JPS60198004A - 導電性高分子材料の製造法 - Google Patents
導電性高分子材料の製造法Info
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- JPS60198004A JPS60198004A JP5220184A JP5220184A JPS60198004A JP S60198004 A JPS60198004 A JP S60198004A JP 5220184 A JP5220184 A JP 5220184A JP 5220184 A JP5220184 A JP 5220184A JP S60198004 A JPS60198004 A JP S60198004A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、導電性高分子材料の製造法に関する。
さらに詳しくは、堅牢な高導電性を有する高分子材料を
安価に製造する方法に関するものである。
安価に製造する方法に関するものである。
本発明者等はニトリル基、アミr基、水酸基、カルゼキ
シル基、アミン基、ウレタン基、またはウレア基を含有
する高分子材料を銅塩などで処理することにより硫化鋼
から成る導電層をこれらの高分子材料の表面または表面
及び内部に形成させることができることを見い出し先に
出願した(特願昭57−159499号、特願昭58−
7587号、特願昭58−7733号等)。この技術は
コストミ導電性などの点において優れたものであるが、
上記の官能基を含有しない高分子材料には適用できなか
った。
シル基、アミン基、ウレタン基、またはウレア基を含有
する高分子材料を銅塩などで処理することにより硫化鋼
から成る導電層をこれらの高分子材料の表面または表面
及び内部に形成させることができることを見い出し先に
出願した(特願昭57−159499号、特願昭58−
7587号、特願昭58−7733号等)。この技術は
コストミ導電性などの点において優れたものであるが、
上記の官能基を含有しない高分子材料には適用できなか
った。
また、上記官能基を含有する場合でも官能基の種類及び
量によっては導電層の均−性及び導電層゛と高分子材料
の密着性において不十分な場合もあった。
量によっては導電層の均−性及び導電層゛と高分子材料
の密着性において不十分な場合もあった。
本発明者等は、上記官能基を含有しない高分子材料を導
電化し、また上記官能基を含有する場合でも均一性、密
着性のさらに優れた、風合、機械的強度の面でも良好な
導電性材料を得るべく鋭意研究を重ねた結果、旨分子材
料に特定の表面処理を施した後にその表面または表面及
び内部に硫化銅から成る導電層を形成すると強固な密着
力を有する高導電性高分子材料が得られることを見い出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
電化し、また上記官能基を含有する場合でも均一性、密
着性のさらに優れた、風合、機械的強度の面でも良好な
導電性材料を得るべく鋭意研究を重ねた結果、旨分子材
料に特定の表面処理を施した後にその表面または表面及
び内部に硫化銅から成る導電層を形成すると強固な密着
力を有する高導電性高分子材料が得られることを見い出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、高分子材料の表面を化学的に処理する
ことにより#i性化し、該表面または該表面および□そ
の内部に硫化銅からなる導電層を形成゛せしめることを
特徴とする導電性高分子材料の製進法を提供するもので
ある。
ことにより#i性化し、該表面または該表面および□そ
の内部に硫化銅からなる導電層を形成゛せしめることを
特徴とする導電性高分子材料の製進法を提供するもので
ある。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いられる高分子材料の材質としては、ポリオ
レフィン、ポリエステル、ポリスチレン及びその誘導体
、ポリカーゼネート1.+?ポリルホン、ポリ(メタ)
アクリル酸エステル、ポリエーテル、ハロゲン含有ポリ
マー、水酸基含有ポリマー、ニトリル基含有ポリマー、
ポリアミP、ポリイミド、カルiキシル基含有ポリマー
、アミノ基含有ポリマー、ポリウレタン、尿素結合含有
ポリマー、ジエン系ポリマー、シリコン系ポリマーなど
が挙げられる。
レフィン、ポリエステル、ポリスチレン及びその誘導体
、ポリカーゼネート1.+?ポリルホン、ポリ(メタ)
アクリル酸エステル、ポリエーテル、ハロゲン含有ポリ
マー、水酸基含有ポリマー、ニトリル基含有ポリマー、
ポリアミP、ポリイミド、カルiキシル基含有ポリマー
、アミノ基含有ポリマー、ポリウレタン、尿素結合含有
ポリマー、ジエン系ポリマー、シリコン系ポリマーなど
が挙げられる。
ポリオレフィンの例としてはポリエチレン、ポリプロビ
レ/、ポリ−4−メチルペンテン−1等が挙げられる。
レ/、ポリ−4−メチルペンテン−1等が挙げられる。
ポリエステルの例としては、脂肪族ポリエステル、芳香
族ポリエステル、不飽和ポリエステル等が挙けられる。
族ポリエステル、不飽和ポリエステル等が挙けられる。
ポリスチレン誘導体としてはポリ−α−メチルスチレン
、ポリ−α−メチルスチレン等が挙げられる。
、ポリ−α−メチルスチレン等が挙げられる。
ポリカーゼネートとしては、脂肪族ポリカーゼネート、
芳香族ポリカーゼネート等が挙げられる。
芳香族ポリカーゼネート等が挙げられる。
ポリエーテルとしては、脂肪族ポリエーテル、芳香族ポ
リエーテル等が挙げられる。
リエーテル等が挙げられる。
ハロゲン含有ポリマーとしては、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン等が挙げられる
。
塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン等が挙げられる
。
水酸基含有ポリ、マーとしては、水酸基を有するビニル
ポリマーおよびその誘導体、多糖類誘導体などがある。
ポリマーおよびその誘導体、多糖類誘導体などがある。
水酸基を有するビニルポリマーとしては、ポリビニルア
ルコール(PVA)糸ポリマー、ヒドロキシアルキル(
メタ)アクリレート系ポリマ”’−、$ リピニルフェ
ノール、N−メチo −、a。
ルコール(PVA)糸ポリマー、ヒドロキシアルキル(
メタ)アクリレート系ポリマ”’−、$ リピニルフェ
ノール、N−メチo −、a。
(メタ)アクリルアミP系ポリマーなどが挙げられる。
多糖類ポリマーとしては、セルロース系ポリマー、キト
サン系ポリマーなどが挙げられる。
サン系ポリマーなどが挙げられる。
−トリル基含有ポリマーとしては、アクリロニド ゛リ
ル、メタクリロニトリル、シアン化ビニリデン、α−シ
アンアクリル鈑エステル類の単独あるいは共重合体、シ
アノエチルセルロース等が挙ケラれる。
ル、メタクリロニトリル、シアン化ビニリデン、α−シ
アンアクリル鈑エステル類の単独あるいは共重合体、シ
アノエチルセルロース等が挙ケラれる。
ポリアミドの例としては、6.6ナイロン、6ナイロン
、12ナイロン、m−フエニ、レンイン7タルアミド、
p−フェニレンテレフタルアミド、絹、羊毛等の蛋白質
系繊維などが挙げられる。
、12ナイロン、m−フエニ、レンイン7タルアミド、
p−フェニレンテレフタルアミド、絹、羊毛等の蛋白質
系繊維などが挙げられる。
ポリイミドの例としては、ポリCNaN’ (p*p′
−オキシジフェニレン)ピロメリットイミド〕などが挙
げられる。
−オキシジフェニレン)ピロメリットイミド〕などが挙
げられる。
カルlキシル基を含むポリマーには、カルlキシル基を
有するビニルポリマー誘導体がある。例えば、(メタ)
アクリル酸を(コ)モノマーとするポリマーが挙げられ
る。
有するビニルポリマー誘導体がある。例えば、(メタ)
アクリル酸を(コ)モノマーとするポリマーが挙げられ
る。
アミノ基を含むポリマーには、ポリベンズイミダゾール
、ポリトリアジン、ポリシック塩基、ポリエチレンイミ
ン、およびビニルピリジン、 N −ビニルイミダゾー
ル、ビニルアミン、ジアリルアミン等アミン基含有ビニ
ルモノマーの重合体ならびに他のビニルモノマーとの共
重合体が挙げられる。
、ポリトリアジン、ポリシック塩基、ポリエチレンイミ
ン、およびビニルピリジン、 N −ビニルイミダゾー
ル、ビニルアミン、ジアリルアミン等アミン基含有ビニ
ルモノマーの重合体ならびに他のビニルモノマーとの共
重合体が挙げられる。
ポリウレタンの例としては、ポリテトラメチレンへキサ
メチレンウレタン、ポリへキサメチレンテトラメチレン
ウレタン、ウレタンフオーム、熱可塑性ポリワレタン、
熱硬化性フレタンエラストマーなどが挙げられる。
メチレンウレタン、ポリへキサメチレンテトラメチレン
ウレタン、ウレタンフオーム、熱可塑性ポリワレタン、
熱硬化性フレタンエラストマーなどが挙げられる。
尿素結合を含むポリマーには、ポリへキサメチv7□素
、□1、プ1)fV7い素ヶど必ポ、尿累が挙けられる
。
、□1、プ1)fV7い素ヶど必ポ、尿累が挙けられる
。
ジエン系ポリマーとしては、SBR,天然ゴ台などが挙
げられる。
げられる。
シリコン系ポリマーとしてはポリジメチルシロキサンな
どが挙げられる。
どが挙げられる。
マタ、セグメントポリウレタンウレア(スノξンデンク
ス繊維)のように2種以上の官能基を持った重合体も使
用できる。
ス繊維)のように2種以上の官能基を持った重合体も使
用できる。
共重合体の場合、共重合形式はランダム共重合体、ブロ
ック共重合体、グラフト共重合体等のいずれでもさしつ
かえない。さらに、これら官能基を含むポリマーと他の
ポリマーとのブレンド物を用いることもできる。
ック共重合体、グラフト共重合体等のいずれでもさしつ
かえない。さらに、これら官能基を含むポリマーと他の
ポリマーとのブレンド物を用いることもできる。
本発明で得られる導電性高分子材料の基体となる材料の
形状は、繊維状、フィルム状、シート状、多孔膜、塗膜
、粉末等いかなる形状でもかまわない。
形状は、繊維状、フィルム状、シート状、多孔膜、塗膜
、粉末等いかなる形状でもかまわない。
また本発明で用いる高分子材料の成形方法も問わない。
たとえば、フィルム、シート、繊維の場合は、溶融法、
乾式法、湿式法等、公知のいかなる方法で作られたもの
でもよい。機械的、熱的性質を改良するため、延伸、熱
固定等を行なうことも好ましい。
乾式法、湿式法等、公知のいかなる方法で作られたもの
でもよい。機械的、熱的性質を改良するため、延伸、熱
固定等を行なうことも好ましい。
多孔膜の場合にも、湿式キャスト法、溶出法、発泡剤法
等の公知の多孔膜の製造方法のうち、そのポリマーに適
したいかなる方法で作られたものでも用いうる。
等の公知の多孔膜の製造方法のうち、そのポリマーに適
したいかなる方法で作られたものでも用いうる。
塗膜の場合にもその塗布方法は、ポリマーの性質、形状
に応じてパーコーター、グラビアロールコータ−、カー
テンコーター、ナイフコーター、スピナーなど公知の塗
工機械を用いる塗布法、スプレー法、浸漬法などが用い
られる。
に応じてパーコーター、グラビアロールコータ−、カー
テンコーター、ナイフコーター、スピナーなど公知の塗
工機械を用いる塗布法、スプレー法、浸漬法などが用い
られる。
その他各種成形物の場合でも、射出成形、押し出し成形
等公知のいかなる方法で作られたものでも適用可能であ
る。
等公知のいかなる方法で作られたものでも適用可能であ
る。
本発明で施す化学的な表面処理方法は、−ffにプラス
チック表面の接着、塗装、染色、印刷性などの向上、金
属化における金鵬膜の密着性の向上あるいは湿式メッキ
におけるメッキの均一性の向上を目的として行なわれる
処理方法と類似の方法である。有効な方法としてはクロ
ム硫酸混液、酸性過マンガン酸塩、過酸化水素と硫酸の
混合峨液、過硫酸塩と硫酸混合溶液、二酸化硫黄、酸類
などを用いた酸化処理;116ヘキサンジアミン、ヒド
ラジン、ヒドロキシルアミン、ピペラジン、N。
チック表面の接着、塗装、染色、印刷性などの向上、金
属化における金鵬膜の密着性の向上あるいは湿式メッキ
におけるメッキの均一性の向上を目的として行なわれる
処理方法と類似の方法である。有効な方法としてはクロ
ム硫酸混液、酸性過マンガン酸塩、過酸化水素と硫酸の
混合峨液、過硫酸塩と硫酸混合溶液、二酸化硫黄、酸類
などを用いた酸化処理;116ヘキサンジアミン、ヒド
ラジン、ヒドロキシルアミン、ピペラジン、N。
N−ジメチル1,3−プロパンジアミンなどを用いたア
ミン処理;酸、アルカリなどを用いた加水分解処理;二
硫化炭素蒸気中での紫外線照射または加熱処理などによ
るメルカプト基導入処理;硫酸クロム酸混液などを用い
るスルホン化処理がある。
ミン処理;酸、アルカリなどを用いた加水分解処理;二
硫化炭素蒸気中での紫外線照射または加熱処理などによ
るメルカプト基導入処理;硫酸クロム酸混液などを用い
るスルホン化処理がある。
これらの表面処理により、硫化銅の導電層形成に適した
種々な官能基が表面近傍に尚密度に導入されることが、
導tmの形成と均一性、密着性向上に有効な最も大きな
要因と考えられる。
種々な官能基が表面近傍に尚密度に導入されることが、
導tmの形成と均一性、密着性向上に有効な最も大きな
要因と考えられる。
よって、表面処理しなくても硫化銅層を形成できる高分
子材料の場合でも本発明の表面処理を施すことにより、
硫化銅層の均−性及び硫化銅と高分子材料の密着性にお
いてさらに優れた材料が得られるようになる。特に密着
性、均一性に劣る硫化銅処理条件の場合(銅塩や含硫黄
化合物の濃度が低い場合など)でも本発明の表面処理を
施すと、密着性、均一性が改良される。
子材料の場合でも本発明の表面処理を施すことにより、
硫化銅層の均−性及び硫化銅と高分子材料の密着性にお
いてさらに優れた材料が得られるようになる。特に密着
性、均一性に劣る硫化銅処理条件の場合(銅塩や含硫黄
化合物の濃度が低い場合など)でも本発明の表面処理を
施すと、密着性、均一性が改良される。
各表面処理の条件は、用いる高分子材料の種類、形状や
賛求される導電性の良合いなどにもよるが、一般的なプ
ラスチック表面処理条件と同様である。
賛求される導電性の良合いなどにもよるが、一般的なプ
ラスチック表面処理条件と同様である。
(たとえば工業材料、第28巻第10号、9.109〜
113、同第28巻第12号9.105〜110)。
113、同第28巻第12号9.105〜110)。
本発明でいう高分子材料の表面または表面および内部に
硫化鋼を形成させる方法は、公知の方法あるいは本発明
者らが出願した方法のいずれも用いることができる。そ
の具体的例を挙げると、■銅塩と還元性硫黄化合物を含
む水溶液中で処理する方法(%願昭57−159499
号)、02価の銅イオンと1価の銅イオンを1価に還元
し得る還元剤と硫黄原子または硫黄イオンの両方かいず
れか一方を放出し得る化合物とで処理する方法(特開昭
57−21570号公報)、■−価の銅イオンを吸着せ
しめた後、硫黄原子または硫黄イオンの両方かいずれか
一方を放出し得る化合物で処理する方法(特公昭57−
56581号公報)、■硫化水素で処理した後、少なく
とも銅塩を含む水溶液で処理する方法(特開昭57−3
5078号公報)があけられる。
硫化鋼を形成させる方法は、公知の方法あるいは本発明
者らが出願した方法のいずれも用いることができる。そ
の具体的例を挙げると、■銅塩と還元性硫黄化合物を含
む水溶液中で処理する方法(%願昭57−159499
号)、02価の銅イオンと1価の銅イオンを1価に還元
し得る還元剤と硫黄原子または硫黄イオンの両方かいず
れか一方を放出し得る化合物とで処理する方法(特開昭
57−21570号公報)、■−価の銅イオンを吸着せ
しめた後、硫黄原子または硫黄イオンの両方かいずれか
一方を放出し得る化合物で処理する方法(特公昭57−
56581号公報)、■硫化水素で処理した後、少なく
とも銅塩を含む水溶液で処理する方法(特開昭57−3
5078号公報)があけられる。
上記方法に用いる銅塩として塩化第2銅、硫酸銅、硝−
銅、酢酸第2鉤、シュウ酸銅等の2価の銅塩;塩化第1
銅、ヨウ化第1銅、シアン化第1銅、チオシアン酸第1
銅等の1価の銅塩が用いられる。
銅、酢酸第2鉤、シュウ酸銅等の2価の銅塩;塩化第1
銅、ヨウ化第1銅、シアン化第1銅、チオシアン酸第1
銅等の1価の銅塩が用いられる。
1価の銅塩を用いる場合には溶解性を増加させるため、
塩酸、ヨウ化カリ9ム、アンモニア等を添加するとよい
。
塩酸、ヨウ化カリ9ム、アンモニア等を添加するとよい
。
還元性硫黄化合物としては、スルホキシル酸塩、亜ニチ
オン酸塩、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、ピロ
亜硫酸塩、チオ尿素等を用いることができる。
オン酸塩、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、ピロ
亜硫酸塩、チオ尿素等を用いることができる。
2価の銅イオンを1価に還元し得る還元剤としては金属
銅、硫酸ヒドロキシルアミン、硫酸第1鉄、ノ々ナジン
酸アンモン、フルフラール、次亜リン酸ンー/あるいは
ブドウ糖等が挙げられる。硫黄原子または硫黄イオンの
両方もしくはいずれか一方を放出し得る化合物としては
、硫化ナトリ9ム、亜硫酸、亜ニチオン酸、亜ニチオン
酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、酸性亜硫酸ナトリ
ウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、二酸化チオ
尿素、硫化水素、ロンガツト2あるいはロンガツト2等
が挙げられる。
銅、硫酸ヒドロキシルアミン、硫酸第1鉄、ノ々ナジン
酸アンモン、フルフラール、次亜リン酸ンー/あるいは
ブドウ糖等が挙げられる。硫黄原子または硫黄イオンの
両方もしくはいずれか一方を放出し得る化合物としては
、硫化ナトリ9ム、亜硫酸、亜ニチオン酸、亜ニチオン
酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、酸性亜硫酸ナトリ
ウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、二酸化チオ
尿素、硫化水素、ロンガツト2あるいはロンガツト2等
が挙げられる。
本発明で得られる導電性高分子材料は、基体となる材料
、表面処理の種類、表面処理条件、導電化条件等により
幅があるが1〜1011Ω/口の表面抵抗を有す。
、表面処理の種類、表面処理条件、導電化条件等により
幅があるが1〜1011Ω/口の表面抵抗を有す。
本発明の導電性材料には形状ごとに種々の用途が考えら
れる。たとえば、導電性フィルム、シートには液晶表示
電極、EL発光体用透明電極、電子写真、帯電防止フィ
ルムなどへの応用が考えられる。導電性粉末には、導電
性塗料、導電性接着剤、導電性ビム、導電性プラスチッ
ク材料等の導電性フィラーなどへの応用が考えられる。
れる。たとえば、導電性フィルム、シートには液晶表示
電極、EL発光体用透明電極、電子写真、帯電防止フィ
ルムなどへの応用が考えられる。導電性粉末には、導電
性塗料、導電性接着剤、導電性ビム、導電性プラスチッ
ク材料等の導電性フィラーなどへの応用が考えられる。
導電性多孔膜にはガス拡散電極やその他の電極、および
荷電粒子の分離フィルター等の用途が期待される。
荷電粒子の分離フィルター等の用途が期待される。
導電性繊維からは混紡等によシ糸、織物、編物、フェル
ト、不織布などあらゆる分野の制電性繊維製品が製造で
き、カーペット、静電防止服、婦人用下着などに応用可
能である。
ト、不織布などあらゆる分野の制電性繊維製品が製造で
き、カーペット、静電防止服、婦人用下着などに応用可
能である。
以下、実施例によりさらに本発明を具体的に説明する。
なお、実施例1〜17において得られた導電性高分子材
料の導電層はX線回折により実質的に硫化銅であること
が明らかになった。また実施例1〜13,15.16に
おいて硫化銅とポリマー材料との密着力はスコッチテー
プピーリング試験に十分耐えるものであった。
料の導電層はX線回折により実質的に硫化銅であること
が明らかになった。また実施例1〜13,15.16に
おいて硫化銅とポリマー材料との密着力はスコッチテー
プピーリング試験に十分耐えるものであった。
実施例1
ポリ(N + N’ (p + p’−オキシジフェニ
レン)ピロメリットイミド〕フィルム(商品名:カプト
ン、Dupont社製、膜厚50μ)を1.6−ヘキサ
ンジアミン10重量%水溶液中に90℃で10分間浸漬
した。フィルムを取シ出し水洗した後100℃で1時間
乾燥した。
レン)ピロメリットイミド〕フィルム(商品名:カプト
ン、Dupont社製、膜厚50μ)を1.6−ヘキサ
ンジアミン10重量%水溶液中に90℃で10分間浸漬
した。フィルムを取シ出し水洗した後100℃で1時間
乾燥した。
このフィルムを硫酸銅(0,05mol/l)とチオ硫
酸ナトリウム(0,45mol/l)を含む水溶液中に
浸漬し、室温よシ94℃まで徐々に昇温し、94℃で3
0分間処理した。さらに水洗後100℃で1時間乾燥し
た。得られたフィルムは緑黒色で表面抵抗は7Ω/口で
あった。なお、ジアミン水溶液処理をせずに同様の硫化
銅処理をしたが硫化鋼は全く付着しなかった。
酸ナトリウム(0,45mol/l)を含む水溶液中に
浸漬し、室温よシ94℃まで徐々に昇温し、94℃で3
0分間処理した。さらに水洗後100℃で1時間乾燥し
た。得られたフィルムは緑黒色で表面抵抗は7Ω/口で
あった。なお、ジアミン水溶液処理をせずに同様の硫化
銅処理をしたが硫化鋼は全く付着しなかった。
実施例2〜3
ポリマー材料としてポリゾロピレンフィルム(膜厚23
μ)及び厚み1.2mのポリ(オキシカル?ニルオキシ
ー1,47フエニレンインプロピリデンー1.4−フェ
ニレン)(以下「Iリカー−ネート」と云う。)板を用
い、実施例1と同様に1.6−へキサメチレンジアミン
処理とそれに続く硫化銅処理を行なった。各処理物の表
面抵抗を第゛1表に示す。なお、ジアミン水溶液処理を
せずに同様の硫化銅処理をしたが、ポリゾロピレンフィ
ルムへの硫化銅の付着はむらがあるうえに付着した部分
の密着力も弱かった。またポリカー日?ネート板にも均
一には付着したが密着がきわめて弱かった。
μ)及び厚み1.2mのポリ(オキシカル?ニルオキシ
ー1,47フエニレンインプロピリデンー1.4−フェ
ニレン)(以下「Iリカー−ネート」と云う。)板を用
い、実施例1と同様に1.6−へキサメチレンジアミン
処理とそれに続く硫化銅処理を行なった。各処理物の表
面抵抗を第゛1表に示す。なお、ジアミン水溶液処理を
せずに同様の硫化銅処理をしたが、ポリゾロピレンフィ
ルムへの硫化銅の付着はむらがあるうえに付着した部分
の密着力も弱かった。またポリカー日?ネート板にも均
一には付着したが密着がきわめて弱かった。
第1表
実施例4
ポリエチレンフィルム(膜厚25μ)を過マンガン酸カ
リウム(,7重量部)、硫酸(ISO重量部)及び水(
12重量部)の混合液中に室温で1分間浸漬した。フィ
ルムを取シ出し水洗した後100℃で1時間乾燥した。
リウム(,7重量部)、硫酸(ISO重量部)及び水(
12重量部)の混合液中に室温で1分間浸漬した。フィ
ルムを取シ出し水洗した後100℃で1時間乾燥した。
このフィルムを実施例1と同様に硫化銅処理した。得ら
れた処理物は黒縁色で表面抵抗は600Ω/口であった
。
れた処理物は黒縁色で表面抵抗は600Ω/口であった
。
なお、過マンガン酸塩処理なせずに同様の硫化銅処理を
したが、硫化銅はポリエチレンフィルムにはとんど付着
しなかった。
したが、硫化銅はポリエチレンフィルムにはとんど付着
しなかった。
実施例5〜6
ポリマー材料としてポリエチレンテレフタレートフィル
ム(膜厚45μ)及びポリスチレンフィルム(膜厚24
μ)を用い、実施例4と同様に酸性過マンガン酸カリウ
ム水溶液で処理した。
ム(膜厚45μ)及びポリスチレンフィルム(膜厚24
μ)を用い、実施例4と同様に酸性過マンガン酸カリウ
ム水溶液で処理した。
これらのフィルムを硫酸銅(0,25mol/l)とチ
オ硫酸ナトリウム(0,25rnol /l)を含む水
浴液中に浸漬し、室温より94℃まで徐々に昇温し、9
4℃で10分間処理した。さらに水洗後100℃で1時
間乾燥した。各処理物の表面抵抗を第2表に示す。
オ硫酸ナトリウム(0,25rnol /l)を含む水
浴液中に浸漬し、室温より94℃まで徐々に昇温し、9
4℃で10分間処理した。さらに水洗後100℃で1時
間乾燥した。各処理物の表面抵抗を第2表に示す。
なお、過マンガン酸塩処理をせずに同様の硫化銅処理を
したがポリエチレンテレフタレートフィルムにもポリス
チレンフィルムにも硫化銅ははとんど付着しなかったし
、付着した部分も密着力が弱かった。
したがポリエチレンテレフタレートフィルムにもポリス
チレンフィルムにも硫化銅ははとんど付着しなかったし
、付着した部分も密着力が弱かった。
第 2 表
実施例7
厚み1謬のポリメチルメタクリレート板(以下「PMM
A板」と云う。)に殺菌ランプ(商品名;GL’l’5
、東京芝浦電気(株)社製)を用いてランプから10譚
離れた距離において片面30分づつ紫外線照射を行った
。このPMMA板を水洗後100℃で1時間乾燥した。
A板」と云う。)に殺菌ランプ(商品名;GL’l’5
、東京芝浦電気(株)社製)を用いてランプから10譚
離れた距離において片面30分づつ紫外線照射を行った
。このPMMA板を水洗後100℃で1時間乾燥した。
得られた板に実施例1と同様の崎化銅処理を施した。こ
の板は黒縁色で表面抵抗は26Ω/口であった。
の板は黒縁色で表面抵抗は26Ω/口であった。
なお、紫外線照射処理をせずに同様の硫化銅処理をした
が、PMMA板に硫化銅ははとんど付着しなかった。
が、PMMA板に硫化銅ははとんど付着しなかった。
実施例8
ポリエチレンフィルム(膜厚25μ)に実施例7と同様
の紫外線照射処理及び硫化銅処理を施した。
の紫外線照射処理及び硫化銅処理を施した。
得られたフィルムは黒縁色で表面抵抗は5500Ω/口
であった。
であった。
なお、紫外線処理をせずに同様の硫化銅処理をしたが、
ポリエチレンフィルムには硫化銅ははとんど付着しなか
ったし、付着した部分も密着力が弱かった。
ポリエチレンフィルムには硫化銅ははとんど付着しなか
ったし、付着した部分も密着力が弱かった。
実施例9
膜厚25μのポリビニルフルオライドフィルム(以下[
l]V Fフィルム」と云う。)をリン酸水溶液(85
重量%)に室温で30分間浸漬した。フィルムを取抄出
し水洗した後100℃で1時間乾燥した。
l]V Fフィルム」と云う。)をリン酸水溶液(85
重量%)に室温で30分間浸漬した。フィルムを取抄出
し水洗した後100℃で1時間乾燥した。
とのフィルムに実施例5と同様の硫化銅処理を施した。
得られたフィルムは緑色で表面抵抗は26Ω/口であっ
た。
た。
なお、リン酸処理をせずに同様の硫化銅処理をしたが硫
化銅のPVFフィルムへの付着はむらがあった。
化銅のPVFフィルムへの付着はむらがあった。
実施例10
ポリ〔Nv ” (p e p’−オキ7ジフエニレン
)ピロメリットイミド〕フィルム(商品名;カプトン、
Du Pont社製、膜厚5oμ)を用い、実施例9と
同様にリン酸水溶液とそれに続く硫化銅処理を行なった
。 9 得られたフィルムは緑黒色で表面抵抗は6.5Ω/口で
あった。
)ピロメリットイミド〕フィルム(商品名;カプトン、
Du Pont社製、膜厚5oμ)を用い、実施例9と
同様にリン酸水溶液とそれに続く硫化銅処理を行なった
。 9 得られたフィルムは緑黒色で表面抵抗は6.5Ω/口で
あった。
なお、リン酸処理をせずに同様の’(mε化銅処理をし
たが、硫化銅のカシトンフィルムへの付着はむらであっ
た。
たが、硫化銅のカシトンフィルムへの付着はむらであっ
た。
実施例11
ポリ(Nv ” (p + p’−オキシジフェニレン
)ピロメリットイミド〕フィルム(商品名:カシ)y、
Du Pont社製、膜厚5oμ)を19重量5とヒド
ラしン水溶液中に室温で1時間浸漬した。フィルムを取
り出し水洗した後too℃で乾燥しえ。
)ピロメリットイミド〕フィルム(商品名:カシ)y、
Du Pont社製、膜厚5oμ)を19重量5とヒド
ラしン水溶液中に室温で1時間浸漬した。フィルムを取
り出し水洗した後too℃で乾燥しえ。
このフィルムに実施例1と同様の硫化銅処理を施した。
得られたフィルムは緑黒色で表面抵抗は38Ω/口であ
った。
った。
なお、ヒドラジン処理をせずに同様の硫化銅処理をした
が、カシトンフィルムに硫化銅は全く付着しなかった。
が、カシトンフィルムに硫化銅は全く付着しなかった。
実施例12
ポリマー材料としてポリカーゼネート板(厚さ1.2m
m)を用い、実施例11と−、1様にヒドラジン水溶液
とそれに続く硫化銅処理を行なった。
m)を用い、実施例11と−、1様にヒドラジン水溶液
とそれに続く硫化銅処理を行なった。
得られた板は、緑色で表面抵抗は31Ω/口であった。
また、硫化鋼と板の密着力はスコッチテープビーリング
試験に充分耐えるものであった。
試験に充分耐えるものであった。
なお、ヒドラジン処理をせずに同様の硫化銅処理をした
が、PMMA板に硫化銅は均一に付着するものの硫化銅
と板の密着力はスコッチテープビーリング試験で容易に
剥離した。
が、PMMA板に硫化銅は均一に付着するものの硫化銅
と板の密着力はスコッチテープビーリング試験で容易に
剥離した。
実施例13
ナイロン66繊維(1890d)を塩酸水溶液(3,8
N)中に室温で5分間浸漬した。繊維を取り出し水洗し
た後50℃で30分間乾燥した。この繊維に実施例1と
同様に1.6−ヘキサンジアミン処理を施した。
N)中に室温で5分間浸漬した。繊維を取り出し水洗し
た後50℃で30分間乾燥した。この繊維に実施例1と
同様に1.6−ヘキサンジアミン処理を施した。
さらにこの繊維に実施例5と同様の硫化銅処理を施した
。こうして得た繊維は黒縁色で、5ctn離れた2点間
の抵抗は9.3X104Ωであった。
。こうして得た繊維は黒縁色で、5ctn離れた2点間
の抵抗は9.3X104Ωであった。
実施例14
ナイロン66粉末に実施例13と同様の塩酸処理、引き
続いて実施例11と同様のヒドラジン処理を施した。
続いて実施例11と同様のヒドラジン処理を施した。
この粉末5fを0u804 ・5 H2O(5,5f
)とNa2S20g’5H20(23t )を含有する
水溶液100u中に混合し、攪拌しつつ85℃まで昇温
し、85℃において30分間反応させた。得られた粉末
をろ過、水洗後十分乾燥して黒縁色の粉末8.2fを得
た。150 蛇10n25分間の圧力条件で直径2an
の大きさのディスクに成形してその導電性を測定したと
ころ、72Ω・国であった。なお、塩酸処理をしないナ
イロン66粉末5部と硫化第2銅粉末3.2部をよく混
合して同様のディスクを成形したが導電性を付与するこ
とはできなかった。
)とNa2S20g’5H20(23t )を含有する
水溶液100u中に混合し、攪拌しつつ85℃まで昇温
し、85℃において30分間反応させた。得られた粉末
をろ過、水洗後十分乾燥して黒縁色の粉末8.2fを得
た。150 蛇10n25分間の圧力条件で直径2an
の大きさのディスクに成形してその導電性を測定したと
ころ、72Ω・国であった。なお、塩酸処理をしないナ
イロン66粉末5部と硫化第2銅粉末3.2部をよく混
合して同様のディスクを成形したが導電性を付与するこ
とはできなかった。
実施例15
ポリマー材料としてナイロン66フィルム(膜厚20μ
)を用い、実施例13と同様の塩酸処理を行なった。続
いてこのフィルムを直径12.5cm、高さ1.75m
のシャーレに入れた。このシャーレ中に二硫化炭素をl
Oa入れた直径4国、高さ1国のガラス製容器を入れ、
厚さ1mの石英板のふたでシャーレを覆った。このシャ
ーレの上方116nから殺菌ランプ(商品名; 、GL
15、東京芝浦電気(株)社製)で片面30分づつ照
射した。フィルムを取り出し水洗後100℃で1時間乾
燥した。
)を用い、実施例13と同様の塩酸処理を行なった。続
いてこのフィルムを直径12.5cm、高さ1.75m
のシャーレに入れた。このシャーレ中に二硫化炭素をl
Oa入れた直径4国、高さ1国のガラス製容器を入れ、
厚さ1mの石英板のふたでシャーレを覆った。このシャ
ーレの上方116nから殺菌ランプ(商品名; 、GL
15、東京芝浦電気(株)社製)で片面30分づつ照
射した。フィルムを取り出し水洗後100℃で1時間乾
燥した。
こうして得たフィルムに実施例1と同様の硫化銅処理を
施した。このフィルムは黒縁色で表面抵抗は13Ω/口
であった。
施した。このフィルムは黒縁色で表面抵抗は13Ω/口
であった。
実施例16
ナイロン66フィルム(膜厚20μ)ヲヒドロキシルア
ミン塩酸塩(NH,OH−HOt)水溶液(NH*0H
−HOt50 fを水100ccに溶解)に90℃で2
0分間浸漬した。フィルムを取り出し水洗した後100
℃で1時間乾燥した。
ミン塩酸塩(NH,OH−HOt)水溶液(NH*0H
−HOt50 fを水100ccに溶解)に90℃で2
0分間浸漬した。フィルムを取り出し水洗した後100
℃で1時間乾燥した。
このフィルムに実施例5と同様の硫化銅処理を施した。
得られ九フィルムは黒縁色で表面抵抗は15Ω/口であ
った。
った。
実施例17
アクリロニトリル94wt%、アクリル酸メチル6wt
%を含む共重合体の70wt%の硝酸溶液(22重量%
)を湿式製膜した後、二軸姑伸機で縦横それぞれ2.5
倍に二軸延伸して厚さ25μの透明延伸フィルムを得た
。
%を含む共重合体の70wt%の硝酸溶液(22重量%
)を湿式製膜した後、二軸姑伸機で縦横それぞれ2.5
倍に二軸延伸して厚さ25μの透明延伸フィルムを得た
。
このフィルムをリン酸水溶液(88重量%)に室温で1
時間浸漬した。フィルムを取り出し水洗した後40℃で
30分間乾燥した。
時間浸漬した。フィルムを取り出し水洗した後40℃で
30分間乾燥した。
このフィルムを硫酸銅(0,01mol/l)とチオ硫
酸ナトリウム(0,09mol/l)を含む水溶液中に
浸漬し、室温より94℃まで徐々に昇温し、94℃で3
0分間処理した。さらに水洗後100’Cで1時間乾燥
した。このフィルムは緑色で表面哲抗は210Ω/口で
あった。
酸ナトリウム(0,09mol/l)を含む水溶液中に
浸漬し、室温より94℃まで徐々に昇温し、94℃で3
0分間処理した。さらに水洗後100’Cで1時間乾燥
した。このフィルムは緑色で表面哲抗は210Ω/口で
あった。
なお、上記の透明延伸フィルムをリン酸処理をせずに硫
化銅処理を行なった。得られたフィルムは、緑色となっ
たがむらができた。表面抵抗は2.3 X 10’Ω/
口であった。
化銅処理を行なった。得られたフィルムは、緑色となっ
たがむらができた。表面抵抗は2.3 X 10’Ω/
口であった。
特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 高分子材料の表面を化学的に処理することによシ活性化
し、該表面または該表面およびその内部に硫化銅からな
る導電層を形成せしめることを特徴とする導電性高分子
材料の製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220184A JPS60198004A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 導電性高分子材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220184A JPS60198004A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 導電性高分子材料の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60198004A true JPS60198004A (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=12908165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5220184A Pending JPS60198004A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 導電性高分子材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60198004A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61255848A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-13 | 大阪市 | 導電性ポリアミド成形物及びその製造法 |
JPS62143306A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-26 | 山本 隆一 | 電気伝導体の製造方法 |
JPS62232801A (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-13 | 日清紡績株式会社 | 導電材 |
JP2014024727A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Kobe Steel Ltd | 硫化銅膜及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP5220184A patent/JPS60198004A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61255848A (ja) * | 1985-05-09 | 1986-11-13 | 大阪市 | 導電性ポリアミド成形物及びその製造法 |
JPH0449859B2 (ja) * | 1985-05-09 | 1992-08-12 | Osaka City | |
JPS62143306A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-26 | 山本 隆一 | 電気伝導体の製造方法 |
JPH0456402B2 (ja) * | 1985-12-11 | 1992-09-08 | Ryuichi Yamamoto | |
JPS62232801A (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-13 | 日清紡績株式会社 | 導電材 |
JP2014024727A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Kobe Steel Ltd | 硫化銅膜及びその製造方法 |
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