JPS60194126A - 仮撚ユニット - Google Patents
仮撚ユニットInfo
- Publication number
- JPS60194126A JPS60194126A JP4578884A JP4578884A JPS60194126A JP S60194126 A JPS60194126 A JP S60194126A JP 4578884 A JP4578884 A JP 4578884A JP 4578884 A JP4578884 A JP 4578884A JP S60194126 A JPS60194126 A JP S60194126A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact pressure
- belt
- fiber bundle
- belts
- spun yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
製造する方法に係り、特に上記ファイバ束に仮撚を施す
過程を経て紡績糸を製造する方法に関する。
過程を経て紡績糸を製造する方法に関する。
空気式紡績機等においては他のリング式やオーフンエン
ド式と異なり、ステーブルファイバ束に仮撚を作用させ
ることにより、該ファイバ東上に生じた毛羽等を撚り込
んで紡績糸を製造するようになっている。上記仮撚を作
用させる手段として圧縮空気を噴出してステーブルファ
イバ束を旋回させる空気噴射ノズルを用い、また上記毛
羽を有効に発生させるために上記ノズルの,上流側に該
ノズルとは逆の方向に圧縮空気を噴出する別の空気噴射
ノズルを設置することが既に提案されている。このよう
な紡績機によれば前記リング式の数倍におよぶ高速紡績
が可能であるが、紡績速度を更に高めるには噴出される
空気の圧力を強くせねばならず、エネルギー消費が急速
に増大するため実際」二は困難である。従ってステーブ
ルファイバ束を高速で回転するローラ等に直接接触させ
て仮撚を施す試みもなされているが、上記ファイバ束は
フィラメント束の場合と異なり太さに多少のムラがある
ため、これを上記ローラ等で単に仮撚すれば撚リムラが
生じ、得られた紡績糸の質が低下することは避けられな
い。
ド式と異なり、ステーブルファイバ束に仮撚を作用させ
ることにより、該ファイバ東上に生じた毛羽等を撚り込
んで紡績糸を製造するようになっている。上記仮撚を作
用させる手段として圧縮空気を噴出してステーブルファ
イバ束を旋回させる空気噴射ノズルを用い、また上記毛
羽を有効に発生させるために上記ノズルの,上流側に該
ノズルとは逆の方向に圧縮空気を噴出する別の空気噴射
ノズルを設置することが既に提案されている。このよう
な紡績機によれば前記リング式の数倍におよぶ高速紡績
が可能であるが、紡績速度を更に高めるには噴出される
空気の圧力を強くせねばならず、エネルギー消費が急速
に増大するため実際」二は困難である。従ってステーブ
ルファイバ束を高速で回転するローラ等に直接接触させ
て仮撚を施す試みもなされているが、上記ファイバ束は
フィラメント束の場合と異なり太さに多少のムラがある
ため、これを上記ローラ等で単に仮撚すれば撚リムラが
生じ、得られた紡績糸の質が低下することは避けられな
い。
本発明は上述した問題を解決するためになされたもので
、上記撚リムラを生ずることなくしかも高速紡績に適し
た紡績糸の製造方法を提供することを目的とする。
、上記撚リムラを生ずることなくしかも高速紡績に適し
た紡績糸の製造方法を提供することを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。4
第1図は本発明を採用した紡績機の概略を示し、(1)
はバックローラ(2)、エプロン(3)を有するミドル
ローラ(4)、およびフロントローラ(5)の各対から
なる公知のドラフト装置である。バックローラ(2)の
後方から導入されたステープルファイバ束(S)は回転
する上記ローラ(2) (4) (5)の各対の間に挟
圧されて送り出され、所定の太さにまでドラフトされた
後、フロントローラ(5)の前方に配設された空気噴射
ノズル(6)に導入される。空気噴射ノズル(6)は一
定方向に旋回する圧縮空気流をステープルファイバ束(
S)に対して噴出し、該空気流によって上記ファイバ束
(S)はフロントローラ(5)とノズル入口(7)との
間、および空気噴射ノズル(6)内でバルーンを形成す
る。空気噴射ノズル(6)を出たステープルファイバ束
(S)は更に前方のベルト式仮撚装置(8)に導入され
、紡績糸(紛となってデリベリローラ(9)で引出され
た後、フリクションローラ(10)で回転駆動されるパ
ッケージ(P)上に巻取られる。ベルト式仮撚装置(8
)は第2図に示す如く2本の無端ベルト(B1)(B2
)をそれぞれ駆動プーリ(11)と従動プ」ノ(12)
との間に巻掛けると共に両ベルト(B1)(B2)を互
いにX字形に交差させて接触させたもので、ステープル
ファイバ束(S)は両ベルト(Bl)(B2)の交差面
間にニップされ、駆動プーリ (11) (11)の回
転により両ベルト (Bl)(B2)が矢印(13)
(14)方向に走行して上記ファイバ束(S)を仮撚す
ると共に矢印(15)方向に送出する。
はバックローラ(2)、エプロン(3)を有するミドル
ローラ(4)、およびフロントローラ(5)の各対から
なる公知のドラフト装置である。バックローラ(2)の
後方から導入されたステープルファイバ束(S)は回転
する上記ローラ(2) (4) (5)の各対の間に挟
圧されて送り出され、所定の太さにまでドラフトされた
後、フロントローラ(5)の前方に配設された空気噴射
ノズル(6)に導入される。空気噴射ノズル(6)は一
定方向に旋回する圧縮空気流をステープルファイバ束(
S)に対して噴出し、該空気流によって上記ファイバ束
(S)はフロントローラ(5)とノズル入口(7)との
間、および空気噴射ノズル(6)内でバルーンを形成す
る。空気噴射ノズル(6)を出たステープルファイバ束
(S)は更に前方のベルト式仮撚装置(8)に導入され
、紡績糸(紛となってデリベリローラ(9)で引出され
た後、フリクションローラ(10)で回転駆動されるパ
ッケージ(P)上に巻取られる。ベルト式仮撚装置(8
)は第2図に示す如く2本の無端ベルト(B1)(B2
)をそれぞれ駆動プーリ(11)と従動プ」ノ(12)
との間に巻掛けると共に両ベルト(B1)(B2)を互
いにX字形に交差させて接触させたもので、ステープル
ファイバ束(S)は両ベルト(Bl)(B2)の交差面
間にニップされ、駆動プーリ (11) (11)の回
転により両ベルト (Bl)(B2)が矢印(13)
(14)方向に走行して上記ファイバ束(S)を仮撚す
ると共に矢印(15)方向に送出する。
このときステープルファイバ束(S)に加わる加熱力の
作用方向は前記空気噴射ノズル(6)による圧縮空気の
旋回方向と逆の方向であり、上記加熱力によってステー
プルファイバ束(S)上に形成された撚りはフロントロ
ーラ、(5)まで伝播する。こうして撚られたステープ
ルファイバ束(S)は空気噴射ノズル(6)による前記
バルーンによって振回され、該ファイバ束(S)上の各
ファイバにスリップまたは撚り逃げが生じる。このスリ
ップ現象は空気噴射ノズル(6)の旋回気流によって助
長され、また上記ノズル(6)の細い入口(7)および
出口(16)との摩擦によっても助長され、ファイバ束
表面には毛羽の如く遊離した多数のファイバが形成され
る。このよう、こしてスリップの生じたステープルファ
イバ束(S)は上記仮撚装置(8)通過後に強い撚り戻
し作用を受け、この撚り戻し作用によってスリップして
いた各ファイバが撚り込まれる結果、実撚と交絡の混在
した紡績糸(Y)が形成される。
作用方向は前記空気噴射ノズル(6)による圧縮空気の
旋回方向と逆の方向であり、上記加熱力によってステー
プルファイバ束(S)上に形成された撚りはフロントロ
ーラ、(5)まで伝播する。こうして撚られたステープ
ルファイバ束(S)は空気噴射ノズル(6)による前記
バルーンによって振回され、該ファイバ束(S)上の各
ファイバにスリップまたは撚り逃げが生じる。このスリ
ップ現象は空気噴射ノズル(6)の旋回気流によって助
長され、また上記ノズル(6)の細い入口(7)および
出口(16)との摩擦によっても助長され、ファイバ束
表面には毛羽の如く遊離した多数のファイバが形成され
る。このよう、こしてスリップの生じたステープルファ
イバ束(S)は上記仮撚装置(8)通過後に強い撚り戻
し作用を受け、この撚り戻し作用によってスリップして
いた各ファイバが撚り込まれる結果、実撚と交絡の混在
した紡績糸(Y)が形成される。
ベルト式仮撚装置(8)は各ベルト(Bl)(B2)を
それぞれ支持する2つのユニットから構成され、両ベル
ト(Bl)(B2)間で糸(Y)に所定のニップ圧を与
えるには、一方のベルト(B2)の位置を固定しておき
、他方のベルト(B1)をその駆動プーリ (11)を
中心として従動プーリ (12)と共に旋回させ、両ベ
ルト(Bl)(B2)を互いに押圧することによって行
われる。
それぞれ支持する2つのユニットから構成され、両ベル
ト(Bl)(B2)間で糸(Y)に所定のニップ圧を与
えるには、一方のベルト(B2)の位置を固定しておき
、他方のベルト(B1)をその駆動プーリ (11)を
中心として従動プーリ (12)と共に旋回させ、両ベ
ルト(Bl)(B2)を互いに押圧することによって行
われる。
上記した旋回する側のベルト(Bl)を支持するユニッ
トの構造について、第3図および第4図で説明する。同
図において駆動プーリ(11)に連結固定されたシャフ
ト(17)はその下端に駆動ベルト(18)と接触する
ローラ(19)を有し、ベアリング(20)によって筒
体(21)内に回転自在に支持されている。該筒体(2
1)はブラケット(22)内に固定されており、該ブラ
ケットより延出したアーム部(23)上に前記従動プー
リ(12)が回転自在に支持されている。また筒体(2
1)にはその外周に第4図に示す如く3つの突起(24
) (25) (26)を有するリング(27)が固着
されており、該リング(27)からベアリング(28)
を介して基台(29)に対し回転自在に支持されている
。従って該基台(29)に対し筒体(21)およびブラ
ケット(22)が一体に回転自在であり、筒体(21)
に対しシャフト(17)即ち駆動プーリ(11)が回転
自在となっている。
トの構造について、第3図および第4図で説明する。同
図において駆動プーリ(11)に連結固定されたシャフ
ト(17)はその下端に駆動ベルト(18)と接触する
ローラ(19)を有し、ベアリング(20)によって筒
体(21)内に回転自在に支持されている。該筒体(2
1)はブラケット(22)内に固定されており、該ブラ
ケットより延出したアーム部(23)上に前記従動プー
リ(12)が回転自在に支持されている。また筒体(2
1)にはその外周に第4図に示す如く3つの突起(24
) (25) (26)を有するリング(27)が固着
されており、該リング(27)からベアリング(28)
を介して基台(29)に対し回転自在に支持されている
。従って該基台(29)に対し筒体(21)およびブラ
ケット(22)が一体に回転自在であり、筒体(21)
に対しシャフト(17)即ち駆動プーリ(11)が回転
自在となっている。
上記駆動ベルト(18)が図外の装置によって走行駆動
されることにより、ローラ(19)からシャフト(17
)を介して駆動プーリ(11)が回転し、無端ベルト(
B1)を介して従動プーリ (12)が回転する。更に
基台(29)内には第4図に示す接圧付与装置(30)
、接圧調整装置(31)およびベルt−it反装置(
32)がそれぞれ設けられている。接圧付与装置(3o
)はエアーシリンダから成’)、圧縮空気の流入によっ
てピストンロッド(33)の先端が前記リング(27)
の第1の突起(24)に当接し、該リング(27)を第
4区花回り方向、即ち無端ベルト(B1)を他方のベル
l−(B2)に対して押圧する方向に付勢している。接
圧調整装置(31)は基台(29)に螺入された螺子体
(34) 、該螺子体(34)に固定された棒状のピン
(35) 、一端が第2の突起(25)に当接し他端が
上記ピン(35)に遊嵌するキャップ(36) 、およ
びピン(35)の周りに装着され上記螺子体(34)と
キャップ(36)とを互いに離反する方向に付勢するス
プリング(37)がら成る。接圧調整装@ (31)は
接圧付与装置(3o)と直交するように設けられており
、スプリング(37)の力でリング(27ンを第4図右
回り方向、即ち無端ベルト(B1)を他方のベルト(B
2)がら離反させる方向に付勢する。また螺子体(34
)を回動操作することにより、スプリング(37)のイ
」勢力を変えることができる。ベルト離反装置(3,2
)はカム部(38)を有する操作ロンド(39)と、一
端が第3の突起(26)と当接し他端が上記カム部(3
8)と係合する作用ロッド(40) 、および該作用ロ
ッド(4o)を第3の突起(26)がら離反する方向に
付勢するスプリング(41)がら成る。このベルト離反
装置(32)はベルト式仮撚装置に最初に糸掛けを行う
際に用いるもので、操作ロンド(39)を手で軽く回す
ことによりカム部(38)の突出部分が作用ロッド(4
o)を押圧し、該ロッド(4o)の先端が第3の突起(
26)に当接してリング(27)が第4図右回り方向に
回転し、両ベル) (B1)(B2)が互いに離反した
状態に維持される。(の間に両ベルト(Bl)(B2)
間にステープルファイバ束(S)を通し、再び操作レバ
ー(39)を回すことによって上記ファイバ束(8)を
ニップ状態とすることができる。
されることにより、ローラ(19)からシャフト(17
)を介して駆動プーリ(11)が回転し、無端ベルト(
B1)を介して従動プーリ (12)が回転する。更に
基台(29)内には第4図に示す接圧付与装置(30)
、接圧調整装置(31)およびベルt−it反装置(
32)がそれぞれ設けられている。接圧付与装置(3o
)はエアーシリンダから成’)、圧縮空気の流入によっ
てピストンロッド(33)の先端が前記リング(27)
の第1の突起(24)に当接し、該リング(27)を第
4区花回り方向、即ち無端ベルト(B1)を他方のベル
l−(B2)に対して押圧する方向に付勢している。接
圧調整装置(31)は基台(29)に螺入された螺子体
(34) 、該螺子体(34)に固定された棒状のピン
(35) 、一端が第2の突起(25)に当接し他端が
上記ピン(35)に遊嵌するキャップ(36) 、およ
びピン(35)の周りに装着され上記螺子体(34)と
キャップ(36)とを互いに離反する方向に付勢するス
プリング(37)がら成る。接圧調整装@ (31)は
接圧付与装置(3o)と直交するように設けられており
、スプリング(37)の力でリング(27ンを第4図右
回り方向、即ち無端ベルト(B1)を他方のベルト(B
2)がら離反させる方向に付勢する。また螺子体(34
)を回動操作することにより、スプリング(37)のイ
」勢力を変えることができる。ベルト離反装置(3,2
)はカム部(38)を有する操作ロンド(39)と、一
端が第3の突起(26)と当接し他端が上記カム部(3
8)と係合する作用ロッド(40) 、および該作用ロ
ッド(4o)を第3の突起(26)がら離反する方向に
付勢するスプリング(41)がら成る。このベルト離反
装置(32)はベルト式仮撚装置に最初に糸掛けを行う
際に用いるもので、操作ロンド(39)を手で軽く回す
ことによりカム部(38)の突出部分が作用ロッド(4
o)を押圧し、該ロッド(4o)の先端が第3の突起(
26)に当接してリング(27)が第4図右回り方向に
回転し、両ベル) (B1)(B2)が互いに離反した
状態に維持される。(の間に両ベルト(Bl)(B2)
間にステープルファイバ束(S)を通し、再び操作レバ
ー(39)を回すことによって上記ファイバ束(8)を
ニップ状態とすることができる。
なお、基台(29)に貫通して螺入された螺子(42)
は上述したユニットを図示しないフレームに固定するた
めのものであり、また他方のベルト(B2)を支持する
ユニットの構造は第3図および第4図に示した機構より
接圧付与装置(30)、接圧調整装置(31)およびベ
ルト離反装@ (32)をそれぞれ除去したものに相当
する。
は上述したユニットを図示しないフレームに固定するた
めのものであり、また他方のベルト(B2)を支持する
ユニットの構造は第3図および第4図に示した機構より
接圧付与装置(30)、接圧調整装置(31)およびベ
ルト離反装@ (32)をそれぞれ除去したものに相当
する。
接圧付与装置(30)には図外の圧空源から常時圧縮空
気が送られており、ピストンロッド(33)がリング(
27)を押圧することによりブラケッ1− (22)を
旋回付勢し、両ベルト(Bl)(B2)間に一定の接圧
を付与している。これに対し接圧調整装置(31)はス
プリング(37)の力によってブラケット(22)を上
記とは逆の方向に旋回付勢しており、」二記接圧付与装
置(30)による接圧の微調整を図っている。
気が送られており、ピストンロッド(33)がリング(
27)を押圧することによりブラケッ1− (22)を
旋回付勢し、両ベルト(Bl)(B2)間に一定の接圧
を付与している。これに対し接圧調整装置(31)はス
プリング(37)の力によってブラケット(22)を上
記とは逆の方向に旋回付勢しており、」二記接圧付与装
置(30)による接圧の微調整を図っている。
両ベルト(Bl)(B2)は糸(Y)又はファイバ束(
S)を挾んで互いに圧接しているが、上記ファイバ束(
8)の太さは前記ドラフト装置(1)の性能により、ま
たドラフト前の状態等によって第5図に示す如く多少の
ムラがあり、この太さムラに応じて両ベルト(Bl)(
B2)間の間隔および接圧は微妙に変動する。第5図の
太部分(Sl)が両ベルト(B 1)(B2)間を通過
すると上記接圧は瞬間的に拡大され、その後はその反動
によって縮小、拡大を繰返しつつ次第に減衰して第6図
に示す如き接圧曲線を描く。このベルト間接圧は前記接
圧付与装置(30)に供給される圧縮空気の粘性とベル
ト(Bl)(B2)の変動速度との積で決まるため、上
記太部分(Sl)の通過後は比較的速やかに元の接圧に
復帰して他の部分に対する接圧変動を生じず、また太さ
のゆるやかな変化に対してはほぼ一定の接圧を維持でき
る。両ベルト(BIXB2)を圧縮空気に代えてスプリ
ングにより付勢した場合、太部分(Sl)通過後の前記
接圧曲線は第7図に示す如く元の接圧に復帰するまで時
間がかかり、ファイ4マ束(S)上の他部分への悪影響
を排除できない。
S)を挾んで互いに圧接しているが、上記ファイバ束(
8)の太さは前記ドラフト装置(1)の性能により、ま
たドラフト前の状態等によって第5図に示す如く多少の
ムラがあり、この太さムラに応じて両ベルト(Bl)(
B2)間の間隔および接圧は微妙に変動する。第5図の
太部分(Sl)が両ベルト(B 1)(B2)間を通過
すると上記接圧は瞬間的に拡大され、その後はその反動
によって縮小、拡大を繰返しつつ次第に減衰して第6図
に示す如き接圧曲線を描く。このベルト間接圧は前記接
圧付与装置(30)に供給される圧縮空気の粘性とベル
ト(Bl)(B2)の変動速度との積で決まるため、上
記太部分(Sl)の通過後は比較的速やかに元の接圧に
復帰して他の部分に対する接圧変動を生じず、また太さ
のゆるやかな変化に対してはほぼ一定の接圧を維持でき
る。両ベルト(BIXB2)を圧縮空気に代えてスプリ
ングにより付勢した場合、太部分(Sl)通過後の前記
接圧曲線は第7図に示す如く元の接圧に復帰するまで時
間がかかり、ファイ4マ束(S)上の他部分への悪影響
を排除できない。
接圧付与装置(30)は空気圧に代えて油圧を用いるこ
とも可能であり、紡績される糸の速度や種類等の条件に
応じて適宜使い分けて良い。
とも可能であり、紡績される糸の速度や種類等の条件に
応じて適宜使い分けて良い。
また第1図の例ではベルト式仮撚装置(8)によって加
熱されたステープルファイノく束(S)にスリップを生
じさせるための手段として空気噴射ノズル(6)を用い
るものとしたが、他の手段を用いて差支えなく、本願発
明はこれら、の全てを包含するものである。
熱されたステープルファイノく束(S)にスリップを生
じさせるための手段として空気噴射ノズル(6)を用い
るものとしたが、他の手段を用いて差支えなく、本願発
明はこれら、の全てを包含するものである。
以上説明したように本発明によれば、ステープルファイ
バ束に仮撚を付与する手段としてベルト式仮撚装置を用
い、しかも該装置において上記ファイバ束をニップする
ベルトに流体圧を作用させつつ仮撚を行うようにしたの
で、ベルト間接圧がファイバ束の太さの変動に対し忠実
に追従し、接圧変動を抑制して撚リムラを減少させ、均
質な紡績糸を得ることができるものとなった。また上記
ベルト式仮撚装置はステープルファイバ束を2つのベル
トで確実にニップするため、該ベルトの走行力を上記フ
ァイバ束に対する加熱力および送出力として無駄なく伝
達することができ、高速紡績に適した仮撚手段とするこ
とができる。
バ束に仮撚を付与する手段としてベルト式仮撚装置を用
い、しかも該装置において上記ファイバ束をニップする
ベルトに流体圧を作用させつつ仮撚を行うようにしたの
で、ベルト間接圧がファイバ束の太さの変動に対し忠実
に追従し、接圧変動を抑制して撚リムラを減少させ、均
質な紡績糸を得ることができるものとなった。また上記
ベルト式仮撚装置はステープルファイバ束を2つのベル
トで確実にニップするため、該ベルトの走行力を上記フ
ァイバ束に対する加熱力および送出力として無駄なく伝
達することができ、高速紡績に適した仮撚手段とするこ
とができる。
第1図は本発明に係る紡績方法の概略を示す図、第2図
はベルト式仮撚装置の概略を示す図、第3図および第4
図は上記装置の詳細を示す図で、第3図は縦断側面図、
第4図は第3図のA−A線断面図であり、第5図ないし
第7図は本発明の詳細な説明するための図である。 (Bl)(B2)・・・・・・・・・・・・無端ベルト
(8)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ステープルファイバ束(Y)・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・紡績糸亮3図 鳥4図
はベルト式仮撚装置の概略を示す図、第3図および第4
図は上記装置の詳細を示す図で、第3図は縦断側面図、
第4図は第3図のA−A線断面図であり、第5図ないし
第7図は本発明の詳細な説明するための図である。 (Bl)(B2)・・・・・・・・・・・・無端ベルト
(8)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ステープルファイバ束(Y)・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・紡績糸亮3図 鳥4図
Claims (1)
- ステーブルファイバ束に仮撚を作用させて紡績糸を製造
する方法であって、交差して互いに異なる方向に走行す
る2本の無端ベルト間に上記ファイバ束をニップすると
共に、両ベルトを流体圧により互いに圧接させるように
したことを特徴とする紡績糸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4578884A JPS60194126A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 仮撚ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4578884A JPS60194126A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 仮撚ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60194126A true JPS60194126A (ja) | 1985-10-02 |
JPH0224928B2 JPH0224928B2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=12729015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4578884A Granted JPS60194126A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 仮撚ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60194126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63264925A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-11-01 | Murata Mach Ltd | 紡績糸の製造装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56101937A (en) * | 1980-01-10 | 1981-08-14 | Teijin Ltd | Embracing of staple fiber bundle |
JPS58197328A (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-17 | 村田機械株式会社 | ベルト式仮撚装置 |
JPS591726A (ja) * | 1982-06-22 | 1984-01-07 | Kiyokou Shinken Kk | 精紡機 |
JPS594772U (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-12 | 村田機械株式会社 | 振動防止装置を有するベルト式仮撚装置における仮撚ユニツト |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS594772B2 (ja) * | 1976-06-02 | 1984-01-31 | 三菱電機株式会社 | 信号再生装置 |
-
1984
- 1984-03-09 JP JP4578884A patent/JPS60194126A/ja active Granted
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JPH0313337B2 (ja) * | 1987-04-22 | 1991-02-22 | Murata Machinery Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0224928B2 (ja) | 1990-05-31 |
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