JPS6020218B2 - 軌道走行装置 - Google Patents

軌道走行装置

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JPS6020218B2
JPS6020218B2 JP14626675A JP14626675A JPS6020218B2 JP S6020218 B2 JPS6020218 B2 JP S6020218B2 JP 14626675 A JP14626675 A JP 14626675A JP 14626675 A JP14626675 A JP 14626675A JP S6020218 B2 JPS6020218 B2 JP S6020218B2
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JP
Japan
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track
roller
roller support
chain
support brackets
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JP14626675A
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JPS5271073A (en
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勝治 沢田
尚幸 大石
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軌道に沿った自走する走行装置に関するもので
あって、特に工場内等にトロリコンベャを設置する際に
、軌道内にトロリコンベャチェーンを牽引してその引込
み作業を行なう走行装置に係るものである。
下面に切欠きのある箱形断面形状レールを軌条とするト
ロリコンベャチェーンは、箱形レール内に案内車輪を連
結したトロリコンベャチェーンを導入し、レール上に固
定された駆動装置によりトロリコンベャチェーンを巡回
駆動してチェーンに吊下げた荷物の搬送を行なっている
このようなトロリコンベャの新設路線の工事に際しては
、箱形軌道内にチェーンをめぐらせる作業がなされるが
、従来この作業は軌道上のチェーン投入口に足場を組み
、例えば3の単位に編成されたチェーンを連結しながら
、軌道内に導入していたので、数百のから数千肌におよ
びトロリコンベヤチヱーンを引込むには多数の作業員で
長時間を要し、作業の安全な面から改善することが要望
されていた。これとは別に箱形軌道に挿合した案内車輪
に、駆動装置を備えた目走体を取付け、自走体に荷物を
吊下げ、または搭載して搬送することも公知である。従
来の自走体は、駆動輪の粘着動力によって走行するよう
にしたものであるから、車輪にかかる荷重によるレール
との摩擦力以上の推進力が得られない。このため勾配の
大きい路線等に対してはラックを取付け、これと噛合う
ように自走体の側に駆動するピニオンを設けることなど
が行われている。なお、箱形レールを利用する自走体に
おいて、レール内壁に圧接する駆動車輪を組込むことも
考えられるが、駆動車輪は箱形レール内壁間の寸法に制
限されるため、粘着駆動力に限界があって、必要十分な
推進力は期待できない。本発明は箱形軌道の外側面に駆
動モータ付きのローラ群を圧嬢挟持させて自走体とし、
目走体を支持する案内車輪のメッセンジャチェーンを連
結することにより上記の欠点を除去したものである。す
なわち本発明は切欠きを有する箱形軌道内に案内車輪を
挿合し、該案内車輪より吊下げたブラケットに複数個の
ローラ支持用プラケットを水平面内に回動自在に取付け
て箱形軌道外側面に接する前後左右の挟持ローラ群を支
持し、前記挟持ロール群のうち少なくとも前後何れかの
左右ローラ対の事由部に走行駆動用モータを組込んで自
走体としたものであって、自走体の各ローラ支持用ブラ
ケットの外端にはジョイントピースを設け、前後の各ロ
ーラ支持用ブラケツトのジョイントピース間にはタィロ
ッドをわたして挟持oーラを軌道外側面に圧接させるス
プリングを巻装し、さらに前記案内車輪の一方に所定長
さのメッセンジャチェーンを連結し、該メッセンジャチ
ェーンには前記駆動用モータの運転制御装置と、バッテ
リーとを吊下げて軌道走行装置としたものである。この
ように本発明は自走体における案内車輪の一方にメッセ
ンジャチェーンを連結したものであるから、メッセンジ
ヤチェーンの後端にトロリコンベャチェーンを連ねて牽
引することにより、数百メートルまたはそれ以上に及ぶ
長大なトロリコンベャチェーンの軌道内への導入を容易
に行うことができる。またローラ支持ブラケット外端に
ジョイントピースと、タイロツドと、スプリングによる
ローラ圧後手段を有しているため、軌道外側面に対する
挟持ローラの粘着駆動力を得ることができ、装置の自重
の数倍に達する推進力を得て、水平面内の湾曲や上り勾
配を含む空間路線を自在に走行させることができる。し
かも装置自体は案内車輪に支持させ、推進力は軌道外側
面に圧綾する挟持ローラによっているため、軌道断面を
大きなものとせず、自力で大きな駆動力をもって走行さ
せることができる。また、走行装置の各部材は極めてコ
ンパクトで走行機能の信頼性が高く、構造が簡単で低コ
ストに設備することが可能となる。次に本発明の構成を
図面に基づいて説明すると、第1図は本発明軌道走行装
置の一部を破断して示した斜視図、第2図は案内車輪を
省略した目走体の平面図、第3図は第2図のm−m線に
おける側面図、第4図は第2図のN−N線における縦断
面図である。
図中、Rは下面中央にトロリ通過用切欠きを有する断面
箱形の軌道、1は目走体、Wは箱形軌道Rに走行自在に
挿合された案内車輪、Bは案内車輪日に吊下げたブラケ
ット、5はヒンジ板16の先端に固着したサドル、日は
軌道Rをはさんで前後左右に配置されたローラ支持部、
6a,6bはサドル5に取付けたローラ支持用ブラケツ
ト、7a,7bは軌道Rの左右外側面に接するように配
置した挟持ローラ、8は挟持ローラの軸部、9はローラ
支持部の下部に設けた減速機、Mは走行駆動用のモータ
であって、減速機と共に各挟持ローラの駆動装置を構成
している。Pは第2図につい後述するように、軌道外側
面に挟持ローラ7a,7bを押圧すると圧接手段である
。案内車輪Wは第3図に示すように、1個の水平案内車
輪18と、前後2組の垂直案内車輪19と、各車輪を保
持して連結したチェーンリンク20,21,22とから
なっていて、水平方向、垂直方向を含む平面内に自由に
屈曲して案内しながら走行できるようになっている。
ブラケットBは前後のチェーンリンク21,22の下部
に設けたピンを介して吊下げられている。ヒンジ板16
先端のサドル5,5は第5図に示すように、ボルト15
によってブラケットBの両面を挟むように綿付固定され
ている。また、前後左右ローラの支持用ブラケット6a
,6bは、第2図に示すように平面からみてプラケット
Bの中央を中心にして放射状に配置され、かつピン23
を用いて水平面内にそれぞれ回動できるようにサドル5
に取付けられている。なお、ヒンジ板16の先端のサド
ル5,5を介してローラ支持用プラケットを支持すると
共に、蝶番軸26を中心として左右の挟持ローラ対を開
閉自在に取付けているので、粗付けや整備のときの作業
性を良好なものとしている。前後のローラ支持用ブラケ
ット6a,6bまたは6b,6bの外端間には、挟持ロ
ーラ7a,7bをそれぞれ軌道外側面に押圧するための
圧鞍手毅Pが設けられている。この圧懐手段はローラ支
持用ブラケツト6a,6bの外側に設けた取付片10ま
たは10′と、取付片10,10′の先端に設けたジョ
イントピース12,12′と、前後のロ−ラ支持用ブラ
ケットにおけるジョイントピース12,12′間にそれ
ぞれ挿通したタィロッド11と、スプリングプレート1
3,13′と、スプリングSとよりなっている。しかし
て一方のジョイントピース12は調節ネジ14およびロ
ックナット14′を用いてタィロッド11に関着され、
他方のジョイントピース12′はタイロッドに対しルー
ズに挿合されている。スプリングプレート13により受
け止めるスプリングSの押圧力はタイロッド11ごと取
付片10を第2図中央矢印A,の方向に向わせ、他方ス
プリングプレート13′にかかるスプリングSの力はジ
ョイントピース12′をタィロッド11とは無関係に図
中矢印ん方向に押出すものであり、この動きに伴い、ジ
ョイントピース12,12′に関着された左右同じ側に
あるローラ支持用ブラケット6a,6b及び6b,6b
は、互いにその先端を離反させるように作動する。その
結果、ローラ支持用ブラケット6a,6b及び6b,6
bに取付けられた四個の挟持ローラ7a,7b及び7b
,7bはそれぞれ軌道Rの外側面に圧接し、軌道の両側
より挟持することになる。また、挟持ローラの圧嬢力は
、上記調節ネジ14、ロックナット14′を操作するこ
とにより、ある範囲内で調整できる。なお、上記実施例
においては各挟持ローラ毎にそれぞれ駆動用モータが設
けられているが、必ずしも各別に設ける必要はなく、挟
持ローラ群のうち少なくとも前後何れかの左右ローラ対
の藤部に駆動用モ−夕を組込んでおけばよい。上記目走
体1における案内車輪Wの一方には、第1図に示すよう
にトロリコンベャチヱーン(図示省略)と同寸法で所定
長さのメツセンジャチェーンCを連結する。
メツセンジャチェーンCには図示のようにバッテリー3
と手元操作スイッチ4を付設した運転制御御装置2を吊
下げ、これら間および運転制御装置2と自走体1の駆動
用モータMとの間をそれぞれキャブタィャケーブルで接
続している。上記装置において、モータMを駆動しない
間は箱形軌道R内に挿合した案内車輪Wにより装置全体
は吊下げられ、左右各2個の挟持ローラ7a,7bによ
り軌道外側面を挟持して前後の移動、右のふれを防いだ
状態で静止している。
上記装置を軌道内にトロリコンベャチェーンを導入する
チェーン引込機として使用する場合について説明すると
、まず、軌道R内に引込むべきトロリコンベャチェー:
/(図示省略)を勅道始端から幾分軌道内に適宜手段作
業などで送り込んだ後、メッセンジャチヱーンCの終端
に連結する。
而して作業者の適宜のスイッチング操作によってバッテ
リーの電源電圧がモータMに給電され、各挟持ローラ7
a,7bを回転させて走行させ、メツセンジャチェーン
Cに連なるトロリコンベャチェーンを牽引する。新設路
線工事においては、前述したように数仇に編成されたチ
ェーンを連結しながらチェーン投入口に供総合するが、
投入につれて自走体1を走行させることにより日頃次軌
道内に導入することができる。目走装置1の各挟持ロー
ラ7a,7bは、前後のローラ支持用ブラケット6a,
6bまたは6b,6bの外端におけるスプリングSの弾
力により左右外側より軌道に圧接しているので、大きな
粘着駆動を得て装置の自重の数倍に達する推進力を発揮
し、水平面内の湾曲や、垂直面内の曲線をなす軌道路線
に対してもスムーズに走行して長大なトロリコンベャチ
ェーンの引込み作業を行なうことができる。上述のよう
に本発明軌道走行装置は、切欠きのある箱形軌道内の案
内の案内車輪より吊下げたブラケットに目走体を支持さ
せると共に、案内車輪の一方に走行駆動用モータの運転
制御装置はバッテリーとを吊下げたメツセンジャチェー
ンを連ね、メツセンジヤチェーンの終端にトロリコンベ
ャチェーンを連結して牽引することによりトロリコンベ
ヤチェーンの引込作業を迅速に行なうことができる。
また各ローラ支持用ブラケットを水平面内に回勢可能に
取付け、前後の各ローラ支持用ブラケツトのジョイント
ピース間にタイロツドをわたしてスプリングを巻袋した
ものであるから、軌道外側面に挟持ローラを圧接し、そ
の挟持力により粘着駆動力を得ることができ、軌道の箱
形断面形状を大きなものとせずに、装置自重の数倍に達
する推進をもって曲線路線を含む軌道に対しスムーズに
走行させることができる。急勾配の路線を走行させる際
に、従来形の走行装置では軌道側にラックを設け、、一
方走行装置側にはピニオンを設けるなどしてスリップを
防ぐものであったから、極めて複雑なものとなり、コス
トが高くなっていたが、本装置を利用すればかかる配慮
は全く必要なく、構造簡単でコンパクトであり、経済的
に設備することができ、施工、保守管理も容易である。
更に本発明は、上記のごときチェーン引込機として使用
しうるのみか、その強力な牽引力を利用して山間傾斜地
に育成される収穫果実の搬出、作業資材の搬入、あるい
はゴルフ場におけるゴルフバッグの搬送を行うなど広汎
な利用が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明軌道走行装置の額斜図、第2図は案内車
輪を省略してて示した自走体の平面図、第3図は第2図
のm−m線における側面図、第4図は第2図のW−W線
における縦断面図、第5図は第2図のV一V線における
横断面図である。 1・・・目走体、2・・・運転制御装置、3・・・バッ
テリー、4・・・手元操作スイッチ、5・・・サドル、
日・・・ロ−ラ支持部、W・・・案内車輪、P・・・圧
鞍手段、R・・・箱形軌道、B・・・ブラケット、G・
・・荷物、C・・・メッセンジャチェーン、6a,6b
・・・ローラ支持用プラケツト、7a,7b・・・挟持
ローラ、8・・・藤部、9…減速機、Mモータ、23・
・・ピン、10,10′…ジョイントピース、11…タ
イロツド、S…スプリング。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 切欠きを有する箱形軌道内に案内車輪を挿合し、該
    案内車輪より吊下げたブラケツトに複数個のローラ支持
    用ブラケツトを水平面内に回動可能に取付けて箱形軌道
    の外側面に接する前後左右の挟持ローラ群を支持し、前
    記挟持ローラ群のうち少なくとも前後何れかの左右ロー
    ラ対の軸部に走行駆動用モータを組込んで自走体とし、
    しかも前記各ローラ支持用ブラケツトの外端にジヨイン
    トピースを設け、前後の各ローラ支持用ブラケツトのジ
    ヨイントピース間に、タイロツドをわたして前記挟持ロ
    ーラを軌道外側面に圧接させるスプリングを巻装し、さ
    らに前記案内車輪の一方に所定長さのメツセンジヤチエ
    ーンを連結し、該メツセンジヤチエーンには前記駆動用
    モータの運転制御装置と、バツテリーとを吊下げたこと
    を特徴とする軌道走行装置。
JP14626675A 1975-12-10 1975-12-10 軌道走行装置 Expired JPS6020218B2 (ja)

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JP14626675A JPS6020218B2 (ja) 1975-12-10 1975-12-10 軌道走行装置

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JP14626675A JPS6020218B2 (ja) 1975-12-10 1975-12-10 軌道走行装置

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JPS5271073A JPS5271073A (en) 1977-06-14
JPS6020218B2 true JPS6020218B2 (ja) 1985-05-21

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ID=15403841

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JP14626675A Expired JPS6020218B2 (ja) 1975-12-10 1975-12-10 軌道走行装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60131460U (ja) * 1984-02-14 1985-09-03 株式会社リコー トロリ−装置
CN115551759A (zh) * 2020-05-08 2022-12-30 泉阳兴业株式会社 输送系统
JP2023078565A (ja) * 2021-11-26 2023-06-07 日本トムソン株式会社 直曲案内装置

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JPS5271073A (en) 1977-06-14

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