JPS5837133Y2 - 音声信号出力回路 - Google Patents

音声信号出力回路

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JPS5837133Y2
JPS5837133Y2 JP1977102798U JP10279877U JPS5837133Y2 JP S5837133 Y2 JPS5837133 Y2 JP S5837133Y2 JP 1977102798 U JP1977102798 U JP 1977102798U JP 10279877 U JP10279877 U JP 10279877U JP S5837133 Y2 JPS5837133 Y2 JP S5837133Y2
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JP
Japan
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level
output
terminal
audio signal
potential
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Application number
JP1977102798U
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JPS5429635U (ja
Inventor
靖雄 水出
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は音声信号を出力する音声信号出力回路に係り
、特に電源投入時にショック音信号の発生を防止するよ
うな改良に関する。
第1図は従来の音声信号出力回路の一例を示す構成国で
ある。
第1図において1は例えば集積回路化された音声信号出
力素子である。
この音声信号出力素子1からは例えば5つの端子2〜6
が導出されている。
そして端子2にはスイッチ7を介して電源電圧Vccが
供給されるようになっている。
また端子3は基準電位点(接地電位点)に接続されてい
る。
さらに端子4は音声信号が供給される同相入力端子で、
この端子4には直流カット用のコンデ゛ンサ8、信号源
用の抵抗9を介して音声信号源10の一端が接続されて
いる。
また上記音声信号源10の他端は接地電位点に接続され
ている。
端子5は帰還用信号が供給される逆相入力端子で、この
端子5と接地電位点との間には帰還用のコンテ゛ンサ1
1が接続さている。
端子6は音声信号が出力される出力端子で、この端子6
には直流カット用のコンテ゛ンサ12を介してスピーカ
13の一端が接続されている。
そして上記スピーカ13の他端は接地電位点に接続され
ている。
そして上記回路において、スイッチ7か゛閉成されなけ
ればすなわち電源電圧Vccが供給されていなければ、
各コンテ゛ンサ8,11.12のチャージはほとんど零
である。
そしてこの状態からスイッチ7を閉成して、音声信号出
力素子1に電源電圧■。
0を供給すると、この後急激に端子5の電位が第2図に
示す波形図のように定常直流電位■3をこえて電源電圧
Vccに近ずく。
この結果、スピーカ13の両端には第3図に示すような
パルス状のショック音信号が加わり、スピーカ13から
大きなショック音が発生する。
この主な原因はスイッチ7閉或直後、端子5に接続され
たコンデンサ11のチャージがほとんど零であり、端子
5の電位が低いためである。
すなわち、端子5は端子6に対して逆相関係にあり、こ
の端子5の電位が低いとき端子6は高電位になるためで
ある。
この状態はやがて端子6〜コンデンサ12〜スピ一カ1
3〜接地電位点〜コンテ゛ンサ11〜端子5なる直流帰
還系路を通して、除々にコンデンサ11のチャージが増
加することにより解消する。
このように従来の音声信号出力回路では、電源投入時ス
ピーカ13にショック音が発生することがさけられず気
分を不快にすると共に、さらにはスピーカ13を破損し
てしまうといった欠点があった。
この考案は上記のような事情を考慮してなされたもので
、その目的は電源投入時のショック音信号の発生を防止
し、もってショック音発生による気分の不快感をなくし
さらにはスピーカの破損をふせぐことができる音声信号
出力回路を提供することにある。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第4図はこの考案の音声信号出力回路の一実施例を示す
構成図である。
第4図において21は例えば集積回路化された音声信号
出力素子である。
この音声信号出力素子21からは例えば6つの端子22
〜27が導出されている。
そして端子22にはスイッチ28を介して電源電圧Vc
cが供給されるようになっている。
また端子23は基準電位点(接地電位点)に接続されて
いる。
さらに端子24は音声信号が供給される同相入力端子で
、この端子24には直流カット用のコンテ゛ンサ29、
信号源用の抵抗30を介して音声信号831の一端が接
続されている。
また上記音声信号源31の他端は接地電位点に接続され
ている。
端子25は帰還用信号が供給される逆相入力端子で、こ
の端子25には一端が接地電位点に接続されている帰還
用のコンテ゛ンサ32の他端が接続されていると共に、
シュミットトリガ回路33の入力端子34が接続されて
いる。
上記シュミットトリガ回路33は1つの入力端子34と
2つの出力端子35.36を有している。
そしてシュミツ)l−リガ回路33の1つの出力端子3
5と入力端子34は抵抗37を介して接続されている。
なおこのシュミツ))リガ回路33については後に詳述
する。
端子26は音声信号出力素子21の音声信号出力用の端
子27の直流電位を接地電位側に引き下げる位置から導
出されている端子であり、たとえば出力トランジスタを
駆動するドライバ段のトランジスタのベースから引き出
されている。
そして、この端子26は上記シュミットトリガ回路33
の他方の出力端子36に接続されていて、この出力端子
36の直流電圧レベルがより高レベルなほど端子27の
直流電位のレベルは接地電位レベルに近ずくようになっ
ている。
上記端子27は音声信号が出力される出力端子で、この
端子27には直流カット用のコンデンサ38を介してス
ピーカ39の一端が接続されている。
そして上記スピーカ39の他端は接地電位点に接続され
ている。
第5図は横軸にシュミットトリガ回路33の入力端子3
4の電位すなわち入力電位、縦軸に出力端子36の電位
すなわち出力電位を各々とり、シュミットトリガ回路の
入出力特性を示す波形図である。
第5図において、入力端子34の電位が低いとき出力端
子36の電位レベルは高レベルになり、順次入力端子3
4の電位を上げていき第1の電位■1まで達すると、出
力端子36の電位レベルは低レベルになり以下入力端子
34の電位を上げ続けても出力端子36の電位レベルは
低レベルを依持する。
そしてこんどは逆に入力端子34の電位を下げていき、
上記第1の電位V工より低い値の第2の電位■2に入力
端子34の電位が達したとき、出力端子36の電位レベ
ルは再び高レベルに反転する。
そしてこの後入力端子34の電位を下げ続けても、出力
端子36の電位レベルは高レベルを依持する。
すなわち、シュミットトリガ回路33はヒステリシス特
性を有している。
次に上記のように構成された回路の動作を説明する。
先ずスイッチ28を閉成する。このとき、端子22を介
して音声信号出力素子21に電源電圧■。
Cが入力する。
このとき端子25の電位はほぼ零であるため、端子25
の電位を入力とするシュミットトリガ回路33の出力端
子36の電位レベルは第5図に示すように高レベルとな
る。
この結果音声信号出力素子21の端子26が高レベルと
なるので、端子27の直流電圧はほぼ接地電位となる。
すなわちこのときスピーカ39からはショック音は発生
しない。
この後、シュミツ))リガ回路33の出力端子35から
抵抗37を介して、音声信号出力素子21の端子25に
高レベル信号が与えられるために、端子25に接続され
ているコンデンサ32の電位が徐々に上昇していく。
そしてこのコンデンサ32の電位が第1の電位■1に達
した後、シュミットトリガ回路33の出力端子36の電
位レベルは反転して低レベルになる。
またこのとき音声信号出力素子21の端子25は、定常
バイアス電位より大きな値の第1の電位■1でバイアス
されるので、端子27の直流電位は相変わらすほぼ接地
電位となっている。
次にシュミツ))リガ回路33の出力端子36の電位レ
ベルが低レベルに反転した後、音声信号出力素子21の
端子25に接続されたコンデンサ32の両端電位レベル
が自然放電により徐々に定常バイアス電位レベルに戻っ
てくる。
コンテ゛ンサ32の両端電位レベルが定常バイアス電圧
レベルに戻ってくるにつれ、音声信号出力素子21の端
子27における直流電位は第6図に示すように徐々に直
流定常電圧レベル■8に近すきつつ上昇する。
この結果スピーカ38の両端には第7図に示すようにほ
んのわずかなショック音信号しか加わらないので、スピ
ーカ38から大きな音が発生することかない。
したがってショック音によりスピーカ38が破損するこ
ともない。
以上説明したようにこの考案によれば、電源投入時のシ
ョック音信号の発生が防止でき、もってショック音の発
生による気分の不快感を解消できさらにはスピーカの破
損を防ぐことのできる音声信号出力回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音声信号出力回路を示す構成図、第2図
および第3図は各々上記従来の音声信号出力回路の動作
を説明するための特性図、第4図はこの考案の一実施例
を示す構成図、第5図〜第7図は各々上記実施例を説明
するための特性図で゛ある。 21・・・・・・音声信号出力素子、22〜27・・・
・・・端子、28・・・・・・スイッチ、29,32.
38・・・・・・コンデンサ、30゜37・・・・・・
抵抗、31・・・・・・音声信号源、33・・・・・・
シュミットI・リガ回路、34・・・・・・入力端子、
35 、36・・・・・・出力端子、39・・・・・・
スピーカ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 音声信号が供給される同相入力端子、帰還信号が供給さ
    れる逆相入力端子、音声信号が出力される出力端子、こ
    の出力端子の直流出力電位を接地電位側に引き下げる信
    号が供給される直流出力電位降下端子それぞれを有する
    音声信号出力部と、上記音声信号出力部の逆相入力端子
    の電圧レベルを人力とし、この入力レベルが第1の電圧
    レベルよりも低い期間で゛はその出力レベルは高レベル
    となり、入力レベルが第1の電圧レベルよりも高い期間
    で゛はその出力レベルはイ氏レベルとなり、出力レベル
    が低レベルの期間に入力レベルが上記第1の電圧レベル
    よりも低い第2の電圧レベルになるまで゛出力レベルは
    低レベルを保ち、入力レベルが第2の電圧レベルよりも
    低くなったときに出力レベルが高レベルになるようにヒ
    ステリシス特性をもつシュミツ))リガが回路とを具備
    し、上記シュミツl−)リガ回路の出力を前記音声信号
    出力部の直流出力電位降下端子に供給すると共に抵抗を
    介して逆相入力端子に供給し、前記音声信号出力部の逆
    相入力端子の定常動作レベルが上記シュミットトリガ回
    路の第1.第2の電圧レベルの間になるようにしたこと
    を特徴とする音声信号出力回路。
JP1977102798U 1977-07-30 1977-07-30 音声信号出力回路 Expired JPS5837133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977102798U JPS5837133Y2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 音声信号出力回路

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JP1977102798U JPS5837133Y2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 音声信号出力回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5429635U JPS5429635U (ja) 1979-02-27
JPS5837133Y2 true JPS5837133Y2 (ja) 1983-08-22

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ID=29042718

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977102798U Expired JPS5837133Y2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 音声信号出力回路

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JP (1) JPS5837133Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5367333A (en) * 1976-11-27 1978-06-15 Nec Corp Shock noise reduction circuit for amplifier

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5367333A (en) * 1976-11-27 1978-06-15 Nec Corp Shock noise reduction circuit for amplifier

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Publication number Publication date
JPS5429635U (ja) 1979-02-27

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