JPS6345788B2 - - Google Patents
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- JPS6345788B2 JPS6345788B2 JP59056231A JP5623184A JPS6345788B2 JP S6345788 B2 JPS6345788 B2 JP S6345788B2 JP 59056231 A JP59056231 A JP 59056231A JP 5623184 A JP5623184 A JP 5623184A JP S6345788 B2 JPS6345788 B2 JP S6345788B2
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- Japan
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- coagulation
- liquid
- capsules
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- Prior art date
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Landscapes
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
- Seasonings (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はドレツシング類、酒類、果汁等(以
下、ドレツシング等と総称する)を凝固させてカ
プセルとするカプセル製造装置に関する。
下、ドレツシング等と総称する)を凝固させてカ
プセルとするカプセル製造装置に関する。
ドレツシング等は一般に液体あるいはゲル状で
あるため、その使用方法あるいは飲食方法には
種々の制約がある。ドレツシング等は液体あるい
はゲル状として使用しなければならないものでは
なく、従来の慣習によりそのように用いられてい
るにすぎない。そこで、ドレツシング等を適当な
大きさの粒状あるいは球状に固体化して、その利
用法を拡大することが行なわれるようになつてき
ている。ドレツシング等を固形化する方法として
は、一般に架橋化反応を利用して表面に被膜を形
成する方法が知られている。その具体例として
は、ドレツシング等にカルシウム塩を添加して原
料液とし、この原料液を、アルギン酸あるいはペ
クチン等の多糖類を主体とする凝固液に滴下し
て、その滴下液の表面を凝固させて被膜とする方
法が一般的であり、表面の凝固した滴下液は内容
物が凝固していないのでカプセルと呼ばれてい
る。このように製造されるカプセルは内容物と被
膜とが異なる組成となつているので、例えば柑橘
類のさのうのように被膜を噛み破ると内容物の風
味が口腔内に広がるという特徴がある。しかし、
このカプセルは滴下表面と凝固液が化学反応する
過程中において、未だ被着性を有するので、凝固
過程中の取り扱いによつては、カプセル相互がく
つついて、だんご状となり、利用価値や商品価値
を損う問題点がある。例えば、特公昭58―31183
号公報にはカプセルを連続的に製造する装置につ
いての記載があるが、かかる装置は凝固過程中の
カプセルが凝固液中において衝突するため、カプ
セル相互がくつついてしまうことが認められてい
る。即ち、同装置は、第1図に示すように加圧式
滴下槽5から凝固槽6に原料液を滴下し、凝固さ
せカプセルとするようになつている。凝固槽6は
ホツパー状の底の深い容器であり、底面にはカプ
セルを撹拌する電動フアンが設けられている。こ
の凝固槽6内に適当な時間滞留した後カプセルは
被膜形成槽7に流入し、更に被膜形成槽7内で適
当な時間滞留する。被膜形成槽7の底面にはカプ
セルを撹拌する電動フアンが設けられている。被
膜形成槽7から流出するカプセルは、その後コン
ベア8にて凝固液から分別され、次工程に運ばれ
る。このように、底の深い凝固槽5中に原料液が
滴下され、凝固過程中のカプセルが電動フアンに
て撹拌されるので、カプセル相互が被着しだんご
状となり易かつたのである。このような現象を回
避するには、単位時間当りの滴下密度を低下させ
れば良いが、このようにすると、生産効率が悪化
する等の問題が生ずる。また、凝固槽5内に滞留
する時間が各カプセルごとに異なる(約10〜60
秒)ので、反応の進みすぎたものと未反応のもの
が混在するという欠点もある。更に、加圧式滴下
槽5の底面には原料液を滴下するために別体のノ
ズルを多数本取り付けているので製作コストがか
さむなどの問題がある。
あるため、その使用方法あるいは飲食方法には
種々の制約がある。ドレツシング等は液体あるい
はゲル状として使用しなければならないものでは
なく、従来の慣習によりそのように用いられてい
るにすぎない。そこで、ドレツシング等を適当な
大きさの粒状あるいは球状に固体化して、その利
用法を拡大することが行なわれるようになつてき
ている。ドレツシング等を固形化する方法として
は、一般に架橋化反応を利用して表面に被膜を形
成する方法が知られている。その具体例として
は、ドレツシング等にカルシウム塩を添加して原
料液とし、この原料液を、アルギン酸あるいはペ
クチン等の多糖類を主体とする凝固液に滴下し
て、その滴下液の表面を凝固させて被膜とする方
法が一般的であり、表面の凝固した滴下液は内容
物が凝固していないのでカプセルと呼ばれてい
る。このように製造されるカプセルは内容物と被
膜とが異なる組成となつているので、例えば柑橘
類のさのうのように被膜を噛み破ると内容物の風
味が口腔内に広がるという特徴がある。しかし、
このカプセルは滴下表面と凝固液が化学反応する
過程中において、未だ被着性を有するので、凝固
過程中の取り扱いによつては、カプセル相互がく
つついて、だんご状となり、利用価値や商品価値
を損う問題点がある。例えば、特公昭58―31183
号公報にはカプセルを連続的に製造する装置につ
いての記載があるが、かかる装置は凝固過程中の
カプセルが凝固液中において衝突するため、カプ
セル相互がくつついてしまうことが認められてい
る。即ち、同装置は、第1図に示すように加圧式
滴下槽5から凝固槽6に原料液を滴下し、凝固さ
せカプセルとするようになつている。凝固槽6は
ホツパー状の底の深い容器であり、底面にはカプ
セルを撹拌する電動フアンが設けられている。こ
の凝固槽6内に適当な時間滞留した後カプセルは
被膜形成槽7に流入し、更に被膜形成槽7内で適
当な時間滞留する。被膜形成槽7の底面にはカプ
セルを撹拌する電動フアンが設けられている。被
膜形成槽7から流出するカプセルは、その後コン
ベア8にて凝固液から分別され、次工程に運ばれ
る。このように、底の深い凝固槽5中に原料液が
滴下され、凝固過程中のカプセルが電動フアンに
て撹拌されるので、カプセル相互が被着しだんご
状となり易かつたのである。このような現象を回
避するには、単位時間当りの滴下密度を低下させ
れば良いが、このようにすると、生産効率が悪化
する等の問題が生ずる。また、凝固槽5内に滞留
する時間が各カプセルごとに異なる(約10〜60
秒)ので、反応の進みすぎたものと未反応のもの
が混在するという欠点もある。更に、加圧式滴下
槽5の底面には原料液を滴下するために別体のノ
ズルを多数本取り付けているので製作コストがか
さむなどの問題がある。
本発明は上記従来技術の不都合に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは凝固過程中に
おけるカプセルを相互に被着させずに、効率よく
カプセルを製造することのできるカプセル製造装
置を提供するにある。斯かる目的を達成する本発
明の構成は凝固槽内に凝固液を循環して給排する
と共に凝固槽内で流動する凝固液は滴下槽から原
料液を滴下して凝固させカプセルを製造する装置
において、上記滴下槽の底面には小孔が下向きに
突出して穿設される一方、上記凝固槽は滴下槽の
直下に位置する浅底部と、該浅底部の上流側及び
下流側に設けられた深底部とからなり、上流側の
深底部には底面から流入する凝固液の噴入を防止
する邪魔板が配置されることを特徴とし、更に好
まししくは上記浅底部が下流に向かうに従つて次
第に深くなることを特徴とする。
たもので、その目的とするところは凝固過程中に
おけるカプセルを相互に被着させずに、効率よく
カプセルを製造することのできるカプセル製造装
置を提供するにある。斯かる目的を達成する本発
明の構成は凝固槽内に凝固液を循環して給排する
と共に凝固槽内で流動する凝固液は滴下槽から原
料液を滴下して凝固させカプセルを製造する装置
において、上記滴下槽の底面には小孔が下向きに
突出して穿設される一方、上記凝固槽は滴下槽の
直下に位置する浅底部と、該浅底部の上流側及び
下流側に設けられた深底部とからなり、上流側の
深底部には底面から流入する凝固液の噴入を防止
する邪魔板が配置されることを特徴とし、更に好
まししくは上記浅底部が下流に向かうに従つて次
第に深くなることを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を図面に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
第2図〜第6図に本発明の一実施例を示す。同
図に示すように、本発明のカプセル製造装置は滴
下槽13及び凝固槽14並らびにこれらの付属装
置等から構成されている。即ち、凝固槽14と、
これより下方の貯留槽15との間で凝固液が循環
するよう、これら凝固槽14と貯留槽15との間
に供給管17及び排出管16が配管され、供給管
17にはポンプ18が分装されている。凝固槽1
4は浅底部14bと、これの両側に接続する深底
部14a,14cとからなり、深底部14aの底
面には上記排出管16が連結される一方、深底部
14cの底面には上記供給管17が連結されてい
る。上流側の深底部14cには底面から流入する
凝固液の噴入を防止する水平な邪魔板19が配置
されると共に凝固過程中のカプセルが下流に向つ
て転動し易いように浅底部14bは下流に向うに
従つて僅かに深くなる傾斜面となつている。従つ
て、貯留槽15から供給管17を通じて凝固液を
深底部14c内に流入すると、凝固液は邪魔板1
9に衝突してその上側に廻りこみ、このため液面
の片寄つた盛り上りを生ずることなく浅底部14
bに加速して流入すると共に全面にわたり均一な
速さで流動する。そして、深底部14aまで流動
してきた凝固液は、カプセルと共に排出管16に
流入して流下して、貯留槽15に戻ることとな
る。排出管16の下端には目の粗さの異なる2種
類の網20,21が取り付けられており、流下し
てくるカプセルはこの2種類の網20,21によ
り分離され容器22へ転がり落ちるようになつて
いる。
図に示すように、本発明のカプセル製造装置は滴
下槽13及び凝固槽14並らびにこれらの付属装
置等から構成されている。即ち、凝固槽14と、
これより下方の貯留槽15との間で凝固液が循環
するよう、これら凝固槽14と貯留槽15との間
に供給管17及び排出管16が配管され、供給管
17にはポンプ18が分装されている。凝固槽1
4は浅底部14bと、これの両側に接続する深底
部14a,14cとからなり、深底部14aの底
面には上記排出管16が連結される一方、深底部
14cの底面には上記供給管17が連結されてい
る。上流側の深底部14cには底面から流入する
凝固液の噴入を防止する水平な邪魔板19が配置
されると共に凝固過程中のカプセルが下流に向つ
て転動し易いように浅底部14bは下流に向うに
従つて僅かに深くなる傾斜面となつている。従つ
て、貯留槽15から供給管17を通じて凝固液を
深底部14c内に流入すると、凝固液は邪魔板1
9に衝突してその上側に廻りこみ、このため液面
の片寄つた盛り上りを生ずることなく浅底部14
bに加速して流入すると共に全面にわたり均一な
速さで流動する。そして、深底部14aまで流動
してきた凝固液は、カプセルと共に排出管16に
流入して流下して、貯留槽15に戻ることとな
る。排出管16の下端には目の粗さの異なる2種
類の網20,21が取り付けられており、流下し
てくるカプセルはこの2種類の網20,21によ
り分離され容器22へ転がり落ちるようになつて
いる。
一方、滴下槽13は上記浅底部14bの直上に
配置されると共に該滴下槽13に原料液を補給で
きるよう、原料タンク23から配管24が滴下槽
13まで配管されており、配管24にはポンプ2
5が介装されている。滴下槽13の底面には多数
の小孔26が下方に突出して穿設されている。言
い換えれば、小孔26を囲む周壁部27が下向き
に円錐状となつて突出しているのであり、従つて
周壁部27は滴下槽13を側方から見た場合(第
5図参照)にもその在存が確められる。小孔26
を突出して穿設する方法は特に限定はなく、結果
として小孔26が突出して穿設されていれば良
い。例えば、第6図に示すように予め滴下槽13
の底面に小孔26を穿設しておき、この小孔26
をダイス29とポンチ28とに挾圧して小孔26
を下向きに突出させると良い。このように、小孔
26を下向きに突出させると、突出させない場合
に比べ、小孔26を通じて原料液が直下に滴下し
易く、底面を伝わることがないので、滴下量が正
確であるという利点がある。尚、本発明のカプセ
ル製造装置で使用する原料液及び凝固液として
は、前述したように、ドレツシング等にカルシウ
ム塩を添加して原料液とした場合には、アルギン
酸あるいはペクチン等の多糖類を主体とする凝固
液を用いることができるが、この他にも架橋反応
を利用して滴下液の表面に被膜を形成してカプセ
ルとすることができる原料液及び凝固液が広く使
用可能である。
配置されると共に該滴下槽13に原料液を補給で
きるよう、原料タンク23から配管24が滴下槽
13まで配管されており、配管24にはポンプ2
5が介装されている。滴下槽13の底面には多数
の小孔26が下方に突出して穿設されている。言
い換えれば、小孔26を囲む周壁部27が下向き
に円錐状となつて突出しているのであり、従つて
周壁部27は滴下槽13を側方から見た場合(第
5図参照)にもその在存が確められる。小孔26
を突出して穿設する方法は特に限定はなく、結果
として小孔26が突出して穿設されていれば良
い。例えば、第6図に示すように予め滴下槽13
の底面に小孔26を穿設しておき、この小孔26
をダイス29とポンチ28とに挾圧して小孔26
を下向きに突出させると良い。このように、小孔
26を下向きに突出させると、突出させない場合
に比べ、小孔26を通じて原料液が直下に滴下し
易く、底面を伝わることがないので、滴下量が正
確であるという利点がある。尚、本発明のカプセ
ル製造装置で使用する原料液及び凝固液として
は、前述したように、ドレツシング等にカルシウ
ム塩を添加して原料液とした場合には、アルギン
酸あるいはペクチン等の多糖類を主体とする凝固
液を用いることができるが、この他にも架橋反応
を利用して滴下液の表面に被膜を形成してカプセ
ルとすることができる原料液及び凝固液が広く使
用可能である。
上記構成を有するカプセル製造装置によりカプ
セルを製造する工程を順次説明する。原料タンク
23から滴下槽13へ原料液を供給すると、原料
液は滴下槽13の底面の小孔26から直下に正確
な分量だけ滴下し、底面をつたわることがない。
一方、凝固槽14においては、深底部14cから
浅底部14bを経て深底部14aに向つて凝固液
が流動しており、深底部14cから浅底部14b
に流入する際、深さの差に基づき加速されると共
に全面的に均一の速さとなる。このように流動す
る凝固液中に原料液は滴下し、しだいに反応しつ
つ流れに乗り浅底部14bを下流に向かい転動す
る。滴下液は反応して表面に被膜を形成し、カプ
セルとなり、深底部14aに集められ、排出管1
6を通り網20,21により分離され容器22に
集められる。
セルを製造する工程を順次説明する。原料タンク
23から滴下槽13へ原料液を供給すると、原料
液は滴下槽13の底面の小孔26から直下に正確
な分量だけ滴下し、底面をつたわることがない。
一方、凝固槽14においては、深底部14cから
浅底部14bを経て深底部14aに向つて凝固液
が流動しており、深底部14cから浅底部14b
に流入する際、深さの差に基づき加速されると共
に全面的に均一の速さとなる。このように流動す
る凝固液中に原料液は滴下し、しだいに反応しつ
つ流れに乗り浅底部14bを下流に向かい転動す
る。滴下液は反応して表面に被膜を形成し、カプ
セルとなり、深底部14aに集められ、排出管1
6を通り網20,21により分離され容器22に
集められる。
本発明のカプセル製造装置は次の効果を奏す
る。
る。
(イ) 滴下層13の底面に小孔26を下向きに突出
して穿設したので、滴下槽13の原料液が槽底
をつたわらずに小孔26から正確な量滴下し、
このため均一な大きさのカプセルとなる。ま
た、前述した第1図に示す装置と異なり別体の
ノズルを必要としないので製造後の洗浄も容易
であり又製作コストも安い。尚、小孔26の孔
径としては、製造するカプセルの大きさ及び原
料液の粘度等に基づいて適宜設計変更すれば良
く、また滴下槽13としては図示例のように開
放型とせずに、加圧式としても良い。
して穿設したので、滴下槽13の原料液が槽底
をつたわらずに小孔26から正確な量滴下し、
このため均一な大きさのカプセルとなる。ま
た、前述した第1図に示す装置と異なり別体の
ノズルを必要としないので製造後の洗浄も容易
であり又製作コストも安い。尚、小孔26の孔
径としては、製造するカプセルの大きさ及び原
料液の粘度等に基づいて適宜設計変更すれば良
く、また滴下槽13としては図示例のように開
放型とせずに、加圧式としても良い。
(ロ) 深底部14cに、凝固液の噴入を防止する邪
魔板19を設けてので、液面が片寄つて盛り上
ることがなくなると共に水平方向の流速が均一
となり、また深底部14cに比べ浅底部14b
の底が浅いため、堰を超えた川の流れと同様に
浅底部14bにおいて凝固液の流れが早くな
る。この結果、浅底部14b上に滴下される原
料液は、凝固液に乗つて速やかに流れ、相互に
被着することもなく、しかも凝固液と反応する
時間が一定となるので反応の進み具合の異なる
カプセルが混在することもない。尚、浅底部1
4bの流れ方向の長さは、反応に必要な長さに
適宜設計変更すると良い。また浅底部14bに
おける凝固液の流速及び滴下槽13の小孔26
の数を調整することにより、一度に均質なカプ
セルを大量に製造することができる。
魔板19を設けてので、液面が片寄つて盛り上
ることがなくなると共に水平方向の流速が均一
となり、また深底部14cに比べ浅底部14b
の底が浅いため、堰を超えた川の流れと同様に
浅底部14bにおいて凝固液の流れが早くな
る。この結果、浅底部14b上に滴下される原
料液は、凝固液に乗つて速やかに流れ、相互に
被着することもなく、しかも凝固液と反応する
時間が一定となるので反応の進み具合の異なる
カプセルが混在することもない。尚、浅底部1
4bの流れ方向の長さは、反応に必要な長さに
適宜設計変更すると良い。また浅底部14bに
おける凝固液の流速及び滴下槽13の小孔26
の数を調整することにより、一度に均質なカプ
セルを大量に製造することができる。
(ハ) 本実施例では、浅底部14bが下流になるに
従つて僅かに深くなる傾斜面となつているの
で、カプセルが下流に向つて転動し、このため
浅底部14bを流下する時間が更に一定化する
利点がある。尚、カプセルは凝固液の流れに乗
つて下流に運ばれるので、浅底部14bは必ず
しも傾斜面とする必要はない。
従つて僅かに深くなる傾斜面となつているの
で、カプセルが下流に向つて転動し、このため
浅底部14bを流下する時間が更に一定化する
利点がある。尚、カプセルは凝固液の流れに乗
つて下流に運ばれるので、浅底部14bは必ず
しも傾斜面とする必要はない。
以上、実施例に基づいて具体的に説明したよう
に、本発明のカプセル製造装置は凝固過程中にお
けるカプセルを相互に被着させずに、高品質のカ
プセルを効率よく製造することができる。
に、本発明のカプセル製造装置は凝固過程中にお
けるカプセルを相互に被着させずに、高品質のカ
プセルを効率よく製造することができる。
第1図は従来のカプセル製造装置の概略構成
図、第2図〜第6図は本発明の一実施例に係り、
第2図はその全体斜視図、第3図は滴下槽及び凝
固槽の平面図、第4図は凝固槽の縦断面図、第5
図は滴下槽の側面図、第6図は小孔を下向きに突
設する態様を説明するための説明図である。 図面中、13は滴下槽、14は凝固槽、14
a,14cは深底部、14bは浅底部、15は貯
留槽、19は邪魔板、26は小孔である。
図、第2図〜第6図は本発明の一実施例に係り、
第2図はその全体斜視図、第3図は滴下槽及び凝
固槽の平面図、第4図は凝固槽の縦断面図、第5
図は滴下槽の側面図、第6図は小孔を下向きに突
設する態様を説明するための説明図である。 図面中、13は滴下槽、14は凝固槽、14
a,14cは深底部、14bは浅底部、15は貯
留槽、19は邪魔板、26は小孔である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 凝固槽内に凝固液を循環して給排すると共に
凝固槽内で流動する凝固液に滴下槽から原料液を
滴下して凝固させカプセルを製造する装置におい
て、上記滴下槽の底面には小孔が下向きに突出し
て穿設される一方、上記凝固槽は滴下槽の直下に
位置する浅底部と、該浅底部の上流側及び下流側
に設けられた深底部とからなり、上流側の深底部
には底面から流入する凝固液の噴入を防止する邪
魔板が配置されることを特徴とするカプセル製造
装置。 2 特許請求の範囲第1項において、浅底部が下
流に向かうに従つて次第に深くなることを特徴と
するカプセル製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056231A JPS60203161A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | カプセル製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056231A JPS60203161A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | カプセル製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60203161A JPS60203161A (ja) | 1985-10-14 |
JPS6345788B2 true JPS6345788B2 (ja) | 1988-09-12 |
Family
ID=13021326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59056231A Granted JPS60203161A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | カプセル製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60203161A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276473A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-14 | Q P Corp | カプセル製造装置 |
JPH0646887B2 (ja) * | 1988-11-08 | 1994-06-22 | 矢崎総業株式会社 | 種子のゲル被覆装置 |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP59056231A patent/JPS60203161A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60203161A (ja) | 1985-10-14 |
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