JPS60202533A - 磁気デイスク媒体 - Google Patents

磁気デイスク媒体

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Publication number
JPS60202533A
JPS60202533A JP5745384A JP5745384A JPS60202533A JP S60202533 A JPS60202533 A JP S60202533A JP 5745384 A JP5745384 A JP 5745384A JP 5745384 A JP5745384 A JP 5745384A JP S60202533 A JPS60202533 A JP S60202533A
Authority
JP
Japan
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magnetic disk
film
lubricant
disk medium
epoxy silane
Prior art date
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Pending
Application number
JP5745384A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Hoshino
星野 光利
Akira Terada
寺田 章
Shungo Sugawara
菅原 駿吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Priority to US06/664,702 priority patent/US4529659A/en
Priority to FR8416969A priority patent/FR2554625B1/fr
Priority to DE3440361A priority patent/DE3440361C2/de
Publication of JPS60202533A publication Critical patent/JPS60202533A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁性膜を被覆する潤滑層がエポキシシラン化
合物膜を介して骸磁性膜上の無機シリコン化合物膜と化
学結合し、固定化すると共に更に固体化するヒとによ)
潤滑層の均一化および長期安定性を高めた磁気ディスク
媒体に関一般にスパッタディスクなどの磁気ディスクの
記録、再生においては;ンメクト・スタートストップ方
式(CSS方式)が主に採用されている。#css方式
τF!操作開始時または停止時にはヘッドと磁気ディス
ク面とを接触状11にし、磁気ディスクに所要の回転を
与えることによ)ヘッドに浮上刃を与え、磁気ディスク
面とヘッド間に空気層を形成し、この状態で記−1再生
を行う。そのため接触状態での摩耗と磁気ディスクとヘ
ッド間の姿勢の変化がヘッドにかかる荷重を不均一にさ
せヘッドおよび磁気ディスク表面に傷を生ずることがあ
る。また潤滑剤の種類によル、ないしはその塗布量が多
過ぎるとヘッドと磁気ディスク間の吸着力が異常に大き
くなシ、そのため回転開始時または停止時にヘッドの破
壊と磁気ディスクの表面の損傷を招くヘッドクラッシュ
を起ζす可能性がある。更に記録再生中に突発的にヘッ
ドが磁気ディスクの媒体に接触し、ヘッドと磁気ディス
ク媒体間に大きな摩擦力が働き、ヘッドおよび磁気ディ
スク媒体が破壊さnることかしばしば起こる。
・ このような現象を防止しヘッドおよび磁気ディスク
媒体を保護するために磁性膜表面に潤滑層を形成するこ
とが行なゎnている。鋏潤滑層として、従来スパッタデ
ィスクの潤滑Kd次のような潤滑層が形成さnている。
即ち、磁性膜上に無機シリコン化合物膜が設けらn1骸
膜上にフッ素化カーボン系潤滑剤であるバー7$20ポ
リエーテル(例えば商品名タライトックス143AC’
又はAD、7オンゾリンYR,Z)tたはカルボキシル
基含有バーフanポリエーテル(例えば商品名タライト
ックス157FS’)h;bいハシリコーンオイルなど
を塗布していた。しかし、パー70ロボリエーテル中シ
リコーンオイルに磁気ディスク媒体の高速回転時にとn
らの潤滑剤が磁気ディスク媒体の中央部から外周部へ移
行し、潤滑剤膜厚に儲よルが生じ、その九あ前述したヘ
ッドと磁気ディスク媒体間の摩耗、ヘッドクラッシュ、
衝突などを有効に防止できないという問題がある。また
、カルボキシル基含有フッ素化ポリエーテルの使用によ
っても無機シリコン化合物とカルボキシル基間が第fa
ilに示すようK11h水素結合によって結合されて−
るため、潤滑剤であるカルボキシル基含有フッ素化ポリ
エーテルの磁気ディスク媒体表面への固定が十分圧なさ
れず、そのため蒸発による潤滑剤の消失を防ぐことがで
き表かった。又、高速回転時潤滑剤膜厚に偏よシが生じ
、そのためヘッドと磁気ディスク媒体間の摩耗、衝突に
よる損傷を有効に防止することができなかった。
本発明iiこのような従来の問題点を解消した磁気ディ
スク媒体を提供するものてあって、その構成は、磁性膜
の表面に無機シリコン化合物膜が形成さ九た磁気ディス
ク媒体において、骸無機シリコン化合物膜の表面にエポ
キシシラン化合物が塗布され咳エポキシシラン化合物と
無機シリコン化合物膜とが縮合反応によシ化学結合し。
ボ中ジシラン化合物膜が形成さnると共に、更に骸エポ
キシシラン化合物農表面にカルしスルホ;ル基含有フッ
素化カーボン系潤滑剤が塗布@n1上記エポキシシラン
化合物トノ開積・反応によル化学結合した潤滑層が形成
されることを特徴とする。
以下に本発明を図面に基づiて詳細に説明する。
第2図は本発明に係る磁気ディスク媒体の一例を示す断
面図であり、同図にお−て、磁気ディスタ媒体はアルミ
ニウム基板lと、その上に被覆されたアルマイト層2と
、腋アルマイト層2の研摩面上に被覆gtL1tpsを
主成分とする磁性膜3と、この磁性膜3上にスピンコー
ティングおよび熱処理によって形成さfした無機シリコ
ン化合物j14と、この無機シリーン化合物膜上に形成
されたエポキシシラン化合物膜5と、このエポキシシラ
ン化合物M5上KI布さkたカルボキシル基含有フッ素
化カーボン系潤滑剤膜6とから構成され、該・潤滑剤膜
6が上記エポキシシラン化合物H5を介して無機シリコ
ン化合る。
アルマイト層2を有するアルミニウム基板lは均一かつ
平滑な表面に仕上げられておル、中心線平均粗さが0.
02pm以下に加工されている。次に無機シリコン化合
物膜4はメト午ジシラン中エトキシシランなどのアルコ
キシシランのエタノールあるいはエタノール系混合溶剤
による滴液を磁気ディスク媒体にスピンコー)した後熱
処理して形成される。次に無機シリコン化合物膜4#i
メトキシシランヤエトキシシランなどのアルコキシシラ
ンのエタノール、イノプロピルアルコール、グロパノー
ル、フタノールあるいはこれらの混合溶剤による溶液を
磁気ディスク媒体にスピンコードした後熱処理して形成
される。骸無機シリコン化合物膜4の化学組成はStO
,に近く、共有結合からなる5i−0結合と、水素結合
からなる8l−G(、−o結合が三次元的に網状に連な
った無機高分子である。尚ことで実線祉共有結合を、破
線は水素結合をあられす。該無機シリコン化合物膜4の
表面にエポキシシラン化合物が塗布さn1骸無機シリコ
ン化合物とエポキシシラン化合物との脱水縮合反応によ
ルエボキシシラン化合物H5が形成さnる。第3図は無
機シリコン膜上のエポキシシランの配向状態を示す説明
図である。エポキシシラン化合物と無機シリフンとの結
合は次式(1) K示すようにエポキシアルコキシシラ
ン(EpSiシ含有基、Rはアルキル基を示す。〕の加
水分解物と無機シリコンのシラノール基とが脱水縮合反
応し、5i−0−8i結合をなすととKよシ形成さnる
。この反応は常温でも起こるが100℃〜200℃に加
熱すnばよ〕確実に反応が進む。
Ep−840H+HO−S鳳 〈 夏 上記エポキシシラン化合物は次の一般式にて示さnる。
ここでnは0またはl 該エポキシシラン化合物の具体例として例えば次の化合
物が挙げられる。脂肪族エポキシシラン化合物としては
一般式においてn = Qの例としてr−グリシドキシ
プレビルトリエトキシシラン、r−グリシドキシプレビ
ルトリエトキシシラン、−一グリシドキシエテルトリメ
トキシシラン、−一グリシドキシエテルトリエトキシシ
ランが挙けらnる。一般式において、H=zlのものと
して社、r−グリシドキシプルピル・メチルV゛メトΦ
ジシラン、r−グリシドキシプルピル・メチルジェトキ
シシラン、β−グリシドキシエテルメチルジメトキシシ
ラン、−一グリシドキシエテルメチルジエトキシシラン
などがある。更に脂環式エポキシシラン化合物としては
、一般式においてnミ0の例として、−一(3,4−エ
ポキシシランへ午シル)エテルトリメトキシシラン、J
−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エテルトリエト
キシシラン、r−(3,4−エポキシシクロへ中シル)
プルピルトリメトキシシラン、r−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)プ四ピルトリエトキシシランなどがあ
ル、一般式n−1の例として社、p−(3,4−エポキ
シシクロヘキシル)エチルジメトキシメチルシラン、−
一(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルジメトキ
シメチルシラン−rcset−エポキシシクロヘキシル
)プロビルジメトキシメチルシランsr (3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)プロビルジエトキシメチルシラ
νなどが挙けらnるが、こ 。
nらに限定されるものでない。
次に上記エポキシシラン化合物膜5にカルボキシル基含
有フッ素化カーボン系潤滑剤ないしスルホニル基含有フ
ッ素化カーボン系潤滑剤の潤滑剤膜6が塗布さn1上記
工ポキシシラン化合物と鋏潤滑剤との開法反応にょ〕該
潤滑剤膜6とエポキシシラン化合物膜5とは化学的に結
合する。
カルボキシル基含有フッ素化カーボン系潤滑剤としては
1,1.2−)リフ四m2−1m2−1eトリフルオロ
エタン(商品名フレオン1ull) 。
パー7−四テトラヒト賞フラン(商品名)四すナー)F
C−77、FC−75,FC−104住友3M社製)l
kどの速乾性のフッ素化溶剤中にカルボキシル基含有フ
ッ素化カーボン(例工ば商品名クライトツクス157 
F g dupont社製表と)を少量溶かした亀のを
用いればよい。
かかるカルボキシル基含有フッ素化カーボン系潤滑剤と
しては片末端カルボキシル基含有ノ(−7gaエテルポ
リエーテル、片末端カルボキシ4含有バーフ曹ロイソプ
ロビルポリエーテルなどのカルボキシル基含有)(−フ
ローポリエーテルが挙げらnる。
次tcxルホニル基含有フッ素化カーMyll、潤滑剤
としては片末端スルホニル基含有)(−7四ロエテルボ
リエーテル、片末mスルホニル基含有バー70ロイソプ
ロビルポリエーテルなどのスルホニル基含有パー70ロ
ボリエーテル重合体などが挙げらnる。尚該潤滑剤の塗
布方法としてはスピンコーティング法、スプレー法、潤
滑剤溶液へ浸漬する方法などにょシ行うことができる。
該絢滑剤の塗布にょ〕フッ素化カーボン中のカルボ中シ
ル基なiしスルホニル基とエポキシシラン化合物が組積
反応によ)容易に化学結合し、強固に磁気ディスク媒体
上に固定される。
ことで[4図に、磁気ディスク媒体上のアンノシラン化
合物61v)に化学的に結番したカルボキシル基含有フ
ッ化カーボン(+)の配向状態を示す。カルボン酸含有
フッ化カーボン系潤滑剤はこのように、エポキシ基との
組積反応によ〕化学結合するととによ〕固体化し、磁気
ディスク媒体の記録再生時の高速回転によって4周辺部
へ流れることKよる偏よ〕を生ぜずそのため、長期間に
わたって安定な磁気ディスク媒体の走行を達成すること
ができる。また潤滑剤の化学的安定性も増し、潤滑剤劣
化によるJ111J1!係数のの無機シリコン化合物膜
を有する磁気ディスク媒体上にスピンコーティングによ
ル塗布した。塗布後、該磁気ディスク媒体を100cで
15分間恒温榴中で加熱した。該磁気ディスクを室温下
にて冷却後、磁気ディスクの表面上にスピンコーティン
グによ、tto、oiwt饅湊度(溶剤:フロリナー)
PC−77)のカルボキシル基含有パー70誼アル中ル
ポリエーテル(商品名:クライトツクス157F8/H
) 、を塗布する。上記の方法によ〕作製した磁気ディ
スクについて摩擦係数を測定したとり5靜摩擦係数、動
摩擦係数は共に0.2以下でめった。この時使用した磁
気ヘッドはスライダ幅0.30■t) Mn −Znフ
ェライト形テーパフラットスライダ(荷16.0g)で
ある。
嘔らに80℃、80−相対湿度雰囲気の恒温槽中100
日間保持した後の摩擦係数は約40憾しか増加していな
かった。コンタクトスタートストップ(CSSと以下省
略する)試験において、5万回以上のC8S試験を行な
つた後に4、磁気ディスク上に磁気ヘッドの摩耗跡を全
く残さず、また磁気ヘッド上に摩耗痕は全く認められず
、記鍜再生特性にも初期値からの劣化は全くなかった。
80″tl:、80−相対湿度(以下RHと省略する)
の恒温槽中100日間の磁気ディスクを放置後も磁気デ
ィスクと磁気ヘッド間の吸着力紘初期値の吸着力からの
増加は全く認められなかった。
tたSl−ウェハ上に上記エポキシシラン化合物を膜状
に塗布し、さらkその上にクライトツクス157FSを
薄く均一に塗布し、10GCI5分間加熱すると、両者
は化学的に結合し固体になる。紋固体状生成物の吸着力
は液状物であるタライトツクス157 F B tD1
/1〜1/4と小さい。以上のよ5に本方法によって形
成された磁気ディスク上の潤滑膜は固体てあシ、タライ
トツクス157FSの液状物に比べ、吸着力が17a〜
1/、に減少している。
実施例2 一般式においてfi−I K和尚する脂肪族工ボキシシ
ラン化合物中の1つを0.0111〜0.5饅濃度n−
ブチルアルコール中に溶解後、この溶液をstow の
無機シリコン化合物膜を有する磁気ディスクにスピンコ
ーティングで塗布する。骸磁気ディスクを100℃で1
8分間加熱する。放冷後室温で0.01Wtl濃度のタ
ライトツクス157F8のフロリナート・に−77溶液
をスピンコーティング法で塗布した。得らnた磁気ディ
スクに対し、6g荷重0Mn−Zn形テーパフラットス
ライダによる試験を行なった。その結果、磁気ディスク
との摩擦係数は0.2以下であシ、80℃、8011R
H,100日間の磁気ディスクのエージング試験後も摩
擦係数の増加は初期値の25−以下であった。さらに7
万回のC8S試験もパスし、磁気ディスクと磁気ヘッド
の摩耗やヘッドクラツシエは全く認めらnなかった。
更に上記エージング試験後においても、本実施例におい
ては上記のように潤滑層を形成した磁気ディスクの吸着
力は26mN と小さかつた。尚Sin、上で上記エポ
キシシラン化合物とカルボキシル基含有パーフルオロポ
リエーテルとの反応生成物は60℃〜70Cの加熱て容
易に半固体化した。
以上のように本IJ!施例によって形成された磁気ディ
スクの潤滑層は半固体てToシ、液状物であるカルボキ
シル基含有パーフルオロポリエーテル(商品名:クライ
トックス157F8 )K比べ、吸着力は初期値、エー
ジング試験後、いずれも、”/3 ””” ”/4に減
少しているO *飽例3 一般式においてn■Oの脂環式エポキシシラン化合物を
0.01鳴〜o、 s voz *の濃度にイソプルピ
ルアルコールに溶解すゐ。本溶液を無機シリコン化合物
膜付磁気ディスクにスピンコーティングする。該磁気デ
ィスクを110℃15分間加熱する。室温に放冷後、0
.OIJSwt−のクライトックス157Fg(溶剤:
)qリナートPC−77)t−塗布する。次iで荷重6
.3 g OMn −Zn形テーパ7ラツトスライダを
用いた試験を行なった。その結果、摩擦係数社0.2以
下であり、80℃、8(IRHの雰囲気中100日間磁
気ディスクを放置後も摩擦係数の初期値からの増加は3
0−以下であった。また吸着力は初期値、100日後4
)1smN と小さく、tた経時変化はほとんど無かっ
た。lO万回のC8S試験もパスし、磁気ディスク、ヘ
ッドいずnも異常中記龜特性O性能劣化が認められなか
った。
実施例4 上記、一般式においてn == 1の脂環式エポキシシ
ラン化合物を0.01〜0.05voA%11度にエテ
ルアルコールに溶解する。こO溶液を無機シリコン化合
物膜付磁気ディスクにスピンコーティングする。該磁気
ディスク’1130℃、15分間加熱する。室温に放冷
後、0.02wt1(Dり54 )ツ/x157 FS
/H(溶剤:フロリナートFC−75)をワイプ法(潤
滑m111溶液を含浸したティシュで数回、磁気ディス
ク面をディスクを回転させながらこする方法)で塗布す
る。次い″e6.2g荷重のMn−Zn形テーパ7ラツ
トスライダーを用−て試験を行なi以下の結果を得た。
摩擦係数は0.2以下であった。8(1,80優fLH
雰囲気下に磁気ディスクを保った後、室内で摩擦係数を
測定したとζろ、初期値からの摩擦係数の増加はaO*
以下であった。また8G’C,80tsRH,100日
後の吸着力t!15mN であシ、この値は、初期値(
即ち80℃、8O−RH,9日)の値からはとんど増加
していなかった。以上のように本実施例によ〕形成さf
′した磁気ディスクの潤滑層は半固体でToシ、液状の
タライトツクス157F8に比べ、吸着力は約l/3〜
l/4に小さくなってiる。lO万gJocss試験に
もパスし磁気ディスク。
磁気ヘッド共試験後厚耗痕や記鍮再生時の異常は全く認
めらnなかりた。
実論例5 脂肪族エポキシシラン化合物のうちの1つをエテルアル
コールに0.O1〜l voj−溶屏し、スパッタ形磁
気薄膜媒体上にスピンコーティングによnm布した。塗
布後、該媒体を100℃て15分間恒温槽中で加熱する
。絨磁気薄膜媒体(以下磁気ディスクという)を室温に
冷却後、該磁気ディスクの表面上にスピンコーティング
によシ0.001〜0.01wt1濃度(溶剤=)qリ
ナートFC−77)の両末端カルボキシル基含有バーフ
ルオaボl:C−チル〔構造式: HOOCCFm−(
0−C*Fa )x −(0−CFm )y −OCF
、C00H)を塗布する。上記の方法によシ作成し友磁
気ディスクについて、摩擦係数を測定したとζろ静摩擦
係数、動摩擦係数は共に0.2以下であった。この時、
使用した磁気ヘッドはスライダ幅0.20閣の庵−Zn
形テーパフラットスライダである。
さらに80℃、8011RH雰囲気の恒温恒湿槽中10
0日後も摩擦係数は約15−しか増加しなかった。
又、コンタクト・スタート・ストップ((FMS)試験
においても7万回以上のC8Sを行なった後にも、磁気
ディスク上に磁気ヘッドの摩耗跡を全く残さず、また磁
気ヘッド上に摩耗痕を全く認められなかった。80T:
、80優RHの恒湿槽中に100日澗磁気ディスクを放
置した後も充分に小さく、全く磁気ヘッドの吸着現象は
認められなかった。
またSl−クエへ〜上に上記脂肪族エポキシシラン化合
物を比較的厚?J[K塗布し、さらに、その上に両末端
カルボキシル基t、tパーフルオ四ポリエーテルを薄く
層状に塗布すると、この両化合物tj150℃で容易に
固体になる。この固体物の吸着力は液状のクライトツク
ス157P8の約l/3〜l/4と小さい。
このように本方法によって形成さnた磁気ディスク上の
潤滑膜も固体であ〕、両末端カルボキシル基含有パーフ
ルオロポリエーテルの液状物に比べ、吸着力が1/3〜
1/4に小さくなっている。また吸着水分量も約−に減
少する。
以上説明したように1本発明によれば磁気ディスク媒体
上の無機シリーン膜にエポキシシラン化合物を結合させ
、さらにカルボキシル基含有フッ素化カーボンないしス
ルホニル基含有フッ素化カーボ決開壌反応によ〕化学結
合させて潤滑層を形成することによル、フッ素化カーボ
ン系潤滑剤を磁気ディスク表面に強固に結合させると共
に潤滑剤を固体化ないし半固体化場せる。このため潤滑
剤が高速回転によシ偏シを生ずる不都合がなく、高速安
定性が格段に向上する。さらに該潤滑剤の化学的安定性
を増し、潤滑剤劣化による潤滑性能の低下を押えること
ができる。このため、ヘッドと磁気ディスク媒体間の摩
耗が減少すると共にヘッドのディスクへの吸着が抑制さ
れ、ヘッドの衝51!による破壊。
損傷を抑えることが出来るため、磁気ディスク媒体の長
期間にわたる高信頼性の走行および記録再生を行なうこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】 φ1−°1 %Iレセ ふ − 、龜I 1已 ンノ 
膳−1を一ト☆ ツ −リ 慝lし 幽 −,15ン系
掴滑剤の無機シリーン化合物膜上の配向状態を示す説明
図、第2図は本発明の磁気ディスク媒体の実施例を示す
断面図、第3図はエポキシシラン化合物の無機シリコン
化合物膜上の配向状態を示す説明図、第4図はエポキシ
シラン化合物上にカルボキシル基含有フッ素化カーボン
が開環反応によシ結合した無機シリコン化合物膜上の配
向状態を示す説明図、第5図は本発明に係る磁気ディス
ク媒体(1)とエポキシシラン化合物を塗布してなる比
較例の磁気ディスク媒体(n)とを80℃、8G96相
対湿相対圧放置した時の摩擦係数の放置時間による変化
を示したグラフである。 図 中、 (1)はカルボキシル基含有フッ素化カーボン、(11
)は無機シリコン化合物膜表面、4iD Fi無機シリ
コン化合物、 Gv)はエポキシシラン化合物、 実線は共有結合、破線は水素結合、Epはエポキシ含膚
基な示す・ l・・・アルミニウム基板、 2・・・アルマイト層〜 30・磁性膜、 4・・・無機シリーン化合物膜、 5・・・エポキシシラン化合物膜、 6・−・カルボキシル基含有フッ素化カーボン系潤滑剤
膜。 特許出願人 日本電信電話公社 代 理 人 弁理士 光 石 士 部 (他1名) 第1図 第2図 第3図 (CH2)3 第5図 放置時間(日) 手続補正書 昭和59年12月3日 特許庁長官殿 1、 事件の表示 昭和59年 特 許 願第57453号昭和 年審 判
第 号 2、発明の名称 磁気ディスク媒体 3、!li正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 (422)日本電信電話公社 4、代理人 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 7、補正の内容 (1) 明細書の第14ページ2枚のうち前のものを添
付別紙の通りに補正する。 8、添付書類の目録 (1)明細書第13ページ 1 通 増加、摩耗、衝突などによるヘッドおよび磁気ディスク
媒体の損傷を確実に防止できる。 因に、ヘッドと磁気ディスク媒体間の80℃。 80%相対湿度下の放置時間による摩擦係数の変化を第
5図に示す。図中(1)は、エポキシシラン塗布後その
表面に更にカルボキシル基含有フッ化カーボン系潤滑剤
(商品名クライトツクス157FSなど)を塗布した本
発明に係る磁気ディスク媒体であり、(II)は無機シ
リコン層上に単にカルボキシル基含有フッ素化カーボン
系潤滑剤を塗布した磁気ディスクの媒体である。グラフ
から明らかなように(1)に比べて(1)の放置時間に
よる変化は非常に小さく、摩擦係数に影響するフッ素化
カーボン系潤滑剤の化学的安定性が顕著に増加している
ことが判る。 次に本発明の実施例を示す。 実 施 例 l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1,磁性膜の表面に無機シリコン化合物膜が形成さf
    した磁気ディスク媒体において、該無機シリコン化合物
    層の表面にエポキシシラン化合物が論布され腋エポキシ
    シランと無機シリコン化合物層とが縮合反応にょシ化学
    結合したエポキシシラン化合物膜が形成さnると共に1
    更に該エポキシシラン化合物膜表面にカルボキシル基含
    有フッ素化カーボン系潤滑剤ないしスルホチル基含有フ
    ッ素化カーボン系潤滑剤が塗布さn1上記工ポキシシラ
    ン化合物との開環反応によル化学結合した潤滑層が形成
    さnることを特徴とする磁気ディスク媒体。 (2)上記カルボキシル基含有フッ素化カーボンK11
    a播ml→−t^*−−ふ21−−レームーーーボン系
    潤滑剤とエポキシシラン化合物膜の開環反応によ〕潤滑
    層が固体状ないし半固体状であることを特徴とする特許
    請求の範8第1項記載の磁気ディスク媒体。 (3)カルボキシル基含有フッ素化カーボン系潤滑剤と
    してカルボ中シル基含有パー7am・ポリエーテル重合
    体を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の磁気ディスク媒体。 (4) スルホニル基含有フッ素化カーボン系潤滑剤と
    してスルホチル基含有バー7pロボリエーテル重合体を
    用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁
    気ディスク媒体。
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FR8416969A FR2554625B1 (fr) 1983-11-05 1984-11-05 Element d'enregistrement magnetique et procede de fabrication
DE3440361A DE3440361C2 (de) 1983-11-05 1984-11-05 Magnetaufzeichnungsteil und Verfahren zu seiner Herstellung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60242518A (ja) * 1984-05-16 1985-12-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁気デイスク媒体

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JPS59172159A (ja) * 1983-03-18 1984-09-28 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録媒体

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