JPS60195192A - 低温流動特性改良用添加剤及びそれにより改良された中間蒸留組成物 - Google Patents

低温流動特性改良用添加剤及びそれにより改良された中間蒸留組成物

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JPS60195192A
JPS60195192A JP3362085A JP3362085A JPS60195192A JP S60195192 A JPS60195192 A JP S60195192A JP 3362085 A JP3362085 A JP 3362085A JP 3362085 A JP3362085 A JP 3362085A JP S60195192 A JPS60195192 A JP S60195192A
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additive
weight
boiling point
alkyl
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JP3362085A
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ロバート ドライデン タツク
セイラ ルイス ピアス
アルバート ロツシー
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ExxonMobil Technology and Engineering Co
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Exxon Research and Engineering Co
Esso Research and Engineering Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パラフィンソックスを含有する鉱油は、鉱油の温度が下
がると流動性が低下するという特徴を有するものである
。この流動性の喪失は、ワックスが板状結晶(鉱油をそ
の中に取り込んだスポンジ状の塊を最終的に形成する)
に結晶化することによるものである。
従来、ワックス状鉱油と混合したときにワックス結晶変
性剤として作用する種々の添加剤が知られていた。これ
らの組成物は、ワックス結晶の形状と大きさを変化さ−
1、かつ油が低温での流動性を保持することかできるよ
うに、ワックスと油量、及び結晶間の粘着力を減少させ
るものである。
種々の流動点1(イド剤が文献に記載されCおり、それ
らのうらのいくつかは商業的に使用されている。例えば
、米国特許第3,048,479号は、燃料、特に加熱
オイル、ディーゼル及びジェット燃料用の流動性隆−ト
剤として、エチレンとc3〜c5ビニルエステル、例え
ば酢酸ビニルのコポリマーの使用を教示する。エチレン
及び高級α−オレフィン、例えばプロピレン、をヘース
とした炭化水素重合体流動性降下剤も知られている。米
国特許第3,961,916号は、一つのコポリマーが
ワックス結晶核剤であり、他のコポリマーが成長防止剤
であるコポリマー混合物を、ワックス結晶の大きさを制
御するために使用することを教示する。
英国特許第1263152号は、側鎖分岐度が−ffJ
低いコポリマーの使用によって、ワックス結晶の大きさ
を制御できるであろうことを示唆する。
エチレン/酢酸ビニルコポリマーの共添加剤として、潤
滑油用流動性降下剤として先に使用されていたジ−n−
アルキルフマレートと酢酸ビニルの二ノポリマーが、低
11’l!L流動特性改良のための高い最終沸点を有す
る蒸留燃料の処理に使用でき得ることが、例えば英国特
許第1469016号に提案されている。英国特許第1
469016号によれば、これらのポリマーは不飽和C
4−C8ジカルボン酸のC6−C,8アルキルエステル
、特にラウリルフマレ−1・及びラウリル−ヘキサデシ
ルフマレートであることができる。使用される物質は、
典型的には平均で約12の炭素原子をする混合エステル
(ポリマーΔ)である。この添加剤は、一層低い最終沸
点の1″!!通の一1燃料(燃料II及びIV)に効果
的でないごときが示されていることは注目すべきことで
ある。
米国特許第32527’71;ノは、ノルマルC5,。
〜C11lα−オレフィン中にきねだって多いオレン4
フフ15合物を、TルミニIニア 、、/、、 I・リ
フ1:Jライト/アルキルハI:Iゲン化物i’!l!
 (I!、!、とともに重合させることによって得られ
る(/16−CIl]α−オレフィンのポリマーの、1
960年代初期に米国において使用されていた処理容易
なタイプの広い沸点の蒸留燃1′1中での流動点及び曇
り点改良剤としての使用に関するものである。
蒸留燃料の多様化が進むとともに、既存の添加剤Gごよ
って処理することができないタイプの燃料あるいは経済
的でないほどに高いレヘルの協力l剤を必要とするタイ
プの燃料が現われてきた。それらを商業的に使用可能な
ものとするためには、それらの流動点を必要’IL J
−ごろまで減少させ、低温瀘過を可能とするためにワッ
クス結晶径を制御する必要がある。そのような問題が存
在する燃料の特別なグループの一つは、相対的に狭く、
及び(又は)低沸点領域を有するものである。燃料は、
それらの初留点、最終沸点及び初留のある容積パーセン
トが蒸1イlされるその間のA1に度によって、しばし
ば特徴イリりられる。20%〜90%蒸留点が70〜1
00℃の範囲内で相違し、及び(又は)90%沸点が最
終沸点の10〜25℃であり、及び(又は)最終沸点が
340と370℃の間である燃料は、時6によると添加
剤によってシ、[とんど影響されず、あるいは非常に高
レベルの添iM剤を必要とし、処理が特にテ「シいこと
が判った。
本明細書で記載する全ての蒸留ば、ΔS T M I)
86によるものである。
石油価格の上昇にともなって、蒸留燃料の生産■を増大
させること、及び経済的観点から受け入れ鈍いほど高い
処理レヘルを必要とする蒸留燃料、あるいは蒸留燃料中
、・)1通の添加剤での処理が困難といわれるシャープ
な留分として知られるものを用いてその操作を適性化す
ることが、精製業者にとっては重要になってきた。
典型的なシャープに分留された燃料は、10〜25℃の
((0%〜最終沸点範囲を有し、通常100℃以下、一
般に50〜100°Cの20〜90%沸腋範囲を有する
。いずれのタイプの燃料も340℃以上のJ1↓柊沸点
、−・j;良には340°C〜370℃、特に340℃
・〜3 G 5 ’C範囲の最終沸点を有する。
従来から広く入手可11ヒであった蒸留燃料の流動改良
用に広(使用さJ・1.ていた二しチレンと酢酸ビニル
の一!ポリマーが、上記の狭い沸点及び(又は)シャー
プな留分の燃料の処理に効果的であることは見出されて
いなかった。
さらに英国゛14許第1d69016号に記載されてい
る混合物を使用することが効果的であることは、判って
いなかった。
しかし、発明者らは、特定のジ−n−アルキルフマレー
ト/酢酸ビニルコポリマーのような非常に特定のアルキ
ル基を含有するコポリマーとポリマーが、濾過を可能に
するためにワックス結晶の大きさを制御すること、及び
上記の処理することが困難であった燃料(英国特許第1
469016号の添加剤では効果がなかったより低い最
終沸点の燃料を含めて)の流動点を降下さ・けることの
いずれにも効果的であることを見出した。
特に発明者らは、ポリマー又はコポリマー中のアルキル
基中の炭素原子の平均数が12〜I4でたかだか20重
尾%のアルキル基が12未満の炭素原子を含むべきであ
ることを見出した。これらのポリマーは、それ自月はこ
れらのタイプの燃telに効果的でない他の低温流動改
良剤と組合・已て使用した場合、特に効果的である。
従って、本発明は、少なくとも25重策%のn−アルキ
ル基を含み、該n−アルキル基中の平均を含み好ましく
はたかだか20重里%にすぎない該アルキル基カ月2未
満の炭素原子を含むポリマーからなる添加剤の、120
〜500°Cの範囲で訓読し、20%と90%蒸留点の
違いが100℃以下である蒸留石油pδ料油の流動性改
良用用途、及び(又は)90%〜最終沸点の範囲が1〔
)〜25°Cであり、及び(又は)最終沸点範囲が34
0°C〜37 (1”Cである藩留燃オ′ミ1の流動性
改良用用途を提供する4)のである。
この添加剤は、好S1.l L、 <は?)“昌Wイ1
油燃料油の重量基弔て0.0001〜0.5重■%、好
ましくは0、001〜0.2重昆%の量で用いられ、本
発明は、そのような処理された蒸留燃料も包含するもの
である。
好ま1−7いポリマーは、平均炭素原子12〜14をa
むアルキル基を含むシカルホン酸のジーn−7/レニ1
−ルエスう−ルを少なくとも25、好ましくは少なくと
も50重!U%、より好ましくは75〜り (] 重i
i1%、及びビニルエステル及び(又は)アル;1−ル
アクリレーI・、ツタクリレート又はα−オレソインの
よ・)な他の不飽和エステルを10〜50中Iij%含
むIIミリ゛イ’ −”t:)ある。ジ−n−アルキル
フマレート が特に好ましい。
本発明において好ましく用いられるポリマー又はコポリ
マーは、例えば蒸気圧浸透圧法で測定した数平均分子1
11が1000〜1(10,00+1、好ましくはLO
OO〜3(LOOOのものである。
好ましいポリマー製造にイJ用なカルホン酸エステルは
、−+I+■式 %式% (ただし、R1及びR2は水素又は01〜C4アルキル
基、例えばメチルであり、R3は平均C,2〜CI4直
鎖アルキル基、及びR4はCOOR3、水素又はC1〜
C4アルキル基、好ましくはc o o R.である)
によって表わすこと力くできる。
これらは、特定の七ノー又はジ−カルホン酸を適当な)
2ルコール又はアルニI−ル混合物でエステル化するこ
とによって製造することができる。
共重合ずイ)、−とが゛(きる+tbの不飽和3−ステ
ルは、01□ ・〜C14ア月ハ1−ル゛)′クリレー
ト及びメククリレートである。
ジカルボン西亥七ノー又はシーコニスう−ルモノマーは
、種々の量、例えば5〜70モル%の他の不飽和エステ
ル又はオレフィンと共重合できる。そのような他のエス
テルは、式: %式% (3 (六二だし、)ン゛ は水素又は0.〜0.アルキル基
、1ン″は−C(110rン゛′″′又は−00CR’
”″(ただしr、’ ” ”υJ分岐又ε、111−分
岐(ユ、〜C5アルー1−ル基である)′Cあり R’
 ” 4□11に′又は水素である)を有する%S’i
 Ai直アル−1−ル上スう一ルを含むものである。こ
れら短鎮上スう一ルの例(,11,7″タクリレ−1−
、アクリレート、々r士U7いt)の゛ごあるヒー“−
ルブに1ビオネート及び酢酸ビニルのようなビニルエス
テルである。
より特定の例は、メチルメタクリレ−1・、イソプロペ
ニルアセテート及びブチル及びイソブチルアクリレート
を含む。
好ましいコポリマーは、平均CI2 〜C14シアルキ
ルフマレー1・40〜60モル%及び酢酸ビニル60〜
40モル%を含むものである。
エステルポリマー又は、:lポリマーは、酸素を除去す
るために窒素又は二酸化炭素のような不活性ガスの雰囲
気士で、過酸化ヘンジイル又はアブシーイソブチしに)
−リルのような過酸化物又はアブ型触媒を用いて反応を
促進さ・l、一般に20℃〜150°0の範囲の温度で
、ヘプタン、ヘンゼン、シクロヘキサン、又はポワイト
オイルのような炭化水素?容媒の溶液中で、エステル千
ツマ−を重合することによっ−(君′J11ICに製J
青することができる。
本発明の添加剤は、一般に蒸留燃ネミ1の低温流動特性
改良用として知られている他の添加剤と組合せて使用し
たときに特に効果的であるか、燃料の低温流動挙動に対
する改良の組合−10)1つとし7て中独で使用ず/、
:l’ 11ともごきZl。
本発明の添ノ用剤II1.1ζリオキシアルキレンエス
テル、上−チル、コースう〜ル/′エーラ゛ル及びそレ
ラの混合物、特に少なくとも1つ、りfましくは少なく
とも2つのC+ o −C3n直鎮飽利1?ルキル詰及
び分子量1’0(1□〜5,000、りfましくは20
0〜5、000のポリオキシアルキレングリコール暴を
含め、上記ポリオキレアルキレングリコール中のアルキ
レン、5かI−4炭素原子を含むものとともに使用した
ときに1、冒こ効果的−Cある。これらの物質は、ヨー
ロッパ特許公開第0061895A2−可の1−1的物
である。
本発明において使用されるエステル、エーテル及びエス
テル/エーテルとしζは、構造式的に示し2に次の工い
こ61、るものが好ましい。
lぐ一〇−(Δ)−(、)−12゛ ごごで1?及びR′ は、同一でも異なっていてもよく
、 (i) n−アルキル が好ましい。j、(中、アルキル基は、」突素数が10
〜30の直鎮状飽和基であり、△は、実質的に直鎖のボ
リメー1−ジメチレン、ポリオキシエチレンやポリオキ
シ1−リメチレン部分のような炭素数1〜4 (7) 
7 /l/ キレン基を存するクリ、Zl−ルのポリオ
キシアルキレンセグメン1〜を示す。尚、ポリオキシブ
IコピレングリJ−ルにおりる。ように、短いアルキル
側鎖を有するある程度分岐したものは許容されるが、前
記のグリコールは実質的に直鎖のものが好ましい。
一般に好適なりリコールは、分子量が約1 (l O〜
5.(100、好ましくは約200〜2. OOOで実
質的に直鎖状のポリエチレングリコール(PEG)及び
ポリシト1ピレングリコール(P I) G )−ζあ
る。
エステルは好ましり、」二記のグリコールと反応し゛C
ニスう−ル添加剤を形成するのに炭素数10〜30の脂
肪酸が適しており、炭素数18〜24の脂肪酸、特にヘ
ヘン酸を使用するのが好ましい。
又、このエステルは、ボリコ薯・キシ化詣肋酸又はポリ
エトキシ化)′ル1−ルのエステル化にまって調製でき
る。
ポリオ−1−シパノ′ルー1’ lノンジエステル、ジ
エーテル、エーテル/、:I−ステル及びこれらの混合
物は、協力11剤として好ましく、ジエステルは、狭い
沸点範囲の留出物に対して好適乙こ使用されるが、この
i際、少i1:のモノエーテル及びモノエステルが存在
してt)又製造の際に形成されてもよい。要は、大部分
がシアル−1−ル化合物として存在することが添加剤の
性能にとって重要である。このうぢ、特にポリコーチレ
ンゲリコール、ボリプ1コピレンゲリコール若しくい1
ポリエチレン/ボリプし2ピレングリ=1−ル混合物の
ステアリン酸又はへヘン酸のジエステルが好ましい。
本発明の添加剤としては、エチレン−不飽和」−ステル
コポリマー流動性改良剤が使用できる。エチレンとj(
重合iiJ能なこの不飽和上ツマ−には、次の一般式で
表わされる不飽和モノ及びジエステルが含まれる。式、 人中、1?6は水素又はメチル基、R9は一00CII
で示される栽(ここでR8は水素又は炭素′tt31.
1〜28、より一般的には炭素数1〜17、好ましくは
炭素数1〜8の直鎖若しくば分岐鎖を有するアルキル基
)又番オーC00R、で示される基(ここで178は前
記と同し意味を有するが水素ではない)、R7は水素又
は前記と同し−COOR,である。
Yン。とR7が水素てあり、R5が−co’oReのモ
ノマーの場合には、炭素数1〜29、より一般的には、
炭素数1〜18のモノカルボン酸、好ましくは炭素数2
〜5のモノカルボン酸を有するビニールアルコールエス
テルか含まれる。エチレンとノ(爪台ずろヒール:I−
ステルとしては、l!I)酸ビニル、しユルブ1」ビア
(ネーI・、しユルブチレ−1・及びビニールイソブチ
レートか例〉」、されるが、このうら西1駿しニルかり
酉にしい。又1.1ポリマーとしては、ヒール」−スー
)−ルを20〜40重量%、好ましくは25〜35中!
Ii・(6,″うむものグ」1好適である。この−コポ
リマーは、米い目’l’ +’+’l第3 !l (i
 191 G号に記載された2種の一ノポリマーの混合
物であってもよい。
これらの:コポリマーとしては、蒸気相浸透圧法によっ
て測定した数平均分子b1か1000〜(i 000の
ものか好ましく、より好ましく番コ1000〜3 (1
00である。
本発明の添加剤は、燃料油中でワックスの結晶成長抑制
剤とU7て作用するイオン性又は非イオン1’lの極性
化合物と3.11合一けて、蒸留燃料に使用することが
できる。極性窒素含イj化合物は、グリコールエステル 組合わせて用いると特に効果的であることを見出したの
で、これらの3成分混合物は本発明の範囲に含まれる。
これらの極性化合物としては、アミン塩及び/又はアミ
ドが好ましく、アミドとしては、炭化水素置換アミンの
少なくとも1モルと炭素数1〜4のカル?ン酸基を有す
る炭化水素酸■又はその無水物1モルとの反応により形
成されたものである。又、一般的に炭素数の合計が30
〜300、好ましくは50〜150のエステル/アミド
も使用できる。これらの窒素化合物し,シ、米国特許第
4211534号に記載されている。アミンとしてυ1
1、通常炭化数12〜40の長8〕1,.をイ1する第
1、第2、第3又は第4アミンか好ましいが、得られた
窒素化合物力< ?+l+ ?容性ならば、1−記より
も鎖の短いアミンも使用可fiヒである。従っ゛(、通
常、炭素数の合羽か約30〜300のアミンが使用され
る。窒素化合物としては、好ましくは炭素数が8〜40
、より好ましくは14〜24の直鎮のアルキルセグメン
トを少なくとも1つ有するものがよい。
好適なアミンとしては、第1、第2、第3又は第4アミ
ンがあげられるが、このうち第2アミンが好ましい。第
3アミン及び第4アミンは、アミン塩のみを形成できる
。アミンとしては、テトラデシルアミン、」」アミン、
水添牛脂アミンなどが例示されるう又、第2アミンとし
ては、ジオクタデシルアミン、メヂルーヘヘニルアミン
などが例示される。アミンの混合物も好適であり、自然
物質から誘導される多くのアミン混合物も好ましい。式
11NR,REで示されろ水添牛脂第2アミンが好まし
い。尚、式中、R3及びR2ば、はぼC344%、Cl
631%、C+e’59%から構成される牛脂の水素化
物から誘導されるアルギルノ、(を小ず。
−1−1記の窒素化合物及びその無水物を製造するため
に好適なカルボン酸としては、シクロヘキサンI、2ジ
カルボン酸、シクロヘキセンジカルボン酸、シフ1コペ
ンタン1.2ジカルボン酸、ナックレンジカルボン酸な
どが例示される。一般的に、これらの酸は炭素数が5〜
13の環状部分を有する。本発明において好ましい酸は
、0−フタル酸、p−フタル酸及びrrl−フタル酸の
ようなヘンゼンジカルボン酸である。このうち0−フタ
ル酸又はその無水物が特に好ましい。又、特に好ましい
アミン化合物は、)(1(水フタル酸無水物1モルとジ
水添牛脂アミン2モルとの反応により得られるアミド−
アミン塩である。他の好ましい化合物は、」1記アミド
ーアミン塩を脱水して得たジアミドである。
混合物として用いる場合には、ポリ第4−シアル−1−
レンエスう−ル、Jニーう−ル又はニスう一ル/エーテ
ルのような別の添加剤1部に対して、12〜■4の平均
炭素数を含むn−アルキルWを含有する本発明のポリマ
ーを0.5〜20重量部、より好ましくは、1.5〜9
重量部とするのがよい。
本発明の添加剤は、本体の蒸留燃料に添加するために濃
縮物として好適に供給される。又、これらの濃縮物にば
必要により他の添加剤を含めることができる。これらの
濃縮物は、好ましくは3〜75屯量%(以下、%とIl
l/j称する。)より、好ましくは3〜(10%、最も
好1にしくば10〜50%の)名刀11′1勿を3・7
ノ、kfよしくは油中?容ン夜である。ごのよパ)な?
lIi lfn物も木ざ0明の範囲内である。
本発明を次の実施例により具体的に説明するが、流動点
降下剤及び泌;過性改良剤としての本発明の添加剤のに
幼性を、次のテストにより類似の他の添加剤と比較した
1つの方法として、添加剤に対する鉱油の応答を、:J
−ルト ソイルター プラギング ボ・イン1− う〜
 ス I□ (Cold l’1lLer Plugg
ing Po1nt Te5t“’ 0FPP”)によ
り測定した。この方法は1、Iouranl or f
l団 1nsLiLuLe or Petroleum
 −52、?i:、No5]0、I 9 (i 6年6
月ぢ、p173〜185にn工U、 <記載された操作
により行なった。
ごのデストは、ジーゼル自動ホにお6Jる中留分のIL
 7J+A ?JC動1’l 、L 4+1閂1’l’
、 ’?c rlする。
この方法をf+jイ1tこ小」−と、試料の鉱油を約−
3/I ’Cに保、1人二ハスに5人A14、約1°C
/分の割合でj1直線的11冷印4−1」なうつ1す1
続的に、つまり曇点より少なくとも2℃高い温度から開
始し、1℃づつ低下さ−lて、冷却した鉱油があらかし
め設定した時間内に細いスクリーンを通過する流動性に
ついてテストした。向、このテストは、試料の鉱油表面
下に入っている逆ざにした漏斗にピペットの下端部が接
続した試験装置により行なった。漏斗の口は、直径12
1111の面積をもつ350メソシユのスクリーン−1
−にひろがっている。この断続的なテストは、ピペット
の」1端を吸引することによって開始され、鉱油はスク
ーンを通ってピペット中の2Q m 7!の頴を示すと
ころまで上Wする。上昇した後、鉱油を直ちにCF P
 P −J−、’h−ブにもどす。このデストは、1島
度を1°Cづ゛つ低下させて、60秒以内に鉱油をビペ
ソ]・中に充填できなくなるまで行な・う。そして、こ
の温度をCFPP温度とする。そして、添加剤無しの鉱
油のCPPPと添加剤を加えた同し鉱油のCFPPとの
差異を、添加剤によるC F l) P降下とした。最
も効果的な流動性改良剤は、同一濃度の添加剤でより大
きなCF P P降下をもたらす。
流動性改良効果を調べるもう1つの方法は、流動性改良
のう一イスう−イレート オペラビリティラース l・
 (disLillal(N oporability
 test ”DOT]’osL’ )の条件下−(行
なわれる。このデス[は、ゆっくりと冷却するテストで
あって、貯蔵された加熱燃料油のボンピンクと相関性を
有する。このテストにおいては、次に示すDOTテスト
により一添加剤を含有する燃料の低温流動性を決定した
鉱油300ml!を1℃/時間の割合で直線的に試験温
度まで冷却し、この温度に維持した。試験温度に2時間
維持した後、冷却の間に鉱油/空気の界面に生成する傾
向がある異常に大きなワックスの結晶を表面層約2 (
1+n℃として除去する。ソックスをボ1〜ルの中に入
れ、ゆっくりと撹拌して分散させた後、CF P P集
成装置を入れる。次に栓を開けて5001の水銀圧で吸
引し、フィルターを通して目盛りつきレシーバ−に燃料
油200r0Iが入ったところで栓を閉しる。もしも、
与えられたメノン7.−リ′イズを通って20’Omβ
が10秒以内に集まった場合には、P a s sと記
録し、フィルターがつまったことを示すように流速があ
まりにも遅くなった場合には、F A T Lと記i、
工する。
20.30.40.60.80.100.120.15
0.200.250及び350メソシユナンバーのフィ
ルタースクリーンを有するCFPP、フィルター集成装
置を用い、燃料油が通過する最も細かなメソシュ(最も
大きなメソシュナンバー)を決定する。燃料油を含むワ
ックスが通過するメソシュナンバーが大きくなればなる
ほど、ワックスの結晶は小さくなり、添加剤の流動性改
良効果は増大する。2つの燃料油について、同し流動性
改良添加剤を用いた同し処理レヘルでも正確に同し結果
が得られないごとに注意すべきである。
流動点は、八STMD!17又はI 5 (I rn 
(!の首の狭ばまったボトルに試験用添加剤と100m
βの燃料油のザンプルを入れ、ワックスが析出するll
!!度よりも5℃七の温度から1℃/時間の割合で冷j
’、nする目視法という2つの方法によって決定する。
燃料油ザンブルは、3°C間隔で、傾は又は逆さにして
流動性を調べた。流動゛リンプル(Fという)は、1「
1りだときに容易に流動するものであり、半流動り°ン
プル(semi −Fという)は、はとんどjfさにし
−(流動するものであり、固形ザンゾル(Sという)は
逆さにしても全く動がないものである。
次にボず燃イ′4油を実験に用いた。
曙 × ω 0 0 u’) 寸 Oへ 寸 cV) ω 寸 C) 曽 リ ■ 0っ ■ 飾 X 0 寸 ■ 帥 ■ OI−+○(1)−■ C\コC\JCNC=コC%JC”J 外 い 算 <cQOQ田 添加剤としては、次のものを用いた。
0添加剤I:平均分子fa 400のポリエチし・ング
リコールを2モルのへ′\ン酸てコニステル化しノこも
の。
0添加剤2:直鎮c1□及びCI4アルコールの50+
50(車量It )混合物をフマル酸と反応さ−1てl
]昌”’r C+z/Cz−? ルキ/l/77+/−
1−ト萌酸ヒニルとを、置1 (モル比)の割合で用い
、触媒占17で)゛ソソイソゾチロニトリルを使J目し
てン容71′9.ノい1!合してえノこコポリマー。
結果を次に、1、′d゛。
cppp AsTMl]97 燃料 添加剤 量(ppm) CFPP 隆下 流動点
A 無添加 −5’C−9°C 1” 500 −8℃ 3℃ −fi ’C2500−
3’C−2℃ −15°C 2: I 30(1:2(10−9゛c 4°C−18
’c2 : 1 600:400 −11°C5”C−
18℃13 5!:H添加 −4℃ 6℃ 1 120 − −[i’c 1 3oo −8℃ 4°C 2180−15℃ 2 3F10 −2℃ −2°C 2: I 1130/120−11°c7°c −18
℃2 : I 300/200 −13℃ 9℃ −2
1°CC無添加 −4℃ −6°C 1500−Σi’c 4℃ −3℃ 1 10(10−7℃ 3°C 21(HIO−2℃ −2℃ 2 : I 300/20(1−6℃ 2°c−12°
C2: I (i(10/400 10’c 6℃ −
15°C本発明の添加剤は、数平均分子@2500であ
す、1III1.酸ビニル含有率36止量%であるエチ
レン/1TII酸ヒニルコボリー/−13重量部及び数
平均分子”、U 350 (lであり、酢酸ビニル含量
J率約13重即%である:J−チレン/酢酸ビニルー1
ポリマー1(株量部からなるポリマーの配合物63重量
%を含fZする油溶液である添加剤3と、D OT試験
で比較し六−9 I)OT試験 −I O’Cでの]、) OT (120mesll)
を通過する乙こ必要な添加剤のllpm 撚1′11 添加剤3 lを3部と2を2部の混合物Δ
 >3.O’00 700 11 80 f) 250 CL、’100 7(10 D 1,250 500 rc >1.5(10300 ソマレー1〜中のiX’+ 艮の効果を決定するために
冷力11剤1 (2部)をともな、った混和物(3部)
中て(・E々のソー7しノート/ r’+l酸;−ニル
」ポリマーを試験し、次の結果を得た。
□ 廿 、−L−壕  0 = く m 翳 寸10のり!”−C10■曽ω鈴■O曽= の ω i (イ) −田 −8卜+ + + −一+ + +8−へ 寸 cJ 
寸 −−−− I 1 ] 1 1 I j ) ○ ○ ○ 0 ゲ?なるアル、l−ル(しかしアルキル基中平均12〜
13.5の炭素原rを仔するものである)から得られノ
こ種々のフマレート/lTl1・酸ビニルコポリマーを
、CFI) l)及び目視流動点試験につぃ゛(、前記
例におりるのと同様の混合物について試験し、その結果
は以上の通りである。
燃料[3及びCは、以下の例において!!i 利、 F
−一−−A五ど1゛−〜T −!とニー1−−四抄壓J
iVc −I B P 20% 50% 90% F 
13 P182 254 285 324 343とと
もに用いた。結果を以下の表に示す。添加剤が流動降−
ド効果をイfさない場合、CFI) f)値は測定でき
ない。流動降下なしには燃料は使用できないからである
自−り +1 八 跪 態 シ ヘ 二 − +1 鴫 ?+ oつ εεE 寸−ヤ 1) 呂 8 昌 ゴ 悟 傳 曹 1 へ −M M M M M @ 1 1 ← ω 寸 −(へ) 添加剤は、水素化した牛脂アミン2モルと無水ソクル酸
を反応さ・けで得た部分アミド(添加剤4)との糾合せ
でも試験し、燃料BにおけるCFPP降下は以下の通り
である。
添加剤 CF P I)降下 添加剤4(25(lppm) 6 添加剤3 (100ppm ) C,□/C,,F/VΔ(250ppm)添加剤4 (
30(lppm ) 添加剤1(100ppm) 6 CI2/ CI4 F / VΔ(100ppm )添
加剤4 (250ppm L O C+z/C+4F/VA (250ppm )第1頁の
続き 優先権主張 ■19澗年8月10日[相]イギリス(1
−明 者 アルバート叱ンシー ア(GB)[有]84
20435 メリカ合衆国ニューシャーシー州 07060 ウオー
レンラウンド トップ ロード 23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (])少なくとも25重量%のn−アルキル基を含み、
    該n−アル+ル基中の平均炭素原子数が12〜14であ
    り、たかだか10重量%にすぎナイアルキル基が14を
    超える炭素原子を含むコポリマー又はポリマーからなる
    120〜500゛Cの範囲で沸胱し、20%と90%蒸
    留点の違いが10(ビcl以[・てあり、及び(又は)
    90%〜最柊沸点の範囲か10〜25℃であり、及び(
    又は)最終沸点範囲が340 ’C〜370℃である蒸
    留石油燃料油の低温流動特性改良用添加剤。 (2)少なくと1)2つの(ユ、。−C1o直鎖飽和ア
    ルキル基及び分子m J OI)〜5.000、好まし
    くは200〜5.000のポリオキシアルキレングリコ
    ール中化処理 グリコール中のアルキル基の炭素原子数が1〜4である
    ポリオこトシアルキレンエステル、コニ−チル、エステ
    ル/ニーう−ル及びその71コ合物とともに使用する、
    特許請求の範囲第+11項記載の添加剤。 (3)少なくとも25車量%の[l−アルキル基を含み
    、該rl−アルキルb(中の平均炭素原子数が12〜1
    4てあり、たかだか10車量%のアルキル基が14をm
    J−る炭素原子を含むmJコポリマーはポリマーを0.
    001〜0.5重量%含自する、120〜500°Cの
    範囲で沸11必し、20%と90%蒸留点の違いが10
    0°C以上であり、及び(又は)90%〜最終沸点の範
    囲力月O〜25℃であり、及び(又は)最終沸点範囲が
    340°C〜370 ’cである蒸留イ」油燃料油。
JP3362085A 1984-02-21 1985-02-21 低温流動特性改良用添加剤及びそれにより改良された中間蒸留組成物 Pending JPS60195192A (ja)

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