JPS60194197A - 熱硬化性樹脂コ−ト紙 - Google Patents

熱硬化性樹脂コ−ト紙

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JPS60194197A
JPS60194197A JP4994484A JP4994484A JPS60194197A JP S60194197 A JPS60194197 A JP S60194197A JP 4994484 A JP4994484 A JP 4994484A JP 4994484 A JP4994484 A JP 4994484A JP S60194197 A JPS60194197 A JP S60194197A
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JP
Japan
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thermosetting resin
coated
paper
roll
paper material
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JP4994484A
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柳井 清
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は熱硬化性樹脂コート紙に係り、更に詳述すれ
ば紙葉の一部に必要に応じて非コート部分を形成すると
共にコートした熱硬化性樹脂がロー1〜面とは反対側の
面に浸透するのを阻止する手段を施した後、熱硬化性樹
脂のコートを施した熱硬化性樹脂コート紙に関するもの
である。
熱硬化性樹脂コート紙の使用目的は、例えばシリコン樹
脂やii樹脂等のコート面によりこの面からの液体の浸
透を防止したり滑性を付与することであるが、シリコン
樹脂を溶媒に溶解状態で紙葉にコートする場合、溶解状
態のシリコン樹脂が紙内面に魚道してコート反対面にま
で容易に到るため非シリコン樹脂コート面に印刷、のり
濡面その他の加工を筋す場合種々の障害を生ずる。具体
的には内面シリコン樹脂コート紙の表面印刷は困難であ
り、しかも印刷後シリコン樹脂コートすると前述のよう
にシリコン樹脂の浸透があり印刷インキが滲んでしまう
内面シリコン樹脂コート紙ののり接着による製函やコー
ン状容器、筒状部材の成形が困難であり、また、シリコ
ン樹脂コート紙にグラビアコート材等でパターンコート
する場合、シリコン樹脂コート反対面へのいわゆる縦方
向への浸透だけでなく、パターンによるシリコン樹脂非
コート部分へのいわゆる模様方向へも容易に浸透して商
品化出来ないと云う欠点がある。
この発明は上述した欠点を除去することを目的とするも
ので、その特徴とするところは、熱硬化性樹脂をコート
すべき紙材の裏面に予じめ水や親水性液体等をコートし
て紙材内部に水や親水性液体等の含浸境界面を設け、こ
の面で紙材表面にコートづる熱硬化性樹脂の紙材裏面へ
の浸透を阻止し裏面を完全非コート面化した熱硬化性樹
脂コート紙を提供°丈るものである。以下この発明の一
実施例を図を用いて詳細に説明する。
第1図はこの発明の熱硬化性樹脂例えばシリコン樹脂コ
ート装置の構成を示すもので、1はコートすべき長尺の
紙材14を巻回したサプライロール、2はガイドロール
3.4をもって送出方向を変えられ後述する手段で熱硬
化性樹脂コー1〜された紙材14を巻取るティクアップ
ロールである。前記したサプライロール1とガイドロー
ル3との間は紙材14が水平に送出され、この間で送出
される紙材14の裏面側に紙材幅よりも長い水槽(親水
性液体+1)6と、この水槽内に配設されその表面に後
述のように加工された水(親水性液体)コートロール7
と、このロールに紙材14を圧着させる背圧ロール8と
で構成した水(親水性液体)コート部5を配設する。ま
た、前記ガイドロール4とティクアップロール2との間
は紙材14が水平に送出され、この間で送出される紙材
14の表面側に紙材幅よりも長い熱硬化性樹脂槽10と
、この熱硬化性樹脂槽内に配設され、その表面に後述す
るように加工された熱硬化性樹脂コートロール11と、
このロールに紙材14を圧着させる背圧ロール12とで
構成した熱硬化性樹脂コート部9を配設する。また前記
熱硬化性樹脂コート部9とティクアップロール2どの間
には熱風乾燥機13および加熱硬化装置13Aが設けら
れている。
第2図(a)は水コードロール7の一部を拡大した断面
図で、水を多量にすなわち紙材14の厚さおよび送出ス
ピードにもよるがロールが接着する一面より他面側まで
浸透せしめ他面側にも熱硬化性樹脂のコートを阻止する
部分はメツシュが大きくかつ)かの深います口部71を
、他面側には熱硬化性樹脂のコートをゆるすがロールが
接着する一面には熱硬化性樹脂の浸透が生じないように
したい部分はメツシュが小さくかつ溝の浅います口部7
2をロールの円周方向に施し、水をコートする出を部分
的に制御し得るように構成する。
第2図(b)は熱硬化性樹脂コートロール11の一部を
拡大した断面図で熱硬化性樹脂をコートしてはならない
部分は鏡面部111を、熱硬化性樹脂をコートする部分
は熱硬化性樹脂は粘度が大きいためメツシュが小さくか
つ溝の浅いより口部112をロールの円周方向に施し、
熱硬化性樹脂をコートする部分としない部分とを区分け
し)qるように(M成しである。
この発明の熱硬化性樹脂コート方法を実施するための装
置は以上のように構成されており、以下紙葉に対し熱硬
化性樹脂をコートする手順を説明する。
第3図乃至第8図に示すように、サプライロール1から
ガイドロール3.4を介してティクアップロール2に連
続して一部スピードで巻取られる長尺の紙材14の裏面
141には、水コート部5の水コートロール7の表面の
ます口部71で比較的多量の水をコートし、第6図Aに
示すように乾燥した紙材14の裏面142から表面14
1にかけて水を第8図に示すように浸透させ熱硬化性樹
脂非コート部143を、ます口部72では少量の水をコ
ートし、第6図B、Cに示すように紙材14の厚さの略
半分まで水が浸透し境界面145を有する熱硬化性樹脂
浸透バリア部144を49成する。水の浸透但は紙材の
材質にもよるがます目の大きさや紙送用スピードにより
コントロールし得る。
次に熱硬化性樹脂コート部9では、第6図B。
Cおよび第8図に示すように熱硬化性樹脂非コート部1
43および熱硬化性樹脂浸透バリア部144を加工され
た紙材14の表面141に、熱硬化性樹脂コートロール
11のます口部112で溶融した熱硬化性樹脂をコート
する。この場合、熱硬化性樹脂コートロール11の鏡面
部111には熱硬化性樹脂はほとんど付着しないが、コ
ート前にすでにこの部分が対応する紙材の裏面には水が
多聞にコートされ、この水が紙材の表面まで浸透し熱硬
化性樹脂非コート部143を構成しているので第7図に
示すように熱硬化性樹脂はコートされず、ます口部11
2に付着した熱硬化性樹脂は熱硬化性樹脂浸透バリア部
144を設けた紙材14の表面にコートされるが、第6
図りに示すにうに表面側にコートされた熱硬化性樹脂は
境界面145までは浸透してもそれ以上の浸透は阻止さ
れ裏面142に熱硬化性樹脂は透出しない。
したがって、第7図および第8図に示ずように熱硬化性
樹脂]−1〜部146はのり代として使用する熱硬化性
樹脂非コート部143を完全に除き、この間の表面側で
しかも紙材の厚さの略半分程度の浸透で熱硬化性樹脂コ
ート部146の表面のみにコートされた後、熱風乾燥u
113および加熱硬化装置13Aで硬化される。なお前
記実施例では含浸境界面を水で形成した例について述べ
たが、水の代りにアルコール類等の親水性の液体、その
他の熱硬化性樹脂の溶解溶媒と親和性の少ない溶媒で前
記境界面145を形成してもよい。
このように熱硬化性樹脂コート加工された熱硬化性樹脂
コート紙16はその裏面に印刷を施したあと第9図(a
)、山)および第10図(ω、山〉に示すように第7図
に示す一点鎖線で切断し、熱硬化性樹脂非コート部14
3をのり代としてここにのり17を付けて封筒貼りする
ことにより、熱硬化性樹脂コート面を内側にした容器の
一部に当る筒状部材18あるいはコーン状の容器19を
のり付けにより製造することができる。
以上述べたようにこの発明は熱硬化性樹脂をコートすべ
き紙材の裏面に予じめ水や親水性液体等をコートして紙
材内部に水や前記液体等の含浸境界面を設け、この面で
紙材表面にコー1〜する熱硬化性樹脂の紙材裏面への浸
透を阻止し裏面を完全非コート血止したので、熱硬化性
樹脂コート時特に薄手の紙材で生じていた熱硬化性樹脂
の浸透による印刷やのり付は加工の困難性を除去し、薄
手の紙材の2次加工を目的にした熱硬化性樹脂コート加
工紙を確実にしかも安価に多聞製造し1qると共に、表
面の印刷かにじみもなくきれいに印刷出来るし、また水
の含浸により紙の加熱時に紙の乾燥し過ぎによる脆化を
防止できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの発明の一実施例を示すもので、第1図
は熱硬化性樹脂コート装置の構成図、第2図(a)は水
や親水性液体のコートロールの拡大断面図、第2図曲は
熱硬化性樹脂コートロールの拡大断面図、第3図は第1
図に示すものを下方から見た斜視図、第4図は各コート
ロールの平面図、第5図は第1図に示すものの側面図、
第6図A乃至りはそれぞれこの発明を実施した紙材の状
態変化を示す拡大断面図、第7図は紙材の一例を示す平
面図、第8図はこの発明を実施した紙材の一例を示す拡
大断面図、第9図(a+。 山)および第10図(a)、山)は熱硬化性樹脂コート
加工紙からの二次製品加工例の説明図である。 1・・・サプライロール、2・・・ティクアップロール
、3.4・・・ガイドロール、5・・・水コート部(親
水性液体コート部)、6・・・水槽(親水性液体+1 
>、7・・・水(親水性液体)コートロール、8,12
・・・背圧ロール、9・・・熱硬化性樹脂コート部、1
0・・・熱硬化性樹脂槽、11・・・熱硬化性樹脂コー
トロール、13・・・熱風乾燥機、13A・・・加熱硬
化装置、14・・・紙材、143・・・熱硬化性樹脂非
コート部、144・・・熱硬化性樹脂浸透バリア部、1
45・・・境界面、146・・・熱硬化性樹脂コート部
。 し°、゛21.。 第4図 (Bン ブ45 第6図(C) V、6図 ′A!、6図 第9回(−6) 第10回(イ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱硬化性樹脂をコートすべき紙材の裏面に予じめ水や親
    水性液体等の前記樹脂の溶解溶媒と親和性の少ない溶媒
    を含浸コートして紙材内部に含浸境界面を設け、この面
    で紙材表面にコートする熱硬化性樹脂の紙材裏面への浸
    透を阻止し裏面を非コート固化したことを特徴とする熱
    硬化性樹脂コート紙。
JP4994484A 1984-03-15 1984-03-15 熱硬化性樹脂コ−ト紙 Pending JPS60194197A (ja)

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JP4994484A JPS60194197A (ja) 1984-03-15 1984-03-15 熱硬化性樹脂コ−ト紙

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941623A (ja) * 1982-08-31 1984-03-07 Shigeyasu Maeda 複数の燃焼室を有する内燃機関
JPS5949942A (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 Mitsuboshi Belting Ltd 中空成形品の切断方法
JPS5949943A (ja) * 1982-09-13 1984-03-22 オ−エンス−イリノイ・インコ−ポレ−テツド プラスチツクスリ−ブをつくるための方法および装置

Patent Citations (3)

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