JPS60187Y2 - 少数溝転造用平ダイス - Google Patents
少数溝転造用平ダイスInfo
- Publication number
- JPS60187Y2 JPS60187Y2 JP1982089113U JP8911382U JPS60187Y2 JP S60187 Y2 JPS60187 Y2 JP S60187Y2 JP 1982089113 U JP1982089113 U JP 1982089113U JP 8911382 U JP8911382 U JP 8911382U JP S60187 Y2 JPS60187 Y2 JP S60187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat die
- workpiece
- rolling
- main body
- flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Forging (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は断面丸状物、例えばシャフトの周囲に油溝やス
プライン溝を少数転造加工により付与するための平ダイ
スに関する。
プライン溝を少数転造加工により付与するための平ダイ
スに関する。
従来周知の如く、第1図に示すように、被加工物2に例
えは歯車の歯を転造加工する場合、転造に起因する被加
工物の盛り肉を吸収するために、平ダイス1の歯底Yと
被加工物2の歯先Xとの間にはバックラッシュの如きク
リアランスZが設けられ、したかつて、平ダイスの歯底
Yと被加工物2の歯先Xは転造中接触することがない。
えは歯車の歯を転造加工する場合、転造に起因する被加
工物の盛り肉を吸収するために、平ダイス1の歯底Yと
被加工物2の歯先Xとの間にはバックラッシュの如きク
リアランスZが設けられ、したかつて、平ダイスの歯底
Yと被加工物2の歯先Xは転造中接触することがない。
したがって、第2図に示した如き、シャフト16の外周
に少数例えは僅か3本の油溝16 aを平ダイスにより
転造加工することは不可能である。
に少数例えは僅か3本の油溝16 aを平ダイスにより
転造加工することは不可能である。
すなわち、一般に転造加工においては、被加工物は平ダ
イスの移動に伴って従動回転するように転造装置にセッ
トされているが、被加工物に転造すべき溝の数が少ない
と(これに従って平ダイスの隣接歯間間隔も大きくなる
)、平ダイスの歯と被加工物の周面が非接触になる場合
が生じ、このため、被加工物が回転しないという現象が
生じ、転造加工が不可能となる。
イスの移動に伴って従動回転するように転造装置にセッ
トされているが、被加工物に転造すべき溝の数が少ない
と(これに従って平ダイスの隣接歯間間隔も大きくなる
)、平ダイスの歯と被加工物の周面が非接触になる場合
が生じ、このため、被加工物が回転しないという現象が
生じ、転造加工が不可能となる。
従って、従来、上記の如き少数溝の加工には転造は利用
されておらす、例えはフライス加工等によっている。
されておらす、例えはフライス加工等によっている。
ところが、周知の如く、転造加工は、フライス加工等に
比較して、加工能率が良いのて、可能ならは転造加工を
利用したいという要求があった。
比較して、加工能率が良いのて、可能ならは転造加工を
利用したいという要求があった。
本考案は、上記従来事情に鑑みてなしたものて、上記の
如き少数の溝てあっても転造加工し得る平ダイスを提供
する。
如き少数の溝てあっても転造加工し得る平ダイスを提供
する。
本考案に係る平ダイスは、平ダイス本体の側面に、該平
ダイス本体の歯配列面と平行な案内面を有する案内ブロ
ックを付設してなり、転造時に上記案内ブロックの案内
面が被加物又は被加工物支持回転体と圧接又は係合して
平ダイスの進行と共に被加工物を強制的に回転せしめる
ようにしたことを特徴としている。
ダイス本体の歯配列面と平行な案内面を有する案内ブロ
ックを付設してなり、転造時に上記案内ブロックの案内
面が被加物又は被加工物支持回転体と圧接又は係合して
平ダイスの進行と共に被加工物を強制的に回転せしめる
ようにしたことを特徴としている。
以下に、第3〜5図に示した実施例について本考案を具
体的に説明する。
体的に説明する。
この平ダイス11は本体11aと案内ブロック11bと
て構成され、本体11aは、第3,4図に示すように、
歯配列面17にダイス長手方向沿いに、従来と同様転造
加工時に被加工物に喰い付かせるための喰い付備群A1
被加工物に付与すべき溝の形状を仕上げるための仕上歯
群Bおよび被加工物から逃けるための逃げ歯群Cを有し
、ている。
て構成され、本体11aは、第3,4図に示すように、
歯配列面17にダイス長手方向沿いに、従来と同様転造
加工時に被加工物に喰い付かせるための喰い付備群A1
被加工物に付与すべき溝の形状を仕上げるための仕上歯
群Bおよび被加工物から逃けるための逃げ歯群Cを有し
、ている。
各歯群A、 BおよびCにおける歯13の個数および歯
間距離は被加工物に付与すべき溝および案内ブロックの
案内面の接触する部分の直径に対応して決定される。
間距離は被加工物に付与すべき溝および案内ブロックの
案内面の接触する部分の直径に対応して決定される。
案内ブ陥ツク11bは、図示の如く、本体11aの片側
面に取付ボルト15等で固定され、その上面は本体11
の底面Sと平行な案内面11cとしている。
面に取付ボルト15等で固定され、その上面は本体11
の底面Sと平行な案内面11cとしている。
上記案内面11cは摩擦係数の大きいことが好ましく、
適当なあらさに面仕上げしている。
適当なあらさに面仕上げしている。
第6図に、上記構成の平ダイスを1対11,11を用い
て被加工物12を転造加工する例を示している。
て被加工物12を転造加工する例を示している。
図に示す如く、各平ダイスの本体11aは被加工物12
の溝18を形成する部分12aの周面に作用する。
の溝18を形成する部分12aの周面に作用する。
尚、第5図に示すように、本体11aの歯底面Yは被加
工物12と非接触で、ギャップGを有しており、転造に
よる盛り肉14はこのギヤツブG内に吸収される。
工物12と非接触で、ギャップGを有しており、転造に
よる盛り肉14はこのギヤツブG内に吸収される。
一方各平ダイス11の案内ブ陥ツク11bは、被加工物
12に形成した断面円状の回転駆動部12bの周面に圧
接するようにしている。
12に形成した断面円状の回転駆動部12bの周面に圧
接するようにしている。
したがって、1対の平ダイス11の進行に伴ってこの回
転駆動部12bを介して被加工物12は正確に回転せし
められる。
転駆動部12bを介して被加工物12は正確に回転せし
められる。
上記被加工物12の回転駆動部12bは、溝加工後不用
てあれば除去すればよく、またこのような回転駆動部1
2bを被加工物に逐次形成することに問題があれば、図
示しない被加工物支持回転体にこの種の部分を設けても
よい。
てあれば除去すればよく、またこのような回転駆動部1
2bを被加工物に逐次形成することに問題があれば、図
示しない被加工物支持回転体にこの種の部分を設けても
よい。
上記実施例では、案内ブロック11bの案内面を摩擦面
として構成しているが、その他ラック構造にする一方、
被加工物12の又は被加工物支持回転体の回転駆動部を
ビニオン構造としてもよい。
として構成しているが、その他ラック構造にする一方、
被加工物12の又は被加工物支持回転体の回転駆動部を
ビニオン構造としてもよい。
上記実施例の具体的説明から明らかなように、本考案に
係る平ダイスによれば、本体の側面に案内ブロックを設
けたので、被加工物は常に確実な回転が与えられ、した
がって被加工物の周面に2又は3の少数の溝を所定の位
置に転造加工により付与することが可能となり、所期の
目的が遠戚される。
係る平ダイスによれば、本体の側面に案内ブロックを設
けたので、被加工物は常に確実な回転が与えられ、した
がって被加工物の周面に2又は3の少数の溝を所定の位
置に転造加工により付与することが可能となり、所期の
目的が遠戚される。
第1図は従来の平ダイスと被加工物の噛み合い状態を示
す説明図、第2図は周面に3本の油溝を有するシャフト
の斜視図、第3〜6図は本考案の実施例を示し、第3,
4図は平ダイスの概略側面図および斜視図、第5図は第
3図に示す平ダイスと被加工物との噛み合い状態を示す
説明図、第6図は第3図に示す平ダイスを1対用いて転
造加工する状態を示す説明図である。 1・・・・・・平ダイス、2・・・・・・被加工物、1
1・・・・・・平ダイス、12・・・・・・被加工物、
13・・・・・・歯、14・・・・・・盛り肉、15・
・・・・・ポルト、16・・・・・・シャフト、16a
・・・・・・油溝、17・・・・・・歯配列面、18・
・・・・・溝、A・・・・・・噴材歯群、B・・・・・
・仕上歯群、C・・・・・・追歯群、X・・・・・・歯
先、Y・・・・・・歯底、S・・・・・・ダイス底面、
Z・・・・・・クリアランス、G・・・・・・ギャップ
。
す説明図、第2図は周面に3本の油溝を有するシャフト
の斜視図、第3〜6図は本考案の実施例を示し、第3,
4図は平ダイスの概略側面図および斜視図、第5図は第
3図に示す平ダイスと被加工物との噛み合い状態を示す
説明図、第6図は第3図に示す平ダイスを1対用いて転
造加工する状態を示す説明図である。 1・・・・・・平ダイス、2・・・・・・被加工物、1
1・・・・・・平ダイス、12・・・・・・被加工物、
13・・・・・・歯、14・・・・・・盛り肉、15・
・・・・・ポルト、16・・・・・・シャフト、16a
・・・・・・油溝、17・・・・・・歯配列面、18・
・・・・・溝、A・・・・・・噴材歯群、B・・・・・
・仕上歯群、C・・・・・・追歯群、X・・・・・・歯
先、Y・・・・・・歯底、S・・・・・・ダイス底面、
Z・・・・・・クリアランス、G・・・・・・ギャップ
。
Claims (1)
- 平ダイス本体の側面に、該平ダイス本体の歯配列面と平
行な案内面を有する案内ブロックを付設してなり、転造
時に上記案内ブロックの案内面が被加物又は被加工物支
持回転体と圧接又は係合して平ダイスの進行と共に被加
工物を強制的に回転せしめるようにしたことを特徴とす
る少数溝転造用平タイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982089113U JPS60187Y2 (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 少数溝転造用平ダイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982089113U JPS60187Y2 (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 少数溝転造用平ダイス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58194845U JPS58194845U (ja) | 1983-12-24 |
JPS60187Y2 true JPS60187Y2 (ja) | 1985-01-07 |
Family
ID=30097750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982089113U Expired JPS60187Y2 (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 少数溝転造用平ダイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60187Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-06-14 JP JP1982089113U patent/JPS60187Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58194845U (ja) | 1983-12-24 |
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