JPS6018971B2 - 複写機における照明結像系の駆動装置 - Google Patents

複写機における照明結像系の駆動装置

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JPS6018971B2
JPS6018971B2 JP55166341A JP16634180A JPS6018971B2 JP S6018971 B2 JPS6018971 B2 JP S6018971B2 JP 55166341 A JP55166341 A JP 55166341A JP 16634180 A JP16634180 A JP 16634180A JP S6018971 B2 JPS6018971 B2 JP S6018971B2
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speed
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
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    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
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    • G03B27/522Projection optics
    • G03B27/525Projection optics for slit exposure
    • G03B27/526Projection optics for slit exposure in which the projection optics move

Description

【発明の詳細な説明】 定められた経路に沿って運動を行なう照明結像系を備え
ていると共に、前記した照明結像系による結像が行なわ
れる部材が、前記した照明結像系の運動経路とは異なる
予め定められた経路に沿って運動を行なうように構成さ
れている複写機においては、その動作に当って照明結像
系の運動と、照明結像系による結像が行なわれる部材の
運動とが同期関係を保つことが必要とされる。
ところが、複写機において、感光体ドラムの回転と照明
結像系の移動とを同期させるには、従来感光体ドラムと
照明結像系とに対して単一の駆動源からの動力を例えば
チェーンやワイヤを用いて伝達すると共に、照明結像系
に対する動力の伝達経路中に正逆転用のクラッチを設け
て、照明結像系を往復運動させるように構成することが
最も一般的であったが、この場合には1個のモータが駆
動源として用いられており、かつ、動力の伝達がチェー
ンのような部材を用いて行なわれているから、負荷の変
動によってモー夕に生じる大きな速度変動やチェーンで
発生した振動によって、感光体ドラムの速度や照明結像
系の速度が変動することにより、画像の解像度が劣化し
たり、ジツタが生じるなどの欠点があった。
上記の欠点は、第1図に示すように感光体ドラムの駆動
系と、照明結像系の駆動系とを別にし、各駆動系毎に速
度制御系を構成させると共に、前記2つの速度制御系を
1つの基準発振器から得た基準信号によって制御するよ
うにすれば、良好に解消することができる。
第1図においてOSCは基準の発振器、CTa,CTh
は周波数変換用カウンタ(分周器)、COMPa,CO
M円bは位相比較器、Aa,Abは増幅器、Nね,M肋
まサーボモータ、ECa,ECbはエンコーダであって
、位相比較器にOMPa→増幅器Aa→サーボモータM
a(感光体ドラム駆動用モータNね)→ェンコーダEC
a→位相比較器COMPaのループはフェーズ・oック
ド・ループPLLaを構成しており、前記のフェーズ・
ロックド・ループPLLaは基準の発振器OSCの発振
出力が周波数変換用カウンタCTaで分周された信号を
基準信号として動作し、また、位相比較器COM円b→
増幅器Ab→サーボモータMb(照明結像系駆動用モー
タM世)→ェンコーダECb→位相比較器COM円bの
ループはフェーズ・ロックド・ループPLLbを構成し
ており、このフェーズ・ロツクド・ループPLLbは基
準の発振器OSCの発振出力が周波数変換用カウソタC
Tbで分周された信号と基準信号として動作することに
より、照明結像系の往復運動機構が等速運動を行なう時
に、感光体ドラム駆動用モータNねと照明結像系駆動用
モータMbとが同期状態で動作しうるようになされてい
る。
この第1図示の装置では、感光体ドラムの駆動と照明結
像系の駆動とが同一の駆動源によって行なわれるように
なされた既述の装置における欠点が生ぜず品質の良い画
像を得ることができるのであるが、第1図示の装置は、
感光体ドラムの駆動系と照明結像系の駆動系とにそれぞ
れ異なるフィードバック制御を施こすように構成されて
いるのでコスト高になるという欠点がある。上記の第1
図示の装置におけるコスト高という欠点を解決するため
に、第2図に例示するように感光体ドラムDはメインモ
ータMにって駆動し、照明結像系には第1図示の装置と
同様に位相比較器COMPb→増幅器Ab→サーボモー
タM位(照明結像系駆動用モータMb)→ェンコーダE
Cb→位相比較器にOMPbによってフェーズ1ロック
ド・ループPLLbを構成させ、前記のフェーズ・ロッ
クド・ループPLLbに対する基準信号として、感光体
ドラムDに付したェンコーダECからの出力を周波数変
換用カウンタCT(分周器CT)によって分岡した信号
を与えるように構成した装置が試みられた。
この第2図示の装置は、照明結像系の運動を感光体ドラ
ムの運動に追従制御させるようにして、制御系の構成を
簡単化することによりコストの低減を達成しようとする
ものであったが、感光体ドラムDを駆動するために用い
られているメインモータMは、複写動作時に各構成部分
に対してて順次に駆動力を与えているのでメインモータ
Mには負荷の変動に応じた速度変動を生じている。それ
で、第2図示の装置ではそれの照明結像系の運動が感光
体ドラムの大きな速度変動に迫従するような制御動作が
行なわれることが必要とされるのであるが、照明結像系
の慣性やサーボモータM伍‘こよって定まる大きな機械
的な時定数の存在により、第2図示の装置はそれの照明
結像系の運動が感光体ドラムの速度変動に良好に追従す
るようには制御されず、かえって感光体ドラムの周速と
照明結像系の速度との間に相対的な大きな速度変動が生
じて画質を劣化させることもあるということが問題とな
った。本発明は、照明結像系の往復運動機構の駆動と、
感光体ドラムの駆動とが個別の駆動源によって行なわれ
る如くになされている照明結像系を有する複写機におい
て、感光体ドラムの回転速度の計測結果と、予め設定さ
れていた感光体ドラムの標準の回転速度とによって、前
記した照明結像系の往復運動機構の等速走査モード時に
おける感光体ドラムの回転速度を予測し、前記した照明
結像系の往復運動機構の等速走査モードの開始以前の時
点に、前記の照明結像系の往復運動機構の立上がり動作
時及びまたは等速動作時における目標速度を、前記した
予測値に応じて設定するようにする手段とを備えたり、
また、前記の等速動作時における目標速度の設定値を、
照明結像系におけるレンズの焦点距離の標準値からのば
らつき及び構成部材の機械的精度の標準からのばらつき
に応じて補正するようにしたり、さらに、照明結像系の
往復運動機構の等速動作時における走査速度を検出し、
前記検出結果に基づいて前記した往復運動機構の等速動
作時における目標速度の旨設定値を補正するようにした
複写機における照明結像系の駆動装置を提供して、前記
した従来の問題点を解決するとともに、従来の複写機に
比べてより一層性能の向上した複写機が得られるように
,したものである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の複写機における
照明結像系の駆動装置について詳細に説明する。
第3図は、本発明の複写機における,照明結像系の駆動
装置の一実施態様を示すブロック図であって、この第3
図において、Dは感光体ドラム、Mは感光体ドラムDや
その他の構成部分を駆動するメインモータ、SDは感光
体ドラムDに取付けられた遮光板、PIは発光素子と受
光素子とによって構成されたフオトィンタラプタ、CC
は制御回格「ECbはヱンコーダ、Mbはサーボモータ
、LIは照明結像系である。
図示しない固定部に取付けられたフオトィンタラプタP
Iからは、感光体ドラムDに取付けられた遮光板SDが
感光体ドラムDの回転に従って回転することによって、
感光体ドラムDの所定の回転角度と対応するパルスPH
Pを出力して制御回路CCに与える。
第4図a〜c図は、遮光板SDとフオトィンタラプ夕P
Iとの組合わせ態様を例示した図であって、第4図a図
と第4図b図のものでは1個のフオトィンタラプタPI
と1個の遮光板SDとにより、また第4図c図のもので
は2個のフオトィンタラプタPl.,P12と1個の遮
光板SDとによって、それぞれ感光体ドラムDの回転に
つれ、遮光板SDの形状とフオトィンタラプタの配置態
様とに応じて定まる感光体ドラムDの所定の回転角度と
対応するパルスPHPがフオトィンタラプタから出力さ
れるのである。
フオトィンタラフ。
タの個数や配置の態様、及び遮光板SDの形状などは、
感光体ドラムDの所定の回転角度をどのように定めるの
かに従って適宜に決定されるべきものである。また、第
5図はサーボモータMbの正転逆転により往復運動を行
なうようになされた照明結像系LIの一例のものの概略
構成を示す斜視図であって、この第5図において、1は
ワイヤ、2,3は夕−ンプーリ、4はミラープーリ、5
はプーリ、6は第1ミラー、7は第2ミラー、8は遮光
板、9はホーム位置検出用フオトィンタラプタ、10は
ホーム位置と特定な距離だけ離れた位置に設けられた位
置検出用フオトィンタラプタであり、第1のミラー6及
び遮光板8などはワイヤ1にワイヤクランプ11によっ
て連結固着されており、また第2ミラー7はミラープー
リー4に対して回転自在に連結固着されている。
そして、第5図示の照明結像系LIは露光時においてそ
れの第1ミラー6が感光体ドラムDの周速度と対応した
速度で移動し、また、第2ミラー7は第1ミラー6の1
/2の速度で移動するようになされている。
さて、本発明の複写機における照明結像系の駆動装置に
おいては、まず、感光体ドラムDの回転速度の計測結果
と、予め設定されていた感光体ドラムDの標準の回転速
度値とによって、前記した照明結像系の往復運動機構の
等速走査モード時における感光体ドラム○の回転速度を
予測し、前記した照明結像系の往復運動機構の等速走査
モードの開始以前の時点に、前記の照明結像系の往復運
動機構の立上がり動作時及びまたは等速動作時における
目標速度を、前記した予測値に応じて設定し、前記の目
標速度の設定の時点以降は前記した照明結像系の往復運
動機構を、前記した感光体ドラムの駆動系とは非同期の
関係とし、照明結像系の往復運動機構が前記のように設
定された目標速度で運動するようにして、感光体ドラム
の実際の回転速度の変動に対しては照明結像系が追従し
ない状態で照明結像系を駆動するのであるが、この点を
第3図に示すブロック図をも参照して具体的に説明する
感光体ドラムDの回転に応じてフオトィンタラプ夕PI
から出力されるパルスPHPの周期(パルス中でも同じ
)は、感光体ドラムDの回転速度に応じて変化する。
それで感光体ドラムDが所定の回転角だけ回転するのに
要する時間は、フオトィンタラプタPIから出力される
パルスPHPの周期(またはパルス中)を、感光体ドラ
ムDの所定の回転角と対応させておくことにより、パル
スPHPの周期(またはパルス中)ご計測することによ
り知ることができる。
そして、前記した計時用のパルスPHPの周期(または
パルス中)の計測は、前記したパルスPHPの周期より
も極めて短かし、繰返し周期を有するパルスの個数を計
数することによっても容易に実現できることは周知のと
おりである。
第3図中において、制御回路CC中の発振器OSCから
は、計時用のパルスPHPよりも極めて短かし・繰返し
周期を有するクロックパルスPcが送出されており、こ
のクロツクパルスPcは、フオトィンタラプタPIから
出力される計時用パルスPHPによってリセツトされる
計数器CTNと、プリセッタプルカゥンタ鴇Cとに被計
数パルスPcとして与えられる。
そして、前記した計数器CTNにおいて計時パルスPH
Pの1周期と対応して計数されたクロツクパルスPcの
個数N(計数値N)は、感光体ドラムDが所定の角度だ
け回転するのに要した時間を示している。
今、感光体ドラムDが速度変動のない状態で回転してい
る時(基準の回転速度・・・・・・標準の回転速度……
で回転している時)における計時パルスPHPの1周期
の計数値をNoとし、感光体ドラムDの速度変動分によ
る計数値が△Nであるとすると、計数値N‘まm式で示
される。
N=N。
十△N=N。(1十鍔)......{,}また、画像
の変倍率をmとし、m=1における照明結像系の設定速
度をVoとすると、照明結像系の設定速度Vは次の(2
}式によって示されるものとなる。v=1/mV。
・・・・・・{2’ところで、照明結像系の移動速度は
、それの駆動力の伝達経路における構成部品の機械的精
度のばらつきの存在に基づいて、モータが標準の回転速
度で回転していても、移動速度が標準の速度(これは前
述した設定速度Voである)とはならないから、構成部
品の標準値からのばらつきによる速度変動分もモー夕の
回転速度を変化させて補正することが必要とされる。
前記した構成部品の機械的精度のばらつきによる速度変
動の発生は、例えば、第5図中のプーリの径のばらつき
、ワイヤ1の径のばらつきを考えれば直ちに理解できる
ところであろう。
また、モータの回転速度に対する補正は、前記した各構
成部品の寸法のばらつきの他に、照明結像系中に用いら
れているレンズの焦点距離のばらつきに応じても行なわ
れなければならないが、この点について第10図を参照
して説明すると次のとおりである。
第10図において、Dは感光体ドラム、12は原稿面、
13はしンズであり、レンズ移動型の結像方式において
は次の諸関係式が成り立つ。
まず、レンズ13によって原稿面12の画像が感光体ド
ラムDの表面に良好に結像する条件は、原稿面12とし
ンズ13との距離をa、レンズと感光体ドラムDの結像
面との距離をb、レンズ13の焦点距離fとすると次の
a式により示される。1/a+1/b=1/f……‘a
’ 倍率b/aをkとすると、原稿面12と感光体ドラムD
との距離a十bは、a+b=化毛1f…‐‐‐(bl のように示され、また、そ:(a十b)=X:bの関係
より、x=為‐苛〆.・(CI ‘c}式が得られる。
今、レンズの焦点距離fの値がばらついている時に、そ
のばらつきに関係なく一定の倍率の画像を感光体ドラム
上に結像させるのには、距離a,bを調整すればよく、
また、そのような調整を行なった場合には【c}式で示
すXの距離も変化しない。
しかしながら、レンズ13の焦点距離fの値に応じて距
離a,bを調整するのは非常に困難であるため、実際に
は蜘式が成り立つように距離aを調整してピント合わせ
を行なうことが多いが、この場合には‘c)式から明ら
かなように、距離Xをレンズのf値によって変えること
が必要となる。
すなわち、一定の原稿中を走査するためには、レンズ1
3の焦点距離fのばらつきに応じて照明結像系の移動速
度(走査速度)を変えることが必要とされるのである。
したがって、照明結像系で最終的に目標として設定され
るべき初期設定速度りは、既述した■式で示される設定
走査速度Vと、各変倍時における速度の調整分△Vm(
ただし、mは設定変倍率を示す)とによって次の【3ー
式で示されるものとなる。
v=V+△Vm=1ノmV。
十△Vm『V。/m(.+工毒虫)……‘31一方、感
光体ドラムDにも速度変動があるから、感光体ドラムD
の度変動をも考慮【して上記の速度Tを求めると、計数
値Nは速度に反比例するものであるので上記の‘1},
■式より、速度〃は次の【4}式で示されるものとなる
上記した‘4ー式に示されているNoは、第3図中の演
算回路OPC中に記憶されており、また、△Nは計数器
にTNの計数値Nが、計時パルスPHPがラツチバルス
として与えられるラッチ回路LCにラツチミれて演算回
路OPCに与えられていることにより、演算回路OPC
において、△N=N−Noの演算が行なわれることによ
って演回路OPC中で求められる。
また、変倍率mの値は変倍率指定用スイッチ群SWmの
操作により、指定された変倍率と対応する数値が演算回
路OPCに与えられ、さらに、各変倍時における速度の
調整分△Vmは、初期条件の設定用スイッチ君洋Wその
操作により所要の初期設定条件として演算回路OPCに
与えられているから、‘4)式は演算回路OPCで容易
に演算されうるのである。
第6図は初期設定条件の設定用スイッチ群SWその構成
例を示す回路図であり、この第6図において、S,,S
2・・・・・・Snは各異なる変倍率と対応して設けら
れているスイッチアレイであり、各スイッチアレイには
、1個の補正方向の指定用スイッチSaと、複数個のデ
ータ指定用スイッチSb,Sb・・・・・・を備えてい
る。
伝送線〆,は演算回路OPCから送られてくる変倍率指
定入力信号の伝送線であり、また、伝送線そ2 は補正
コード出力の伝送線である。
図示の例では、変倍率mが1,0.82,・・・・・・
0.65と対応するスイッチアレイS,,S2,・・…
・Snが設けられているものとして示されているが、複
写機が変倍率の変更によってもしンズのばらつき、機械
的精度のばらつきに変化が生じない構成のものであれば
、スイッチアレイは1個でよく、その時には当然のこと
ながら伝送線夕。を介して演算回路OPCから初期条件
の設定用スイッチ群SW〆へ情報を伝える必要もない。
第3図において、照明結像系LIの往復運動機構の走査
時における照明結像系は、後述のように位相比較器CO
MPb→ループフィル夕LF→スイッチSWa→増幅器
Ab→サーボモータMb→ェンコ−ダECb→位相比較
器COMPbで構成されたフェーズ・ロックド・ループ
によって、基準信号に追従した等速走査制御が行なわれ
るから、位相比較器COMPbへ与える基準信号Sfr
となる基準パルスの繰返し周波数frを変更することに
より照明結像系の速度を変更することができる。
したがって、上記の‘4}式で示される照明結像系の初
期設定速度ひを得るために位相比較器COMPbへそれ
の基準信号として与えるべき基準パルスの繰返し周波数
frはQを比例定数として次の【5}式で示されるもの
となる。
上記した{5}式で示される繰返し周波数frを有する
基準パルスを、発振器OSCから出力される繰返し周波
数fcのクロツクパルスPcをプリセツタブルカゥンタ
塔Cで分周して得るとすると、プリセッタブルカウンタ
PSCにおける計数値W(分周比W)は、ナr〒未…‘
61 【5},■式より、 【7}式のように求められる。
そして、三等三《・であるから上記の‘71式は、w=
芋(・十等)(・‐玲竿)fC鍔《 1より w=亨(日誌等;)f小■ 舷.式となる。
等倍率で感光体ドラムDが目標どおりに速度Voで動作
し、かつ、各レンズの焦点距離にばらつきがなく、また
、機械的精度にもばらつきがない場合における前記した
プリセツタブルカウンタの計数値をWoとすると、この
場合においては【81式中のmは1、△Nと△Vmとは
共に0であるから、W。
はfC Wo=7市……【9}となる。
したがって、Wは次のQO式で示されるものとなる。
w:m(1十等‐章三)W。
=mW。十学△N−宅学△Vm‐‐‐‐‐‐QQ このように、感光体ドラムDに速度変動があったり、レ
ンズの焦点距離fにばらきがあったり、構成部分の機械
的精度にばらつきがあった場合でも、倍率誤差のない画
像を得るためには、位相比較器にOMPbの基準信号S
f「となる基準パルスは、それの繰返し周波数frが、
前記した感光体ドラムの速度変動や、レンズの焦点距離
fのばらつき及び構成部分の機械的精度のばらつきなど
に応じたそれぞれ異なった値に設定されるように、プリ
セツタブルカウン夕PSCの計数値W(分周比W)の変
更が必要とされる。
ところで、第3図中のプリセッタブルカウンタ俺Cは、
演算回路OPCにおけるOQ式に従う演算結果がプリセ
ットされるべき数値入力として与えられており、第3図
示の例ではブリセッタブルカウンタPSCはそれからボ
ロー信号を出力する毎に、前記した演算回路OPCの演
算結果として得られた働式の数値にブリセットされるよ
うになされているが、演算回路OPCで行なわれる演算
は、感光体ドラムDの速度変動分△N、及び設定された
変倍率m毎についてのレンズの焦点距離fのばらつきや
、各構成部分における機械的精度のばらつきなどによる
速度変動分△Vmも加味されている‘10式の演算であ
るので、プリセッタブルカウンタPSCにプリセットさ
れるべき演算回路OPCの演算結果の数値Wは、感光体
ドラムDの速度変動分△N及び設定された変倍率m毎に
ついてのレンズの焦点距離fのばらつきや、機成部分の
機械的精度のばらつきなどによる速度変動分△Vmによ
って生じる誤差も補正された数値となされているのであ
る。
なお、第3図中に示すプリセッタブルカウンタPSCは
、それから出されるボロー信号の度毎に演算回路OPC
の演算結果の数値がプリセットされるデクリメント動作
のカウンタであるとして例示されているがt プリセツ
タプルカウンタPSCとしてはそれにプリセットされた
数値と、計数値とが一致した時にリセットを繰返すよう
な構成のものが用いられてもよいことは勿論であり、要
するに、ブリセッタブルカウンタPSCとしては、演算
回路OPCにおける演算結果の数値を・分周比として動
作し、出力として所要の繰返し周波数frを出力しうる
ものであればよいのである。
演算回路OPCは、それにシーケンスコントローラSC
Cから線そ3 を介して与えら,れる演算開始信号Ps
によって演算を開始するのであるが、演算回路OPCで
行なわれるOQ式に従う演算に必要な各種の数値(m,
Wo,No,△N,△Vm)の内で変倍率mの数値は、
既述した変倍率指定用スイッチ君衿Wmから演算回路O
PCに与えられ、また、各変倍率毎についての速度の調
整分△Vmの数値は、初期条件の設定用スイッチ.寄る
W夕から演算回路OPCに与えられ、また、感光体ドラ
ム○の基準(標準)の回転速度と対応する計数値N。
及び、基準(標準)の動作状態に二おける分周比Woな
どの値は演算回路OPC中に記憶されており、さらに、
感光体ドラムDの回転速度の変動と対応する計数値△N
は、計数器CTNで計数した計数値Nをラッチしている
ラッチ回路LCから演算回路OPCに与えられた数値N
と、演算回路OPC中に記憶されている数値Noとを用
いて、(N−No)=△Nの演算を演算回路PPC「;
行なうことによって得ることができる。 上記の説明で
は、初期条件の設定用スイッチ群SW夕から演算回路O
PCに与える数値が、各変倍率毎についての速度の調整
分△Vmの数値であるとしたが、初期条件の設定用スッ
チ群SWそから演算回路OPCに与える数値力柳式の右
辺・第3項で三示す豊△Vmと対応する数値となされる
ように初期条件の設定用スイッチ群SW〆が構成されて
いることは演算回路OPCでの演算を容易にする点から
望ましい実施の態様である。また、演算回路OPC内に
、00式の右辺第1項のmWoの数値を予め記憶させて
おいたり、また肌式の右辺第2項の芋△Nの縦を、競が
予想されるmの範囲と、予想される△Nの範囲における
すべてのmと△Nとのすべての組合わせについて予め求
めておき、それを演算回路OPC中で記憶しておくこと
は、演算回路OPCにおける演算時間の短縮化のために
有効な手段である。
この場合に上記した△Nの範囲、少くとも感光体ドラム
Dで生じると予想される回転速度の変動の範囲と対応す
る△Nの範囲となされていることが必要なことはいうま
でもない。なお、演算回路OPC内に記憶させておくべ
きデ‐夕と肌ま、穀の個各変倍率毎‘こ計算したもので
あってもよいのであるが、この場合に慨述比学△Nの数
値を演算回路oPC内‘こ記憶させておく場合よりも演
算時間が多くかかるので望ましくはない。
これまでの記述結果より明らかなように、演算回路OP
Cに対してシーケンスコントローラSCCから演算開始
信号PSが与えられた場合には、演算回路OPCでは‘
1■式に従う演算を短時間の内に行なうことができるの
であり、演算回路OPCからはプリセッタブルカゥンタ
PSQこ対しては所定の分周比W(計数値)の数値を与
えうるのである。
第3図中のシーケンスコントローラSCCは、それに動
作開始信号St、原稿の大きさの指示信号S。
s(複写紙の大きさの信号であってもよい)、ホーム位
置(初期位置)検出用フオトィンタラプタ9からの信号
Ph(初期位置信号Ph)、ヱンコーダECbの出力信
号Pfb、変倍率指定用スイッチ群SWmの出力信号S
m及び計時パルスPHP、ならびに演算回路OPCから
の立上がりの目標値信号Sdrや1」ターン目標値信号
Srtなどが与えられて、制御回路CCの各構成部分の
動作を順次に制御する。初期時にシーケンスコントロー
ラSCCは、線そ4 を介してスイッチSWbに切襖制
御信号を与えて、スイッチSWbをオンの状態とし、照
明結像系を初期位置に正しく位置させるように制御する
この制御は例えば第5図中の遮光板8がホーム位置検出
用フオトィンタラプタ9の中央部に位置するような状態
となるように、初期位置信号Phを用いて照明結像系を
初期位置へ設定させる周知の手段によって行なわれてよ
い。なお、第3図中のPCCは位相補償回路である。
外部から動作開始信号Stが到来し、なおかつ、フオト
インタラプタPIから計時パルスPHPが到釆すると、
シーケンスコントローラSCCは線〆5 を介してスイ
ッチ群SWdに切換制御信号を与えて、スイッチ群SW
dをオンの状態とし、また線夕4 を介してスイッチS
Wbへ切操信号を与えてスイッチSWbをオフさせる。
この時点においててラッチ回路LCには、感光体ドラム
Dが所定の回転角度だけ回転するのに要した時間をクロ
ックパルスPcを被計数パルスとして計数器にTNで計
数した計数値Nがラッチされていて、それが演算回路O
PCへ与えられている。ラッチ回路LCで計数器にTN
の計数値をラッチする時点は、演算回路OPCの演算動
作中の期間を除けば任意に選定されてもよい。
演算回路OPCの動作中にはラツテパルスをゲートして
、ラッチ回路レCの出力が変動しないようにしなければ
ならない。前記したスイッチ群SWdがオンの状態とな
されたことにより、立上がり回路STCから出力される
立上がり信号Sriが増幅器Abに与えられ、サーボモ
ータMbが駆動される。
立上がり回路STCの一例構成を示す第7図において、
DACはデジタルアナログ変換器、SUBは減算器、F
VCは周波数電圧変換器、PCCaは位相補償回路であ
り、DA変換器DACでは立上がりの目標値信号Sdr
をDA変換して、アナログ信号形態の目標速度基準電圧
Vrrfとし、それを減算器SUBへ与え、また、F−
V変換器FVCではェンコーダECbの出力信号Pfb
を周波数電圧変換した電圧Vrbを減算器SUBへ与え
、減算器SUBでは前記の2つの電圧の減算を行なう0
減算器SUBからの出力信号は位相補償回路PCCaに
よってそれに所要の位相補償が施こされて、立上がり回
路STCからの出力信号、すなわち立上がり信号Sri
となされるのである。前記したDA変換器DACへ与え
られる立上がりの目標信号Sdrは演算回路OPCで作
られて、それがシーケンスコントローラSCCを介して
立上がり回路STCに与えられている。また、前記した
位相補償回路PCCュは例えば&相進み回路または位相
遅れ回路として構成されるが、これは照明結像系の立上
がり時の運動にオーバーシュートを生じさせないように
設計される。
立上がり回路STCは、照明結像系の移動速度を速やか
に目標速度近傍まで立上からせるようにするために設け
られたものであるが、この立上がり回路STCに設定さ
れる目標速度としては、‘11感光体ドラムが基準(標
準)の回転速度で回転しているものとして設定される目
標速度、と■感光体ドラムの速度篇動、レンズの焦点距
離のばらつき、構成部分の機械的な精度のばらつきによ
る速度変動、などの補正を行なったものとして設定され
る目標速度、との2つが考えられる。前記した‘1’に
よって立上がり時の目標速度が設定された場合にはこの
立上がり時の目標速度と、照明結像系に設定された最終
的な目標速度、すなわち、感光体ドラムの速度変動、レ
ンズの焦点距離のばらつきや構成部分の機械的な精度の
ばらつきによる速度変動などの補正が行なわれた状態で
の目標速度との間に大きな違いが生じた場合に、立上が
りモードから等速モードへの受け渡しが不円滑になり、
照明結像系が最終的な目標速度になるのに長い時間を要
する。
つまり、立上がり時間が長くなることも起こる。第8図
は立上がりモードと等速モードとにおける目標速度に差
がある場合の照明結像系の速度変動化の一例態様を示す
図である。
したがって、立上がり回路STCによる照明結像系の立
上がり動作を良好なもとするのには、前記い2}‘こよ
って立上がり時の目標速度を設定した方がよいo前記し
た■により目標速度を設定した場合は、既述した【4}
式より次の(11)を得て、し=v。
/m(・十篤学等).・..・.(・・)この(11)
式に速度を電圧に変換する定数8を乗じた下記の(12
方式で定められる立上がり目標値信号Sdrを演算回路
OPCで作り、それを立上がり回路STCに供給するよ
うにすればよい。Sdr=針=8V。
/m(1十等芋−帯)...…(12)立上がり目標信
号Sdrが、演算回路OPCにおける(12方式の演算
によって容易に得られることは既述したところから類推
できるので、ここではその詳細な説明は省略する。
さて、照明結像系が立上がり動作を行なっている間に、
シーケンスコントローラSCCから演算回路OPCに線
そ3 を介して与られた演算開始信号Psによって、演
算回路OPCが既述したような演算を開始し、また所定
の時間内に演算ご終了してその演算結果をプリセツタブ
ルカーゥンタPSCへ出力する。
プリセッタブルカウン夕PSCは、亘既述のようにそれ
に与えられた分間比Wで入力の被計数パルス(クロック
パルスPc)を分周して、所定の繰返し周波数frを有
する基準信号Srrを出力してそれを位相比較器COM
Pbに与える。
シーケンスコントローラSCCは、凶線そ5 を介して
スイッチSWdに制御信号を与えてスイッチSWdをオ
フの状態とし、また、線そ6をオンンの状態として、照
明結像系をPLLモード(フェ−ズ・ロック・ド・ルー
プ・モード)・乙目標速度で運動させる、ようにするか
、あるいは{B’スイッチSWdにオンの状態を続けさ
せておいて、さらに、線そ6を介してスイッチSWaに
与えた制御信号によってスイッチSWaをオン態として
、照明結像系をPLLモードと速度制御モードとの混在
モードによって目標速度で運動させるようにする。
シーケンスコントローラSCCによつ前記した凶,【B
}の内の何れの制御モードで照明結像系が制御されるよ
うにするのかは任意に決定できる事項であるが、前記し
た‘B}のような制御の態様で照明結像系が制御される
ようにした方が系の安定度が向上する点からみて望まし
い。
前記した凶による制御モードとなされた場合には、位相
比較器COMPb→ルプフィルタLF→スイッチSWa
→増幅器Ab→サーボモータMb→ェンコーダECb→
位相比較器COMPbからなるフェ−ズ・ロック・ド・
ループ(PLL)が、位相比較器COMPbに供給され
ている基準信号!Sfrの周波数に、ェンコーダECb
の出力信号Prbの周波数を等しくするような動作を行
なって、照明結像系LIに目標の速度での運動を行なわ
せるのである。
また、前記した脚による制御モードとなされた場合には
、前述した帆による制御モ・−ドの場合の動作の他に、
ェンコーダECb→立上がり回賂STC→増幅器Ab→
サーボモータMb→ェンコーダECbのループによる速
度制御動作も併わ」生て行なわれる。この‘Bはる制御
モードが行なわれる場合には、スイッチSWaと増幅器
Abとの間に第3図中の点線図示のよに加算器ADDを
設け、この加算器ADDに対してスイッチSW.を経て
来る信号とスイッチSWdを経て来る信号とを入力こさ
せるようにする。
そして、この佃による制御モードの場合には、ェンコー
ダECbの出力信号Pfb(これは速度に比例した信号
である)が周波数電圧変換された信号成分を含んでいる
立上がり回路STCからの出力信号Sr,がフェーズ・
ロック・ド・ループ(PLL)内に与えられることによ
り、PLLに見掛上速度フィードバックがかけられるた
めに、定遼動作時における系の安定度が向上されうるの
である。
前記した的または‘B}の制御モー日こよる照明結像系
の定速動作中に、シーケンスコントローフSCCはェン
コーダECbの出力信号Prbのパルス数を計数し、そ
の計数値が原稿の大きさの指示信号S。
sと一致した時に、走査が終了したとして、制御モード
が■であった場合には線そ6を介してスイッチWaに制
御信号を与えてスイッチSWaをオフの状態とし、また
、制御モードが脚であった場合には線そ6を介してスイ
ッチSWaに制御信号を与えてスイッチSWaをオフの
状態にすると共に、線〆5を介してスイッチSWdに制
御信号を与えてスイッチSWdをオフの状態とし、さら
に、制御モードが凶,‘B’何れの場合でも線ム を介
してスイッチSWcに制御信号を与えてスイッチSWc
をオンの状態とする。前記したスイッチSWcがオンの
状態となされると、リターン回路RTCの動作により照
明結像系はホーム位置の方へと復帰動作を行なう。
リターン回路RTCの構成は、第7図に示されているよ
うな既述した立上がり回路STCと同様なものであって
もよい(そのため第7図中にはそれがリターン回路RT
Cとして使用される場合における信号が括弧書きで示さ
れている)が、第7図示の回路がリターン回路RTCと
して用いられる場合には、目標速度基準電圧Vrffの
値が、照明結像系が初期位置(ホーム位置)に近づくに
つれて下がるように、リターン目標値信号Srtを定め
ておけばよい。
また、リターン回路RTCの出力の極性は、当然のこと
ながら、立上がり回路STCの出力の極性とは逆である
から、リターン回路RTCの構成はその点を考慮して構
成されるべきことはいうまでもない。
照明結像系LIがホーム位置付近にまで復帰して来た時
は、スイッチSWcがオフ、スイッチSWbがオンとな
るように切換え制御されて停止モードとなり、それによ
り照明結像系LIは、第5図中の遮光板8がフオトィン
タラプタ9の中央部に位置するような位置に停止するよ
うに制御される。
このようにして、1サイクルの動作が終了するのである
が、前述のような制御動作を行なう制御回路CCにおけ
る演算回路OPC、シ−ケンスコントローラSCCなど
の諸機能は、一つのマイクロコンピュータ(RAM,R
OM,1/0ボートを含む)によって容易に実現できる
。これまでの説明においては、感光体ドラム○の速度変
動の予測が、照明結像系が運動を開始する直前における
感光体ドラムの回転時間計測によって行なわれるものの
ように記述されたが、感光体ドラムの速度変動の予測は
、照明結像系が運動を開始する以前における複数回の感
光体ドラムの回転時間の計測に基づいて行なわれてもよ
いことは勿論である。
第9図は、照明結像系の運動開始の時点よりも2回転前
までの感光体ドラムの回転時間の計測値によって、照明
結像系の走査時における感光体ドラムの回転時間の予測
を行なう場合の一例方法を図的に説明したものである。
感光体ドラムDの回転時間の計測の手段の一部としてい
られるフオトィンタラプタと遮光板SDとについては、
第4図a〜c図について既述したが、第4図b図及び第
4図c図について補足的に説明を行なうと、第4図b図
示の場合には、遮光板SDがフオトィンタラプタPIを
通過する時間が計測され、また、第4図c図の場合には
2つのフオトィンタラプタPl.,P12の間で遮光板
SDが通過する時間が計測されるのである。照明結像系
の往復運動機構における構成部材が経時変化または温度
などの環境変化によって寸法が変化すれば、当然に照明
結像系の運動速度も変化する。
例えば、第5図示の往復運動機構を備えた照明結像系に
おいて、往復運動機構のプーリ径やワィタの径などが経
時変化や温度などの環境変化などによって変化すれば、
サーボモータNLの回転速度が一定であっても、照明結
像系の運動速度は変化する。
次に前記した原因に.よる照明結像系の連動速度の変動
を補正する手段の一例を第5図を参照して説明する。
第5図において照明結像系に設けた遮光板8の通路中の
一定の距離におかれた2つのフオトインタラプタ9,1
0間を遮光板8が通過するのに必要な時間は、照明結像
系の運動速度に反比例する。そして前記した2つのフオ
トインタラプタ9,10間を遮光板8が通過するのに要
する時間はサーボモータMbによって回転されるェンコ
ーダECbからの出力信号Pfbのパルス数を計数する
ことによって計測することができる。そこで、照明結像
系の組付終了後に照明結像系の移動速度を基準値として
おいて遮光板8が2つのフオトインタラプタ9,10間
を通過する間に、ェンコーダECbからの出力信号Pf
bのパルス数がJ。
となるように前記した2つのフオトインタラプタ9,1
0の間隔を調整しておけば、プーリ径やワイヤ径が経時
変化や温度変化によって変化し前記したェンコーダEC
bからの出力信号Pfbのパルス数がJに変化したとす
ると、変動分のパルス数を△Jとして、パルス数JはJ
=J。
十△J:J。(1十字)・・.・..(・3)(13)
のように示される。サーボモータMbは、サーボモータ
Mbによつて回転されるェンコーダECbの出力信号P
fbによって制御されているので、前記した経時的ある
いは環境変化による前記したパルス数△Jの変動による
照明結像系の移動速度の補正をさらに行なわなければな
らない。
補正を行なわないと、感光体ドラムによる速度変動及び
レンズの.様点距離のばらつきや、構成部分の機械的精
度のばらつきがなく、変倍率mが1のときの走査速度(
移動速度)ひjは、結局ひ: Vo …(14)
I(・十号)(1り式で示されるものとなる。
した池て・基準の設定速度を(1十全)倍すればよいの
で、既述した【4}式は次の(15)式となる。
全《1を考慮すると、 仲羊(・十等半十全‐鍔)・・・・・・(・6)w=m
(日舎些地‐令)w。
=mw。V。
十学△N‐m豊△Vm−学△J■・・・・・・(I7)
上記の(17万式1こ従う演算回路OPCでの演算のや
り方は、【10式に従う演算回路○PCて;の演算のや
り方より類推できるので、ここでは説明を省略してあり
、また、第3図中にも構成を図示していない。
なお、前記したパルス数Jの計測は、それを一回前のI
Jターン時あるいは往時に行なえばよく、また、計測結
果を不揮発性のメモリに記憶すれば電源投入時における
第1回目の走査時においても支障なく補正動作を行ない
うる。
以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の複写機における照明結像系の駆動装置は、照明結像
系の往復運動機構の駆動と、感光体ドラムの駆動とが個
別の駆動源によって行なわれる如くになされている照明
結像系を有する複写機において、感光体ドラムの回転速
度の計測結果と、予め設定されていた感光体ドラ,ムの
標準の回転速度値とによって、前記した照明結像系の往
復運動機構の等速走査モード時における感光体ドラムD
の回転速度を予測し、前記した照明結像系の往復運動機
構の等速走査モードの開始以前の時点に、前記の照明結
像系の往復運動機構の立上がり動作時及びまたは等速動
作時における目標速度を前記した予測値に応じて設定し
、前記の目標速度の設定の時点し汎盗は前記した照明結
像系の往復連動機構を、前記した感光体ドラムの駆動系
とは非同期の関係とし、照明結像系の往復運動機構が前
記のように設定された目標速度で運動するようにして、
照明結像系の往復運動機構が感光体ドラム○の実際の回
転速度の変動に対して追従しない状態で運動するように
されているものであるから、本発明によれば簡単な構成
により既述した従釆の複写機における諸欠点をすべて良
好に解消することができ、従来の複写機に比べてより一
層性能の向上した複写機を容易に、かつ、安価に提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来装置のブロック図、第3図は本
発明装置の一実施態様のブロック図、第4図a〜c図は
遮光板とフオトィンタラプタとの関連配置を示す図、第
5図は照明結像系の一例のものの斜視図、第6図は初期
条件設定用スイッチ群の構成例を示す回路図、第7図は
立上がり回路(リターン回路)の一例構成のもののブロ
ック図、第8図は照明結像系の速度の変化態様を示す図
、第9図は感光体ドラムの速度変動の予測法を説明する
図、第10図はしンズ移動型の結像方式の説明図である
。 D・・・・・・感光体ドラム、P1,9,10・・・・
・・フオトィンタラプタ、OSC・・・・・・発振器、
PSC・・・・・・プリセッタブルカウンタ、COMP
b・・・・・・位相比較器、LF……ループフィル夕、
Ab・・・・・・増幅器、Mb…...サーボモータ、
ECb.・・・・.エンコーダ、OPC・・・・・・演
算回路、LC・・・・・・ラッチ回路、CTN・・・・
・・計数器、SCC・・・・・・シーケンスコントロー
ラ、STC・・・・・・立上がり回路、RTC・・・・
・・リターン回路、PCC・・・・・・位相補償回路、
SWa〜SWd・・・・・・スイッチ。 為 1 図努2図 希1図 弟ム図 稀9 図 策5図 策5図 希7図 鷺8図 菊 lo 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 照明結像系の往復運動機構の駆動と、感光体ドラム
    の駆動とが個別の駆動源によつて行なわれる如くになさ
    れている照明結像系を有する複写機において、感光体ド
    ラムの回転速度を計測して得た計測結果と、予め設定さ
    れていた感光体ドラムの標準の回転速度値とによつて、
    前記した照明結像系の往復運動機構の等速走査モード時
    における感光体ドラムの回転速度の予測値を得る手段と
    、前記した照明結像系の往復運動機構の等速走査モード
    の開始以前の時点に、前記の照明結像系の往復運動機構
    の立上がり動作時及びまたは等速動作時における目標速
    度を前記した予測値に応じて設定するようにする手段と
    、前記の目標速度の設定の時点以降は照明結像系の往復
    運動機構を、前記した感光体ドラムの駆動源に対して非
    同期の状態で動作させる手段とを備えてなる複写機にお
    ける照明結像系の駆動装置。 2 照明結像系の往復運動機構の駆動と、感光体ドラム
    の駆動とが個別の駆動源によつて行なわれる如くになさ
    れており、感光体ドラムの回転速度を計測して得た計測
    結果と、予め設定されていた感光体ドラムの標準の回転
    速度値とによつて、前記した照明結像系の往復運動機構
    の等速走査モード時における感光体ドラムの回転速度を
    予測し、前記した照明結像系の往復運動機構の等速走査
    モードの開始以前の時点に、前記の照明結像系の往復運
    動機構の立上がり動作時及びまたは等速動作時における
    目標速度が、前記した予測値に応じて設定さるようにな
    されているとともに、前記の目標速度の設定の時点以降
    は照明結像系の往復運動機構を、前記した感光体ドラム
    駆動源に対して非同期の状態で動作させるようになされ
    ている複写機における照明結像系の駆動装置において、
    前記の照明結像系の往復運動機構の立上がり動作時及び
    または等速動作時における目標速度の設定値を、光学系
    におけるレンズの焦点距離の標準値からのばらつき及び
    構成部材の機械的精度の標準値からのばらつきに応じて
    補正するようにした複写機における照明結像系の駆動装
    置。 3 照明結像系の往復運動機構の駆動と、感光体ドラム
    の駆動とが個別の駆動源によつて行なわれる如くになさ
    れており、感光体ドラムの回転速度を計測して得た計測
    結果と、予め設定されていた感光体ドラムの標準の回転
    速度値とによつて、前記した照明結像系の往復運動機構
    の等速走査モード時における感光体ドラムの回転速度を
    予測し、前記した照明結像系の往復運動機構の等速走査
    モードの開始以前の時点に、前記の照明結像系の往復運
    動機構の立上がり動作時及びまたは等速動作時における
    目標速度が前記した予測値に応じて設定されるようにな
    されているとともに、前記の目標速度の設定の時点以降
    は照明結像系の往復運動機構を、前記した感光体ドラム
    の駆動源に対して非同期の状態で動作させるようになさ
    れている複写機における照明結像系の駆動装置において
    、前記した照明結像系の往復運動機構の等速動作時にお
    ける走査速度を検出し、前記の検出結果に基づいて前記
    した往復運動機構の等速動作時における目標速度の設定
    値を補正するようにした複写機における照明結像系の駆
    動装置。
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