JPS60188B2 - 電動ドライバ - Google Patents

電動ドライバ

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JPS60188B2
JPS60188B2 JP55039121A JP3912180A JPS60188B2 JP S60188 B2 JPS60188 B2 JP S60188B2 JP 55039121 A JP55039121 A JP 55039121A JP 3912180 A JP3912180 A JP 3912180A JP S60188 B2 JPS60188 B2 JP S60188B2
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JP
Japan
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motor
voltage
output
current
amplifier
Prior art date
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JP55039121A
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JPS56139880A (en
Inventor
浩吉 岡田
正雄 愛須
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HAIMACHITSUKU KK
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HAIMACHITSUKU KK
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電動ドライバに関する。
従来より時計等の精密機械のねじ締め等に電動ドライバ
が広く利用されている。
電動ドライバの原動機である直流直巻モータは、その回
転速度が落ちるとトルクが増大するという特性が大きく
、最終的なねじ締めはこのトルクの増大により行ってい
る。しかしながら、従来の電動ドライバは、モータのト
ルク自体を制御し得ないため、最終的なねじの緒付けの
際トルクが大きすぎるとねじ山を破壊したり、また取付
対象物を破壊したりする危険があり、特に精密機械の場
合に問題が大きかった。
またトルクが弱いとねじ締めが十分に行われず、更に緒
付け時間を長くするとモータが過熱する等の危険があり
、いずれにしても、そのねじの綿付け作業は難しく、も
っぱら作業員の熟練に頼っていた。そのため、たとえば
裏公昭53−47677号や実開昭53一125197
号に示すように、ドライバに所定の負荷がかかった場合
に、ドライバを停止せしめる回路及び装置が提案されて
いる。しかしながら、これらの回路及び装置は、所定負
荷時にモータに流れる過電流を検知して、この検知信号
によりモー夕を停止するものであるため、長年の使用に
よるモータの過電流による劣化は避けられず、またモー
タのトルク自体を制御するものではないので、トルク過
剰によるねじや敬付対象物の破損或はトルク不足による
ねじ締め不足等の問題は依然として残っていた。本発明
は上記点に鑑みてなされたもので、電動機の回転数を任
意の値に維持する定電圧回路を設けて電動機の定速度運
転を行うと共に、電動機のトルクを一定の値に制限する
定電流回路を設けて電動機に所定の負荷がかかった場合
、該定電流回路により定トルク運転を行い、一定時間遅
延後に電動機の電源をOFFとするように構成したもの
である。
この構成により、安定したドライバの運転が可能となる
。以下図面に基づいてこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明による電動ドライバの一実施例の構成
を示すブロック図、第2図は外観を示す斜視図である。
この電動ドライバはドライバ本体Aと制御装置Bから成
る。ドライバ本体Aは、駆動源であるモータ1と警告発
生装置であるランプ2及び手動スイッチ3からなる。こ
のランプ2及び手動スイッチ3については後述する。制
御装置Bは、回路速度を所定の速度に維持する定速装置
と、トルクを所定の値に維持する定トルク装置及びドラ
イバ本体1に所定の負荷がかかった場合にこれを停止さ
せる停止装置から成る。
定速装置は、電圧設定器4と電圧検出器5と増幅器6と
から成る。電圧設定器4は可変抵抗により構成され、こ
こで得たい回転速度に応じて電圧設定を行う。電圧検出
器5は、モータ1に並列に接続された抵抗R,およびR
2から成り、モータ1に印加される電圧を検出する。増
幅器6は、前記電圧設定器4で設定された電圧と電圧検
出器5で検出された電圧との差を増幅し、トランジスタ
TR,を介してモータ1に与えられる電圧を設定電圧に
維持する。定トルク装置は、電流設定器7と電流検出器
8及び増幅器9とから構成されている。
電流検出器8は、モーターに直列に接続された抵抗R3
から成り、この抵抗R3による電圧降下を検出して電流
検出を行う。電流設定器7は可変抵抗からなり、得たい
トルクに応じて所定の電流値を設定する。増幅器9は、
前記電流検出器8で検出された検出値と電流設定器7に
より設定された設定値とを比較増幅する。検出器5から
の検出値が設定値に近づくと増幅器9の出力はe側に引
かれ、ダイオードD,を介して増幅器9の出力を吸収し
、これによりモーターの電流を設定値に保つ。停止装置
は設定電流検出器10と、起動電流マスキング回路11
とタイマ12とモータ停止制御器13及びスイッチ14
とから構成されている。
設定電流検出器10は、増幅器9の出力側に接続されて
おり、この例ではトランジスタTR3と抵抗R4から成
るィンバータとしている。増幅器9の出力がe側に引か
れると検出器10の出力は立上つて“H”状態となる。
タイマ12は、検出器1川こ接続し、その出力の立上り
により駆動し一定時間経過後にモータ停止制御器13に
信号を出力する。制御器13の出力側は、AND回路1
7を介してスイッチ14に接続し、またランプ2にイン
バータ18を介して接続しており、タイマ12からの信
号によりスイッチ14の開閉及びランプ2の点滅を制御
する。AND回路17の他方の入力は後記する手動スイ
ッチ3に接続している。スイッチ14は、ェミツタが前
記増幅器6の出力側に接続し、ベースが制御器13の出
力に接続するトランジスタTR2から成り、制御器13
或は手動スイッチ3からの出力によりONとなって増幅
器6の出力を接地してトランジスタTR,をOFFにし
てモーターを停止せしめる。起動電流マスキング回路1
1はモータ1の起動時に停止装置が働くのを防ぐための
もので、タイマ15とメモリ16から構成される。
タイマー5の入力側は設定電流検出器10の出力に接続
し、その出力側はタイマー2とメモリ16に接続してい
る。メモリ16の出力はタイマ15に再び入力し、タイ
マ15をロックする。タイマー5は検出器10の出力の
立下りにより駆動し、一定時間経過後タイマー2に信号
を出力してタイマー2をリセットし、タイマ12の稼動
を停止する。メモリ16はタイマ15からの信号を入力
して、タイマ15をロックして、以後タイマ15を禁止
状態とする。手動スイッチ3は、ドライバ本体Aに設け
られており、タイマー2と制御器13及びマスキング回
路11のメモリ16の夫々のりセット端子に接続し、モ
−ター停止後このスイッチ3をOFFとすることにより
、これらをリセットする。
また手動スイッチ3は、AND回路17の一方の入力側
にも接続しており、スイッチ14のON、OFFを行う
ように構成されている。第2図中、4′は電圧設定器4
に連動する回転速度設定ダィアル、7′は電流設定器7
に連動するトルク設定ダィアル、20は電源用スイッチ
、21は電源のON、OFFを表示するランプ、22は
モーターの正回転、逆回転の切替スイッチ、23は定ト
ルク運転の切替スイッチ、24は本体Aと制御装置Bと
を連結するコードである。
なお、モータ1に所定負荷がかかった場合の警告発生装
置として本発明ではランプ2を用いているが、これに限
定されるものではなく、たとえばブザー等を用いても良
い。
次にこの電動ドライバの動作を説明する。
まず操作者は回転速度設定ダィアル4′及びトルク設定
ダィアル7′を操作して、所望の回転数、所望のトルク
を設定しておく。次に電源を投入するとイニシャルクリ
ア(図示せず)が働いて各素子がクリアされる。この状
態で制御器13の出力は‘‘H”、スイッチ3の出力は
“L”であるからAND回路17の出力は“L”になっ
ており、トランジスタTR2は導適状態となっている。
したがって増幅器6の出力は接地されている。次いで、
スイッチ3を押すと、その出力は“H”になり、AND
回路17の出力は“H”となって、スイッチ14はOF
Fとなるから、増幅器6の出力の接地が遮断され、この
出力はトランジスタTR,のベースに入力してモータ1
を駆動する。
モーターには駆動時に大電流が流れようとするが、この
電流は電流検出器8により検出され、ダィアル7′の操
作により電流設定器7であらかじめ設定された設定値と
増幅器9で比較増幅される。
この電流が設定電流1,に近づくにつれ、増幅器9の出
力はe側に引かれるため、増幅器6からの出力電圧はダ
イオードD,を介して落ち込み、その結果モ川ターに流
れる電流は設定電流1,を超えす設定値に維持される。
増幅器9の出力がe側に引かれると設定電流検出器10
の出力が“H”になり、タイマ12を駆動する。モータ
1に流れる電流は、モータ1が回転するにつれ小さくな
り、増幅器9の出力は由側に引かれる。そのためトモー
タ1はダィアル4′の操作により電圧設定器4であらか
じめ設定された電圧V,により定電圧で定速運転される
。増幅器9の出力が■側に引かれると、設定電流検出器
10の出力は“H”から“L”に立下り、起動電流マス
キング回路のタイマー5が駆動され一定時間後タイマー
2のリセットにリセット信号を出力し、タイマー2の駆
動を止める。これにより、起動時の起動電流のマスキン
グが実現される。タイマ15の出力は同時にメモリー6
に入力され、メモリ16は該タイマ15をロックし禁止
状態とする。このロックにより、以後検出器10の出力
のドリフトやノイズ等により、タイマ15が駆動されて
マスキング回路11が働くことを防止出来る。定電圧回
路による定速運転を一定時間経過してドライバ本体Aに
よるねじ締めが終了に近づくと、ドライバにかかる負荷
が大きくなるため、モータ1に流れている電流12は次
第に大きくなり、所定のトルクに応じた設定電流1,に
達すると、この電流は検出器8により検出されて増幅器
9の出力はe側に引かれる。
その結果、増幅器6の出力は落ちて、モーターに流れる
電流は設定電流1,に維持される(L〜t2)。従って
このt,〜らの間は定電流による定トルク運転が行われ
る。一方、増幅器9の出力がe側になると検出器10の
出力は立上つて“H”になりタイマ12が騒動される。
この場合モータ起動時と異なって検出器10の出力が立
下ることがないため、マスキング回路11のタイマ15
は駆動しない。またタイマ15は前記したようにロック
されているためノイズ等により駆動されることはない。
タイマ12は一定時間(ち〜t2時間)遅延後に、制御
器13に信号を出力する。この信号を入力すると制御器
1 3の出力は“L”に反転し、そのため、AND回路
17の出力は“L”となり、トランジスタTR2が導通
し増幅器6の出力側がアースされ、トランジスタTR,
はOFFになりモータ1は停止する。このt,〜t2の
間は上託したように定トルク運転であり、電流設定器7
により設定された電流に応じたトルクにより、一定トル
クでねじの最終緒付けを行うことが出来る。またt,〜
t2の時間間隔も、タイマ12の時定数を変えることに
より容易に設定変更が可能となる。一方、制御器13の
出力が“L”になると同時にインバータ18の出力が“
H”となってランプ2を点灯する。
この実施例ではランプ2をドライバ本体Aに設けている
ため、操作者は容易かつ確実にランプ2の点灯を認識で
き、ドライバ本体Aに所定の負荷がかかった状態を確実
に知ることが出来る。モーターが停止して、手薮スイッ
チ3をOFFにすると、タイマ12とメモリ16がリセ
ットされ、同時に制御器13がリセットされる。
制御器13がリセツトされるとその出力は“H”になり
「インバータ18の出力が‘‘L”となってランプ2は
点灯する。また、AND回路17は制御器13からの入
力が“H’1になるが、この時スイッチ3はOFFにな
っているため、AND回路17の出力は“L”を維持す
る。一方、上記〆モリ16がリセットされると、メモリ
16からタイマ15への出力は‘‘L”になるため、タ
イマー5の禁止状態が解かれてマスキング回路11は駆
動可能状態となる。
次に再び手動スイッチ3をONにすれば、AND回路1
7の出力は“H”に立上り、トランジスタTR2がOF
Fになり増幅器6の出力の接地が遮断されて、再びモー
ターが駆動を開始し、上言己と同じ動作を繰返す。
以上説明したように、本発明では、定電圧運転により所
望の回転数でドライバの運転を行うことが出来る上、定
電流運転により、所望のトルクで所望の時間最終ねじ締
めを行うことが出来るため、全体として極めて確実な安
定したドライバの運転を実現できる。
また、電動機に過電流が流れることが全くないため、長
年の使用による電動機の劣化を未然に防止することが出
来る等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電動ドライバの一実施例を示す
ブロック図、第2図はその外観を示す斜視図、第3図は
電圧及び電流の変化を示すグラフである。 図中、1はモータ、2はランプ、3は手動スイッチ、4
は電圧設定器、5は電圧検出器、6は増幅器、7は電流
設定器、8は電流検出器、9は増幅器、1川婚設定電流
検出器、1 1は起動電流マスキング回路t 12はタ
イマ、13はモータ停止制御器、14はスイッチ、15
はタイマ、16はメモリ、17はAND回路、18はイ
ンバータ、2川ま電源用スイッチ、21は表示ランプ、
22は正逆回転切替スイッチ、23は定トルク運転の切
替スイッチ、24はコードである。 第3図 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の回転速度を設定するための電圧設定器と、電
    動機に印加される電圧を検出する電圧検出器と、前記電
    圧設定器により設定された電圧と前記電圧検出器により
    検出された電圧との差を増幅する増幅器とからなる定速
    装置と、所定のトルクを設定する電流設定器と、電動機
    に流れる電流を検出する電流検出器と、前記電流設定器
    により設定された設定値と前記電流検出器により検出さ
    れた検出値との差を増幅する増幅器とからなる定トルク
    装置とを備え、通常時は前記定速装置により電動機を定
    速運転し、電動機に所定の負荷がかかつた場合、前記定
    トルク装置により定トルク運転を行い、更に電動機に一
    定時間以上所定の負荷がかかつた時、所定時間遅延後、
    電動機を停止せしめる停止装置とを設けたことを特徴と
    する電動ドライバ。 2 電動機に一定時間以上所定の負荷がかかつた時、警
    告を発する警告発生装置をドライバ本体に設けた特許請
    求の範囲第1項に記載の電動ドライバ。
JP55039121A 1980-03-28 1980-03-28 電動ドライバ Expired JPS60188B2 (ja)

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JPS56139880A JPS56139880A (en) 1981-10-31
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