JPH0350086Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350086Y2 JPH0350086Y2 JP5121586U JP5121586U JPH0350086Y2 JP H0350086 Y2 JPH0350086 Y2 JP H0350086Y2 JP 5121586 U JP5121586 U JP 5121586U JP 5121586 U JP5121586 U JP 5121586U JP H0350086 Y2 JPH0350086 Y2 JP H0350086Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor belt
- frame
- belt
- conveyor
- conveyed object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 235000010627 Phaseolus vulgaris Nutrition 0.000 description 1
- 244000046052 Phaseolus vulgaris Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は穀物等を搬送するためのベルトコンベ
ヤ装置に関する。
ヤ装置に関する。
(従来の技術)
第4図は従来のベルトコンベヤを示すものであ
つて、フレーム1は両側に設けられ外側が高く内
側に向かつて傾斜され、中央に向かう延長上にロ
ーラ2が搬送方向に沿つて適宜間隔をおいて複数
個回転自在に取付けられている。このフレーム1
およびローラ2上に、搬送ベルト3が両側端部を
フレーム1に摺接させてトラフ状に載置され円滑
に移動できるように構成されている。
つて、フレーム1は両側に設けられ外側が高く内
側に向かつて傾斜され、中央に向かう延長上にロ
ーラ2が搬送方向に沿つて適宜間隔をおいて複数
個回転自在に取付けられている。このフレーム1
およびローラ2上に、搬送ベルト3が両側端部を
フレーム1に摺接させてトラフ状に載置され円滑
に移動できるように構成されている。
このベルトコンベヤで豆、穀物等の搬送物4を
搬送すると、搬送物4の搬送ベルト3上への投
入、または搬送ベルト3の走行中の横揺れ、搬送
物4自体の衝突等によつて穀物類が跳びはねるこ
とがある。このため、フレーム1の側端部に設け
られた枠体5にゴム製のたれ幕6を垂下し、該た
れ幕6によつて搬送物4が搬送ベルト3の外側に
出ることを防いでいる。なお、たれ幕6は搬送ベ
ルト3との間に隙間を有し、跳びはねた搬送物4
が戻るようにもされている。
搬送すると、搬送物4の搬送ベルト3上への投
入、または搬送ベルト3の走行中の横揺れ、搬送
物4自体の衝突等によつて穀物類が跳びはねるこ
とがある。このため、フレーム1の側端部に設け
られた枠体5にゴム製のたれ幕6を垂下し、該た
れ幕6によつて搬送物4が搬送ベルト3の外側に
出ることを防いでいる。なお、たれ幕6は搬送ベ
ルト3との間に隙間を有し、跳びはねた搬送物4
が戻るようにもされている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、搬送ベルト3の両側端部は、第5図
および第6図に示すように、横断面形状は矩形状
になつているので、フレーム1と搬送ベルト3の
両側端部によつて搬送ベルト3の厚みだけの段差
が形成されることになる。
および第6図に示すように、横断面形状は矩形状
になつているので、フレーム1と搬送ベルト3の
両側端部によつて搬送ベルト3の厚みだけの段差
が形成されることになる。
このため、段差が搬送物4の最小径より大きい
と、段差に搬送物4が係止されフレーム1上に沿
つて搬送されることがある。フレーム1と搬送ベ
ルト3の境目に載つた搬送物4は、搬送ベルト3
の進行中に振動によりフレーム1と搬送ベルト3
との間Aが広がつたときに両者の間を通り、フレ
ーム1とローラ2との間隙Gから落下することが
ある。特に、搬送ベルト3の厚さが3プライとも
なるとこの傾向が強い。しかしながら、搬送ベル
ト3は所定の搬送速度で移動しているので、フレ
ーム1と搬送ベルト3との間Aに搬送物4が噛み
込まれると、砕かれたり、フレーム1と搬送ベル
ト3との間に挟まつて摩擦材の作用をし、両者を
摩耗させたり、不快な音を発生させたりする原因
となつていた。
と、段差に搬送物4が係止されフレーム1上に沿
つて搬送されることがある。フレーム1と搬送ベ
ルト3の境目に載つた搬送物4は、搬送ベルト3
の進行中に振動によりフレーム1と搬送ベルト3
との間Aが広がつたときに両者の間を通り、フレ
ーム1とローラ2との間隙Gから落下することが
ある。特に、搬送ベルト3の厚さが3プライとも
なるとこの傾向が強い。しかしながら、搬送ベル
ト3は所定の搬送速度で移動しているので、フレ
ーム1と搬送ベルト3との間Aに搬送物4が噛み
込まれると、砕かれたり、フレーム1と搬送ベル
ト3との間に挟まつて摩擦材の作用をし、両者を
摩耗させたり、不快な音を発生させたりする原因
となつていた。
本考案は、かかる問題点を解決するためになさ
れたもので、搬送ベルトの外側に飛散した搬送物
が、フレームと搬送ベルトの側端面で停留しない
で容易に搬送ベルト上に戻れるようにしたベルト
コンベヤ装置を提供することを目的とする。
れたもので、搬送ベルトの外側に飛散した搬送物
が、フレームと搬送ベルトの側端面で停留しない
で容易に搬送ベルト上に戻れるようにしたベルト
コンベヤ装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するために、フレー
ム上にトラフ状に設置された、断面矩形状の搬送
ベルトの両側端部に、その厚みにより搬送物を停
留する段差を有してなるベルトコンベヤ装置にお
いて、前記フレームの表面と該搬送ベルト表面と
を連続させ、搬送物を通過させる幅を有する傾斜
部を該搬送ベルトの両側端部にその長手方向に沿
つて適宜間隔ごとに設けたことを特徴とする。
ム上にトラフ状に設置された、断面矩形状の搬送
ベルトの両側端部に、その厚みにより搬送物を停
留する段差を有してなるベルトコンベヤ装置にお
いて、前記フレームの表面と該搬送ベルト表面と
を連続させ、搬送物を通過させる幅を有する傾斜
部を該搬送ベルトの両側端部にその長手方向に沿
つて適宜間隔ごとに設けたことを特徴とする。
(作用)
上記のように構成したことによつて、搬送ベル
ト上から跳びはねてフレーム面と搬送ベルトの両
側端面との間で停留された搬送物は、搬送ベルト
の移動に伴つて適宜間隔置きに設けた傾斜部の位
置まで動かされ、傾斜部を伝つて搬送ベルト上に
戻ることができる。
ト上から跳びはねてフレーム面と搬送ベルトの両
側端面との間で停留された搬送物は、搬送ベルト
の移動に伴つて適宜間隔置きに設けた傾斜部の位
置まで動かされ、傾斜部を伝つて搬送ベルト上に
戻ることができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。なお、第1図において第4図のものと同
一部材には同一符号を付して説明を省略する。
明する。なお、第1図において第4図のものと同
一部材には同一符号を付して説明を省略する。
第1図ないし第3図に示すように、搬送ベルト
3の両端縁には複数の傾斜部7が、搬送ベルト3
の長手方向に適宜間隔を置いて形成されている。
傾斜部7には搬送ベルト3の下面端部からその上
表面に向かう傾斜面と、その両側に、搬送ベルト
3の厚みによる壁8とが形成されている。また、
傾斜部7の幅は搬送物4が通過することを許容す
る大きさを有している。このように、フレーム1
の表面と搬送ベルト3の表面とは傾斜部7によつ
て、搬送物4が通過するための連続した面が形成
されている。
3の両端縁には複数の傾斜部7が、搬送ベルト3
の長手方向に適宜間隔を置いて形成されている。
傾斜部7には搬送ベルト3の下面端部からその上
表面に向かう傾斜面と、その両側に、搬送ベルト
3の厚みによる壁8とが形成されている。また、
傾斜部7の幅は搬送物4が通過することを許容す
る大きさを有している。このように、フレーム1
の表面と搬送ベルト3の表面とは傾斜部7によつ
て、搬送物4が通過するための連続した面が形成
されている。
以上のように構成した搬送ベルト3を備えたベ
ルトコンベヤ装置では搬送物4を送る場合、機械
的振動で跳ね上げられた搬送物4は、フレーム1
表面と搬送ベルト3の両端面とによる段差に引つ
掛かつた状態(停留状態)になるが、搬送ベルト
3の進行によつて後方に移動し、傾斜部7から滑
落して搬送ベルト3上に回収される。したがつ
て、フレーム1と搬送ベルト3との間に搬送物4
が噛み込まれることは著しく減少された。
ルトコンベヤ装置では搬送物4を送る場合、機械
的振動で跳ね上げられた搬送物4は、フレーム1
表面と搬送ベルト3の両端面とによる段差に引つ
掛かつた状態(停留状態)になるが、搬送ベルト
3の進行によつて後方に移動し、傾斜部7から滑
落して搬送ベルト3上に回収される。したがつ
て、フレーム1と搬送ベルト3との間に搬送物4
が噛み込まれることは著しく減少された。
(考案の効果)
以上のように、本考案は搬送ベルトの両端部に
適宜間隔を置いて複数の傾斜部を設けたので、搬
送ベルトの振動等により跳ね上げられた搬送物
は、確実に搬送ベルト内に戻され、外部へのこぼ
れ落ちはなく、また、摺動面に噛み込まれること
もないので部材の寿命が永くなる。
適宜間隔を置いて複数の傾斜部を設けたので、搬
送ベルトの振動等により跳ね上げられた搬送物
は、確実に搬送ベルト内に戻され、外部へのこぼ
れ落ちはなく、また、摺動面に噛み込まれること
もないので部材の寿命が永くなる。
また、傾斜部は、搬送ベルトの全長に亘つて設
けるのではなく所定の複数箇所に設けるだけなの
で、加工が容易で安価に供給できると共に保形に
役立ち、かつ、搬送ベルトの強度を損なわない。
けるのではなく所定の複数箇所に設けるだけなの
で、加工が容易で安価に供給できると共に保形に
役立ち、かつ、搬送ベルトの強度を損なわない。
第1図は本考案による実施例の搬送ベルトの一
部を示す斜視図、第2図は実施例の要部を示す横
断面図、第3図は実施例の搬送ベルトの一部を示
す平面図、第4図は従来のベルトコンベヤの横断
面図、第5図は第4図の要部拡大図、第6図は従
来の搬送ベルトの側端縁の部分断面図である。 3……搬送ベルト、4……搬送物、7……傾斜
部。
部を示す斜視図、第2図は実施例の要部を示す横
断面図、第3図は実施例の搬送ベルトの一部を示
す平面図、第4図は従来のベルトコンベヤの横断
面図、第5図は第4図の要部拡大図、第6図は従
来の搬送ベルトの側端縁の部分断面図である。 3……搬送ベルト、4……搬送物、7……傾斜
部。
Claims (1)
- フレーム上にトラフ状に設置された、断面矩形
状の搬送ベルトの両側端部に、その厚みにより搬
送物を停留する段差を有してなるベルトコンベヤ
装置において、前記フレームの表面と該搬送ベル
ト表面とを連続させ、搬送物を通過させる幅を有
する傾斜部を該搬送ベルトの両側端部にその長手
方向に沿つて適宜間隔ごとに設けたことを特徴と
するベルトコンベヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5121586U JPH0350086Y2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5121586U JPH0350086Y2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62164219U JPS62164219U (ja) | 1987-10-19 |
JPH0350086Y2 true JPH0350086Y2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=30875268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5121586U Expired JPH0350086Y2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0350086Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-04 JP JP5121586U patent/JPH0350086Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62164219U (ja) | 1987-10-19 |
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