JPS60203296A - ふとんの丸洗い方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 固体のままのふとんを丸洗いすることのできるふとんの
丸洗い方法に関する。

〔従来技術的範囲の説明〕

ふとんをその表布と内部のふとん綿とを分離しないで洗
濯するふとんの丸洗い方法は、特開昭５７−１２５７９
７に開示されたものが知られている。

しかしこの方法はふとんを遠心分離機に入れて回転させ
ながら洗剤液の注入を行う工程を含むものであるため、
回転している遠心分離機に洗剤を導入する配管および弁
装置などが必要であるうえに、４人する洗剤量が必要以
上に過剰なものとなる。

さらに、ずずぎに必要とする水量も多くなるとともに、
遠心分＃機の運転時間も長大になる。

〔発明の目的〕

本発明は、洗剤消費量およびすすぎ水量を低減し、運転
に必要な電力量を節減することのできるふとんの丸洗い
方法を提供することを目的とする。

〔発明の特徴〕

本発明は、ふとんの丸洗い方法において、薬剤および洗
剤をふとんに噴霧する第一の工程と、 遠心分顯１機内でそのふとんにずずぎ処理および脱水処
理を行う第二の工程と、 低温かつ比較的長時間の乾燥工程および高温かつ比較的
短時間の乾燥工程を含む第三の工程とを上記順に行うこ
とを特徴とする。

〔実施例の説明〕

本発明によるふとんの丸洗い方法の一実施例として、第
１図はそのプロセスの流れ図を示し、第２図はその系統
図を示す。

第２図の斜線を付した矢印は、それぞれの工程において
ふとんの流れ方向を示す。黒地の矢印は温風あるいは熱
風を示し、記号のある矢印でＳは洗剤をＦは薬剤をまた
Ｗは清水が供給されることを示す。

本発明方法によりふとんを丸洗いする場合には、まずふ
とんを適当な個所において糸とじを行い、ふとんの表地
と綿とがほつれないように処理する。

ついてえりなどの汚れの集中している個所は、カチオン
系の汚れ分離剤を塗布しておく。

第２図において、（Ａ）は薬剤Ｆと洗剤Ｓがふとん表面
に撒布され、かつ回転ブラシ（図示せず）でふとん表面
を擦過する機能を具備した前処理装置内で行われるＯ：
Ｉ処理工程を示す。

第２図（Ｂ）は、洗剤により湿潤したふとんを遠心分離
機２に投入し、すすぎおよび脱水を行う工程を示す。な
お第２図（Ａ）の工程において、ふとんにはすでに洗剤
が撒布され綿にまで滲み込んでいるから、次の工程に移
るまでの時間に、汚れが洗剤によって分解されるので、
この工程間の滞留時間は洗濯効果に有効に作用する。

第２図（Ｂ）の下方に図示した（ｂｌ）は清水を注入し
てずずぎを行う段階である。この間は遠心分＾１【機２
０回転は低速であり、ついで（ｂ２）に示す脱水におい
ては高速で行われる。

第２図（Ａ）の工程で原布された洗剤は若干のカチオン
活性剤を含むアニオン系の洗剤である。

ブラッシング、および震とうによって、充分な洗濯効果
が得られるように調合されている。

遠心分＾１（機２で脱水されたふとんは、取り出されて
キャスタ付のハンガーフレーム３に吊下されて乾燥室４
に運ばれる。乾燥室４には温風機５によって比較的長時
間ふとんは乾燥される。特に夏期の晴天で高温度の場合
は、乾燥機４に接して設けられた屋外物干し台６で乾燥
されることもある。

脱湿されたふとんは、綿の繊維がから°み合っていてや
わらかさがないので、これを１００℃以上の高温で短時
間加温する。これにより綿の繊維のからみ合いを復元さ
せて風合いがよいものとなる。

第２図（Ｄ）では、通常ラントリイエ場で使用されてい
る回転式の乾燥機７を用いて、ふとんを復元さゼる。８
ばスプレィノズルで、回転式乾燥機７の蓋の部分に取付
けられている。このスプレィノズル８にタンク９よりフ
レキシブルホース１０から、芳香成分を含んだ殺菌剤が
噴霧され、ふとんが加熱されて復元される過程で、殺菌
が行われ、ふとんに芳香が与えられる。

このようにふとんに対する洗剤の噴霧は、第２図（Ａ）
で行われており、ふとんを（Ｂ）に示す遠心分離機に移
動されるまでの時間に洗剤はふとんにイリ着した汚れを
分解することができる。

〔発明の効果〕

本発明によると、遠心分離機の回転槽に対する液体導入
管路は１種類でよくその切換弁も必要がなくなるので、
装置構造がｍ車となる。

さらにふとんの丸洗い方法の全処理時間が短縮され、洗
剤およびすすぎ水の使用量ならびに運転電力量が低減さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はプロセスを示すブロック図。 第２図は説明のための系統図である。 １・・・前処理装置、２・・・遠心分＾１１機、３・・
・ハンガーフレーム、４・・・乾燥室、５・・・温風機
、６・・・屋外物干し台、７・・・回転式乾燥機、８・
・・スプレィノズル、９・・・芳香性殺菌剤タンク、ｌ
Ｏ・・・フレキシブルボース。 特許出願人　日本エンドレス株式会社 代理人　弁理士　井　出　直　孝 蔦　１　図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ふとんの薬剤および洗剤を噴霧する第一の工程と
   、 上記第一の工程により処理されたふとんを遠心骨内１１
   ｉ内に入れ、水を供給しながらすすぎを行い、ついで水
   の供給を停止させて脱水させる第二の工程と、 この第二の工程で処理されたふとんを乾燥させる第三の
   工程と、 を含むふとんの丸洗い方法。
2. （２）第二の工程は、 遠心分離機を低速で回転させてすすぎを行う工程と、 遠心分離機を高速で回転させて脱水を行う工程と、 を含む特許請求の範囲第（１１項に記載のふとんの丸洗
   い方法。
3. （３）　第三の工程は、 低温度による比較的長時間の第一の乾燥工程と、高温度
   による比較的短時間の第二の乾燥工程とを含む特許請求
   の範囲第（１１項に記載のふとんの丸洗い方法。
4. （４）　第三の工程に、 ふとんに殺菌剤を噴霧添加する工程を含む特許請求の範
   囲第（１１項に記載のふとんの丸洗い方法。