JPS6019940Y2 - ホ−ン型無反射尾管 - Google Patents

ホ−ン型無反射尾管

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Publication number
JPS6019940Y2
JPS6019940Y2 JP5679680U JP5679680U JPS6019940Y2 JP S6019940 Y2 JPS6019940 Y2 JP S6019940Y2 JP 5679680 U JP5679680 U JP 5679680U JP 5679680 U JP5679680 U JP 5679680U JP S6019940 Y2 JPS6019940 Y2 JP S6019940Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
horn
shaped member
muffler
stage
Prior art date
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Expired
Application number
JP5679680U
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English (en)
Other versions
JPS56157316U (ja
Inventor
洋平 豊島
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のマフラーチューブから出た音波がチ
ューブ内に反射するのを少なくしたホーン型無反射尾管
に関する。
従来、自動車のマフラーチューブの管端は横割状に切断
されていたにすぎず、マフラーチューブから出た音波が
チューブ内に反射し、チューブ内を外方に向う音波と共
鳴し、騒音を増長させるという問題があった。
共鳴を減少させるための手段としてマフラーの内部構造
を複雑にしたり、マフラーチューブのテール径をしぼる
ことは気流発生音や圧力損失を増大させることから適当
ではない。
この考案は上記の問題を有利に解決しようとしたもので
、マフラーチューブ内を外方に向って進行してきた音波
をその管端部の周囲および末端において段階的にしかも
抵抗なく分散放出させることによって音波がチューブ内
に反射するのを少なくしたホーン型無反射尾管を提供す
ることを目的としている。
以下、この考案の実施例を図面にもとすいて説明する。
第1図はこの考案の第一の例を示すものである。
図において1はマフラーチューブで、該マフラーチュー
ブ1の管端部には一定の曲率でフレアー2したホーン型
部材3が多段状(図においては3段の場合を示している
が、これに限らない。
)に設けられている。
ホーン型部材3のうち、第1段目のホーン型部材3aは
マフラーチューブ1をホーミングしてソケット部4を形
威し、該ソケット部4の後端を一定の曲率でフレアー2
してなる。
第2段目のホーン型部材3bはマフラーチューブ1と同
径のチューブ部5の後端部を、第1段目と同様にホーミ
ングしてソケット部4を形威し、該ソケット部4の後端
を第1段目と同じ曲率でフレアー2してなる。
しかして、この第2段目のホーン型部材3bはそのチュ
ーブ部5を第1段目のホーン型部材3aのソケット部4
に挿入し、熔接等の手段により一体化している。
第3段目のホーン型部材3cは本実施例の場合は最終段
となるので、第1段目および第2段目のホーン型部材3
at3bのようなソケット部4は不要である、他は第2
段目と同じ形状になっている。
しかして、この第3段目のホーン型部材3cもそのチュ
ーブ部5を第2段目のホーン型部材3bのソケット部4
に挿入し、熔接等の手段により一体化している。
なお、図示していないが、第1段目のホーン型部材3a
はマフラーチューブ1と一体に成形しないで第2段目の
ホーン型部材3bと同じ形のものにし、マフラーチュー
ブ1に設けたソケット部に挿入し、熔接等の手段により
一体化してもよいことはもちろん、第3段目のホーン型
部材3Cも第2段目のホーン型部材3bと同じ形のもの
にしてもよい。
かくする場合は、各段のホーン型部材3a、3b、3c
は全て共通型により成形でき、その面では便利である。
6は前記ホーン型部材3atabのフレアー2に対面す
るチューブ部5の外周面に開口した多数の透孔で、マフ
ラーチューブ1を通って来た音波および排ガス流を整流
しつつ透過させるためのものである。
この透孔6の形状は円孔であることが一般的であるが、
楕円、長孔その他でもよいし、孔の面積、孔の密度も任
意に決定してよい。
もつとも、奥側の透孔6群は外側の透孔6群に比し、音
波および排ガス流の透過率を小さくすることが望ましい
つまり、奥側の透孔6群の透過率を大きくすると音波の
ほとんどが奥側において放出され、多段状にした意味を
失わせることがあるからである。
第2図はこの考案の第2の例を示している。
この例はマフラーチューブ1に、その外径と同一の内径
を有する取付管部7の後端を一定の曲率でフレアー2し
たホーン型部材3a、3b、3cが一定の間隔ごと嵌合
され、そp取付管部7を熔接等の手段により一体化させ
たものであり、第一の例と同様の外観となる。
本図の場合には、透孔6はマフラーチューブ1に一様に
設けであるが、ホーン型部材3a、3b、3cの取付管
部7を嵌合すれは第一の例と同様の条件の位置に透孔6
が開口することとなる。
もちろんマフラーチューブ1の奥側と外側とで孔の面積
等を変えることにより透過率を変えることもできるし、
ホーン型部材3a、3bt 3cの間隔を後方に行く
に従い広くとるようにして透過率を順次高くすることも
できる。
第3図〜第5図はこの考案の使用状態を示している。
第3図の場合はメーンマフラー8から延出したテールチ
ューブ1′の管端部のみに適用した場合、第4図はノー
ンマフラー8内においてフロントチューブ1“とテール
チューブ1′とが差し互い状になっている場合で、フロ
ントチューブ1′の管端部のみに適用した場合、第5図
はフロントチューブ1″とテールチューブ1′の双方の
管端部に適用した場合である。
なお、図中9はコンバータを示す。
この考案は以上の如く、マフラーチューブ1の管端部に
一定の曲率でフレアー2したホーン型部材3を多段状に
設け、該ホーン型部材3のフレアー2に対面するチュー
ブ5または1の外周面に多数の透孔6を開口したから、
マフラーチューブ1の管端部まで来た音波および排ガス
流は奥側の透孔6群から順次外周面に透過し、透孔6が
対面するホーン型部材3のフレアー2の内面の曲率に沿
って外部に抵抗なく放出されるとともに、これらの透孔
6より放出されずに進行した音波および排ガス流は最終
のホーン型部材3cのフレアー2の内面の曲率に沿って
抵抗なく放出される。
従って、音波がチューブ1内に反射することが少なく、
共鳴が減少することにより騒音レベルが低くなり、排ガ
ス流のカルマン渦の発生がないため、噴流騒音、圧力損
失の問題もなく、マフラーの内部構造を複雑にしたり、
マフラーチューブのテール径をしぼった場合のような不
都合は生じない。
また、この考案は低周波〜高周波(特に低周波)での消
音性能が高いため、車室内のこもり音がなく、カーステ
レオ等の聴感が良好となるなど各種のすぐれた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一の例を示す一部切欠斜視図、第
2図は第2の例を示す一部切欠斜視図、第3図〜第5図
は使用状態を示す略示的断面図である。 1・・・・・・マフラーチューブ、2・・・・・・フレ
アー 3・・・・・・ホーン型部材、6・・・・・・透
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マフラーチューブの管端部に一定の曲率でフレアーした
    ホーン型部材を多段状に設け、該ホーン型部材のフレア
    ーに対面するチューブ外周面に多数の透孔を開口したこ
    とを特徴とするホーン型無反射尾管。
JP5679680U 1980-04-25 1980-04-25 ホ−ン型無反射尾管 Expired JPS6019940Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5679680U JPS6019940Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25 ホ−ン型無反射尾管

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JP5679680U JPS6019940Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25 ホ−ン型無反射尾管

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JPS56157316U JPS56157316U (ja) 1981-11-24
JPS6019940Y2 true JPS6019940Y2 (ja) 1985-06-15

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ID=29651335

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JP5679680U Expired JPS6019940Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25 ホ−ン型無反射尾管

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KR100301864B1 (ko) * 1999-06-15 2001-09-22 이준상 공압기기의 소음기
JP6871285B2 (ja) 2019-02-04 2021-05-12 フタバ産業株式会社 テールパイプ

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JPS56157316U (ja) 1981-11-24

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