JPS60198748A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS60198748A
JPS60198748A JP5421384A JP5421384A JPS60198748A JP S60198748 A JPS60198748 A JP S60198748A JP 5421384 A JP5421384 A JP 5421384A JP 5421384 A JP5421384 A JP 5421384A JP S60198748 A JPS60198748 A JP S60198748A
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wiring
layer
power supply
aluminum
shaped
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JP5421384A
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English (en)
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Motonori Kawaji
河路 幹規
Tadayuki Taneoka
種岡 忠行
Toshihiko Takakura
俊彦 高倉
Shigeo Kuroda
黒田 重雄
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Element Separation (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、半導体集積回路技術さらには多層配線に適
用して特に有効な技術に関し、例えば、素子間がいわゆ
るU溝分離領域によって分離され、マスタスライス法に
より形成されるLSIC大規模集積回路)に利用して有
効な技術に関する。
[背景技術] ゲートアレイのようなマスタスライスLSIにおいては
、EC1,、回路(エミッタ・カップルド・ロジック回
路)等を基本回路とし、この基本回路を構成するセルを
予め半導体基板上に基盤の目のように多数配設し−でお
き、各セル内の素子間および各基本セルの入出力端子間
をマスタスライスによる配線によって接続することで所
望の論理動作をする回路を構成するようにしている。
このように、配線を変えることで論理の異なる回路を構
成して行くマスタスライスLSIにあっては、接続され
る素子が互いに離れた位置にあることが多いため配線も
複雑となり、2〜3層の多層配線技術が適用される。
しかして、マスタスライスLSIの配線設計に際しては
、基板上の素子や各層の配線との接続箇所(コンタクト
ホール)が少なく、かつ配線幅の大きな電源線を最上層
の配線層に形成するのが最も設計を楽にする。つまり、
電源線は信号線に比べて大きな電流が流れるため、線幅
を広くしなければならない、しかも回路を構成する素子
は信号線によって互いに接続されることが多いので、信
号線の方が電源線よりも接続箇所が多くなる。
従って、線幅の広い電源線が信号線の下に配設されてい
ると、予め信号線のコンタクトホールの箇所を避けて電
源線を配設しなければならなかったりして、配線設計を
困難にしてしまうのである。
しかしながら、マスタスライスLSIにおいて、最上層
に電源線を配設すると配線層の数が固定されている場合
には確かに配線設計は容易であるが、一度試作された回
路に改良、変更を加えたいような事態が往々に生じる。
そのような場合、最上層の電源線の上に更に配線層を設
け、この配線層を使ってプリント基板におけるジャンパ
線のような結線を構成できると便利である。ところが、
電源線の上に一層追加して信号線を形成しようとすると
、その下の電源線も変更しなければならないことが多い
と予想される。
従って、電源線を最上層の配線層に形成した場合には、
配線層を追加する際に大幅な設計変更を必要とするとい
う不都合があることが分かった。
一方、本出願人は一層に、半導体基板の主面に溝を掘っ
て誘電体で埋めたものによって素子間の分離を行なうよ
うにした、いわゆるU溝分離法と称する分離技術を開発
し提案した(特願昭57−168355号等)。
[発明の目的コ この発明の目的は、多層配線技術が適用されたマスタス
ライスLSIにおル)て、配線設計およびその変更を簡
単に行なえるようにする配線技術を提供することにある
この発明の他の目的は、多層配線技術が適用されたマス
タスライ%、LSIにおいて、配線層の追加が容易に行
なえるようにする配線技術を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明かにな
るであろう。
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、マスタスライスLSIにおいて、素子分離に
U溝分離技術を適用するとともに、このU溝分離領域内
に低抵抗導電材を充填して、これを電源線として利用す
るように構成することにより、基板の上の配線層をすべ
て信号線として使用できるようにして、配線設計を容易
にし、かつ最上層の上にさらに配線層を一層追加してジ
ャンパ線を形成することにより、容易に配線変更を行な
えるとともに、信号線のコンタクトホールの形成に電源
線がじゃまにならないようにして、電源線を変更するこ
となく容易に信号線となる配線層を追加できるようにす
るという上記目的を達成するものである。
以下この発明を実施例とともに詳細に説明する。
[実施例] 第1図〜第9図は、本発明をバイポーラトランジスタか
らなるマスタスライスLSIに適用した場合の実施例を
製造工程順に示すものである。
こめ実施例では、先ず通常のバイポーラ集積回路のプロ
セスと同様にして、特に制限されないがP型シリコンか
らなる半導体基板l上に、酸化膜を形成してからこの酸
化膜の適当な位置に埋込み拡散用パターンの穴をあけ、
この酸化膜をマスクとしてN型不純物を熱拡散して部分
的に・N+埋込層2を形成する。そして酸化膜を除去し
てから。
その上に気相成長法によりN−型エピタキシャル層3を
成長させ、その表面に酸化膜(SiO2膜)4と窒化膜
(S i 3 N4膜)5を形成する(第1図)。
次に分離領域が形成されるべき部分(バイポーラトラン
ジスタの周囲)の窒化膜5および酸化膜4をエツチング
により除去した後、これをマスクとしてヒドラジンエツ
チングを行なって溝の入口のテーパ6を形成する。それ
から、ドライエツチングを行なってP型基板1まで達す
るような比較的深いU溝7a、、7bを形成して、第2
図の状態となる。
次に、上記のごとくして形成されたU溝7a。
7b内にボロン等のイオン打込みを行ない、熱処理を施
すことによりチャンネルストッパ層8を形成する。その
後、熱酸化によりU溝7a、7bの内側に酸化膜等の絶
縁膜9を形成する。次に、基板全体に亘ってCVD法(
ケミカル・ベイパー・デポジション法)等により窒化膜
をデボジョンして、U溝7a、7b内の酸化膜9の内側
に窒化膜11を形成する。
それから、基板全体にポリシリコン(多結晶シリコン)
をCVD法により比較的厚くデポジションして、U溝7
a、7b内にポリシリコンを充填させて第3図の状態と
なる。
しかる後、基板表面のポリシリコン層をドライエツチン
グにより除去して平坦化し、U溝7a。
7b内にポリシリコン12が残るようにする。それから
、熱酸化を行なってU溝内のポリシリコン12の表面を
酸化させてポリシリコン12の上に酸化膜13を形成し
て、第4図の状態となる。
次に、コレクタ引出し口となる部分にリンのようなN型
不純物のイオン打込みを行なって熱拡散させ、コレクタ
引出し口となるN型拡散層14を形成する。
そして、基板の主面にベース領域を形成するためボロン
のようなP型不純物のイオン打込みを行なってから、熱
処理を行なってベース用拡散層15を形成し、次にエミ
ッタ領域となる部分の窒化膜5および酸化膜4をエツチ
ングにより除去してから窒化膜5上全体にCVD法によ
ってポリシリコンを薄くデポジションさせる。それから
、このポリシリコン層に対して、ひ素のようなN型不純
物のイオン打込みを行なってから、熱処理を施してポリ
シリコン層からの拡散によってエミッタ用拡散層16を
形成する。次番;、上記ポリシリコン層に対しホトエツ
チングを行なって不用な部分を除去して、第5図に示す
ように、エミッタ用拡散層16上にポリシリコン電極1
7を残すとともに、その表面を酸化して酸化膜18を形
成する。
上記の場合、ポリシリコン層からの拡散によってエミッ
タ用拡散層16を形成しているが、ポリシリコンのデポ
ジション前にもエミッタ形成のためのイオン打込みと熱
処理を行なうようにして、ポリシリコンのデポジション
の前後2回に分けてイオン打込みと拡散を行なってエミ
ッタを形成するようにしてもよい。
上記エミッタ用拡散層16の形成後は、窒化膜5上にホ
トレジスト20を塗布してから、電源用配線を埋め込み
たい部分のU溝が露出するようにホトレジスト20をパ
ターニングし、これをマスクとして露出されたU溝上の
酸化膜13と内部のポリシリコン12を除去して、第6
図の状態となる。
次に、ホトレジスト20を除去し、CVD法により表面
がほぼ平坦になるまで全面的にアルミニウムを厚く蒸着
してから、このアルミニウム層を方向性のドライエツチ
ングで削って、電源用配線を形成したい部分のU溝内に
アルミニウム21・を残す(第7図)。
それから、CVD法によりPSG膜(リン・ケイ酸ガラ
ス膜)22を全面的に形成してから、ホトリソグラフィ
技術によってエミッタ、ベースおよびコレクタの各電極
部のコンタクトホール23a〜23cおよび電源用配線
となるU溝内のアルミニウム21へのコンタクトホール
23dを形成して第8図の状態となる。
その後、再び基板全面にアルミニウムを簿く蒸着してか
ら、ホトエツチングにより一層目のアルミ配線24を形
成し、その上に眉間絶縁膜25を形成する。そして、そ
の上に更にアルミニウムを蒸着して、同様に二層目のア
ルミ配線26を形成し、その上に再び層間絶縁膜27を
形成する。それから、その上に三層目のアルミ配線28
を形成し、最後にパッシベーション膜29を全面に形成
して第9図のような完成状態とされる。
上記プロセスを適用して1例えば、第10図に示すよう
なECL回路を基本回路とするマスタスライスLSIを
構成する場合、例えば第11図に示すように、基本回路
セルを構成する素子のレイアウトを行なうとともに、各
素子間を分離するためのU溝分離領域UISOの適当な
部分にポリシリコンに代えて、アルミニウムを充填させ
、これを電源用配線とする。
従って、通常のU溝分離技術を使ったLSIでは、U溝
分離領域が互いに分断されていてもよいが、この実施例
では同一の電源電圧を供給する電源線は、隣接するセル
間で互いに連続するように形成される。
そして、U溝内のアルミニウムを配線とする各電源線と
、この電源線から電源電圧の供給を受ける素子領域とは
、主として上記プロセスにより形成された第9図におけ
る一層目のアルミ配線24によって互いに接続され、二
層および三層目のアルミ配線26と28が信号線として
、使用されるようになっている。
次に、第11図に示されている基本回路セルのレイアウ
トを第10図の回路図と対応で更に詳しく説明する。
図中、q1t’12で示されるのは、第1O図における
カレントスイッチ回路を構成する差動形のトランジスタ
Ql、Q2が形成される領域を示し。
このうちトランジスタQ1はコレクタが共通にされた3
個の入力トランジスタからなり、そのベースにはそれぞ
れ信号線L1〜L3を介して入力信号Vine〜V i
 n 3が供給されるようにされている。また、q3は
、第10図において差動形トランジスタQl、Q2のエ
ミッタに接続された定電流用トランジスタQ3が形成さ
れる領域、q4と95はエミッタ・フォロワ用出力トラ
ンジスタQ4とQ5が形成される領域を示す。
また、第11図において、rlとr2は上記差動形トラ
ンジスタQx−Qzのコレクタ抵抗R1゜R2が、r3
は上記定電流用トランジスタQ3のエミッタ抵抗R3が
、r4とr5はエミッタフォロワ用出力トランジスタQ
4とQ5のエミッタ抵抗R4とR5が形成される拡散領
域を示す。
特に制限されないが、上記素子のうちトランジスタQ1
とQ2の形成領域q1y q2は、それ自身がU溝分離
領域UISO1とUISO2によって分離されており、
トランジスタQ4−Q!および抵抗R1〜R5の形成領
域q’4* q6とr1〜r6は、U溝分離領域UIS
Oaによって分離された同一の活性領域上に形成されて
いる。そして、これらのU溝分離領域U I S Ox
〜UISO3は互いに結合され、かつ内部にアルミニウ
ム等の導電材が充填されて配線領域を兼用し、例えば回
路の電源電圧Vccを供給する電源線とされている。
一方、定電流用トランジスタQ3の形成領域q3は、他
の分離領域と完全に分断され独立したU溝分離領域UI
SO4によって分離されている。
従って、このU溝分離領域UISO4内にはポリシリコ
ンが充填されたままとなっている。
さらに、この実施例では素子分離に関与しないU溝分離
領域U I S Os〜UISO9が、左右方向に略直
線的に形成されており、これらのU溝分離領域UISO
6〜UISO9は、すべて内部のポリシリコンがアルミ
ニウムに置換されている。
これらのU溝分離領域UISO5〜UISO9も隣接す
る基本回路セル内の同様の分離領域と連続されている。
そして、U溝分離領域UISO5内のアルミ配線には電
源電圧Vゆが、U溝分離領域UISO,内のアルミ配線
には定電流用トランジスタQ3のベースに印加される基
準電圧Vcsが、またU溝分離領域UISO,内のアル
ミ配線には差動形トランジスタQ2のベースに印加され
る基準電圧vbbが、さらにU溝分離領域UISO8゜
UISO9内のアルミ配線には電源電圧VTTが印加さ
れ、信号線L4〜tisを介してセルを構成する素子の
対応する領域にそれぞれ所定の電圧を供給するようにさ
れている。
なお、特に制限されないが、このうち基準電圧Vcsを
供給する配線を有するU溝分離領域UISo6は、他の
電圧供給用配線を内蔵したU溝分離領域UISO7どの
交差を避けるため途中で分断され、例えば基板上の一層
目のアルミ配線24からなるジャンパ線LiBによって
接続されている。
同様に上記電源電圧もしくは基準電圧を各素子に供給3
.するための信号L6〜L9及び、セル内の素子間を結
線する信号線Lio”1−isは、一層目のアルミ配線
24によって形成されている。
さらに図示されたセルと図示されない他のセルの入出力
端子間を互いに結線するた′めの信号線L1〜L6は、
素子との接続点付近に一層目のアルミ配線24を用い、
その他は主として前記二層目および三層目のアルミ配線
26と28とを用いて形成するようにされている。
このように上記実施例では、素子間分離用のU溝内にア
ルミニウムのような導電材を充填して、特に回路の電源
電圧や基準電圧を供給する配線としているので、基板上
の各層の配線層をほとんどすべて信号線として使用でき
るようになる。そのため、基板上の配線層の数を少なく
とも電源線層の分だけ減らすことができるとともに、電
源線が最も下に配設されているにもかかわらず、電源線
の位置を考慮しないで信号線の設計が行なえるようにな
るので、配線設計が容易となる。また、回路を変更する
場合にも電源線を考慮しないで信号線を追加、変更でき
るので、配線の変更も容易である。
しかも、最上層の配線層の上に更に一層配線層を追加し
て、この配線層にジャンパ線を形成して回路の変更を行
なうような場合にも、最上層の配線層が信号線に使用さ
れているので、最上層の配線層が電源線に使用されてい
る場合に比べてジャンパ線の設計が容易となる。その結
果、配線層の追加による配線の変更も容易になる。
なお、実際のマスタスライスLSIでは、上記第11図
に示すような基本回路セルが上下および左右に計4つ対
称的に配設されてなるブロックBを第12図に示すよう
に一列に並べ、これを複数列設けて内部ロジック回路・
ILCを構成するとともに、各列の端部に基準電圧vb
b等を発生する基準電圧発生回路VGを配設し、また内
部ロジック回路の外側のチップ周縁には、人出力バッフ
7回路を構成するセルIOCを配設して、その外側の入
出力パッドおよび電源用パッドPに接続するようにされ
ている。
上記実施例では、電源電圧および基準電圧を供給する配
線が内部ロジック回路ICL内ではすべてUil内のア
ルミによって構成され、内部ロジック回路ILCの周縁
で一層二二層目のアルミ配線によってU溝内のアルミか
ら引き出されて対応する電源パッドPもしくは基準電圧
発生回路VGに接続されるようにされる。
なお、前記実施例では、電源電圧用のアルミ配線を内蔵
させるため、直接素子分離に関与しないU溝分離領域U
1.SO,〜U I S O9が設けられているが、一
般にマスタスライスLSIでは第12図のレイアウト図
と同じように従来から各基本回路セルのブロック列間に
第12図のレイアウト図と同じように配線領域Aが設け
られていた。
従って、そのような配線領域を使ってアルミ配線を内蔵
したU溝分離領域U I Sot、 =U I S。
9を形成すれば、チップサイズを増大させることなく、
基板の上の配線層の数を減少させ、もしくは配線設計を
容易にすることができる。
また、最上層の配線層に電源線を形成した場合には、素
子領域の上にも電源線が配設することが可能であるのに
対し、本実施例によれば、電源線の数が多いときは基本
セルのブロック列間に配線領域を設けて専用のU溝分離
領域を形成゛してやる必要がある。しかしながら、上記
実施例によれば、U溝内のアルミは基板上のアルミ配線
に比べて厚みが大きいため、幅の狭いわりに断面積が大
きい。
そのため、基板の上のアルミ配線を電源線とする場合に
比べて線幅を小さくできる。従って、基本セルのブロッ
ク列間の配線領域に多数のアルミ内蔵U溝分離領域を形
成することができる。その結果、U溝分離領域内・にの
み電源線を形成するようにしてもチップサイズを増大さ
せることはない。
さらに、上記実施例では、連続したU溝分離領域U I
 S O1〜UISO3内にすべてアルミニウムが充填
されているが、トランジスタQ1もしくはQ2の一方が
、U溝分離領域内のアルミによって特性が劣化されるお
それがあるようなときは、そのトランジスタの周囲のU
溝分離領域にはポリシリコンを残すようにしておけばよ
い。要は、一方向に並んで形成された基本回路セルの列
方向に対して連続したアルミ層がU溝分離領域内に形成
されていればよく、連続したU溝分離領域内でアルミ層
が迂回していたり、一部にポリシリコンが残っていても
かまわない。
また、前記実施例のプロ゛セスでは、U溝内に先ずポリ
シリコンを充填してから一部をアルミニウムで置き換え
て配線層を形成しているが、図面に示す基本回路セルの
ように、回路全体に形成されたU溝分離領域のうちアル
ミが充填される部分の方が面積が大きいような場合には
、先ずすべてのU溝内に一部アルミを充填してから、一
部をポリシリコンで置き換えるようなプロセスを採用す
ることも可能である。
さらに、上記実施例では、ECL回路を基本回路とする
マスタスライスLSIについて説明されているが、NT
L回路(ノン・スレッショールドロジック回路)等を基
本回路とするマスタスライスLSIにも適用することが
できる。
[効果] (1)マスタスライスLSIにおいて、素子分離にU溝
分離技術、を適用するとともに、このU溝分離領域内に
低抵抗導電材を充填して、これを電源線として利用する
ように構成したので、基板上の配線層をすべて信号線と
して使用できるという作用により、配線設計が容易にな
るとともに、最上層の配線層の上にさらに配線層を一層
追加してここにジャンパ線を形成することにより、容易
に配線変更を行なうことができるようになるという効果
がある。
(2)マスタスライスLSIにおいて、素子分離にU溝
分離技術を適用するとともに、このU溝分離領域内に低
抵抗導電材を充填して、これを電源線として利用するよ
うに構成したので、信号線のコンタクトホールの形成に
電源線がじゃまにならないようになるという作用により
、電源線を変更することなく容易に信号線となる配線層
を追加できるようになるという効果がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、上記実施例では
、U溝分離領域内にアルミニウムを充填して電源線とし
ているが、充填する物質はアルミニウム以外の金属ある
いはその合金もしくは金属とシリコンの化合物(メタル
シリサイド)等の導電材であってもよく、またU溝内の
導電材を電源線のみならず信号線として利用するように
してもよい。さらに、配線が内蔵される分離領域の溝の
形状は、U字状に限定されるものでなく、V字状であっ
てもよい。 □[利用分野] 以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
を、その背景となった利用分野であるバイポーラ型マス
タスライスLSIに適用したものについて説明したが、
この発明はこれに限定されるものでなく、MO8型ゲー
トアレイその他マスタスライス法により形成されるLS
I、さらには、U溝分離技術が適用されるすべての半導
体集積回路に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は、本発明をマスタスライスLSIにお
ける配線形成に適用した場合の一実施例を製造工程順に
示す断面図、 第10図は、マスタスライスLSIを構成する論理ゲー
ト回路の一例としてのE℃L回路を示す回路図、 第11図は、その素子レイアウトの一例を示す説明図、 第12図は、マスタスライスLSIの全体のレイアウト
構成の一例を示す説明図である。 1・・・・半導体基板、2・・・・N十埋込層、3・・
・・エピタキシャル層、4・・・・酸化膜、5・・・・
窒化膜、6・・・・テーパ、7at7b・・・・溝(U
溝)、8・・・・チャンネルストッパ層、9・・・・絶
縁膜(酸化膜)、11・・・・絶縁膜(窒化膜)、12
・・・・誘電体(ポリシリコン)、13・・・・酸化膜
、14・・・・コレクタ引出し口となる拡散層、15・
・・・ベース用拡散層、16・・・・エミッタ用−拡散
層、17・・・・ポリシリコン電極、18・・・・酸化
膜、20・・・・ホトレジスト、21・・・−アルミニ
ウム、22・・・・PSG膜、23a〜23d・・・・
コンタクトホール。24・・・・一層目のアルミ配線、
26・・・・二層目のアルミ配線、28・・・・三層目
のアルミ配線、25.27・・・・層間絶縁膜、29・
・・・パッシベーション膜、Qx、Q2・・・・差動形
トランジスタ、Q3・・・・定電流用トランジスタ、Q
4−Q10・・・・エミッタ・フォロワ用出力トランジ
スタ、R1−R5・・・・抵抗、q。 〜q5・・・・トランジスタ形成領域、r1〜r5・・
・・抵抗形成領域、UISOI〜UISO9・・・・U
溝分離領域、L1〜Lis・・・・信号線、ILC・・
・・内部ロジック回路、VG・・・・基準電圧発生回路
、IOC・・・・入出力回路セル、P・・・・パッド。 第 5 図 ・第 6 図 第 7 図 第 8 図 第 11 図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の主面上に形成される回路を構成する素
    子間に溝を掘って誘電体を充填することにより形成され
    た分離領域によって素子間の分離がされるようにされた
    半導体集積回路装置であって、上記分離領域の少なくと
    も一部には導電材が充填され、この導電材によって回路
    の配線が構成されるようにさ九でなることを特徴とする
    半導体集積回路装置。 2、マスタスライス法によって配線が形成されるように
    され、かつ半導体基板の主面上に形成される回路を構成
    する素子間に溝を掘って誘電体を充填することにより形
    成された分離領域によって素子間の分離されるようにさ
    れた半導体集積回路装置であって、上記分離領域の少な
    くとも一部には導電材が充填さ、れ、と9導電材によっ
    て回路の電源線が構成されるようにされてなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装
    置。 3、上記半導体基板の主面上には、絶縁膜を介して信号
    線となる配線層が多層に形成されてなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の半導体集積回路装置。 4、上記電源線は、外部から供給される回路の電源電圧
    を分配する配線の他、回路内において発生された基準電
    圧もしくは定電圧を供給する配線を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項または第3項記載の半導体集積
    回路装置。
JP5421384A 1984-03-23 1984-03-23 半導体集積回路装置 Pending JPS60198748A (ja)

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JP5421384A Pending JPS60198748A (ja) 1984-03-23 1984-03-23 半導体集積回路装置

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JP (1) JPS60198748A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4211050A1 (de) * 1992-04-02 1993-10-07 Siemens Ag Verfahren zur Herstellung eines Bipolartransistors in einem Substrat

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