JPS60200324A

JPS60200324A - タイミング制御装置

Info

Publication number: JPS60200324A
Application number: JP59057100A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kataoka; 浩片岡
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1984-03-23
Filing date: 1984-03-23
Publication date: 1985-10-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉本発明はクラッチのメカ的タイミング制御を行う装置に
関するものである。

〈従来技術〉複写機等には駆動系のスプリングクラッチとソレノイド
を組み合わせたクラッチ機構が使用されている。

従来のスプリング・クラッチ機構につき説明する０第５図に機構構造図を掲げた。同図において、１がソレ
ノイドであり、回路基板（図示せず）と電気的に接続さ
れており、ＯＮによってその動作片１ａを引っ込める。

前記動作片１ａはラッチ２と結合され該ラッチ２は軸３
を支点として回動自在となっている。そして、前記ラッ
チ２には前記軸３を中心として前記ソレノイド１の動作
片１ａと結合されている側の反対側に復帰スプリング４
が係止させられておシ、前時該ラッチ２を反時計方向に
回動させようとする作用力を及ぼしており、それゆえ、
前記ソレノイド１の動作片１ａはＯＦＦ時に本体より飛
び出た状態となっている。

又、図中、５はスリーブで、前記ラッチ２の先端角状部
分と噛合する様に配置されている。矢印Ａは該スリーブ
５の回転方向を表わしている。

上記スリーブ５は、第６図に示す通シ、クラッッチ軸を
巻回した構造になっている。即ち、同図において、５は
前述のスリーブであり、クラッチ軸６、固定ボス７、入
力ギヤ８及びクラッチスプリング９で形成されたクラッ
チ部分と合体している０さて、上記の様な構成でクラッチが組み立てられている
から、従来のものでは、必ず１個のスプリング・クラッ
チに対して１個のソレノイドを配備させてタイミング制
御を行わざるを得なかった。

であるから、スプリングクラッチの数の応じてソレノイ
ドを多数設ける必要がある。

〈発明の目的〉しかるに本発明では、複数軸のクラッチを１個のソレノ
イドでタイミング制御可能とした装置を提供し、ソレノ
イド部分に関する省スペース、コストダウン等を計るこ
とを目的とする。

〈実施例〉以下、本発明の構成を記述する。

第１図で本発明の実施例に係るタイミング制御装置の構
造を説明する。

本実施例のタイミング制御装置は１つのソレノイドで２
軸のクラッチをタイミング制御する。図中、１０，１１
がその２軸である。そして、軸１゜にはクラッチ１２が
固定され矢印凸方向に回動する。又、軸１１に取シ付け
られているノ３もクラッチで、スリーブカムＩ４及び固
定ボス・カム１５が形成されている。前記クラッチ１３
は矢印Ｃ方向に回転する。

さて、図中、Ｉ６がソレノイドであり、図では省略した
回路基板に配線接続され動作片１６ａが備わっている。

該動作片＋６ａはラッチＩ７と結合されており、該ラッ
チ１７は復帰スプリング１８０弾性力により枢軸】９を
中心にして前記動作片＋６ａを飛び出た状態に付勢して
いる。

上記ラッチ■７はコの字状の形状を有しており、−刃端
（前記ソレノイド１６の動作片＋６ａと結合している部
分の杆体の先端）は前記スリーブカム１４と接合し、前
記クラッチ１３の回転を抑制している。

しかるに、前記ソレノイド１６がＯＮとなり前記動作片
＋６ａが前記ラッチ１７を前記枢軸１９を中心として時
計方向に引っ張る方向（矢印Ｐで示した。）に動作する
と、上述のラッチ１７とスリーブカム１４の接合状態は
解除され、前記クラッチ１３は回転を始める。

上記ラッチＩ７の回動により、該ラッチ１７の他方端は
前記クラッチ１３より離れた位置から該クラッチ】３に
当接する位置へと移動する（矢印Ｑで示した）。そして
、前記クラッチＪ３の固定ボス・カム１５が該ラッチ１
７の他方端に接触し掛止する丑で上記クラッチ１３の回
転は続く。

この前記クラッチ１３の回転中途において、前記固定ボ
ス・カム１５により前記クラッチには駆動される。と言
うのは、該クラッチ１２は通常はランチ２０の尖端部の
食い込み（この状態は該ラッテ２０が枢軸２１を支点と
して回動自在になって、復帰スプリング２２の付勢力に
よって形成されている。）によって停止されているもの
の、前記ランチ２０はその食い込み状態において前記枢
軸２１を中心として尖端部の反対側の杆体部が前記クラ
ッチ１３の外周に接合する様になってお９、前記クラッ
チ１３０回転に伴い突出した固定ボス・カム１５が前記
ラッチ２ｏに当たるため、該ラッチ２０が矢印Ｒ方向に
回動し、それにより該ランチ２０の尖端部が矢印Ｓ方向
に移動し前記クラッチ１２との噛合状態が解放され前記
クラッチ１２は回転をするからである。このクラッチ１
２の回転は前記固定ボス・カム１５と前記ラッチ２ｏの
接合時のみ行なわれ、再び前記ラッチ２ｏが前記固定ボ
ス・カム１５以外の前記クラッチ１３の外周他と接触す
る事態になれば該ラッチ２ｏと該クラッチ１２が噛み合
い、前記クラッチ１２の回転は止まる。

こうした後、上記ソレノイド１６がＯＦＦとなると、最
初のセット状態に復帰する。

もちろん、上記カム１４．１５やラッチ１７゜２０は形
状を変えることにより機械的なタイミング設定及び駆動
伝達（軸１１→軸１０）の組み合わせを変える事も可能
である（例えば、ソレノイド＋６のＯＦＦで前記クラッ
チ１３は伝達するが、前記クラッチ１２は伝達していな
い状態となり、該ソレノイド１６のＯＮでその逆となる
等）。

なお、上述においては２動間の連結を示したが、一方の
ソレノイドで制御される軸に複数のランチ等の駆動伝達
手段を配設して複数の軸の制御を行うことは単なる設計
的事項に過ぎない。

第２図にて、クラッチ１３に設けられる２つのカムの形
状を示しておく。同図にて、符号は前掲第１図のものと
同じ部品を表わしている。

ここで、より具体的な実施例をあげる。

本実施例は本発明に係るタイミング制御装置を複写機の
給紙部に適用したものである。

複写機の給紙部において、給紙ローラーで用紙を搬送す
る場合、給紙ローラーに用紙を押し上げるため回転板と
用紙を一枚ずつ送出するだめの摩擦板を該給紙ローラー
に圧接する必要がある。

そこで、一方の軸に２つ圧着カムを設けその２つの圧着
カムに対応して回転板並びに摩擦板を設けて、他方の軸
に給紙ローラーを取り付けて所定の動作を行わせしむる
様にした。

これを第３図に示した。同図において、２３゜２４が軸
であり、夫々、クラッチ２５．２６が取り付けられてい
る。そして、一方の軸２３には給紙ローラー２７が設定
され、又、他方の軸２４には２つの圧着カム２８ａ、２
８ｂが設置されている０しかるに、上記給紙ローラー２７と上記圧着カム２８ａ
、２８ｂの間隙にはリンク２９ａ、２９ｂが装備される
。このリンク２９ａ、２９ｂは、夫々、支点８０ａ、Ｂ
ｏｂを中心に回動可能となっている。

そして、一方のリンク２９ａにはスプリング８１ａが取
着され該リンク２９ａを反時計方向に回動すべく付勢し
ている。又、他方のリンク２９ｂにはスプリング３１ｂ
が取着され該リンク２９ｂを時計方向に回動すべく付勢
している。そして、通常は、前記リンク２９ａ、２９１
）は前記給紙Ｏ−ラー２７に当接し付勢方向の動きを規
制されている。

さて、ソレノイドがＯＮになると、回転板及び摩擦板が
前記給紙ローラー２７に圧着した状態で該給紙ローラー
２７が回転し用紙が給送される。

その後、ソレノイドがＯＦＦになると前記軸２４上の圧
着カム２８ａ、２８ｂが該軸２４を中心に１８００回転
し、前記リンク２９ａ、２９ｂを押し上げる。すると、
該リンク２９ａは時開方向に移　２動し、又、該リンク
２９ｂは反時計方向に移動し、回転板、摩擦板は前記給
紙ローラー２７より離反し、且つ、該給紙ローラー２７
は回転を止める。

なお、上述の給紙ローラーに対する回転板及び摩擦板の
関係を第４図にて示しておく。同図において、２７−゛
前記給紙ローラー、２８ａは前記圧着カムであり、３２
が回転板、３３が摩擦板である。３４は用紙の搬送経路
を示すものである。

なお、本発明は複写紙の給紙部のタイミング制御部分の
他に、フ７り／ミリ、印刷機等の駆動系のタイミング制
御装置にも実施可能である。

〈効　果〉以上の様に本発明のタイミング制御装置によれは、１つ
のクラッチを制御する手段を設け、該クラッチに対応し
て設けられたカムの回速に連動させて他のクラッチを制
御する様にしたから、複数のクラッチに対応するクラッ
チ制御手段を１個だけ具備すれば良く、省スペース並び
に軽量化が達成可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るタイミング制御装置の構
造図、第２図は前記本発明の実施例に係るタイミング制
御装置の一構成要素の断面図、第３図は本発明の適用さ
れる複写機の給紙部の略示正面図、第４図は前記給紙部
の略示側面図、第５図は従来のタイミング制御装置の構
造図、第６図はクラッチの側断面図である。１０、ＩＩ　・・軸、１２．１３・・・クラッチ、１４
・・・スリーブカム、Ｉ５・・・固定ボス・カム、１６
・・・ソレノイド、１７・・・ラッチ、１８・・・復帰
スプリング、１９・・枢軸、２０・ラッチ、２１・・・
枢軸、２２・・・復帰スプリング、２３．２４・・軸、
２５．２６・・・クラッチ、２７・・・給紙ローラー、
２８ａ、２８ｂ・・圧着カム、２９ａ、２９ｂ−リンク
、３０ａ、３０ｂ−支点、３１ａ、＋、　３・’ｌ　ｌ
）　・スプリング、３２・・回転板、３３・・・摩擦板
、３４・・・用紙搬送経路。代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名第　１図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

１．１つのクラッチを制御する手段を設け、該クラッチ
に対応して設けられたカムの回転に連動させて他のクラ
ッチを制御することを特徴とするタイミング制御装置。２、上記１つのクラッチを制御する手段はソレノイドを
用いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のタ
イミング制御装置。３　上記他のクラッチは複数個であることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載のタイミング制御装置。