JPS60199098A - 石炭スラリ−の製造方法 - Google Patents

石炭スラリ−の製造方法

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JPS60199098A
JPS60199098A JP5512184A JP5512184A JPS60199098A JP S60199098 A JPS60199098 A JP S60199098A JP 5512184 A JP5512184 A JP 5512184A JP 5512184 A JP5512184 A JP 5512184A JP S60199098 A JPS60199098 A JP S60199098A
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coal
briquettes
slurry
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crushed
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Kunizo Shinano
科野 邦蔵
Mitsuo Hayashi
光雄 林
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Sumitomo Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微粉炭を流体状態で取り扱える高濃度スラリ
ーの製造方法に関する。
石炭は、通常2インチ以下に破砕されたまま、産炭地か
ら内陸あるいは海上輸送により消費地まで搬送され、一
時貯炭後に消費されている。
しかし、このようなノ櫂ルク輸送KToつては、とくに
積込や積出時に石炭中に含まれる微粉炭(通常0.5薫
以下)が風などで飛散して発塵を生じたり、炭種によっ
ては輸送や貯炭時に自然発火するなどの問題がある。こ
のように石炭のpeルク輸送にはさまざまな取扱上の問
題があり、その解決策も込ろいろ研究されているのが現
状である。
石炭を流体状態で取9扱えうろことを前提とした高濃度
スラリー技術の研究開発が、最近活発に進められている
0この高濃度スラリーは、200メツシュ粒度以下の微
粉を60〜80%含む石炭微粒子の水を媒体とするスラ
リーであ)、スラリー化剤の作用によ〕石炭濃度を60
%以上の高濃度に保持できるものである。さらに、最近
では粒度を325メツシユ以下とした超微粉の粒子よp
なる超微粉高濃度スラリーも開発されるに至っている。
これらの高濃度スラリーは、従来の塊状の石炭とは巣な
p1石油などの液体燃料と同様な液体として取り扱るの
で、上述のようなAルク輸送に伴なう緒々の問題から回
避できることになる。もちろん、この種のスラリーは石
炭濃度も高く、脱水などの前処理工程を経ずに直接ゼイ
ラー燃焼することができる。そこで、粉塵などの環境規
制の厳しい国内での利用、あるいは発電所などの消費地
のように2〜3ケ月間の使用謔を保持するための、貯炭
の用地が確保できないような立地条件における利用に関
し、高濃度スラリーの関心が高くなってきている。
産炭地から消費地までの石炭の輸送体系、つtCコール
チェーンを想定してこの高濃度スラリーを考えると、産
炭地で高濃度スラリーを製造する方法が先ず想起される
。このチェーンは、産炭地から消費地に至るまで、言い
換えると産炭地の内陸輸送、海上輸送および消費先での
取扱いなど総てに亘って、石炭を流体として取り扱うこ
とができ、技術面からみて理想的な体系といえる。
しかしながら、実現面から判断すると、この体系の実現
はそれほど容易ではないと考えられる。たとえば、内陸
におけるノζイゾ敷設による輸送を考えてみたとき、流
体化輸送のみを目的とした従来型の粗粒スラリー(粒子
径2〜3−以下)の場合でも、既設の鉄道を利用するノ
ルク輸送との経済性の評価のみならず、水の供給などを
含むn*因によシ実現が難しいのが現状である。また、
海上輸送においても高濃度スラリーの場合は特殊船が必
要となル〜さらに積込み、輸送、積降ろしなどにおいて
相当長期間の日数を要することから、水と石炭とに分離
するなどの物質的変質が長期間に亘って生じない安定な
性質が、高濃度スラリーに要求されることになる。この
安定化のための処理や、水と石炭の分離を防ぐための機
械的攪拌に費やされる動力も、場合によってはその経済
性を悪化することが予想される。
本発明は、以上の観点からなされたものであシ、発塵な
どの従来のノンルク輸送に伴なう諸問題を解決しつつ、
一方において部分的にノ々ルク輸送手段を用いる実現性
の高い輸送体系が導入可能な石炭−液体スラリーの製造
方法を提供する仁とを目的とする。
すなわち、本発明の石炭スラリーの製造方法は、微粉砕
石炭をブリケット成形して得られた石炭ブリケットを原
料として用い、この石炭ブリケットを再び破砕して液体
と混合することを特徴とする。この製造方法によれば、
産炭地などで石炭を粉砕し、これをブリケットに成形し
、内陸または海上輸送などの工程はノtルク輸送とし、
最終の消費地などで高濃度スラリー化し1従来の石油タ
ンクなどで貯槽し、ぜイラで燃焼するコールチェーンが
可能となる。
以下、添付図面に沿って本発明をさらに詳細に説明する
。第1図は本発明の製造方法を含むコールチェーンの実
施例について示すフロー図であり、原炭11は微粉砕・
ブリケット工程13でブリケット成形され、石炭ブリケ
ット15とされる。この工程において、石炭は最終目的
物である高濃度スラリーで要求される粒度まで微粉砕し
てもよく、また、よシ粗い粒度に微粉砕してもよい。前
者の場合は高濃度スラリーの一部に際して、ブリケット
を解砕し、ブリケットを構成する石炭粒子に分離して水
と混合することによりスラリーが得られ、一方、後者の
場合はブリケットを構成する石炭粒子に分離し、さらに
粒度調整することが必要となる。
微粉砕炭のブリケット成形はプレスなどを用いて行なう
ことができ、を念、重油などの炭化水素系燃料油をブリ
ケット用の79インダーとして用いてもよい。ブリケッ
トの形状は、/奢ルク輸送や、1ルク貯槽に適切な形状
であればよく、その形や大きさは特に限定されない。
また、原炭を微粉砕したのち、ブリケット成形に先立っ
てコールクリーニング工程で処理し、灰分などを一部除
去することもできる。コールクリーニングを、発生する
廃棄物の処理しゃすい産炭地などで行なうことは望まし
いことである。コールクリーニングは、たとえば、特開
昭58−80388号公報に記載されたよりな浮選法に
より行なうことができる。浮選により脱灰された石炭粒
子は精炭70スとして回収され、脱水してブリケット成
形される。
このようにして得られたブリケット15は、/Rシルク
送・貯槽工@A17のようなノー/ドリング工程を経て
、スラリー調製工程21へ送られる。この工程で、ブリ
ケット15は破砕機23で粗砕され、湿式微粉砕機25
に送られ、所定量の水27およびスラリー化剤29とを
加えて、所望の粒度分布および石炭濃度のスラリー31
とされ、貯槽33に送られる。たとえば石炭の粒度は通
常200メツシユ以下70〜80%であシ、超微粉の高
濃度スラリーの場合は325メツシュ以下100%であ
る。また、スラリー濃度は60%以上が好ましく、さら
に好ましくは70−程度である。なお、湿式粉砕機25
の代りに乾式粉砕機を用いてブリケットを微粉砕し九の
ち、混練機で所定の水およびスラリー化剤と混合して石
炭スラリーとすることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、所定の粒度に微
粉砕石炭よシ作成したブリケットから良好な性状を4つ
高濃度スラリーを製造することができる。しかも、ブリ
ケットを高濃度スラリーの製造原料とすることによシ、
従来のノ々ルク輸送が内包していた間層を解決し、石炭
のスラリー化(流体化)の利点を十二分に活用し、経済
的にも実現性の高いコールチェーンが可能となる。すな
わち、従来の石炭/1ルク輸送において経験するような
発塵の問題がなく、さらに、石油から石炭への燃料転換
において、貯炭のための広大な敷地を必要とすることな
く既存の石油タンクが流用でき、しかも、内陸および海
上では既存の鉄道やAルク船が利用できる。
実施例 原炭を湿式微粉砕機により200メツシュ以下70〜8
0%の粒度に微粉砕し、これを用いて以下の3種のオリ
ケラト(直径8(ilm、高さ65■の円柱形)を作成
した。
原炭ブリケット:微粉砕炭を直接プレスしてブリケット
とした。
脱灰ゾリケット:微粉砕炭をコールクリーニングして精
炭フロスを回収 し、との精炭フロスを脱水 後プレスしてブリケットと した。
脱灰−ノ饗インダーゾリケット:上記の脱水クロスにノ
饗インダーとして重 油を対石炭当シロ wt%混入 してブリケットとした。
これらブリケットを数日放置し良のち、各々ハンマーで
2w以下に粗砕し、乾式−−ルミルで微粉砕し喪。この
微粉砕は、個々の石炭粒子が分離する程度を目安とし、
3〜5分の粉砕時間とした。
この微粉砕物をラ−・デイスノ臂−(混練機)に導入し
、所定量の水および石炭当J) 1 v1%のスラリー
化剤に投入し、20分間混練して高濃度スラリーを得た
。このスラリーの粘度をB型粘度計によp測定した。こ
れらの3種のブリケットより得た高濃度スラリーの濃度
、見掛は粘度および石炭の水分を第1表に示し九〇(以
下余白) 第 1 表 いずれのブリケットからも72弾濃度の高濃度スラリー
が得られ、見掛は粘度は2500〜3100 ep の
範囲であった。脱灰ブリケットから得られた高濃度スラ
リーは見掛は粘度が他のものよシ大きな値であるが、流
体的挙動はすぐれていた。
以上の実施例では微粉炭をブリケット成形し、これを原
料として水スラリーを製造する方法について述べたが、
本綴外の媒体、たとえば油を媒体とする石炭・油混合燃
料にも適用できる。
この場合、石炭ブリケットを破砕機で粗砕した後、所定
量の油と共に湿式粉砕機に投入し、必要に応じて石炭粒
子の粒度調整され、石炭・油混合燃料を製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すフロー図である。 13・・・破砕−ブリフット工程 17・・・バルク輸送・貯槽工程 21・・・スラリー調製工程 23・・・破砕機 25・・・湿式微粉砕横飛 1f!

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、微粉砕石炭をクリケラト成形して得られた石炭ブリ
    ケットを原料として用い、この石炭ブリケットを再び破
    砕して液体と混合することを特徴とする石炭スラリーの
    製造方法。 2、 前記微粉砕石炭が脱灰処理されたものである特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。
JP5512184A 1984-03-22 1984-03-22 石炭スラリ−の製造方法 Granted JPS60199098A (ja)

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JP5512184A JPS60199098A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 石炭スラリ−の製造方法

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JPS60199098A true JPS60199098A (ja) 1985-10-08
JPH0329116B2 JPH0329116B2 (ja) 1991-04-23

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