくは(脂で表わされるカ
ルボニウム・カチオンは、共役高分子化合物に多量にド
ープすることができ、従って、得られる電池は放電容量
が大きく高エネルギー密度のものとなる。
用いられるHFファニオンは通常、下記の一般弐〇V)
、(■または(VD : 桓N −HF2(IV) M −HF“2(■) R” (R″′)n 〔但し、上式中π、R“は水素原子または炭素数が1〜
15のアルキル基、炭素数6〜15のアリール(ary
l )基、R7は炭素数が1〜10のアルキル基、炭素
数6〜15のアリール(aryl)基、Xは酸素原子ま
たは窒素原子、nは0または5以下の正の整数である。
Mはアルカリ金属である〕で表わされる化合物(フッ化
水素塩)を支持電解質として用いて適当な有機溶媒に溶
解することによって得られる。上式(IV)、(■およ
び(Vl)で表わされる化合物の具体例としてはH4H
・HF2、B ur:、 N’ HF2、Na−HF2
、K−HF2、Ll・HF2および上記式(I)で表わ
されるピリリウムもしくはピリジニウムカチオンは式(
1)で表わされるカチオンとノとの塩を支持電解質とし
て用いて適当な有機溶媒に溶解することによって得られ
る。そのような塩の具体例としては 1■ 等をあげることができる。
上記式(It)または(」で表わされるカルボニウム・
カチオンの具体例としては(c61i、)3C1(CH
3)3にれらのカルボニウムカチオンは、それらと陰イ
オンの塩(カルボニウム塩〕を支持電解質として適当な
有機溶媒に溶解することによって得られる。ここで用い
られる陰イオンの代表例としては、けることができ、ま
た、カルボニウム塩の具体例としては、例えば(C6H
,)3C−BF、、(CH3)3 C・BF4、HCO
−Aj?Cj’、、HCO・BF4、C6H5C0・5
nCI!。
等をあげることができる。
ドープ量は電解の際に流れた電気量を測定することによ
って自由に制御することができる。一定電流下でも一定
電圧下でもまた電流および電圧の変化する条件下のいず
れの方法でドーピングを行なってもよい。ドーピングの
際の電流値、電圧値およびドーピング時間等は、用いる
共役高分子化合物の種類、嵩さ密度、面積、ドーパント
の種類、電解液の種類、要求される電気伝導度によって
異なるので一概に規定することはできない。
本発明の二次電池において、電解液の有機溶媒として用
いられる芳香族ニトリル系化合物は、下記の一般式 (1) 〔式中、R1は−(CH2)x−CN、−o−(CH2
)y−CNまたは 5以下のアルキル基、x、yおよび2は0または5以下
の正の整数)、R2は炭素数が5以下のアルキル基また
はアルコキシ基、mは3以下の正の整数、nはOまたは
3以下の正の整数である。〕で表わされるものであり、
その具体例としては、ベンゾニトリル、フタロジニトリ
ル、o−トルニトリル、p−トルニトリル、m−トルニ
トリノペp−メトキシフエニルア七トニトリル、0−メ
トキシフェニルアセトニトリル、m−メトキシフェニル
アセトニトリル、3,4−ジメトキシベンゾアセトニト
リル、N−(2−シアノエチル)−N−メチルアニリン
、N−エチル−N−〔2−シアノエチル〕アニリン、N
−エチル−N−(2−シアノエチル)−m−)ルイジン
、N−n−プヂル−N−(2−シアノエチル)アニリン
、3−フェノキシプロピオニトリル等をあげることがで
きるが、これらに限定されるものでないことは云うまで
もない。これらのうちでも好ましい芳香族ニトリル系化
合物の具体例としてはベンゾニトリル、フタロジニトリ
ル、o−1m−1p−トルニトリルおよび”−、”−、
p−メトキシフェニルアセトニトリルをあげることがで
き、特に好ましい具体例としてはベンゾニトリルをあげ
ることができる。
これらの芳香族二) IJル梁化合物は単独でも二種J
メ上の混合溶媒として用いても一向に差し支えない。ま
た芳香族ニトリル系化合物は、他の非プロトン性有機溶
媒との混合溶媒としても使用することができる。この際
の非プロトン性有機溶媒の混合割合は、芳香族二) I
Jル系化合物の重量に対して等重量未満であることが好
ましい。
本発明て用いられる他の非プロトン性41機溶媒として
は、例えばエーテル類、/rトン類、脂肪族ニトリル類
、アミン類、アミド類、硫黄化合物、塩素化炭化水素類
、エステル類、カーボネート類、ニトロ化合物、リン酸
エステル系化合物、スルホラン系化合物等を用いること
ができるが、これらのうちでもエーテル’+Ki 、ケ
トン類、ニトリル類、塩素化炭化水素類、カーボネート
類、スルホラン系化合物が好ましい。これらの代表例と
しては、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロ
フラン、l、4−ジオキサン、アニソーノペモノグリム
、アセトニトリル、プロピオニトリル、4−メチル−2
−ペンクノン、ブチロニトリル、1゜2−ジクロロエタ
ン、r−プヂロラクトン、ジメトキシエタン、メチルフ
ォルメイト、プロピレンカーボ、r、 −+−、エチレ
ンカーボネート、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルチオホルムアミド、スルホラン、3
−メチル−スルホラン、リン酸トリメチル、リン酸トリ
エチル、等をあげることができるが、必ずしもこれらに
限定されるものではない。
本発明の二次電池において、隔膜として用いられるガラ
ス繊維布としては耐酸性のすぐれたアルカリガラスを溶
融紡糸して得られる太さが9〜22μの単繊維を多数交
すさせ、重ね合わせてシート状にしたものであり、その
空孔率は30ヂ以上で厚さは1 an以下のものが好ま
しい。
共役高分子化合物または該高分子化合物にドーパントを
ドーグして得られる電導性共役高分子化合物を二次電池
の電極の少なくとも一つとして用いる場合、電池の電解
液の支持電解質は前記の電気化学的ドーピングの際に用
いたものと同様のものが用いられ、ドーピング条件も前
記方法に準じて行なうことができる。
電イ舅としての共役高分子化合物にドープされるドルパ
ントの爪は、共役高分子化合物の繰り返し単位1モルに
対して2〜40モルφであり、好ましくは4〜30モル
係、特に好ましくは5〜20モル係である。ドープした
ドーパントの量が2モル%未満でも40モル係より多く
ても放電容量の充分大きい二次電池を得ることはできな
い。
本発明の二次電池において用いられる電解質の濃度は用
いる正極または負極の種類、充・放電条件、作動温度、
電解質の種類および有機溶媒の種類等によって異なるの
で一概に規定することはてきないが、通常は0.001
〜10モル/eの範囲である。
本発明において、共役高分子化合物または該共役高分子
化合物にドーパントをトープして得られる電導性共役高
分子化合物は、電池の(1ン正極もしくは(11)負極
またはall)正・負両極の活性物質として用いること
ができる。
本発明の二次電池の具体例としては、例えば共役高分子
化合物としてアセチレン高重合体を用いた場合、(1)
の例としては、アセチレン高重合体を(CH)xとする
と、(CH)x(正’pTt、 ) / L i CI
O。
(電解質)/Li(負極)、〔(CHJ”“”6(ce
o、>o、。6)x (正極) / LiCj’04(
電解質)/Li(負極〕、(11)の例としては、グラ
ファイト(正極)/(n。
B u4N )’−・(Cl 04 ) (電解質) 
/ (CH)x (負極〕、G11)の例としてはC(
cH)”°” (Cl 04)0.024 ) ’x(
正極) /(n−Bu、N)”・(C,/!04)−(
電解質)/((n −B u4N )”0.024 (
CH)−0°024 〕X<負極〕、〔(CH) (P
 Fa )M、o4〕x (正+X )/ (n−Bu
、N)” T(PF6)−(電解質) / C(n −
B u4.N )O,o o (CH)−” 6〕X(
負@)、C(CH) (Cj’OJo、oso″lx 
(正極〕/(n−Bu6.N)+・[Cj’04)−(
1”il解質)/[(CHJ″4,020(Cl 04
);、oz。)X (負極 ) 、((n −B u4
N J′:、02(CH)””。2〕x (正極) /
 (n−Bu、N)’ (CIO4)−(電解質) /
 C(n −B 114 N )”o、o7(cn >
−0°07〕x(負極)、C(CH)″み、。ha (
Is )’;y、oro :)X (正極) / Na
 1(電解質)/(:(CH)″”10(Na )”o
、oxo 〕x (負極)等をあげることができる。
ポリパラフェニレンの場@にけ前記の(CH)xの代り
に(C6H4)Xを、 ポリ(2,5−チェニレン)の
場合尾は(CI−I)x の代りに(C4II2S)X
を、ポリピロールの場合には(CH)xの代すに(C4
H2N)xとして前記と同じ型の二次電池として用いら
れる。
また、本発明では正、負極にそれぞれ異なった共役高分
子化合物を用いることもでき、その具体例としては(C
H)x/LiCJO4/(CaH4)xl(CH)x/
L i CI!04/(C,H2S )X、(C6H4
)x/LiC1!04/(C4H2S)X gをあげる
ことができる。
本発明の効果を最大限に発揮できる二次電池のタイプと
してはθ11)の正・負両4睨の活物質に共役高分子化
合物または電導性共役高分子化合物を用いたものをあげ
ることができる。
本発明において用いられる共役高分子化合物の一部は、
酸素によって徐々に酸化反応をうけ、電池の性能を低下
させるものもあるので、電池は密閉式にして実質的に無
酸素の状態であることが必要である。
本発明の二次電池は、高エネルギー密度を有し、充・放
電効率が高く、サイクル寿命が長く、自己放電率が小ざ
く、放電時の電圧の平担性が良好である。 また、本発
明の電池は、軽量、小型で、かつ高いエネルギー密度を
イfするからポータプル機器、電気自動車、ガソリン自
動3Jfおよび電力貯蔵用バラブリーとして最適である
以下に、実施例および比較例をあげて本発明をさらに詳
細VC説明する。
実施例 1 〔複合体の製造〕 羽根型の機械式攪拌機を備えた11・のガラス製オート
クレーブに窒素雰囲気下で、トルエン2゜Oml、テト
ラブトキシチタニウム2m1.、(59mmol )及
びlリエチルアルミニウム2mJ414.6mmo]、
)を仕込み、アセチレンガス09に9/cnz2、重合
温度−20℃で2時間攪拌しながら重合を行なった。ア
セチレンガスの導入と同時眞赤紫色で長さが約1mmの
短繊維状アセチレン高重合体が生成し始めた。
重合終了後、生成した短繊劇[状アセチレン高重合体ヲ
ガラスフィルターの上にのせ、約177のトルエン溶媒
を用いて良く洗浄して触媒除去を行なった。触媒除去を
行なった後の短繊維状アセチレン高重合体は52重爪係
のトルエンを含有していた。このトルエン含有短繊狂、
状アセチレン高重合体1 s gとカーボンブラック粉
末(電気伝導度2、 I X 10″ff’・cm−’
のもの)4gをボールミルてiJM合した。次いて、こ
の混合物を高クロム高純度フェライト系ステンレス鋼(
集電子)〔昭和電工■社製、l−81−8HO3O−2
j、膜厚50 μ7n〕のエクスパンドメタルの上に均
−匠分散し、]OOON9 / cm2の圧力でフツス
した後、真空下で脱気し正極及び負極とした。
本重合方法で得られた短繊維状アセチレン高重合体の収
量は57g1シス含量は76係、宰温での電気伝導度(
直流二端子法口;j、’ 5. ]、 X 10 Ω・
ctn てあった。また、得られた短繊維状のアセザレ
ン高重合体を走査電顕で観察したところ、アセチレン高
重合体は径が300〜400Aの繊維状微結晶〔フィブ
リル〕からなる構造を有していた。
〔雷1池実験〕 前記の方法で得られたアセチレン高重合体とカーボンブ
ラックの混合物と集電子の複合体より、所定の寸法の小
片を切り出し、それぞれ正極および負極として電池を構
成した。
図は本発明の一具体例であるボタン型電池のq″、〒性
測定用′市池セルの断面概略図であり、■はN1メッキ
を施した黄銅製容器、2は「sHOMAc 3 (+ 
−2」を集電子に持った負極、3は直径26 mmの円
形のガラス繊維マット(日本(IHi機繊糾繊維+′I
コ式会社製、膜厚1mm、空孔率60係、繊維の太さ1
9μ)隔j摸、4は直径2]mmの円形のカーボン繊維
Jニリなるフェルト、5は「sHOMAc 30−21
 を集電子に持った正極、6は311均径2μtr+の
穴を有1−ルテフロン製シー1− (住友電工製、フル
オロボアFP−200)、7は円形の断面を有するテフ
ロン製容器、8は正極固定用のテフロン製リング、9は
N1 リード線を示す。
前記正極を容器1の下部の四部に入れ、更に多孔性円形
テフロン製シート6を正極に重ねて入れた後テフロン製
リング8で締めつけて固定した。
フェルト4は容器lの」二部の四部に入れて正極と重ね
、電解液を含浸させた後、隔膜3を介して負li医2を
載置し、容器7て締めつけて電池を作成した。電解液と
しては蒸溜脱水ベンゾニ) IJルに溶解したBu41
1BF、の1モル/l溶液を用いた。
一定電流下(5,g mA/cm2) で4分間充電を
行ない(ドーピング量6モル係に相当する電気量)、充
電終了後、直ちに一定電流(5,OmA/’CT)I2
)で放電を行ない電圧が1.0Vになったところで再度
前記と同じ条件で充電を行なうという充・放電の繰り返
し試験を行なったところ、423回目で充・放電効率が
50係を下廻った。
比較例 1〜2 実施例if隔膜として用いたガラス繊維マットの代わり
に表に示す隔膜を用いた以外は実施例1と全く同様の方
法で〔電池実験〕を行ない表に示す結果を得た。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一興体例であるボタン型電池の特性測定用
電池セルの断面概略図を示した図である。 l・・・容器、2・・・負極、3・・・隔膜、4・・・
フェルト、5・・・正極、 6・・・多孔性テフロン製
シート、7・・・テフロン製容器、8・・・テフロン製
リング、9・・・Niリード線。 特許出願人 昭和電工株式会社 株式会社日立製作所 代理人 弁理士菊地精−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主鎖に共役二重結合を有する高分子化合物または該高分
    子化合物にドーパントをドープして得られる電導性高分
    子化合物を少なくとも一つの電極に用い、電解液の有機
    溶媒として芳香族二) IJル系化合物を用いた二次電
    池において、隔膜としてガラス繊維布を用いたことを特
    徴とする二次電池。
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