JPS60197563A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はファクシミリ装置に関し、さらに詳細には、フ
ァクシミリ装置において、送信系の記録ローラおよび排
出ローラと、受信系の記録ローン、排出ローラおよびカ
ッターの駆動に係わる改良に関する。

従来例の構成とその問題点 第１図は従来の７１クシミ＋）装置の概略機構図である
。この図において、１は送信系でるシ、送信原稿を矢線
２方向に移送させるための送信ローラ３．排出ロー２４
およびピンチローラ５，６を備えている。送信ロー２３
と排出ロー２４は、ベルト７を介してモータ８によシ矢
線９，１ｏの方向にそれぞれ回転駆動される。１１は原
稿面を照明するランプであシ、照明された原稿の画像は
反射鏡１２および結像レンズ１３を介してイメージセン
サ１４に結像される。

１６は受信系である。この受信系１６において、１６は
記録紙のロールであシ、１７は記録ヘッド、１８は記録
ローラ、１９はロータリーカッターである。２０は排出
ローラ、２１はそのピンチローラである。記録ローラ１
８と排出ローラ２ｏは、モータ２２によって矢線２４．
２５の方向にそれぞれ回転駆動される。２６はロータリ
ーカッター１９を作動させるモータ（または電磁クラッ
チ）である。

ロール１６から繰シ出された記録紙は、記録ロー２２４
によって矢線２７の方向に送られながら記録ヘッド１７
によって記録される。１ページの記録を終了すると、記
録紙はロータリーカッター１９によって切断された後、
排出ローラ２ｏによシ矢線２７の方向に排出される。

このように、従来のファクシミリ装置においては、送信
系の送信ローラ３と排出ローラの回転駆動用のモータ８
と、受信系の記録ロー２１８と排出ロー２２０の回転駆
動用のモータ２２、さらにロータリーカッター１９を駆
動するためのモータ２６（または電磁クラッチなど）の
計３つの動力源を用いておシ、これが装置のコスト上昇
の原因と々っでいる。さらに、送信動作、受信動作、コ
ピー動作などによって各モータの動作制御を行う必要が
あシ、その制御が煩雑であるという問題もある。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、送受信系
の各種ローラおよび受信系のカッターを共通のモータを
動力源として駆動するようにし、それらの駆動機構のコ
スト削減と制御の簡略化を図ったファクシミリ装置を提
供することを目的とする。

発明の構成 本発明は、第１の電磁クラッチを介してモータの回転力
を送信系の送信ローラに伝達し、上記モータの第１の方
向の回転力だけを第１のワンウェイクラッチを介して送
信系および受信系の排出ローラに伝達し、上記モータの
第１の方向の回転力だけを第２の電磁クラッチおよび第
２のワンウェイクラッチを介して受信系の記録ローラに
伝達し、上記モータの第２の方向の回転力だけを上記第
２の電磁クラッチと第３のワンウェイクラッチを介して
受信系のカッターに伝達する構成とすることによシ、上
述の目的を達成せんとするものである。

実施例の説明 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する
。

第２図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の概
略機構図である。この図において、３０は送信系である
。この送信系３ｏにおいて、３１は送信ローラ、３２は
送信ローラ３１のピンチローラ、３３は排出ローラ、３
４は排出ローラ３３のピンチローラである。３６は送信
原稿３７を照明スるランプであり、このランプで照明さ
れた原稿の画像は反射鏡３８と結像レンズ３９を介して
イメージセンサ４０に結像され、光電変換されるように
なっている。

４１は受信系である。この受信系４１において、４３は
記録紙４４のロールであり、４６は記録ヘッド、４６は
記録ローラである。４８はロータリーカッターであシ、
４９は排出ローラ、５０は排出ローラ４９のピンチロー
ラである。

６１は回転方向を切シ換え可能なモータであシ、図に示
されない制御部によって動作が制御される。

６２は電磁クラッチで１、モータ６１の回転軸と送信ロ
ーラ３１の回転軸の間の動力伝達経路の途中に設けられ
ている。５３はワンウェイクラッチで、１、モータ６１
の回転軸と排出ロー２３３゜４９との間の動力伝達経路
の途中に設けられている。このワンウェイクラッチ６３
は、モータ５１の正転時のみ作動し、モータ６１の回転
力を排出ローラ３３，４９に伝達する。

５４は電磁クラッチであシ、５６と５６はそれぞれワン
ウェイクラッチである。電磁り２ソチ６４とワンウェイ
クラッチ６６は、モータ５１の回転軸と記録ローラ４６
の回転軸との間の動力伝達経路の途中に直列に設けられ
ている。ワンウェイクラッチ５６は、モータ６１の正転
時のみ、電磁クラッチ６４を介して伝達される回転力を
記録ローラ４６に伝達する。電磁クラッチ６４とワンウ
ェイクラッチ６６はモータ５１の回転軸とロータリーカ
ッター４８の回転場の回転軸との間の動力伝達経路の途
中に直列に設けられている。ワンウエィクラッチ６６は
、モータ６１の逆転時のみ、電磁クラッチ６４を介して
伝達される回転力をロータリーカッター４８の回転刃に
伝達する。

なお、電磁クラッチ５２．５４は、上記制御部（図示せ
ず）によってそれぞれ制御される。

次に、このファクシミリ装置の動作を、コピー動作の場
合について説明する。第３図は、その場合の各部の動作
を示すタイミング図である。

まず、制御部によりモータ５１が正転駆動され、同時に
電磁クラッチ５２がオンされる。電磁クラッチ５２を介
してモータ５１の回転力が送信ローラ３１に伝達され、
送信ローラ３１は矢線６１の方向に回転する。また、ワ
ンウェイクラッチ５３が作動し、それを介してモータ６
１の回転力は排出ロー２３３，４９にそれぞれ伝達され
るため、排出ローラ３３．４９は矢線６２．６３の方向
にそれぞれ回転する。

送信ローラ３１０回転によシ、送信原稿３７が矢線６４
の方向に一定量だけ送られると、制御部によシミ磁りラ
ッチ５４もオンされる。電磁クラッチ５４のオンによシ
、モータ６１の回転力はワンウェイクラッチ６５．５６
に伝達される。この時はモータ５１は正転しているため
、その回転力はワンウェイクラッチ５６を介して記録ロ
ー２４６に伝達され、記録口〜う４６は矢線６６の方向
に回転する。ワンウェイクラッチ５６は空回シするので
、ロータリーカッター４８には回転力は伝達されない。

送信原稿３７は引き続き矢線６４方向に送られながら、
その画像をイメージセンサ４ｏによって順次読み取られ
る。イメージセンサ４ｏによって読み取られた原稿画像
信号は、受信系４１に送られる。記録紙４４は矢線６７
の方向に送られるが、記録ヘッド４５と記録ローラ４６
の間を通過する際に、記録ヘッドによシ送信原稿画信号
を記録される。

送信系３ｏにおける送信原稿３７の読取シと、受信系４
１における記録を終了すると、電磁クラッチ５２けオフ
され、従って送信ローラ３１は停止する。同時に、モー
タ６１は正転から逆転に切シ換えられる。従って、フン
ウェイクラッチ５３゜６６はモータ５１の回転力を伝達
しなくなシ、排出ローラ３３．４９と記録ローラ４６は
停止する。

一方、ワンウェイクラッチ６６によシ、電磁クラッチ５
４を介して伝達されるモータ５１の回転力はロータリー
カッター４８に伝達されるため、ロータリーカッター４
８によシ記録紙４４の切断が行われる。

記録紙４４の切断を終了すると、モータ６１が再び正転
に切シ換えられ、同時に電磁クラッチ６４もオフされる
。モータ５１の回転力はワンウェイクラッチ５３を介し
て排出ローラ３３．４９に伝達され、読取りを終了した
送信原稿３γと切断された記録済みの記録紙４４はそれ
ぞれ排出される。

これで、コピー動作の１ザイクルを完了する。

このように、送信ローラ３１、排出ロー２３３゜４９、
記録ローラ４６、およびａ−タリーカッター４８は、す
べて共通のモータ６１を動力源として駆動されるため、
電磁クラッチ６２．５４とワンウェイクラッチ５３．５
５．５６を含めて考えても、従来のように３つのモータ
（または２つのモータと電磁クラッチなど）を設ける場
合に比べ、装置のコスト削減が可能である。

さらに、モータ６１の回転方向と電磁クラッチ５２．５
４のオンオフ制御のみで各ローラやロータリーカッター
４８の動作制御を行うことができ、従来よりもその制御
が簡略化される。この点も、ファクシミリ装置のコスト
削減につながる。

なお、送信動作の場合は、電磁クラッチ５４をオフし、
電磁クラッチ５２だけをオンするとともに、モータ５１
を正転させる。受信動作の場合は、電磁クラッチ５２を
オフしたまま電磁クラッチ５４だけをオンし、記録を終
了した後にモータ６１を逆転させて記録用紙の切断を行
わせ、その後モータ５１を再び正転させ、記録用紙を排
出させる。

このような送信動作および受信動作は、上述のコピー動
作との関連で容易に理解できるであろうから、これ以上
は説明しない。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、１つのモータを動力源と
して、２つの電磁クラッチと３つのワ　第ンウェイクラ
ソチを介し送受信系の各種ローラとカッターを駆動する
構成であるため、従来よシも安価なファクシミリ装置を
実現できるという効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のファクシミリ装置の概略機構図、第２図
は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の概略機構
図、第３図は同実施例装置のコピー動作を説明するため
のタイミング図である。 ３ｏ・　・・送信系、３１・・・送信ローラ、３３・・
・・・・排出ローラ、３７　・・・・送信原稿、４１・
・・・・・受信系、４４・・・・・−記録紙、４５・−
・・記録ヘッド、４６・・・・記録ローラ、４９・・・
排出口−シ、５１−・モータ、６２．５４・・・電磁ク
ラッチ、５３　、５５　。 ５６・・・・ワンウェイクラッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１図 ＠２図 第　３　図 羽ｌ−ラ３３　＠転　Ｔｊ１転

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信系と受信系を有するファクシミリ装置であって、回
   転方向を切シ換え可能なモータと、このモータの回転力
   を上記送信系の送信ローラに伝達する第１の電磁クラッ
   チと、上記モータの第１の方向の回転力だけを上記送信
   系および受信系の排出ローラにそれぞれ伝達する第１の
   ワンウェイクラッチと、第２の電磁クラッチと、上記第
   ２の電磁クラッチを介して伝達される上記モータの第１
   の方向の回転力だけを上記受信系の記録ローラに伝達す
   る第２のワンウェイクラッチと、上記第２の電磁クラッ
   チを介して伝達される上記モータの第２の方向の回転力
   だけを上記受信系のカッターに伝達する第３のワンウェ
   イクラッチとを備えると・とを特徴とするファクシミリ
   装置。