JPS60203161A - カプセル製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明Ｑニドレッシング類、酒類、果汁等（以下、ドレ
ッシング等と総称する）を凝固させてカフ“セルとする
カプセル製造装置に関する。

ドレッシング等は一般に液体あるいはゲル状であるため
、その使用方法あるいに飲食方法には種々の制約がある
。ドレッシング等は液体あるいはゲル状として使用しな
ければならないものでｔよなく、従来の慣習によシその
ように用いられているにすぎない。そこで、ドレッシン
グ等を適当な大きさの粒状おるいは球状に固体化して、
その利用法全拡大することが行なわれるようになってさ
ている。ドレッシング等γ固形化する方法としては、一
般に架橋化反応を利用して表面に被膜を形成する方法が
知られている。

その具体例としては、ドレッシング等にカルシウム塩全
添加して原料液とし、こり原料液ヶ、アルギン酸あるい
はペクチン等の多糖類全主体とする凝固液に滴下して、
その滴下液の表面を凝固させて被膜とする方法が一般的
であり、表向の凝固した滴下液は内容物が凝固していな
いのでカプセルと呼ばれている。このように製造される
カプセルは内容物と被膜とが異なる組成となっているの
で、例えば柑橘類のさのうのように被膜を噛み破ると内
容物の風味が口腔内に広がるという％徴がある。鴫かし
、このカフ゛セルは滴下液表面と凝固液が化学反応する
過程中において、未だ破着性を有するので、凝固過程中
の取シ扱いによっては、カプセル相互がくつついて、だ
んご状となり、利用価値や商品価値全損う問題点がある
。例えば、特公昭５８−３１１８３号公報にはカプセル
を連続的に製造する装置についての記載があるが、かか
る装置ｉ￥は凝固過程中のカプセルが凝固液中において
衝突するため、カプセル相互が（つついてしまうことが
認められている。即ち、同装置は、第１図に示すように
加圧式滴下槽５から凝固槽６に原料液を滴下し、凝固さ
せカプセルとするようになっている。

凝固槽６はホッパー状の底の深い容器であシ、底面には
カプセルを攪拌する電動ファンが設けられている。この
凝固槽６内に適当な時間滞留した彼カプセルは被膜形成
槽７に流入し１更に被膜形成槽７内で適当な時間滞留す
る。被膜形成槽７の底面にはカプセルを攪拌する電動フ
ァンが設けられている。被膜形成槽７から流出するカプ
セルは、その後コンベア８にて凝固液から分別され、次
工程に運ばれる。このように、底の深い凝固槽５中に原
料液が滴下され、凝固過程中のカプセルが電動ファンに
て攪拌されるので、カプセル相互が被着しだんご状とな
り易かったのである。このような現象を回避するには、
単位時間当りの滴下密度を低下させれば良いが、このよ
うにすると、生産効率が悪化する等の問題が生ずる。ま
た、凝固槽５内に滞留する時間が各カプセルごとに異な
る（約１０〜６０秒）ので、反応の進みすぎたものと未
反応のものが混在するという欠点もある。更に、加圧式
滴下槽５の底面にＦｉ、ＪＪｊｌ、料液を滴下するため
に別体のノズルを多数木取シ付けているので製作コスト
がかさむなどの問題がある。

本発明ｅよ上記従来技術の不都合に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは凝固過程中におけるカプセ
ルを相互に被着させずに、効率よくカプセルを製造−ｊ
−ることのできるカプセルＨ造装ｍを提供するにある１
、斯かる目的を達成する本発明の構成は凝固槽内に凝固
液全循環して給排すると共に凝固槽内で流動する凝固液
に滴下槽から原料液？滴下して凝固させカプセル？製造
する装置において、上記滴下槽の底面には小孔が下向き
に突出して穿設される一方、上記凝固槽ｅユ滴滴下槽直
下に位置する浅底部と、該浅底部の上流側及び下流側に
設けられた深底部とからなシ、上流側の深底部には底面
から流入１−る凝固液の噴入を防止する邪魔板が配置さ
れること全特徴とし、更に好４Ｌ、＜は上記浅底部が下
流に向かうに従って次第に深くなること全特徴とする１
、 以下、本釦明の一実施例で回向に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。

第２図〜第６図に本発明の一実施例を示す、。

同図に示−ｊｏように、本発明のカプセル製造装置なま
ｉ＋Ｕｉ下槽１３及び〜〔同種１４並らひにこれらの伺
へ装置智・から構成されている。即ち、凝固槽１４と、
これよシ下方の貯留槽１５との間で凝固液が循環するよ
う、これら凝固槽１４と貯留槽１５との間に供給管１７
及び排出管１６が配管され、供給管１７にはボンダ１８
が介装されている。凝固′４′ｆＮ１４は浅底部１４ｂ
と、これの両側に接続する深底部１４ａ、１４ｃとから
なシ、深底部１４ａの底面には上記排出管１６が連結さ
れる一方、深底部１４ｃの底面には上記供給管１７が連
結されている。上流側の深底部１４ｃには底面から流入
する凝固液の噴入を防止する水平な邪摩板１９が配置さ
れると共に凝固過程中のカプセルが下流に向って転勤し
易いように浅底部１４ｂは下流に向うに従って僅かに深
くなる傾斜面となっている。従って、貯留槽１５から供
給管１７を通じて凝固液を深底部１４Ｃ内に流入すると
、凝固液は邪摩板１９に衝突してその上側に廻シこみ、
このため液面の片寄った盛シ上Ｊ）ｔ−生ずることなく
浅底部１４ｂに加速して流入すると共に全面にわたシ均
一な速さで流動する。そして、深底部１４ａまで流動し
できた凝固液は、カプセルと共に排出管１６に流入し流
下し、て、貯留槽１５に戻ることとなる。排出管１ｇの
下端には目の、粗さの異なる２拙類の網２０，２１が取
り付けられでおシ、流下してくるカプセルはこの２株類
の＆ｄ２０．２１によυ分離され容器２２へ転がシ落ち
るようになつ−Ｃい／８１） 一方、滴下槽１３Ｑよ上記浅妊部１４ｂの直上に配直ご
シ１．ると共に該１両下槽１３に原料液を補給できるよ
う、原料タンク２３７Ｊ＼ら配管２４がン゛１−ｊ下４
・１゛ツ１３止で門己゛庁さＪｌて１５シ、口己管２４
にｔまポンプ２５が介装されている。ｊＩｊｊ下槽１３
の底面には多数り小孔２６が下方に突出して穿設されて
いイ】。品い替えり、は、小孔２６を囲む周壁部２７が
下向きに円錐状となつ一〇突出しているのであシ、従っ
て周壁部２７は滴下槽１３を側刃〃・ら見た場合（第５
図参照）にもそのＬｌ：存が確めらノ１．る。小孔２６
を突出して穿設する方法は特に限定はな（、結果として
小孔２６が突出して穿設されていｉｌは良い。例えば、
第６図に示すように予め滴下槽１３の底面に小孔２６を
穿設しておき、この小孔２６全グイス２９とポンチ２８
とに挟圧して小孔２６を下向きに突出させると良い。こ
のように、小孔２６を下向きに突出させると、突出させ
ない場合に比べ、小孔２６を通じて原料液が直下に滴下
し易（、底面を伝わることがないので、滴下量が正確で
あるという利点がある。尚、本発明のカプセル製造装置
で使用する原料液及び凝固液としては、前述したように
、ドレッシング等にカルシウム塩を添加して原料液とし
た場合には、アルギン戚あるいはペクチン等の多糖類を
主体とする凝固液音用いることができるが、この他にも
架橋反応全利用して滴下液の表面に級数を形成してカプ
セルとすることができる原料液及び凝固液が広（使用可
能である。

上記構成會有するカプセル製造装置にょクカプセルを製
造する工程を順次説明する１、原料タンク２３から滴下
ｔ！１３へ原料液を供給すると、原料液は滴下槽１３の
底面の小孔２６がらぽ下に正確な分量だけ滴下し、底面
をつたわることがない。−力、凝固槽１４においては、
深底部１４Ｃから浅底部１４ｂ全経て深底部１４ａに向
って凝固液がｂ’＋を動しておシ、深底部１４Ｃから浅
底部１４ｂに流入する除、深さの差に基づざ加速ヒノ１
−ると共Ｖこ全量的に均一の速さとなる。

このよりに流動する凝固液中に原料液は滴下し、しだい
に反応しつつ流れに乗υ浅底部１４ｂｔ−Ｆ　ｂａｔに
向かい転動する。１ｉＨｊ下ｇは反応して表聞に破膜Ｔ
形成し、カプセルとなり、深底部１４ａに集められ、排
出管１６葡通シ網２０．２１により分離され容器２２に
集められる。

本発明のカプセル製造装置は次の効果上奏する１、 （イ）　滴下槽１３の底面に小孔２６を下向きに突出し
て穿設したので、滴下槽１３の原料液が槽底ｔつたわら
ずに小孔２６から正確な量滴下し、このため均一な大き
さのカプセルとなる。

また、前述した第１図に示す装置と異なシ別体のノズル
を必蒙としないので製造後の洗浄も容易であシ又製作コ
ストも安い。尚、小孔２６の孔径としては、製造するカ
プセルの大きさ及び原料液の粘反等に基づいて適宜設計
変更すれば良く、また滴下槽１３としては図示例のよう
に開放型とせずに、加圧式としても良い。

（ロ）深底部１４Ｃに、凝固液の噴入を防止する邪魔板
１９を設けたので、液面が片寄って盛り上ることがなく
なると共に水平方向の流速が均一となシ、また深底部１
４Ｃに比べ浅底部１４ｂの底が浅いため、堰を超えた川
の流れと同様に浅底部１４ｂにおいて凝固液の流れが早
くなる。

この結果、浅底部１４ｂ上に滴下される原料液は、凝固
液に乗って速やかに流れ、相互に被層することもな（、
しかも凝固液と反応する時間が一定となるので反応の進
み具合の異なるカプセルが混在することもない。尚、浅
底部１４ｂの流れ方向の長きは、反応に必要な長さに適
宜設計変更すると良い。また浅底部１４ｂにおける凝固
液の流速及び滴下槽１３の小孔２６の数を調整すること
によシ、−反に均質なカプセルを大組に製造することが
できる。

（９本実施例では、浅底部１４ｂが下流になるに従って
僅かに深くなる傾斜画となっているので、カプセルが下
流に向って転勤し、このため浅底部１４ｂ’ｉ流下する
時間が更に一定化する利点がある。尚、カプセルは凝固
液の流れに乗って下流に運ばり、るので、浅底部１４ｂ
は必ずしも傾ｆｊ＋商とする必要１ユない。

以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、本発
明のカプセル製造装ｍｔよ凝固過程中におけるカプセル
を相互に破着させずに、高品質のカプセルを効率よ（製
造することができる０

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のカプセル製造装置の概略構成図、第２図
〜ｗＪ６図は本発明の一実施例に係シ、第２図はその全
体斜視図、第３図は滴下槽及び凝固槽の千■図、第４図
は凝固４」の縦断面図、第５図は岡下檀の側面図、第６
図は小孔を下向きに突設する態様を説明するための説明
図であるＯ 図　面　中 １３は滴下槽、 １４は凝固槽、 １４ａ、１４ｃは深底部、 １４ｂは浅底部、 １５は貯留槽、 １９は邪魔板、 ２６は小孔である。 特許出願人　キューピー株式会社 代理人　弁理士　光石士部（他１名） 第５図 １１ 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　凝固槽内ｐｃ凝固液を循環して給排すると共に
   凝固槽内で流動する凝固液に藺下槽〃）も原料液を滴下
   して凝固させカプセル全製造する装置において、上記ｉ
   ＋：４下槽の底面には小孔が下同きに突出して穿設され
   る一方、上記凝固槽は滴下槽の直下に位置する浅底部と
   、該浅底部の上流側及び下流側に設けられた深底部とか
   らなシ、上流側の深底部には底面から流入する凝固液の
   唄入金防止する邪魔板が配置されることを特徴とするカ
   プセル製造装置。
2. （２）　特許請求の範囲第１８（においで、浅底部が下
   流に向かうに従って次第に深くなること葡刊徴とするカ
   プセルＭ造装置。