JPS60188349A - 2,3−ジクロロ−6−ニトロフエノ−ルの製造法 - Google Patents
2,3−ジクロロ−6−ニトロフエノ−ルの製造法Info
- Publication number
- JPS60188349A JPS60188349A JP4283384A JP4283384A JPS60188349A JP S60188349 A JPS60188349 A JP S60188349A JP 4283384 A JP4283384 A JP 4283384A JP 4283384 A JP4283384 A JP 4283384A JP S60188349 A JPS60188349 A JP S60188349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aqueous solution
- trichloronitrobenzene
- nitrophenol
- dichloro
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2,3−ジクロロ−6−二トロフエノールの製
造法に関する。
造法に関する。
更ニ詳しくは2.3.4−トリクロロニトロベンゼンを
苛性ソーダ水溶液あるいは苛性カリ水溶液で処理するこ
とを特徴とする2、6−ジクロロ−6−二トロフエノー
ルの製造法ニ関スル。
苛性ソーダ水溶液あるいは苛性カリ水溶液で処理するこ
とを特徴とする2、6−ジクロロ−6−二トロフエノー
ルの製造法ニ関スル。
2.3−ジクロロ−6−二トロフエノールハ医薬品、農
薬用の中間体として重要な化合物である。
薬用の中間体として重要な化合物である。
2.3−シクロロー6−ニトロフェノールを製造する方
法としてはAnn、 Appl、 Biol、 64
’595−407(1969)ニ2,3−ジクロロフェ
ノールをニトロ化して得られる2、5−ジクロロ−4−
二トロフェノールと2.3−ジクロロ−6−二トロフエ
ノールの混合物から水蒸気蒸留により2,3−ジクロロ
−6−二トロフエノールτえる方法が記載されている。
法としてはAnn、 Appl、 Biol、 64
’595−407(1969)ニ2,3−ジクロロフェ
ノールをニトロ化して得られる2、5−ジクロロ−4−
二トロフェノールと2.3−ジクロロ−6−二トロフエ
ノールの混合物から水蒸気蒸留により2,3−ジクロロ
−6−二トロフエノールτえる方法が記載されている。
しかしこの方法は、原料である2、3−ジクロロフェノ
ールが高価であることや、異性体の生成割合が多く目的
物の収率が悪い為工業的に有利な方法とはいえない。
ールが高価であることや、異性体の生成割合が多く目的
物の収率が悪い為工業的に有利な方法とはいえない。
本発明者は、2,3−ジクロロ−6−二トロフエノール
を製造する方法につき、鋭意研究した結果2、3.4−
トリクロロニトロベンゼンを苛性ソーダ水溶液、あるい
は、苛性カリ水溶液で処理するこトニよす、2,3.4
−トリクロロニトロベンゼンのニトロ基に対し、オルソ
位の塩素を選択的に水酸基に置換できることを見出し、
本発明を完成させた。
を製造する方法につき、鋭意研究した結果2、3.4−
トリクロロニトロベンゼンを苛性ソーダ水溶液、あるい
は、苛性カリ水溶液で処理するこトニよす、2,3.4
−トリクロロニトロベンゼンのニトロ基に対し、オルソ
位の塩素を選択的に水酸基に置換できることを見出し、
本発明を完成させた。
本発明方法によれば、公知方法のような水蒸気蒸留のよ
うな操作を必要とせず、又比較的低価格で容易に入手で
きる1、2.s−1リクロルベンゼンより、ニトロ化の
工程を経て高収率、高純度で。
うな操作を必要とせず、又比較的低価格で容易に入手で
きる1、2.s−1リクロルベンゼンより、ニトロ化の
工程を経て高収率、高純度で。
2,3−ジクロロ−6−二トロフエノールを有利に製造
することができる。
することができる。
次に本発明の詳細な説明する。
2.3.4−トリクロロニトロベンゼンと混合するアル
カリ水溶液の濃度は、q!fに限定しないが、5〜50
チが好ましく特に10〜50%が好捷しい。
カリ水溶液の濃度は、q!fに限定しないが、5〜50
チが好ましく特に10〜50%が好捷しい。
アルカリ量は理論の10〜60%過剰が望捷しい。
使用アルカIJ iが少ないと未反応物が多く残存し。
又使用アルカリ量が多いと2.3.4−)ジクロロニト
ロベンゼンのニトロ基に対しパラ位の塩素モ、水酸基置
換を受け2−クロロ−6−ニトロ−レゾルシンを副生ず
る。
ロベンゼンのニトロ基に対しパラ位の塩素モ、水酸基置
換を受け2−クロロ−6−ニトロ−レゾルシンを副生ず
る。
反応時、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミドのような非プロトン性極性溶媒
を加えて反応系を均一にして反応させると低温で、しか
も短時間で反応が完結し純度のよい2,3−ジクロロ−
6−ニトロフェノールを高収率で得ることができる。又
テトラメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメ
チルアンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアン
モニウムクロライド、ベンジルトリブチルアンモニウム
クロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド、テ
トラブテルアンモニウムハイドロゼンサルフエイト、ト
リオクチルメチルアンモニウムクロライド、N−ラウリ
ルピリジニウムクロライド、N−ラウリル−4−ピコリ
ニウムクロライド。
、ジメチルアセトアミドのような非プロトン性極性溶媒
を加えて反応系を均一にして反応させると低温で、しか
も短時間で反応が完結し純度のよい2,3−ジクロロ−
6−ニトロフェノールを高収率で得ることができる。又
テトラメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメ
チルアンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアン
モニウムクロライド、ベンジルトリブチルアンモニウム
クロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド、テ
トラブテルアンモニウムハイドロゼンサルフエイト、ト
リオクチルメチルアンモニウムクロライド、N−ラウリ
ルピリジニウムクロライド、N−ラウリル−4−ピコリ
ニウムクロライド。
N−ラウリルピリジウムクロライド、N−ベンジルピコ
リニウムクロライドのような相間移動触媒を少量用いる
と反応をスムーズに進める上で好都合である。
リニウムクロライドのような相間移動触媒を少量用いる
と反応をスムーズに進める上で好都合である。
反応温度は、100〜170℃好1しくけ、140〜1
60℃である。反応温度が高過ぎると着色物質が生成し
、収率が下がる。低過ぎると未反応物が残存するように
なる。なお前記の非プロトン性極性溶媒を用いれば、4
0〜60℃で円滑に反応が進む。
60℃である。反応温度が高過ぎると着色物質が生成し
、収率が下がる。低過ぎると未反応物が残存するように
なる。なお前記の非プロトン性極性溶媒を用いれば、4
0〜60℃で円滑に反応が進む。
反応時間は5〜40時間、好ましくは10〜20時間で
あるが前記の非プロトン性極性溶媒を用いた場合は1〜
10時間、好ましくは3〜8時間である。
あるが前記の非プロトン性極性溶媒を用いた場合は1〜
10時間、好ましくは3〜8時間である。
本発明で原料として使用するL3+4−ト’)クロロニ
トロベンゼンハ11213−1− IJジクロロンゼン
を常法によりニトロ化することによりえられる。
トロベンゼンハ11213−1− IJジクロロンゼン
を常法によりニトロ化することによりえられる。
以下に本発明を実施例によって詳細に説明する。
実施例1
オートクレーブに2.3.4− トリクロロニトロベン
ゼン20,247’を加えた。次にNaOH8S’と水
80グから調製したNaOH水溶液を加えた。150〜
160℃に加熱し、10時間、強力に攪拌した後、冷却
した。
ゼン20,247’を加えた。次にNaOH8S’と水
80グから調製したNaOH水溶液を加えた。150〜
160℃に加熱し、10時間、強力に攪拌した後、冷却
した。
反応液を取り出し、塩酸で酸性にした後、水蒸気蒸留を
行ない、2,3−ジクロロ−6−二トロフエノールを取
出した。行事 15.1iii’ 収率7o、6%融点
70〜71℃ G、C分析 99.6% 実施例2 40フラスコに2,5.4−トリクロロニトロベンゼン
9.27とジメチルスルホキシド641を加え、50℃
に加熱した。そこへ30 % KOH水溶液21,35
− 7を2時間かけて滴下後5時間反応させた。次いで50
0ccの水に反応液を加え、塩酸で酸性にすると、結晶
が析出した。
行ない、2,3−ジクロロ−6−二トロフエノールを取
出した。行事 15.1iii’ 収率7o、6%融点
70〜71℃ G、C分析 99.6% 実施例2 40フラスコに2,5.4−トリクロロニトロベンゼン
9.27とジメチルスルホキシド641を加え、50℃
に加熱した。そこへ30 % KOH水溶液21,35
− 7を2時間かけて滴下後5時間反応させた。次いで50
0ccの水に反応液を加え、塩酸で酸性にすると、結晶
が析出した。
結晶をF別、デシケータで乾燥し2,3−ジクロロ−6
−二トロフエノールヲ得り。
−二トロフエノールヲ得り。
行事 6.87 収率 80.6%
融点 70〜71℃
G、 C,分析 99.8係
実施例6
40フラスコに、2,3.4−トリクロロニトロベンゼ
ン20.21を加えた。次にNaOH8fと水807か
ら調製した溶液を加え、更に、トリメチルアンモニウム
クロリド(60%水溶液>19加えて、加熱攪拌し、還
流下20時間反応させた。
ン20.21を加えた。次にNaOH8fと水807か
ら調製した溶液を加え、更に、トリメチルアンモニウム
クロリド(60%水溶液>19加えて、加熱攪拌し、還
流下20時間反応させた。
次いで反応液に塩酸を加えて、酸性にし、析出する結晶
を沖別、デシケータで乾燥して2,3−ジクロロ−6−
二トロフエノールt= 18 だ。
を沖別、デシケータで乾燥して2,3−ジクロロ−6−
二トロフエノールt= 18 だ。
行事 13.51i+ 収量 72.8チ融点 69〜
71℃ G、 C,分析 99.4% 6− 参考例 原料である2、 3.4−トリクロロニトロベンゼンの
合成法を示す。強力な攪拌装置を備えだフラスコに、1
,2.3−トリクロロベンゼン2207(1,2121
mol )と90 % H2SO4604fを加え、5
5〜60℃に保ち強く攪拌した。そこへ90係H2SO
4120ii’と98%HNO38L8 S’(L27
24mol、5%過剰)カラナル混合液ヲ2時間かけて
滴下した。滴下終了後1時間後に静得られた2、3.4
−トリクロロニトロベンゼンをロータリーエバポレータ
で脱水乾燥した。
71℃ G、 C,分析 99.4% 6− 参考例 原料である2、 3.4−トリクロロニトロベンゼンの
合成法を示す。強力な攪拌装置を備えだフラスコに、1
,2.3−トリクロロベンゼン2207(1,2121
mol )と90 % H2SO4604fを加え、5
5〜60℃に保ち強く攪拌した。そこへ90係H2SO
4120ii’と98%HNO38L8 S’(L27
24mol、5%過剰)カラナル混合液ヲ2時間かけて
滴下した。滴下終了後1時間後に静得られた2、3.4
−トリクロロニトロベンゼンをロータリーエバポレータ
で脱水乾燥した。
行員 2692 収率 98%
融点 53〜54℃ G、C,分析値 97.3%特許
出願人 日本化薬株式会社 一7完 −
出願人 日本化薬株式会社 一7完 −
Claims (1)
- 2.3.4−トリクロロニトロベンゼンを苛性ソーダ水
溶液あるいは苛性カリ水溶液で処理することを特徴とす
る2、3−ジクロロ−6−二トロフエノールの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4283384A JPS60188349A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 2,3−ジクロロ−6−ニトロフエノ−ルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4283384A JPS60188349A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 2,3−ジクロロ−6−ニトロフエノ−ルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60188349A true JPS60188349A (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=12646969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4283384A Pending JPS60188349A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 2,3−ジクロロ−6−ニトロフエノ−ルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60188349A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06500332A (ja) * | 1990-09-25 | 1994-01-13 | ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト | 2,3−ジフルオル−6−ニトロフェノールの製法 |
USRE34745E (en) * | 1986-10-30 | 1994-09-27 | The Dow Chemical Company | High purity process for the preparation of 4,6-diamino-1,3-benzenediol |
US9580401B2 (en) | 2012-05-08 | 2017-02-28 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. | Method for producing a substituted benzoic acid compound |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58135840A (ja) * | 1982-12-03 | 1983-08-12 | Dai Ichi Seiyaku Co Ltd | 2,3−ジフルオロ−6−ニトロフエノ−ル |
-
1984
- 1984-03-08 JP JP4283384A patent/JPS60188349A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58135840A (ja) * | 1982-12-03 | 1983-08-12 | Dai Ichi Seiyaku Co Ltd | 2,3−ジフルオロ−6−ニトロフエノ−ル |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE34745E (en) * | 1986-10-30 | 1994-09-27 | The Dow Chemical Company | High purity process for the preparation of 4,6-diamino-1,3-benzenediol |
JPH06500332A (ja) * | 1990-09-25 | 1994-01-13 | ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト | 2,3−ジフルオル−6−ニトロフェノールの製法 |
US9580401B2 (en) | 2012-05-08 | 2017-02-28 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. | Method for producing a substituted benzoic acid compound |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60188349A (ja) | 2,3−ジクロロ−6−ニトロフエノ−ルの製造法 | |
JPH06157389A (ja) | β−ナフチルベンジルエーテルの製造方法 | |
JPS5925779B2 (ja) | 立体異性脂環ジアミンの異性化法 | |
US4434304A (en) | Synthesis of trinitrophloroglucinol | |
US5705691A (en) | Chemical process | |
JP3663229B2 (ja) | 4−ハロ−2′−ニトロブチロフエノン化合物の製造方法 | |
US4165268A (en) | Process for the production of substituted toluene compounds | |
BG64948B1 (bg) | Метод за получаване на полихалогенирани паратрифлуорометиланилини | |
JPH04224535A (ja) | 1,3,5−トリフルオロベンゼンの製法 | |
JPH07278066A (ja) | 1,5−ジアミノナフタレンの製造方法 | |
EP0596130B1 (en) | Production of 2-halo-3,5-difluoroaniline, intermediate for producing the same, and production of said intermediate | |
JPH0713042B2 (ja) | 2,6−ジクロロ−3,4−ジニトロエチルベンゼン及びその製法 | |
US3349111A (en) | Process for the preparation of 3, 5-dibromo-4-hydroxybenzonitrile | |
JPH0788332B2 (ja) | 2−アミノ−4,6−ジクロル−5−アルキルフェノ−ルの製造法 | |
KR0127251B1 (ko) | 4,4'-비스클로로메틸비페닐의 제조방법 | |
JPS62298546A (ja) | アニスアルデヒドの製造法 | |
JP3403466B2 (ja) | 2,5−ジメトキシ−4,4′,4″−トリニトロトリフェニルアミンの製造法 | |
JPH04210954A (ja) | 1−アミノ−8−ヒドロキシナフタレン−3・6−ジスルホン酸の製造法 | |
JP3273671B2 (ja) | 4,4’’’ −ジヒドロキシクオーターフェニル又はその誘導体の製造方法 | |
CN112094193A (zh) | 一种乙氧氟草醚的合成方法 | |
JPH05163189A (ja) | 3,3,4−トリメチル−4−ペンテン−2−オンの製造方法 | |
JPH01254646A (ja) | P−ニトロフェノールナトリウムあるいはp−ニトロフェノールカリウムの改良された製造方法 | |
JPH041159A (ja) | 2,6―ジハロゲノアニリンの製造方法 | |
JPH06239810A (ja) | 3,5−ジフルオロアニリンの製造方法 | |
JPH03232841A (ja) | 4―ニトロフェネトールの製法 |