JPS6019851A - 板状ブロツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建屋の床や天井、或いは壁面などの仕」―げ＋
Ａとして使用する板状ブロックに関し、特にブロックの
周縁に補強を兼ねた係合板を取付けたことを特徴とする
ものである。

家屋の床面や天井面などは合板、石膏、又は合成樹脂製
のボードの表面を適当に装飾加工した板材によって仕上
げられる。この板材は普通は可成り大きなもの（例えば
９ｏｏｗｌ×１８００１１ＩＩ１１）が用いられるので
あるが、この板材を比較的小さな同一形状の板状ブロッ
クにして使用すると仕上面は大形の板材を用いて仕上げ
た場合に比べて一段と装飾効果が高められる効果がある
。

勿論この場合板状ブロックは整然と並べて、板状ブロッ
ク同志の継目によって描かれる線が直線となり、格子模
様となることが肝要である。

そのためには、隣り合う板状ブロックの接合縁を厳密に
一致させることが必要であって、第１図に示すように隣
り合う板状ブロック１．１“の接合縁２．２°が上下に
（い違ったり、前後にずれたりすると仕上面は却って醜
いものとなる。

特に、接合縁が前後又は左右に一箇所でもずれると、そ
のずれは仕上面の全体に及んで継目は直線性が失なわれ
、又は継目に隙間が生じて下地がのぞかれるようになる
不具合が生じる。この様なことから、板状ブロックによ
る施工には高度の熟練と手間とを要したのであり、その
ため板状ブロックによる施工は好ましい仕上面が得られ
るにも拘らず、普及が阻まれていたのである。

本発明は上記した従来の施工上の不都合をことごとく解
消し、何らの熟練を要することなく極めて簡単に施工を
することができるようにしたものである。

以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。

図中符号３は表面板、４は係合板である。表面板３は板
状ブロックの本体ともいうべき部分であって、合板０そ
の伯仲用目的に応じた材質の板材を用いて、例えば３０
０　ｍ　Ｘ　３００．程度の一定の形状に成形したもの
である。係合板４は板状ブロックの施工をするにあたっ
て、隣り合う板状ブロック３．３Ｉの接合縁を簡単且つ
正確に合致させる機能と継目に隙間が生じた場合にこれ
を目立たなくする機能と、更には表面板３を補強する機
能とを有するものである。

先ず、接合縁を合致させる機能について説明すると、係
合板４は周縁に凸起５と開穿６とが交互に形成されてお
り、しかも凸起５は表面板３め接合縁ａより突出してお
り、開穿６はこれより凹陥しているのである。この凸起
５と開穿６は二種類あって、一方の板状ブロックＡの接
合縁ａの凸起５に対してこの板状ブロックＡと接合する
他方の板状ブロックＢの接合縁すには開穿６′が形成さ
れており、同様に板状ブロックＡの開穿６に対しては他
方の接合ブロックＢには凸起５′が６設されているので
ある。そして重要なことは凸起５に対する開穿６１、及
び開穿６に対する凸起５１の幅が殆んど同一であって両
者が隙間なく嵌まり合うよう形成されており、且つ両者
は相対的に同一の位置に在って、これが嵌まり合ったと
きは表面板同志にずれを生じないことである。

ここで板状ブロックＡに板状ブロックＢを接合する手順
について説明すると、第４図イに示す様に先ず板状ブロ
ックＡを施工面Ｃに取り付け、次に同ブロックＡの開穿
６に板状プロ・ツクＢの凸起５１を挿し入れ而してこれ
を施工面に固定するのである。（第４図口参照）すると
板状ブロックは互いに一方の表面板３と他方の凸起５と
が係合するから上下の喰い違いは全たくなくなり、同時
に一方の凸起と他方の開穿とが係合することによって表
面板同志の位置決めがされるのである。

したがって、板状ブロックの製造時に凸起の取付位置を
決めれば板状ブロックの施工は何らの熟練を要すること
なく極めて簡単に、且つ正確に行なうことができるので
ある。

ところで、板状ブロックＡの接合縁ａの凸起５と板状ブ
ロックＢの接合縁すの凸起５１とは異なった形状にする
必要はない。要は接合縁すの開穿６”を接合縁ａの凸起
５に対して同一の幅にして相対的に合致する位置に形成
してあれば充分である。第２図はその様に形成した一例
を示したものであって、表面板３のそれぞれの接合縁の
凸起と開穿とを表面板３の対角線を中心にして対称形に
形成したものである。

従ってこの様にすると板状ブロックＡの接合縁ａ１と板
状ブロックＢの接合縁すの形状とが同一になるから、結
局板状ブロックＡと板状ブロックＢとは全たく同一形状
のものとなるので板状ブロックは一種類の形状のもので
足りるのである。

続いて継目の隙間を目立たなくする機能について説明す
る。

八 じる場合がある。しかしこの場合に隙間には凸起５があ
り、これが下地面Ｃを隠しているため下地面Ｃが露出す
ることはない。したがって凸起５の表面を表面板３と類
似した色彩にするか又は黒色にすれば隙間は醜いものと
ならず、却って継ぎ目を引き立たせる効果も生じるので
ある。

最後に係合板４の補強効果について説明すると係合板４
を表面板３に接着すれば表面板３はその分だけ当然補強
されることとなるのである。

そのため、表面板は薄いものを使用することができるか
らそれだけ製造コストが低減されるのである。

尚係合板４については、あらかじめ特定の形状に成形す
る必要はないのであって、第３図に示す様な帯状のもの
を適当な長さに成形しておいてこれを表面板の寸法に合
わぜて裁断するのが便利である。

以上詳述した様に本発明は一方の板状ブロックの表面板
の接合縁に多数の凸起を突設すると共にこれと接合する
他の板状ブロックの接合縁にはこの凸起と同じ幅の開穿
を形成したものであって、両者の凸起と開穿とを嵌め合
わせるだけで、板状ブロックを上下左右にずれることな
く正確に継ぎ合わせることができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の板状ブロックを示す斜視図、第２図は本
発明の一実施例を示す平面図、第３図は要部を示す斜視
図、第４図は施工手順を示す側面図である。 ３・・・表面板　４・・・係合板 ５・・・凸　起　６・・・凹　窪 特許出願人　興和産業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）一定の形状の表面板の下面に係合板を接合したもの
   であり、係合板の周縁には凸起と量産とを交互に形成し
   、凸起は表面板の接合縁より突出させ量産は該接合縁よ
   り凹陥させたものであって、−の板状ブロックの接合縁
   の凸起に対して、これと接合する他の板状ブロックの接
   合縁の量産は上記凸起と同一の幅であり、しかも凸起と
   相対的に同一の位置に形成したことを特徴とする板状ブ
   ロック ２）表面板の各接合縁に形成する凸起と量産は表面板の
   対角線を中心として対称形に形成したことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の板状ブロック