JPS60199458A - 吸入器 - Google Patents

吸入器

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JPS60199458A
JPS60199458A JP5702584A JP5702584A JPS60199458A JP S60199458 A JPS60199458 A JP S60199458A JP 5702584 A JP5702584 A JP 5702584A JP 5702584 A JP5702584 A JP 5702584A JP S60199458 A JPS60199458 A JP S60199458A
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JP
Japan
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spray
steam
water
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button
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JP5702584A
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Inventor
正利 前田
井口 洋治
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は呼吸器系の炎症などの治療に用いられる吸入器
、殊に蒸気発生ユニットを有して蒸気噴射を利用して吸
入液の噴霧を行なういわゆるボイラ一式の吸入器に関す
るものである。
[背景技術1 ボイラ一式の吸入器においては蒸気発生ユニットと吸入
液タンクとを備え、蒸気発生ユニットから供給される蒸
気と吸入液タンクから吸い一トげた吸入液とを混合して
ノズルから噴外出し、噴霧ガイドの先端から噴霧するも
のであって、机」―において使用したり手で器体を持っ
て使用したりする。
この吸入器は水平位置に定置して使用することが安全上
必要であるが、他方使用者としては使用する場所や大人
、子供の違い、好みに上り噴霧角度を自在に変えること
ができ、また噴n量も変更できることが望ましい。しか
るに従来の吸入器とじては第23図(実公昭57−57
707号公報)に示すように本体ケース1内にノズルを
固定し、噴yttrイド9のみを可変として噴霧方向を
かえるようにしたものが知られているが、安全面よりボ
イラー圧力を余り高(できないことがら噴霧粒径は10
〜:(0μと荒くノズルからでた霧は噴霧ガイド9に当
たり大粒子は結露するため、噴n量を変更できるものの
、噴霧量を増す場合は噴霧ガイド9の開口方向をノズル
の噴霧方向と一致させることが必要であり、一方噴n@
、を減らす場合には噴霧ガイド9の開口方向をノズルの
噴霧方向と違った角度とする必要があり、使用者にとっ
ては霧の量と方向とを好みに合わせて設定できなかった
。っまり噴霧方向と噴霧量が同時に変化してしまうため
、使用者の好みに応じた噴n量と噴霧角度が得られない
という問題があった。
1発明のn的1 本発明はこのような点に鑑みて為されたものであり、そ
の目的とするところは、噴′S量と噴霧方向とを独立し
て変化さぜることができ、使い勝手の良い吸入器を提供
することにある。
F発明の開示1 本発明に係る吸入器は、−側に吸入液タンクを、他側に
蒸気発生ユニットを内部に配置した器体の上部に、ノズ
ルと噴霧ガイドを連動させて回動自在に配設すると共に
それぞれの回動位置で噴n量を可変自在としたことを特
徴とするものであって、噴ll量を使用者に合わせて可
変自在とすることにより、使い勝手を良くできたもので
ある。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。
耐熱性合成樹脂にて形成されているl−面が開1−1シ
た横長の本体ケース1内は、本体ケース1と一体の仕切
壁10により左右に仕切られており、−に面が開口した
左半分は薬液、塩水または水等の吸入液を収容する吸入
液タンク5の収納室11とされ、右半分の閉じられた空
間には底部に貯水室3と蒸気室4及びヒーターブロック
8を有し且つこれらの」一方に給水タンク6の収納室1
2とスイッチ機構部を配して構成した蒸気発生ユニット
2が配設されている。この本体ケース1の前面にはポリ
力−ボ3− ネイトのような透明合成樹脂で形成されている」二記吸
入液タンク5及び給水タンク6内の吸入液や水の残量を
見ることができるように、残量表示窓13及び14が設
けられている。本体ケース1の上面開口を閉じる蓋20
は、その背部が本体ケース1の背面上部にヒンノ24に
て取り付けられて後方へ回動自在とされているものであ
って、左側上面には先端開口を前方に向けた筒状の噴霧
ガイド9がその後端基部を中心に上下に回動自在に配設
され、右端上面の切欠部には一対のスイッチ釦21及び
22が前後に並んで共に上下動自在に取り付けられてお
り、前面にはこの蓋20の開閉釦23が設けられている
。15は本体ケース1前面に配置されるパイロットラン
プである。
蒸気噴射によるベンチュリー効果で吸入液を噴霧する噴
霧ユニット7は、上記噴霧ガイド9の基部に、つまりは
蓋20部分に配設されている。蒸気噴射ノズル70と吸
い上げノズルフ4とを備えるとともに、吸い上げノズル
74先端に付設された液だれ防IL板78と吸い一ヒげ
7ズル74に対向する筒軸〕6を4− 有しているこの噴霧ユニット7は、第8図に示すように
変性ポリフェニレンオキサイド(J′4脂のような耐熱
性合成樹脂からなる)字型の連結板77に−1−記者部
材を一体に設けたものであって、連結板77の底片にス
テンレスで形成した蒸気噴射7ズル70を前方に向けて
、一方の側片に吸い−)=げ/ズル74を側方に向けて
有しており、吸い」−げ7ズル74の先端は蒸気噴射ノ
ズル70のlN7r方に位置している。
また連結板77の他方の側片に筒軸76が設けられてい
る。この筒軸76と吸い上げノズル74とは同一の軸線
上に位置しており、この両者が蓋20に回動自在に支持
されることで噴霧ユニット7が上下に同動自在となって
いる。そして噴霧ガイド9はその基端のホック部31が
連結板77の引掛部32に弾性係合で着脱自在に連結さ
れており、第7図に示すように噴霧ユニット7と共に噴
霧ガイド9が連動して回動するようにされており、噴霧
ガイド9に対して常に噴霧方向が変わらず、噴n量が変
わらないようにしている。つまりは噴霧ガイド9の方向
と蒸気噴射7ズル70の方向とが常に一致するようにさ
れているわけである。また噴霧ガイド9の先端には霧の
当たる面積を変えるガイド板28を基端にて軸支してお
り、外部から自在l二回動させることができるようにし
ている。この〃イド板28の両側の突出部51は噴霧ガ
イド9の内面に圧接しておりガイド板28が自在の位置
で止まるようにしている。この〃イド板28を回動させ
ることにより、噴霧量を変更で終るようにしている。 
噴霧ガイド9及び噴霧ユニット7は、筒軸76及び吸い
」二げ7ズル74に嵌着した0リングと蓋20との開の
摺動抵抗で任意の角度に固定されるようになっている。
蒸気噴射による変形、摩耗や清浄時の/ス゛ルロ変形を
防止するために前述のようにステンレス製とされて連結
板77に一体成形されている蒸気噴射7ズル70は、シ
リコンゴムからなる蒸気管71を通して蒸気発生ユニッ
ト2に接続されている。またこの蒸気噴射ノズル70と
の位置合わせが確実となるように連結板77に一体成形
された吸い上げノズル74には、基端が吸入液タンク5
に差し込まれる吸い上げ管75が接続されている。蒸気
発生二ニット2から供給されて蒸気噴射ノズル70から
噴出する蒸気によるベンチュリー効果により、吸入液タ
ンク5内の吸入液が吸い」二げられて吸い」〕げ7ズル
74から蒸気の噴射方向へと噴霧されるものである。尚
、霧化されずに液状となった吸入液や、噴霧ガイド9の
内面で水滴化した吸入液については、第6図に示すよう
に噴霧ユニット7の下方に位11¥する蓋20の裏板2
5における四部26の底面後部に開口27を設けるとと
もに、本体ケース1の収納室11に収納される吸入液タ
ンク5を仕切板51にてiq後2室に仕切ったものとし
、上記間「127を通じて吸入液タンク5後部の排水貯
水部50に至るようtこしである。
そしてこの噴霧ユニット7においては、転倒時に蒸気噴
射ノズル70がら湯玉が噴き出すことを防止する手段と
してシャッター73を設けである。蓋20の裏板25に
おける凹部26内で且つ吸い、1ニげ7ズル74の直下
付近に位置しているシャッター軸79によって下端が枢
支されて前後方向において上下に回動自在となっている
このシャッター73は、常時7− は前方へ倒れた状態にあって蒸気及び吸入液の噴霧を妨
げることがないものの、本体ケース1が後方へと転倒し
た時、あるいは後方へと傾は過ぎた時、第10図に示す
ように自重で後方へと倒れて蒸気噴射ノズル70の前方
に位置し、蒸気噴射ノズル70から湯玉が上方へと噴き
出すことを阻止する。
次に耐熱性合成樹脂によりハウジングが形成されている
蒸気発生ユニット2と、この蒸気発生二二ッ)2に装着
される給水タンク6について説明する。まず給水タンク
6から説明すると、この給水タンク6はその上端開口に
給水弁60及びキャップシール62が設けられたキャッ
プ61が装着されているとともに外周面にシール64が
設けられている。
ばね63による付勢で給水弁60は常時閉じており、給
水タンク6を倒立させても水が漏れることはない。そし
てこの給水タンク6を倒立させた状態で収納する蒸気発
生ユニット2における収納室12は、その内壁に給水タ
ンク6のシール64が密着するものとされており、底面
中央には給水タンク6の給水弁60を押してこれを開く
ビン33が突設され、こ8− のビン33のわきに給水口29が形成されて収納室12
とこの下方に位置する貯水室3とが給水口29により連
通している。給水口29にはばね31により」二方へと
付勢されて給水口29を閉じる給水弁30がその上端を
収納室12内に突出させて配設されている。
貯水室3はその低位置にある上下方向に開口した通水口
34を通じて蒸気室4に連通している。通水口34は常
時開いているものではなく、前記スイッチ釦21に連動
して上下に作動する開閉栓40の下端に設けられた連動
弁41により開閉されるものである。蒸気室4はその底
部にヒーターブロック8が設けられるとともに、上部に
カバーシール36を介して排気カバー35が設けられた
ものであり、排気カバー35と蒸気室4との開には、蒸
気逃がし口37と安全弁43上とを通じてのみ蒸気室4
内空間と連通し且つ蒸気逃がし口37の側方の空隙38
を通じて貯水室3に連通するとともに前記噴霧ユニット
7における筒軸76に逃がし管72を介して接#&され
た緩衝空間が形成されている。また排気カバー35には
先端が本体ケース1の上端にまで達する排水筒48が右
端部より上方に向けて突設されていて、排水筒48の上
端開口はポリプロピレンのような耐熱性と柔軟性を持つ
樹脂で形成された排水口キャップ49で閉じられている
。そして蒸気逃がし口37であるが、これも通水口34
と同じく開閉栓40に一体に設けた逃がし弁42により
開閉されるようになっている。尚、これら逃がし弁42
や連動弁41及び排気カバー35における開閉栓40の
貫通部にはV字型シール58が取り付けられて蒸気室4
及び緩衝空間の気密状態が確実に得られるようにされて
いる。
蒸気室4の下方に配されているヒーターブロック8は正
特性サーミスタを発熱体81とするものであって、2条
の断面逆U字状をなす突条を上方に突出させた放熱板8
0における突条下面の凹溝内に、一対の電極82ではさ
んだ発熱体81を配することで構成されている。蒸気室
4の底板となる放熱板80は亜鉛またはアルミニウムの
グイキャストとして形成されたものであり、下面にはね
じ87により押さえ板86が取り付けられ、発熱体80
及び電極82は押さえ板86との開に押し上げばね85
が設けられて上方へと付勢されている保持板84によっ
て放熱板80の凹溝内に押し付けられるように、つまり
は上端はど狭くなっているテーパ状凹溝内面に密着する
ようにして保持されている。尚、楔状の各電極82と放
熱板80との間にはシリコンゴムからなる伝熱性絶縁シ
ート83が設けられている。ここで放熱板80を蒸気室
4内に突出する一灯のテーパ型突条を有するものとし、
各突条内1こ発熱体81を収納しているのは、蒸気室4
内における水の加熱表面積を大きくして蒸気発生の■ち
」―が9時間を短くすると同時に、蒸気室4内の水を最
後まで有効に蒸気へと変換することができるようにして
いるものである。88は底部シールを示す。
さてスイッチ機構であるが、これはJj1気カバカバー
35上め板18で取り(=Iけられたマイクロスイッチ
17、オン釦44、オン釦54、トリップレバー90、
リセットレバー95、そして前記連動弁41及び逃がし
弁42が形成されている棒状の開閉栓40等から構成さ
れている。オン釦44は排気カバー35を貫通している
開閉栓40の上端に固着されて復帰ばね47に11− より上方へと(=I勢されたものであり、オフ釦54佃
1へと突出する係合リブ45とマイクロスイッチ17の
アクチュエータ駆動用の操作片46とを一体に備えてい
る。オン釦54は排気カバー35から突設されている柚
に嵌合して上下動自在とされたもので、側方に突出する
係合リブ55を一体に有し、また復帰ばね56により」
二方へとf=1勢されている。そしてこれらオン1g4
4及びオン釦54は、前記蓋20に設けられているスイ
ッチ釦21及びスイッチ釦22に各別に対応していて、
スイッチ釦21の押し込みでオン釦44が開閉栓40と
ともに下動し、スイッチ釦22の押し込みでオン釦54
が下動するようになっている。
殊にオン釦54はスイッチ釦22を押し込まずとも、蓋
20を閉じた状態の時に少し押し込まれた状態となり、
蓋20を開くと上限まで上動するようにされている。ト
リップレバー90及びリセットレバー95はこれらオン
釦44とオン釦54との間の空間に軸99によって支持
されて別個に回動自在に配されており、ねじりコイルば
ね94により正面から見て時計まわり方向に付勢された
トリップレバー90には、12− オン釦54の係合リブ55の下方に位置する押し下げオ
フビン91、係合リブ55の」二方に位置する引きl〕
げオフビン92、下動時におけるオン釦44の係合リプ
45上面に保合自在なラッチビン93の3個のビンが一
体に設けられている。そしてリセットレバー95にはオ
ン釦44の係合リブ45の」二面に接触する係合ビン9
6が設けられている。
また蒸気発生ユニット2の右側面には、−上端が上記ト
リップレバー90及びリセットレバー95に当接するト
リップ棒65が上下動自在に配置されている。このトリ
ップ棒65はその下端にヨーク66及び永久磁石67が
連結されているものであり、トリップばね69により上
方へとばね付勢されている。そして永久磁石67の下方
にはヒーターブロック8における放熱板80に固着され
た整磁鋼68が位置している。整磁鋼68は温度が−上
昇すると透磁率が減少するために永久磁石67との吸着
力が低下し、温度が下がれば透磁率が元に戻るといろ可
逆特性を有するものであって、ヒーターブロック8の熱
を受けやすいように放熱板80とはシリコングリスなど
により熱的に結合されている。ここで上記トリップぼね
69によるトリップ棒65を」1方へと付勢する力と、
永久磁石67が整磁鋼6Bに吸着する力とは、整磁鋼6
8が常温の状態であれば永久磁石67による力の方が強
く、整磁鋼68の温度が上昇して透磁率が下がった時に
はトリップぼね69による力の方が強くなるように設定
されている。従って常時は永久磁石67がトリップぼね
69による引き上げ力にもかかわらず、整磁鋼68に吸
着した状態にある。
しかして以」二のように構I&されているこの吸入器を
使用するにあたっては、蓋20を開いて吸入液を入れた
吸入液タンク5と水を入れた給水タンク6とを夫々収納
室11と収納室12とに装填し、吸い」〕げw75を吸
入液タンク5に差し込んで蓋20を閉める。収納室12
に装填された給水タンク6は、この収納室12と貯水室
3との間の給水口29を閉じている給水弁30を押し下
げてこれを開くとともに収納室12内に突出するビン3
3により給水タンク6側の給水弁60も開かれることが
ら、給水タンク6内の水は貯水室3へと流入し、更に通
水口34を通じて蒸気室4に至る。尚、逃がし管72と
空11jX38及び逃がし口37を通じて貯水室3及び
蒸気室4は大気に連なっているために、貯水室3及び蒸
気室4内に流入した水の水位は一定に保たれる。第4図
はこの状態を示している。ついでスイッチ釦21を押し
込むとオン釦44が下動し、オン釦44の操作片46が
マイクロスイッチ17のアクチュエータを押してオンさ
せるためにヒーターブロック8への通電が、つまりは蒸
気室4内の水の加熱が開始される。またオン釦44の下
動に伴なってぼね94によりトリップレバー90が回動
して係合リブ45上にラッチビン93を移動させ、スイ
ッチ釦Z1がら手を離した際に第15図に示すように係
合リブ45」二面にラッチビン93を係合させることが
らオン釦44の下動状態が保持される。そしてオン釦4
4とともに下動した開閉栓40は、第8図及び第9図に
示すようにその下端の連動弁41により通水口34を閉
じて貯水室3からの蒸気室4への新たな水の流入を阻止
するとともに、蒸気逃がし口37を逃がし弁42で閉じ
、蒸気室4内を蒸気噴射ノズル70への通路を残した状
態15− で密閉する。
さて蒸気室4内の水がヒーターブロック8により加熱さ
れることで発生した蒸気は、蒸気逃がし1」37が閉じ
られているために蒸気管71を通じて蒸気噴射ノズル7
0へと送られて蒸気噴射ノズル70から高速で噴出し、
この噴出の際のベンチュリー効果により吸い」二げノズ
ル74から吸入液を噴霧するのである。蒸気と霧化した
吸入液とは噴霧ガイド9に沿って流れる。この時、噴霧
ガイド9を上下に回動させることによって噴霧ガイド9
の先端開口を蒸気と霧化吸入液との混合気が口腔内へと
入りやすい方向に向けることができる。
ここにおいて、この吸入器は机」二に置いて使用するこ
とも手に持って使用することもできるわけであるが、本
体ケース1はitであり、しかも噴霧ガイド9が前方へ
向けられていることから、本体ケース1を手に持って使
用する時には本体ケース1の右側面もしくは左側面をは
さむようにして持てばよく、奥行きの短い部分を持つこ
とになるために持ちにくいということがないものである
16− また手で持って使用している最中に器体を後方へと傾は
過ぎたり机上に置いて使用している場合に転倒させてし
まったりしても、この時には前述のようにシャッター7
3が確実に且つ迅速に作動して蒸気噴射ノズル70を覆
うことから湯玉が噴き出すようなことはない。殊に、こ
こにおけるシャッター73は、蓋20の裏板25に軸ま
わりに回動自在に取り付けであるシャッター軸79にシ
ャッター73を更に回動自在に取り付けており、これが
ためにシャッター73の回動に対する抵抗が非常に小さ
くなっているものであり、従って器体なゆるやかに傾け
ていった場合にも器体の傾きが所定の角度になればシャ
ッター73は確実に作動して湯玉の噴き出しを防ぐもの
であり、また吸入液中の水あかや固形成分によってシャ
ッター73の動作が不完全となることがないものである
。加えるにシャッター73の動作ストロークを大きくし
ていることから、通常使用時に霧粒がシャッター73に
当たって噴nftが減少するということがなく、また作
動後はシャッター73の自重が勢いのある湯玉で押し戻
されることを防ぐ。尚、噴霧ガイド9を−1−ドに回動
させて噴霧方向を変えることができるようにしであるこ
とは、器体を後方へと大きく傾は過ぎる要因をなくして
いることになり、湯玉の噴き出しの防止という点におい
て噴霧ガイド9の向きを上Fに可変とすることは2重安
全を図っていることになる。
こうして蒸気を発生させることで霧化させた吸入液の吸
入を行なっている時に、たとえば蒸気噴射ノズル70が
つまる等の事態が生じた時には蒸気室4内の圧力がきわ
めて高くなるが、この時には前記安全弁43がそのばね
付勢に抗して蒸気圧で開かれるために蒸気は逃がし管7
2を通じて筒軸76からゆるやかに放出される。そして
前述のようにヒーターブロック8に通電されている間は
通水口34が連動弁41で閉じられていることから蒸気
室4内の高温水や蒸気が貯水室3に逆流することがない
また貯水室3から蒸気室4に新たな水が流入してくるこ
ともない。つまりこの吸入器におけるスチーマユニット
2では、蒸気室4に始めに流れ込んだ水が1回分の蒸気
発生用の量とされているわけである。
止めたい時には本体ケース1を持つ右手ですぐに操作す
ることができる位置にあるスイッチ釦22を押せばよい
。スイッチ釦22とともにFがるオフ類54は第16図
に示すように係合リブ55でトリップレバー90の押し
下げオフビン91を押してトリップレバー90を回動さ
せ、オン釦44の係合リブ45.h面に係合していたラ
ッチビン93を外すためにオン釦44及び開閉栓40が
復帰ばね47によリ−1ユ勤復帰し、マイクロスイッチ
17をオフとしてヒータープロ・ンク8への通電を遮断
するとともに通水11:(4及び蒸気逃がし口37を開
く。蒸気逃がしI−E37が開くことで蒸気が緩衝空間
に入るとともに逃がし管72を経て蒸気噴射ノズル70
に比して径がはるかに天外い筒軸76から放出されるた
めに、蒸気室4内の蒸気圧が急激に低下し、蒸気噴射ノ
ズル70からの蒸気噴射はただちに停止する。ヒーター
ブロック8への通電の遮断と蒸気逃がし口37の解放と
が連動していることから、停止後も蒸気噴射7ズル70
からの蒸気の噴射が続くことがないものである。また1
9− 通水口34が開くことで貯水室3から新たな水が蒸気室
4へ流入する。蒸気逃がし口37が開いて蒸気室4内の
圧力が低下していることから蒸気室4内に流入する水の
量が蒸気圧で変化することはなく、この時も所定の水位
となるまで水が蒸気室4に流入する。
この手動停止を行なわなかった場合には、蒸気室4内の
水がすべて蒸気となり、その後は空焚き状態となるわけ
であるが、この時には放熱板80に熱的に結合している
整磁鋼68の温度が100℃を越えることからその透磁
率が大きく減少して永久磁石67が整磁鋼68に働きか
ける吸着力が低下し、キューリ一点にまで整磁鋼68の
温度が上がれば吸着力がなくなるために、トリップ棒6
5がトリップばね69のばね力により上動し、トリップ
レバー90を回動させる。このためにトリップレバー9
0によるオン釦44のラッチが解除され、オン釦44及
び開閉栓40が上動して手動停止させた時と同じように
マイクロスイッチ17がオフとなってヒーターブロック
8への通電が遮断されると同時に通水口34及び20− 蒸気逃がし口37が間外、通水口34から蒸気室4へと
流入する水がヒーターブロック8を冷却するとともに整
磁鋼68の温度を下げる。そしてこのオン釦44の上動
によりオン釦44の係合リブ45」−面が係合ビン96
を押し上げてリセットレバー95を強制的に回動させる
ことから、トリップばね69よりも強いばね力を有して
いる復帰ばね47のばね力でもって回動するリセットレ
バー95がトリップ棒65を押し下げ、トリップ棒65
及び永久磁石67を復帰させる。つまりは手動によるリ
セット操作を必要としていないものであるとともに、永
久磁石67が整磁鋼68から離れているのはトリップ機
構を駆動する瞬間のみとなることから永久磁石67及び
整磁鋼68における吸着面に異物が付着して動作特性が
変わったり誤動作を招いたりすることがなく、更には空
焚き後に給水することなく再度スイッチ釦21を押し込
んだ時には再度トリップして電源を切るためにヒーター
ブロック8への通電が維持されることはないものである
。またここにおけるリセットレバー95は通常時フリー
となっていることから、すセット手段のためにスイッチ
操作力が大きくなることもない。
またこのものにおいては使用途中1こおいて蓋20を開
いても同じようになる。つまり蓋20を開(と、それま
でオフ類54を押し下げていたスイッチ釦22による圧
力がなくなるために第18図に示すようにオフ類54が
復帰ばね56によりその−L限まで上昇し、この時係合
リブ55でトリップレバー90の引き上げオフビン92
を引き−にげてトリップレバー90を同動させるために
トリップレバー90によるラッチが解除されてオン釦4
4及び開閉栓40が上動するのである。尚、開閉栓40
1こよって蒸気室4が閉じられている時には、蒸気室4
内の蒸気圧が開閉栓40に対して作用するが、連動弁4
1よりも逃がし弁42の方が受圧面積が大きいために、
蒸気圧は開閉栓40の一1二動を助ける方向に作用する
。また開閉栓40を下げる場合には、それまで蒸気逃が
し[137が開いていて蒸気室4の内圧が高くなってい
ないことから蒸気圧が開閉栓40の下動に対して抵抗を
与えるようなことはない。
使用後は蓋20を開いて吸入液タンク5及び給水タンク
6を取り出し、残った吸入液や水を捨てる。
そして貯水室3及び蒸気室4内に残っている水について
は本体ケース1の右端上面に位置している排水口キャッ
プ49を外して本体ケース1を傾ければよい。蒸気室4
内の水は蒸気逃がし口37がら緩衝空間を経て排水筒4
8を通り排水され、貯水室3内の水は通水口34から蒸
気室4を経て、また空隙38を経て排水筒48を通り排
水される。尚、排水[]キャップ49は、蓋20を閉め
ている時には蓋20の裏板25で押さえられていること
がら不用意に外れるようなことはない、また蓋20を開
いた状態で電源を入れようとしても、このものにおいて
はオン釦44及びオフ類54の両者を共に押し込まなく
てならず、しかもオフ類54は少しだけ押し込んだ状態
を保たなくてはならない上に、これらオン釦44及びオ
フ類54は本体ケース1の上面に突出していないことか
ら押し込み操作自体が困難なものであり、誤操作に対す
る安全性が極めて高いものである。
第12図ないし第16図に示す実施例にあって23− は、噴霧ガイド9の基端部の切欠部19に噴霧ユニット
7のフ字型の連結板77の両側片を被嵌し、−側片より
上方に突出させたレバー16を噴霧ガイド9の両側面の
」1端に設けた突起39に引っ掛けるようにして噴霧ガ
イド9を回動させたときに連動して噴霧ユニット7、つ
まりは蒸気噴射ノズル70が回動するようにしている。
突起39は前後方向に複数設けているので、噴霧ユニッ
ト7を任意の角度に回動停止できるようにしている。今
、噴霧中に噴霧ガイド9の角度を変えると、噴霧ユニッ
ト7も同時に回動し、噴霧ユニット7と噴霧ガイド9の
位置関係が変わらないため噴霧角度を変えても噴n量が
変化することもない。一方レバー16を動がして噴霧ガ
イド9と噴霧ユニット7の相対角度を変えると噴霧され
た霧が噴霧ガイド9に当たり液化する量が変わるため噴
n量が変わる。この場合、噴霧中心が蒸気噴射ノズル7
0の孔中心に合致していれば噴n量は多く、ずれる程噴
霧量は減少する。
第17図ないし第19図に示す実施例にあって24− は、漏斗状の噴霧ガイド9の基端部と先端部の両側面に
切欠部19を設け、各切欠部19の−1−下に四部47
を設け、この切欠部19に噴霧ユニット7を嵌め込んで
連結板77の両側片より」1下に突出させた凸部50を
着脱自在に嵌合させて一体に回動するようにしている。
今、噴霧中に噴霧ガイド9の角度を変えると、噴霧ユニ
ット7も同時に回動し、噴霧ユニット7と噴霧ガイド9
の位置関係が変わらないため噴霧角度を変えても噴n量
が変化することもない。また噴霧ガイド9には基端部と
先端部との前後に切欠部19を設けているので、取付方
向を変えることが可能であり、取付方向を変えることに
より噴霧ガイド9は漏斗状なので、噴nされた霧の噴霧
ガイド9に当たる量を変化させることができる。つまり
は、先細の場合は噴n量が少なく、先太の場合は多くな
る。
第20図ないし第22図に示す実施例にあっては、上記
実施例と同様に噴霧ガイド9の基端部の両側面に切欠部
19を設け、各切欠部】9の上下に四部47を設け、こ
の切欠部19に噴霧ユニッドアを嵌め込んで連結板77
の両側片より上下に突出させた凸部50を着脱自在に嵌
合させて一体に回動するようにしているが、この実施例
においては連結板77の両側片を先端に行く程幅狭とな
ったテーパ状としており、噴霧ガイド9も対応した形状
として第21図に示すように通常の取付状態では蒸気噴
射ノズル70の噴霧方向中心と噴霧ガイド9の開口中心
が合致し、噴霧ガイド9を上下逆にして取り付けた場合
にはtpJ22図に示すように蒸気噴射ノズル70の噴
霧方向中心と噴霧〃イド9の開口中心がずれるようにし
ている。今、噴霧中に噴n7yイド9の角度を変えると
、噴霧ユニット7も同時に回動し、噴霧ユニット7と噴
霧ガイド9の位置関係が変わらないため噴霧角度を変え
ても噴n量が変化することもない。一方噴霧ガイド9の
取り付は方向を」二下逆にすると噴nされた霧の噴霧〃
イド9に当たる量が変わり噴n量も変化する。
[発明の効果] 本発明にあっては、ノズルと噴nttイドを連動させて
回動自在の配設すると共にそれぞれの回動位置で噴n量
を可変自在としたので、噴霧方向を可変できるため吸入
姿勢も無理なく使用でき、しかも噴n量と噴霧方向とを
独立して変化させることができ、使い勝手がよいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、tIS2図は同」
二の噴霧ユニット及び本体ケースの平面図、第3図は同
上のA−A#it断面図、14図は同」−の[3−B#
i断面図、第5図は同上のC−C線断面図、第6図及び
MS7図は同上のD−I)線断面図、第8図は同上の噴
霧ユニットと噴n77′イドの斜視図、第9図は同上の
オン状態におけるA−A線断面図、第10図は同上のオ
ン状態におけるB−B線断面図、第11図は同上のシャ
ッターの動作を説明するD−Dli断面図、第12図及
び第13図は本発明の他の実施例を示す平面図及び正面
図、第14図は同上の分解斜視図、第15図及び第16
図は同上の動作を示す側面図、第17図は本発明のさら
に他の実施例の噴霧ユニットと噴霧〃イドを示27− [斜視図、第18図及びtIIJ19図は同上の動作を
示す側面図、第20図は本発明のさらにまた他の実施例
の噴霧ユニンFと噴霧〃イドを示す斜視図、第21図及
び第22図は同上の動作を示す断面図、第23図は従来
例を示す斜視図および分解斜視図であり、1は本体ケー
ス、2は蒸気発生ユニット、5は吸入液タンク、9は噴
yiyイド、28はガイド板である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 〜28− 第5図 第6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)−側に吸入液タンクを、他側に蒸気発生ユニット
    を内部に配置した器体の上部に、ノズルと噴nガイドを
    連動させて回動自在に配設すると共にそれぞれの回動位
    置で噴霧量を可変自在としたことを特徴とする吸入器。
  2. (2)噴霧〃イド内に噴霧量を可変する〃イド板を回動
    自在に配設したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の吸入器。
  3. (3)ノズルと噴霧ガイドを任意の角度に回動停止自在
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の吸
    入器。
  4. (4)噴霧ガイドを漏斗状にして前後方向を反転させて
    取付自在としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の吸入器。
  5. (5)ノズルと噴nガイドの軸を偏心させて上下反転さ
    せて取付自在としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の吸入器。
JP5702584A 1984-03-24 1984-03-24 吸入器 Pending JPS60199458A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011114813A1 (ja) * 2010-03-16 2011-09-22 オムロンヘルスケア株式会社 ネブライザキットおよびネブライザ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011114813A1 (ja) * 2010-03-16 2011-09-22 オムロンヘルスケア株式会社 ネブライザキットおよびネブライザ
JP2011189059A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Omron Healthcare Co Ltd ネブライザキットおよびネブライザ
US10137260B2 (en) 2010-03-16 2018-11-27 Omron Healthcare Co., Ltd. Nebulizer kit and nebulizer

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