JPS60202838A - ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体 - Google Patents

ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体

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JPS60202838A
JPS60202838A JP59058458A JP5845884A JPS60202838A JP S60202838 A JPS60202838 A JP S60202838A JP 59058458 A JP59058458 A JP 59058458A JP 5845884 A JP5845884 A JP 5845884A JP S60202838 A JPS60202838 A JP S60202838A
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bicyclo
butyldimethylsilyloxy
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Masakatsu Shibazaki
正勝 柴崎
Toshiaki Mase
俊明 間瀬
Yuji Ogawa
裕司 小川
Mikiko Sodeoka
幹子 袖岡
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Sagami Chemical Research Institute
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 %式% (式中、R1は炭素数5〜10個の直鎖、分校状若しく
は環状アルキル基又はアルケニル基 B2及びR3は水
素原子又は水酸基の保護基であり、R4は水酸基、アセ
チ俗V〜はブテニル基である。)で表わされるビシクロ
(3,3,0)オクテン誘導体に関する。
本発明の前記一般式(I)で表わされるビシクロ〔3゜
3.0〕オクテン鰐導体は水利反射後水酸基の脱保護反
応を行い、更に酸化することにより9(0)−メタノ−
Δ’ (9″)−PGI 1及びその類縁体に導くこと
ができる(下記参考側参照)。9(0)−メタノ−Δ6
(?0−PG11は強力な崖小板凝集阻止作用を有し、
例えばその作用は人血小板を用いた場合には化学的iこ
不安定なPGI2#こ匹敵し、種々の循環器疾患の治療
乃至は予防薬として、利用される化合物である(下記試
験側参照)。
従来、9(0)−メタノ−Δ6” ” −PGI 1を
製造する方法としては(イ)PGD2を原料に14工程
を経て製造する方法〔日本薬学会館103年会講演予稿
集156頁(1983年)〕、(0口1,3−シクロオ
クタジエンから19工程を経てl!IJ造する方法〔日
本薬学会第103年会予稿集157頁(1983年)〕
及び(ハ)フルフラールから12工程を経て製造する方
法(日本薬学会第104年会(仙台)予稿集p282)
が知られているが(イ)の方法は原料が高価であること
、(ロ)の方法は目的物がラセミ体として生成すること
、&)(o)共に全収率が非常に低いこと、及び(ハ)
の方法は最終生成物の精製が非常に困難であることが欠
点であった。
本発明者等は安価な原料から、収率よくしかも光学活性
体で立体位置特異的に9(0)−メタノ−Δ6(9″)
−PGllおよびその類縁体を製造すべく佐意研究を重
ねた結果、本発明の化合物がその目的を達成するために
重要な中間体になり得ることを見出し本発明を完成した
本発明の前記一般式(1)で表わされるビシクロ〔3゜
3.0〕オクテン誘導体は下記の反応式に従い製造する
ことができる。
尚、本発明における水酸基の保護基はR2としてテトラ
ヒドロピラニル基、メトキシメチル基、4−メトキシテ
トラヒドロピラニル基、1−エトキシエチル基、■−メ
チルー1−メトキシエチル基、t−ブチルジメチルシリ
ル基、ジフェニル−t−プチルシリル基、ベンゾイル基
、アセチル基、トリエチルシリル基等を例示することが
でき、R’、Lとしてt−ブチルジメチルシリル基、ベ
ンゾイル基、アセチル基、テトラヒドロピラニル基、メ
トキシメチル基、4−メトキシテトラヒドロピラニル基
、1−エトキシエチル基、1−メチル−1−メトキシエ
チル基、ジフェニル−1−ブチルシリル基、トリエチル
シリル基等を例示することができる。
本発明は下記の反応式Iこ従い製造することができる。
m26 oa’ 〔第一工程〕 本工程は前記一般式(1)で表わされるビシクロ〔3゜
3.0〕オクテニルアルデヒド誘導体を還元し、前記一
般式(1−8)で表わされるビシクロ(3,3゜0〕オ
クテニルメチルアルコール誘導体を製造するものである
本工程の原料である前記一般式(filで表わされるビ
シクロ(3,3,03オクテニルアルデヒド誘導体のう
ち、を力檻直鎖あるいは分枝状の化合物は日本薬学会第
104年会(仙台)予稿集、r1282に記載の方法で
製造することができ、又、R1が環状の化合物も同様の
方法に従い製造することができる(下記参考側参照)。
本工程は還元剤の存在下に行うことが必要である。還元
剤としてはジイソブチルアルミニウムヒドリド、水素化
ホウ素ナトリウム、水素化アルミニウムリチウム等を使
用することができる。還元剤の使用量は前記一般式(I
I)で表わされるビシクロ(3,3,0)オクテニルア
ルデヒド誘導体に対して当量ないしやや過剰量用いるも
のである。
本工程を実施するに当っては溶媒中で行うことが望まし
く例えばメタノール、エタノール等のアルコール系溶媒
、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル
系溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香族系溶媒、塩化メ
チレン、クロロホルム等のハロゲン系溶媒等を挙げるこ
とができるが使用する還元剤により適宜選択し使用する
ことができる。反応は一100〜50℃にて進行する。
〔第二工程〕
本工程は前記第一工程で得られたビシクロ〔3゜3.0
〕オクテニに亭ヒコール誘導体をアセチル化することに
より前記一般式(I−b)で表わされるビシクロ(3,
3,0)オクテニルメチルアセテート誘導体を製造する
ものである。
アセチル化にあたっては通常この種の反応に使用される
無水酢酸を使用するものである。
尚、本工程を実施するにあたっては触媒としてピリジン
S 4−ジメチルアミノピリジン等を使用することがで
きる。
本工程は溶媒中で行うことが望ましくベンゼン、トルエ
ン等の芳香族系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン等のエーテル系溶媒、塩化メチレン等のハロゲン
系溶媒を使、用できる。
反応は一25℃〜100℃で行うことができる。
(第三工程〕 本工程は前記第二工程で得られる一般式(I−b)とを
反応させ前記一般式(1−C)で表わされるはヨウ化銅
と3−ブテニルリチウム(製法についてはR,F、Cu
n1co、Y、−に、Han、J+Organomet
 。
Chem、 、174,247(1979)参照)とを
反応サセルコとにより容易に製造できる化合物である。
本工程を実施するに当ってはジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル系溶媒を
好適1こ使用することができる。
反応は一100℃〜50℃で行うことができる。
以下、実施例及び参考例により本発明を更に詳細に説明
する。
一一一公で一一一一一 実施例1 (S1冬wt−イケ」レリメケrv −、’7t 4)
(3−ホルミル−e(S) −(a’(s) −t−フ
fルシメチルシリルオキシ−1′−トランス−オクテニ
ル〕−7(ロ)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−(
IS。
58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−工
7 ) (4201rUJ、0.83mmof )のト
ルエン(3,5m )溶液にジイソブチルアルミニウム
ヒドリド(1,25mmo l 、 0.71m 、 
1.75Mヘキサン溶液)を−78℃下刃区、90分間
攪拌した。反応液に水素の発生がなくなるまでメタノー
ルを滴下後、エーテルで希釈した。さらに飽和食塩水を
加え有機層が透明になるまで攪拌を続けた。エーテル層
を分離後エーテル抽出をくり返し、エーテル層は合して
無水硫酸マグネシウムで乾燥し九溶媒を留去後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、(3
−ヒドロキシメチル−6(8)−(3°(s)−t−ブ
チルジメチルシリルオキシ−1°−トランス−オフf=
/L/)−7(ロ)−1−ブチルジメチルシリルオキシ
−(Is、58 ) −シスーヒシクo (3,3,0
)オクト−2−エン)(373yv、88%)をほぼ無
色の油状物質として得た。
IR(neat):3350cm 。
部組δ(CDCl2) 5.47(m、3H) 、 4.13(m、3H)、3
.73(m、 1)() 、 2.97 (m、 IH
) −Mass rr)/z:451(M+−57) 
実施例2 (3−ホルミル−6(8)−(3’(S)−テトラヒド
ロピラニルオキシ−1′−トランス−オクテニル〕−7
(R)−テトラヒドロピラニルオキシ−(Is、58)
−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン)(
370yv、0.83mmol )から実施例1と同様
な反応操作により(3−ヒドロキシメチル−6(S)−
[3’(S)−テトラヒドロlピラニルオキシ−1’−
4ランス−オクテニル)−7(R)−テトラヒドロlピ
ラニルオキシ−(Is、58)−シス−ビシクロ(: 
3.3.0 )オクト−2−エン) (316曙、85
%)をほぼ無色の油状物質として得た。
IR(neat):3345cm 。
Mδ(CDCl2) 5.45(m、3H)、4.55(m、2H)、4.1
0(m、 3H) 、 3.50〜4.00 (m、 
5H) 、 2.98(m、 IH) 。
Mass rr)/z:364(M+−84) 。
実施例3 (3−ヒドロキシメチル−6(S)(3’(s) −t
−ブチルジメチルシリルオキシ−11−トランス−オク
テニル)−7(R)−t−ブチルジメチルシリルオキシ
−(Is、58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オク
ト−2−4ン) (97fPVI、0.19mmol 
)のピリジン(1,5m/ )?!液に無水酢酸(0,
29mmo! 、)27μe)と触媒量の4−ジメチル
アミノピリジンを室温下加え、その1才30分間攪拌し
た。反応液に飽和硫酸銅水溶液を加え、エーテルで抽出
した@エーテル層は水で洗浄後無水硫酸マグネシウムに
て乾燥した。溶媒留去後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製し、(3−アセトキシメチル−
6(8) −(3’(S) −t’−ブチルジメチルシ
リルオキシ−11−トランス−オクテニル〕−7(ロ)
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−(18,58)−
シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン)(1
04m7,100%)P無色油状物質として得た。
IR(neat):1755cIL。
心犯、、t(CDCl2) 5.47(m、3H)、4.55(s、2H)、4.0
1(m 、IH) e 3−68 (m −IH) 、
2−93 (” −IH) −2,05(S 、 3H
)。
Mass r、/z:493(M”−57) 。
実施例4 (3−ヒドロキシメチル−6(S)−(3’(S)−テ
トラヒドロピラニルオキシ−11−)ランス−オクテニ
ル)−7(R)−テトラヒド口ビラニルオキシ−(18
,58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−
エン) ($5q、Q、19mmol )から実施例3
と全く同様な反応操作により、(3−アセトキシメチル
−6(S)−(3’(S)−テトラヒドロピラニルオキ
シー11−トランス−オクテニル)−7(R1−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−(Is、58)−シス−ビシク
ロ、(3,3,0)オクト−2−エン)(93巧、10
0チ)をほぼ無色の油状物質として得た0iR(nea
t):1750ffi 。
NMRδ(CDCl2) 5.45 (m、3H) 、4.55 (m、4H) 
、4.05(m、 IH) 、 3.40〜4.00 
(m、 5H) 、 2.91(m、IH)、z、o5
(s、3H)。
Mass rrVZ:406(M+−84)。
実施例5 ヨウ化第−銅(1634,0,85mmol ) ノT
HF(t、5y)懸濁液に新しく調製した3−ブテニル
リf’)ム(1,70mmo1,1.31m1/、1.
30Mへキサン溶液)を−30℃下加え、30分間攪拌
した。反応液を一78℃に冷却後、(3−アセトキシメ
チル+ 6(S) (a’(8) −t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−11−トランス−オクテニル)−7@
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−(Is、58)−
シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン) (
213曙。
0.39mmo l ) (7) THP (1m )
溶液を加え、4同条件下1時間攪拌した。さらに室温で
0.5時間攪拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液で反応
を停止させた。
エーテルで抽出後、エーテル贋は飽和食塩水で洗浄踵無
水硫酸マグネシウムで乾燥した0溶媒留去後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、(3−(
4°−ペンテニル)−6(8)−(3’(S)−t−ブ
チルジメチルシリルオキシ−1−トランス−オクテニル
〕−7(ロ)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−(I
s、58)−シス−ビシクロ(3,3,0:)オクト−
2−エン)(1544,73チ)をほぼ無色の油状物質
として得た。本物質は10チ程度の(2−(a’−ブテ
ニル)−3−メチリデン−6(S)−(3°(S)−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−1°−トランス−オク
テニル)−(t8.s8) −シス−ビシクロ(3,3
,0)オクタン)を含んでいたO IR,(neat):1645m 。
NMRδ(CDCl2) 5.40〜6−05 (IHv m) Q5.35 (
辺2m) v5.20 (約IH# b s ) p 
4−90(犯、m) ’7 八^/lp mN Q a
n(1u mN QQn(約IH,m) 。
Mass rr)/z:489(M+−57)−(3−
アセトキシメチル−6(Sl−(3’(S)−テトラヒ
ドロピラニルオキシ−1′−トランス−オクテニル〕−
7(ロ)−テトラヒドロピラニルオキシ−(Is、58
)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−x 7
 ) (191q、 0.39mmol )から実施例
5と全く同様な反応操作により(3−(4’−ペンテニ
ル) −e (S) −〔3’fs)−テトラヒドロピ
ラニルオキシ−1しトランス−オクテニル〕−7的−テ
トラヒドロピラニルオキシ−(Is、58)−シス−ビ
シクロ(3,3,0)オクト−2−エン) (x33m
g。
70チ)をほぼ無色の油状物質として得た0本物質はi
o%程度の(2−(3’−ブテニル)−3−メチリデン
−6(S)−(3’(S)−テトラヒドロピラニルオキ
シ−11−トランスーオクテニノリ−(Is、58)−
シス−ビシクロ(3,3,0)オクタン)を含んでいた
IR(neat):1645cIIL。
1駒(C’DCI3) 5.40〜6.05 (IH,m) 、 5.35 (
2H,m) 。
5.20(約IH,bs)、4.90(2H,m)。
4.55 (2H,m) 、4.00 (IH,m)、
3.40〜3.70 (5H,m) 、2.90 (約
IH,m) 。
Mass rryz:402(M+−84) −参考例
1 士8IO081e ;5ig 0B1a((3−(4’
−ペンテニル) −6(8)(3’<8)−t −ブチ
ルジメチルシリルオキシ−11−トランス−オクテニル
)−7(R)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−(I
S、5S)−シス−ビシクロ(’ 3.3.0 )オク
ト−2−エン) (17511p、0.32mmol 
) (純度約90チ)のTHF (1,2y )溶液に
9− BBN(0,42mmo I 、 0.83m 
、 0.5 M TH11i’溶液)をθ℃ニテ加工、
同条件下Iこて5時間攪拌した◇さらに室温で0.5時
間攪拌後、反応液に6NNaOH水溶液(0,21*υ
と30ts過酸化水素水(0,18+d )ヲ加エタo
 60℃にて1時間攪拌後、反応液を水で希釈してエー
テル抽出した。エーテル層は飽和チオ硫酸ナトリウム水
および飽和食塩水にて洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにて精製し、(3−(51−ヒドロキシペン
チル) −6(8)−(3’(S)−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−1′−トランス−オクテニル)−7(
R)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−(18,58
)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン)
 (145tnp、81%>をほぼ無色の油状物質とし
て得た。
IR(neat):3350(m 。
幅但、a(CDCI、) 5.47 (m、 2H) 、 5.24 (m、 I
H) 、4.05(m、iH)、3.64(m、3H)
、2.91(m、IH)。
Mass rrVz:507(M+−57) 。
参考例2 (3−(4’−ペンテニル) −6(S)−(3’(S
)−テトラヒドロピラニルオキシ−11−トランス−オ
クテニル〕−7(5)−テトラヒドロピラニルオキシ−
(t8,58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト
−2−xン) (156esy、0.32mmol )
 (純度的90ts)から参考例1と全く同様な反応操
作により((3−(5’−ヒドロキシペンチル) −6
(S)−(3゜(S)−テトラヒドロピラニルオキシ−
11−トランス−オクテニル〕−7(ハ)−テトラヒド
ロピラニルオキシ−(18,58)−シス−ビシクロ(
3,3,0)オクト−2−エン) (121■、75%
)をほぼ無色の油状物質として得た。
IR(neat):3400m 。
NMRJ(CDC15) 5.45(m、2H)、5.24 (m、IH)、4.
60(m、2H)、4.05(m、IH)、3.40〜
3.70(m、7H)、2.91 (m、IH)。
Mass ny’z:420(M+−84) 。
参考例3 (3−、(5−ヒドロキシペンチル) −6(8) −
(3’(S)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−11
−トランス−オクテニル〕−7(ロ)−t−ブチルジメ
チルシリルオキシ−(18,58)−シス−ビシクロ〔
3゜3.0〕オクト−2−x ン) (22sny、 
0.039mmol)にテトラ−n−プチルアンモニウ
ムフルオリド溶液(Q、3mm0 I 、 0.3*/
 、 tMTHF溶液)を加え室温下12時間攪拌した
。反応液を飽和食塩水で希釈後酢酸エチルエステルにて
抽出した。有機層は無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル−アセトン、95:5)Jどて分離精製
し、(3−(5−ヒドロキシペンチル) −6(S)−
(3’(S)−ヒドロキシ−11−トランス−オクテニ
ル)−7(1’Q−ヒドロキシ−(18,5S)−シス
−ビシクロ〔3゜3.0〕オクト−2−エン)(13■
、100チ)をほぼ無色の粘稠な液体として得た。
IR(neat):3350cm NPvfRJ (CI)C’ I !、 )5.52(
m、2H)、5.28(bs、IH)、4.07(m、
IH)、3.65(m、3H)、2.97(m、IH)
Mass Vz:318(M+−18) −参考例4 (3−(5’−ヒドロキシペンチル)−6(8)−(3
’β)−テトラヒドロピラニルオキシ−1−トランス−
オクテニル〕−70−テトラヒドロピラニルオキシ−(
18、5s)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−
2−エン) (20sy、0.040mmoJ )を酢
酸−水−TIP(3:1:1)の混合溶媒(1属l)に
溶かし、60℃にて3時間加熱した。溶媒を留去後、残
渣ζこ少量の飽和型1水を加え酢酸エチルエステルにて
抽出した◇有機層は無水硫酸す) IJウムにて乾燥し
た。溶媒留去後残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し%(3−(5’−ヒドロキシペンチル)
 −6(S) −(3’(8)−ヒドロキシ−11−ト
ランス−オクテニル)−7(R)−ヒドロキシ−(Is
、58)−シス−ビシクロ(3,3,0〕〕オクトー2
−エン(13キ、100%)をほぼ無色の粘稠な液体と
して得た0各種スペクトルデータは参考例3で得たもの
と完全に一致した。
参考例5 (3−(5−ヒドロキシペンチル) −6(S)−(3
’(81−ヒドロキシ−1−トランス−オクテニル〕−
7(ロ)−ヒドロキシ−(18,58)−シス−ビシク
ロ(3,3,0)オクト−2−エン)(12町、 0.
036mmol )をアセトン−H2O(1: 4 、
1.諧)に溶かし、PtO2を還元して得られるPt 
を触媒とし、重曹(3,2q、0.038mmol )
存在下酸素気流中60℃にて24時間攪拌した。触媒を
濾過し、10チHCI水溶液にて中和した後アセトンを
留去した。
再び10チHCI水溶液ζごて弱酸性とした後、酢酸エ
チルエステルにて十分抽出を行った。抽出液を無水硫酸
ナトリウムにて乾燥し、溶媒を留去すると、(+−1−
9(0)−メタノ−Δ””)−PGI、(8Tnf、6
1%)がほぼ無色の精側な油状物質として得られた。
IR(neat):3350,1700,1450,1
250cIIL 。
幅倶δ(CDCI5) 5.60(m、2H)、5.31(ba、IH)、4.
11(m*IH)、3.80(m、IH)、3.00(
m、IH)。
0.90 (t 、J:=6Hz 、 3H)。
Mass(CI、NH3) rry/z:36B (M
”−+−NH,) 。
〔α);’=+x6°(:c ==0.25 、MeO
H)参考例6 (2(ロ)−アリル−3四−(3’(S)−1−ブチル
ジメチルシリルオキシ−31−シクロペンチル−11−
トランス−プロペニル)−4cEQ−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−1−シクロペンタノン)(354tr
#!j、0.72mmol)の塩化メチレン(7禦z)
溶液に室温下亜鉛−チタニウムクロリドー臭化メチレン
試薬(Zn TiCl4−CH2Br2/THF、3.
74m1.約1,3当量)を加えた。同条件下30分攪
拌すると原料が消失するので、反応液をエーテル−飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液の二層系中へ流し込み反応を
停止させた。次いでエーテル層を分取し、さらlこエー
テルで抽出した。合したエーテル層は、飽和塩化アンモ
ニウム水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて精製し、(2(6)−アリル−3
(R)−(3字)−1−ブチルジメチルシリルオキシ−
3−シクロペンチル−1’−)ランス−プロペニル)−
4(R)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−シク
ロペンチリデン)(32fimy、8即0をほぼ無色の
油状物質として得た。
IR(neat):3078 、2930 、2850
 、1648 。
1460.1360,1.247cm 。
幅岳、、t(CDCI、) 5、’70(m、IH)、5.40(m、2H)、4=
70〜5.05 (m、4H) 、4.02(m、IH
) 、3.76(IH,m) 、 2.00〜2.60
 (m、 6H) 、 1.38(m、9H)、0.8
8(a、18H)、0.02(S。
12I()。
Mass ry)/z:433(M+−57)、419
,391゜参考例7 (2(ロ)−アリル−3四−(−t’(s)= t−ブ
チルジメチルシリルオキシ−3′−シクロペンチル−1
’−トランス−プロペニル〕−4(5)−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−1ジシクロペンチリデン)(69
8曙、1.42mmol)に9−ボラビシク0 (3,
3゜1〕ノナ7 (9−BBN)のπ1溶液(7,10
m、mol。
14.2#I/)を室温下加え、3時間攪拌した。次い
で反応系へ6N−NaOH水溶液(6,9w )、30
 tlAH202水溶液(5,8mυを室温下ゆっくり
滴下し、60℃にて2時間攪拌した。反応液をエーテル
にて抽出し、エーテル層をチオ硫酸ナトリウム水溶液、
水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムIこて乾燥後、
溶媒を留去、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、rl(S)−ヒドロキシメチル−2(S)
 −(3’−ヒYoキシフoヒル) −3(s) −(
3’(S)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−3′−
シクロヘンチル−1l−トランス−プロペニル〕44@
−t−フチルジメチルシリルオキシシク口ペンタン)(
442m、z、59チ翅無色油状物質として得た。
IR(neat):3345,2920,2850,1
456゜1360.1246cm 。
箔IRδ(CDCI、) 5.35(m、2H) 、3.95(m、2H)、3.
59(m、 4H) 、 2.16 (m、 4H) 
、 1.10〜1.80(m 、 16H) −0−8
7(sp 1 gH)F O−04(” −12H) 
−Mass Vz:469(M+−57) 、451.
394,377゜−一縛一一一一一一 参考例8 参考例6,7と全く同じ条件により、(2(R)−アリ
ル−3(R)−(3°(S)−テトラヒドロピラニルオ
キシ−3′−シクロペンチル−11)ランスープロヘニ
ル) −4(FQ−テトラヒドロピラニルオキシ−1−
シクロペンタノン) (4324,tmmol)より収
率74チで(1(8)−ヒドロキシメチル−2(8)−
(31−ヒドロキシプロピル) −3(8) −(3’
(S)−テトラヒドロピラニルオキシ−31−シクロペ
ンチル−1’−トランス−プロペニル〕−4(ロ)−テ
トラヒドロピラニルオキシシクロペンタン)(275q
)をほぼ無色の油状物質として得た。
IR(neat):3350,2930,2850,1
450゜1365.1200儂 。
地組δ(CDCI5): 5.34(m、2H)、4.50(m、2H)、4.0
0(m、2H)、3.60(m、8H)。
Mass rrlz:466(M+) 、448゜参考
例9 ミSiO”・七 〇S1り 一!:Si0 08iζ オキザリルクロリド(0,46m/、5.40mmol
)の塩化メチレン溶液(5d)へR80(0,83m、
11.7mmol)c7)塩化メチレン溶液(4mg)
を−78°C下5分間かけて加え、同条件で15分間攪
拌した。これに(1(S)−ヒドロキシメチル−2(S
)−(3“−ヒドロキシプロピル) −3(S)−(3
’(S)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−3−シク
ロペンチル−11−トランス−プロペニル)−4(R1
−t−ブチルジメチルシリルオキシシクロペンタン)(
473ml。
0.900mmo l )の塩化メチレン(3d)溶液
を滴下し、−78℃にてさらに15分間攪拌した。同条
件下トリエチルアミン(2,50mg、 18.0mm
ol)を加え、冷却浴をはずし、15分間攪拌した。減
圧下塩化メチレンを留去し、得られた残渣にベンゼン(
8#I/)およびジベンジルアミンのトリフルオロ酢酸
塩(220曙、 0.900mmoりを加え、70℃に
て4時間攪拌した。反応液をエーテルで希釈し、塩化ア
ンモニウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した
。溶媒留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し、(3−ホルミル−6(S)−(3’(
8)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−31−シクロ
ペンチルー11−トランス−プロペニル〕−7(ロ)−
t、−ブチルジメチルシリルオキシ−(Is、58)−
シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン) (
385町、8鴫0をほぼ無色油状物質として得た。
IR(neat):’2950,2850,1675,
1450゜136(D、 1250cm 。
ma (CDCI、) 9.82 (’ p IH) −6−72(b s −
IH) P 5−45(m、 2H) 、4.05 (
m、 IH) 、3.7 e (m、 IH) 。
3.23(m、IH) 、1.10〜2.80(m、1
5H)。
0.87,0.90(28,18H)、0.03(8゜
12H)。
Mass rrS/z:447(M+−57) 、43
3 、357.337゜315.301,200,71
゜ 参考例10 0THPOTHP 参考例9と同じ方法で、(1(8)−ヒドロキシメチル
−2(S)−(3’−ヒドロキシプロピル) −3(8
)−(3’(S)−テトラヒドロピラニルオキシ−3−
シクロヘンチル−1′−トランス−プロペニル〕−4(
6)−テトラヒドロピラニルオキシシクロペンタン)(
2751V、 0.74mmol)より収率68%で(
3−ホルミル−6(S)−(3’(8)−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−゛31−シクロペンチルー1′−トラ
ンス−プロペニル)−7cfQ−テトラヒドロピラニル
オキシ−(18,58)−シス−ビシクロ(3,3,0
)オクト−2−エン)(223fflp)をほぼ無色油
状物質として得た。
IR(neat):2950,2850,1680cI
l 。
雨しくCDCl、) 9−81(’ p IH) −6−74(b s e 
IH) −5−45(m、狙)、4.48(m、犯) 
、 3.20〜4.10(m、 7H) 。
Mass n7z:444(M+)、359゜実施例7 &8i0 08iぶ 実施例1と全く同様な反応操作により、(3−ホルミル
−6(8)−(3’(S)−t−ブチルジメチルシリル
オキシ−3−シクロペンチル−1’−)ランス−フロベ
ニル〕−7(至)−1−ブチルジメチルシリルオキシ−
(18,58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト
−2−エン) (4184,0,83mmol)から(
3−ヒドロキシメチル−6(8)−(3’(8)−1−
ブチルジメチルシリルオキシ− −トランス−プロペニル]−7@−t−プチルジメチル
シリルオキシ−(1B、58)−シス−ビシクロ(3,
3,0)オクト−2−エン)(37鰐、86チ)をほぼ
無色の油状物質として得た0 IR(neaす:3350cm 。
NMRJ(CI)CI5) s、4s(m、3H)、4.x3(m、3H)、a、7
゜(m、 II() 、 2.98 (m、 IH) 
−Mass rryz:449(M+−57)。
実施例8 実施例1と全く同様な反応操作によ、す)(3−ホルミ
ル−5(S)−(3’(S)−テトラヒドロピラニルオ
キシ−3−シクロペンチル−1’−ト5ンスープロペニ
ル)−7(R)−テトラヒドロピラニルオキシー(Is
、5B)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−
エン)(368q、0.83mmo+)から(3−1F
ロキシメチル−6(8)−(3’(S)−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−3′−シクロペンチル−11−トラン
ス−プロペニル〕−7四−テトラヒドロピラニルオキシ
−(Is、58)−シス−ビシクロ〔3,3,0)オク
ト−2−エン) (ao6q、s3%)をほぼ無色の油
状物質として得た。
IR(neat):3345cm 。
NMRJ(CDC13) 5.45 (m、 3H) 、 4.55 (m、 2
H) 、 4.10(m、3H)、3.50〜4.00
(m、5H) 。
2.9 s (m 、 tH) 。
Mass rrVz:362(M+−84) 。
−M−一一一一 実施例9 実施例3と全く同様な反応操作により、(3−ヒドロキ
シメチル−6(8)−(3’(S)−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−3−シクロペンチル−1′−トランス
−フロベニル)−7(R)−t−フチルシメチルシリル
オキシー(18,58)−シス−ビシクロ(3,3,0
)オクト−2−エン) (96WI、 0.19mno
l )より【3°−アセトキシメチル−6(8)−(3
’(8)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−31−シ
フシクロt−ブチルジメチルシリルオキシ−(IS、5
8)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン
) (103岬。
100チ)を無色油状物質として得た。
IR(neat):1755cm 。
NMR、t (CDC13) 5.47(m、3H)、4.54(6,2H)、4.0
0(” e IH) v 3−68 (rn −tH)
 、2.92 (rn 、 IH) 。
2.05(s、3H)。
Mass n7z:492(M+−57) 。
実施例10 実施例3^全く同様な反応操作により、(3−ヒドロキ
シメチル−6(S)−[3”(S)−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−3しシクロペンチル−1′−トランス−プ
ロペニル)−7CfQ−テトラヒドロピラニルオキシ−
(18,58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト
−2−エン) (84tQ 、 0.19mmo l 
)から(3−アセトキシメチル−6(S) −(3’(
S)−テトラヒドロピラニルオキシ−3′−シクロペン
チル−11−トランス−プロペニル)−7(R)−テト
ラヒドロピラニルオキシ−(Is、58)−シス−ビシ
クロ[: 3.3゜0〕オクト−2−エン)(91■、
100チ)をほぼ無色の油状物質として得た。
IR(neat):1750cIIL。
部組δ(CDCl2) 5.45(m、3H)、4.55(m、4H)、4.0
5(m、 IH) 、 3.40〜4.00 (m、 
5H) 、 2.91(m、 IH) 、 2.05 
(s 、 aH) 。
実施例11 当sho osta 実施例5と全く同様な反応操作により%(3−アセトキ
シメチル−6(S) −(3’(S) −t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−31−シクロペンチル−11−ト
ランス−プロペニル)7(R)−1−ブチルジメチルシ
リルオキシ−(18,5s)−シス−ビシクロ(3,3
,0)オクト−2−エン) (211■、 0.391
1・mmo 1 )7>ら(3−(4’−ペンテニル)
 −6(S) (3’(S) t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ−3′−シクロペンチル−11−トランス−プ
ロペニル)−7(R)−1−ブチルジメチルシリルオキ
シ−(Is 、 58)−シス−ビシクロ(3,3,0
)オクト−2−エン)(i49my、70%)Pはぼ無
色の油状物質として得た。
本物質もlO%程度γ−攻撃により生成した物質を含ん
でいた。
IR,(neat):1645cm 。
猶倶δ(CDCl2) 5.40+6.05 (IH,m) 、 5.35 (
2H,m) 。
5.20 (約IH,bs)、4.90(2H,m)。
4.00 (xH,m) 、 3.60 (tH,m)
 、 2.90(約IH,m)。
Mass rryz:487(M+−57) 。
実施例12 実施例5と全く同様な反応操作により、(3−アセトキ
シメチル−6(8)−(3’(S)−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−31−シクロペンチル−1’−トランス−
プロペニル)−7(R)−テトラヒドロピラニルオキシ
−(IS、58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オク
ト−2−エン) (190w) 、 0.39mmo 
1 )から(3−(4しペンテニル) −6(S)−(
3’(S)−テトラヒドロピラニルオキシ−31−シク
ロペンチル−1′−トランス−プロペニル〕−7(ロ)
−テトラヒドロビテニルオキシー(Is、58)−シス
−ビシクロ〔3゜3.0〕オクト−2−エン)(131
■、70チ)をほぼ無色の油状物質として得た。本物質
も10g6程度γ−放撃により生成した物質を含んでい
た。
IR(neat):16451m 。
NMFLa (CDCl 3) 5.40〜6.05 (IH,m) 、 5.35 (
2H,m) 。
5.20 (約IHe b s ) t 4−90 (
2)i#m) v4.55(2H,m)、4.00(I
H,m)、3.40〜3.70 (5H,m) 、 2
.90 (約IH,m) 。
Mass rriz :400 (M+−84) 。
参考例1と全く同様な反応操作により、(3−(4’−
ヘアテニル) −6(S)−(3’(S) −t −フ
fルジメチルシリルオキシー31−シクロペンチル−1
1−トランス−プロペニル)−7(R)−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−(is、58)−シス−ビシクロ
(3,3,03オクト−2−エン) (173■、 0
.32mmo I ) (純度約190チ)カラ(3−
(5′−ヒドロキシペンチル) −6(S)−(3’(
S)−t−ブチルジメチルシリルオキシ−3′−シクロ
ペンチル−1’−)ランス−プロペニル)−7(R)−
t−ブチルジメチルシリルオキシ−(18,5s)−シ
ス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン) (1
40■、80チλはぼ無色の油状物質として得た。
IR(neat):3350cm 。
昆倶a(CDCl2) 5.47(m、2H)、5.24(m、IH)、4.0
5(m−IH) 、3.64 (rrr e 3H) 
−2−91(m、IH) 。
Ma;ss、rriz:505(M+−57) 。
参考例12 参考例2と全く同様な反応操作により、(3−(4′−
ペンテニル) −6(8)−(3’(S)−テトラヒド
ロピラニルオキシ−3′−シクロペンチル−1しトラン
ス−プロペニル)−7(R)−テトラヒドロピラニルオ
キシ−(18,58)−シス−ビシクロ(3,3゜0〕
オクト−2−エン) (154mp、 0.32mmo
lχ純度約90チ)から(3−(5’−ヒドロキシペン
チル’) −6(8) −(3’(81−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−31−シクロペンチル−1しトランス
−プロペニル) −7(R)−テトラヒドロピラニルオ
キシ−(18,58)−シス−ビシクロ(3,3,0)
オクト−2−エン) (115巧、72%)をほぼ無色
の油状物質として得た。
IR(neat):3400cm 。
NMRa (CDCI 3) 5.45(m、2H)、5.24(m、IH)、4.6
0(m、 2H) 、 4.05 (m、 IH) 、
 3.40〜3.70(m、7H)、2.9t(m、x
H)−Maas n7z : 418 (M+−84)
 。
参考例13 舶 ♂H 参考例3と全く同様な反応操作により、(3−(51−
ヒドロキシペンチル) −6(S)−C3寮)−1−ブ
チルジメチルシリルオキシ−31−シクロペンチル−1
′−トランス−プロペニル)−7(R)−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−(IS、58)−シス−ビシクロ
(3,3,0)オクト−2−エン) (21410,0
39mmo l )75)ら(3−(5’−1=Ft:
lキシヘンチル) −6(S) −(3’(S)−ヒド
ロキシ−3′−シクロペンチル−11−トランス−プロ
ペニル〕−7(ロ)−ヒドロキシ−(18,58)−シ
ス−ビシクロ(3,3,0〕オクト−2−エン)(12
tnI、10←0をほぼ無色の粘稠な液体として得た。
工R(”ea t ) :3350cm−’ 。
NMRδ(CDCl2) 5.52(m、2H)、5.28(bs、IH)、4.
07(m、IH)、3.65(m、3H)、2.97(
m、IH)。
Mass rrB/z:316(M+−18) 。
参考例14 参考例4と全く同様な反応操作により、(3−(5゛−
ヒドロキシペンチル’) −6(8)−(3’(8)〜
テトラヒドロピラニルオキシー3−シクロペンチルー1
’−)5ンスープロペニル〕−7(ロ)−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−(18,58)−シス−ビシクロ(3
,3,0)オクト−2−エン)(19■、0.040m
mo 1 )より(3−(5−ヒドロキシペンチル)−
6(S)−C3’(B)−ヒドロキシ−31−シクロペ
ンチル−1しトランス−プロペニル〕−7(ロ)−ヒド
ロキシ−(18,5S)−シス−ビシクロ(3,3,0
)オクト−2−エン) (12ml、100*)t−は
ぼ無色の粘稠な液体として得た。各種スペクトルデータ
は参考例13で得たものと完全に一致した〇 参考側15 参考例5と全く同様な反応操作により、(3−(s+−
ヒドロキシペンチル) −6(S)−(3’(S)−ヒ
ドロキシ−3−シクロペンチル−11−トランス−プロ
ペニル〕−7(6)−ヒドロキシ−(18,55)−シ
ス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エン)(11
1”l e 0.036mmoりから(3−C4’−カ
ルボキシブチル) −6(8)−(3’(8)−ヒドロ
キシ−3−シクロペンチル−11−トランス−プロペニ
ル〕−7(ロ)−ヒドロキシ−(18,58)−シス−
ビシクロ(3,3゜0〕オクト−2−エン)(7glI
、60チ)を無色白色固体として得た。
融点:115〜116℃(酢酸エチル−n−ヘキサンか
ら再結晶) IR(KBr):3430,2960,1700.16
55cm 。
NMRJ (CDCl 5) 5.62(2H,m)、5.32(IH,bs)、3.
90(2H,m)、3.00(IH,m)。
Mass(CI、NH3)rry’z:366(M+十
NH4)−試験例1 (ト)−9(0)−メタノ−Δり“’ −PGI 1 
は、以下に記す生物活性を有する。ウサギの血液を用い
た場合、アデノシンニリン酸(ADP )によって誘発
される血小板の凝集をPGI2のRの強さで抑制し、l
 。
又、人の血液を用いた場合にはPGI2の丁といつ強さ
を示した。血圧に対する影響ではラットを用いた場4P
G■2と同程度の強さを示し、0.1μgAtの投与量
で血圧降下作用を示した。心得度数に対する影響もPG
I2の強さとほぼ同様であり、ラットを用いた実験では
、1μシ匂の投与量で心得度数の増大を示した。抗潰瘍
作用でもウサギの胃を用いた実験において10 Mとい
う低濃度で活性を示し、これはPGE2と同程度の強さ
である。細胞毒性は非常に弱く、IC5o=5μgAt
である。
試験例2 (イ)−3−(4’−カルボキシブチル) −6(S)
−(3’(S)−ヒドロキシ−3′−シクロペンチル−
1′−トランス−プロペニル)−7(R)−ヒドロキシ
−(IS。
58)−シス−ビシクロ(3,3,0)オクト−2−エ
ンは、以下に記す生物活性を有する。ウサギの冑(ra
bbit stomach epithelial c
ells)を用いて窒出らの方法(KoMatsuok
a、Y Mj tsui、andS、Muiota、J
 、Pharm、Dl!!、 、i、911(1982
)) ニ従った実験を行うと、 0.5X10 Mとい
う低濃度で顕著な抗潰瘍作用を示した。これは抗潰瘍作
用を有する代表的プロスタグランジン・Pαらより優る
とも劣らない活性強度であるO20らが激しい下痢を誘
発するのに比して、上記カルバサイクリン類縁体は下痢
誘発作用をもたない。
特許出願人 手 続 補 正 書(自発) 昭和60年6月18日 特許庁長官 志賀 学殿 1、事件の表示 昭和59鋼特許願第58458 号 2・発明の名称 ビシクロ(3,3,0)オクテン誘導体3・補正をする
者 5、補正の内容 l)本願明細書第34頁7行の「3」を「3′」に訂正
する。
0’I)IF 0TI(P J 3)同第41頁11行の「シフシクロ」を「シクロ」に
訂正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 で表わされるビシクロ(3,3,0)オクテン誘導体(
    式中、R1ま炭素数5〜10個の直鎖、分枝状若しくは
    環状アルキル基又はアルケニル基、W及びR3は水素原
    子又は水酸基の保護基であり、オ千シ R4は水酸基、アセチmはブテニル基である。)。
JP59058458A 1983-08-19 1984-03-28 ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体 Granted JPS60202838A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59058458A JPS60202838A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 ビシクロ〔3.3.0〕オクテン誘導体
AT84305636T ATE42280T1 (de) 1983-08-19 1984-08-17 Derivate des bicyclo(3.3.0>oktans und ihre herstellung.
EP84305636A EP0134153B1 (en) 1983-08-19 1984-08-17 Bicyclo[3.3.0]octane derivative and preparation thereof
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