JPS60191759A - 内面研摩方法 - Google Patents

内面研摩方法

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JPS60191759A
JPS60191759A JP59044844A JP4484484A JPS60191759A JP S60191759 A JPS60191759 A JP S60191759A JP 59044844 A JP59044844 A JP 59044844A JP 4484484 A JP4484484 A JP 4484484A JP S60191759 A JPS60191759 A JP S60191759A
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JP
Japan
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workpiece
magnetic
abrasive grains
fluid
magnetic field
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JP59044844A
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English (en)
Inventor
Toshiji Kurobe
黒部 利次
Osamu Imanaka
今中 治
Eijiyuu Hatano
波田野 栄十
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TOYO KENMAZAI KOGYO KK
Original Assignee
TOYO KENMAZAI KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPS60191759A publication Critical patent/JPS60191759A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、内面研摩ワラ法に関し、特に磁性流体を利
用した内面研削方法に係るものである。
従来、加工物の内面研1す・法としては、砥粒又は桃と
して砥粒を混合した水や油を、ノズルから高速で噴出し
で、加工物面に当てる液体ホーニングか、加工物の内面
仕止げに用いられ−こいる。まグこ特許出願公開昭54
−58297Jrjには、交%’j ’i(i流による
磁力によってンーノットに±1方向に振動する運動エネ
ルギーを与えて、このショットを非磁性管の内面(二σ
j突させる非磁性官内の内面研削方法か開示されている
。これら従来の加工・物内面研摩法は、砥粒等を加工物
内面に衝突させて不規則な凹凸のある面を成程度(1t
らかにすることはできるが、1.4突効果を出すため砥
粒、金属球又はショットの径か太きく、そのためfI¥
瓜を費する加工!吻内面の表面什トに行偏磨Vはあらさ
の出る傾向がんって不向きであつ/こ。
この発明しj1十述のような問題を解消した新規7’副
13面研摩法をJ+を供することを目的としている。
以下この発明の詳#Iilを実施例1′−従って説りj
する。
この発明の第1実施例を示す第1図においで、円筒管か
らなる加工物1の左右に直流電源(図示しない)に接続
した1対の電磁石2及び3を配f角し、電磁石2及び3
にそれぞれ貫通ずる鉄心4及び5の加工!F4J 1に
接近した磁極の一方6をN極とし他方の磁極7をS他と
する。加工物1は加工物ボルダ−8及び9に固定式れ、
一方の加工物ホルダー8はmtll受10受註0nl能
に軸支され、他方の加工物ホルダー9は’1411受1
1に回転b」能に軸支されると共にその回転軸12(二
回転駆動用プーリ13か取イ」けられ、プーリ13を回
動することにより加工物ホルダー8及び9を介して加工
物1が回転駆動する。
?i−C磁石2及び3i、J:o、smm径ツェナyi
ルltjを外径40朋、内厚2止程度の黄銅管に巻いた
もので作られておシ、通電による電磁石の発熱、昇温及
び鉄心4及び5の熱膨張を防ぐため、CCC10び5と
黄銅管2及び3の間に]1u水して冷却している。
鉄心の径は30鴎であり、電磁石との脱着かできるよう
になっている。それは鉄心の各種の形状のものを使用す
るためである、また、人心間距離が磁束密度に大きく影
響するため、鉄心のイ七極6及び7は加工物1にできる
限り近づけて設置する。
加工物1として黄銅管を用い、その形状は外径35惰、
内径311++111.長さ60mmの円筒管であり、
加工か行なわれる部分の面積は約30 atである。
前加工はエメリ紙で行ない、前加工で茨の表面粗さは平
均組込(Uz)で2.7μmである。
鉄心形状は、第2図(イ)に示すように、概ね平坦する
くぼんた凹状円錐型の磁極面を有する鉄心■型となって
いる。鉄心I型は概ね均一磁場を付与し、鉄心n型は実
願昭56−40649号に記載されているようC二不均
−磁場を付与する。第3図に各鉄心形状に対する電流と
磁場の関係を示している。第3図において、白丸は鉄心
I型、黒丸は沃心■型の場合を示している。
加工手+11L’t iJ:次のノ111りである。
l)加工物の一端をゴム栓でふたをする。
2)(σ【粒と磁性流体との混合液を力[汀物の内腔内
に供給する。混合率は 質量比−〔(砥粒の<tqは)/(砥粒の質量子磁性流
体の11)fi’、 ) ) X 100チで表わす。
3)加工物のもう一端をゴム栓でふたをして、前b14
重合数を加工′南向に封入し、加工物ホルダーに装ン、
゛−丁する。
4)加工は?i紐場を与えなから加工物を:回転させて
行なう。
加工状4.iJ4を知るだめに次のような機器を用いて
観察を行なつプこ。加工)i量の測定は直示天びんL−
200形(島津製作所)を用いて行ない、表面粗さの1
ll11定は連続指示形ナーフコム11) fl A 
(東京精密株式会社)を用いて行なった。磁束密度の測
磁力計HM −4形(さぐりコイル径Q、3+111?
)を用いて行なった。まだ地磁気は水平分力30μT%
 gi4直分力35μTで著しく小さくその影響は無視
できる。
以上のように構成した内面研摩法による非磁性砥粒及び
磁性砥粒を使用した内面研恩は次の通りであった。
非磁性砥粒使用による内面研摩 加工物1の中に入れる磁性流体は、タイホー工業製フェ
リコロイドW−4’0(比重1.387 、外隅、黒色
液体、粘度zscp(25℃)、溶媒水、マグネタイト
濃度4Qwt%、飽和磁化310±20ガウス)を使用
し、砥粒は非磁性体のSiC系GC−#=400(平均
砥粒径40μm)、+800(平均砥粒20μm)を用
いた。
第4図は、磁性流体(W−40)10cr11′ に砥
粒1gを混合して加工物内面に入れ加工したときの結果
を示している。第4図において、白丸は鉄心■型、黒丸
は鉄心IIQの場合を示す。この場合、1+nT−1℃
MFt4tlI+Q n A仰、+’、 T II弔1
s−nC晶只「I n ’+111工吻速Jl 16.
2 cm/ S (100T’pm )、砥粒混合イS
 4 、j(’んであり、鉄心■型の場合ではGC+4
00、加工物、J7 J史8゜1 cm/ s (50
rpm)砥粒混合率4.8%である。図から1u流が増
すにつれて、鉄心■型では加工:、kが減少し、鉄心I
I型では増加する傾向かみられる。磁場を与えた場合、
磁性流体は磁場勾配の大きいところに集中し、砥粒は、
磁場勾配の小へいところに排出源れる。すなわち、磁性
流体と砥粒の含混(皮体が比重選別をおこすと考えられ
る。しかし、細粒に対しては比重か別が良好に杓われず
、また)Al工物か回転していることから、イ1)ε性
流体と砥粒は完全に分Eli Lでしまうことはないと
思われる。≦失心■型においては非均−磁場の生成を1
:1的に作1j’j Lだイ)のであるか、磁場勾配か
加工面に垂直な方向で生じるだめに、多少とも分離して
加工量の増加につながったものである。
上記非磁性砥粒使用による内面研摩において、非磁性砥
粒の運ハ+(1におよほず各要件の影響は次の通りで4
りる。
鉄心形状のif”響 第4図から鉄心I型では直流か増すにつれて加工量が減
少し、鉄心■型で増加する。鉄心形状の違いによって、
逆の現象か得られる。この場合の表面粗芒について、そ
れぞれの最大高さRn+ax、平均粗さR2、中心線平
均粗さRa、自釆平均平方根粗さRrmθ、を第1表に
示す。
第1表 磁束密度 表面粗さ (μm) (m T ) Rm a x Rzi(a Rr m 
so 0.55 0.23 0,06 0,09170
喝7 0.45 ’0.09 0,1234 1.05
 0.92 0,14 0.20磁場を印加した場合に
加工量が増加するような効果について考えてみると、■
型の鉄心を使用した場合第4図に示すように、磁場の印
加に伴ない加工量は減少した。一方■型の鉄心を使用し
た場合、第4−に示すように4fi場の印加に伴ない加
工機は増加した。その原因として鉄心形状の違いによっ
てi場の状態がかわることかあげられる。均一磁場では
加工におよほす磁場の印加効果はみられないが、不jk
:ノー(+ii刀、)の場合には磁場の印加が加工に#
’i’!’をおよほし、1■型鉄心を用いた場合、砥揚
の印加効果が最も大きいことかわかる。そしてI型より
もTI型の方が磁場勾配が大きい。磁性流体は、磁場勾
配の大きい所に集中し、砥粒(非磁性砥粒)はbb馬勾
配の小さい所に集中する。つまり、流体と砥粒の分1i
fflが起こる。しかし細粒に関して比重選別が良好で
ないということからもわかるように、流体と砥粒とは完
全に分離してしまうというととl″、j、ないと思われ
る。磁場勾配の大きい鉄心■型の方が(磁場の印加効果
が大きいことから、セ 庫加工法で仁1−流体と砥粒が完全には分離せずとも多
少分離し、そのことが加工にプラスの侠素として働いて
いるといえる。
回転速度の影響 回転速度が加工に如何なる影響を及ぼすかについで調べ
た。鉄心はIl型を使用し、砥粒はGC+1500(粒
径:約IOμm) を使用した。印加しlこイ鹸場の磁
束密度は25.5’ mT、砥粒混合率は9.1%であ
る。加工結果は第2表、及び第5図に示す。
行3 2 イく 回転速度 加工性 表 面 粗 さ (μm)(rpm
)(mg)Hmax RZ RF3. Rrms25 
1.0 0.90 0,56 0,08 0,1150
 1.4 0.91 (1,550,090,1310
01,90,920,600,100,121502,
01,030,60−0,090,122002,40
,530,250,060,07第5図から加工量は回
転速度か瑠ずにつれて増加することがわかる。また第2
表から表面粗さは回転速度か太きくなってもあまシかわ
らないとい −える。たたし回転速度20Orpm で
加工したA(,1合の表面粗さはずばぬけてよいといえ
る。
本加工の場合、砥粒に与えられるエネルギーとして磁場
によるエネルギーと加工物の回転によるエネルギーとか
459、加工′吻の回転によるエネルギーの影響つまシ
回転速〕夏の影響について考察を行なうと、第5図によ
シ、加工数は回転速度か大きいほど大きいということが
分る。それは回転速度が大きくなることによシ、砥粒に
与えられる)2:1!;・b工不ルキーか大きくなるプ
ζめである。加工物の回転により、磁性流体と1.1(
粒の混合液は、力11工物内で回転(」、するか磁場の
印加によりある僅j斐固定されて、バレル加工に似た力
[1工機+ryであるといえる。
へに、砥わlの運動について砥粒に作用する力と砥A)
jのガ(何・11 k考察づると、砥粒の運動が磁場に
より配列していた磁性υ:こ体中のマグネタイト微粒子
の配列を乱し、その時生じる磁化応答によって、+lJ
(わ1が1・動がil、’4i大する。すなわち、加工
物の回転運動により砥粒かml劃わし、その砥粒の運動
が11ナス性流体に::Xユ響ケおよぼず。つまり、砥
粒の運動がイ阻性1)1シ体中のマグネタイト微粒子の
配列を乱し、その時生じた磁化応答か逆に砥粒に作用す
る1、その結果砥石zの運TJib&よより大きなもの
に7よる。
砥粒混合率の影響 砥粒混合率が加工に如何なる影響を及はすかについて調
べた。鉄心■型を使用し、砥粒はaC≠800を使用し
た。印加した磁場の磁束密度は42.5’mT、回転速
1(は100 rpm である。加工結果は第331り
及び第6図に示す。
第 3 ンく 砥粒 加工量 表 面 粗 さ (μrrL)混合率%
 (mg) Rmax RZ Ra Rrms2.4 
1.0 − −− − 4.8 1.9 − − − − 6.9 2.4 0,59 0,48 0,08 0.
109.1 3.2 −□ −−− 16,74,20,930,560,110,15加工
前 0,530,570.080.12第6図から、加
工量は砥粒混合率が犬きくなるにつれて増加することが
分かる。また第3表から表面粗さは加工前、加工後と比
べてまだ砥粒混合率6.9%、16.7%で加工したそ
れぞれの場合と比べてあまりかわらないといえる。
砥粒混合率の大小か、流体の運動に影響をおよばずと考
えられる。すなわち、砥粒′1よが多いと6fC体の運
動が抑制される。磁場勾配によって流体が受ける力をF
とする。流体から流体に混入している砥粒1個当だシ作
用する力は全砥粒数をnとするとl+’ / nで与え
られる。いま(F/n) (α:定数)なる力が加工に
関与するものとすれば、全イυ(粒がn個存在するから
加工量Q−1Qocn(F/n)”=n” ”Fα となる。いまFの値は一定で5)るからα〈1の場合に
はnが大きくなるにつれて、つまり砥粒混合率が大きく
なるにつれて、Qの値は犬きぐなる。逆にα〉lの」、
i、1合には(il(粒混合率か犬きくなるにつれてQ
の値l′ま小宴くなる。次に(1”/n) の意味する
ところを考えてみる。もしα〉1の場合には1個の砥粒
に作用する値1ノ専の力は、加工に対しで見掛上、その
磁35°)の力以上に作11] L−Cいることになる
つまり4ji 3;’、、)による力の他に流体の運動
による力が重畳していること〃・考えられる。この力の
要因として、砥粒敬か少ないことがあげられる。砥粒が
少なレナれば少ないほど流体の運動が促進される。
第6図に示す結果からも明らかなようにαの値はα〈1
で4うった。この式は砥粒数が多いほど加工;11も大
きくなるといえる。
砥粒粒径の影−ミと 砥粒粒径か加工に如何なる影響を及ぼすかについて調べ
/こ。使用した砥粒は、非磁性砥粒である。
加工結果は第4表に示す。
第4表 砥粒 加工量 表面粗さ (μm) 種類 (mg) Rmax RZ Ha Rrmsす4
00 2.4 0,94 0.62. 0.05 0,
10[001,60,930,710,070,11す
1500 0や8 1,00 0,810,100.1
4第4表から加工量は砥粒粒径の大きい方が大きいこと
が分かる。まだ表面粗さは砥粒粒径の大きい方が大きい
ことが分かる。
本加工法では、非磁性砥粒としてGC+400゜+80
0、+15ooを使用した。砥粒の平均径はGCloo
で40 ttm、 GCす800で20 μ771 %
GCi500で10μmである。砥粒の粒度が磁性bW
、体の運動に如何なる影議Sを及はすかについて考察し
てみると、砥粒の体積は径の3乗に比例し、その表面積
が影響するとすれば、砥粒径は大きい方が磁場の効果を
受けやずく、体積が影響するとずればぞの<J’=−が
小さい方か効果を受けやすい。第4表から加工:達は、
粒度が大きいほど大きいといえるからイII(粒の表面
積が影響するといえる。
光面11 サプロフィルには加工時間の影響がかなりあ
るように思われるので加工時間の影響についで考察実験
を行なった。実験条件は砥粒は()C≠400を使用し
砥粒混合率を16.7%とし、回転速度は20Orpm
 とした。印加した磁場の磁束密度は34 mT とし
/ζ。実験結果を第5表及び第7図で示す。
第 5 表 加工 加工;tl−表面粗さく/ln)時間(mm) 
(mg) R+nax RZ Ra Rrme30 2
.5 0,92 0,650,130.1660 4.
3 1,35 0,640.110,15120 5.
4 1,10 0,810,120.17240 6.
0 0.52 0.360.070,09480 7.
2 0,37 0,200,050,06第7図から加
工量は時間とともに大きくなり、加工時間か長くなると
定常的に増加するといえる。
この原因として次の3つか考えられる。
(1) 加工時間90分位までは前加工による凹凸を加
工している。
(2)加工時間を長くすると、砥粒の内向研摩による加
工硬化が起こり、加工能率が悪くなる。
(3)加工物でおる黄銅はプリネル仙さで約60と軟ら
かいため砥粒が加工物内に埋め込まれそれか加工量に影
響を与える。
第5表から表面粗さは、加工時間120分まではあまり
かわらないが加工時間が240分、480分と長くなる
とかなり小さくなる。従って、加工時間を長くすれば鏡
面を得ることも可能であるといえる。
磁性砥粒使用による内面研磨 磁性流体は、タイホー工業製フェリコロイドW−35(
比重1.35、外観黒色液体、粘度23C1)(25℃
)、溶媒水、マグネタイト濃+Jt40wt%飽積町ヒ
 360ガウス)を使用し、砥粒は磁性砥粒(組成A/
(55,5%)、Fe(40,8%)、Cr(3,7%
)を用いた。鉄心は■型のものを用いた。
」二足磁性(i−1f:粒使用による内面研摩において
、磁性111(粒の運動におよばず各要件の影響は次の
通シである。
′回転速1yの影パ;」ゝ 砥粒混合率を重1:V比で4.8%とし、回転速度は5
Q rpm とi o o rpm と20 Orpm
 の3種にかえて行なった。加工結果を第6表に示す。
第 6 表 回転速度 加工:11 表 面 粗 さ (μm)(r
pm) (+ug) Rmax Rz 、Ra Rrm
s50 1.6 0,84 0,55 0,09 0.
11100 1.8 0,37 0,31 0,05 
0,08200 2.8 0,34 0,27 0,0
5 0,06第6表から加工(dは回転速度が大きくな
るほど増加することが分かる。また第6表から表面粗さ
は回転速度が大きくなるほど小さくなることが分かる。
非磁性砥粒aCす1500を使用した場合、表i1′+
i ’1111さが回転速度を大きくするほど大きくな
ったことと逆の現象でらり、それは磁性砥粒を使用した
影響によるものと思われる。
砥粒混合率の影η′4シ 回転速度を100 rpm とし、砥粒混合率を4B%
と9.1%と16.7%の3 f&にかえて行なった。
実験結果を第7表に示す。
第7表 砥粒 加工量 表 面 徂 込 混合率(1(mg) Rmax R2Ra Rrme4
.8 2.0 0.73 0.39 0.07 0.0
99・1 2.6 0.92 0.62 0.06 0
.1016.7 4.7 0.94 0.50 0.0
9 0.12第7表から加工時は砥粒混合率が大きいほ
ど大きいことが分る。第7表から表面粗さは砥粒混合率
が大きいほど大きくなることが分る。
磁性砥粒を使用した場合、非磁性砥粒を使用した場合と
どんな相違があるかについて考察すると、表面粗さにつ
いては磁性砥粒を使用した場合とほぼ同じ効果であると
いえる。加工11.は、磁性砥粒を使用した場合よシも
非磁性砥粒庖使用した場合の方か小さい。これは回転速
度をかえた場合にも砥粒混合率をかえた場合にもいえる
ことである。
磁性流体と非磁性流体の内面研摩加工の相違キャリア流
体として、非磁性流体を使用した場合、回転数が大きい
け、と大きく、磁場を印加した場合の方が大きいといえ
る。これは、磁性流体を使用した場合と同じ効果である
。また、粘性の大きい流体荀使用しプこ場合の方が加工
」迂は大きいといえる。そこで3iL体の粘性の影響に
ついて考察しでみると、生づ゛仏楊庖印加した場合、磁
性砥粒は運J・わしないと仮定りると、磁性砥粒は1l
yi場勾配の最大i’il!’分に′6Viシトtきれ
た状態にある。よって加工量は、加工物の回転速度が大
きくなるとともに大きくなる。そしてm場勾配の大小に
よp、磁性イσ(粒の磁l+’:’fの状態がかわる。
従って鉄心間距離の影響か大きいといえる。まだ、この
場合、流体の粘性が大きいほど砥粒の、I21!動が抑
制され、砥粒が運動しない状態に近い。磁性砥粒が流体
中に混濁された状態よシも、流体と分離し、磁場勾配の
最大部分に包着されプこ状態にあるほうが加工量は太き
・くなると考えられる。従って、流体の粘性が大きい方
が加工量は大きくなるといえる。次に磁場を印加しない
場合について考えると、この場合、砥粒の運動祉流体の
粘性だけに影)1πされる。流体の粘性が小さいtlど
砥粒の運動は大きくなるかどうか考えてみると、磁性砥
粒を磁性流体中に入れた場合は、その回りに生じる磁場
勾配により、磁性流体中に体積力が生じ、空間的に流体
の密度分布ができる。このため、磁性砥粒は、非磁性の
壁面に近ずくと、斥力を受け自ら浮き上がる。つまり、
磁性流体中に浮遊する。そして、非磁性流体中に入れた
場合には、砥粒は浮遊しない。従って、−概に、砥粒の
運動が粘性が小さいほど犬きくなるとはいえない。
次に、表面粗さについて考察すると、表面粗さは、非磁
性流体を使用した場合、回転数を大きくすると大きくな
る。これは磁性流体を使用した場合と逆の現象を示す。
これは明らかに、キャリア流体の影響が出ている。つま
如、磁性流体を使用した場合と非磁性流体を使用した場
合とで磁性砥粒の運動が異なるためであるといえる。
本実験で、非磁性流体を使用した場合に磁性砥粒の付着
が観察された。一方磁性流体を使用した場合には、この
何着は観察されなかった。その理由として次の2つが考
えられる。
(1) 砥粒の衝突が異なるため (2)砥粒の流体中での運動状態が異なるためまず(1
)について考察すると、非磁性流体を使用した場合、磁
性砥粒は、加工物に対して垂直に衝突し、磁性流体を使
用した場合、砥粒は斜め方向に伯I突すると思われる。
次に(2)について考察すると、前述したように、磁性
流体中の砥粒には、磁気的保持力が働ら〈。
そして、砥粒間同志の間に流体が存在する。このため、
砥粒の分散性がよくなる。その結果、砥粒は運動しやす
くなる。一方弁磁性流体中の砥粒(=は、磁気的保持力
は作用せず、磁場勾配の大きい部分に磁性砥粒は存在す
る。このように、砥粒の運動状態は、磁性流体中と非磁
性流体中とでは著るしく異なると思われる。
この発明の第2実施例として、第8図に示すよべ I−
地糸巳ヒンgfイ」ζ 90 (W 、i o ) l
Omけ3 にもlIEmへン21 (acす400 )
3gを混合し、さらに加工圧力を増すため黄銅の円筒状
のおもp(φ5×5)からなるメディア22を20個磁
性流体内に入れて実験した結果について述べる。
第9図は磁場と加工量の関係を示したものである。第9
図において、白丸は鉄心I型、黒丸は鉄心■型の場合を
示し、磁」I4によってIJII工量が増す傾向がある
。第1O図に加工後の表面粗さを示す。
第10図において、白丸は鉄心I型、黒丸は鉄心II型
の場合を示す。
本実験は、加工時間を1時間、加工物速度を32.4c
m/S (,200rpm)としている。ここで、加工
物1は第8図に示すようなバレル加工に似た状態にある
鉄心■型の実験においては、磁場が増すにつれて〃O工
喰も次第に増加することが分った。また磁場を与えるこ
とにより、加工面の仕上げムラが小さくなる。このこと
は、磁場を与えることによシ、磁性流体中に存在するメ
ディア22が自由(二運動するようになるためである。
磁場がない場合にはおもシ22が−1でころがシながら
加工物の内壁に対して建方を与えているのに対し、(磁
場を与えたJJ))台は、おもり22に上向きと横向き
の力が生じ、絶えず動き回っているためである。これは
実験中でも加工物の内(;′ζに対しておもシ22かぶ
つかる音の違いによっても確認できる。一方、おもシ2
2として使用した〜“〔銅は、角が丸くなるのが観察さ
れ、ある−個について調べると、0.72gから10数
回の実験使用10.65gに減少している。
さらに、メディア22を入れた状態でマグネタイト濃度
を変化させたときの加工量に及ぼす影響についてn)、
1べた。マグネタイト濃度は、磁性流体(W−40)に
蒸留水を入れて希釈し調節した。
実1倹結果を第11図に示す。第11図において、白丸
は無碍、IJ)、黒丸は磁JJ3印加(2,5A )の
場合を示す。図から、加工液中のマグネタイ)lが増す
に従って加工用は増加するが、あるところで最大となシ
以後次第に減少する。これはおそらく、磁性流体の粘性
による影響のためと思われ、従って、メディアや砥J’
<lの運動エネルギが減少するからではないかと思われ
る。
第12図は、この発明の変形例を示すもので、電磁石2
.3及び鉄心4.5を固定し、加工物1及びグー’71
3をJむ回転駆動部金レール14上で加工物1の軸殊方
向に一線鎖線で示すように移動可能としだものである。
第13図は、この発明の他の変形例を示すもので、加工
物1がその回転駆動部と共にレール14に沿って手前方
向へ移動可能であると共に、電磁石2.3及び鉄心4.
5を加工物lの外周に宿って傾動n」能とし、磁極の向
き′f:変化さ(士だものである。まだ鉄心4ルび5の
磁心を細くして内面研摩における局部性をみるようにな
っている。
上記実施例において、加工物は黄銅管つまり非磁性管と
なっているが、管中に磁性流体が存在し磁力線が透過し
酷るため、磁性管の内面研摩も可能である。
以上説明したように、この発明は、磁性流体中の砥粒に
は磁気的保持力が働き、砥粒同志の間に磁性流体が存在
して、砥粒の分散性かよくかつ砥粒の、+、ijj J
・bがしやすくなシ、これによシ加工物内腔内の砥粒系
か小径に/、I:す、ために加工物の内腔内面を偏摩J
eあらさを牛することなく精密に研摩することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実楕例を示す一部1m面で示し
ブこ平面図、第2図(イ)及び(ロ)は第1図のA−A
部分に償っで則られた部分断面図、第3図は各鉄心形状
に対する電流と磁場の牒1係を示すグラフ図、第4図は
各鉄心形状に対する磁場と加工[jVの関係を示すグラ
フ図、第5図は回転速度と加工fjfの関係を示すグラ
フ図、第6図は砥粒混合率と加工;]tの関係を示すグ
ラフ図、第7図は加二[時間と加工1・士の関係を示す
グラフ図、第8図はこの発明の第2実施例を示す加工の
模式図、第9図は各鉄心形状に対する磁場と加工量の関
係を示すグラス図、第1O図は各鉄心ル状に対する磁場
と表面粗さの1ソ、1係を示すグラフ図、第11図はマ
グネタイト濃度の形作を示すグラフ図、第12図はこの
発明の他の変形例を示す1部断面にした概略側面図であ
る。 1・・・加工物、 2.3・・・電磁石、4.5・・・
鉄心、 6.7・・・磁極、8.9・・・加工物ホルダ
ー。 代理人 弁理士 渡辺昭二 本1m 本2図 (イノ (口〕 本3図 #4 図 電 ;命 (4) #b 図 回転速L(ト/)m) 本乙回 種粒;昆合牽(2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 】、内面研1rすべき内腔を有する加工物の左右に直流
    電υαに接続した1対の電磁石を配置し、加工物にJ>
    ;近しブこ鉄心の磁極の一方をN極かつ他方?t: S
     4ixとし、力11工物を回転せしめ、加工物の内腔
    内に砥粒と修性ηC体の混合蔽を封入して7することを
    特1j′7とずぶ内面研削方法。 2、前記鉄心の(if、c極を不拘−硯場を印加する極
    面とした特許請求の範囲第1項にnc: ’kEの内面
    <Vtw方が、0 301j記加工物の内)1袋内に加工圧力をj冑すため
    のメディアを押入しプぴ1、【許#に氷の範囲第1頂に
    記I戊の内面佑[j′、・力7人。 4、fiiJ記加工物全イーの1ttII線方向(二枦
    動り]能とした牛)旧−請求の・1・D、 luJ 2
    t:; 1枦に記載の内面研摩方法。 5、 1)’l記鉄心人び11.磁石を加工!吻の外周
    に沿つて傾動可能として特許請求の範囲第1項に記載の
    内面研削方法。
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