JPS6019413Y2 - ボタン電話アンプ起動回路 - Google Patents

ボタン電話アンプ起動回路

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Publication number
JPS6019413Y2
JPS6019413Y2 JP11570779U JP11570779U JPS6019413Y2 JP S6019413 Y2 JPS6019413 Y2 JP S6019413Y2 JP 11570779 U JP11570779 U JP 11570779U JP 11570779 U JP11570779 U JP 11570779U JP S6019413 Y2 JPS6019413 Y2 JP S6019413Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
circuit
button telephone
collector
transistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP11570779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5633864U (ja
Inventor
謙作 吉沢
寛 大山
寛 若林
孝久 新井
重一 田辺
丈二 田中
盛夫 滝口
規好 小早川
Original Assignee
神田通信工業株式会社
日本電信電話株式会社
株式会社長谷川電機製作所
岩崎通信機株式会社
明星電気株式会社
株式会社ナカヨ通信機
日本通信工業株式会社
株式会社大興電機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 神田通信工業株式会社, 日本電信電話株式会社, 株式会社長谷川電機製作所, 岩崎通信機株式会社, 明星電気株式会社, 株式会社ナカヨ通信機, 日本通信工業株式会社, 株式会社大興電機製作所 filed Critical 神田通信工業株式会社
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Publication of JPS5633864U publication Critical patent/JPS5633864U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ボタン電話装置において、呼出信号の着信を可聴的に表
示する場合、各電話機にアンプ回路をおき、アンプに呼
出信号を入力し、アンプで増幅し、着信表示器であるス
ピーカ等で可聴表示することが多い。
しかし呼出電話機を選択する場合、低レベルの入力信号
で切り換えることは不要ノイズの発生の点で不利なため
、アンプの電源をオン・オフして選択することが多い。
また、アンプに常時電力を消費させることは電力の点か
らも経済的でなく、このためにもアンプの電源により、
必要時のみアンプを起動することが望ましい。
本考案は、かかるアンプの起動回路に関する。
アンプに電源を急激に投入又は切断すると、この時スピ
ーカから異常なりリックノイズが発生する。
とくにボタン電話装置の如く呼出電話機の選択手段にア
ンプの起動を利用する場合前記ノイズが多発することに
なり、特に呼出信号が音声である場合ノイズが目立つこ
とになる。
これらノイズを防止する手段として種々考えられるが、
本考案は、アンプ起動時のノイズを極めて有効に、また
部品を少なく、形状を小さくするためのアンプ起動回路
を提供するものである。
以下図面に従って本考案の詳細を説明する。
第1図は従来のアンプ起動回路を示し、第2図は本考案
による実施例としてのアンプ起動回路を示す。
また第3図および第4図は、それぞれ第1図、第2図の
アンプに投入される電源電圧の状態を示す図である。
第1図及び第2図において、それぞれに示す回路符号は
以下に示す通りである。
AMP・・・・・・アンプ回路、SP・・・・・・スピ
ーカ、TR・・・・・・起動トランジスタ、co・・・
・・・入力コンデンサ、C1・・・・・・時定数を設定
するコンデンサ、R3・R1・R2・・・・・・抵抗器
、E・・・・・・電源、SG・・・・・・信号入力端子
、ST・・・・・・アンプ起動端子。
第1図において、ST端子に電源Eが印加されるとTR
がオンし、コンデンサC1に充電されるまでの間AMP
に加わる電圧は第3図に示す如く変化する。
すなわちAMPに急激に電源が投入されることなくCI
とR2による時定数によって立上り時間の遅れを生じ、
SPよりクリックノイズとして発生することを防止する
ST端子の電源Eが切断されるとコンデンサC1が放電
するが、C□とAMPの電源インピーダンスによる時定
数により、AMPに印加された電源が急激に切断される
ことはなく、第3図の如く、ある立下り時間をもって除
々に降下するためSPよりクリックノイズは発生しない
しかし、抵抗器R2はAMPに加わる電力を制限するた
め大きな抵抗は挿入できず、又充電曲線は第3図に示す
如く、急激な立上りカーブを示すためクリックノイズを
除去するためにほかなり大きな容量のコンデンサC□を
要する。
またC□を大きくすると立下り時間はアンプの電源イン
ピーダンスにもよるが立上り時間よりもかなり長くなる
ため、正常な呼出信号音が除々に消滅することとなり、
極めて歯切れの悪いアンプ起動回路となる欠点を有腰最
も望ましい形である立上り時間と立下り時間を同等にす
ることは難しい。
また、立上り時のクリックノイズを完全に消去するため
には、前記のとおりR2をあまり大きく出来ないため、
C□の容量が大きく形状も大きくなり実装スペース上も
欠点を有している。
第2図は本考案によるアンプ起動回路で、上記欠点を除
去し、電源投入時のクリックノイズを理想的に防止でき
る回路である。
本回路ではTRの増幅度を利用し、C□とR□・R2の
時定数の組み合せで積分回路を構成している。
この積分回路の特徴は立上り、立下り共図4に示す如く
ほぼ直線的であるため、またTRの増幅度を利用してい
る為、時定数用コンデンサの容量を極めて小さく出来、
立上り時間、立下り時間をR□、R2,R3を適当に設
定することにより、容易に同等にできる利点がある。
第2図にて本考案の原理を説明する。
通常待受状態、は E −AMP −C・−R=[:藷
「地気の回路で図に示す極性でC□が充電されている。
ST端子に電源Eが印加されると、C1の電荷は、C1
→AMP、E→ST、R1→C□の回路で放電を開始し
、TRのコレクタの電位が降下する。
一方、このコンデンサの電位の動きにより 2 l: 、3J−’地気の回路の電流が制限され、こ
の電流とTRのコレクタ電圧が帰還作用によりバランス
しながら、TRのベース電流が除々に大きくなり、TR
のコレクターエミッタ間の電圧が除々に小さくなって、
最終的にTRがオンしAMPに電源Eが印加される。
TRが完全にオンした状態ではC1にはE、ST端子→
R□→C1→TR→地気の回路でR2の両端の電位差分
だけ図に示した極性と反対の極性に充電される。
ST端子の電源Eが切断されると E −−AMP −C・−1・[Jン、「地気の回路で
C1が放電し、逆方向に充電されてゆく。
一方前述したように、TRのコレクタの電位がC1によ
って帰還されているため、TRのベース電流が制限され
ながら除々に少なくなっていき、コレクタの電位が除々
に上昇し、最終的にTRはオフとなり、AMPの電源が
断たれ、もとの待受状態に戻る。
以上説明した如く、TRのコレクタからR2を通してT
Rのベースに帰還した積分回路を構成することにより、
AMPの電源の印加電圧を立上り、立下りとも直線的な
時間遅れを生じさせることにより、AMPへの電源投入
時のクリックノイズを完全に消去することが出来る。
またTRの増幅度を利用している為R1,R2を大きく
することが出来、電源のロス電圧を生じさせることなく
、時定数用コンデンサC1の容量を極力小さくすること
が可能である。
またR1.R2,R3の抵抗比を適当に選定することに
より、立ち上り、立ち下り時間をほぼ同等にすることが
出来、着信表示の電話機を選択する手段として、本考案
によるアンプ起動回路を適用すれば、歯切れがよく、電
源投入時のクリックノイズの発生を防止したアンプ起動
回路とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアンプ起動回路の実施例としての回路図
である。 第2図は本考案による実施例としてのアンプ起動回路の
回路図である。 第3図は第1図のアンプ起動回路の電圧変化状態を示す
図である。 第4図は第2図のアンプ起動回路の電圧変化状態を示す
図である。 AMP・・・・・・アンプ回路、SP・・・・・・スピ
ーカ、TR・・・・・・起動トランジスタ、Co・・・
・・・入力コンデンサ、C□・・・・・・時定数を設定
するコンデンサ、R3・R1・R2・・・・・・抵抗器
、E・・・・・・電源、SC・・・・・・信号入力端子
、ST−・・・・・アンプ起動端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボタン電話装置において、呼出ボタン電話機の着信表示
    器に着信表示させるアンプを起動するトランジスタのベ
    ースとアンプ起動端子との間に抵抗器を2本直列に接続
    し、前記2本の抵抗器の接続点と該トランジスタのコレ
    クタとの間にコンデンサを接続し、該トランジスタのコ
    レクタにてアンプに電源を供給してアンプを起動するボ
    タン電話機のアンプ起動回路。
JP11570779U 1979-08-24 1979-08-24 ボタン電話アンプ起動回路 Expired JPS6019413Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11570779U JPS6019413Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24 ボタン電話アンプ起動回路

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Publication Number Publication Date
JPS5633864U JPS5633864U (ja) 1981-04-02
JPS6019413Y2 true JPS6019413Y2 (ja) 1985-06-11

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ID=29347940

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