JPS6020120A - 含有されている液体の水位を電気的に測定する装置を有する容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、両面が液体により洗われつる・ぐンド状導体
シート、たとえば外部電源で加熱されるフィルム抵抗ま
たは少なくとも２つの導体から形成された静電容量形成
用シートを有する、含有されている液体の水位を電気的
に測定する装置を有する容器に関する。

従来の技術 自動車のタンク用の、液体の水位を測定するための装置
は、既に従前の西ｒイツ国特許出願第ｐ　３２３５５３
４．３号明細書に記載されている。この公知の装置は、
容器開口による密封の問題が生じないようにするため、
上方からタンク中へ差し込まれる。該装置は、出来るか
ぎりタンク底にまで達するように長くなければならない
、それというのも水位測定の際には低い液体水位におけ
る測定精度はたいてい高い液体水位におけるよりも重要
であるからである。遺憾ながらタンク上部からタンク底
までの距離は、このようなタンクでは製作公差が大きい
ためおよびタンク底が燃料の重量により下方へへこむた
めにかなり変動する。

それでも下方の充填水位の範囲内でも十分に高い測定精
度を得るために、既に弾性的にタンク底に接する弾性の
シートホルダが開発された。剛体のシートホルダをばね
を用いて常にタンク底に保つ事も公知である。しかし、
このような構造は非常に費用がかかり、コスト上の理由
からまれにしか実施されない。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、含有されている液体の非常に正確な水
位測定が可能であり、このために測定装置が複雑に構成
されている必要もないが、容器に対する大きい構成自由
度を利用しつる・、含有されている液体の水位を電気的
に測定する装置を有する容器を開発する事である。

問題点を解決するための手段 この課題は本発明により、容器壁が容器内に導体シート
を直接的または間接的に保持するための保持手段を有す
る事により解決される。

本発明により導体シートは容器内に容器壁により保持さ
れるので、導体シートは容器公差に左右されずに容器最
深個所にまで延びる事ができる。たとえば含有されてい
る液体の重量のため容器底がへこむ事による容器の変形
も、導体シートが強制的に容器壁と一緒に変形するので
、装置の測定精度に影響しない。容器はたとえば自動車
タンクのようにたいていプラスチックから製造されるの
で、保持手段の製造は困難ではなく、保持手段はむしろ
１作業工程で容器と一緒につくる事ができる。

構造的に非常に簡単な本発明の実施形は、保持手段が２
つの平行に延びる、内側に向けられたひれであり、それ
らの間またはそれらの」二に導体シートが固定されてい
る事によりすぐれている。

導体シートは、有利にリベット打または溶接を用いてひ
れ上に固定される。

しかし、導体シートのこの直接的固定のほかに、特許請
求の範囲第４項に記載されているようにシートをシート
ホルダ中に差し込み、シートホルダをひれの間に保持す
る事も可能である。この実施形では、導体シートを容器
の外側でシートホルタ中に差し込み、その後シートボル
ダを容器内に取付ける事が可能となり、これは組立て技
術的に有利である。

特許請求の範囲第５項に記載された実施形も、この場合
には常用のシートホルダを利用する事ができかつこのよ
うなひれを有する容器は容易に製造しつるので、有利で
ある。

特許請求の範囲第６項に記載されているようなシートホ
ルダを取り囲む通路は、なかんずく容器を発泡成形しよ
うとするときに有利である、その理由はこの場合通路が
発泡成形した後にシートホルダをあとから取付けるのを
可能にするからである。

シートホルダが角柱状であり、その双方の狭幅側にある
それぞれ１つの突出部で各ひれのみそ中に保持されてい
る場合も有利である。このようなシートホルダの取付け
は、該ホルダを上方から双方のひれ中へ差し込む事によ
り行なう事ができる。ひれを若干離れるように曲げ、次
いでシートボルダを端面側からひれの間へ、双方のみそ
に底圧するまで押し込む事も可能である０ 他の製造技術的に有利な実施形は、保持手段が外側に突
出している容器のポケット状部により形成されている事
から成る。

容器ポケット状部は、容器の方へその全長にわたって開
いた間隙を有していてもよいし、また閉じていて、容器
底の範囲内でのみ容器への液体連通部を有していてもよ
い。後者は、消音に寄与する。

容器のポケット状部は、その中に導体シートを有する通
常の円筒形または楕円形の保護管が存在するように形成
されていてもよい。

しかしながら、ポケット状部に２つの互いに相対して存
在する案内みぞを構成し、該みそ中へ導体シートが直接
に保持されているようにする事も可能である。

導体シートのもう１つの固定形式は、該シートをその狭
幅側で直立してポケット状部内に保持されているプリズ
ム状ホルダ中に配置する事から成る。このホルダは、特
許請求の範囲第１４項に記載されているように、外側か
ら溶接する事によりポケット状部と結合されていてもよ
い。またこのために、容器のポケット状部を外側から圧
縮し、これによりポケット状部中にシ−トポルダを固定
する事もできる。

また、シートホルダが定義された開口を備える室である
ときも有利であるが、その理由はこの場合にはシートホ
ルダ内の液面が振動の際でもわずかに変わるだけであり
、それにより吸振が生じるからである。

保持手段が容器壁の１ケ所または数ケ所に設けられた目
板または環孔である場合、測定装置を有する容器は特に
簡単に形成される。

実施例 本発明は数多くの実施形を許容する。本発明の根本原理
を説明するために、そのうちのいくつかを図面に示し、
下記に詳述する。

第１図は、通常のように２つの図示されていない半割性
から製造された容器１を示し、その容器壁２は２つの互
いに平行に延びる、内側に向けられたひれ３，４を有す
る。ひれ３，４上には導体シート５が存在し、該シート
は、第２図がとくに明瞭に示すように、リベット６．７
によりひれ３，４上に保持されている。導体シート５を
有するひれ３，４は、容器１の最深位置までしか延びて
いない（図示せず）。それにより、液体は最深位置から
ひれ３，４に対して平行に、ひれ３，４および導体シー
ト５により仕切られている室中へ流入する。従って、導
体シート５は両側から容器内の液体により濡らされてい
るので、導体シート５に公知方法で電気エネルギーを供
給し、評価回路を用いて液体により生じる抵抗の変化を
把握すれば、水位の測定が可能になる。

第３図による実施形では、導体シート５は直接にひれ３
，４により保持されていないで、それ自体ひれ３，４０
間に保持されているシートボルダ８により保持されてい
る。シートホルダ８はプリズム状断面を有し、室９を形
成し、その中へ液体は定義された開口１０を通って流入
する事ができる。シートボルダ８は、その双方の狭幅側
面に突起１１．１２を有し、これがそれぞれひれ４，３
の相当するみぞ１３，１４中へ嵌合スる。シートボルダ
８の取付けは、ひれ；３，４を離れるように曲げる事に
より前方から、行なう事ができる。もちろん、シートホ
ルダ８を１一方からみぞ１３，１４中へ押し込む事も１
１丁能である。

第４図による実施形では、導体シート５を有する管状の
シートホルダ１５が設ｉ１られている。このシートホル
ダ１５は容器１の壁２に、ひれ１６．．１７が部分的に
管状のシートホルダ１５上へ延びる事により保持される
。このひれ１６．１７は、必要に応じて部分的にシート
ホルダ１５上へ延びていればよいだけではなく、これら
は互いに移行して唯１つの構成部材を形成し、この場合
シートホルダ１５を管状外殻体のように取り囲む事がで
きる。ひれ１６，１７は、ひれ３，４と全く同様に上方
から容器１の最深個所まで存在していてもよい。しかし
ながら、これらを個々の場所にだけ配置する事も可能で
ある。この場合には、シートホルダ１５を保持する、個
々の目板または環孔が得られる。

第５図による実施形では、容器１は外方に向いたポケッ
ト状部１８を有し、その中へ再び導体シート５を有する
管状のシートホルダ１５が配置されている。容器のポケ
ット状部１８は、その全長にわたって容器１の方へスリ
ット】９により開いている。しかし、容器のボケ、ット
状部１８は容器壁２がスリット１９の範囲で接している
事により閉じられていてもよい。容器のポケット状部１
８を外側から圧縮し、それによりシートホルダ１５を容
器のポケット状部内に固持する事も可能である。もちろ
ん、スリット１９なしの実施形においても、第１図によ
る実施形の場合と全く同様に、液体が容器１から容器の
ポケット状部ｊ８中へ流入しつる事が必要であり、これ
は最深位置にある図示されていない液体用入口により可
能である。

第６図は、容器のポケット状部１８は、横断面が必要に
応じ楕円形である必要はなく、三角形の形を有していて
もよい事を示す。この三角形の容器ポケット状部１８中
には、前述と全く同様に、導体シート５を有する管状シ
ートポルダ１５が配置されている。

第７図による実施形では、導体シート５は直接に容器の
２ケラト状部２０中に差し込まれている。このために、
容器壁２は容器のポケット状部２０の部分が、２つの互
いに相対している平行に延びる案内みぞ２１．２２が生
じるように成形されていて、その中へ導体シート５がそ
の双方の長手側で嵌まり込んで、導体シートはこうして
保持されている。

第８図による実施形では、容器のポケット状部２３は大
きく構成されていて、シートホルダ８はその狭幅側で直
立するようにこの容器のポケット状部２３中に存在する
。溶接点２４，２５により外側からシートホルダ８は容
器ポケット状部２３中に保持する事ができる。

発明の効果 本発明によれば、たとえば自動車のタンク内の液体の水
位を、充填液高とは独立に、極めて正確に測定する事が
可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による容器の、本発明にとり重要な部
分の立体的断面図であり、 第２図は、第１図による容器の、水位測定のための導体
シートの範囲における断面図、第３図は、第２の実施例
の容器の、水位測定のための導体シートの範囲における
断面図、第４図は、第３の実施例の容器の、水位測定の
ための導体シートの範囲における断面図、第５図は、他
の実施例の本発明による容器の、本発明にとって重要な
部分の立体的断面図であり、 第６図は、他の実施例の容器の、導体シートの範囲にお
ける断面図、 第７図は、本発明により形成された他の容器の、本発明
にとって重要な部分の立体的断面図であり、 第８図は、別の実施例の容器の、導体シートの範囲にお
ける断面図である。 ■・・・容器、２・・・容器壁、３，４・・・ひれ、５
・・・導体シート、６，７・・・リベット、８・・・シ
ートホルダ、９・・・室、１０・・・開口、１１．１２
・・・突起、１３．１４・・・みそ、１５・・シートホ
ルダ、１６．１７・・・ひれ、］、　８　、２０　、２
３・・・容器のポケット状部、］　］９−スリット２１
．２２・・・案内みぞ、２４．２５・・溶接点

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　両面が液体により洗われつるバンド状の導体シート
   、たとえば外部電源で加熱されるフィルム抵抗または少
   なくとも２つの導体から形成された静電容量形成用シー
   トを有する、占有されている液体の水位を電気的に測定
   する装置を有する容器において、容器壁（２）が容器（
   １）内に導体シート（５）を直接的または間接的に保持
   するための保持手段（たとえばひれ３，４）を有する事
   を特徴とする、含有されている液体の水位を電気的に測
   定する装置を有する容器。 ２　保持手段が２つの平行に延びている、内側に向けら
   れたひれ（３，４）であり、それらの間またはそれらの
   上に導体シート（５）が固定されている、特許請求の範
   囲第１項記載の容器。 ３、　導体シート（５）がリベット（６，７）を用いて
   ひれ（３，４）上に固定されている、特許請求の範囲第
   １項記載の容器。 四 ４、　導体シート（５）が、シートをｆ方から取囲み、
   温圧および排気路を備えたシートホルダ（８）中かまた
   はウェブ（１０）を備えたシートホルダ（８）中に差し
   込まれ、シートホルダ（８）がひれ（３，４）の間に保
   持されている、特許請求の範囲第１項から第３項までの
   いずれか１項記載の容器。 ５　シートボルダ（」５）が管状であり、ひれ（］、　
   ６　、１７　）がシートホルダ（１５）を外側から部分
   的に取り囲む、特許請求の範囲第１項から第４項までの
   いずれか１項記載の容器。 ６、　シートホルダ（１５）が管状であり、保持手段が
   シートホルダを取り囲む通路として形成されている、特
   許請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載
   の容器。 ７　シートホルダ（８）がプリズム状であり、その狭幅
   側にあるそれぞれ１つの突出部（１１，１２）でそれぞ
   れのひれ（３，４）のみぞ（］、　３　、１４　）中へ
   保持されている、特許請求の範囲第１項から第６項まで
   のいずれか１項記載の容器。 ８　保持手段が外側または内側に向いている容器のポケ
   ット状部（１８，１９，２０）により形成されている、
   特許請求の範囲第１項から第７項までのいずれか１項記
   載の容器。 ９、　容器のポケット状部（１８，１９）が容器（１，
   ）に向ってその全長にわたって開いた間隙（１つ）を有
   する、特許請求の範囲第１項から第８項までのいずれか
   １項記載の容器。 １０、容器のポケット状部（１８，１９）が、容器に向
   って大体において閉じられており、容器底の範囲にのみ
   容器（１）への液体連通部を有する、特許請求の範囲第
   １項から第９項までのいずれか１項記載の容器。 １１　容器のポケット状部（１８，１９，）中に導体シ
   ート（５）を有する管状の保護管（１５）が配置されて
   いる、特許請求の範囲第１項から第１０項までのいずれ
   か１項記載の容器。 １２　容器のポケット状部（２ｏ）中に２つの互いに相
   対して存在する案内みぞ（２１’、２２）が設けられ、
   その中へ導体シート（５）が直接に保持されている、ｍ
   特許請求 の範囲第１項から第１１項までのいずれか１項記載の容
   器。 １３　導体シート（５）が、狭幅側で直立して容器のポ
   ケット状部（２３）内に保持されている角柱状ホルダ（
   ８）中に配置されている、特許請求の範囲第１項から第
   １２項までのいずれか１項記載の容器。 １４　シートホルダ（８）が外側から溶接することによ
   って容器のポケット状部（２３）と結合されている、特
   許請求の範囲第１項から第１３項までのいずれか１項記
   載の容器。 １５　シートホルダ（１５，８）が外側から容器のポケ
   ット状部（１８，２３）を圧縮する事により容器（１）
   内に保持されている、特許請求の範囲第１項から第１４
   項までのいずれｈ・１項記載の容器。 Ｉ６　シートホルダ（８）が定義された開口（１０）を
   備えた室である、特許請求の範囲第１項から第１５項ま
   でのいずれが１項記載の容器。 １７　保持手段が容器壁（２）の１ケ所または数ケ所に
   設けられた目板または環孔である、特許請求の範囲第１
   項から第１６項までのいずれか１項記載の容器。