JPS6018850A - 磁気記録及び/又は再生装置 - Google Patents

磁気記録及び/又は再生装置

Info

Publication number
JPS6018850A
JPS6018850A JP12708483A JP12708483A JPS6018850A JP S6018850 A JPS6018850 A JP S6018850A JP 12708483 A JP12708483 A JP 12708483A JP 12708483 A JP12708483 A JP 12708483A JP S6018850 A JPS6018850 A JP S6018850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loading
gear
pole
tape
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12708483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH031745B2 (ja
Inventor
Koji Sadakane
定兼 宏治
Tsunehisa Ohira
大平 恒久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd, Nippon Victor KK filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP12708483A priority Critical patent/JPS6018850A/ja
Publication of JPS6018850A publication Critical patent/JPS6018850A/ja
Publication of JPH031745B2 publication Critical patent/JPH031745B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • G11B15/6656Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"

Landscapes

  • Gear Transmission (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気テープを案内ドラムに巻装して記録再生を
行なう磁気記録及び/又は再生装置に関する。
従来技術 現在、磁気テープ−Lの記録パターンを変えずに、現行
の家庭用VTRを更に小型にするための開発が行なわれ
ている。VTRの小型化を図る考え方の一つに、磁気テ
ープを案内ドラムに現在の略180度を越えて略270
度に亘って巻装させ1つビデオヘッドを90度間隔で4
個設けることにより、案内ドラムの径を現在の2/3と
し、案内ドラムの小径化を図ってVTRの小型化を達成
しようとする考え方がある。この場合にテープローディ
ング方式として従来の所謂パラレルローディング方式を
採用した場合には、案内ドラムの傾斜が大きくなり、V
TRの小型化を図る上では問題である。
こ)で、案内ドラム周面でのテープパスを案内ドラムの
入口側ではテープカセット内のテープと同じ高さとし、
案内ドラムの出口側ではテープカセット内のテープの高
さより低くなるようにすれば、案内ドラムの傾斜を小さ
く抑えることが出来る。しかし、この場合には、ローデ
ィングポールのローディング位置での高さと傾斜とをア
ンローディング位置での高さと傾斜とは異ならしめる必
要があり、VTRにはローディングポールを高さと傾斜
とを変えるように案内する機構が必要となる。
問題点を解決するための手段 本発明は上記必要性に応じてなされたものであり、アン
ローディング位置よりローディング位置へ移動して装着
されたテープカセットより磁気テープを引き出し該磁気
テープを案内ドラムに巻装させるローディングポールと
、該ローディングポールをアンローディング位置とロー
ディング位置との間で移動させるローディングポール移
動手段とを有する磁気記録及び/又は再生装置において
、アンローディング位置側の水平面と、ローディング位
置側の傾斜面と、この間を継ぐ捩れ面とを有し、該ロー
ディングポールを三次元的に案内する案内部材を設けて
なり、該ローディングポールは順次法案内部材の水平面
、捩れ面、傾゛斜面により案内されて移動し、ローディ
ング位置では該傾斜面上に位置してアンローディング位
置より高さが低く且つ所定の傾斜方向と傾斜角とされる
構成どしたものである。
実施例 第1図は本発明の磁気記録及び/又は再生装置に装着さ
れて使用される小型テープカセット1を示す。小型テー
プカセット1は、磁気テープ2を収納したカセット筐体
3と、この前面側に開閉自在に設けてあり、ノを右のガ
イドローラ5.5により案内されてカセット筐体3の前
面を横切っている磁気テープ2を保護する蓋4とよりな
る。このテープカセット1は、第2図及び第3図に示す
ように、供給リールハブ6が供給リールフェザ−32に
嵌合し、巻取リールハブ7の外周面のギヤ部7aがギヤ
48aに噛合し、カセット筐体3の前面側の凹陥部3a
、3b、3c内にローディングポール及びキャプスタン
22等が相対的に嵌入した状態で、旧つ蓋4が水平位置
まで回動して開蓋した状態で、磁気記録及び/又は再生
装置10に装着される。
第2図は本発明になる磁気記録及び/又は再生装置10
の一実施例の停止モード時での平面図、第3図は側面図
、第14図は記録/再生モード時での平面図である。
各図中、11はテープ案内ドラムであり、内部に4個の
ビデオヘッド(回転ヘッド)を90度間隔で配してなる
構造であり、ドラム径は従来の2/3と小径であり、磁
気テープが270度以上に亘って巻装される。ビデオヘ
ッドはテープ添接角度範囲を−の動作単位として順次切
り換わって動作し、磁気テープテープ2上には現行と同
じトラックパターンが形成される。また、磁気テープが
後述するように巻装される関係で、案内ドラム11は垂
直軸に対して−X軸方向に約6度傾斜しているにとずま
り、傾斜角は小さい。従って、傾5− 斜による占有面積及び高さの増大分も殆ど無く、装置1
0内での案内ドラム11の占有面積は従来に比べて格段
に小となり、装置10は小型となる更には、案内ドラム
11は、テープの巻装との関係で、従来より低い位置に
組付I:Jられている。
この関係で、第3図に示すように、装着されたテープカ
セット10冊蓋した蓋4は案内ドラム11の上面より多
少高い位置となりうる。このため、本実施例では、テー
プカセット1は、開蓋した蓋4が案内ドラム11の頂面
より多少浮いて蓋4の一部が平面図上案内ドラム11の
頂面に被さった位@関係で装着される。従って、テープ
カセット1と案内ドラム11とは相当近接することによ
りこのことによっても、装置10は小型に構成される。
ローディングモータ12は正逆二方向に回転可能であり
、出力ギヤ13を含む減速ギヤ列を介して、各操作モー
ドにおける切換動作とローディング及びアンローディン
グ動作を行なうカムギヤ14を回動させる。
6− プレーバー16は、シャーシベース15の下面に矢印A
−B方向に摺動可能に設けてあり、 ifのビン17が
カムギヤ14のカム1M14a(第6図参照)に嵌合し
ている。このプレーバー16は後述するようにピンチロ
ーラの付勢とテンションアー11の制御を行なう。
ピンチローラバー18は、側面にラック18aを有し、
シャーシベース15の上面にI習動可能に設けてあり、
圧縮コイルばね19を介してプレーバー16と連結しで
ある。
ピンチローラ21はピンチローラアーム20の先端に支
持されて、アーム20の基部側の扇形ギヤ20aが上記
ラック18aと噛合している。
中継レバー23は、シャーシベース15の下面において
回動可能であり、一端はプレーバー16他端はテンショ
ンアームバー25と連結しであるテンション26は、先
端にテンションボール27を有し、基部側に供給リール
ディスク31を囲むブレーキバンド30の自由端が迎結
しであるこのアーム26はスプリング29により反時計
方向に回動付勢されているが、装置1の停止モード時で
はビン28をテンションアームバー25の左端に当接し
て第1図に示す回動位置に規制されている。
供給リールディスク31は、外周ギヤ31aと制動ドラ
ム31bを有し、上面にリールフェザ−32を備えてな
る。
次にキャブズタン駆動系及びリールディスク駆動系につ
いて、主に第4図を参照して説明するに、キャプスタン
モータ33はベルト34を介してフライホイール35を
回転させる。中間ホイール37は、ベルト34の外面を
案内して、ベルト34のフライホイール35とモータプ
ーリ36への巻付角度を大としている。フライホイール
35は、フライホイールギヤ39とキャプスタン22と
を一体に有する。フライホイールギヤ39はテープ巻取
り時及び早送り9巻戻し時の回転駆動源となり、シャー
シベース下面において中間ギヤ40と噛合している。
リール駆動系ギヤ41は、大径ギヤ41aと小径ギヤ4
.1 bとよりなる。大径ギヤ41aは中間ギヤ40と
噛合しており、小径ギヤ41bは巻取ギヤ42と巻戻し
ギヤ43と離間対向している。
巻取ギヤ/12及び巻戻しギヤ43は共に上部ギヤ42
a 、43aと下部ギヤ42b、43bとを間に摩擦ク
ラッチを介して同軸的に配してなる構造である。ファー
ストギヤ44はギヤプレート45の下面に支持されてお
り、小径ギV741h、上部ギヤ42a、43aに対向
している。デイクアツブギャ46は、ギヤアーム47の
上面に支持されている。ファーストギヤ44の真下に位
置しており、小径ギヤ41b、下部ギヤ42b、43b
に対向している。
カセット駆動ギヤ48は、第3図に併せて示すように、
上部の大径ギヤ48aと下部の小型ギヤ48bと制動ド
ラム48Cどよりなり、小型ギヤ48bが巻取ギヤ42
の上部ギヤ42aと噛合している。テープ力セツ1〜1
が装着されると、大径ギヤ4.88がテープカセット内
の巻取リールハブ7のVヤ部7aと噛合する。
一〇− 下部カム49は、第3図に示すようにカムギヤ14の上
面に同軸的に固定してあり、第5図に示すように、上面
にカム溝49a、49bとカム49cを有する。
プレーレバー50は、第4図に示すように、シャーシベ
ース上に回動可能に設けてあり、−喘のビン51が上記
カム溝49aに嵌入してあり、他端がプレー中継レバー
53と連結しである。プレー中継レバー53の他端には
ギヤアーム47が連結されている。
巻戻しレバー56は、シャーシベース上にて回動可能で
あり、右端が連結レバー57を介してプレー中継レバー
53と連結してあり、左端にはギヤプレート45が支持
されている。
伝達ギヤ59は、巻戻しギヤ43の上部ギヤ438と供
給リールディスク31のギヤ31aと噛合している。
こ)で、リールディスク制動系について、同様に第4図
を参照して説明するに、ブレーキレバー60は、シャー
シベース上にて回転可能で、一端10− はカム49C側面に当接しく第5図参照)、他端は連結
バー61の一端とビン結合しである。ブレーキプレート
62は矢印A−B方向に摺動可能で一端に制動子63a
を備λ、他端には折曲片62aが形成され、ばね6/I
により矢印へ方向に付勢されている。ブレーキ中継レバ
ー65は、シャーシベース上にて回動可能で、一端は連
結バー61とビン結合すると共にブレーキプレート62
の折曲片62aと対向し、他端は別の連結バー66とビ
ン結合されている。ブレーキアーム67は、供給リール
ディスク31の近傍に回動可能に設けてあり、一端に制
動子6βbを備え、ばね68により反時計方向に回動付
勢されており、他端のビン69が連結バー66の左端の
長孔66aに挿通されている。
停止モード時では、ブレーキレバー60はカム490の
四部に当接して反時計方向に回動しており、制動子63
aが制動ドラム48C1制動子63bが制動ドラム31
bに押圧しており、カセット駆動ギヤ48及び供給リー
ルディスク31は共に制動されている。
次にヘッドアーム系について第2図によって説明するに
、右側へラドアーム70はシャーシベース上にこれと平
行な面内で回動しうるように設けてあり、先端の上面に
は、ヘッドベースを介して音声消去ヘッド72と音声・
コントロール信号録再ヘッド73が載置してあり、更に
はこれらのヘッド72.73を挾んで二本のテープガイ
ド74a。
74bが植設しである。更には、ヘッドアーム70の上
面には後述する起倒ポール用のストッパ75が固着しで
ある。このヘッドアーム70は捩りコイルばね76によ
り反時計方向に回動付勢されており、停止モード時では
、第2図に示すように反時計方向に回動してヘッドカム
88の最小径部(第5図参照)に当接しており、ヘッド
72゜73はテープ走行路外に退避している。
左側へラドアーム77は、上面に全幅消去ヘッド78と
テープガイド79を備え、捩りコイルばね80によって
時計方向に回動付勢されている。
インピーダンスローラアーム81は−L面にインピーダ
ンスローラ82を支持しており、先端のビン83が」−
記へラドアーム77の先端の艮孔内に嵌入している。こ
れにより、ヘッドアーム77とインピーダンスローラア
ーム81とは、アーム81の一部がシャーシベース上の
ビン84に当接して第2図に示す状態で回動規制されて
おり、全幅消去ヘッド78とインピーダンスローラ82
とはテープ走行路内に突出している。
次にカム構造体について、第5図を併せ参照して説明す
るに、カム構造体は、下から順に、カムギV14.下部
カム49.ヘッドカム88.上部カム89を同軸的に一
体に設けてなる構造である、上部カム89の下面のカム
189aには、軸91に支承されているポールレバー9
0の一端のビン93が嵌入している。
次に、起倒ポール及びこれに関連する機構について、第
6図を併せ参照して説明する。起倒ボール85は、基部
85aをシャーシベース15上に固着された保持ブロッ
ク86の軸87に回動可能 aに保持されている。また
起倒ポール85の基部13− 85aの一端には、略1/3円周の円弧ギヤ85bが形
成しである。
また、ボールレバー90の一端には板ばね92が設けて
あり、−F部ポールアーム94の先端のビン97がポー
ルレバー90の突出部90aと板ばね92により挾持さ
れている。上部ポールアーム94はシャーシベース上の
円筒形状の軸受95により軸承されている回動軸96の
上端に固定しである。回動軸96の下端には下部ポール
アーム98が固定してあり、当該ポールアーム98は上
部ポールアーム94と一体的に回動する。
起倒レバー9つは、保持ブロック86の垂下片86aに
軸100により回動可能に保持され、この上端の扇形ギ
ヤ99aが上記円弧ギヤ85bと噛合している。起倒レ
バー99の下端は、連結板101を介して下部ポールア
ーム98の先端とビン結合されている。
停止モード時では、第2図に示すように、ポールレバー
90が反時計方向に回動しており、起倒ポール85はシ
ャーシベース15と略平行になる14− 角度に倒れている。
次にローディングポール機構及びこれに関連する機構に
ついて説明する。
第7図はローディングポール機構のアンローディング状
態を示す。左側ローディングボール台102は−に面の
垂立軸103によって供給側ローディングポール104
Aを保持し、更にこの近傍に傾斜ポール105を備え、
シャーシベース15自体に形成しであるガイド溝106
に沿って移動可能である。ガイド溝106は、大略、点
01を中心とする半径R+の円弧である(第2図参照)
右側ローディングポール台107は、第8図に併せて示
すように、直立軸108によって巻取側ローディングポ
ール104Bを保持すると共にこの近傍に傾斜ポール1
09を備え、シャーシベースに固定されてガイドレール
110のガイド溝110aに案内されて移動可能である
第9図及び第10図はガイド1ノ一元110を取り出し
て示し、第11図はガイドレール110のガイド溝11
0aの高さの変化を示す。ガイドレール110は、po
−P+間の平坦面部110A(第11図のグラフ線Tで
示す)と、R2−R3間の傾斜面部110G(グラフ線
■)と、平坦面部110Δと傾斜面部110Cとを継ぐ
旋回しながら下降する捩れ面部110B(グラフ線■)
とよりなる。平坦面部110Aは、シャーシベース15
より寸法1」高い位置にあり、シャーシベース15に対
して平行な面であり、第12図に示す断面形状を有する
。傾斜面部110Gは、所定方向に所定角度(大略下方
に)傾斜した平面であり、第13図に示す断面形状を有
し、終端はシャーシベース15の下面に到っている。ガ
イド溝110aは平面図上において、大略点02を中心
とする半径R2の円弧である。半径R2は上記半径R1
より大である(R2>R1>。また、ガイド溝110a
のうち、捩れ面部110Bの部分の溝幅W2は、ローデ
ィングボール台107が円滑に移動しつるように、平坦
面部110A及び傾斜面部110Cの部分の溝幅W+よ
り多少幅広(W2 >W+ )としである。また、ガイ
ドレール110は、ローディングボール台107が円滑
に摺動1ノうるように、例えばアルミニウム合金製本体
に表面硬化処理を施した構成、或いはポリアセタール等
のt−ルド部品である。
ローディングポール10/IA、104Bは、第8図に
示すように、共に回転ローラ10 /1. aとテープ
走行高さ規制用の固定鍔10411,104Cとよりな
る。ローディングボール台107は、下面の二つのガイ
ド突起107a、107bがガイド溝り10a内に嵌入
し、一方のガイド突起107aにネジ+Lめされた板ば
ね111によってガイドレール面に押し付けられ、ガイ
ド溝110aににり案内されている。この構成は左側の
0−ディングポール台102についても同様である。ま
た、上記ガイドレール110のガイド溝110aのうち
捩れ面部110Bの部分の溝幅W2は、上記ガイド突起
107a、107bの径より十分に大きくしてあり(例
えば0.5+un程度)、ローディングボール台107
が傾斜しながら捩れ面部110Bを通過する際の逃げと
している。
17− また、ガイド溝106の終端部には、ローディング時に
ローディングポール104Aの位置決めをするポールス
トッパ112が設けである。同様に、ガイドレール11
0の終端近傍のシャーシベース上にはローディングポー
ル104Bの傾斜状態での位置決めをするポールストッ
パ113が設けである。
また、シャーシベース15の下面で案内ドラム11の下
方には、巻取側ローディングポール104Bを移動させ
るリングギヤ114と、供給側ローディングポール10
4Aを移動させるリングギV116とが、内周の三個所
を鍔付のガイドローラ115によって、同心円的に上下
に配されて支持されている。各リングギヤ114と11
6とは同径であり、外周にギヤを有する。リングギヤ1
14には、減速ギヤ129の大径ギヤ129aが噛合し
ており、反転ギヤ130が減速ギヤ129の小型ギヤ1
29bとリングギヤ116とに噛合している。
下側のリングギヤ116には、合成樹脂成型品18− であるガイドピース117がそのコ字状断面部がリング
ギヤ114の板厚を挾んで摺動可能に取付けである。リ
ングギヤ116とガイドピース117との間にはコイル
ばね118が張架しである。またローディングボール台
102の直立軸103の下方への延長部がガイドピース
117の長孔117aを挿通している。これにより、リ
ングギヤ116はコイルばね118とガイドピース11
7を介してローディングボール台102を移動させるこ
とが可能となっている。
上側のリングギヤ114には円弧状透孔114bが形成
してあり、こ)に円弧状の金属板であるガイドプレート
119の一端がかしめピン120により移動可能に支持
されている。ガイドプレート119の先端にはビン12
1が植設してあり、ビン121の上部はガイド溝110
8内を通ってガイドレール110−トのローディングボ
ール台107の円孔107c内を挿通している。こ)で
、ローディングボール台107はガイドレール110に
沿って平面上ばかりでなく傾斜して」−下にも移動する
関係上、ピン121の長さく高さ)は大としてあり、且
つ円孔107cはビン121の径に比べて割合に大きな
径としである。またガイドプレート119の基部とリン
グギヤ114とはコイルばね122によって連結されて
いる。
ローディングギヤ123は、リングギヤ114と通常噛
合している。ローディングアーム124は0−ディング
ギヤ123の軸125を中心として回動可能であり、先
端のピン126が下部カム49のカム溝49bに嵌入し
ている(第5図参照)。アーム124の中間部には可動
ギヤ127が回転可能に支持されている。可動ギヤ12
7は第3図に併せて示すように、上部の小径ギヤ127
aと下部の大径ギヤ127bとよりなり、大径ギヤ12
7bはローディングギヤ123と常時噛合しており、小
径ギヤ127aはカムギヤ14に対する接離動作が可能
としである。停止モード時にはローディングアーム12
4が時計方向に回動変位しているため、小径ギヤ127
aはカムギヤ14から離れてシャーシベース上に固着さ
れた固定ラック128と噛合している。
次に上記構成になる磁気記録/再生装置10の動作につ
いて説明する。
第14図は磁気記録/再生装置10のテープローディン
グに引き続いての記録又は再生モード状態での平面図、
第15図はテープ日−デイング完了状態でのローディン
グポール機構を取り出して示す平面図、第16図、第1
7図は夫々記録又は再生モード時でのテープの案内ドラ
ムへの巻装状態を示す左側図面及び右側面図である。
装置10が第2図に示す停止モード状態にあるときに記
録又は再生操作すると、ローディングモータ12が始動
してカム構造体が回転角検出盤(図示せず)によって回
動角度を制御されつ)時計方向に240度回動する。
これにより、プレーバー16が第5図に示すカム溝14
aの作用で矢印六方向に摺動し、ピンチローラ−バー1
8もばね19を介して同方向に摺動し、ピンチローラア
ーム20がランク18aの作用で反時計方向に回動し、
ピンチローラ21が21− ばね19のばね力を作用されてキャプスタン22に圧着
する。
またプレーバー16の−V記摺動により、中継レバー2
3を介してテンションアームバー25が右方向に移動し
、テンションアーム26が拘束を解かれてスプリング2
9の作用で反時計方向に回動する。これにより、テンシ
ョンポール27がテープ走行路方向に移動すると共にブ
レーキバンド30が制動ドラム31bに当接し供給リー
ルディスク31が軽く制動される。
また記録/再生時にはキャプスタンモータ33が正転し
、フライホイール35が時計方向に回転され、キャプス
タン22とピンチローラ21とによって磁気テープが駆
動走行される。フライホイール35はこの他にフライホ
イールギヤ39を介してティクアップ動作を行なう。即
ち、第4図において、下部カム49が時計方向に240
1回転すると、プレーレバー50が時計方向に回動し、
プレー中継レバー53を介してギヤアーム47が矢印B
方向に移動し、ティクアップギヤ46がリ22− −ル駆動ギヤ41の小径ギヤ41bと噛合する。
このとき、ギヤ41はフライホイールギヤ39により中
間ギヤ40を介して時計方向に回転1ノでいる。このた
め、ティクアップギヤ46は右方向へ首振り動作して第
4図中一点鎖線で示すように巻取ギヤ42の下部ギヤ4
2bと噛合し、摩擦クラッチを介してカセット駆動ギヤ
48が反口)泪方向に回転し、巻取リールハブ7が部品
1方向に回転して、磁気テープが巻取リールに巻き取ら
れる。
この他に、記録/再生モード時には、第4図において、
ブレーキレバー60がカム49c17)最大径部に当接
して時計方向に回動し、連結バー61を介してレバー6
5が時81方向に回動し、連結レバー66が左方向に移
動する。レバー65の上記回動によりブレーキプレート
62が矢印B方向に摺動し、連結バー66の作用により
ブレーキアーム67が時計方向に回動し、カセット駆動
ギヤ48及び供給リールディスク31に対する制動が解
除される。
またへラドカム88の回動ににす、ヘッドアーム70が
カムにより押されて時計方向に回動し、最終的にはカム
の最大径部に当接した状態となり音声消去ヘッド72と
音声・コントロールヘッド73はテープ走行路に移動す
る。
更には、−F部カム89の回動により、ポールレバー9
0が時計方向に回動する。ポールレバー90が回動する
と、ビン97が板ばね92により押され、上部ポールア
ーム94と下部ポールアーム98が何れも反時計方向に
回動し、連結板101と起倒レバー99を介して、起倒
ボール85が第6図ウニ点鎖線で示すように約70度起
立する。
起倒ボール85は、形成途中のテープパスの内側に進入
して磁気テープ2を案内する。この起倒ポール85の起
立動作と略平行してヘッドアーム70が上記にように時
81方向に回動し、起立する起倒ボール85の先端部8
50は起倒ポールストッパ75の突出部75bと衝合し
て受け([−められ、引き続いて突出部75bに続く略
円弧状の溝75a内に相対的に誘導される。起倒ボール
85は板バネ92の作用で起立する方向に回動付勢され
る。
これにより、起倒ボール85の先端部85Cはストッパ
75の溝75a内に単に嵌合しているだけでなく、溝7
58の一方の側壁750に弾性的に圧着した状態となり
、起倒ボール85はテープ走行時でのテープテンション
の作用で倒れる方向の力を受けるがこの作用で不要に倒
れることなく、所定の起立位置に精度良く口つ安定にロ
ックされる。なお、溝758の他方の側壁75dは、起
倒ボール85に例えば衝撃により倒れる方向の大なる力
が作用し倒れようとした場合に、先端部85cを受け止
めて倒れる方向への回動を制限する機能を有する。
また、第15図に示すように、下部カム49が回動する
と、ローディングアーム24がカム満49bの作用で反
時計方向に回動し、可動ギヤ127がカムギヤ14に接
近し、小径ギヤ127aがカムギヤ14と噛合する。こ
れにより、可動ギヤ127の大径ギヤ127bとローデ
ィングギヤ123を介して上部リングギヤ114が反部
に1方向に回動し、更には減速ギヤ129と反転ギヤ2
5− 130を介して下部リングギヤ116が時計方向に上部
ギヤ114より遅い速度で回動する。こ)で両リングギ
ヤ114と116との回動速度を変えた理由は、テープ
ローディング時での供給側ローディングポール104A
と巻取側ローディングポール104Bとの移動距離が相
違する状態において、各ローディングボール104A、
104Bの移動が同時に開始して1つ同時に終了するよ
うにするためであり、両リングギヤ114と116の速
度は、速度比が各ローディングボール104△と104
Bの移動距離の比に略対応するように定めである。
下部リングギヤ116が時計方向に回動すると、ローデ
ィングポール台102がシャーシベース15のガイド溝
106に沿って、途中でヘッドアーム77とインピーダ
ンスローラーアーム81とを第14図ウニ点鎖線で示す
ように一時的に押し退けながら、第15図に示す位置ま
で高さを変えずに移動する。ローディングポール104
Aについてみると、ローディングポール104Aは、第
26一 16図に併せて示すように、装着されたテープカセット
1内のテープ走行高さ面(基準面)S上を高さを変えず
に案内ドラム11の左側部を多少越えた位置まで移動し
く大略角mα1回動変位し)、]イルばね118(第7
図参照)のばね力によりボールストッパ112に押圧係
1[される。
上部リングギヤ114が反部露1方向に回動すると、ロ
ーディングボール台107がピン121に係止されてガ
イドレール110のガイド溝110aに沿って、平坦面
部110△→捩れ面部110B→傾斜面部110Cと移
動する。ローディングボール台107が屈曲した捩れ面
部110Bを移動するときには、ローディングボール台
107はガイドレール110の上面に対して傾斜した姿
勢どなり通りにくい状態となるが、捩れ面部110Bに
ついてはガイド溝110aの溝幅を上記のJ:うにW2
と定めであるため、ローディングボール台107は捩れ
面部11013の個所もスノ\−ズに移動する。ローデ
ィングボール104Bについてみると、ローディングボ
ール104Bは第17図に併せて示すように、案内ドラ
ム11の右側部までは高さを変えずに基準面S上を垂直
状態のま)移動し、次いで傾斜しつ)月つ下方に変位し
つ)案内ドラム110周面に沿って更に略90度移動し
、全体として平面図上角度α2 (〈α1〉回動変位し
てテープカセット1に対して反り・j側の位置に到り、
]イルばね122のばね力によりボールストッパ113
に押圧係止される。
これにより、磁気テープ2は、傾斜ボール105と傾斜
ポール10つとによって定まる270度より多少大なる
角度範囲に回って案内ドラム11に巻付けられる。また
テープ2はテープカセット1に対して略裏側の位置、即
ちテープカセット1よりできるだけ離れた位置で案内ド
ラム2に対する添接を脱すること)なり、このテープ添
接解除位置より巻取リールへ到るテープパスに沿うテー
プ長を長くとることが可能となる。然して、テープカセ
ット1と案内ドラム11とを接近させて配しても、上記
のテープ添接解除位置により音声・コントロールヘッド
73にまで到るテープ長を、テープパスを複雑な形状と
してテープ長をか1iがなくても、規格で定まっている
値となり、装置1はこの点でも標準型装置との互換性が
とれたものとなる。
またローディングボール104Δと104Bとは上記の
ように同時に移動を開始し、nいに異なる距離を当該距
離に応じた速度で移動して、ローディング位置に同時に
到着する。これにより、テープの案内ドラム11への巻
装は供給側ど巻取側とが同じ進行度合で行なわれ、同じ
タイミングで終了することになる。
またローディング状態では、供給側ローディングボール
10/I△はアンローディング時と同じくシャーシベー
スに対して垂直であるが、巻取側ローディングボール1
04Bはシャ−シベースに対して所定の角度をなして傾
斜している。また巻取側の傾斜ポール109もアンロー
ディング時に比べて傾斜角がより大きくなっている。
また、下部カム49のカム溝49bの終りの部分は大径
部となっているので、下部カム490同29− 動が最終段階に到り220度(ポーズモード位置)を越
えると、可動ギヤ127が矢印B方向に移動し、小径ギ
ヤ127aがカムギヤ14より離れ固定ラック128に
噛合して、リングギヤ114゜116がロックされて逆
方向回動が阻止され、ポーズニード及び記録・再生モー
ド時にはローディングボール104A、104Bはボー
ルストッパ112.113に押圧した状態に保持される
また、小径ギヤ127aは下部カム49が220度回動
したときに力11ギヤ14より離れるため、カムギヤ1
4は残りの20度はリングギヤ114゜116を更に回
動させることなく単独で回動することになる。こ)でカ
ムギヤ14がリングギヤ114.116を回動させつ)
残りの20度を回動するとすると、カムギヤ14はコイ
ルばね118゜122を更に引張させつ)回動すること
になり、カムギヤ14の回動負荷、即ちモータ12の負
荷は相当大となってしまい好ましくない。本実施例では
カムギヤ14は最後の20度はリングギヤ114.11
6が負荷されないので、モータ1230− の負荷が増すことがなく、装置はスムーズに記録及び/
又は再生モードとされ、また必要に応じてボーズモード
への切り換えもスムーズに行なわれる。
次にテープ走行路を決める部材のテープローディング時
の状態と夫々の作用について更に詳細に説明する。
第18図はテープローディング状態での案内ドラム11
の周囲のポールの位置及び傾斜状態を示す第14図中=
Y軸側より°みた図である。同図。
第16図、第17図中、線131はテープ2の中心線(
ffi線)である。
まず、第14図に示すテンションポール27゜テープガ
イド79.全幅消去ヘッド78.インピーダンスローラ
82.供給側ローディングポール104Aは何れもテー
プガイド面がシャーシベースに対して垂直、即ちテープ
カセット内のテープ走行面に対して垂直であり、テープ
カセット1より供給側ローディングポール104Aまで
の走行路は、第16図及び第18図に示すように、基準
面S上のテープ走行路となる。
次の傾斜ポール105は案内ドラム11と同方向に記録
トラック角度に等しい角度(約6度)傾斜しており、こ
れにより傾斜ポール105を経て案内ドラム11に進入
するテープの走行路(点A−旧1は下向きとなる。案内
ドラム11は垂直軸に対1)6度傾斜しているので、磁
気テープ2は案内ドラム11の周面についてはテープ走
行方向に進行するにつれて基準面Sより徐々に下降する
テープ走行路(点B−C−D−E−F間)となる。
出口側の傾斜ポール109は案内ドラム11と同方向に
29度傾斜しており、このためこれ以降のテープ走行路
(点F−G間)は上向きに変り略水平状態とされ、巻取
側ローディングボール104Bに到る。巻取側ローディ
ングボール104Bの個所でのテープ走行路の高さは供
給側ローディングポール104Aの周囲でのテープ走行
路に対して約1011IIl低くなっている。この巻取
側ローディングポール104Bは、所定の方向に25度
傾斜しており、これ以降のテープ走行路は水平面に対し
て斜め上方に向くテープ走行路(点G −8間)とされ
、テープ高さ位置を回復される。テープ走行路の高さが
基準面Sに到りテープ高さが回復された位置(点H)で
、テープ2は起倒ポール85に案内される。起倒ポール
85は垂直軸に対して約20度傾斜しており、テープ2
は起倒ポール85により案内されて、シャーシベース1
5に対して垂直となる姿勢で目つ基準面Sに沿う状態と
なる。
以後テープ2は、テープガイド74.音声消去ヘッド7
2.音声・コントロールヘッド73.テープガイド74
.キャプスタン22とピンチローラ21を経由してテー
プカセット1内に到る。
以上のように、テープ走行路の高さ規制作用はローディ
ングポール104Aとi 04Bとによって行なわれ、
テープ走行方向の変換作用は傾斜ポール105.109
と起倒ポール85とによって行なわれる。
こ)で、傾斜角の大きい、案内ドラム11に対するテー
プ出口側のポールについてみると、巻取側ローディング
ボール104Bは垂直軸に対して33− は約25度傾斜しているが、テープに対する傾斜角は0
度であり、回転ローラ104aがテープ走行に応じて回
転しても問題はない。また傾斜ポール109も垂直軸に
対しては約29度と大きく傾斜しているが、テープロー
ディング完了状態ではテープが斜め方向より進入するの
でテープに対する傾斜角は20度以下に止まり、比較的
小なる角度となる。一般にテープ走行方向変換用ポール
のテープに対する傾斜角が大きいと、テープのポールに
対する進入角魔と出射角度との差が大きくなり、テープ
がポールの周面でそれだけ捩られることになり、テープ
走行負荷が増し、テープ走行の安定化を図る上で問題と
なる。しかも、傾斜角の誤差がテープの出射角度に大き
く影響することになり、ポールにはそれだけ高い精度が
要求される。
本実施例では、傾斜ポール109のテープに対する傾斜
は比較的小さく、−h記の問題は無い。またローディン
グポール104Bの傾斜はテープアンローディング時に
は回復されてローディングポール104Bは垂直とされ
、傾斜ポール109の傾34− 斜も同程度回復されて傾斜角が減る。このため、巻取側
ローディングボール104B、傾斜ポール109がテー
プカセット1の凹陥部3bに収納されるのに支障は無く
なる。
また、案内ドラム11の周面ではテープ2が基準面Sよ
り低い位置で添接する関係」ニ、案内ドラム11は基準
面Sより頂面までの高さ寸法りを従来の場合より小とさ
れて組付けられている。このため、案内ドラム11の頂
面高さが装着されたテープカセット1の開蓋している蓋
4の下面より低い位置となり、テープカセット1は既に
述べたように、蓋4が案内ドラム11どオーバラップし
て案内ドラム11に極く近接した位置関係で装着される
またテープ2は上記のテープパスに沿って走行し、案内
ドラム11の周面を添接走行するときに、信号が記録さ
れ又は再生される。
第19図は各部のカム回転角に対する動作チャートを示
す。ローディングボール104A。
104Bは移動距離が長いため、同図(A>に示すよう
に、早く動作を開始し、動作終了時期は比較的遅い。カ
ムが略210度回動すると、ローディングポール104
A、104Bは夫々ポールストッパ112.113に係
止された状態となり、これ以後のカムの回動によっては
ローディングポール104A、104Bは移動しない。
即ち、実施例の装置はローディングボール104A。
104Bが最終位置に保たれたま)、記録及び/又は再
生モード或いはポーズモードの何れにも切り換えること
ができる。起倒ポール85は巻取側ローディングポール
104Bの通過後に起立動作を行なわねばならないので
、同図(B)に示すように起立動作開始時期は遅く、起
立終了時期はへラドアーム70との関連で定まる。ヘッ
ドアーム70は、同図(C)に示すように、巻取側ロー
ディングボール台107との衝突を避けるために回動ス
タート時期は遅く、また回動終了時期も起倒ポール85
より多少遅く、一旦起立した起倒ポール85を起倒ボー
ルストッパ75が更に最終位置まで誘導する。ピンチロ
ーラ21は停止Fモード時にはヘッドアーム70の背後
に位置している関係上、同図(D)に示すように、スタ
ート時期はへラドアーム70の回動開始時より遅く、ロ
ーディング終了後にキャプスタン22に圧着すればよい
ので動作終了位置も最も遅い。テンションアーム26は
移動軌跡が供給側ローディングボール104Aと交差す
るので、同図(E)に示すように回動スタート時期を遅
くしである。テープアンローディング動作時でのテープ
のカセット内への回収は供給リール側で行なう構成とし
である関係上、ティクアップギヤ46は第19図(F)
で示すようにテープアンローディング動作の終期まで動
作位置に保たれるがポーズ位置(22019>では一時
的に非動作となる。同図(G)はファーストギヤ44の
動作チャートを示す。ブレーキレバー60及びブレーキ
プレート62は、同図(H)に示すように、上記ギヤ4
6.44の動作と同じ時期に動作して制動を解除する。
なお記録及び/又は再生モード中にポーズ操作を行うと
、ローディングモータ12が逆転して力3アー ムギヤ14.下部カム49.ヘッドカム88.上部カム
89が何れも反時計方向に20度逆回動してポーズモー
ドとなるが、この時には第19図(C)で示すようにピ
ンチローラ21は圧着位置から外れ、又同図(F)に示
すようにティクアップギヤ46の噛合いも一時的に外れ
て磁気テープ2の走行が停止するが、その他の各部の状
態は記録・再生時と同様である。
記録及び/又は再生モード中に停止操作をすると、ロー
ディングモータ12が逆転してカムギヤ14、下部49
.ヘッドカム88.上部カム89が何れも反時計方向に
240度逆回動し、各部は上記の動作チャートとは逆の
経路を辿って、停止モード時での元の状態に戻る。特に
ティクアップギヤ46はカム回転停止位置の20度前ま
では噛合状態を持続するが、停止操作を行なった場合に
はモータ制御回路(図示せず)によってキャプスタンモ
ータ33を逆転させているので、ティクアップギヤ46
は巻戻しギヤの下部ギヤ43bと噛合して摩擦フェルト
(図示せず)と上部ギヤ43a38− と伝達ギヤ59を介して供給リールディスクギヤ31b
を反時計方向に回転させる。これにより、左右のローデ
ィングボール104A、10413によってテープカセ
ット1外に引き出されて上記テープ走行路を形成してい
るテープは供給リールハブ6に巻き取られてテープカセ
ット1内に回収される。こ箋で、ローディングボール1
04Bはテープアンローディング動作途中で高さを変え
しかも傾斜するため、ローディングボールが垂直状態の
ま)水平に移動する場合に比べて、テープがローディン
グボールより外れ易く、テープが多少でも弛緩するとロ
ーディングボールより外れてしまうことになる。しかし
、本実施例では、テープ回収時でのテープ巻取り動作は
摩擦フェルトのスリップ機構を介して行なわれ、テープ
カセット1内に引き戻される過程のテープにはスリップ
トルクに相当する張力が加わり続けることになり、テー
プはローディングボール10 =1.8が元の位置に復
帰するまでの間口−ディングポール10413より脱落
することなく、ローディングポー1048に係止された
状態を維持し、テープアンローディング動作が行なわれ
る。
また、装@10の停止モード状態で早送り又は巻戻し操
作を行なった場合には、ローディングモータ12は逆転
してカムギヤ14.下部カム49゜ヘッドカム88.上
部カム89が反時計方向に45度回転し、またキャプス
タンモータ33は早送り時には記録・再生時と同方向に
、又巻戻し時には逆方向に回転する。
従って、早送り時には、第4図において、プレーレバー
50がカム溝498の作用で反時計方向に回動し、これ
により、プレー中継レバー53が時計方向に回動し、連
結バー57を介して差戻しレバー56が反時計方向に回
動してギヤプレート45が矢印B方向に移動する。これ
により、ギヤプレート45上のファーストギヤ44がリ
ール駆動ギヤ41の小径ギヤ41bと噛合する。このと
きリール駆動ギヤ41は時計方向に回転しているのでフ
ァーストギヤ44は同図中一点鎖線で示すように右方向
に首振り動作して巻取ギヤの上部ギヤ42bとも噛合す
る。これにより、ファーストギヤ44の回転が上部ギヤ
42aを介して(すべりクラッチを介することなく)カ
セット駆動ギV48に伝達され、カセット内の巻取リー
ルハブ7が回転して磁気テープ2が早送りされる。
巻戻し時には、プレーレバー50及びこれと関連するレ
バーは上記と同様に動作し、キャプスタンモータ33が
逆転しリール駆動ギヤ41が反時計方向に回転している
。このため、ファーストギヤ44は左方向に首振り動作
して第4図ウニ点鎖線で示すように巻戻しギヤ43の上
部ギヤ43aと噛合する。これによりファーストギヤ4
4の回転が巻戻しギヤ43内のすべりクラッチを介する
ことなく上部ギヤ43a、伝達ギヤ59を介して供給リ
ールディスク31に伝達され、供給リールディスク31
を回転して、磁気テープ2が巻戻される。
なお、ファーストギヤ44は、第19図(G)で示すよ
うに、カセット駆動ギヤ48及び供給リールディスク3
1に対する制動の解除(同図(1])41− 参照)に引き続いて動作状態となる。
また上記の早送り又は巻戻しモード時でのカムギヤ14
.下部カムのカム溝49b、ヘッドカム88、上部カム
89の回動は何らカム作用をなさず、夫々に対応する部
材は動作せず停止Vモード時の位置に留まる。
効果 上述の如(、本発明になる磁気記録及び/又は再生装置
によれば、以下に挙げる特長を有する。
■ ローディングボールは案内部材により案内されて三
次元的に移動し、ローディング位置ではアンローディン
グ位置での高さより低い位置で且つ所定の傾斜方向と傾
斜角とされるため、傾斜角の小さな案内ドラムに磁気テ
ープを例えば約270度の角度範囲に亘って巻き付ける
ことが可能となる。
■ ローディングボールをアンローディング位置では所
定に高さに保ち、ローディング位置ではローディング位
置での高さより低い位置に所定の角度をもって確実に保
持することが出来、42− 然して磁気テープを所定のテープパスに確実に保つこと
が出来る。
■ ローディングポールをその移動過程において確実に
所望の移動軌跡で移動させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の装置に装着される小型テープカセット
1の1例の斜視図、第2図は本発明になる磁気記録/再
生装置の一実施例の停止1ニモ一ド時で状態を示す平面
図、第3図は第2図の装置の側面図、第4図は第2図の
装置のリール駆動系を取り出して示す平面図、第5図は
第2図中のカム構造体を分解して1つ対応させて示す図
、第6図は第2図中起倒ポールとカム構造体との関係を
示す側面図、第7図は第2図の装置のテープローディン
グ機構を取り出して示す平面図、第8図は巻取側ローデ
ィングポール及びこれに関連する機構を示す側面図、第
9図及び第10図は夫々巻取側ローディングポール台の
移動を案内するガイドレールを示す平面図及び斜視図、
第11図はガイドレールの高さの変化を示す図、第12
図及び第13図は夫々ガイドレールの断面形状を示す第
9図中xn−x■、xm−xmに沿う断面矢視図、第1
4図は本発明装置のテープローディング完了時(記録又
は再生モード時)での状態を示す平面図、第15図は第
14図よりテープローディング機構を取り出して示す図
、第16図、第17図、第18図は夫々テープローディ
ング完了状態でのテープの案内ドラムへの巻装状態を示
す左側面図。 右側面図、矢印−Y方向よりみた図、第19図(A)乃
至(H)は本発明装置の各部の動作のタイミング等を対
応させて示す図である。 1・・・小型テープカセット、2・・・磁気テープ、3
・・・カセット筐体、4・・・蓋、5・・・ガイドロー
ラ、6・・・供給リールハブ、7・・・巻取リールハブ
、10・・・磁気記録及び/又は再生装置、11・・・
テープ案内ドラム、12・・・ローディングモータ、1
3・・・出力ギヤ、14・・・カムギヤ、15・・・シ
ャーシベース、16・・・プレーバー、18・・・ピン
チローラバー、18a・・・ラック、19・・・圧縮コ
イルばね、20・・・ビンヂローラアーム、20a・・
・扇形ギヤ、21・・・ピンチローラ、23・・・中継
レバー、25・・・テンションアームバー、26・・・
テンションアーム、27・・・テンションポール、30
・・・ブレーキバンド、31・・・供給リールディスク
、31a・・・外周ギヤ、31b・・・制動ドラム、3
3・・・キャプスタンモータ、35・・・フライホイー
ル、36・・・モータプーリ、37・・・中間ホイール
、39・・・フライホイールギヤ、40・・・中間ギヤ
、41・・・リール駆動ギヤ、42・・・巻取ギヤ、4
3・・・巻戻しギヤ、44・・・ファーストギヤ、45
・・・ギヤプレート、46・・・ティクアップギヤ、4
7・・・ギヤアーム、48・・・カセット駆動ギヤ、4
8a・・・大径ギヤ、48b・・・小径ギヤ、48c・
・・制動ドラム、49・・・下部カム、49a、49b
・・・カム溝、49c・・・カム、50・・・プレーレ
バー、53・・・プレー中継レバー、57.66・・・
連結バー、59・・・伝達ギヤ、60・・・ブレーキレ
バー、61・・・連結バー、62・・・ブレーキプレー
ト、63a。 63b・・・制動子、65・・・ブレーキ中117バー
、67・・・ブレーキアーム、70・・・右側へラドア
ーム、45− 72・・・音声消去ヘッド、73・・・音声・コントロ
ールヘッド、74a、74t+・・・テープガイド、7
5・・・ストッパ、75a・・・円弧状溝、75b・・
・突出部、75c、75d・・・側壁、76・・・捩り
コイルばね、77・・・左側ヘッドアーム、78・・・
全幅消去ヘッド、79・・・テープガイド、81・・・
インピーダンスローラアーム、82・・・インピーダン
スローラ、85・・・起倒ポール、85a・・・基部、
85b・・・円弧ギヤ、85c・・・先端部、86・・
・保持ブロック、88・・・ヘッドカム、89・・・上
部カム、89a・・・カム溝、90・・・ポールレバー
、92.111・・・板ばね、94・・・上部ポールア
ーム、95・・・軸受、96・・・回動軸、98・・・
下部ポールアーム、99・・・起倒レバー、101・・
・連結板、102・・・左側ローディングポール台、1
03・・・直立軸、104A、104B・・・ローディ
ングポール、105.109・・・傾斜ポール、106
.110a−・・ガイド溝、107 ・・・右側ローデ
ィングポール台、107a、107b・・・ガイド突起
、107C・・・円孔、110・・・カイトレール、1
10A・・・平坦面部、110B・・・捩れ面部、46
− 110C・・・傾斜面部、112.113・・・ポール
ストッパ、114・・・リングギヤ、114b・・・円
弧状透孔、115・・・ガイドローラ、116・・・リ
ングギヤ、117・・・ガイドピース、117a・・・
長孔、119・・・ガイドプレート、120・・・かし
めビン、123・・・ローディングギヤ、124・・・
ローディングアーム、127・・・可動ギヤ、128・
・・固定ラック、129・・・減速ギヤ、130・・・
反転ギヤ、131・・・テープの中心線(母線)。 特開昭GO−18850(15)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アンローディング位置よりローディング位置へ移動して
    装着されたテープカセットより磁気テープを引き出し該
    磁気テープを案内ドラムに巻装させるローディングポー
    ルと、該ローディングポールをアンローディング位置と
    ローディング位置との間で移動させるローディングポー
    ル移動手段とを有する磁気記録及び/又は再生装置にお
    いて、アンローディング位置側の水平面と、ローディン
    グ位置側の傾斜面と、この間を継ぐ捩れ面とを有し、該
    ローディングポールを三次元的に案内する案内部材を設
    けてなり、該ローディングポールは順次類案内部材の水
    平面、捩れ面、傾斜面により案内されて移動し、ローデ
    ィング位置では該傾斜面上に位置してアンローディング
    位置より高さが低く且つ所定の傾斜方向と傾斜角とされ
    ることを特徴とする磁気記録及び/又は再生装置。
JP12708483A 1983-07-13 1983-07-13 磁気記録及び/又は再生装置 Granted JPS6018850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12708483A JPS6018850A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 磁気記録及び/又は再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12708483A JPS6018850A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 磁気記録及び/又は再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6018850A true JPS6018850A (ja) 1985-01-30
JPH031745B2 JPH031745B2 (ja) 1991-01-11

Family

ID=14951179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12708483A Granted JPS6018850A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 磁気記録及び/又は再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018850A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5089921A (en) * 1988-02-17 1992-02-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Inclined rail cassette tape loading and guiding mechanism
US5697206A (en) * 1995-02-07 1997-12-16 Tsubakimoto Chain Co. Rolled part for chain and manufacturing method therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5089921A (en) * 1988-02-17 1992-02-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Inclined rail cassette tape loading and guiding mechanism
US5697206A (en) * 1995-02-07 1997-12-16 Tsubakimoto Chain Co. Rolled part for chain and manufacturing method therefor
CN1066650C (zh) * 1995-02-07 2001-06-06 株式会社椿本链索 一种传输型链条及链条用卷曲加工品的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH031745B2 (ja) 1991-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6018848A (ja) 磁気記録及び/又は再生装置
JPH0792958B2 (ja) カセツト式記録再生装置
JPS62232750A (ja) 磁気記録及び/又は再生装置
US4370682A (en) Tape loading apparatus in a recording and/or reproducing apparatus
JPH01125752A (ja) 磁気記録/再生装置
JPS6018850A (ja) 磁気記録及び/又は再生装置
JPS6020350A (ja) 磁気記録及び/又は再生装置
US4928191A (en) Tape loading mechanism for a rotating drum and cassette type magnetic recording and/or reproduction apparatus
JPH034994Y2 (ja)
JPH0320920Y2 (ja)
JPH034999Y2 (ja)
JPH0644369B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0319076Y2 (ja)
JPS6020351A (ja) 磁気記録及び/又は再生装置
JPH0330223B2 (ja)
JPS6018849A (ja) 磁気記録及び/又は再生装置
JPS6035745B2 (ja) テ−プ自動装填型記録再生装置
JPH075563Y2 (ja) 磁気記録及び/又は再生装置におけるロ−デイング装置
JPH01125753A (ja) 磁気記録/再生装置
JPS60113351A (ja) 磁気記録及び/又は再生装置
JPS6053380B2 (ja) 磁気テ−プ装置
JPS6012705B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2633985B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6041000Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6341639Y2 (ja)