JPS60204101A - 円筒状電波反射管 - Google Patents

円筒状電波反射管

Info

Publication number
JPS60204101A
JPS60204101A JP5960084A JP5960084A JPS60204101A JP S60204101 A JPS60204101 A JP S60204101A JP 5960084 A JP5960084 A JP 5960084A JP 5960084 A JP5960084 A JP 5960084A JP S60204101 A JPS60204101 A JP S60204101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
radio wave
olefin polymer
thickness
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5960084A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kobayashi
未喜男 小林
Kenji Takemura
竹村 憲二
Hiroichi Yoshida
博一 吉田
Akihiro Hashimoto
橋本 昭紘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP5960084A priority Critical patent/JPS60204101A/ja
Publication of JPS60204101A publication Critical patent/JPS60204101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P11/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing waveguides or resonators, lines, or other devices of the waveguide type
    • H01P11/001Manufacturing waveguides or transmission lines of the waveguide type
    • H01P11/002Manufacturing hollow waveguides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [I]発明の目的 本発明は金属層を中間層とする円筒状電波反射管に関す
る。さらにくわしくは、少なくとも(A)オレフィン系
重合体層、(B)金属層および(C)オレフィン系重合
体層が順次積層してなる円筒状電波反射管であり、内層
であるオレフィン系重合体層の厚さは5ミクロンないし
5IIII+であり、中間層である金属層の厚さは5ミ
クロンないし lamであり、かつ外層であるオレフィ
ン系重合体層の厚さは0.5+n+sないし15mmで
あることを特徴とする円筒状電波反射管に関するもので
あり、中間層である金属層が電波を反射する導波管を提
供することを目的とするものである。
[11]発明の背景 従来より、電波の導波管として、アルミニウム、銅な9
どの金属のパイプまたはパイプ状のネットが用いられて
きた。しかし、金属は腐食が発生するために防食合金に
するか、防食塗装を施す必要がある。しかしながら、防
食合金は高価である。また、防食塗装についても防食を
完全にするためには、塗装を数回実施する必要があり、
結局高価になるという間題があるばかりでなく、たとえ
数回塗装を行なったとしても、長時間の使用にともない
腐食が徐々に進行する。さらに、腐食の恐れのない各種
熱可(ロ)性樹脂または熱硬化性樹脂を用いて、s、電
解メ・フキ法などで内面メタライズをすることによって
導波管を作る試みがなされている。17か1.なから、
内面反射層を約−にかつ電波の損失のないように製造す
ることが困難であること、また内面メタライズ層の腐食
を防11−することが困難であること、さらに内面メタ
ライズ層の腐食を防11−することが困難であった。ま
た、各種か、可塑性樹脂または熱硬化性樹脂に金属粉末
、カーボンブラック、炭素繊維などを充填させることに
よってパイプを成形し、導波管を作ることも試みられた
が、電波の損失が大きいこと、内面を凹凸のない状態に
することが困難であること、長期間の使用に耐え、かつ
電波の伝送損失のない導波?i↑を得ることができなか
った。
[111]発明の構成 以」−のことから、本発明者らは、製造工程が単純であ
り、電波反射能を有し、かつその性能が長期間にわたり
保持可能な円筒形の電波反Q4管を得ることについて種
々探索した結果、 少なくとも(A)オレフィン系重合体層 (B)金属層 および(C)オレフィン系重合体層 が順沈積層してなる円筒状電波反則管であり、内層であ
るオレフィン系重合体層の厚さは5ミクロンないし5m
mであり、中間層である金属層の厚さは5ミターンない
し1mmであり、かつ外層であるオレフィン系重合体層
の厚さは0.5mmない1.15mmであることを特徴
とする円筒状電波反射?i・が、 製造工程力1比較的に単純であり、耐久性が良好である
ばかりでなく、電波の伝送特性がすぐれていることを見
出し、本発明に到達した。
[TV ]発明の効果 未発明の円筒状電波反射管はその製造工程を含めて下記
のごとき効果(特徴)を発揮する。
(,1)耐腐食性がすぐれているため、長期にわたり電
波の伝送特性の変化がない。
(2)該反射管が軒量であり、かつ局部的な外圧に対し
ても変形が発生しない。
(3)金属層を均一に成形加工することが可能であり、
かつ金属層に傷、しわなどの発生がなく積層物を製造す
ることが可能であるため電波の反則のむらがない。
(4)使われるオレフィン系重合体は種々の複雑な形状
に容易に賦形することができることによって良好な外観
性、取り付けなどの機能が要求される場所にも使用する
ことができる。
(6)円筒状電波反射管(円筒状積層成形物)の機械的
強度(剛性、クリープ変形性)がすぐれており、構造体
として利用することができる。
本発明によって得られる円筒状電波反射管は以上のごと
き効果(特徴)を発揮するために多方面にわたって利用
することができる。代表的な用途として、パラボラアン
テナ、レーダー、電子レンジなどのマイクロ波を利用し
た応用技術分野の種々の部品があげられる。
[V]発明の詳細な説明 (A)オレフィン系重合体 本発明における円筒状電波反射管の内層および外層の製
造に使われるオレフィン系重合体としては、エチレンの
単独重合体またはプロピレンの単独重合体、エチレンと
プロピレンとの共重合体エチレンおよび/またはプロピ
レンと炭票数が多くとも12個の他のα−オレフィンと
の共重合体(α−オレフィンの共重合割合は多くとも2
0重量%)があげられる。これらのオレフィン系重合体
のメルトインデックス(Jts K−[(760にした
がい、温度が180°Cおよび荷重が2.16kgの条
件で測定、以下「に、■、」 と云う)またはメルトフ
ローインデックス(JIS KJ758 ニL fニー
がい、温1^が230’(JJ:び荷重が2.1ekg
の条件で測定、以下r MFIJと云う)が0.01−
100g710分のものが好ましく、特に0.02〜8
0g/10分のものが好適である。M、1.またはMF
Iが0.01g710分未満のオレフィン系重合体を使
用するならば、円筒状積層成形物の成形性が不良であり
、表面に凹凸の発生があり、均−状の成形体を得ること
が困難である。一方、100g/ 10分を越えたオレ
フィン系重合体を用いると、成形性はすぐれているが、
得られる成形物の機械的特性が低い。さらに、低密度(
0,1300g / Cm’ )ないし高密度(0,1
380g / Cm”)のエチレン単独重合体もしくは
エチレンと少1aの前記α−オレフィンとの共重合体あ
るいはプロピレン中独重合体またはプロピレンとエチレ
ンおよび/もしくは他のα−オレフィンとのランダムも
しくはブロック共重合体が91ましい。
これらのオレフィン系重合体は遷移金属化合物とイ1機
アルミニウム化合物とから得られる触媒系(いわゆるチ
ーグラー触媒)、担体(たとえば、シリカ)にクローム
含有化合物(たとえば、酸化クローム)などを担持され
ることによって得られる触媒l¥!(いわゆるフィリ・
ンプス触Iv、)またはラジカル開始剤(たとえば、有
機過酸化物)を用いてオレフィンを単独重合または共重
合することによっても得られる。
さらに、本発明においては、これらのオレフィン系重合
体に少なくとも一個の二重結合を有する化合物(たとえ
ば、不飽和カルボン酸、−+1基力?レボン酸、ビニル
シラン化合物)をグラフト重合することによって得られ
る変性ポリオレフィンも含まれる。
これらのオレフィン系重合体および変性ポリオレフィン
については、それらの製造方法はよく知られているもの
である。
これらのオレフィン系重合体および変性ポリオレフィン
は、それぞれ単独で使用してもよイ、二種以上併用して
もよい。さらに、これらのオレフィン系重合体および変
性ポ・リオレフィンのうち、二挿以」−を任意の割合で
樹脂ブレンドして用いてもよい。
また、本発明の円筒状電波反射管の外層に用いられるオ
レフィン系重合体にはオレフィン系重合体層のII膨張
率を低下させるため各種無機充填剤を配合することがで
きる。無機充Q剤を含有するオレフィン系重合体層を製
造するために使用される無機充填剤は一般に合成樹脂お
よびゴムの分野において広く使われているものである。
これらの無機充填剤としては、酸素および水と反応しな
い無機化合物であり、混練時および成形時において分解
しないものが好んで用いられる。該無機充填剤としては
、アルミニウム、銅、鉄、鉛およびニッケルのごとき金
属、これらの金属およびマグネシウム、カルシウム、バ
リウム、亜鉛、ジルコニウム、モリブデン、ケイ素、ア
ンチモン、チタンなどの金属の酸化物、その水和物(水
酸化物) 、 TjE醇1n、炭酸用、ケイ酸塩のごと
き化合物 これらの複塩ならびにこれらの混合物に大別
される。該無機光jQi剤の代表例としては、前記の金
属、醇化アルミニウム(アルミナ)、その水和物、水酸
化カルシウム、酸化マグネシウム(マグネシア)、水酸
化マグネシウム、酸化亜鉛(亜鉛華)、鉛丹および鉛白
のごとき鉛の酸化物、炭酸マグネシウム、胃酸カルシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム、ホワイトカーボン、アス
ベスト、マイカ、タルク、ガラス繊維、ガラス粉末、ガ
ラスピーズ、クレー、硅藻士、シリカ、ワラストナイト
、酸化鉄、酸化アンチモン、酸化チタン(チタニア)、
リトポン、軽石粉、硫酸アルミニウム(右上・など)、
硅酸ジルコニウム、酸化ジルコニウム、1促酸バリウム
、ドロマイト、二硫化モリブデンおよび砂鉄があげられ
る。これらの無機充填剤のうち、粉末状のものはその径
が1mm以下(好適には0.5mm以下)のものが好ま
しい。また繊維状のものでは、径が1〜500ミクロン
(好適には1〜300 ミクロン)であり、長さが0.
1〜b適には0.1〜b 平板状のものは径が2mm以下(好適には1mm以下の
ものが好ましい。) (B’)金属層 さらに、本発明における金属層の原料である金属の代表
例としては、アルミニウム、銀、ニッケル、銅および亜
鉛のごとき金属の単体ならびこれらの金属を主成分とす
′る合金(たとえば、ステンレス鋼、黄銅)があげられ
る。これらの金属は表面を処理しなくてもよく、あらか
じめ化学処理、メッキ処理のごとき表面処理されたもの
でもよい。さらに、塗装または印刷を施されたものも好
んで使用することができる。
(C)各層の構成 (1)内層(オレフィン系重合体) 本発明の円筒状電波反射管の内層を構成するオし/フィ
ン系重合体層は後記の金属層の腐食を防1F干るととも
に金属層の傷付を防1トする働きをするものである。さ
らに、゛電波の伝送時の損失を発生させないという機能
を有している。このことから 厚さは 5ミクロン汐な
いし5mmであり、10ミクロンないし5mmが好まし
く、特に10ミクロンないし 1mmが好適である。こ
のオレフィン系歌合体層の厚さが5ミクロン未満では、
金属層の腐食が発生子るのみならず、使用時における他
の物品との接触・摩擦にともない、摩耗して金属層が露
1卜することなどが発生して問題がある。一方、5mm
を越えるならば、電波の伝送特性が低下するばか41で
なく、コストアップになり、円筒状電波反射管のr1′
!都が増大する。
(2)金属層 また1本発明の金属層は電波の反射する働きを干るもの
である。この金属層の厚さは5ミクロンないし 1mm
であり、5〜500 ミクロンが望ましく、とりわけ1
0〜500 ミクロンが好適である。金属層の厚さが5
ミクロン未満では、円筒状電波反射管を製造するさいに
金属層にしわ、折れなどが発生し易くなるため、外観I
−1性能−ヒにおいて問題がある。一方、1mmを越え
るならば、重77)が増加するのみならず、コストアッ
プになり、さらに円?+?状電波反用管を湾曲中屈曲な
どを施すさいに問題となる。
(3)外層(オレフィン系重合体層) さらに、本発明の円筒状電波反射管の外層を構成するオ
レフィン系重合体層はオレフィン系重合体のみで構成さ
れていてもよく、また前記のづ11機充填剤をさらに配
合させることも可能である。無機充填剤を配合させるさ
い、無機充填剤の配合割合(組成割合)は多くとも80
千早−%(すなわち、オレフィン系重合体の組成割合は
少なくとも20重部%)であり、70重量%以下が好ま
しく、特に60屯4−%以下が好適である。この層の無
機充填剤の組成割合(含有率)が80重量%を越えるな
らば、均−状の組成物を製造することが困難であり、か
りに均一な組成物が得られたとしても後記のシートの製
造および射出成形などで円筒状電波反射管を製造するさ
い、良好な製品(円筒状電波反射イ11・)を7.1)
ることができない。
このオレフィン系歌合体層の厚さは500ミクロンない
し15mmであり、1〜10mmが望ましく、とりわけ
 1〜?++u++が好適である。この外層を構成する
オレフィン系Φ合体層の厚さが500 ミクロン未満で
は、剛性が不足し、外力によって変形・破損す゛るため
に望ましぐない。一方、15mn+を越えるならば、成
形時の冷却に時間を要するとともに、表面にひけが発生
し易くなるのみならず、重量が増加するために使用」二
において問題がある。
前記内層を構成するオレフィン系重合体層および外層を
構成するオレフィン系重合体層を製造するにあたり、オ
レフィン系重合体それぞれの分野において一般に使われ
ている酸素、熱および紫外線に対する安定剤、金属劣化
防止剤、難燃化剤、着色剤、電気的特性改良剤、帯電防
止剤、滑剤、加工性改良剤ならびに粘着性改良剤のごと
き添加剤を本発明の内層を構成するオレフィン系重合体
層および外層を構成するオレフィン系重合体層の組成物
が有する特性をそこなわない範囲で添加してもよい。
本発明の内層を構成するオレフィン系重合体に」−記添
加剤を配合するさいおよび外層を構成するオレフィン系
重合体(上記添加剤を配合する場合も含めて)を製造す
るさい、オレフィン系重合体の業界において通常使われ
ているヘンシェルミキサーのごときllu合機を用いて
トライブレンドしてもよく、バンバリーミキサ−、ニー
ダ−、ロールミルおよびスクリュ一式押出機のごとき混
合機を使用して溶融混練することによって得ることがで
きる。このさい、あらかじめトライブレンドし、イリら
れる組成物(混合物)溶融混練することによって均−状
の組成物を得ることができる。
とりわけ、オレフィン系重合体を粉末状にして使用中る
ほうが、より均一・に混合することができるために好ま
しい。
この場合、一般には溶融R練した後、ペレット状物に成
形し、後記の成形に供する。
本発明の外層を製造するために無機充填剤含有するオレ
フィン系重合体を製造するにあたり、全配合成分を同時
に混合してもよく、また配合成分のうち一部をあらかじ
め混合していわゆるマスターパッチを製造し、得られる
マスターバッチとd−りの配合成分とをfQ合してもよ
い。
U上の配合物を製造するさいに溶融混練する場合、使用
されるオレフィン系重合体の融点または軟化点以上で実
施しなければならないが、高い温度で実施すると、オレ
フィン系重合体が劣化する。これらのことから、一般に
はオレフィン系正合体の融点もしくは軟化点よりも20
”Cj高い温度(&rJには、50°Cよりも高い温度
)であるが、劣化をノドじない温IW範囲で実施される
(D)円筒:ip電波反射管 未発明によって得られる円筒状電波反射管の内tγは伝
送される電波の周波帯によって異なるが、少なくとも 
1mmが一般的である。この円筒状電波反射管の内径が
1mm未満では、周波数範囲が高周波すぎることによっ
て実用的でない。
本発明の円も)状電波反Q4管は前記のごとく、(A)
内層のオレフィン系重合体層、(B)中間層の金属層お
よび(C)外層のオレフィン系中0合体層からなるもの
である。この反射イ6・を第1図によってさらにぐわし
く説明する。このtJTJ1図は本発明の円筒状電波反
射管の拡大断面図である。この1zにおいて、■は内層
であるオレフィン系重合体層である。2は中間層である
金属層である。また、3は外層であるオレフィン系重合
体層である。
未発明の円筒状電波反射管1士以1このごとく内層であ
るオレフィン系重合体層(1)、中間層である金属層(
2)および外層であるオレフィン系卸合体層(3)から
構成されているものである。金属層と内層のオレフィン
系重合体層および金hハ層と外層のオレフィン系重合体
層とがそれぞれ密着性が良好であれば、そのまま密着さ
せてもよいが、密着性が悪い場合では、それらの1′!
1に接着性(密着性)を充分に保有させるためにプライ
マーおよび不飽和のカルボン酸またはその無水物をグラ
フトさせたオレフィン系重合体のごとき接着剤を介在’
:S−#−c bよい。 ・′ (E)円筒状電波反射管の製造方法 未発明の円を白状電波反Q4管を製造する方法としては
種々の方法がある。その方法の代表例としては、金属層
の片面にあらかじめ接着性付与剤を塗A」l、、オレフ
ィン系重合体層を押出ラミネートまたは金属層の片面に
あらかじめ接着性伺り一剖を塗A+ 1/ 、オレフィ
ン系重合体層をプレス成形12、オレフィン系重合体層
が内面になるように円筒状に賦形し、得られた円筒状の
積層物に下記のごとくオ【/フィン系中合体層と積層し
てもよい。このさい、オレフィン系重合体層と金属層と
の密着性が良好な場合では、金属層に接着性イ1与剤を
塗布オることなイ、1白接に押出ラミネートまたはプレ
ス成形して積層物を製造してもよい。このようにして得
られた積層物をオレフィン系重合体が内層にくるように
円筒状に賦形したのち、オレフィン系中合体層を積層す
るには、円筒状の金属層の外層の他の面にあらかじめ接
着性付与剤な@布し、オレフィン系重合体層を押出スパ
イラルワインドしてもよイ、丸ダイコートしてもよい。
さらに、円筒状の積層物をあらかじめ射出成形機の金型
にインサートし、オレフィン系重合体を射出成形させる
ことによって製造することもできる。これらのいずれの
方法でも、金属層とオレフィン系重合体層との密着性が
すぐれている場合では、金属層に接γを性伺り″・剤を
塗1+jすることなく、これらの方ツノ、によって成形
して円筒状の積層物C円昭)状゛市波反用/i↑)を製
I告してもよい。
以上の押出スパイラルワインド法、丸ダイコート法およ
びインサート射出成形法はいずれも本発明の特有のもの
でなく、一般に行なわれている方法を適用中ればよい。
これらの方法において加熱する場合では、いずれも使用
されるオレフィン系重合体が熱劣化を生じない温度範囲
で実施しなければならないことはもちろんのことである
。これらの積層物を製造する方法はいくつかの例を示し
たに過ぎず、その他の方法を応用してもよい。
rVl]実施例および比較例 以下、実施例によって本発明をさらにくわしイ説明する
なお、実施例および比較例において、電波反射率は円形
導波Ii2を使用し、未発明の円筒状電波反射管を使用
したときの電圧定在波比よりマイクロ彼の反則係数とし
て測定した。また、塩水噴霧テスト+iJ I Sに1
−たがい、食J14水溶液を用いて金属層表面の外観(
変退色、光択変化、クレージング、ふイれ、金属箔の剥
zF、亀裂などの有害変化)を観察し、有害変化の発生
した時間で評価した。さらに、ヒートサイクルテスI・
はサンプルを80°Cに2時間さらした後、4時間かけ
て一45°Cに徐々に冷却し、この温度に2時間さらし
、ついで4時間かけて徐々に80°Cまで加熱し、この
サイクルを100回行なった後、サンプルの表面の外観
を1iij記強度JIB水噴霧テストの場合と同様に評
価した。また、曲げ剛性はASTM D−790にした
がって7111定し7た。
なお、実施例および比較例において使用した、オレフィ
ン系重合体、無機充填剤および金属箔のJAR4n、物
性などを下記に示すう 〔(A) オレフィン系重合体] 未発明の内層および外層を製造するためにオレフィン系
重合体として、プロピレン単独重合体[メルトフローイ
ンデックス(JIS K−6758にしたがい、温度が
230°Cおよび荷重が2.16kgのSflで711
定、以下「M阿」と云う)が0.5g/10分、以下r
PP(a) J と云うコ、高密度ポリエチレン[W;
度0.958 g / c m’、メルトインデックス
(JIS K−6760にしたがい、温度が190°C
および荷Φ゛が2.16kgの条件で測定、以下rM、
1.J ト云う)が0.8g/10分、以下rHDPE
(+) Jと云う] 、MFIか0.7g/ 10分で
あるプロピレン−エチレンプロ・7すj(11’+合体
(エチレン含有f4 +0.5重量%、以下r PP(
B)Jと云う) 、 M、1.が20g/10分である
高密度エチレン単独中合体(密度 0.961g/ c
 rn’ 、以下r nopi(2)J と云う)を使
った。
[(B) fi機充填剤] 無機充填剤として、平均粒径が3ミクロンであるタルク
(アスペクト比 約7)、平均第1“r径が3ミクロン
次であるマイカ(アスペクト比 約8)、グラスファイ
バー(単繊維径 11ミクロン、力・ソト長 3mm 
、、IJ下rGFJと云う)、および平均粒径が0.8
ミクロンである炭酸カルシウム(以下rcacOs J
 と云う)を用いた。
[(C)金属箔1 それぞれの厚さが約20ミクロンであるアルミニウム(
以下「A父」と云う)、銅および黄銅の箔を使用した。
′、C施例 1〜12、比較例 1.2前記PP (A
 )およびHDPE(1)を成形し、それぞれ厚さが2
0ミクロンのフィルムを製造した。また、各金116箔
の片面にアクリル系プライマー(昭和高分子ネ1製、商
品名 ビニロール82T)を1ゾさがそれぞれ20ミク
ロンになるように塗AjL、乾燥した。さらに、無機充
填剤およびオレフィン系重合体(それぞれの無機充填剤
およびオレフィン系重合体の種類ならびに組成物中の無
機充填剤の含有5しを第喜表に示す。それぞれ5分間ヘ
ンシェルミキサーを用いてトライブレンドし、各混合物
を樹脂温度が230°Cの条件下でベント付押出機を使
って組成物を製造した。イ」)られた各組成物(ペレッ
ト)をT−グイ成形機を用いて厚さが2mmのシートを
製造した。
このようにして製造されたオレフィン系重合体のフィル
ムを金属箔のプライマー塗布面にかさね合わせて230
℃に加熱されたプレス機を使用して圧力が100kg/
 c m’ (ゲージ圧)テ5分間加熱圧着し、オレフ
ィン系重合体がラミネートされた金属箔を製造した。得
られた金属箔を30cmに切断し、径が50mm、長さ
が30cmの70°Cに加熱されたアルミニウム酸のマ
ンドレルに巻きつけた後、シーム17.長さが30cm
の円筒状の金属箔を製造したライ1tられたマンドレル
に巻きつけた円筒状の金属箔の外面にウレタン系プライ
マー(東洋モーI・ン社製、商品名 アトコート335
)を乾帰時の厚さがそれぞれ30ミクロンになるように
塗布し、乾す■した。得られた外面プライマー塗布金属
円筒状の積層物を押出スパイラルワインド法(実施例 
l。
3、4) 、丸ダイコート法(実施例 2)およびイン
サート割出成形法(実施例 5〜7、比較例1.2)に
よって円筒状電波反射管を製造しJ″−・このようにし
てCIられt−円筒状電波反射?冴の曲げ強度および1
14水腐食テストを測定した。それらの結果を第1表に
示す。
(以下余白) このようにして得られた各円筒状電波反射管の’i’t
 9117伝導率を測定したところ、tz)fれも96
%であった・
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の円筒状電波反射管の拡大断偵i図であ
る。 l・・・内層であるオレフィン系重合体層、2・・・・
山間層である金属箔、 3・・・外層であるオレフィン系重合体層特許出順人 
昭和゛亀工株式会社 代 押 入 弁理士 菊地精−・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも(A)オレフィン系重合体層(B)金属層 および(C)オレフィン系重合体層 が順次積層1.てなる円筒状電波反射管であり、内層で
    あるオレフィン系重合体層の厚さは5ミクロンないし5
    mmであり、中間層である金属層の厚さは5ミクロンな
    いし1mmであり、かつ外層であるオレフィン系重合体
    層の厚さは0.5mmないし15mmであることを特徴
    とする円筒状電波反射管。
JP5960084A 1984-03-29 1984-03-29 円筒状電波反射管 Pending JPS60204101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5960084A JPS60204101A (ja) 1984-03-29 1984-03-29 円筒状電波反射管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5960084A JPS60204101A (ja) 1984-03-29 1984-03-29 円筒状電波反射管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60204101A true JPS60204101A (ja) 1985-10-15

Family

ID=13117901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5960084A Pending JPS60204101A (ja) 1984-03-29 1984-03-29 円筒状電波反射管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60204101A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60204101A (ja) 円筒状電波反射管
JPS60246103A (ja) 円筒状電波反射管
JPS60246104A (ja) 円筒状電波反射管
JPS61161004A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPS61186003A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPH037158B2 (ja)
JPS61244103A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPS6113803A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPS60116440A (ja) 耐候性の良好な積層物
JPS60167503A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPH03237804A (ja) 円偏波アンテナ用反射板
JPS60153202A (ja) 円偏波アンテナ用反射板
JPS60125659A (ja) 耐候性の良好な積層物
JPS6124306A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPS60206206A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPS61187401A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPS60254803A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPS60257604A (ja) 円偏波アンテナ用反射板の製造方法
JPS60153608A (ja) 円偏波アンテナ用反射板
JPS60235506A (ja) 円偏波アンテナ用反射板
JPS60160207A (ja) 円偏波アンテナ用反射板
JPS60124245A (ja) 耐候性の良好な積層物
JPS60235503A (ja) 円偏波アンテナ用反射板
JPS60246105A (ja) 円偏波アンテナ用反射板
JPH0516684B2 (ja)