JPS60202612A - 電力ケ−ブルの製造方法 - Google Patents

電力ケ−ブルの製造方法

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JPS60202612A
JPS60202612A JP5897784A JP5897784A JPS60202612A JP S60202612 A JPS60202612 A JP S60202612A JP 5897784 A JP5897784 A JP 5897784A JP 5897784 A JP5897784 A JP 5897784A JP S60202612 A JPS60202612 A JP S60202612A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
wire
linear body
power cable
wire core
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Pending
Application number
JP5897784A
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English (en)
Inventor
木村 圭伺
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の背景と目的 本発明は、電カケーブルの製造方法に関するものである
電カケーブルには、種々の構造、性能のものがあるが、
その一つに軟質のプラスチックを外皮とする電カケーブ
ルがある。この種のケーブルを電気部品に接続するとき
は、刃物でそのプラスチック外皮に切シ込みをつけ、そ
の切シ込みを把持して引き剥ぐことによりケーブル内部
の線心を露出させ、その線心を上記電気部品の所定の位
置に接続し、その接続部分を電気絶縁性材料により被覆
する作業を行なっていた。しかしながら、上述の切り込
み作業は通常は手作業であり、常に一定の深さに切シ込
むことは4h j、 < 、例えば切り込みが浅いとき
にはそれを引き剥ぐと内部の層をもちぎってしまい、ま
た切り込みが深いときにぽ刃物で内部の層を傷つけてし
まい、場合によっては絶縁破壊をきたす原因となってい
た。
そこで例えば上述のプラスチック外皮の内部に1本ある
いは数本のワイヤーを埋設して、上記のワイヤーを引き
剥ぐことにより外皮のみを剥離することができるように
し/:%カケーブルがある。
この構造の電カケーブルでは前記のケーブル接続作業が
きわめて容易になり、しかも一定なかつ確実な作業がで
きるという効果があった。しかしながら上記のプラスチ
ック外皮の厚さがきわめて薄いので、その成形時の押出
機におけるワイヤーの走行位置や外皮の成形厚さをきわ
めて精密に制御しないと外皮層からワイヤーが露出した
状態となることがあった。その結果、これが電カケーブ
ルの絶縁破壊の原因になっていた。
本発明は上述したような従来技術における問題を解決す
るためになされたものであって、上記の構造の電カケー
ブルの製造方法においてプラスチック外皮の引き剥ぎ用
ワイヤーが全く外皮から露出しない新規な製造方法を提
供することを目的とするものである。
(2)発明の概要 本発明は、導電性線心を線状体被覆用押出成形機に導入
し、その周囲に熱可塑性組成物を供給するとともに単数
あるいは複数の線状体を等大して押出被段形成すること
により該線状体を埋設した被覆層を形成する電カケーブ
ルの製造方法において、該線状体はあらかじめ該熱可塑
性組成物によって被覆されたものであることを特徴とす
る上記電カケーブルの製造方法である。以下、本発明に
ついて詳A4111に説明する。
<3>@feイl−3 本発明における導電性線心は、電気抵抗の小さい銅、ア
ルミニウムあるいはそれらの合金を素材とし、その断面
が円、楕円、正方形、長方形、その他の多角形あるいは
複雑凹凸を有する種々の断面形状の線状体である。そし
て単線であってもよく、複数本を撚り合わせた撚り線で
あってもよい。
またその太さも各々電カケーブルとしての個々の用途や
通電する電気量などに応じて決められる。
この導電性線心には、個々の用途や性能、特に線心に通
電される電気量(電圧、電流など)に応じた所定の中間
層が形成される。当業界において現在標準化されており
、一般に使用されている電カケーブルは、第1図に示さ
れている構造を有する。
図示されているように線心1の周囲に内部半導電層2、
絶縁体層3、外部半導電層4、銅テープ5、ピニルンー
ス6が成層される。内部半導電層2はトリー現象の発生
による絶縁劣化を防止するため、架橋ポリエチレンに導
電性物質を混合した組成物からなる。絶縁体層3は、各
電カケーブルの側面絶縁性を保持する主体で、前記の標
準によればポリエチレンからなるもの、架橋ポリエチレ
ンからなるもの、ブチルゴムからなるもの、エチレンプ
ロピレンゴムからなるものなどがあり、それぞれの性能
に対応した用途に適用されている。外部半導電層4は内
部半導電層のものと同じである。
前述(1)項に記載の従来技術においてはこの外部半導
電層4内に引き剥し用線状体7を埋設したものである。
この従来技術の場合、時にこの線状体7がJ曽4からは
み出してしまうことがあった。第1図中の線状体7/ 
、 7//などはこのようなはみ出した場合の例である
。この線状体7が成る部分において外部半導電層4の外
側に露出し、更に成る部分において外部半導電層4の内
側に露出した場合、特に線状体7が導電性材料の場合に
は、線条体7が絶縁体層4と接する一点が接地点となり
、電気的ストレスの集中が起こり、延いては層4内に絶
縁破壊を生せしめる原因となる。
第2図には、本発明の方法で用いられる線状体の断面図
が示されている。これは線状体7が線心71とその周囲
に被覆された組成物層72とからなっていることを示し
ている。
上記の線心71の素材としては、抗張力の大きい例えば
鉄、銅、その他の金属よりなる線、ナイロンその他の商
分子材料からなる線、ガラス線など種々のものが使用さ
れる。その断面形状は円形、。
楕円、長方形などいかなる形状でもよく、また線心71
としては単線でも撚り線であってもよい。
そしてその太さく径)は後述の外部半導電層の厚さの%
以上であることが望ましい。
この線心71へ組成物層72を被覆するには、従来電線
被覆法として公知の技術である線状体被覆用押出成形法
とその装置を利用する。この成形方法による装置は、合
成樹脂成形用押出機の機頭に、その押出方向とは相違す
る方向に線心が尋人され走行する路があり、その先端に
おいて押出機より吐出される溶融した熱可塑性コンパウ
ンドが走行する線心を包み、その出口に設けられた成形
型により一定の形状に成形されるようになっているクロ
スヘッドと押出様及び線心走行駆動戦構を主体としたも
のである。この装置により従来の電線被覆と全く同様に
して線状体7を製造することができる。線心が単線であ
れ撚り線であっても1本の線心に対する被覆なので、線
心71への組成物72の抜機はきわめて容易でしかも均
質であり、線心71は組成物層72により完全に被覆さ
れる。
組成物層72を444成する熱可塑性半導電性コン・ξ
ランド(組成物)は外部半導電層のそれと同一の組成で
あり、たとえば次のような組成例を挙げることができる
エチレン−酢酩ビニル共重合体 100 重量%(酢酸
ビニル結合量 45本量%) グラフト共重合体 90 重量% 〔塩素化ポリエチレン中塩素量 35重量%塩化ビール
グラフト量 60重量%〕 三塩基性硫酸鉛 5 h戊 ステアリン酸鉛 0.5重皿% 2.6−ジーt−ブチルフェノール 0.4正量%導電
性アセチレン力−ゼンブランク130 M量9b上例の
組成物の線心への被覆工程における温度条件を調節して
未加硫の捷ま線心に被覆しておくとよい。すると、後述
の外部半導電層へ埋設するときに加硫することができ、
そこで同層と線状体7とを完全に一体化することができ
る。
このようにして製造された線状体7は、やはり同様にし
て外部半導電層4の形成とともにその層4中へ埋設され
る。この場合の線状体被覆用押出成形方法及び装置では
、導入させる線状体が、線心1、内部半導電層2及び絶
縁体層3からなる線状体1本と線状体7の多数本を導入
するが、その構造、機構は基本的には線状体7の製造装
置と同じであり、公知の装置例は多数あり、それらを利
用することができる。線状体7のノ曽4中への埋設は、
線状体7が層4の厚さ方向の中心に位置するように配置
し、また線状体7を複数本埋設する場合の各線状体の間
隔は、層4の引き剥ぎ把持部ができるようにおよそ15
〜30叫程度になるように、また間隔を適宜増減して配
置して行なう。しかしながら不本意にも上述したごとき
理想的な配置を損ねることがあり、その場合の例が第3
図に示されている。図から容易に理解されるように、線
状体として組成物層72を有しない場合には当然層4の
外部に露出してし捷う位置にあるが、組成物層72が存
在するためにこのような場合にも線心71を露出させず
に済み、導電性層5と線心71とが短絡することはない
以上のごとく、本発明の製造方法について、従来の電カ
ケーブルの構成のものを例に説明しだが、線状体に被覆
されるあらゆる層に対して本発明を応用することができ
、たとえば線心に薄層を1層設けた基本的構成のものに
対する応用や第1図に図示した電カケーブルの表面層6
への応用などあらゆる薄層へ適用されうる。
発明の効果 本発明によれば、各種の電カケーブルに設けられている
きわめて薄い被覆層中に、引き剥ぎ用線状体をその層の
中央に埋設することができ、埋設時においても常にその
線心を完全に被覆することができるので、性能的に信頼
度の高い電カケーブルを製造することができる。そして
製造された電カケーブルはその接続作業における線心の
むき出しが刃物を使用せずにできるきわめて簡単な作業
となり、しかも作業の出来も良好に行なうことができる
ので、本発明の実用上の効果は著しく太きいものである
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電カケーブルの基本的構造を示すその1
/4の部分の断面図、第2図は本発明の製造方法におい
て用いられる電カケーゾルの表皮部分引き剥ぎ用線状体
の埋設前の形態を示す断面図、第3図は本発明により製
造された篭カケーブルにおける不整な局部を示す一■面
図である。 図中、1:線心(愁す腓)、2:内部半導電層、3:絶
縁体層、4:外部半導電層、5:銅テーゾ層、6:ビニ
ルシース、7:引き剥ぎ用線状体、71:tfM心、7
2:組成物層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電性線心を線状体被覆用押出成形機に導入し、その周
    囲に熱可塑性組成物を供給するとともに単数あるいは複
    数の線状体を導入して押出被覆成形することにより、該
    線状体を埋設した被覆層を形成する電カケーブルの製造
    方法において、該線状体はあらかじめ該熱可塑性組成物
    によって被覆されたものであることを特徴とする上記電
    カケーブルの製造方法。
JP5897784A 1984-03-27 1984-03-27 電力ケ−ブルの製造方法 Pending JPS60202612A (ja)

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JPS60202612A true JPS60202612A (ja) 1985-10-14

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