JPS602044Y2 - トラクタのフレ−ム構造 - Google Patents
トラクタのフレ−ム構造Info
- Publication number
- JPS602044Y2 JPS602044Y2 JP15029279U JP15029279U JPS602044Y2 JP S602044 Y2 JPS602044 Y2 JP S602044Y2 JP 15029279 U JP15029279 U JP 15029279U JP 15029279 U JP15029279 U JP 15029279U JP S602044 Y2 JPS602044 Y2 JP S602044Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- transmission case
- right frames
- wheel transmission
- frame structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、枠組構成された下部フレームと枠組構成され
た左右フレームとを一体的に固着連結して機体フレーム
を構成し、この機体フレームの前記下部フレームの後端
部で、かつ、前記左右フレーム間に車輪伝動用ケースを
配置固定しであるトラクタのフレーム構造に関する。
た左右フレームとを一体的に固着連結して機体フレーム
を構成し、この機体フレームの前記下部フレームの後端
部で、かつ、前記左右フレーム間に車輪伝動用ケースを
配置固定しであるトラクタのフレーム構造に関する。
上記フレーム式のトラクタにあっては、前記機体フレー
ムの、車輪伝動用ケース取付相当部分に、車輪からの対
地反力、トラクタ後方に連結する対地作業装置からの対
地反力やこの装置の昇降作動の反力等がかかるため、こ
の伝動用ケースの両側相当位置に、左右フレームの後端
部分を構成するとともに、その強度アップを図る枠部材
を設けるのが一般的である。
ムの、車輪伝動用ケース取付相当部分に、車輪からの対
地反力、トラクタ後方に連結する対地作業装置からの対
地反力やこの装置の昇降作動の反力等がかかるため、こ
の伝動用ケースの両側相当位置に、左右フレームの後端
部分を構成するとともに、その強度アップを図る枠部材
を設けるのが一般的である。
しかしながら、従来にあっては、この強度メンバーとし
ての枠部材が、その他の一連枠部材と同様、隣接する他
の枠部材に対し剛に連結されており、容易に取外すこと
ができない、又は難しいものであったため(フレームは
本来、外力に対して大なる耐強度を発揮させるものであ
るため、その構成枠部材を容易に取外すべく構成するこ
とは考えられていなかった)、前記車体伝動用ケースに
対する点検や補修等のメンテナンス作業の際、前記伝動
用ケース両側の枠部材が邪魔になり、作業能率の低下を
招いていた。
ての枠部材が、その他の一連枠部材と同様、隣接する他
の枠部材に対し剛に連結されており、容易に取外すこと
ができない、又は難しいものであったため(フレームは
本来、外力に対して大なる耐強度を発揮させるものであ
るため、その構成枠部材を容易に取外すべく構成するこ
とは考えられていなかった)、前記車体伝動用ケースに
対する点検や補修等のメンテナンス作業の際、前記伝動
用ケース両側の枠部材が邪魔になり、作業能率の低下を
招いていた。
本考案は、かかる実情に鑑みたもので、頭記構成におい
て、前記左右フレームのうち、前記車輪伝動用ケース両
側相当位置の枠部材を取外し可能に構成しであることを
特徴とする。
て、前記左右フレームのうち、前記車輪伝動用ケース両
側相当位置の枠部材を取外し可能に構成しであることを
特徴とする。
即ち、車輪伝動用ケースに対する点検、補修等メンテナ
ンス作業の際には、前記の枠部材をその所定の取付は位
置から取外すことで大なる作業空間を現出することがで
き、メンテナンス作業を容易にして能率良く遂行できる
のであるが、本考案のWは、フレームの強度メンバーで
ある故に従来、剛に連結しなければならないとされてい
た常識を打破し、これを取外し可能に構成することで、
メンテナンス作業の容易化を図った点にある。
ンス作業の際には、前記の枠部材をその所定の取付は位
置から取外すことで大なる作業空間を現出することがで
き、メンテナンス作業を容易にして能率良く遂行できる
のであるが、本考案のWは、フレームの強度メンバーで
ある故に従来、剛に連結しなければならないとされてい
た常識を打破し、これを取外し可能に構成することで、
メンテナンス作業の容易化を図った点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図はフレーム式トラクタを示し、機体フレーム1上に
前方から後方にかけてエンジン2、クラッチハウジング
3、前後車輪の駆動源である油圧ポンプP、P、後車輪
伝動用ケース4を装備するとともに、機体フレーム1の
前後両端近くに夫々左右一対の車輪5,5および6,6
装備するもので、7は操縦部、8は運転席、9,9は図
外対地作業装置を昇降するためのアーム、10はアーム
9,9揺動用の油圧シリンダである。
1図はフレーム式トラクタを示し、機体フレーム1上に
前方から後方にかけてエンジン2、クラッチハウジング
3、前後車輪の駆動源である油圧ポンプP、P、後車輪
伝動用ケース4を装備するとともに、機体フレーム1の
前後両端近くに夫々左右一対の車輪5,5および6,6
装備するもので、7は操縦部、8は運転席、9,9は図
外対地作業装置を昇降するためのアーム、10はアーム
9,9揺動用の油圧シリンダである。
前記機体フレーム1は、第2図、第3図のように枠組構
成された下部フレームIAと、枠組構成された左右フレ
ームIB、IBとを一体的に固着連結したもので、前記
後車輪伝動用ケース4は、下部フレームIAの後端部上
面位置に左右フレームIB、IB間に挟まれた状態で固
定されている。
成された下部フレームIAと、枠組構成された左右フレ
ームIB、IBとを一体的に固着連結したもので、前記
後車輪伝動用ケース4は、下部フレームIAの後端部上
面位置に左右フレームIB、IB間に挟まれた状態で固
定されている。
そして、左右フレームIB、IBのうち、後車輪伝動用
ケース4の上方の左右両側相当位置にある枠部材1b、
lbを、それの前端においてこの前端部に連なる他の枠
部材に対しヒンジ11,11を介して、横軸芯周りに上
下揺動自在に枢支する一方、それの後端部を、これに連
なる最後端の立上げ枠部材1b’、 1b’に対し、
ボルトやピン等の固定具12.12を介して着脱自在に
固定できるべく構成しである。
ケース4の上方の左右両側相当位置にある枠部材1b、
lbを、それの前端においてこの前端部に連なる他の枠
部材に対しヒンジ11,11を介して、横軸芯周りに上
下揺動自在に枢支する一方、それの後端部を、これに連
なる最後端の立上げ枠部材1b’、 1b’に対し、
ボルトやピン等の固定具12.12を介して着脱自在に
固定できるべく構成しである。
尚、前記昇降アーム9,9は、立上げ枠部材1b’、
1b’の近傍に対して枢着され、このアーム9.9と
下部フレームIAとの間に前記シリンダ10が介在され
ている。
1b’の近傍に対して枢着され、このアーム9.9と
下部フレームIAとの間に前記シリンダ10が介在され
ている。
上側では枠部材1b、lbの揺動支点をその前端に構成
したが、後端に支点を構成するも良い。
したが、後端に支点を構成するも良い。
又、枠部材1b、lbを縦軸芯周りで揺動自在に構成す
るも良い。
るも良い。
更に揺動構成とすることに代えて、前後両端とも着脱自
在な係止固定具を介して取付けるべく構成するも良い。
在な係止固定具を介して取付けるべく構成するも良い。
図面は本考案に係るトラクタのフレーム構造の実施の態
様を例示し、第1図はトラクタの側面図、第2図は要部
側面図、第3図は要部平面図である。 1・・・・・・機体フレーム、IA・・・・・・下部フ
レーム、IB、IB・・・・・・左右フレーム、1b・
・・・・・枠部材、4・・・・・・車輪伝動用ケース。
様を例示し、第1図はトラクタの側面図、第2図は要部
側面図、第3図は要部平面図である。 1・・・・・・機体フレーム、IA・・・・・・下部フ
レーム、IB、IB・・・・・・左右フレーム、1b・
・・・・・枠部材、4・・・・・・車輪伝動用ケース。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 枠組構成された下部フレームIAと枠組構成された
左右フレームIB、IBとを一体的に固着連結して機体
フレーム1を構成し、この機体フレーム1の前記下部フ
レームIAの後端部で、かつ、前記左右フレームIB、
IB間に車輪伝動用ケース4を配置固定しであるトラク
タのフレーム構造であつって、前記左右フレームIB、
1Bのうち、前記車輪伝動用ケース4の両側相当位置の
枠部材1b、lbを取外し可能に構成しであることを特
徴とするトラクタのフレーム構造。 2 前記枠部材1b、lbはその前後何れか1端を支保
とする上下揺動により、所定取付は位置に対して取外し
可能に構成されている実用新案登録請求の範囲第1項に
記載のトラクタのフレーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15029279U JPS602044Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | トラクタのフレ−ム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15029279U JPS602044Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | トラクタのフレ−ム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5669567U JPS5669567U (ja) | 1981-06-09 |
JPS602044Y2 true JPS602044Y2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=29381331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15029279U Expired JPS602044Y2 (ja) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | トラクタのフレ−ム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602044Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-29 JP JP15029279U patent/JPS602044Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5669567U (ja) | 1981-06-09 |
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