JPS60196346A - 水不要性平版材の画像形成用液 - Google Patents

水不要性平版材の画像形成用液

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JPS60196346A
JPS60196346A JP59051163A JP5116384A JPS60196346A JP S60196346 A JPS60196346 A JP S60196346A JP 59051163 A JP59051163 A JP 59051163A JP 5116384 A JP5116384 A JP 5116384A JP S60196346 A JPS60196346 A JP S60196346A
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liquid
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image
plate
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JP59051163A
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Kazuo Kitamura
和夫 北村
Toru Ito
徹 伊藤
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS60196346A publication Critical patent/JPS60196346A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/10Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C2210/00Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
    • B41C2210/16Waterless working, i.e. ink repelling exposed (imaged) or non-exposed (non-imaged) areas, not requiring fountain solution or water, e.g. dry lithography or driography

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は水不要性平版印刷版に画像部を形成するための
液に関する。ざらに詳しくは、インクジェット法、ペン
で記録する各種プリンター、あるいは手書き、タイプラ
イタ−等の1描方式などの手段により水不要性平版印刷
版に画像部を形成するための液に関するものである。
〔従来技術〕
本発明に於いて対象とする水不要性平版印刷は非画像部
が印刷時にインキを反撥するための湿し液を必要とせず
、印刷インキのみで簡便に印刷が行なえる新しい印刷法
である。この印刷のための版材は大別して2種あり、一
つは感光性ポリマ層を有しネガあるいはポジフィルムを
通して露光し画像部を形成する版材であり、あと一つは
電子写真法や手書きなどにより直接的に画像を形成する
方法すなわちフィルムルスのダイレクト製版による画描
製版材である。本発明は前者の版材のための加筆修正用
液、あるいは後者の版材に於ける直接製版のための液に
関するものであり、特に後者の用途にきわめて有用な画
像形成溶液を提供するものである。
非感光性の水不要性平版材に画像を形成する方法として
は電子写真法が一般的であり′、その際固体のトナー微
粒子による画像部が形成される。この方式は印刷の版下
が与えられである場合にはきわめて有効な方法である。
しかし、この方式は与えられた画像、すなわちアナログ
情報の記録であるため用途に制約を受(プざるを得ない
。コンピュータなどに記憶されたディジタル情報を直接
、水不要性平版材に出力する製版は一般に可能ではない
。製版のためには、ディジタル情報を−Hハードコピー
として出力したのち、これを版下として電子写真法など
による製版を行なわなければならなかった。一旦出力し
た画像を再び製版機を通して製版することは経済的にも
時間的にも無駄が大きいだけでなく、画質の点でも劣っ
たものとなるのを避けることができない。
水不要性平版材へのディジタル情報の直接的な記録は装
置の簡便さ、記録速度および記録画像の質の点からイン
クのような液体を用いるのが好ましいが、かかる用途に
適した液体は従来はとんど提案されていない。シリコー
ン塗布層上に感光性重合体をインクジェット方式により
画像状に付着させ、しかる後光照射して感光性重合体を
硬化させて水不要性刷版を得る方法が特開昭51−84
303に開示されているが、この方式で得られる刷版は
耐刷ツノなどに於いて満足すべきものではなく、また光
照剣の必要があるために操作が煩雑であること、保存安
定性などの問題もある。
粉末状のインク(トナー)に関しては、変性エポキシ樹
脂を主体とするものが特開昭58−15443に開示さ
れているが、このものを溶媒に溶解したものをインクと
して使用しても塗工性や接着性が劣り好結果は得られな
い。このように、水不要性平版材上への情報の記録に適
し、満足すべき性能を備えた液体は全く存在しないとい
うのが現状である。
本発明において使用される水不要性刷版平版材とは、印
刷時に湿し水を必要とせず、製版は感光性く光化学反応
性または光導電性)をもたない版材を使用し、版材の表
面に直接画像部材が付着させられることによって画像形
成され、さらに必要なら定着することによって得られる
も、のである。
したがって、電子写真法の揚台のように画像形成のため
の版下も製版機も必要ではない。
水なし平版材は一般に基板の表面にシリコーン樹脂のよ
うなインキ反撥性層が設けられていて、その上に固体の
画像を直接形成した場合、画像部の版面に対する接着力
が大きな問題となる。たとえばインクジエットブリンテ
インクによる画像形成の場合、従来のインクジェットプ
リンターなどに使用されるインクは一般に染料を溶解し
た水溶液が使用され、画像の形成される面は上質紙、ア
ート紙、コート紙などの目的に合った紙類を使用するの
が普通であって、その際には紙に対するインクの接着力
などが問題になることはない。本発明に於けるインキ反
撥性を示すシートは単なる画像形成シートとは異なり、
多数枚の印刷を行なうための水不要性平版印刷版として
使用するので一般にインキ画像部の耐刷力が問題となり
、通常のジエン1〜インクではほとんどのものが10枚
も印刷できないという結果を与える。これは画像部材の
版面に対する接着力がきわめて低いためである。
〔発明の目的〕
本発明は水不要性平版材への画像形成方法を拡張し、デ
ィジタル情報の記録や製版、および手書きなどの両横製
版(加筆修正を含む)を行なうための液体に関する。さ
らに詳しくは水不要性平版印刷版に画像形成し、形成さ
れた画像部が印刷に於いて高い耐久性を示寸ものとなる
ような液体に関する。
〔発明の構成〕
本発明は、下記の成分を必須成分とする溶液から成るこ
とを特徴とする、水不要性平版材の画像形成用液に関す
るものである。
(c)有機金属触媒 (d)有機溶媒 本発明に於いて(a)成分として用いられる水酸基含有
重合体とは、側鎖に1級あるいは2級のアルコール性水
酸基を含有する線状可溶性重合体であり、かかる重合体
の具体例としては(メタノアクリル酸2−ヒドロキシ土
チル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピルなど
のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを共重合成
分として含有する共重合体、ポリビニルアルコールある
いはその誘導体(残存水酸基を含む)たとえばポリビニ
ルブチラール、ポリビニルホルマール等があげられる。
前記ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを一成分
とする共重合体に於いて、他の共重合成分としてはたと
えばスチレン、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)
アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラ
ウリルなどがあげられる。画像形成溶液の溶媒として炭
化水素を含有する溶媒を使用しようとする場合はくシリ
コ−2面に対し良好な塗工性を得るためにはかかる溶媒
系を用いるのが好ましい)、(メタ)アクリル酸2−エ
チルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリルなどの長鎖
アルキル(メタ)アクリレートを一共重合成分として含
有させるのが好ましい。
これらの重合体の分子量あるいは重合度については特に
制限はないが、あまり高いと溶解性の低下、溶液粘度の
上昇、接着性の低下などの弊害を生ずる傾向があり、ま
た低すぎると塗膜の強靭性が低下するので、分子量は5
000〜100000の範囲が適当である。
白 単位(ここにRは炭素数1〜10のアルキル基、アルケ
ニル基、あるいはアリール基であり、適当な置換基を有
していてもよい)を複数個有するシロキサン重合体であ
る。分1子量あるいは重合度は比較的低いものが反応性
の点で好ましく、分子量は200〜5000の範囲のも
のが適当である。
かかるオルガノシロキサン重合体は、反応性シリコーン
オイルとして市販されており、市販品の例としては5H
−11,07(トーμ・シリコーン(株)製)がある。
かかる物質は、(a)成分の重合体に含まれる水酸基と
縮合反応し、架橋、不溶化を起させると共に、被塗材で
ある水不溶性平版材表面のシリコーンポリマに含まれる
シラノール基と反応、結合し強固な接着性を発現させる
作用を有する。
(C)成分の有機金属触媒は、前記の反応を促進する物
質であり、具体的には錫、亜鉛、鉛、鉄などの金属の有
機カルボン酸塩、たとえば酢酸ジブチル錫、ラウリン酸
ジブチル錫、オークテン酸錫、オクテン酸亜鉛、ナフテ
ン酸鉛、オクテン酸第二鉄などがあげられる。
上記各成分の好ましい組成比、(a)成分100重量部
に対しくb)成分0.5〜50重量部更に好ましくは1
〜20重量部、(C)成分0.1〜20車量部更に好ま
しくは0.5〜10重但部である。(b)成分の添加量
が少なすぎると十分な接着性が得られず、また多すぎる
と生成塗膜の印刷インキ着肉性が低下する。(C)成分
は少なすぎると接着性が悪くなり、また多すぎると溶液
が不安定となるおそれがある。
以上の各成分を溶解し画像形成用液をつくるための溶媒
(d>成分としては、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水
素類、脂環族炭化水素類、カルボン酸エステル類、ケト
ン類、エーテル類、アルコール類など種々のものを単独
、あるいは二種以上を適宜混合して用いることができる
が、シリコーン面に対し良好な塗工性を得るために表面
張力が22 dyne/ cm程度以下の溶媒を全溶媒
中50重量%程度以上含有させるのが特に好ましい。
その理由は、シリコーンポリ、マの臨界表面張力は20
〜21 dyne/ cmであり、その表面に液体がよ
く濡れるためにはそれと同程度以下の表面張力であるこ
とが必要であるためである。
かかる低表面張力溶媒の例としては、パラフィン系ある
いはイソパラフィン系炭化水素、第三ブチルアルコール
、アセタール、エチルエーテル等がある。
これらの溶媒に、たとえばアセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル
、酢酸アミル、酢酸オクチル、(メタ)アクリル酸2−
エチルヘキシル(モノマー)、(メタ)アクリル酸ラウ
リル(モノマー)、トルエン、キシレン、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、メ
チルセロソルブ、エチルセロソルブ、セロソルブアセテ
−ト、カルピトール ど種々の溶媒を、ポリマ溶解性、乾燥性などの目的に応
じ適宜混合して使用することができる。
(a)成分のポリマの選択に当っては、前記の如き低表
面張力溶媒を主とする溶媒系に対する溶解性に対する考
慮も必要である。
画像形成用液の調製は、各成分を溶媒に単に溶解するの
みでもよいが、溶解後更に適当な温度で適当時間、たと
えば50〜120℃で1分〜10時間加熱し予備的な反
応を起こさせるとより好ましい結果が得られる。
本発明の画像形成用液には前述の各種必須成分の他に、
着色剤、および保存安定剤を添加するのが好ましい。
着色剤の添加は必須のものではないが、検版性の観点か
らは画像形成刷版が適当に着色され見やすい画像部とな
っているのが好ましく、従って溶液可溶性の染料、ある
いは安定に分散されたカーボン、アルカリブルートーナ
ーなどの顔料が適宜添加される。顔料を使用する場合に
は、顔料の分散性を向上させるために適当な界面活性剤
等の分散剤を更に添加してもよい。
保存安定剤の添加も、必須ではないが保存中の液の変質
を防止し長期間にわたってすぐれた特性を維持させるた
めに保存安定剤を添加するのが好ましい。保存安定剤と
しては酸性物質が有効であり、具体例としては蟻酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、モノクロル酢酸、蓚酸モノエ
チルエステル、コハク酸モノエチルエステル、安息香酸
、サリチル酸等があげられる。これらの物質の添加量は
溶液100重量部に対し0.1〜10重量部、より好ま
しくは0.5〜5重量部程度である。かかる安定剤は、
必須成分を溶解して画像形成用液を調製した後に最後に
添加するのが好ましい。
液体中の固形分の濃度は画像形成法や使用するポリマの
種類・重合度により異なるが、1〜30重量%が好まし
い。手書きの場合には許容範囲が広いが、インクジェッ
ト法は溶液粘度を約50センチポイズ以下にする必要が
あることから、ポリマ濃度は1〜2ON量%程度となる
画像形成された版材上の溶液画像は溶媒が除去された後
架橋反応が起り、不溶化すると共に版材表面に強固に接
着する。この反応は室温程度の温度に於いても進行する
ため、室温乾燥のみでも良好な接着性が得られるが、加
熱処理を行なえばより強固な接着性が得られる。特に溶
媒成分に沸点150℃程度以上の比較的高沸点の成分を
含有する場合は加熱処理を行なって溶媒の蒸発および架
橋反応を促進することが好ましい。加熱の温度は40〜
300℃、より好ましくは80〜250℃である。加熱
所用時間は液の組成や加熱方法、温度によって変化する
が一般に1秒〜10分程度である。
本発明の液体が適用される画像形成方法としては、イン
クジェット法、ペンで記録する各種プリンターおよびレ
コーダー、あるいは手書きなどがあげられる。
インクジェット法はノンインパクト記録法の一種で、微
小ノズルのオリフィスから記録媒体液(インク)の小滴
を吐出、飛翔させて記録部材上に情報を記録する方法で
ある。このとき支持体の記録部材(本発明に於いては水
不要性平版印刷版など)の表面は移動し、ジェットの形
態となったインクが移動表面に向りられディジタル情報
に関連づけられた電気信号により変調されて部材上に到
達しインク画像を形成することになる。
一般に出力された画像のコピーが多数部必要な時には、
用紙に出力された画像を版下として製版するのが普通で
あるが、最近は出力画像を版材上に直接形成し印刷を行
なう方法も湿し水を使用するオフセット印刷や孔版印刷
に見られるようになった。しかし水不要性平版材につい
ては可能ではなかった。ディジタル画像や手書き像など
を版材上に形成することの利点はさらに製版機が必要で
ないこと、製版のための労力と時間が省かれることなど
経済的な効果のほかに、これら中間的な工程を経ること
による画質の低下が回避されることである。たとえば、
インクジェットのドツトの連結による極めて美しい画線
がそのまま版に形成されるのに対し、画像を用紙上に出
力しこれを版下として電子写真法で露光とトナー現像に
よる製版工程を経由すると画像の不鮮明化や消失が起こ
る。
本発明において使用される水不要性平版材は、表面に印
刷インキ反撥性を備えたシリコーンの塗布層を有するも
のであり、かかるシリコーンとしては種々の組成のもの
を用い得るが、特に好ましいのは分子内に他物質どの接
着に?4与する基あるいは原子を含むものである。この
ようなシリコーンの例としては、ジメチルポリシロキサ
ン結合を主体とし、側鎖に酸素、窒素、ハロゲンまたは
硫黄の原子を含む極性基(主として架橋剤に由来する)
が含まれているものであって、その場合さらに金属たと
えばチタン、ジルコニウム、亜鉛などを主鎖あるいは側
鎖に含んでいることがあるような物があげられる。この
ような塗膜をもつ版材の例としてはたとえば特開昭56
−62253、特開昭57〜36699、特開昭56−
109788、特開昭54−163101、特公昭54
−42286 (特開昭52−29305 )、特公昭
55−19755 <特開昭51−74702> 、特
開昭51−42602、特開昭52−56608などを
あげることができる。その他に有機物ブロックとシロキ
ザンポリマーブロックとが共重合されたコポリマを含む
異相重合体組成物(特開昭50−1803、および5’
l−66008) 、光硬化性でヘテロ原子を含有する
基をもつ有機珪素化合物を反応させて含むものく特開昭
52−105002および52−116304> 、不
完全硬化状態のポリシロキサン版面を有するもの(特公
昭51−35884.52−4552)などをあげるこ
とができる。
以上の如き版材に対し、本発明の画像形成用液は接着性
、耐久性の著しく良好な塗膜を与え、耐刷力の極めてす
ぐれた刷版を提供する。比較的低沸点の溶媒を用いて調
製した溶液に於いては、特に加熱処理を必要とけず、室
温乾燥あるいはごく温和な加熱処理のみで耐久性ある塗
膜を形成する。
従って、使用される水不要性平版材には耐熱性に特に制
限がなく、あらゆる構成の版材を用いることができ、ま
IC加熱による変形A9歪を回避し高精度の印刷を行な
うことができるなどの利点も有しており、本発明の画像
形成用液の用5途は著しく広汎である。
以下、実施例にもとづぎ本発明を説明する。
(なお、実施例においてパ部″とあるのは重量部をあら
れす。) 実施例1 水不要性平版材の画像形成用液を次のようにして調製し
、画像を水不要性平版材上に形成したのち、得られた刷
版を用いて水不要性平版印刷を行なった。
(1)液の調製 ポリごニルブチラール (株)製)10部を第三ブチルアルコール40部に加温
溶解し、SH−1”107(トーμ・シリコーン(株)
製)0.2部および酢酸ジブチル錫(商品名゛ネオスタ
ンU″,日束化成(株)製)0、2部を加え、攪拌下に
80’Cで1部時間反応させた。これにさらに第三ブチ
ルアルコール150部を加え希釈し、油溶性青色染料く
住友化学(株)製゛スミプラストブルーOA”>0.5
部を加え溶解後濾紙を用いて濾過し、画像形成溶液とし
た。
(2) 水不要性水不要性直材 版材は組基板の上につぎの組成の塗液を乾燥・キュア後
の重量にして3.OQ/rn2塗布したものである。基
板としては゛ミラーコート紙(″ゴールド″、神崎製紙
く株)製、145μm厚み、1 2 7 、 9 g/
m2)を使用し、塗液を塗布したのちのキュア条件は1
60℃、゛2分間であった。
a.ジメチルポリシロキサン(トーμ・シリコーン(株
)製、末端シラノール基含有、平均分子122000)
 100部 す.γーグリシドキシプロビルトリメトキシシラン/γ
−メタクリロギシブロビルトリメ1ーキシシランの1/
1.5部合物(いずれも1〜−レ・シリコーン製) 6
部 C.ジ−イソプロポキシチタンアセチルアセトネート 
3部 d.パアイソパーE″ (エッソケミカル(株)製)9
81部 (3)版材への画像形成 △、(1)で得られた液を用いて手書きにより、(2)
で得られた版材の上に画像を描いた。手書きは習字用の
筆、あるいは綿棒に該液をしみこませて行なった。画像
形成後160°Cで1分間の加熱を行ない、画像形成用
刷版を得た。
B、インクジェット装置を用いて画像を形成し、刷版を
得た。装置は回転するドラムとその回転軸方向に移動す
るキャリッジとキャリッジに搭載されたインクジェット
ヘッドからなり、インクジェットヘッドから吐出、飛翔
したインク滴が回転ドラムに巻きつけた版材上に画像を
形成するように構成されている。インクジェットヘッド
は口径60μmのステンレス製ノズルと円筒型圧電素子
(直径2.0mm>を用いた円筒型のオンデマンド圧力
パルス型のヘッドで、(1)で得られた溶液をインクに
用いてパルス繰返し周波数2k 1−1z 、印加パル
ス電圧40Vにて6本/ mmの印字密度で良好な画像
を版材上に得ることができた。
画像形成した版は160℃、1分間加熱処理を行ない、
刷版とした。
(4) 水不要性1描平版の印刷 上記<3>AXBで得られた刷版を用い、湿し水を使用
せずインキのみを用いて印刷を行なった。印刷機はAS
ディック309、インキは版面に対してすぐれた反撥性
を承りように設計されたものを用いた。刷版はいずれも
鮮明な印刷画像を与え、1000枚印刷しても文字部の
とびは見られなかった。
実施例2 下記の組成の画像形成用液を調製し、画像形成および水
不要性平版印刷テストを行なった。
(1)液の調製 コンデンサーと攪拌装置を備え7j容器に、スチレン6
0部、メタクリル酸ラウリル30部、メタクリルM2−
ヒドロキシプロピル10部、゛′アイソパーE”50部
、アゾビスイソブチロニトリル0.2部を入れ、窒素気
流下、ゆるく攪拌しながら80℃で10時間重合反応を
行なった後メチルイソブチルケトン50部、アゾビスイ
ソブチロニトリル0.2部を追加し更に1008間重合
を続け、固形分50%のコポリマ溶液を得た。
上記のコポリマ溶液20部をとり、゛アイソパーE”1
5部およびメチルイソブチルケトン15部を加えて稀釈
し、5H−11071部および酢酸ジブチル錫0.5部
を加え、攪拌下80℃で1時間反応させた。
このようにして得られた溶液にパアイソパーE 115
0部、氷酢酸1部を加え稀釈し、さらに染料(スミプラ
ストブルー0A)0.5部を加え溶解後濾過し画像形成
溶液とした。
り2) 版材への画像形成 A、実施例1で用いた版材を用い、実施例1と全く同様
に手書き、およびインクジェット法により画像形成し、
160’C,1分間の熱処理を行なって刷版を得た。
B、Aと同様に画像形成後、室温で約5分間乾燥しく加
熱処理は行なわず)刷版とした。
〈3)水不要性画描刷版の印刷 上記+2)A、Bで得られた刷版を用い、実施例1と全
く同様にして印刷を行なった。刷版はいずれも鮮明な画
像を与えた。Aの場合には微小点、文字部とも2000
枚以上になるまで画像部の飛び(脱落)は見られなかっ
た。Bの場合は、微小点では約500枚で若干の飛びが
見られたが、文字部については’1000枚以上になる
まで飛びは見られなかった。
実施例31 下記の組成の画像形成用液を調製し、実施例1と同様に
して画像形成と水不要性平版印刷テストを行なった。
(1) 液の調製 実施例2で調製したスチレン・メタクリル酸ラウリル・
メタクリル酸2−ヒドロキシプロピルコポリマ溶液20
部をとり、″アイソパーE”20部、メチルイソブチル
ケトン10部を加えて稀釈し、5H−11071部およ
び酢酸ジブチル錫0.5部を加え、攪拌下80℃で1時
間反応させた。このようにして得た反応溶液に、″アイ
ソパ−E”10部、゛′アイソパートビ′ (エツソケ
ミカル(株)製)20部、メタクリル酸ラウリル(七ツ
マ−)20部、氷酢酸1部を加えて稀釈し、さらにアル
カリブルーi〜−ナー1部を加え攪拌、充分に分散させ
た後濾過し画像形成用液とした。
(2)版材への画像形成 実施例1で用いた版々4を使用し、実施例1と同様にし
てインクジェット装置を用いて画像形成し、160℃、
1分間加熱を行なって刷版を得た。本画像形成用液は溶
媒中に高沸点成分を含有するため、液吐出を中断しても
印字ノズルは乾燥・液詰まりを起すことなく、インクジ
ェット印字操作性は極めて良好であった。
(3)水不要性画描刷版の印刷 上記〈2)で得られた刷版を用い、iWし水を使用せず
インキのみを用いて印刷を行なった。印刷の条件は実施
例1と全く同じであった。刷版はいずれも鮮明な画像を
与え、微小点・文学部共、印刷枚数2000枚以上まで
飛びは見られなかっ7j0実施例4 (1) 水不要性平版材の製造 次の組成の塗液を調製し、実施例1と同様に紙基板に塗
布・乾燥して版材を作った。ただし塗液を塗布したのち
のキュア条件は100℃、1分間とした。
a、ジメチルポリシロキサン(トーレ・シリコーン(株
)製、末端シラノール基含有、平均分子量22000 
100部 b、メチルトリアセ1ヘキシシラン(信越化学(株)製
)、 8部 C9酢酸ジブチル錫(日東化成(株)製)0.2部 d、“アイソパーE”(エッソケミカル(株)製)10
00部 (2)版材への画像形成、J5よび印刷上記(1)で得
られた版材を使用し、実施例3の画像形成用液を用い、
実施例1と全く同様にしてインクジェットにより画像形
成し、160’C,1分間加熱処理を行なった。以上に
より得た刷版を用い実施例1と同様にして印刷を行なっ
た。文字部に対してはi ooo枚以上、微細点に対し
ては500枚以上の耐刷力を示すことがわかった。
実施例5 感光性水不要性印刷版水なし平版″(東しく株)製)に
、テストチャートを焼付け、現像して刷版を作製した。
この刷版の非画線部に、実施例2の画像形成用液を用い
、筆を使用して画像を描き、約10分間室温で乾燥後印
刷を行なった。
印刷は小食印刷機械(株)製゛′スプリント″2色機を
用い、湿し水を使用けず行なった。本画像形成用液によ
り形成した画像は鮮明な印刷画像を与え、画像の飛びは
10000枚以上になるまで見られなかった。
特許出願人 東 し 株 式 会 社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記成分を必須成分とする溶液から成ることを特徴とす
    る、水不要性平版材の画像形成用液。 (a)水酸基含有重合体 (b)−8i −H基を複数個有するオルガノシロキサ
    ン重合体 (C)有機金属触媒 (d)有機溶媒
JP59051163A 1984-03-19 1984-03-19 水不要性平版材の画像形成用液 Pending JPS60196346A (ja)

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