JPS60184542A - 赤外線フイルタ−用メタクリル樹脂組成物 - Google Patents
赤外線フイルタ−用メタクリル樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS60184542A JPS60184542A JP4048484A JP4048484A JPS60184542A JP S60184542 A JPS60184542 A JP S60184542A JP 4048484 A JP4048484 A JP 4048484A JP 4048484 A JP4048484 A JP 4048484A JP S60184542 A JPS60184542 A JP S60184542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- wavelength
- resin composition
- methacrylic resin
- infrared filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Filters (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
当該赤外フィルターは、例えば、赤外線ダイオードを使
用したテレビ、ビデオ、プレーヤー等ワイヤレスリモコ
ン機能素子の赤外フィルターとして、又、オートフォー
カス機能を備えたカメラ、ビデオカメラ等に使用される
。
用したテレビ、ビデオ、プレーヤー等ワイヤレスリモコ
ン機能素子の赤外フィルターとして、又、オートフォー
カス機能を備えたカメラ、ビデオカメラ等に使用される
。
本発明の赤外フィルターは上記機器等に装備する事によ
って、短波長の可視光線等をほとんど透過させない為、
誤差動の原因となる太陽光や螢光灯の光′（ｉ１″遮断
する事ができる。
って、短波長の可視光線等をほとんど透過させない為、
誤差動の原因となる太陽光や螢光灯の光′（ｉ１″遮断
する事ができる。
現在、上記機器等に使用されている赤外フィルターは、
例えは、富士フィルム社より部品名「富士フィルター」
として市販されているものを使用しているが、フィルム
状の為赤外ダイオード素子部装置に貼り付け、組み込み
等の作製工程上の手間を袂し、又、極めて高価である。
例えは、富士フィルム社より部品名「富士フィルター」
として市販されているものを使用しているが、フィルム
状の為赤外ダイオード素子部装置に貼り付け、組み込み
等の作製工程上の手間を袂し、又、極めて高価である。
本発明の赤外フィルターは、メタクリル樹脂にアントラ
キノン系染料であるソルベントグリーン２８を少量混線
する事により、通常のメタクリル樹脂と同様に、適当に
デザインされた金型を備えた射出酸形様により、所望の
形状に成型する挙ができる。
キノン系染料であるソルベントグリーン２８を少量混線
する事により、通常のメタクリル樹脂と同様に、適当に
デザインされた金型を備えた射出酸形様により、所望の
形状に成型する挙ができる。
つまり、フィルター部の一体成型が可能となり作製工程
の簡略化が可能となる。
の簡略化が可能となる。
本発明において、メタクリル樹脂に配合するソルペント
グリーン２８は、規在化学物質名薄構造別分類第１０類
カラーインデックス、構造別分類整理番号１０−２７９
３、官報公示整理番号５−５１３９に示されているアン
トラキノン系の油性染料であり、例えば１．Ｊイニル社
より［Ｍａｃｒｏｌｅｘ Ｇｖｅｅｎ Ｇｊとして市販
されている。ソルベントグリーン２８を光線透過性の良
好な合成樹脂に配合して光線７′イルターとして用いる
例が、特開昭５４−１５９４５３に提案されているが、
記載されているソルベントグリーン２８の配合割合では
、透過限界波長が８４０ｎｍ以下であり、本発明者等の
目的とする範囲外である挙が判明した。
グリーン２８は、規在化学物質名薄構造別分類第１０類
カラーインデックス、構造別分類整理番号１０−２７９
３、官報公示整理番号５−５１３９に示されているアン
トラキノン系の油性染料であり、例えば１．Ｊイニル社
より［Ｍａｃｒｏｌｅｘ Ｇｖｅｅｎ Ｇｊとして市販
されている。ソルベントグリーン２８を光線透過性の良
好な合成樹脂に配合して光線７′イルターとして用いる
例が、特開昭５４−１５９４５３に提案されているが、
記載されているソルベントグリーン２８の配合割合では
、透過限界波長が８４０ｎｍ以下であり、本発明者等の
目的とする範囲外である挙が判明した。
本発明は、ポリメタクリル酸メチル、又はメタクリル酸
メチルを５０重量％以上含有するメタクリル樹脂１００
重量部と、アントラキノン系采料であるソルベントグリ
ーン２８．１．２〜４．０重量部とからなる赤外フィル
ター用メタクリル樹脂組成物を提供する。又、本発明は
前記赤外フィルター厚みが２．２８のフィルターにおい
て、透過限界波長が８６０〜１０００ ｎｍ％ 波長傾
斜巾が３３０ｎｍ以下、且つ最大透過率が７０％以上の
性能を有する赤外フィルター用メタクリル樹脂組成物を
提供する。
メチルを５０重量％以上含有するメタクリル樹脂１００
重量部と、アントラキノン系采料であるソルベントグリ
ーン２８．１．２〜４．０重量部とからなる赤外フィル
ター用メタクリル樹脂組成物を提供する。又、本発明は
前記赤外フィルター厚みが２．２８のフィルターにおい
て、透過限界波長が８６０〜１０００ ｎｍ％ 波長傾
斜巾が３３０ｎｍ以下、且つ最大透過率が７０％以上の
性能を有する赤外フィルター用メタクリル樹脂組成物を
提供する。
本発明において、ソルベントグリーン２８の添加量が４
．０重量部を超える場合は、赤外域での分光透過率が極
端に低下し、しかも、染料を配合した樹脂の機械的強度
及び熱的性質が低下して好ましくない。
．０重量部を超える場合は、赤外域での分光透過率が極
端に低下し、しかも、染料を配合した樹脂の機械的強度
及び熱的性質が低下して好ましくない。
本発明者は、ソルベントグリーン２８を配合する樹脂に
ついても検討を行なった。
ついても検討を行なった。
不発明のフィルターは、リモコン做能素子の最外部に露
出して使用する事が多いので、光線透過性はフィルター
性能として当然の事ながら、その他に耐候性、表面硬度
、機械的強度に優れる事が要求される。
出して使用する事が多いので、光線透過性はフィルター
性能として当然の事ながら、その他に耐候性、表面硬度
、機械的強度に優れる事が要求される。
この要求に応えるべく検討を重ねた結果、メタクリル樹
脂が最も優れた光線透過性、耐候性、表面硬度を有して
おり、機械的強度についても充分その使用環境条件下に
対応できる性能を有する事が判明した。
脂が最も優れた光線透過性、耐候性、表面硬度を有して
おり、機械的強度についても充分その使用環境条件下に
対応できる性能を有する事が判明した。
ル又はメタクリル酸メチルを５０重力ｔ％以上含有する
メタクリル樹脂である。メタクリル樹脂は表面硬度が高
く傷が付きにくいのでフィルター用途に好適である。メ
タクリル酸メチルが５０重片％に満たない樹脂は、表面
硬度が低いので実質的に使用上好ましくない。
メタクリル樹脂である。メタクリル樹脂は表面硬度が高
く傷が付きにくいのでフィルター用途に好適である。メ
タクリル酸メチルが５０重片％に満たない樹脂は、表面
硬度が低いので実質的に使用上好ましくない。
例えは、旭化成工業社のデルベットシリーズ（メタクリ
ル樹脂）のうち、汎用グレード、耐衝撃性グレードおよ
び耐熱グレードを使用し、この具体例を下記実施例に示
した。
ル樹脂）のうち、汎用グレード、耐衝撃性グレードおよ
び耐熱グレードを使用し、この具体例を下記実施例に示
した。
又、本発明において、波長傾斜巾とはフィルターの分光
透過駆において５％と７２５Ｘに該当する成長間隔をＮ
い、さらに、透過限界波長とは、波長傾斜巾の中点に該
当するａ長？＋−言う。これは５、ｒｘｓＢｒｘｘ３「
写真撮影用シャープカットガラスフィルタ」に基つく。
透過駆において５％と７２５Ｘに該当する成長間隔をＮ
い、さらに、透過限界波長とは、波長傾斜巾の中点に該
当するａ長？＋−言う。これは５、ｒｘｓＢｒｘｘ３「
写真撮影用シャープカットガラスフィルタ」に基つく。
尚、フィルターの分光透過率の測定は、日立製作所社の
３３０型自記分光光度計ｉ用いた。
３３０型自記分光光度計ｉ用いた。
実施例１
ｉｙの汎用メタクリル樹脂（デルベラ）６ＯＮ。
旭化成工業（株）ンに１２．５ｆのソルベントグリーン
２８をブレンダーを用いて混合し、適温に制御された押
出機により浴融混練して、着色ペレットを作成した。
２８をブレンダーを用いて混合し、適温に制御された押
出機により浴融混練して、着色ペレットを作成した。
この着色ペレットより、フィルターにデザインした金型
を装着した射出成型機を用いて、２．２圏厚さのフィル
ター成型品（Ａ）を得た。
を装着した射出成型機を用いて、２．２圏厚さのフィル
ター成型品（Ａ）を得た。
実施例２
１＃の汎用メタクリル樹脂（デルペット６ＯＮ）に、ソ
ルベントグリーン２ｏを４０ｒＮＷ加し、ヘンシェルミ
キサーを用いて混合した。
ルベントグリーン２ｏを４０ｒＮＷ加し、ヘンシェルミ
キサーを用いて混合した。
その後、実施例１と同体な操作を行ない２．２間厚さの
フィルター成型品（Ｂ）を得た。
フィルター成型品（Ｂ）を得た。
比軟例１
１ ／ｌの汎用メタクリル樹脂（デルペット６ＯＮ）に
１（１’のソルベントグリーン２８ｔｌ−実施例１と同
様な操作を行ない２．２＃厚さのフィルター成型品伸）
を得た。
１（１’のソルベントグリーン２８ｔｌ−実施例１と同
様な操作を行ない２．２＃厚さのフィルター成型品伸）
を得た。
実施例３
１ ／ｌの耐衝撃性メタクリル樹脂（デルペット５Ｒ６
５００、旭化成工業（株））に、ソルベントグリーン２
８ ｆ：１８．５グを用い実施例１と同様な操作を行な
い１．１圏厚さのフィルター成製品（Ｄ）、２．１＋ｏ
＋厚さのフィルター成型品（匂、及び３．１ｍ厚さのフ
ィルター成型品（Ｆ）を得た。
５００、旭化成工業（株））に、ソルベントグリーン２
８ ｆ：１８．５グを用い実施例１と同様な操作を行な
い１．１圏厚さのフィルター成製品（Ｄ）、２．１＋ｏ
＋厚さのフィルター成型品（匂、及び３．１ｍ厚さのフ
ィルター成型品（Ｆ）を得た。
比較例２
１＃の汎用メタクリル樹脂（デルベラ）６ＯＮ、旭化成
工業（株））に５０２のソルベントグリーン２８を実施
例２と同様な操作を行ない２．２ｍｍ厚さのフィルター
成型品（Ｇ）を得た。
工業（株））に５０２のソルベントグリーン２８を実施
例２と同様な操作を行ない２．２ｍｍ厚さのフィルター
成型品（Ｇ）を得た。
上記実施例１より得られたフィルター成型品（４）につ
いて分光透過率を測定した所、第１図に示すように２．
２覗の場合透過限界波長が８６２ｎｍ、波長傾斜巾が１
１０ｎｍ、最大透過率が８０％である性能を有する墨が
わかった。
いて分光透過率を測定した所、第１図に示すように２．
２覗の場合透過限界波長が８６２ｎｍ、波長傾斜巾が１
１０ｎｍ、最大透過率が８０％である性能を有する墨が
わかった。
又、フィルター成型品の）については透過限界波長が１
０００ ｎｒｎ、波長傾斜巾が３３０ｎｍ且つ最大透過
率が７０％である性能を有する拳がわかった。
０００ ｎｒｎ、波長傾斜巾が３３０ｎｍ且つ最大透過
率が７０％である性能を有する拳がわかった。
尚、実施例３は、フィルター成型品の厚み依存性であり
、厚みが増す程、透過限界波長は長阪長例に移行し、波
長傾斜巾は広くなり、又最大透過率は低下する領内が見
られ。これを第２図に示す。
、厚みが増す程、透過限界波長は長阪長例に移行し、波
長傾斜巾は広くなり、又最大透過率は低下する領内が見
られ。これを第２図に示す。
比較例１より得られたフィルター成型品（（５は、透過
限界波長が８４０ｎｍ、波長傾斜巾が６０ｎｍ、最大透
過率が８５％の性能であり、透過限界波長が８６０ｎｍ
に達つしない事が分かった。
限界波長が８４０ｎｍ、波長傾斜巾が６０ｎｍ、最大透
過率が８５％の性能であり、透過限界波長が８６０ｎｍ
に達つしない事が分かった。
又、フィルター成型品０）は、最大透過率が５０％と極
端に低下しており、つまり（（３、（０３とも本発明の
目的にそわない挙が分かった。
端に低下しており、つまり（（３、（０３とも本発明の
目的にそわない挙が分かった。
第１図は、実施例におけるフィルター成型品（４）の分
光透過率を示す。 第２図は、実施例におけるフィルター成型品（ロ）。 （匂、 （Ｆ）の分光透過率でありフィルターの厚み依
存性を表わしている。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第１図 ８００ ８５０ ９００ ９５０ １０００涙展（面） 第２図 ８００ ８５０ ９００ ９５０、１０００Ｓｒｌ 長
（ｎｍ） 手続補正書（自発） 昭和５９年５月／ぐ日 特許庁長官 若杉和夫 殿 １、事件の表示 昭和５９年特許願第４０４．８’４号
２、発明の名称 赤外線フィルター用メタクリル樹脂組成物３、補正をす
る者 ４、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ５、補正の内容 （１） 明細書第３頁第１行「現在化学」を「既存化学
」と訂正する。 （２）同第３頁第５行ｒＭａｃｒｏｌｅｘ Ｇｖｅｅｎ
ＧＪをｒＭａｃｒｏｌｅｘ Ｇｒ、ｅ、ｅｎ ＧＪと
訂正する。 以 上
光透過率を示す。 第２図は、実施例におけるフィルター成型品（ロ）。 （匂、 （Ｆ）の分光透過率でありフィルターの厚み依
存性を表わしている。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第１図 ８００ ８５０ ９００ ９５０ １０００涙展（面） 第２図 ８００ ８５０ ９００ ９５０、１０００Ｓｒｌ 長
（ｎｍ） 手続補正書（自発） 昭和５９年５月／ぐ日 特許庁長官 若杉和夫 殿 １、事件の表示 昭和５９年特許願第４０４．８’４号
２、発明の名称 赤外線フィルター用メタクリル樹脂組成物３、補正をす
る者 ４、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ５、補正の内容 （１） 明細書第３頁第１行「現在化学」を「既存化学
」と訂正する。 （２）同第３頁第５行ｒＭａｃｒｏｌｅｘ Ｇｖｅｅｎ
ＧＪをｒＭａｃｒｏｌｅｘ Ｇｒ、ｅ、ｅｎ ＧＪと
訂正する。 以 上
Claims (1)
- （１） メタクリル樹脂１００重量部とアントラキノン
系染料であるソルベントグリーン２８ １．２〜４．０
重量部とからなる赤外フィルター用メタクリル樹脂組成
物 （２ン フィルレター厚みが２．２霜のフィルターにお
いて、透過限界波長が８６０〜１０００ ｎｍ、波長傾
斜中が３３０ｎｍ以下、且つ最大透過率が７０％以上の
性能を有する特許請求の範囲第１項記戦のメタクリル樹
脂組成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4048484A JPS60184542A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 赤外線フイルタ−用メタクリル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4048484A JPS60184542A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 赤外線フイルタ−用メタクリル樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184542A true JPS60184542A (ja) | 1985-09-20 |
Family
ID=12581871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4048484A Pending JPS60184542A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 赤外線フイルタ−用メタクリル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60184542A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5466755A (en) * | 1992-08-20 | 1995-11-14 | Kureha, Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Optical filter |
| EP1467249A2 (en) * | 2003-04-09 | 2004-10-13 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition, optical filter and plasma display |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54159453A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-17 | Nippon Steel Chem Co Ltd | Composition for light filter of synthetic resin |
| JPS55117107A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-09 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Color polarizing plate |
| JPS58209593A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | Tdk Corp | 光記録媒体 |
| JPS5923307A (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-06 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 近赤外透過フイルタ−用樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP4048484A patent/JPS60184542A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54159453A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-17 | Nippon Steel Chem Co Ltd | Composition for light filter of synthetic resin |
| JPS55117107A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-09 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Color polarizing plate |
| JPS58209593A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | Tdk Corp | 光記録媒体 |
| JPS5923307A (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-06 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 近赤外透過フイルタ−用樹脂組成物 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5466755A (en) * | 1992-08-20 | 1995-11-14 | Kureha, Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Optical filter |
| US5567778A (en) * | 1992-08-20 | 1996-10-22 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for producing an optical filter |
| EP1467249A2 (en) * | 2003-04-09 | 2004-10-13 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition, optical filter and plasma display |
| EP1467249A3 (en) * | 2003-04-09 | 2007-08-08 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Resin composition, optical filter and plasma display |
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