JPS6019948Y2 - レジエ−タ - Google Patents
レジエ−タInfo
- Publication number
- JPS6019948Y2 JPS6019948Y2 JP12489477U JP12489477U JPS6019948Y2 JP S6019948 Y2 JPS6019948 Y2 JP S6019948Y2 JP 12489477 U JP12489477 U JP 12489477U JP 12489477 U JP12489477 U JP 12489477U JP S6019948 Y2 JPS6019948 Y2 JP S6019948Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- partition wall
- oil cooler
- radiator
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ラジェータに関するものである。
詳しく述べるとタンク部にオイルクーラーを内蔵したラ
ジェータに関するものである。
ジェータに関するものである。
従来、自動車等のラジェータは、上座板および下座板に
液管を挿通し、両側にレインフォースを取付け、該レイ
ンフォースと液管との間および各液管間にコルゲートフ
ィン、プレートフィン等の伝熱用フィンを挟んでコア部
を形威し、上座板および下座板にはそれぞれアッパおよ
びローワタンクを取付け、該アッパおよびローワ両タン
クにはサイドサポートないしメンバを掛渡し、各部材を
ろう付けして全体を堅固に結合することにより構成され
ている。
液管を挿通し、両側にレインフォースを取付け、該レイ
ンフォースと液管との間および各液管間にコルゲートフ
ィン、プレートフィン等の伝熱用フィンを挟んでコア部
を形威し、上座板および下座板にはそれぞれアッパおよ
びローワタンクを取付け、該アッパおよびローワ両タン
クにはサイドサポートないしメンバを掛渡し、各部材を
ろう付けして全体を堅固に結合することにより構成され
ている。
また、該タンク部、例えばローワタンクには、内管と外
管とで同心二重管構造のオイルクーラーがトルクコンバ
ータ用として装着されている場合がある。
管とで同心二重管構造のオイルクーラーがトルクコンバ
ータ用として装着されている場合がある。
そして、一方のタンクに導管より供給された温水は液管
を流通する際に、コア部を吹抜ける風のために冷却され
て他方のタンクに入り、オイルクーラーに供給されたオ
イルを冷却したのち、該タンクに取付けられた導管より
排出される。
を流通する際に、コア部を吹抜ける風のために冷却され
て他方のタンクに入り、オイルクーラーに供給されたオ
イルを冷却したのち、該タンクに取付けられた導管より
排出される。
しかして、近年、軽量化、生産性の向上、コストダウン
等の点から前記タンクは合成樹脂型のものが使用される
ようになってきた。
等の点から前記タンクは合成樹脂型のものが使用される
ようになってきた。
しかるに、合成樹脂型タンクは、使用時にタンク内圧の
上昇により膨張する傾向があり、一方、前記オイルクー
ラーを単に挿入しただけでは該クーラの支持の点で問題
があった。
上昇により膨張する傾向があり、一方、前記オイルクー
ラーを単に挿入しただけでは該クーラの支持の点で問題
があった。
本考案は、前記のごとき従来のラジェータの諸欠点を改
善するためになされたもので、少なくとも1個の隔壁を
内部に設けてなる合成樹脂型のタンク部に、コア部の座
板を固着し、該隔壁に二重管型オイルクーラーを支持す
るようにしたラジェータにおいて、前記隔壁の中央に前
記タンク部の開口側に向う切欠部を形威し、この切欠部
内に前記オイルクーラーを嵌着してなるラジェータであ
る。
善するためになされたもので、少なくとも1個の隔壁を
内部に設けてなる合成樹脂型のタンク部に、コア部の座
板を固着し、該隔壁に二重管型オイルクーラーを支持す
るようにしたラジェータにおいて、前記隔壁の中央に前
記タンク部の開口側に向う切欠部を形威し、この切欠部
内に前記オイルクーラーを嵌着してなるラジェータであ
る。
つぎに、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する
。
。
すなわち、第1〜2図に示すように、上座板1および下
座板2に液管3を挿通し、両側部にレインフォース4を
取付け、該レインフオース4と液管3との間および各液
間3間にコルゲートフィン、プレートフィン等の伝熱フ
ィン5を挟んでろう付は等の手段により固着してコア部
を形成させる。
座板2に液管3を挿通し、両側部にレインフォース4を
取付け、該レインフオース4と液管3との間および各液
間3間にコルゲートフィン、プレートフィン等の伝熱フ
ィン5を挟んでろう付は等の手段により固着してコア部
を形成させる。
上座板1には合成樹脂製のアッパタンク6を、また下座
板2には合成樹脂製のローワタンク7が取付けられてい
る。
板2には合成樹脂製のローワタンク7が取付けられてい
る。
しかして、該ローワタンク7の内部には、中央部に前記
タンク部の開口側に向って切欠いた切欠部8を有する隔
壁9を少なくとも1個、例えば1個一体的に設ける。
タンク部の開口側に向って切欠いた切欠部8を有する隔
壁9を少なくとも1個、例えば1個一体的に設ける。
この隔壁9に設けられた切欠部8には二重管型オイルク
ーラー10が挿入され、8の底部11において保持され
、該クーラー10の入口管12および出口管13がタン
ク7を貫通して固定されている。
ーラー10が挿入され、8の底部11において保持され
、該クーラー10の入口管12および出口管13がタン
ク7を貫通して固定されている。
なお、オイルクーラー10としては種々の形式のものが
使用され、一例を挙げると、例えば内管と外管とで同心
二重管構造としたものや、油側の隙間に油を乱すように
フィンを入れたり、針金を巻いたもの、あるいは内管に
突起を設けたもの等が使用される。
使用され、一例を挙げると、例えば内管と外管とで同心
二重管構造としたものや、油側の隙間に油を乱すように
フィンを入れたり、針金を巻いたもの、あるいは内管に
突起を設けたもの等が使用される。
このように構成されるラジェータにおいて、入口14よ
りアッパタンク6に供給される温水は、液管3を流通す
る間にコア部を吹抜ける風のために冷却されてローワタ
ンク7に入る。
りアッパタンク6に供給される温水は、液管3を流通す
る間にコア部を吹抜ける風のために冷却されてローワタ
ンク7に入る。
ローワタンク7に入った水のうち、前記隔壁9より上流
側、すなわち出口15と反対側に入った水は、その一部
はオイルクーラー10の内管の内側を流通し、その残余
は外側を流通して切欠部8を通過して出口15に達する
。
側、すなわち出口15と反対側に入った水は、その一部
はオイルクーラー10の内管の内側を流通し、その残余
は外側を流通して切欠部8を通過して出口15に達する
。
前記隔壁9より下流側に入った水はオイルクーラー10
の外側を流れてクーラー10内に供給されるオイルを冷
却しながら出口15に達し、ここから排出される。
の外側を流れてクーラー10内に供給されるオイルを冷
却しながら出口15に達し、ここから排出される。
一方、オイルは入口管12からオイルクーラー10内に
供給され、前記タンク内の水により冷却されたのち、出
口管13より排出される。
供給され、前記タンク内の水により冷却されたのち、出
口管13より排出される。
したがって、切欠部の開口面積は冷却すべきオイルの温
度、供給量等により適宜選択される。
度、供給量等により適宜選択される。
また、隔壁9を設ける位置により冷却性能を変えること
ができるが、本考案者らの実験によればオイルクーラー
10の長さの約1n程度出口側に設ける場合が最も有効
であることが判明した。
ができるが、本考案者らの実験によればオイルクーラー
10の長さの約1n程度出口側に設ける場合が最も有効
であることが判明した。
本考案によるラジェータは、以上のごとき構成を有して
なるものであるから、隔壁を合成樹脂タンクと一体的に
同時成形することができるので作業性が良好であるばか
りでなく、タンクの内圧上昇による膨張に対し補強効果
があり、しかも、この隔壁に形成する切欠部を樹脂成形
時の型抜き方向に向って形成したため、樹脂成形も容易
となる。
なるものであるから、隔壁を合成樹脂タンクと一体的に
同時成形することができるので作業性が良好であるばか
りでなく、タンクの内圧上昇による膨張に対し補強効果
があり、しかも、この隔壁に形成する切欠部を樹脂成形
時の型抜き方向に向って形成したため、樹脂成形も容易
となる。
また、オイルクーラーは切欠部の底部で保持されるので
取付性が極めてよくなる。
取付性が極めてよくなる。
さらに、オイルクーラーを挿入して残る切欠部の開口の
ために、水の一部は通過できるので通水抵抗はあまり上
昇しないですむ。
ために、水の一部は通過できるので通水抵抗はあまり上
昇しないですむ。
そして、この切欠部の開口面積を変えることにより冷却
性能を種々変えることができる。
性能を種々変えることができる。
第1図は本考案によるラジェータの実施例を示す一部破
断した正面図であり、また第2図は第1図の■−■線に
おける断面図である。 2・・・・・・下座板、7・・・・・田−ワタンク、8
・・・・・・隔壁の切欠部、9・・・・・・隔壁、10
・・・・・・オイルクーラー 11・・・・・・切欠部
の底部。
断した正面図であり、また第2図は第1図の■−■線に
おける断面図である。 2・・・・・・下座板、7・・・・・田−ワタンク、8
・・・・・・隔壁の切欠部、9・・・・・・隔壁、10
・・・・・・オイルクーラー 11・・・・・・切欠部
の底部。
Claims (1)
- 少なくとも1個の隔壁を内部に設けてなる合成樹脂型の
タンク部に、コア部の座板を固着し、該隔壁に二重管型
オイルクーラーを支持するようにしたラジェータにおい
て、前記隔壁の中央に前記タンク部の開口側に向う切欠
部を形威し、この切欠部内に前記オイルクーラーを嵌着
してなるラジェータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12489477U JPS6019948Y2 (ja) | 1977-09-19 | 1977-09-19 | レジエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12489477U JPS6019948Y2 (ja) | 1977-09-19 | 1977-09-19 | レジエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5451244U JPS5451244U (ja) | 1979-04-09 |
JPS6019948Y2 true JPS6019948Y2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=29085301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12489477U Expired JPS6019948Y2 (ja) | 1977-09-19 | 1977-09-19 | レジエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019948Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2122706B (en) * | 1982-06-19 | 1986-08-13 | Unipart Group Ltd | Heat exchanger coupling |
-
1977
- 1977-09-19 JP JP12489477U patent/JPS6019948Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5451244U (ja) | 1979-04-09 |
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