JPS60195270A - 脆性物体の限定破砕工法 - Google Patents

脆性物体の限定破砕工法

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JPS60195270A
JPS60195270A JP5116084A JP5116084A JPS60195270A JP S60195270 A JPS60195270 A JP S60195270A JP 5116084 A JP5116084 A JP 5116084A JP 5116084 A JP5116084 A JP 5116084A JP S60195270 A JPS60195270 A JP S60195270A
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JP
Japan
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weight
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slurry
crushing
quicklime
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JP5116084A
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中谷 清一
彰 斉藤
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明のオ0用分野〕 本発明は、脆性物体、特にコンクリートスラブ版等のよ
うに薄物の脆性物体に好適な破砕工法に関する。
〔従来技術とその欠点〕
従来、モルタル・コンクリートや岩石等の脆性物体を膨
張性スラリーヲ用いて破砕しようとする場合、脆性物体
に適切数の孔ヲ芽設してからその中にスラリーを注入し
膨張圧を作用させる工法が用いられている。その際、破
砕効果6高めるために、斜めに穿孔したり穿孔パターン
2棟々工夫した力して施工されている。しかし、このよ
うな方法を、穿孔深さを十分にとれない薄物の脆性物体
に適用しても、穿孔作業の煩雑さの割には十分な効果が
得られないという欠点があった。
〔本発明の目的〕
本発明者は、膨張性スラリーを用いる薄物の脆性物体の
破砕工法について種々検討した結果、格子状に施したス
リット溝に、水利活性の高い生石灰を膨張成分とした調
整したスラリー馨注入すれば、簡単に破壊できることを
見い出し本発明を完成するに到ったものである。
〔本発明の構成〕
すなわち、本発明は、幅30語以下のスリット溝を格子
状に施し、その中に、結晶径10μ未満の生石灰を膨張
成分として調整したスラリー馨注入することを特徴とす
る脆性物体の破砕工法である。以下、さらに詳しく本発
明について説明する。
脆性物体にスリット溝を施こすにはコンクリートカッタ
ー等の切断機を用いれば容易に行うことができる。スリ
ット溝を投げてから長時間にわたつてスラリーを注入し
ないときは、木材、発泡スチロール等の目地材を埋めて
おき注入時にそれを除去するのがよい。
本発明において、スリット溝の幅乞30鵡以下に限定し
た理由は、60肱をこえると、被破砕体との摩擦拘束力
が減少し上面スラリーが粉状となって湧出してしまうか
らである。好ましいスリット幅は10〜20賜である。
スリット深さは、被破砕体厚みの60〜80%程度とす
るのが、破紐能率(スリット溝馨施こす手間と破砕時間
との関係)を高めるために好ましく、同様な理由により
、スリット溝とスリット溝の間隔は200〜600鵡程
度とするのが望ましい。
スリット溝の配置については、図面に示す通り種々のパ
ターンが考えられる。破砕効果な大きくするには多方向
から膨張圧を作用させればよいことが経験上わかってい
るが、種々検討した結果、第1図に示すように格子状と
すれば、予想を遥かにこえ驚くべき効果を発揮すること
を見い出しでそのように限定したものである。
次に、スリット溝に注入される膨張性スラリーについて
説明する。
本発明で使用されるスラリーの膨張成分は結晶径10μ
未満の生石灰(軟焼生石灰)である。この種のスラリー
を調整する膨張成分としては、経晶径10〜100μの
硬焼生石灰があるが(%開昭56−67059号公報)
、本発萌では、水利活性が高く製造も容易な結晶径10
μ未満の生石灰とした。このような結晶径10μ未満の
生石灰を膨張成分とする破砕剤の例としては、生石灰6
0〜90重量部とカルシウムアルミネートと無水石膏の
混合物等の急硬性水硬物質10〜70重量部との割合か
らなる主材100重量部に対し、無機炭酸塩やオキシカ
ルボン酸等の水利抑制剤0.5〜15重量部とりゲニン
スルホン酸塩やポリアルキルアリルスルホン酸塩等の減
水剤o、i〜5重量部からなるもの(特開昭58−10
1178号公報)、88〜5000μに粒度調整した生
石灰20〜80重量部とセメント特にカルシウムサルフ
ォアルミネートを水硬性成分として含有するセメント8
0〜20重量からなるもの(特開昭57−130559
号公報)などがある。それをスラリーとするには、破砕
剤100重量部に25〜45重量部程度の程度加える。
本発明に最も望ましい破砕剤は、結晶径2〜7μの生石
灰50〜70重量部と、無足形カルシウ・ムアルミネー
ト特に12Ca0.7 A1203組成を有する無定形
カルシウムアルミネート1と無水石膏0.5〜1.5の
重量側合から/よる混合物30〜50重量との割合から
なる主材100重量部に対し、カリウム又はナトリウム
の炭酸塩や重炭酸塩、クエン酸、酒石酸、グルコン酸及
びそれらの酸の水溶性塩から選はれた少くとも1種の水
利抑制剤0.5〜15重量部とリグニンスルホン酸塩系
、ボI7 フルキルアリルスルホン酸塩糸及びメラミン
スルホン酸塩ホルマリン系から選ばれた少(とも1種の
減水剤0.1〜5重量部とを配合してなるものである。
これの市販品としては、商品名「デンカケミアソクス」
等があるのでそれを用いると便利である。
以下、実施例?あげてさらに具体的に説明する。
実施例 普通ボルトランドセメントラ用いた圧縮強度24 Q、
Kgf /眞2のコンクリートスラブ版(4mX4m×
15cv&)中央に、第1〜4図に示すようなパターン
のスリット溝(幅10語、深さ110鵡、スリット溝間
隔40Ω)をコンクリートカッターにて切込み、膨張性
スラリー注入後した。用いた膨張性スラリーは、結晶径
2〜7μの生石灰(ブレーン値3,000嗅27fl)
60重量部、12C!a0.7 Al2O3組成の無定
形カルシウムアルミネートと■型無水石膏との等重量混
合物40重量部、炭酸カリウム70重量係、グルコンに
ソーダ15重量慢及びクエン酸15重量%からなる水利
抑制削土5重量部、リグニンスルホン酸塩系減水剤2重
量部を混合して得られた破砕剤100重量部に60重量
部の水を加えたものである。
試験は気温2〜5℃の室内で行った。その結果、第1図
に示す本発明のものは、スラリー注入後51でそれぞれ
のブロックがバールにより取り出せる程度に破砕するこ
とができた。これに対し、第2図は局部的破砕効果しか
見られずスラリー注入後16時間に要した。また、第6
図及び第4図の破砕は局部的で全体に浮上る状態には至
らず、破砕時間も第3図は12時間、第4図は18時間
を要した。
さらに、比較のため、前記膨張性スラリーにおいて、前
記生石灰のかわりに結晶径20〜60μの生石灰(ブレ
ーン価3.30 ocm2/y ) ’a?用いた以外
は同様にしてスラリーを調合し、それを第1図のパター
ンに注入した。その結果、破砕状態はそれぞれのブロッ
クがパールで取り出せる程度に破砕されたが、研砕に2
0時間を要した。
〔本発明の効果〕
本発明によれば、従来の穿孔する工法に比べて、破砕効
果の悪かった薄物の脆性物体でも効率よく破砕をするこ
とができろ。また、従来の穿孔には多大な手間?要し作
業能率も悪かったが、本発明ではコンクリートカッター
等の切断機でスリット溝を形成することができるので施
工が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は脆性物体に施こしたスリット溝のパターン
(平面図ンヲ示し、破線は空溝、実線はスラリー注入溝
を表わす。第1図は本発明例、第2〜4図は比較例であ
る。 特許出願人 電気化学工業株式会社 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 幅30脇以下のスリット溝を格子状に施し、その中に、
    結晶径10μ未満の生石灰を膨張成分として調整したス
    ラリーを注入することを特徴とする脆性物体の破砕工法
JP5116084A 1984-03-19 1984-03-19 脆性物体の限定破砕工法 Granted JPS60195270A (ja)

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JP5116084A JPS60195270A (ja) 1984-03-19 1984-03-19 脆性物体の限定破砕工法

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JPS60195270A true JPS60195270A (ja) 1985-10-03
JPH0440512B2 JPH0440512B2 (ja) 1992-07-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015074564A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 東北電力株式会社 浸透型破砕剤及びそれを用いたコンクリート補修法

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JPS58173260A (ja) * 1982-04-05 1983-10-12 前田建設工業株式会社 鉄筋コンクリ−ト構造物の表層解体工法

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JPH0440512B2 (ja) 1992-07-03

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