JPS60186787A - ブロ−アウトパネル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、原子力発電設備建屋の外壁に取付けるブロー
アウトパネル装置に関する。

し発明の技術的背景とその問題点〕 原子力発電プラントでは、その機能の健全性を確保する
ため１こ種々の安全装置が設置されている。

例えば、原子力発電設備建屋の主蒸気トンネル室内の主
蒸気配管が破断すると、ある区切られたエリアの圧力が
上昇して原子炉格納容器が破損する恐れが想定されるが
、このような最悪な事態が発生するのを防ぐために、原
子力発電設備の外壁にブローアウトパネルが設けられて
いる。すなわち、このブローアウトパネルは前述のよう
な破損事故によりある区切られた工ＩＪア内の蒸気圧力
が所定圧以上１こ達した時に自動的１こ支持装置から外
れ蒸気を逃がす開口を確保するもので、原子力発電設備
建屋の安全保護の機能を果だしている。

ところで、従来のブローアウトパネルはどちらかと言え
ば建屋内部が所定圧に達したとき１こ自動的１こブロー
アウトパネル支持装置から外れること１こ重点がおかれ
ており、建屋の気密性については考慮されてはいるもの
の十分な雨水押入防止構造とはなっていない。すなわち
、ブローアウトパネルの周囲１こはコーチング等の処理
が施して雨水の建屋内えの侵入を防止しているが、ブロ
ーアウトパネルのよう１こ開動作を伴なうものには、こ
のようなコーチングは有効でなく、その隙間から雨水が
建屋内部に侵入するという不具合があった。

［発明の１］的〕 本発明は一ト記事情１こ鑑みてなされたもので、その目
的は、ブローアウトパネル本来の機能を損なうことなく
しかも雨水の建屋内部への侵入を防止するようにした原
子力発電設備建屋のブローアウトパネル装置を提供する
１こある。

〔発明の概、硬〕

本発明は、上６に目的を達成するために、原子力発電設
備建屋の外壁に躯体開口部を設け、この封体開口部１こ
ブローアウトパネルを設置し、かつ前記躯体開口部と前
記ブローアウトパネルとの間を第１バツキングと第２バ
ツキングでシールし、さらに前記第２バツキングの前面
に水切板を設けるとともに前記ブローアウトパネルの上
端面および下端面と前記躯体開口部との間１こそれぞれ
樋を設置し、前記躯体開口部内に浸入１〜だ雨水等を前
記樋を通して建屋外へ排出するよう１こしたブローアウ
トパネル装置に関するものである。そして、第１バツキ
ングどしては気密用成形バッキング、第２バツキングと
しては防水用成形バッキングが使用されるものである。

〔発明の実施例〕

本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブローアウトパネル装置の
正面図である。同図１こ示すよう１こ原子力発電設備建
屋の外壁１には解体開口部２が設けられており、この開
「１部２にはブローアウトパネル３が配設されている。

そしてこのブローアウトパネル３の周囲には水切板４，
５が配設されている。

６はブローアウトパネル３の上方に設けられた疵である
。

ところで、ブローアウトパネル３には第２図の横断面図
に示されているようにパネル本体７の補強杓と１７でア
ングル８が所要個数設けられている。

このパネル本体７の両側端にはクリアランス９が形成さ
れ、躯体開口側部との間には防水用成形）くッキング１
．０　、１０が設けられている。

一方、躯体開口部２の上端面および下端面は第１頓 ３図の縦断面。に示すように、それぞれ金具１１および
１２が埋込まれており、この埋込金具】１および１２１
こそれ（゛れブローアラトノ（ネル用支持構造体１３お
よび１４を取付け、この支持構造体１３および１４にそ
れぞれ取付けた止め板１５および１６とブローアウト・
パネル３とを例えばボルト、ナツトなどの固定具１７お
よび１８で１体１こ取付は固定する。このとき、ブロー
アウトパネル３と支持構造体１３お、１−び１４との間
ニは気密用成形バッキング１９および２０を介在させて
建屋内の気密を維持している。さらに、ブローアウトパ
ネル３の上、下端面と埋込金具１１゜１２との隙間には
そ゛れぞれ樋２１　、２２が配設されている。また、水
切板４および５の底部には水抜き穴２３および２４が設
けられている。

末（１）飾例のブローアウトパネルは上記したようにブ
ローアウトパネル３と＃１ｆ６ｉ体開ロ部２の間Ｃ内側
には気密用成形パツキ〉・グ１．９　、２０　、その外
側１こは防水用成形バッキング１０　、１（１を設け、
さら１ここの防水用成形バッキング１０　、１．０の前
面を水切板４゜５で囲い、雨水の吹き込みを防＋１１．
ていイ）。

そして、万一、［４１水がブローアウトパネル３と防水
用成形バッキング１０　、１１との間より浸ａＬでも樋
２］　、　２２が設けられているので、１利水は建屋内
部へは流れず、建屋夕）＼υ［出することができる。

また、ブローア１′７１パネル本併７に結露した結露水
も下端部の樋２２を通じて建屋外−・利用することがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によればブローアウトパネ
ル本来の機能を損なうことなくブローアウトパネルから
建屋内への雨水および結露水の浸透を防ＩＹ−するとと
もｔこその気密性をも十分に白土させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の正面図、第２図は第１図の
ＩＩ　−１１＜泉１こ７１讐う横断面図、第３図は第１
図の川−Ｍ線１こ浴う縦断面図である。 １・・外壁　２・・開口部 ３　ブローアウトパネル　４，５・・・水切板７・・パ
ネル本体　８・・・アングル １０・防水用成形バッキング １１．１２・・・埋込金具　１３．１４・・・支持構造
体１５．１６・・止め板　１７．１８・・固定具）、９
．２０　気密用成形バッキング ２１．２２・・・樋　２３．２４・・・水抜き穴（８７
３３）　代工ψ人　弁理士　猪　股　祥　晃　（ほか１
名）第　１　図 ■ ・′１Ｚう′／／／　・ ト− 籟＼　２　いへ 第　３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）原子力発電設備建屋の外壁に躯体開口部を設け、
   該躯体開口部にブローアウトパネルを設置し、かつ前記
   躯体開口部と前記ブローアウトパネルとの間を第１バツ
   キングと第２バツキングでシールし、さらに前記第２バ
   ツキングの前面に水切板を設けるとよもて前記ブローア
   ウトパネルの上端面および下端面と前記躯体開口部との
   間にそれぞれ樋を設置し、前記躯体開口部内に浸入した
   雨水等を前記樋を通して建屋外−＼排水するようにした
   ことを特徴とするブローアウトパネル装置。 （２１ｍｌバッキングは気密用成形バッキングであり、
   また第２バツキングは防水用成形バッキングである特許
   請求の範囲第１項記載のブローアウトパネル装置。