JPS60202824A - 健康食品の製造法 - Google Patents

健康食品の製造法

Info

Publication number
JPS60202824A
JPS60202824A JP59058412A JP5841284A JPS60202824A JP S60202824 A JPS60202824 A JP S60202824A JP 59058412 A JP59058412 A JP 59058412A JP 5841284 A JP5841284 A JP 5841284A JP S60202824 A JPS60202824 A JP S60202824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rye
food
gum
rye flour
centrifuging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59058412A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Oya
大屋 章
Takashi Fukushima
隆 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Flour Milling Co Ltd
Original Assignee
Nitto Flour Milling Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Flour Milling Co Ltd filed Critical Nitto Flour Milling Co Ltd
Priority to JP59058412A priority Critical patent/JPS60202824A/ja
Publication of JPS60202824A publication Critical patent/JPS60202824A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は健康食品の製造法、特に血清ならびに肝臓コレ
ステロール上昇抑制効果を有する健康食品の製造法に関
する。
ライ麦は、北欧など↑は主にライ麦パンに使用され、食
されている。最近、我国においてもライ麦パンの健康的
意識が高まりつつある。ライ麦が健康に良いと言われて
論る理由としては、鉄、燐などのミネラルが多(、アミ
ノ酸のリジンも多いこと、また雑穀に共通して言えるこ
ととして精製度合が低いため結果的に食物繊維素が多(
なるなどが挙げられる。
木発明者は、ライ麦粉の成分について研究中、ライ麦粉
から抽出したガム質が血清コレステロール、肝臓コレス
テロール量の上昇抑制作用効果のあることを見い出し、
このガム質を食品に含有させることにより、上記抑制作
用を有する食品の得られることを知り、本発明を完成す
るに到った。
すなわち、本発明は食品の製造にあたり、ライ麦粉から
抽出したガム質を含有させることを特徴と物ガム質に相
当する区分を微アルカリで抽出する方法により得ること
ができる。すなわち、本発明において使用するガム質は
、ライ麦粉を微アルカリ性溶液で抽出した抽出液を微酸
性に調整してタンパクを沈澱させ、その上澄液を採り、
これにアルコールなどの浴剤を加えて沈澱したガム質区
分の沈澱物を分離することにより得られる。その抽出の
具体例を示すと、次のとおりである。
抽出の具体例 まず、ライ麦粉100重量部を約2000重量部のビー
カーに秤取し、蒸留水7000重量部を加えてよ(攪拌
したハち、20%炭酸ナトリウム溶液を滴下して抽出時
のpHを/Qi調整する。
次に遠心分離して残渣を除き、抽出液に2M塩酸を滴下
してpHり、夕に調整して、2.0分間放置し、タンパ
クを沈澱させる。ふたたび遠心分離してその上澄液を!
!容ビーカーに移し、これにり倍量力エタノールを添加
して一夜放置する。次に、これを遠心分離して沈澱部を
集め、エタノールで洗浄後、通風乾燥し粉末化してライ
麦ガム質標品を得た。なお、収量はライ麦粉100fよ
り3,69)であった。
次に、このようにして得たガム質標品の分析内容を第1
表に示す。ガム質標品の多糖類ならびにリグニンの分別
定量はSouthgat、e法を一部改変して行なった
。また糖組成は試料をSouthgate法の加水分解
条件で処理したのち、アルディドール争アセチル化し、
ガスクロマトグラフ法で測定した。
第1表 ライ麦ガム質標品の成分分析 (注)※ Southgate法により測定した〇※※
非セルロース多糖類の糖組成はガスクロマトグラフ法で
測定し、ウロン酸は カルバゾール硫酸法で測定した。
※※※ NXj −g3=33.70%(蛋白質)第1
表より、非セルロース多糖類の構成糖はキシロース30
.’13係、アラビノースig−a。
%が主なもので、これらはアラビノキシランを主体とす
るペントグルカンと考えられる。グルコース乙、乙!%
のうチ、デンプン由来のグルコースを測定した結果は3
.0%で、残りの3.t、s%は水溶性のβ−グルカン
と考えられる0次に、ライ麦粉から抽出したガム質が血
清ならびに肝臓コレステロール上昇抑制効果のあること
を実験例を挙げて説明する。
実験例 上記抽出の具体例で得たライ麦ガム質標品を高コレステ
ロール飼料に添加して動物実験を行なった○飼料組成を
第2表に示す0 第2表に示すように、標準飼料は蔗糖を糖質源トシテコ
レステロール、コール酸ナトリウムを含まないもの、対
照飼料は蔗糖を糖質源としてコレステロール7%、コー
ル酸ナトリウム0+23%を含むもの、ライ麦ガム質含
有飼料は対照飼料の蔗糖、2%を上記のようにして得た
ガム質標品2%で置換したものである。
体重63〜7.!;if(’1重合うのspragne
 −DOWle37系雄ラット〔日本クレアC株〕〕を
第2表の標準飼料で7日間予備飼育した力ち、各群g匹
ずつに分け、試験飼料を投与してIO日間飼育した。な
お、飼料及び水は自由に摂取させた。//日日月安全カ
ッターを使用して斬首、採血したあと、開腹し、肝臓を
摘出した。血清コレステロールの定量はデタミナを用い
る酵素法で行なった。すなわち血清総コレステロールは
デタミナTCで定量し、HDL−コレステロールはデタ
ミナーHDLで分画したノチ、デタミナTo j夕!で
定量した。なお、ブタミオは協和メデツクス株式会社製
造販売のコレステロール定量試薬である。また、肝臓総
コレステロールの定量はKlliani反応によるZa
kらの方法(昭和μg年!月中山書店発行[医化学実験
法講座3A臨床化学lJp、/90〜/97参照)によ
った。そして全コレステロールは肝臓総コレステロール
に肝臓の重量を乗じたものfある。その結果を第3表に
示す。
第3表より明らかなように、ライ麦ガム質群は血清総・
コレステロール値が対照群より有意に低(、ライ麦ガム
質標品には強い血清コレステロール上昇抑制能のあるこ
とが認められた。また、ライ麦ガム質群は、動脈硬化指
数が対照群に比し有意に低い値を示した。肝臓コレステ
ロールについては、ライ麦ガム質群は対照群よりコレス
テロール摂取量が多いにもかかわらず、総コレステロー
ル、全コレステロール、見かけのコレステロール蓄積率
がいずれも有意に低(、肝臓へのコレステロール蓄積が
抑制されたことを示した。
上記の実験から、ライ麦粉から抽出したアラビノキシラ
ンを主体とするガム質が血清ならびに肝臓コレステロー
ルに対し著しい上昇抑制能があることが判明した。
上記の如(、ライ麦粉から抽出したガム質は血清ならび
に肝臓コレステロール上昇抑制効果を育するので、この
ガム質を食品の製造にあたり含有させると、血清ならび
に肝臓コレステロール上昇抑制効果を有する健康食品を
得ることができる。
本発明において、食品としては、例えばパン、麺、ビス
ケット、ソーセージ、かまぼこなどが挙げられる。
そして、ライ麦粉から抽出したガム質は、これら食品の
原料から製品を得るまでの適量な時期に添加して含有さ
せることができる。その添加量としては、0.O7〜3
.0%位が適当であるが、好ましくは0.0夕〜0.夕
係位の使用が望ましい0 か(して本発明によれば、血清ならびに肝臓コレステロ
ール上昇抑制効果を有する健康食品を容易に得ることが
できるので、本発明は有用な方法である。
つぎに、本発明の実施例を示す。なお、実施例において
使用するライ麦ガム質粉末は上記抽出の具体例で得たラ
イ麦ガム質標品である。
実施例 1 ライ麦ガム質粉末を小麦粉にあらかじめ充分まぜ、下記
の配合割合の原料で常法によりパンを作った。
小麦粉 l000 ノ ライ麦ガム質粉末 l 〃 イースト 30 〃 水 6 !0 4 食 塩 20 p 砂 糖 20 〃 ショートニング jDtr 脱 粉 30 〃 実施例 2 ライ麦ガム質粉末を小麦粉にあらかじめ充分まぜ、下記
の配合割合の原料で常法により麺を作った0 小麦粉 1000 f ライ麦ガム質粉末 l 4 食 塩 /4 。
水 320 〃 実施例 3 下記の配合割合の原料を用いて常法によりビスケットミ
ックスを作った。
小麦粉 troo j;il− ライ麦ガム質粉末 0!: iP ショートニング l+20 〃 砂 糖 ″  食 塩 ″′ 無水リン酸カルシウム 16 〃 炭酸水素ナトリウム l−2〃 脱 粉 g 〃 このビスケットミックスは、これに適量の水を71DA
でビスケットをつ(るのに使用する。
スを作った。
小麦粉 7+20 ノ ライ麦ガム質粉末 l 4 食 塩 10 tr ベーキングパウダー −20〃 脱 扮 AOLI 乾燥全卵粉 gQtr ショートニング 9θ 〃 グルタミン酸ソーダ 79 I このバッターミックスは水にといて揚物に使用する。
実施例 5 下記の配合割合の原料を用いて常法によりウィンナ−・
ソーセージを作った0 豚 肉 3 ユ op 牛 肉 320 〃 羊 肉 70 〃 豚 脂 13θ 〃 氷 水 ノコ! 〃 食塩 l乙〃 砂糖 3〃 MSG +2# ライ麦ガム質粉末 2 〃 実施例 6 下記の配合割合の原料を用いて常法によりかまぼこを作
った。
シログチ too f キグチ !001 食塩 3.!I ジャガイモ澱粉 3 ノ 砂 糖 /D tt グルタミン酸ソーダ l 夕 〃 みりん グ 〃 卵 白 λ “ ライ麦ガム質粉末 λ 〃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 食品の製造にあたり、ライ麦粉から抽出したガム質を含
    有させることを特徴とする健康食品の製造法。
JP59058412A 1984-03-28 1984-03-28 健康食品の製造法 Pending JPS60202824A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59058412A JPS60202824A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 健康食品の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59058412A JPS60202824A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 健康食品の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60202824A true JPS60202824A (ja) 1985-10-14

Family

ID=13083658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59058412A Pending JPS60202824A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 健康食品の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60202824A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03285653A (ja) * 1990-03-30 1991-12-16 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 脂質代謝改善物及びその製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03285653A (ja) * 1990-03-30 1991-12-16 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 脂質代謝改善物及びその製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Galanakis et al. Dietary fiber suspensions from olive mill wastewater as potential fat replacements in meatballs
JP4607261B2 (ja) 食物調味料、食物材料および食物製品組成物の調製法、それらの調味および使用
CA1336315C (en) Processed meat products containing a konjac mannan gel and method for making the same
Schnell et al. Mechanism of Binding Chunks of Meat 1. Effect of Physical and Chemical Treatments
WO2001056404A1 (en) Low molecular weight polymannuronate
CN108882731A (zh) 玉米蛋白质浓缩物及其制备方法
Gruppen et al. Mild isolation of water-insoluble cell wall material from wheat flour: Composition of fractions obtained with emphasis on non-starch polysaccharides
WO2009036064A1 (en) Vegetable protein concentrate having a reduced insoluble dietary fiber content and an increased amount of soluble dietary fiber content
JPH08298965A (ja) パテ状乃至ムース状風味をもつ低カロリー調理食品
EP0947578A1 (en) Substance with antiobestic and cumulative visceral fat-reducing actions and use thereof
JPS60202824A (ja) 健康食品の製造法
CN114304535B (zh) 一种利用复配油脂制备高凝胶强度乳化鱼糕制品的方法
DE3936117A1 (de) Zusatzstoffe enthaltende lebensmittel und verfahren zu deren herstellung
JPH057449A (ja) ベーカリー製品及びその製造法
EP0134658B1 (en) Vital gluten
JPS5834104B2 (ja) 繊維質強化食品
JP2885430B2 (ja) 凍豆腐
RU2180511C2 (ru) Способ приготовления мясного продукта типа вареной колбасы
Nakamura et al. Effect of white wheat bread containing sugar beet fiber on serum lipids and hepatic mRNA in rats fed on a cholesterol-free diet
JPH06277011A (ja) プレミックス
JP3765762B2 (ja) 卵黄を含有する低コレステロール水中油型乳化食品およびその製造方法
RU2189766C1 (ru) Мясной паштет "сливочный"
Susanti Optimization of the Combination Between Glucomannan Flour from Porang Tuber and Hunkue Flour in View of Chemical and Organoleptic Characteristics of Cookie
Indira et al. Effect of dietary fiber on intestinal bacterial β‐glucuronidase activity in chicks fed a cholesterol‐containing diet
RU2254028C1 (ru) Способ получения комбинированных препаратов высокой сорбционной способности на основе пищевых волокон пшеничных отрубей