JPS6019131Y2 - 洗掘防止シ−ト - Google Patents

洗掘防止シ−ト

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Publication number
JPS6019131Y2
JPS6019131Y2 JP5414679U JP5414679U JPS6019131Y2 JP S6019131 Y2 JPS6019131 Y2 JP S6019131Y2 JP 5414679 U JP5414679 U JP 5414679U JP 5414679 U JP5414679 U JP 5414679U JP S6019131 Y2 JPS6019131 Y2 JP S6019131Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
synthetic resin
soft synthetic
piece
soft
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Expired
Application number
JP5414679U
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JPS55154719U (ja
Inventor
保久 星野
Original Assignee
日本ゼオン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水中構築物の前面部に敷設せる軟質合成樹脂
片の少なくとも一部が土砂中に埋没し、水流波浪による
土砂の洗掘を防止して、構築物を安定に保持するための
洗掘防止シートに関するものである。
洗掘防止シートとしては、例えば特公昭45−3562
6、特公昭48−17015が開示されているが、前者
はシート基体の遊端縁全長にわたり、硬質または半硬質
の下向きの円弧状帯を装着し、後者は軟質シート本体の
突出部の裏面および遊端縁に鉄棒連結体のような可撓性
重量物を装着するものであり、前者は、端部に硬質円弧
状俗物があるため、運搬、施工に一工夫を要し、特に水
底の形状に対応できない場合もある等実用的でなく、後
者は、施工現場において重量物を装着することを要し、
取付、施工に多くの労力を必要とする。
本考案は、上述の問題点を解決した取扱、施工性が良く
、かつ施工場所の水流波浪の進行方向に対応し、かつ水
底の形状にも適合し易く埋没される洗掘防止シートを提
供するものである。
本考案の一実施例を図面に基いて説明すると、第1図は
、本考案の一部省略横断面図を示し、可撓性シート1の
水中土砂中に埋没される被埋没端縁全長にわたり、比重
2以上でかつ2.0kg/d以上の面密度を有する軟質
合成樹脂片2が取付けられている。
軟質合成樹脂片2としては、基層3の上に、水中の揺動
、構築材料の投下等に対して充分な引裂強度を保持する
点でターポリン等の補強布4を積層することが必要であ
る。
可撓性シート1と軟質脅威樹脂片2との取付は方法は、
第1図に示したもののほか、第2図の如く可撓性シート
と、軟質合成樹脂片との端面を突き合わせ、第3の帯状
シートでそれぞれ結合しても良い。
シートの結合方法としては、接着、融着、縫着、鳩目止
めなどの方力法が採られるが、熱融着が結合強度の点か
ら好ましい。
可撓性シート本体に取付けられる軟質脅威樹脂片は、比
重2以上でかつ面密度が2.0に9/d以上であること
が必要で、好ましくは面密度が4.Oko/rI1以上
である。
比重および面密度がともに2または2.0に9/iより
小さいと、シート片としての重量性が不足し、シート片
の裏面が水流等で洗掘されるに応じて沈下して、上から
の土砂で埋没し安定化する効果が乏しいからである。
軟質脅威樹脂片は、軟質合成樹脂コンパウンド例えば軟
質塩化ビニルコンパウンドに、粉末状の金属や金属酸化
物、たとえば鉄粉または酸化鉄などを所望量混合し、カ
レンダー法、押出法等でシートを作り、必要によりシー
トを複数枚積層し、所定厚さとする。
シート厚は強度の点から2朋以上であることが好ましく
、通常3〜577177!程度のものが好適に使用され
る。
本考案の護岸工事施工例を説明する横断面図を第3図に
示す。
本考案による洗掘防止シートは、被埋没部分が一様な重
量性を有する軟質合成樹脂片で形成されているので、波
浪水流によるシート片の裏面の洗掘に対し、シート片自
重により対応して沈下し、それと共に上方からの土砂の
埋積により安定化する。
即ち水底の表面形状に対応して埋没するので優れた洗掘
防止効果を発揮する。
可撓性シートとしては、軟質性の合成樹脂シート、ゴム
シート等が用いられる。
とりわけ軟質合成樹脂片との取付け、コスト等からして
軟質塩化ビニルシートが好ましい。
本考案は、可視性の軟質シートと高比重で高面密度を有
する軟質合成樹脂片から構成されるので製造が容易であ
り、硬質形状物を有せず、軟質シートのため、ロール巻
きなどが可能であり、輸送、取扱いが簡単となる。
さらに現場における布設施工に際しても特別な布設機械
を要せず、施工性に優れ、施工コストを低減できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部横断面図を示し、第2図は
他の実施例の要部横断面図を示し、第3図は本考案の施
工例を説明する横断面図である。 1・・・・・・可撓性シート、2・・・・・・軟質合成
樹脂片、3・・・・・・基層、4・・・・・・補強布、
5・・・・・・構築物、6・・・・・・土砂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性シート本体の被埋没側縁全長にわたり、上面に補
    強布が積層され、かつ比重2以上で面密度2.0kg/
    −以上である軟質合成樹脂片を取付けてなる水中構築物
    用洗掘防止シート。
JP5414679U 1979-04-24 1979-04-24 洗掘防止シ−ト Expired JPS6019131Y2 (ja)

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JPS55154719U JPS55154719U (ja) 1980-11-07
JPS6019131Y2 true JPS6019131Y2 (ja) 1985-06-10

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