JPS6018942Y2 - スタンド型メモ帳 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、使用前の状態では何処の位置から見ても四辺
形状となってメモ帳が飛出せずにカバーされた状態にし
て、陳列時は勿論、ケース等への収納時及び整理、整頓
及び運搬等において、空間占拠が殆んどなく有効利用が
できると共に、使用状態では、展開させ折目を介して漸
次折曲げ組立て、メモ帳頭部を固着してメモ帳のメモ台
らかの外れを防止して極めて能率よく筆記ができるよう
にした安価で、且販促用用品等としても利用できる優れ
た利点を多数併有するスタンド型メモ帳を得ることを目
的としたものである。

次に本考案の内容を説明すれば、載せ台部１に前面垂直
部２、広告表示部３、背面立上り部４、表面カバ一部５
、側面カバ一部６及び挿込片７を、折目８を介して延設
し、前面垂直部２と反対側の載せ台部１の端部９に近い
個所より切込部１０．１１を平行して形成し、載せ台部
１の一方の側縁部１ａを延設して保護カバ一部１２を、
広告表示部３に鉛筆類挿送部１３を、更に背面立上り部
４に上記鉛筆類挿送部１３と対応する個所に鉛筆類先端
挿送部１４を夫々形成すると共に、背面立上り部４と表
面カバ一部５に跨り、且左右両側縁部１５，１６と平行
の切込部１７を設け、鉛筆類先端挿送部１４を囲繞する
折目１８を両切送部１７を結線して形成したことを特徴
とするスタンド型メモ帳である。

イはメモ帳、１９はメモ帳イの頭部であって、通常前面
垂直部２の表面に天のりして固着する。

更にメモ帳イの形状は、通常全長は載せ台部１の全長と
同程度とするが、幅員の方は鉛筆２０類の幅員に相当す
る分だけ、幅員を狭く形成する。

なお、メモ帳イ及び鉛筆２０類を除くメモ台は、通常薄
紙製であるが限定しない。

上記の如き構成からなる本考案品のスタンド型メモ帳の
使用前と使用のため組立てるときの二種類につき説明す
る。

先ず第１に使用前、即ち組立て以前はメモ帳イを載せ台
部１に載置し、且前面垂直部２の表面に頭部１９を天の
りして固着させる。

その際メモ帳イの右側載せ台部１に鉛筆２０類を載せて
やる。

そして折目８を介して保護カバ一部１２を折込んで鉛筆
２０類の飛出しを阻止しておく。

更に広告表示部３、背面立上り部４及び表面カバ一部５
を以てメモ帳イの表面と側面とをカバーし、折目８を折
曲させ、挿込片７を切込部１０に挿込んでやる。

以上の工程が使用前のカバーされたメモ帳イの状態であ
る。

上記に対し、使用のため組立てるには、挿込まれている
挿込片７を切込部１０から離脱し展開後、折目８を折曲
し、広告表示部３を若干傾斜状に、連接の背面立上り部
４を垂直状態にして立上らせ、表面カバ一部５、側面カ
バ一部６及び挿込片７を載せ台部１の裏面に廻し密着さ
せ、切込部１１の方に挿込片７の先端を挿込んでやる。

更に切込部１７の間の鉛筆類先端挿送部１４を内側方向
に押圧させてやると、上記立上り部４と表面カバ一部５
との間の折目８と同一線上に位置する、切込部１７間の
折目８によって鉛筆類先端挿送部１４と挿込部１３とが
対向状態となって組立てられる。

鉛筆２０を鉛筆類挿送部１３，１３内に挿込んでやると
、両挿送部１３，１３の形状が１＊ヨ形状となっている
がため、鉛筆２０の芯部及び先端部が両挿送部１３，１
３を構成している厚紙資材が基部より下方向へと折込ま
れて静止し、これらの折込みと静止による復元力が挿込
まれた鉛筆２０の先端部を筆記仕易い状態を保持する。

更に保護カバー１２によって、鉛筆２０が確実に収納し
、メモ帳より離脱しない機能を有している。

以上が組立て工程である。なお通常メモ帳イがなくなっ
たら使い捨てにする。

（１）本考案は上述のとおりであて、殊に対向する鉛筆
類挿送部の形状を、＊形状となして、挿込まれた鉛筆類
の先端部を、単なる円孔と異って、構成資材の厚紙が基
部より下方向へと折曲し、若干の弾力性を残して押圧さ
せたので、挿込まれた鉛筆類が確実に嵌挿し、最も筆記
仕易い状態を長期間保持せしめる利点を有している。

（２） 更に本考案は、保護カバ一部を形成して、鉛
筆類が、メモ帳からコロコロところがって紛失するのを
阻止する等の利点を併有している。

【図面の簡単な説明】

第１図はスタンド型メモ帳の折畳んだ状態の正面図、第
２図は同左側面図、第３図は同右側面図、第４図は同背
面図、第５図は展開状態の正面図、第６図は組立てた状
態の正面図、第７図は同右側面図、第８図は同背面図で
ある。 イ・・・・・・メモ帳、１・・・・・・載せ台部、２・
・・・・・前面垂直部、３・・・・・・広告表示部、４
・・・・・・背面立上り部、５・・・・・・表面カバ一
部、６・・・・・・側面カバ一部、７・・・・・・挿込
片、８・・・・・・折目、９・・・・・・端部、１０．
１１・・・・・・切込部、１２・・・・・・カバ一部、
１３，１４・・・・・・挿込部、１５．１６・・・・・
・側壁部、１７・・・・・・切込部、１Ｂ・・・・・・
折目、１ａ・・・・・・側縁部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 載せ台部１に前面垂直部２、広告表示部３、背面立上り
   部４、表面カバ一部５、側面カバ一部６及び挿入片７を
   、折目８を介して延設し、前面垂直部２と反対側の載せ
   台部・１の端部９に近い個所より切込部１０．１１を平
   行して形成し、広告表示部３に鉛筆類挿送部１３を、更
   に背面立上り部４に上記鉛筆類挿送部１３と対応する個
   所に鉛筆類先端挿送部１４を夫々形成すると共に、背面
   立上り部４と表面カバ一部５に跨り、且左右両側縁部１
   ５，１６と平行の切込部１７を設け、鉛筆類先端挿送部
   １４を囲繞する折目１８を両切送部１７を結線して形成
   したスタンド型メモ帳において、平行切込部１７．１７
   内に形成の鉛筆類挿送部１３と広告表示部３内に形成の
   鉛筆類挿送部１３を、切込みを入れて＊形状となし、且
   つ載せ台１の一方の側縁部１ａを延設し、前面垂直部２
   の高さよりも若干短い保護カバ一部１２を形成したこと
   を特徴とするスタンド型メモ帳。