JPS6019056Y2 - 傾斜コンベヤの原料飛散防止装置 - Google Patents

傾斜コンベヤの原料飛散防止装置

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Publication number
JPS6019056Y2
JPS6019056Y2 JP13349480U JP13349480U JPS6019056Y2 JP S6019056 Y2 JPS6019056 Y2 JP S6019056Y2 JP 13349480 U JP13349480 U JP 13349480U JP 13349480 U JP13349480 U JP 13349480U JP S6019056 Y2 JPS6019056 Y2 JP S6019056Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor belt
conveyor
scattering prevention
prevention device
scattering
Prior art date
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Expired
Application number
JP13349480U
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English (en)
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JPS5756618U (ja
Inventor
巌 松永
重憲 大西
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は傾斜コンベヤの原料(被搬送物)飛散防止装置
に関する。
従来、傾斜するベルトコンベヤで塊状や粒状等の被搬送
物(以下これを塊原料と称す)を搬送する場合の原料飛
散防止装置は開発されていなかった。
為に第1図が示す如く、上流コンベヤaから搬送されて
来た塊原料すが傾斜コンベヤCに乗ると、フィード量が
例えば50T/H以下(切目時も含む)になると塊原料
すは傾斜するコンベヤベルモ に塊原料層厚が薄くなると、コンベヤベルトC′の回転
力によって塊原料すの逆回転に拍車がか)す、塊原料す
は上下、左右へ飛散しながら傾斜コンベヤCのテールプ
ーリd方向へ激しい勢いで落下する。
従って、飛散した塊原料が安全通路や道路上に落下堆積
し、作業者の歩行を妨げたり、又は歩行中に転倒したり
、道路を通行する車の窓ガラスを破損する等の危険があ
ることから安全対策が望まれていた。
そこで本考案は上述従来の問題に鑑みて検討の結果、傾
斜コンベヤ上からの原料飛散を有効に防止し得る装置を
得たものであって、以下にこれを図示の実施例に基いて
詳述する。
先ず本考案の原料飛散防止装置は、傾斜コンベヤ、立ち
上り部を持つ水平コンベヤ、軌条機械のトリッパ一部及
びブームコンベヤ等の傾斜部に原料飛散防止用として設
置するものであって、当該装置は第2図ないし第4図に
示す如くカバー1と、複数個の加速防止板2・・・とか
ら構成されている。
即ち、上記加速防止板2・・・の固定用枠体をなすカバ
ー1は、天板1aと、該天板1aの長手方向に沿って、
その両側縁から並行に垂設した両側板lb、lbとから
形成されていて、コンベヤフレーム3の長手方向に沿っ
て、コンベヤベルト4の傾斜部上に跨設してあり、この
天板1aによっても塊原料5の飛散はある程度防止し得
るようになっている。
又、上記加速防止板2・・・は、上記カバー1の天板1
aとコンベヤベルト4間に、該コンベヤベルト4の長手
方向へ所要間隔1毎に配置しである。
この各加速防止板2・・・は平面路くの字形状に、コン
ベヤベルト4の進行方向に向って屈曲してあり、コンベ
ヤベルト4の進行方向と逆向きに回転落下する飛散塊原
料5をコンベヤベルト4の中央にガイドするようにして
あって、当該コンベヤベルト4の幅方向への飛散を防止
するようになっている。
更に具体的には、上記各加速防止板2・・・の取付本体
6を第5図に示す如く、前記コンベヤベルト4の長手方
向に沿う並行な2本の部材7,7と、該両部材7.7を
定間隔に結ぶ複数本の平面路くの字形状をなす取付部材
訃・・とから一体に枠組み形成し、該各取付部材8に上
端部を固定して各加速防止板2・・・は垂設すると共に
、上記両部材7゜7からは側面飛散防止板9,9を垂設
して形成し、前記カバー1の天板1a裏面に上記両部材
7.7を第4図に示すように溶着又はリベット、ボルト
止め等にて固定一体化して各加速防止板2は上述のよう
に天板1aとコンベヤベルト4間に垂設しである。
こ)で、上記各加速防止板2・・・の下端面2aは第4
図に例示した如く上方へ彎曲する曲面に、又は中央部か
ら左右両側に下降傾斜する傾斜面等に形成して、コンベ
ヤベルト4との間に、その左右両側では隙間を微小に、
中央部では塊原料5を搬送するに充分な隙間が形成され
るようにするとよい。
このようにすると、各加速防止板2の下端面2aが塊原
料5をコンベヤベルト4の中央部へ集積するガイドの役
目をなすので、塊原料5の飛散をより効果的に防止でき
て都合が良い。
又、上記側面飛散防止板9,9の間隔L′はコンベヤベ
ルト4の幅りよりも僅かに狭く設定してあって、コンベ
ヤベルト4上の塊原料5が側方へ飛散するのを防止する
のであるが、この側面飛散防止板9,9は、前記カバー
1の側板1b、lbをコンベヤベルト4の幅りに対応す
る間隔に形成することによって省略することができる。
更に上記加速防止板2・・・と側面飛散防止板9゜9は
ともに例えば布地やゴム又は軟質プラスチック等の可撓
性シートで形成するのが良く、このような材質を用いる
と、飛散塊原料5の衝突時、反撥作用がないので効果的
にコンベヤベルト4の中央部に塊原料5をガイドでき、
がっ、コンベヤベルト4上に塊原料5が載置される搬送
時加速防止板2、側面飛散防止板9,9は撓みを生じる
ので、塊原料5の搬送障害となることはない。
尚第2図において10は上流コンベヤ、11はテールプ
ーリ、12はドライブプーリ、13はウェイト第2図な
いし第4図において14はキャリアローラを夫々示して
いる。
以上説明したように本考案に係る傾斜コンベヤの原料飛
散防止装置によれば、塊原料5の搬送時、コンベヤベル
ト4の回転力によって生じる塊原料5の逆回転は、カバ
ー1の天板1aとコンベヤベルト4間に、その進行方向
へ向けて所望間隔に配置した平面路くの字形状をなす加
速防止板2・・・に塊原料5が衝突することによって減
速されて加速されることはなくなると共に、平面路くの
字形状の加速防止板2・・・により飛散する塊原料をコ
ンベヤベルト4の中心方向へ誘導集積できるので傾斜コ
ンベヤ上からの塊原料飛散を有効に防止することができ
、従って、傾斜コンベヤ付近の安全通路を確保できて作
業者及び車輌等の歩行及び交通妨害をなくし得るのみな
らず飛散原料を雑鉱等とする為の処理作業や処理費用を
も減少し得る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の傾斜コンベヤによる塊原料の搬送例を示
した側面図、第2図は本考案に係る原料飛散防止装置を
傾斜コンベヤと共に示した側面図、第3図は同装置9一
部拡大平面図、第4図は同装置の拡大横断面図、第5図
は同装置の一部拡大斜視図である。 1・・・・・・カバー、1a・・曲カバーの天板、1b
。 1b・・・・・・カバーの両側板、2・・曲加速防止板
、3・・・・・・コンベヤフレーム、4・・・・・・コ
ンベヤベルト、5・・・・・・塊原料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベヤベルトの傾斜部上に、天板と両側板からなるカ
    バーをコンベヤフレームに跨設し、該カバーの天板とコ
    ンベヤベルト間に少なくとも複数個の加速防止板を平面
    路くの字形状に進行方向へ向けて所要間隔に配置してな
    ることを特徴とする傾斜コンベヤの原料飛散防止装置。
JP13349480U 1980-09-19 1980-09-19 傾斜コンベヤの原料飛散防止装置 Expired JPS6019056Y2 (ja)

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JPS5756618U JPS5756618U (ja) 1982-04-02
JPS6019056Y2 true JPS6019056Y2 (ja) 1985-06-08

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FR2604845B1 (fr) * 1986-10-07 1989-06-16 Lanternier Philippe Transducteur electro-acoustique
JP5186139B2 (ja) * 2007-06-21 2013-04-17 株式会社ブリヂストン ゴム片搬送回収装置

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JPS5756618U (ja) 1982-04-02

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