JPS60184327A - 植物の栽培調整方法 - Google Patents

植物の栽培調整方法

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JPS60184327A
JPS60184327A JP3986084A JP3986084A JPS60184327A JP S60184327 A JPS60184327 A JP S60184327A JP 3986084 A JP3986084 A JP 3986084A JP 3986084 A JP3986084 A JP 3986084A JP S60184327 A JPS60184327 A JP S60184327A
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JP
Japan
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underdrain
irrigation
soil
water
drainage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3986084A
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English (en)
Inventor
村尾 義久
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NIHON AIDEIA KK
Original Assignee
NIHON AIDEIA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植物の栽培調整方法、詳細には土壌中に埋設
した暗渠材を利用して潅水、施肥、通気、排水、温度等
の調整を行なう多目的調整技術に関する。
一般に、植物の成長には日光、空気、水、肥料等が必要
である。
近年、野菜や果樹等の促成栽培、品質向上に関しゴー て人肉的方法、例えばビニルハウス、潅水、暗渠排水等
が取られている。
これらは植物の種類、栽培地等、栽培条件に応じて個々
に取り入れられているが、このような単独製法でなく潅
水、排水、施肥、通気、地温調節等を人工的に複数組合
せて調整で外れば、現状の熟期促進や品質向上環をさら
に大トく前進させることが可能になる。
本発明は、かかる点に着目してなされたもので、その目
的とするところは、栽培に当って、潅水、排水、施肥、
通気、地温調節等が一つの設備で兼用でトるようにして
、この設備を利用して複数調整が行なえるように構成し
た植物の栽培調整方法を提供することにある。
即ち、この目的を達成するために、本発明の植物の栽培
調整方法は、外周に開孔部を有する暗渠材を土壌中に埋
設し、該暗渠材を流体の通路として利用するとともに、
開孔部を流体の流出口と流入口とに兼用する構成とした
即ち、植物体の発育ステージに合せて、潅水、排水、施
肥、通気、地温調節等を人工的にコントロールして、熟
期促進及び、品質向上を図ることを目的としており、潅
水、排水、施肥、通気、地温調節がただできるにとどま
らないもので、複数調整ができる兼用の構成とした。
以下、本発明の実施例を図面に示して説明する。
まず、栽培地の土壌中に暗渠材1を埋設(地下的40c
m〜80cm)するもので、この場合、本実施例では@
県材1として第1図に示すような、熱可塑性合成樹脂の
繊条をカールして網状に集合させ、繊条の相互接点を溶
着して一体化したポーラス構造の立体網状体1aを使用
している。この立体網状体1aは軽くて耐圧性に優れ、
しかも表面開孔率が80〜97%と極めて高い特徴を有
し、暗渠材1として好適に使用で外る。尚、該立体網状
体1aの外周には目詰り防止のためフィルター2を設け
るようにしている。
そして、前記暗渠材1をエルボ、チーズ、十字継手等の
継手3を利用して第2図に示すような暗渠枠4を枠組み
し、該暗渠枠4を若干の傾斜状態で土壌中に埋設するも
のである。尚、本実施例では、暗渠枠4の継手部の上端
に施肥、潅水用(通気用も兼ねる)の注入口5,6 を
開口し、かつ下端側三箇所に排水ロア、7 を開口する
とともに、該排水ロア、7 にはキャップや弁等の開閉
手段(図示せず)を設けるようにしている。
次に、本発明方法の一例として潅水調整を説明する。
潅水は渇水時等、必要に応して土壌中に水を供給するも
のであり、この場合、排水ロア、7 を閉じて用水が園
外に流出しないようにし、この状態で注入口5から水を
供給して暗渠枠4の内部を満水にする。そして土壌が暗
渠枠4から水分を吸収するのを待ち、吸収し終ったら排
水ロア、7 を開放して暗渠枠4の内部に空気を自然対
流或いは強制送風により流入させて酸素の補給を行なう
ものである。
又、前記とは逆に、長雨等によって土壌が水分を充分に
吸水して飽和状態になった場合は、排水ロア、7 を開
放して土壌中の重力水を排水させることになる。
即ち、前述した調整作業において、潅水時においては暗
渠材1の表面開孔部が水や空気の流出口となり、又、−
111+=水時においては暗渠材1の表面開化3一 部が水の流入口となるのであり、このように暗渠材1の
開孔部を流入面と流出面とに兼用することによって複合
的な栽培調整作業が行なえるのである。
尚、施肥作業は液肥を利用して前記した潅水作業と同様
に行なえばよく、又、地温調節については流入空気の温
度を調節することによって行なうことになる。
以」二、本発明の実施例を図面によって説明したが、本
発明の具体的な構成は前記した実施例に限定されること
はない。
例えば、暗渠材1としては、第3図に示すような塩ビ管
やポリエチレン管等の合成樹脂管1bに多数の小孔8を
形成させたもの、或いは第4図に示すようなコンクリー
トポーラス管1c、その他網目状の中空パイプ等を使用
でトるし、その断面形状も円形に限らず方形やダ円形な
ど制限はない。
又、暗渠材に設けられる開孔部についても、この開孔部
は暗渠材の全面に亘って形成する必要はなく、上側の1
/2とか、1/3の範囲だけという4− ように部分的に開孔部を形成してもよい。例えば、第5
図に示すように、立体網状体1aの下側部分に不透水シ
ート9を設けで、この不透明シート9を流水用の樋とし
て機能させて排水性を向上させるよ)にしてもよく、た
だこの場合には潅水時の水の流出が損なわれることから
、第6図に示すように、吸水性の高い布や紐等の吸水体
10を不透水シート9の内部から外部に延出させて、こ
の吸水体10の毛細管作用を利用して水を流出させるよ
うにすることも好適な使用例となる。
又、実施例では暗渠材を枠組みした暗渠枠を形成し、こ
の暗渠枠を土壌中に埋設するようにしているが、暗渠材
を長尺にして、これを単独で埋設させるようにしてもよ
い。
尚、本発明の栽培調節方法は、果樹園、野菜図、その他
植物栽培全般を対象にするものである。
以」−説明したように本発明によれば、暗渠材の開孔部
を流体の流出面と流入面とに兼用させるので、一つの暗
渠設備で潅水と排水というような相反する作業を行なう
ことがで終るなど、植物栽培の要件となる潅水、施肥、
通気、排水、地温調節等を複合的に組合せることができ
、作業性を著しく向」ニさせながらも熟期促進や品質向
上が図られるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に使用する暗渠材の一例を示す斜視
図、第2図は該暗渠材を枠組みした暗渠枠の平面図、第
3図および第4図はそれぞれ暗渠材の他例を示す斜視図
、第5図および第6図はそれぞれ暗渠材の他例を示す断
面図である。 1:暗渠材 4:暗渠枠 特許出願人 日本アイディア株式会社 7− 第1図 “\ 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)外周に開孔部を有する暗渠材を土壌中に埋設し、該
    暗渠材を流体の通路として利用するとともに、開孔部を
    流体の流出口と流入口とに兼用することを特徴とする植
    物の栽培調整方法。
JP3986084A 1984-03-01 1984-03-01 植物の栽培調整方法 Pending JPS60184327A (ja)

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JP3986084A JPS60184327A (ja) 1984-03-01 1984-03-01 植物の栽培調整方法

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JPS60184327A true JPS60184327A (ja) 1985-09-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336715A (ja) * 1986-07-31 1988-02-17 有限会社 イデアリサ−チ 植物栽培方法
JPH01148125A (ja) * 1987-12-04 1989-06-09 Daiden Kk 圃場の地下管理方法
WO2012133026A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 株式会社宮入バルブ製作所 Co2散布装置

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