JPS601997Y2 - ロ−タリ−カツタ−装置 - Google Patents

ロ−タリ−カツタ−装置

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JPS601997Y2
JPS601997Y2 JP7466880U JP7466880U JPS601997Y2 JP S601997 Y2 JPS601997 Y2 JP S601997Y2 JP 7466880 U JP7466880 U JP 7466880U JP 7466880 U JP7466880 U JP 7466880U JP S601997 Y2 JPS601997 Y2 JP S601997Y2
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JP
Japan
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cutting edge
cutting
blade
guide ring
rotary blade
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Expired
Application number
JP7466880U
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English (en)
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JPS56176197U (ja
Inventor
捷人 大矢根
裕一 大矢根
Original Assignee
株式会社 大矢根利器製作所
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Application filed by 株式会社 大矢根利器製作所 filed Critical 株式会社 大矢根利器製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロールペーパーの如き長尺のシート(以下単に
ペーパーという)を装填する複写機等の事務機器におい
て装填されたペーパーを所要の長さに裁断するロータリ
ーカッター装置に係る。
この種のロータリーカッター装置は切始側ガイドリング
を有する回転刃と該回転刃にばね圧下に圧接される固定
刃とよりなるが、回転刃支持軸芯に対し、固定刃支持軸
芯を傾斜させて圧接装着し、いわゆる両者のセリ合いの
状態でペーパーを切断するロータリーカッター装置にお
いては、このセリ合いに起因してペーパー切断終了時、
すなわち固定刃先と回転刃先とのセリ合いがはずれた時
に固定刃先が切始側ガイドリングに衝撃的に当接するた
め振動と騒音を発生するという難点があった。
本考案はこの振動と騒音を排除する目的で考案されたも
のである。
以下従来例次いで本考案の実施例を示す図面により説明
する。
まず従来例を第1図、第2図、第3図により説明する。
回転刃1は切始側ガイドリング3、刃先4、回転刃胴部
5、回転刃支持軸6,6′とよりなる。
回転刃胴部5の表面には、回転刃支持軸芯に対し傾斜し
た溝部が形成され、該溝部に刃先4を嵌合固着する。
刃先4の切始側端部の回転刃胴部5にはガイドリング3
を嵌合固着する。
刃先4は回転刃支持軸芯を中心として研削され、ガイド
リング3も刃先4と同一回転半径で同心的に研削される
回転刃支持軸6,6′は回転刃胴部5の両端に縮径して
形成され、図示されていないフレームに支承される。
一般にはガイドリング3に近接する側の回転刃支持軸6
を回転刃駆動装置に接続する。
固定刃2は刃先7、固定刃台9、固定刃支持軸10.1
0’、圧接用スプリング支持軸11、圧接用スプリング
12とよりなる。
刃先7は固定刃台9に固着される。
固定刃支持軸10.10’は固定刃台9の切始側および
初経側のそれぞれの側面の対称の位置に固着される。
すなわち刃先7の刃先線と切始側および初経側固定刃支
持軸10.10’の軸芯とは平行に構成される。
該固定刃支持軸10.10’は回転刃支持軸6,6′を
支承している同一のフレームに支承される。
回転刃1および固定刃2のそれぞれの支持軸がフレーム
に支承される位置関係について第2図および第3図で説
明する。
すなわちいわゆる切断刃のセリ合い状態を形成するため
に、回転刃支持軸6,6′の軸芯に対し、固定刃支持軸
10,10’の軸芯は傾斜してフレームに支承される。
くわしくは第2図に示すごく回転刃1の切始側刃先4と
固定刃2の刃先7の切始側刃先部分8が接触した時点に
おいて、刃先7の初経側刃先部分8′が刃先4の回転半
径の内側に位置する状態に支承し、一般には切始側固定
刃支持軸10に対し、初経側固定刃支持軸10′を回転
刃1の回転方向に水平に約0.1〜0.5順だけ位置を
ずらせてフレームに支承する。
固定刃台9には圧接用スプリング支持軸11が固着され
、圧接用スプリング12の一端は該支持軸に支持され、
他端は前記フレームに支持される。
圧接用スプリング12のスプリング力によって固定刃支
持軸10.10’を軸芯とする回転力が働き、刃先7は
つねに回転刃1の刃先4に圧接される。
次いで上記従来例におけるペーパーの裁断の作動態様に
ついて説明する。
第1図はペーパー裁断開始前における状態を示し、圧接
用スプリング12の作用により固定刃2の刃先7は回転
刃1の切始側ガイドリング3の外周面に接触圧接されて
おり、他の個所では接触しておらず、刃先7と回転刃胴
部5との間には充分な空間を有し、ペーパーは該空間を
自由に走行する。
第2図はペーパー裁断開始時の状態を示し、切始側端部
の回転刃1の刃先4と切始側固定刃2の刃先7の刃先部
分8とが接触し、ペーパーの裁断を開始する。
この状態における刃先7の初経側刃先部分8′は回転刃
1の刃先4の回転半径内に位置している。
回転刃1が回転し、ペーパー裁断が進行するにしたがっ
て刃先4と刃先7との接点は順次切終側へ移動するとと
もに刃先7の切始側刃先部分8はガイドリング3の外周
から離隔し、逐時その離隔距離を大きくしていく。
ペーパー裁断後刃先4が刃先7と離隔する直前の状態が
第3図で、刃先7の切始側刃先部分8とガイドリング3
との離隔距離が最大となる。
さらに回転刃1が回転すれば刃先7の初経側刃先部分8
′は刃先4から離隔する。
すなわち刃先7は刃先4とは全く接触点を有さす、従っ
て圧接用スプリング12のスプリング力によって刃先7
は固定刃支持軸10,10’を軸芯として回転刃側へ回
転し、刃先7の切始側刃先部分8がガイドリング3に衝
撃的に当接し、振動と騒音を発生する。
本考案の目的はかかる振動と騒音を完全に排除しうるロ
ータリーカッターを装置を提供しようとするもので、そ
の要旨とするところは回転刃と、該回転刃にばね圧下に
圧接される固定刃とよりなり、回転刃の刃先の切始側端
部に該刃先の回転半径と同一回転半径のガイドリングを
設けたロータリーカッター装置において、回転刃の刃先
の初経側端部に該刃先の回転半径と同一回転半径を有す
る第2のガイドリングを同心的に設け、該第2のガイド
リングの外周面は回転刃の刃先の前縁と一致した切欠段
部を有し、この切欠段部の最大高さ部分を起点として回
転刃の回転方向に対して反対方向に外周面の厚さが連続
的に漸減し最終的に前記切欠段部に帰還して最小厚さ部
分となるように形成され、他方固定刃の初経側端部上面
には、その端面に向って下方へ傾斜した傾斜面が形成さ
れていることを特徴とするロータリーカッター装置にあ
る。
本考案を第4図、第5図、第6図、第7図に示す実施例
によって説明する。
回転刃1は切始側ガイドリング3、初経側ガイドリング
3′、刃先4、回転刃胴部5、回転刃支持軸6,6′と
より構成され、初経側ガイドリング3′を除く他の全べ
ての構成は、前記従来例における第1図の構成と同一で
ある。
側路側ガイドリング3′は回転刃1の刃先4と同一回転
半径を以って回転刃胴部5の側路側端部に同心的に設け
られており、しかしてガイドリング3′の外周面Fは刃
先4の前縁4′と一致した切欠段部13を有し、この切
欠段部13の最大高さ部分を起点として回転刃1の回転
方向とは反対の方向に向って外周面Fの厚さが連続的に
漸減し、最終的には切欠段部13へ帰還して最小厚さ部
分となるように形成されている。
なおガイドリング3′の外周は刃先4の回転半径と同一
半径でかつ之と同心的に研削される。
固定刃2は刃先7、固定刃台9、固定刃支持軸10.1
0’、圧接用スプリング支持軸11、圧接用スプリング
12とよりなり、固定刃2の側路側端部の上面を除く、
他の構成は前記従来例における第1図と同一である。
固定刃2の側路側端部の上面は端部へ向って下方へ傾斜
がつけられる。
すなわち固定刃初経側最端部が最低高さとなるごとく、
刃先7の側路側刃先部分8′、固定刃台9の側路側端部
の上面が切削され、傾斜部が設けられる。
本考案のロータリーカッター装置によるペーパー裁断に
際しての作動態様について、第4図、第5図、第6図、
第7図、第8図にもとづき説明する。
第5図はペーパー裁断前の状態を示すもので、固定刃2
の刃先7は切始側の刃先部分8において回転刃1の切始
側ガイドリング3の外周面とのみ接触しており、刃先7
の側路側刃先部分8′と側路側ガイドリング3′とは接
触していない。
固定刃2の刃先7と回転刃胴部5との間には充分な隙間
を有し切断されるべきペーパーは該隙間を自由に走行し
うる。
第6図は回転刃1が回転しペーパー裁断がほぼ半分進行
した状態を示すもので、固定刃2の刃先7はその長さ方
向のほぼ中央位置の刃先部分が回転刃1の刃先4と接す
るのみで、切始側および側路側ガイドリング3,3′の
外周面と、刃先7の刃先部分8,8′とは離隔している
第7図は回転刃1がさらに回転し、ペーパー裁断が終了
した時点の状態を示すもので、固定N2は初経側の刃先
部分8′において、側路側ガイドリング3′の外周面の
最大厚さ部分に接触しており、切始側刃先部分8は切始
側ガイドリング3の外周面から最大の離隔距離の状態に
ある。
第8図は第7図の状態から回転刃1がさらに回転した状
態を示すもので固定刃2は側路側刃先部分8′の傾斜部
において、側路側ガイドリング3′の外周面の内側角部
3″と接しており、切始側刃先部分8と切始側ガイドリ
ング3の外周面とは接触する直前の状態にある。
すなわち第7図から第8図の状態へ、回転刃1が回転す
るにしたがって、側路側ガイドリング3′の外周面の内
側角部3″の固定刃1上面に最も接近する点は側路最端
部側へ連続的に移動する。
かかる状態において固定刃2の側路側上面は側路側端部
が最低高さとなるごとく傾斜部が形成されていることお
よび圧接用スプリング12の押圧力により固定刃2には
固定刃支持軸10.10’を軸芯とした回転力が働いて
いるため、第7図の状態から回転刃1が第4図の矢印で
示す如く回転するにしたがってで、側路側刃先部分8′
と側路側ガイドリング3′の外周面がつねに接触した状
態で、固定刃2の刃先7は回転刃1の刃先4へ連続的に
滑らかに接近をつづけ、ついに刃先7の切始側刃先部分
8が切始側ガイドリング3の外周面と接触すると、固定
刃2の刃先7上面は停止し、以後の回転刃1の回転にお
いては、刃先7の切始側刃先部分8と切始側ガイドリン
グ3の外周面が接触圧接した状態のまま摺動し、次回の
ペーパー裁断開始の状態に準備される。
従って従来例では固定刃2の刃先7が回転刃土の刃先4
から離隔すると刃先7が衝撃的に切始側ガイドリング3
の外周面に当接するが、本考案においては刃先7は連続
的に円滑に切始側ガイドリング3の外周面に接近しつつ
当接するため振動および騒音を発生することがないとい
う実用的効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のロータリーカッター装置の固定刃と回
転刃の構成説明図、第2図および第3図は従来例におけ
る固定刃と回転刃のセリ合い関係を示す説明図、第4図
は本考案のロータリーカッター装置の固定刃と回転刃の
構成説明図、第5図〜第8図はペーパー裁断過程に際し
ての固定刃と回転刃との相互関係を示す説明図である。 1・・・・・・回転刃、2・・・・・・固定刃、3・・
・・・・切始側ガイドリング、3′・・・・・・側路側
ガイドリング、4・・・・・・回転刃の刃先、5・・・
・・・回転刃胴部、6・・・・・・切始側回転刃支持軸
、6′・・・・・・切始側回転刃支持軸、7・・・・・
・固定刃の刃先、訃・・・・・固定刃の切始側刃先部分
、8′・・・・・・固定刃の切始側刃先部分、9・・・
・・・固定刃台、10・・・・・・切始側固定刃支持軸
、10’・・・・・・切始側回転刃支持軸、11・・・
・・・圧接用スプリング支持軸、12・・・・・・圧接
用スプリング、13・・・・・・ペーノ〈−0

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転刃と、該回転刃にばね圧下に圧接される固定刃とよ
    りなり、回転刃の刃先の切始側端部に該刃先の回転半径
    と同一回転半径のガイドリングを設けたロータリーカッ
    ター装置において、回転刃の刃先の切終側端部に該刃先
    の回転半径と同一回転半径を有する第2のガイドリング
    を同心的に設け、該第2のガイドリングの外周面は回転
    刃の刃先の前縁と一致した切欠段部を有し、この切欠段
    部の最大高さ部分を起点として回転刃の回転方向に対し
    て反対方向に外周面の厚さが連続的に漸減し、最終的に
    前記切欠段部に帰還して最小厚さ部分となるように形成
    され、他方固定刃の切終側端部上面には、その端面に向
    って下方へ傾斜した傾斜面が形成されていることを特徴
    とするロータリーカッター装置。
JP7466880U 1980-05-30 1980-05-30 ロ−タリ−カツタ−装置 Expired JPS601997Y2 (ja)

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JP7466880U JPS601997Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 ロ−タリ−カツタ−装置

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JP7466880U JPS601997Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 ロ−タリ−カツタ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS56176197U JPS56176197U (ja) 1981-12-25
JPS601997Y2 true JPS601997Y2 (ja) 1985-01-19

Family

ID=29437369

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7466880U Expired JPS601997Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 ロ−タリ−カツタ−装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015006720A (ja) * 2013-06-26 2015-01-15 ブラザー工業株式会社 ロータリーカッタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60120798U (ja) * 1984-01-23 1985-08-15 東洋刃物株式会社 ロ−タリ−カツタ用回転刃

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015006720A (ja) * 2013-06-26 2015-01-15 ブラザー工業株式会社 ロータリーカッタ装置

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JPS56176197U (ja) 1981-12-25

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