JPS6018849A - 磁気記録及び/又は再生装置 - Google Patents

磁気記録及び/又は再生装置

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JPS6018849A
JPS6018849A JP12708383A JP12708383A JPS6018849A JP S6018849 A JPS6018849 A JP S6018849A JP 12708383 A JP12708383 A JP 12708383A JP 12708383 A JP12708383 A JP 12708383A JP S6018849 A JPS6018849 A JP S6018849A
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tape
gear
loading
drum
pole
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JP12708383A
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Koji Sadakane
定兼 宏治
Tsunehisa Ohira
大平 恒久
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Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum

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  • Gear Transmission (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気テープを案内ドラムに巻装させて記録再生
を行なう磁気記録及び/又は再生装置に関する。
従来技術 現在、磁気テープ上の記録パターンを変えずに、現行の
家庭用VTRを更に小型にするための開発が行なわれて
いる。VTRの小型化を図る考え方の一つに、磁気テー
プを案内ドラムに現在の略180痕を越えて略270度
に亘って巻装させ目つビデオヘッドを90度間隔で4個
設けることにより、案内ドラムの径を現在の2/3とし
、案内ドラムの小径化を図ってVTRの小型化を達成し
ようとする考え方がある。
こ)で、現行機種との互換性をとるためには、テープ上
の映画信号記録パターンを一致させる伯に、トラッキン
グサーボが同様に行なわれるようにするためにテープの
テープ案内ドラムよりコントロールヘッドまでのテープ
パスに沿う長さを基準の長さと一致させる必要がある。
そこで前記のように案内ドラムを小径としても、テープ
を案内ドラムに対称に巻装する限り、上記のコンI・ロ
ールヘッドまでのテープ長さを基準の長さとするために
、案内ドラムはテープ力セツ]・よりある程度離して配
設せねばならず、小型化を効果的に図ることが困難であ
るという問題点があった。
問題点を解決する手段 そこで、本発明は」二記問題点を解決した磁気記録及び
/又は再生装置を提供することを目的どするものであり
、装着されたテープカセットJ:り磁気テープを引出し
テープ走行方向上テープ案内ドラムに対して入口側及び
出口側で該磁気テープを案内する供給側ローディングボ
ールと巻取側ローディングボールとを備え、該磁気テー
プを該テープ案内ドラムに巻装してなる磁気記録及び/
又は再生装置において、該テープ案内ドラムをその一部
が装着された該テープカセットの開蓋状態の蓋の下方に
位置するように配設し、nつ、該供給側ローディングボ
ールが移動する略円弧状の移動路と該巻取側ローディン
グボールが移動する略円弧状の移動路を、後者が前者に
比べて半径が大ぎくしかも開き角度が大きいように定め
てなる構成としたものである。
実施例 第1図は本発明の磁気記録及び/又は再生装置に装着さ
れて使用される小型テープカセット1を示す。小型テー
プカセット1は、磁気テープ2を収納したカセット筐体
3と、この前面側に開閉自在に設けてあり、左右のガイ
ドローラ5.5により案内されてカセット筐体3の前面
を横切っている磁気テープ2を保護する蓋4とよりなる
。このテープカセット1は、第2図及び第3図に示すよ
うに、供給リールハブ6が供給リールフェザ−32に嵌
合し、巻取リールハブ7の外周面のギヤ部7aがギヤ4
8aに噛合し、カセット筐体3の前面側の凹陥部3a、
3b、3c内にローディングボール及びキャプスタン2
2等が相対的に嵌入した状態で、且つ蓋4が水平位置ま
で回動して開蓋した状態で、磁気記録及び/又は再生装
置10に装着される。
第2図は本発明になる磁気記録及び/又は再生装@10
の一実施例の停止モード時での平面図、第3図は側面図
、第14図は記録/再生モード時での平面図である。
各図中、11はテープ案内ドラムであり、内部に4個の
ビデオヘッド(回転ヘッド)を90i間隔で配してなる
構造であり、ドラム径は従来の2/3と小径であり、磁
気テープが270度以上に亘って巻装される。ビデオヘ
ッドはテープ添接角度範囲を−の動作単位として順次切
り換わって動作【ハ磁気テープテープ2上には現行と同
じトラックパターンが形成される。また、磁気テープが
後述するように巻装される関係で、案内ドラム11は垂
直軸に対して−X軸方向に約6磨傾斜しているにとずま
り、傾斜角は小さい。従って、傾斜による占有面積及び
高さの増大分も殆ど無く、装置10内での案内ドラム1
1の占有面積は従来に比べて格段に小となり、装置10
は小型となる。
更には、案内ドラム11は、テープの巻装との関係で、
従来より低い位置に組付けられている。
この関係で、第3図に示すように、装着されたテ5− 一プカセット1の開蓋した蓋4は案内ドラム11の上面
より多少高い位置となりうる。このため、本実施例では
、テープカセット1は、開蓋した蓋4が案内ドラム11
の頂面より多少浮いて蓋4の一部が平面図上案内ドラム
11の頂面に被さった位置関係で装着される。従って、
テープカセット1と案内ドラム11とは相当近接するこ
とにより、このことによっても、装置10は小型に構成
される。
ローディングモータ12は正逆二方向に回転可能であり
、出力ギヤ13を含む減速ギヤ列を介して、各操作モー
ドにおける切換動作とローディング及びアンローディン
グ動作を行なうカムギヤ14を回動させる。
プレーバー16は、シャーシベース15の下面に矢印A
−8方向に摺動可能に設けてあり、一端のビン17がカ
ムギヤ14のカム溝14a (第6図参照)に嵌合して
いる。このプレーパー16は後述するようにピンチロー
ラの付勢とテンションアームの制御を行なう。
6− ピンチローラバー18は、側面にラック18aを有し、
シャーシベース15の上面に摺動可能に設けてあり、圧
縮コイルばね19を介してプレーバー16と連結しであ
る。
ピンチローラ21はピンチローラアーム20の先端に支
持されて、7−ム20の基部側の扇形ギヤ20aが上記
ラック18aと噛合している。
中継レバー23は、シャーシベース15の下面において
回動可能であり、一端はプレーバー16゜他端はテンシ
ョンアームバー25と連結しである。
テンシヨン26は、先端にテンションボール27を有し
、基部側に供給リールディスク31を囲むブレーキバン
ド30の自由端が連結しである。
このアーム26はスプリング29により反時計方向に回
動付勢されているが、装置1の停止モード時ではピン2
8をテンションアームバー25の左端に当接して第1図
に示す回動位置に規制されている。
供給リールディスク31は、外周ギヤ31aと制動ドラ
ム31bを有し、上面にリールフェザ−32を備えてな
る。
次にキャブズタン駆動系及びリールディスク駆動系につ
いて、主に第4図を参照して説明Jるに、キャプスタン
モータ33はベルト34を介してフライホイール35を
回転させる。中間ホイール37は、ベルト34の外面を
案内して、ベルト34のフライホイール35とモータプ
ーリ36への巻付角度を大としている。フライホイール
35は、フライホイールギヤ39とキャプスタン22と
を一体に有する。フライホイールギ1739はテープ巻
取り時及び早送り1巻戻し時の回転駆動源となり、シャ
ーシベース下面において中間ギヤ40と噛合している。
リール駆動系ギヤ41は、大径ギヤ41aと小径ギヤ4
1bとよりなる。大径ギヤ41aは中間ギヤ40と噛合
しており、小径ギヤ41bは巻取ギヤ42と巻戻しギヤ
43と離間対向している。
巻取ギヤ42及び巻戻しギヤ43は共に」ニ部ギヤ42
a 、43aと下部ギ!742b、4.3bとを間に摩
擦クラッチを介して同軸的に配してなる構造である。フ
ァーストギヤ44はギヤプレート45の下面に支持され
ており、小径ギヤ41b、上部ギヤ42a、43aに対
向している。ティクアップギヤ46は、ギヤアーム47
の1−面に支持されている。ファーストギヤ44の真下
に位置しており、小径ギヤ41b、下部ギヤ42b、4
.3bに対向している。
カセット駆動ギヤ48は、第3図に併せて示すように、
上部の大径ギヤ48aと下部の小9+jギV48bと制
動ドラム48cとよりなり、小ヤギャ48bが巻取ギヤ
42の上部ギヤ42aと噛合している。テープカセット
1が装着されると、大径ギヤ48aがテープカセット内
の巻取リールハブ7のギヤ部7aと噛合する。
下部カム49は、第3図に示すようにカムギヤ14の上
面に同軸的に固定してあり、第5図に示すように、上面
にカム溝49a、49bとカム49cを有する。
プレーレバー50は、第4図に示すように、シャーシベ
ース上に回動可能に設けてあり、一端の9− ビン51が上記カム溝49aに嵌入してあり、他端がプ
レー中継レバー53と連結しである。プレー中継レバー
53の他端にはギヤアーム47が連結されている。
巻戻しレバー56は、シャーシベース上にて回動可能で
あり、右端が連結レバー57を介してプレー中継レバー
53と連結してあり、左端にはギヤプレート45が支持
されている。
伝達ギヤ59は、巻戻しギヤ43の上部ギヤ43aと供
給リールディスク31のギヤ31aと噛合している。
こ)で、リールディスク制動系について、同様に第4図
を参照して説明するに、ブレーキレバー60は、シャー
シベース上にて回転可能で、一端はカム49c側面に当
接しく第5図参照) 、(t!!端は連結バー61の一
端とピン結合しである。ブレーキプレート62は矢印A
−B方向に摺動可能で一端に制動子63aを備え、他端
には折曲片62aが形成され、ばね64により矢印爪方
向に付勢されている。ブレーキ中継レバー65は、シャ
ーシ10− ベース」−にて回動可能で、一端は連結バー61とピン
結合すると共にブレーキプレー1〜62の折曲片62a
ど対向し、他端は別の連結バー66どビン結合されてい
る。ブレーキアーム67は、供給リールディスク31の
近傍に回動可能に設けてあり、一端に制動子63hを備
え、ばね68により反時甜方向に回動付勢されており、
他端のビン69が連結バー66の左端の長孔66aに挿
通されている。
停止モード時では、ブレーキレバー60はカム490の
凹部に当接して反時計方向に回動しており、制動子63
aが制動ドラム48C1制動子63bが制動ドラム31
bに押圧しており、カレット駆動子V48及び供給リー
ルディスク31は共に制動されている。
次にヘッドアーム系について第2図ににつて説明するに
、右側へラドアーム70はシャーシベース上にこれと平
行な面内で回動しうるJ:うに設けてあり、先端の上面
には、ヘッドベースを介して音声消去ヘッド72と音声
・コントロール信号録再ヘッド73が載同してあり、更
にはこれらのヘッド72.73を挾んで二本のテープガ
イド74a。
7411が植設しである。更には、ヘッドアーム70の
F面には後述する起倒ボール用のスI・ツバ75が固着
しである。このヘッドアーム70は捩りコイルばね76
により反時計方向に回動付勢されており、停止モード時
では、第2図に示すように反時h1方向に回動してヘッ
ドカム88の最小径部(第5図参照)に当接しており、
ヘッド72゜73はテープ走行路外に退避している。
左側へラドアーム77は、上面に全幅消去ヘッド78と
テープガイド79を備え、捩り]イルばね80によって
時計方向に回動付勢されている。
インピーダンスローラアーム81は上面にインピーダン
スローラ82を支持しており、先端のビン83が上記へ
ラドアーム77の先端の長孔内に嵌入している。これに
より、ヘッドアーム77とインピーダンスローラアーム
81とは、アーム81の一部がシャーシベース−Fのビ
ン84に当接して第2図に示す状態で回動規制されてお
り、全幅消去ヘッド78とインピーダンスローラ82ど
はテープ走行路内に突出している。
次にカム構造体について、第5図を併せ参照して説明す
るに、カム構造体は、下から順に、カムギヤ14.下部
カム49.ヘッドカム88.上部カム89を同軸的に一
体に設けてなる構造である。
上部カム89の下面のカム溝89aには、軸91に支承
されているボールレバー90の一端のビン93が嵌入し
ている。
次に、起倒ボール及びこれに関連する機構について、第
6図を併せ参照して説明する。起倒ポール85は、基部
85aをシャーシベース15−)二に固着された保持ブ
ロック86の軸87に回動可能に保持されている。また
起倒ポール85の基部85aの一端には、略1/3円周
の円弧ギヤ85bが形成しである。
また、ボールレバー90の一端には板ばね92が設けて
あり、上部ボールアーム97Iの先端のビン97がボー
ルレバー90の突出部90aと板ばね92により挾持さ
れている。」二部ボールアーム13− 94はシャーシベース上の円筒形状の軸受95により軸
承されている回動軸96の上端に固定しである。回動輪
96の下端には下部ボールアーム98が固定してあり、
当該ボールアーム98は上部ポールアーム94と一体的
に回動する。
起倒レバー99は、保持ブロック86の垂下片86aに
軸100により回動可能に保持され、この上端の扇形ギ
ヤ99aが上記円弧ギヤ85bと噛合している。起倒レ
バー99の下端は、連結板101を介して下部ボールア
ーム98の先端とピン結合されている。
停止モード時では、第2図に示すように、ボールレバー
90が反時計方向に回動しており、起倒ポール85はシ
ャーシベース15と略平行になる角度に倒れている。
次にローディングボール機構及びこれに関連する機構に
ついて説明する。
第7図はローディングボール機構のアンローディング状
態を示す。左側ローディングボール台102は上面の垂
立軸103によって供給側0−14− ディングポール104Aを保持し、更にこの近傍に傾斜
ポール105を備え、シャーシベース15自体に形成し
であるガイドtM 106に沿って移動可能である。ガ
イド溝106は、大略、点01を中心とする半径R1の
円弧である(第2図参照)。
右側ローディングポール台107は、第8図に併せて示
すように、直立軸108によって巻取側ローディングポ
ール104Bを保持すると共にこの近傍に傾斜ボール1
09を備え、シャーシベースに固定されてガイドレール
110のガイド溝110aに案内されて移動可能である
第9図及び第10図はガイドレール110を取り出して
示し、第11図はガイドレール110のガイド溝110
aの高さの変化を示す。ガイドレール110は、po−
P+間の平坦面部110A(第11図のグラフ線■で示
す)と、R2−Pa間の傾斜面部110G(グラフ線■
)と、平坦面部110Aと傾斜面部110Cとを継ぐ旋
回しながら下陪覆る捩れ面部110B(グラフ線■)と
よりなる。平坦面部110Aは、シャーシベース15よ
り寸法H高い位置にあり、シャーシベース15に対して
平行な面であり、第12図に示す断面形状を有する。傾
斜面部110Cは、所定方向に所定角疫(大略下方に)
傾斜した平面であり、第13図に示す断面形状を有し、
終端はシャーシベース15の下面に到っている。ガイド
溝110aは平面図上において、大略点02を中心とす
る半径R2の円弧である。半径R2は上記半径R1より
大である(R2>R1)。また、ガイド溝1108のう
ち、捩れ面部110Bの部分の溝幅W2は、ローディン
グボール台107が円滑に移動しうるように、平坦面部
110A及び傾斜面部110Cの部分の溝幅W1より多
少幅広(W2 >W+ )としである。また、ガイドレ
ール110は、ローディングボール台107が円滑に開
動しうるように、例えばアルミニウム合金製本体に表面
硬化処理を施した構成、或いはポリアセタール等のモー
ルド部品である。
ローディングポール104A、104Bは、第8図に示
すように、共に回転ローラ104aとテープ走行高さ規
制用の固定鍔104b、104cとよりなる。ローディ
ングボール台107は、下面の二つのガイド突起107
a、107bがガイド溝り10a内に嵌入し、一方のガ
イド突起107aにネジ止めされた板ばね111によっ
てガイドレール面に押し付けられ、ガイド溝110aに
より案内されている。この構成は左側のローディングボ
ール台102についても同様である。また、上記ガイド
レール110のガイド溝110aのうち捩れ面部110
Bの部分の溝幅W2は、」−記ガイド突起107a 、
107bの径にり十分に大きくしてあり(例えば0.5
i+m1iIl ) 、目−ディングボール台107が
傾斜しながら捩れ面部110Bを通過する際の逃げとし
ている。
また、ガイド溝106の終端部には、ローディング時に
ローディングポール104Aの位置決めをするポールス
トッパ112が設けである。同様に、ガイドレール11
0の終端近傍のシャーシベース上にはローディングポー
ル104 R3の傾斜状態での位置決めをするポールス
トッパ113が設17− けである。
また、シャーシベース15の下面で案内ドラム11の下
方には、巻取側ローディングポール101F3を移動さ
せるリングギヤ114ど、供給側ローディングポール1
04Aを移動させるリングギヤ116とが、内周の三個
所を鍔付のガイドローラ115によって、同心円的に」
−下に配されて支持されている。各リングギヤ114と
116とは同径であり、外周にギヤを有づる。リングギ
ヤ114には、減速ギヤ129の大径ギヤ129aが噛
合しており、反転ギヤ130が減速ギヤ129の小型ギ
ヤ129bとリングギヤ116とに噛合している。
下側のリングギヤ116には、合成樹脂成型品であるガ
イドピース117がそのコ字状断面部がリングギヤ11
4の板厚を挾んで摺動可能に取付けである。リングギヤ
116とガイドピース117との間にはコイルばね11
8が張架しである。またローディングボール台102の
直立軸103の下方への延長部がガイドピース117の
長孔117a18− を挿通している。これにJ:す、リングギt 116は
コイルばね118とガイドピース117を介してローデ
ィングボール台102を移動させることが可能となって
いる。
上側のリングギヤ114には円弧状透孔114bが形成
してあり、こ)に円弧状の金属板であるガイドプレート
119の一端がかしめビン120により移動可能に支持
されている。ガイドプレート119の先端にはビン12
1が植設してあり、ビン121の、に部はガイド溝11
08内を通ってガイドレール110−[のローディング
ボール台107の円孔107C内を挿通している。こ)
で、ローディングボール台107はガイドレール110
に沿って平面上ばかりでなく傾斜して上下にも移動する
関係上、ビン121の長さく高さ)は大としてあり、且
つ円孔107Cはビン121の径に比べて割合に大きな
径どしである。またガイドプレート119の基部とリン
グギヤ114とは]イルばね122によって連結されて
いる。
ローディングギヤ123は、リングギヤ114と通常噛
合している。ローディングアーム124はローディング
ギヤ123の軸125を中心として回動可能であり、先
端のビン126が下部カム49のカム溝49bに嵌入し
ている(第5図参照)。アーム124の中間部には可動
ギヤ127が回転可能に支持されている。可動ギヤ12
7は第3図に併せて示すように、上部の小径ギヤ127
aと下部の大径ギヤ127bとよりなり、大径ギヤ12
7bはローディングギヤ123と常時噛合しており、小
径ギヤ127aはカムギヤ14に対する接離動作が可能
としである。停止モード時にはローディングアーム12
/Iが時計方向に回動変位しているため、小径ギヤ12
7aはカムギヤ14から離れてシャーシベース上に固着
された固定ランク128と噛合している。
次に上記構成になる磁気記録/再生装置10の動作につ
いて説明する。
第14図は磁気記録/再生装置10のテープローディン
グに引き続いての記録又は再生モード状態での平面図、
第15図はテープローディング完了状態でのローディン
グポール機構を取り出1ノで示す平面図、第16図、第
17図は夫々記録又は再生モード時でのテープの案内ド
ラムへの巻装状態を示す左側図面及び右側面図である。
装置10が第2図に示す停止モード状態にあるときに記
録又は再生操作すると、ローディングモータ12が始動
して力l\構造体が回転角検出盤(図示せず)によって
回動角度を制御されつ)時計方向に240痕回動する。
これにより、プレーバー16が第5図に示すカム溝14
aの作用で矢印へ方向に摺動し、ピンチローラ−バー1
8もばね19を介1ノで同方向に回動し、ピンチローラ
アーム20がラック18aの作用で反時削方向に回動し
、ピンチローラ21がばね19のばね力を作用されてキ
ャプスタン22に圧着する。
またプレーバー16の上記摺動により、中継レバー23
を介してテンションアームバー25が右方向に移動し、
テンションアーム26が拘束を解かれてスプリング29
の作用で反時計方向に回動21− する。これにより、テンションポール27がテープ走行
路方向に移動すると共にブレーキバンド30が制動ドラ
ム31bに当接し供給リールディスク31が軽く制動さ
れる。
また記録/再生時にはキャプスタンモータ33が正転し
、フライホイール35が時計方向に回転され、キャプス
タン22とピンチローラ21とによって磁気テープが駆
動走行される。フライホイール35はこの他にフライホ
イールギヤ39を介してティクアップ動作を行なう。即
ち、第4図において、下部カム49が時計方向に240
1!回転すると、プレーレバー50が時計方向に回動し
、プレー中継レバー53を介してギヤアーム47が矢印
B方向に移動し、ティクアップギヤ46がリール駆動ギ
ヤ41の小径ギヤ41bと噛合する。
このとき、ギヤ41はフライホイールギヤ39により中
間ギヤ40を介して時計方向に回転している。このため
、ティクアップギヤ46は右方向へ首振り動作して第4
図中一点鎖線で示すように巻取ギヤ42の下部ギヤ42
bと噛合し、摩擦クラ22− ツチを介してカセット駆動ギヤ48が反時計方向に回転
し、巻取リールハブ7が時計方向に回転して、磁気テー
プが巻取リールに巻き取られる。
この他に、記録/再生モード時には、第4図において、
ブレーキレバー60がカム49cの最大径部に当接して
時計方向に回動し、連結バー61を介してレバー65が
時計方向に回動し、連結レバー66が左方向に移動する
。レバー65の上記回動によりブレーキプレート62が
矢印B方向に摺動1ハ連結バー66の作用にJ:リブレ
ーキアーム67が時計方向に回動し、カレット駆動ギヤ
48及び供給リールディスク31に対する制動が解除さ
れる。
またへラドカム88の回動により、ヘッドアーム70が
カムにより押されて時計方向に回動し、最終的にはカム
の最大径部に当接した状態となり、音声消去ヘッド72
と音声・コントロールヘッド73はテープ走行路に移動
する。
更には、上部カム890回動により、ボールレバー90
が時計方向に回動する。ボールレバー90が回動すると
、ビン97が板ばね92により押され、上部ボルルアー
ム94と下部ボールアーム98が何れも反時計方向に回
動し、連結板101と起倒レバー99を介して、起倒ボ
ール85が第6図中皿点鎖線で示すように約70度起立
する。
起倒ポール85は、形成途中のテープパスの内側に進入
して磁気テープ2を案内する。この起倒ポール85の起
立動作と略平行してヘッドアーム70が上記にように時
計方向に回動し、起立する起倒ボルル85の先端部85
Cは起倒ボールストッパ75の突出部75bと衝合して
受け止められ、引き続いて突出部75bに続く略円弧状
の溝75a内に相対的に誘導される。起倒ポール85は
板バネ92の作用で起立する方向に回動付勢される。
これにより、起倒ポール85の先端部85cはストッパ
75の溝758内に単に嵌合しているだけでなく、満7
5aの一方の側壁75cに弾性的に圧着した状態となり
、起倒ポール85はテープ走行時でのテープテンション
の作用で倒れる方向の力を受けるがこの作用で不要に倒
れることなく、所定の起立位置に精度良く■つ安定にロ
ックされる。なお、溝758の他方の側W、 75 d
は、起倒ポール85に例えば衝撃により倒れる方向の大
なる力が作用し倒れようとした場合に、先端部85cを
受け止めて倒れる方向への回動を制限する機能を右する
また、第15図に示すように、下部カム49が回動する
と、ローディングアーム24がカム溝49bの作用で反
時計方向に回動し、可動ギヤ127がカムギヤ14に接
近し、小径ギヤ127aがカムギヤ14と噛合する。こ
れにより、可動ギヤ127の大径ギ17127bとロー
ディングギヤ123を介して上部リングギヤ114が反
時計方向に回動し、更には減速ギヤ129と反転ギヤ1
30を介して下部リングギ17116が時品1方向に上
部ギヤ114より遅い速度で回動する。こ)で両すング
ギV114と116との回動速度を変えた理由は、テー
プローディング時での供給側ローディングボール104
Aと巻取側ローディングボール104Bとの移動距離が
相違する状態にお25− いて、各ローディングボール104.A、104Bの移
動が同時に開始して且つ同時に終了するようにするため
であり、両リングギヤ114と116の速度は、速喰比
が各ローディングボール104Aと104 Bの移動距
離の比に略対応するように定めである。
下部リングギヤ116が時計方向に回動すると、ローデ
ィングボール台102がシャーシベース15のガイド溝
106に沿って、途中でヘッドアーム77とインピーダ
ンスローラーアーム81とを第14図中皿点鎖線で示す
ように一時的に押し退けながら、第15図に示す位置ま
で高さを変えずに移動する。ローディングボール104
Aについてみると、ローディングボール104Aは、第
16図に倒せて示すように、装着されたテープカセット
1内のテープ走行高さ面(基準面)S上を高さを変えず
に案内ドラム11の左側部を多少越えた位置まで移動し
く大略角度α1回回動位し)、コイルばね118(第7
図参照)のばね力によりボールストッパ112に押圧係
止される。
26− 上部リングギヤ114が反時計方向に回動すると、ロー
ディングボール台107がビン121に係止されてガイ
ドレール110のガイド溝110aに沿って、平坦面部
110Δ→捩れ面部110B−〉傾斜面部110Cと移
動する。ローディングボール台107が屈曲した捩れ面
部110Bを移動するときには、ローディングボール台
107はガイドレール110の上面に対して傾斜した姿
勢となり通りにくい状態となるが、捩れ面部110Bに
ついてはガイド溝110aの溝幅を上記のようにW2と
定めであるため、ローディングボール台107は捩れ面
部110Bの個所もスムーズに移動する。ローディング
ポール104Bについてみると、ローディングポール1
04Bは第17図に併せて示すように、案内ドラム11
の右側部までは高さを変えずに基準面S上を垂直状態の
ま)移動し、次いで傾斜しつ)f′Uつ下方に変位しつ
)案内ドラム11の周面に沿って更に略90麻移動し、
全体として平面図上角面α2 (〈α1)回動変位して
テープカセット1に対して反対側の位置に到り、フィル
ばね122のばね力によりポールストッパ113に押圧
係止される。
これにより、磁気テープ2は、傾斜ポール105と傾斜
ポール109とによって定まる270度より多少大なる
角度範囲に亘って案内ドラム11に巻付けられる。また
テープ2はテープカセット1に対して略裏側の位置、即
ちテープカセット1よりできるだけ離れた位置で案内ド
ラム2に対する添接を脱すること)なり、このテープ添
接解除位置より巻取リールへ到るテープパスに沿うテー
プ長を長くとることが可能となる。然して、テープカセ
ット1と案内ドラム11とを接近させて配しても、上記
のテープ添接解除位置により音声・コントロールヘッド
73にまで到るテープ長を、テープパスを複雑な形状と
してテープ長をかせがなくても、規格で定まっている値
となり、装@1はこの点でも標準型装置との互換性がと
れたものとなる。
またローディングポール104Aと1048とは上記の
ように同時に移動を開始し、互いに異なる距離を当該距
離に応じた速麿で移動して、ローディング位置に同時に
到着する。これにJ:す、テープの案内ドラム11への
巻装は供給側と巻取側とが同じ進行重合で行なわれ、同
じタイミングで終了することになる。
またローディング状態では、供給側ローディングポール
101Aはアンローディング時と同じくシャーシベース
に対して垂直であるが、巻取側ローディングポール10
4Bはシャーシベースに対して所定の角度をなして傾斜
している。また巻取側の傾斜ポール109もアンローデ
ィング時に比べて傾斜角がより大きくなっている。
また、下部カム49のカム溝4.9 bの終りの部分は
大径部となっているので、下部カム49の回動が最終段
階に到り220度(ポーズモード位置)を越えると、可
動ギヤ127が矢印B方向に移動し、小径ギヤ127a
がカムギヤ14より離れ固定ラック128に噛合して、
リングギr114゜116がロックされて逆方向回動が
阻止され、ボーズモード及び記録・再生モード時にはロ
ーディ29− ングボール104A、104Rはボールストッパ112
.113に押圧した状態に保持される。
また、小径ギヤ127aは下部カム49が220度回動
したときにカムギヤ14より離れるため、カムギヤ14
は残りの20度はリングギt−114゜116を更に回
動させることなく単独で回動することになる。こ)でカ
ムギヤ14がリングギヤ114.116を回動させっ)
残りの20度を回動するとすると、カムギヤ14はコイ
ルばね118゜122を更に引張させつ)回動すること
になり、カムギヤ14の回動負荷、即ちモータ12の負
荷は相当大となってしまい好ましくない。本実施例では
カムギヤ14は最後の20度はリングギヤ114.11
6が負荷されないので、モータ12の負荷が増すことが
なく、装置はスムーズに記録及び/又は再生モードとさ
れ、また必要に応じてボーズモードへの切り換えもスム
ーズに行なわれる。
次にテープ走行路を決める部材のテープローディング時
の状態と夫々の作用について更に詳細に=30− 説明する。
第18図はテープローディング状態での案内ドラム11
0周囲のポールの位置及び傾斜状態を示す第14図中−
Y軸側J:りみた図である。同図。
第16図、第17図中、線131はテープ2の中心線(
母線)である。
まず、第14図に示すテンションポール27゜テープガ
イド79.全幅消去ヘッド78.インピーダンスローラ
82.供給側ローディングボール104Aは何れもテー
プガイド面がシャーシベースに対して垂直、即ちテープ
カセット内のテープ走行面に対して垂直であり、テープ
カレット1より供給側ローディングポール104Aまで
の走行路は、第16図及び第18図に示すように、基準
面S上のテープ走行路となる。
次の傾斜ポール105は案内ドラム11と同方向に記録
1〜ラック角度に等しい角度(約6度)傾斜しており、
これにより傾斜ポール105を経て案内ドラム11に進
入するテープの走行路(点A−n間)は下向きとなる。
案内ドラム11は垂直軸に対し6痘傾斜しているので、
磁気テープ2は案内ドラム11の周囲についてはテープ
走行方向に進行するにつれて基準面Sより徐々に下降す
るテープ走行路(点B−C−D−E−F間)となる。
出口側の傾斜ポール109は案内ドラム11と同方向に
29度傾斜しており、このためこれ以降のテープ走行路
(点F−G間)は上向きに変り略水平状態とされ、巻取
側ローディングポール104Bに到る。巻取側ローディ
ングポール104Bの個所でのテープ走行路の高さは供
給側ローディングボール104Aの周囲でのテープ走行
路に対して約10IllI11低くなっている。この巻
取例日=ディングポール104Bは、所定の方向に25
度傾斜しており、これ以降のテープ走行路は水平面に対
して斜め上方に向くテープ走行路(点G−H間)とされ
、テープ高さ位置を回復される。テープ走行路の高さが
基準面Sに到りテープ高さが回復された位置(点H)で
、テープ2は起倒ポール85に案内される。起倒ポール
85は垂直軸に対して約20度傾斜しており、テープ2
は起倒ポール85により案内されて、シャーシベース1
5に対して垂直となる姿勢で目つ基準面Sに沿う状態と
なる。
以後テープ2は、テープガイド74.音声消去ヘッド7
2.音声・コントロールヘッド73.テープガイド74
.キャプスタン22とピンチローラ21を経由してテー
プカセット1内に到る。
以上のように、テープ走行路の高さ規制作用はローディ
ングポール104Aと104Bとによって行なわれ、テ
ープ走行方向の変換作用は傾斜ポール105.109と
起倒ポール85とによって行なわれる。
こ)で、傾斜角の大きい、案内ドラム11に対するテー
プ出口側のポールについてみると、巻取側ローディング
ボール104Bは垂直軸に対しては約25度傾斜してい
るが、テープに対する傾斜角はO磨であり、回転ローラ
104aがテープ走行に応じて回転しても問題はない。
また傾斜ポール109も垂直軸に対しては約29度と大
きく傾斜しているが、テープローディング完了状態では
テープが斜め方向より進入するのでテープに対す33− る傾斜角は20度以下に止まり、比較的小なる角度とな
る。一般にテープ走行方向変換用ポールのテープに対す
る傾斜角が大きいと、テープのポールに対する進入角度
と出射角度との差が大きくなり、テープがポールの周面
でそれだけ捩られることになり、テープ走行負荷が増し
、テープ走行の安定化を図る上で問題どなる。しかも、
傾斜角の誤差がテープの出射角度に大きく影響すること
になり、ポールにはそれだけ高い精度が要求される。
本実施例では、傾斜ポール109のテープに対する傾斜
は比較的小さく、上記の問題は無い。またローディング
ボール104Bの傾斜はテープアンローディング時には
回復されてローディングボール104Bは垂直とされ、
傾斜ポール109の傾斜も同程度回復されて傾斜角が減
る。このため、巻取側ローディングポール104B、傾
斜ポール109がテープカセット1の凹陥部3bに収納
されるのに支障は無くなる。
また、案内ドラム11の周面ではテープ2が基準面Sよ
り低い位置で添接する関係上、案内ドラ34− ム11は基準面Sより頂面までの高さ寸法りを従来の場
合より小とされて絹付けられている。このため、案内ド
ラム11の頂面高さが装着されたテープカセット1の開
蓋している蓋4の下面より低い位置となり、テープカセ
ット1は既に述べたように、蓋4が案内ドラム11とオ
ーバラップして案内ドラム11に極く近接した位詩関係
で装着される。
またテープ2は上記のテープパスに沿って走行し、案内
ドラム11の周面を添接走行するときに、信号が記録さ
れ又は再生される。
第19図は各部のカム回転角に対する動作ヂャートを示
す。ローディングボール104Δ。
104Bは移動距離が長いため、同図(A)に示すよう
に、早く動作を開始し、動作終了時期は比較的遅い。カ
ムが略210醍回動すると、ローディングポール104
A、104[3は夫々ボールストッパ112,113に
係止された状態となり、これ以後のカムの回動によって
は0−ディングボール104.A、104Bは移動しな
い。即ち、実施例の装置はローディングポール104A
104Bが最終位置に保たれたま)、記録及び/又は再
生モード或いはポーズモードの何れにも切り換えること
ができる。起倒ボール85は巻取側ローディングボール
104Bの通過後に起立動作を行なわねばならないので
、同図(B)に示すように起立動作開始時期は遅く、起
立終了時期はへラドアーム70との関連で定まる。ヘッ
ドアーム70は、同図(C)に示すように、巻取側ロー
ディングボール台107との衝突を避けるために回動ス
タート時期は遅く、また回動終了時期も起倒ポール85
より多少遅く、一旦起立した起倒ポール85を起倒ボー
ルストッパ75が更に最終位置まで誘導する。ピンチロ
ーラ21は停止モード時にはへラドアーム70の背後に
位置している関係上、同図(D)に示すように、スター
ト時期はへラドアーム70の回動開始時より遅く、ロー
ディング終了後にキャプスタン22に圧着すればよいの
で動作終了位置も最も遅い。テンションアーム26は移
動軌跡が供給側ローディングボール104△ど交差する
ので、同図([)に示すように回動スタート時期を遅く
しである。テープアンローディング動作時でのテープの
カレット内への回収は供給リール側で行なう構成としで
ある関係上、ティクアップギヤ46は第19図(F)で
示すようにテープアンローディング動作の終期まで動作
位置に保たれるがポーズ位置く220度)では一時的に
非動作となる。同図(G)はファーストギA744の動
作チャートを示す。ブレーキレバー60及びブレーキプ
レート62は、同図(H)に示すように、」−記ギャ4
6.44の動作と同じ時期に動作して制動を解除する。
なお記録及び/又は再生モード中にポーズ操作を行うと
、ローディングモータ12が逆転してカムギヤ14.下
部カム49.ヘッドカム88.上部カム89が何れも反
時計方向に20度逆回動してポーズモードとなるが、こ
の時には第19図(C)で示すようにピンチローラ21
は圧着位置から外れ、又同図(F)に示すようにティク
アップギヤ46の噛合いも一時的に外れて磁気テープ3
7− 2の走行が停止するが、その他の各部の状態は記録・再
生時と同様である。
記録及び/又は再生モード中に停止操作をすると、ロー
ディングモータ12が逆転してカムギヤ14、下部49
.ヘッドカム88.上部カム89が何れも反時計方向に
27IO度逆回動じ、各部は上記の動作ヂャートとは逆
の経路を辿って、停止モード時での元の状態に戻る。特
にティクアップギヤ46はカム回転停止位置の20度前
までは噛合状態を持続するが、停止操作を行なった場合
にはモータ制御回路(図示せず)によってキャプスタン
モータ33を逆転させているので、ティクアップギヤ4
6は巻戻しギVの下部ギヤ43bと噛合して摩擦フェル
ト(図示せず)と上部ギヤ43aと伝達ギヤ59を介し
て供給リールディスクギヤ31bを反時計方向に回転さ
せる。これにより、左右のローディングポール104A
、104Bによってテープカセット1外に引き出されて
上記テープ走行路を形成しているテープは供給リールハ
ブ6に巻き取られてテープカセット1内に回収さ38− れる。こ)で、ローディングポール10=IBはテープ
アンローディング動作途中で高さを変えしかも傾斜する
ため、ローディングボールが垂直状態のま)水平に移動
する場合に比べて、テープがローディングボールより外
れ易く、テープが多少でも弛緩するとローディングボー
ルより外れてしまうことになる。しかし、本実施例では
、テープ回収時でのテープ巻取り動作は摩擦フェルトの
スリップ機構を介して行なわれ、テープカレント1内に
引き戻される過程のテープにはスリップトルクに相当す
る張力が加わり続けることになり、テープはローディン
グボール104.8が元の位置に復帰するまでの間口−
ディングポール104Bより脱落することなく、ローデ
ィングボー10/IBに係止された状態を維持し、テー
プアンローディング動作が行なわれる。
また、装置10の停止モード状態で〒送り又は巻戻し操
作を行なった場合には、ローディングモータ12は逆転
してカムギヤ14.下部カム49゜ヘッドカム88.上
部カム89が反時計方向に45度回転し、またキャプス
タンモータ33は早送り時には記録・再生時と同方向に
、又巻戻し時には逆方向に回転する。
従って、早送り時には、第4図において、プレーレバー
50がカム溝49aの作用で反時計方向に回動し、これ
により、プレー中継レバー53が時計方向に回動し、連
結バー57を介して差戻しレバー56が反時計方向に回
動してギヤプレート45が矢印B方向に移動する。これ
により、ギヤプレート45上のファーストギヤ44がリ
ール駆動ギヤ41の小径ギヤ4.1 bと噛合する。こ
のときリール駆動ギヤ41は時計方向に回転しているの
でファーストギヤ44は同図中一点鎖線で示すように右
方向に首振り動作して巻取ギヤの上部ギヤ42bとも噛
合する。これにより、ファーストギヤ44の回転が上部
ギヤ42aを介して(ずへりクラッチを介することなく
)カセット駆動ギヤ48に伝達され、カセット内の巻取
リールハブ7が回転して磁気テープ2が早送りされる。
巻戻し時には、プレーレバー5o及びこれと関連するレ
バーは上記と同様に動作し、キャプスタンモータ33が
逆転しリール駆動ギψ41が反時計方向に回転している
。このため、ファーストギヤ44は左方向に首振り動作
して第4図ウニ点鎖線で示すように巻戻しギヤ43の上
部ギヤ43aと噛合する。これによりファーストギヤ7
′I4の回転が巻戻しギヤ43内のすべりクラッチを介
することなく上部ギヤ43a、伝達ギヤ59を介して供
給リールディスク31に伝達され、供給リールディスク
31を回転して、磁気テープ2が巻戻される。
なお、ファーストギヤ44は、第19図(G)で示すよ
うに、カセット駆動ギヤ48及び供給リールディスク3
1に対する制動の解除(同図(1−1)参照)に引き続
いて動作状態となる。
また上記の早送り又は巻戻しモード時でのカムギヤ14
.下部カムのカム溝49b、ヘッドカム88、上部カム
89の回動は何らカム作用をなさず、夫々に対応する部
材は動作せず停止モード時の位置に留まる。
41− 効果 上述の如く、本発明になる磁気記録及び/又は再生装置
によれば、以下に挙げる特長を有する。
■ テープ案内ドラムが装着されたテープカセットの開
蓋している蓋の下側に入り込む位置までテープカセット
装着位置に近接させて配置されているため、装置の小型
に構成することが出来る。
■ 巻取側ローディングポールが移動する略円弧状の移
動路は、供給側ローディングポールの略円弧状の移動路
に比べて、半径及び開き角度の両方が大であるため、半
径の大きい分と開き角度の大きい分とがテープ案内ドラ
ムよりコントロールヘッドまでのテープパスに沿うテー
プ長さをかせぐことに相乗的に作用し、然して、このテ
ープ長を基準の長さとすることが容易となる。
■ 各ローディングボールは夫々半径と開き角度を異に
する略円弧状の移動路に沿って移動するため、磁気テー
プの案内ドラムへの巻装状態42− をテープカセット側よりみて左右非対称とすることが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の装置に装着される小型テープカセット
1の1例の斜視図、第2図は本発明になる磁気記録/再
生装置の一実施例の停止モード時で状態を示す平面図、
第3図は第2図の装置の側面図、第4図は第2図の装U
のリール駆動系を取り出して示す平面図、第5図は第2
図中のカム構造体を分解してDつ対応させて示す図、第
6図は第2図中起倒ポールとカム構造体との関係を示す
側面図、第7図は第2図の装置のテープローディング機
構を取り出して示す平面図、第8図は巻取側ローディン
グポール及びこれに関連する機構を示す側面図、第9図
及び第10図は夫々巻取側ローディングポール台の移動
を案内するガイドレールを示す平面図及び斜視図、第1
1図はガイドレールの高さの変化を示す図、第12図及
び第13図は夫々ガイドレールの断面形状を示す第9図
中x■−xm、xm−xiに沿う断面矢視図、第14図
は本発明装置のテープローディング完了時(記録又は再
生モード時)での状態を示す平面図、第15図は第14
図よりテープローディング機構を取り出して示す図、第
16図、第171p、第18図は夫々テープローディン
グ完了状態でのテープの案内ドラムへの巻装状態を示す
左側面図。 右側面図、矢印−Y方向よりみた図、第19図(A)乃
至(H)は本発明装置の各部の動作のタイミング等を対
応させて示す図である。 1・・・小型テープカセット、2・・・磁気テープ、3
・・・カセット筺イ本、4・・・蓋、5・・・ガイドロ
ーラ、6・・・供給リールハブ、7・・・巻取リールハ
ブ、10・・・磁気記録及び/又は再生装置、11・・
・テープ案内ドラム、12・・・ローディングモータ、
13・・・出力ギヤ、14・・・カムギヤ、15・・・
シャーシベース、16・・・プレーバー、18・・・ピ
ンチローラバー、18a・・・ラック、19・・・圧縮
コイルばね、20・・・ピンチローラアーム、20a・
・・扇形ギV121・・・ピンチローラ、23・・・中
継レバー、25・・・テンションアームバー、26・・
・テンションアーム、27・・・テンションポール、3
0・・・ブレーキバンド、31・・・供給リールディス
ク、31a・・・外周ギA7.31b・・・制動ドラム
、33・・・キャプスタンモータ、35・・・フライホ
イール、36・・・モータプーリ、37・・・中間ホイ
ール、39・・・フライホイールギヤ、40・・・中間
ギヤ、41・・・リール駆動ギヤ、42・・・巻取ギヤ
、43・・・巻戻しギヤ、44・・・ファーストギヤ、
45・・・ギヤプレート、46・・・ティクアップギヤ
、47・・・ギヤアーム、48・・・カセット駆動ギヤ
、48a・・・大径ギヤ、48b・・・小径ギヤ、48
c・・・制動ドラム、49・・・下部カム、49a、4
9b・・・カム溝、49c・・・カム、50・・・プレ
ーレバー、53・・・プレー中継レバー、57.66・
・・連結バー、59・・・伝達ギヤ、60・・・ブレー
キレバー、61・・・連結バー、62・・・ブレーキプ
レート、63a。 63b・・・制動子、65・・・ブレーキ中継レバー、
67・・・ブレーキアーム、70・・・右側ヘッドアー
ム、72・・・音声瀾去ヘッド、73・・・盲声・コン
トロールヘッド、74a 、74b・・・テープガイド
、75・・・ストッパ、75a・・・円弧状溝、75b
・・・突出部、45− 75c、75d・・・側壁、76・・・捩りコイルばね
、77・・・左側へラドアーム、78・・・全幅消去ヘ
ッド、79・・・テープガイド、81・・・インピーダ
ンスローラアーム、82・・・インピーダンスローラ、
85・・・起倒ポール、85a・・・基部、85b・・
・円弧ギヤ、85c・・・先端部、86・・・保持ブロ
ック、88・・・ヘッドカム、89・・・上部カム、8
9a・・・カム溝、90・・・ポールレバー、92.1
11・・・板ばね、94・・・上部ポールアーム、95
・・・軸受、96・・・回動軸、98・・・下部ポール
アーム、99・・・起倒レバー、101・・・連結板、
102・・・左側ローディングポール台、103 ・・
・直立軸、104A、104B・・・ローディングポー
ル、105.109・・・傾斜ポール、106.110
a・・・ガイド溝、107・・・右側ローディングボー
ル台、107a、107b・・・ガイド突起、107c
・・・円孔、110・・・カイトレール、110A・・
・平坦面部、110B・・・捩れ面部、110C・・・
傾斜面部、112,113・・・ポールストッパ、11
4・・・リングギヤ、114b・・・円弧状透孔、11
5・・・ガイドローラ、116・・・リングギ46一 ヤ、117・・・ガイドピース、117a・・・長孔、
119・・・ガイドプレート、120・・・かしめピン
、123・・・ローディングギヤ、124・・・ローデ
ィングアーム、127・・・可動ギヤ、128・・・固
定ラック、129・・・減速ギヤ、130・・・反転ギ
ヤ、131・・・テープの中心線(母線)。 特開昭GO−18849(15)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. !i看されたテープカセットより磁気テープを引出しテ
    ープ走行方向上テープ案内ドラムに対して入口側及び出
    口側で該磁気テープを案内する供給側ローディングポー
    ルと巻取側ローディングポールとを備え、該磁気テープ
    を該テープ案内ドラムに巻装してなる磁気記録及び/又
    は再生装置において、該テープ案内ドラムをその一部が
    装着された該テープカセットの開蓋状態の蓋の下方に位
    置するように配設し、且つ、該供給側ローディングポー
    ルが移動する略円弧状の移動路と該巻取側ローディング
    ポールが移動する略円弧状の移動路を、後者が前者に比
    べて半径が大きくしかも開き角痕が大きいように定めて
    なることを特徴とする磁気記録及び/又は再生装置。
JP12708383A 1983-07-13 1983-07-13 磁気記録及び/又は再生装置 Granted JPS6018849A (ja)

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JP12708383A JPS6018849A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 磁気記録及び/又は再生装置

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JPH031744B2 JPH031744B2 (ja) 1991-01-11

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JP12708383A Granted JPS6018849A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 磁気記録及び/又は再生装置

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JP (1) JPS6018849A (ja)

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JPH031744B2 (ja) 1991-01-11

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