JPS6018414Y2 - フルフエイス型ヘルメツト - Google Patents
フルフエイス型ヘルメツトInfo
- Publication number
- JPS6018414Y2 JPS6018414Y2 JP19382881U JP19382881U JPS6018414Y2 JP S6018414 Y2 JPS6018414 Y2 JP S6018414Y2 JP 19382881 U JP19382881 U JP 19382881U JP 19382881 U JP19382881 U JP 19382881U JP S6018414 Y2 JPS6018414 Y2 JP S6018414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap body
- cover part
- shock absorbing
- chin cover
- absorbing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、帽体がその前面の窓孔下部に顎覆い部を一体
に備え、この帽体に衝撃吸収部材を内張すした、フルフ
ェイス型ヘルメットに関する。
に備え、この帽体に衝撃吸収部材を内張すした、フルフ
ェイス型ヘルメットに関する。
一般にかかる形式のヘルメットにおいては、使用者への
装着を容易にするために、特に帽体の顎覆い部内面の衝
撃吸収部材と使用者の顎部との間に成る程度の遊びを設
けているため、装着状態ではその遊びのための帽体が多
少ともぐらつき、安定感を欠く欠点がある。
装着を容易にするために、特に帽体の顎覆い部内面の衝
撃吸収部材と使用者の顎部との間に成る程度の遊びを設
けているため、装着状態ではその遊びのための帽体が多
少ともぐらつき、安定感を欠く欠点がある。
そこで、顎覆い部内面の衝撃吸収部材を使用者の顎部に
適合させつつヘルメットの装着を容易にするために例え
ば実開昭５６−５３７３５号公報に示されるように顎覆
い部を帽体より分割して、ヘルメット装着時には顎覆い
部を帽体の正規の位置より離間させ、またヘルメット装
着後は顎覆い部を正規の位置に戻して帽体に対しスナッ
プ手段により結合するようにしたものも従来知られてい
るが、こうしたものは、構造複雑でコストが高くつく上
、顎覆い部の剛性底下を招くので、広く普及されるには
至たていない。
適合させつつヘルメットの装着を容易にするために例え
ば実開昭５６−５３７３５号公報に示されるように顎覆
い部を帽体より分割して、ヘルメット装着時には顎覆い
部を帽体の正規の位置より離間させ、またヘルメット装
着後は顎覆い部を正規の位置に戻して帽体に対しスナッ
プ手段により結合するようにしたものも従来知られてい
るが、こうしたものは、構造複雑でコストが高くつく上
、顎覆い部の剛性底下を招くので、広く普及されるには
至たていない。
本考案は、上記に鑑み提案されたもので、帽体の顎覆い
部を帽体より分割させることなく使用者への装着を容易
にし、しかも顎覆い部内面の衝撃吸収部材を使用者の顎
部に適合させ得るようにした、簡単有効な前記ヘルメッ
トを提供することを目的とし、その特徴は、帽体の顎覆
い部に内張すされる衝撃吸収部材を該顎覆い部の下方か
ら着脱自在に構成すると共に、該衝撃吸収部材を可撓部
材を介して前記帽体に接続したところにある。
部を帽体より分割させることなく使用者への装着を容易
にし、しかも顎覆い部内面の衝撃吸収部材を使用者の顎
部に適合させ得るようにした、簡単有効な前記ヘルメッ
トを提供することを目的とし、その特徴は、帽体の顎覆
い部に内張すされる衝撃吸収部材を該顎覆い部の下方か
ら着脱自在に構成すると共に、該衝撃吸収部材を可撓部
材を介して前記帽体に接続したところにある。
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
フルフェイス型ヘルメットの帽体１はドーム型をなして
いて、その前面には窓孔２の下部に顎覆い部３を一体に
備えており、この帽体１は硬質強化合成樹脂より形成さ
れる。
フルフェイス型ヘルメットの帽体１はドーム型をなして
いて、その前面には窓孔２の下部に顎覆い部３を一体に
備えており、この帽体１は硬質強化合成樹脂より形成さ
れる。
帽体１の、顎覆い部３を除く部分の内面には、その内面
形状に合せて発泡スチロール成形した衝撃吸収部材４が
嵌合して固定された、更にこの衝撃吸収部材４の内面の
適所にウレタンオーム製のクッション５が接着される。
形状に合せて発泡スチロール成形した衝撃吸収部材４が
嵌合して固定された、更にこの衝撃吸収部材４の内面の
適所にウレタンオーム製のクッション５が接着される。
顎覆い部３の内面には、前記衝撃吸収部材４から分離さ
れた、同じく発泡スチロール製の衝撃吸収部材４が次に
述べるように顎覆い部３の下方から着脱自在に設けられ
る。
れた、同じく発泡スチロール製の衝撃吸収部材４が次に
述べるように顎覆い部３の下方から着脱自在に設けられ
る。
即ち、衝撃吸収部材６は、一定の間隔を存して左右に配
置される左側ブロック６ａ及び右側ブロック６ｂよりな
り、これらは顎覆い部３と使用者の顎部との間を空隙を
確実に埋めるように形成されており、これらの内面にも
ウレタン製のクッション７が接着される。
置される左側ブロック６ａ及び右側ブロック６ｂよりな
り、これらは顎覆い部３と使用者の顎部との間を空隙を
確実に埋めるように形成されており、これらの内面にも
ウレタン製のクッション７が接着される。
両ブロック６ａｔ６ｂは、帽体１の後部下端にリベット
止め８された支片９に中央部を回動自在に支承されて前
方に延びる回動支腕１０の左右両自由端に取付けられる
。
止め８された支片９に中央部を回動自在に支承されて前
方に延びる回動支腕１０の左右両自由端に取付けられる
。
この回動支腕１０は、鋼線等の弾性線材を帽体１の下部
開口縁に適合するように湾曲させて構成され、各ブロッ
ク６ａ、６ｂを顎覆い部３内面に圧着し得る適度な弾性
を而して回動支腕１０は、衝撃吸収部材６を帽体１に接
続する、本考案の可撓部材を構成している。
開口縁に適合するように湾曲させて構成され、各ブロッ
ク６ａ、６ｂを顎覆い部３内面に圧着し得る適度な弾性
を而して回動支腕１０は、衝撃吸収部材６を帽体１に接
続する、本考案の可撓部材を構成している。
また、各ブロック６ａ、６ｂと顎覆い部３との対向面に
は、互いに係合して各ブロック６ａ、６ｂの使用位置を
決定する凹、凸１１．１２がそれぞれ設けられる。
は、互いに係合して各ブロック６ａ、６ｂの使用位置を
決定する凹、凸１１．１２がそれぞれ設けられる。
尚、図中１３．１３’は帽体１にリベット止め１４．１
４’された左右の顎ベルトである。
４’された左右の顎ベルトである。
而して、本考案ヘルメットの装着に際しては、先ず、第
１図に鎖線で示したように、回動支腕１０を下方へ回動
して顎覆い部３より衝撃吸収部材６の両ブロック６ａ、
６ｂを下方へ離脱させ、モして回動支腕１０を左右に拡
げれば、使用者は衝撃吸収部材６及び回動支腕１０に何
等邪魔されることなく、ヘルメットを頭部に容易に装着
することができる。
１図に鎖線で示したように、回動支腕１０を下方へ回動
して顎覆い部３より衝撃吸収部材６の両ブロック６ａ、
６ｂを下方へ離脱させ、モして回動支腕１０を左右に拡
げれば、使用者は衝撃吸収部材６及び回動支腕１０に何
等邪魔されることなく、ヘルメットを頭部に容易に装着
することができる。
その際、特に、衝撃吸収部材６を取外した顎覆い部３と
使用者の顔面との間には充分大きな空隙が存在するので
、使用者が眼鏡を使用していても、その眼鏡を外さずに
ヘルメットの装着をすることができる。
使用者の顔面との間には充分大きな空隙が存在するので
、使用者が眼鏡を使用していても、その眼鏡を外さずに
ヘルメットの装着をすることができる。
次いで、回動支腕１０を上方へ回動させ、衝撃吸収部材
６の両ブロック６ａｔ６ｂを顎覆い部３の内側に押入れ
れば、凹。
６の両ブロック６ａｔ６ｂを顎覆い部３の内側に押入れ
れば、凹。
凸部１１．１２の係合と、回動支腕１０によら圧着力と
により両ブロック６ａ、６ｂは顎覆い部３内面の所定の
使用位置に保持される。
により両ブロック６ａ、６ｂは顎覆い部３内面の所定の
使用位置に保持される。
かくして、衝撃吸収部材６は顎覆い部３と使用者の顎部
との間の空隙を確実に埋めてヘルメットの装着状態を安
定させる。
との間の空隙を確実に埋めてヘルメットの装着状態を安
定させる。
また、この装着状態では、互いに離隔した両ブロック６
ａｖ６ｂ間の空間に使用者の口元が臨むので、衝撃吸収
部材６は使用者の呼吸を何等妨げない。
ａｖ６ｂ間の空間に使用者の口元が臨むので、衝撃吸収
部材６は使用者の呼吸を何等妨げない。
最後に、従来普通のように、顎ベルト１３．１３’を使
用者の顎にかけて緊締する。
用者の顎にかけて緊締する。
以上のように本考案によれば、帽体１がその前面の窓孔
２下部に顎覆い部３を一体に備え、この帽体１に衝撃吸
収部材４，６を内張すした、フルフェイス型ヘルメット
において、前記顎覆い部３に内張すされる衝撃吸収部材
６を該顎覆い部３の下方から着脱自在に構成したので、
使用者は、衝撃吸収部材６を顎覆い部３より単に取り外
すだけで、ヘルメットを該衝撃吸収部材６に邪魔される
ことなく容易に装着することができ、またヘルメット装
着後は衝撃吸収部材６を再び使用位置にセットすること
によりヘルメットの安定した装着状態が得られ、強い風
圧を受けてもヘルメットのぐらつきを未然に防止するこ
とができる。
２下部に顎覆い部３を一体に備え、この帽体１に衝撃吸
収部材４，６を内張すした、フルフェイス型ヘルメット
において、前記顎覆い部３に内張すされる衝撃吸収部材
６を該顎覆い部３の下方から着脱自在に構成したので、
使用者は、衝撃吸収部材６を顎覆い部３より単に取り外
すだけで、ヘルメットを該衝撃吸収部材６に邪魔される
ことなく容易に装着することができ、またヘルメット装
着後は衝撃吸収部材６を再び使用位置にセットすること
によりヘルメットの安定した装着状態が得られ、強い風
圧を受けてもヘルメットのぐらつきを未然に防止するこ
とができる。
特に前記ｒ＃撃吸収部材６の着脱は顎覆い部３の下方よ
り行なわれるから、使用者の頭部にヘルメットを装着し
た状態でも、該顎覆い部３を帽体１より分割せずに衝撃
吸収部材６の着脱が可能となり、従って顎覆い部３と帽
体１本体との一体成形が可能で、該顎覆い部３を含めた
帽体１全体の高い剛性を確保でき、前述のようにヘルメ
ットのぐらつきがないことと相俟って安全性を著しく向
上させることができ、しかも帽体１自体の構造は従来一
般のものと比べ格別複雑なものではない。
り行なわれるから、使用者の頭部にヘルメットを装着し
た状態でも、該顎覆い部３を帽体１より分割せずに衝撃
吸収部材６の着脱が可能となり、従って顎覆い部３と帽
体１本体との一体成形が可能で、該顎覆い部３を含めた
帽体１全体の高い剛性を確保でき、前述のようにヘルメ
ットのぐらつきがないことと相俟って安全性を著しく向
上させることができ、しかも帽体１自体の構造は従来一
般のものと比べ格別複雑なものではない。
さらに前記衝撃吸収部材６を可視部材を介して前記帽体
１に接続したので、衝撃吸収部材６はそれを顎覆い部３
より離脱させたときでも可撓部材を介して帽体１とは連
結状態にあって、紛失の心配がなく、しかもその可撓部
材は、衝撃吸収部材６の着脱に際しては適度に撓むこと
ができるから、その着脱に支障を及ぼすこともない。
１に接続したので、衝撃吸収部材６はそれを顎覆い部３
より離脱させたときでも可撓部材を介して帽体１とは連
結状態にあって、紛失の心配がなく、しかもその可撓部
材は、衝撃吸収部材６の着脱に際しては適度に撓むこと
ができるから、その着脱に支障を及ぼすこともない。
図面は本考案ヘルメットの一実施例を示すもので、第１
図は縦断側面図、第２図は第１図の■−■線断面図、第
３図は第２図の■−■線断面図である。 １・・・・・・帽体、２・・・・・・窓孔、３・・・・
・・顎覆い部、４．６・・・・・・衝撃吸収部材、１０
・・・・・・可撓部材としての回動支腕。
図は縦断側面図、第２図は第１図の■−■線断面図、第
３図は第２図の■−■線断面図である。 １・・・・・・帽体、２・・・・・・窓孔、３・・・・
・・顎覆い部、４．６・・・・・・衝撃吸収部材、１０
・・・・・・可撓部材としての回動支腕。
Claims (1)
- 帽体１がその前面の窓孔２下部に顎覆い部３を一体に備
え、この帽体１に衝撃吸収部材４，６を内張すした、フ
ルフェイス型ヘルメットにおいて、前記顎覆い部３に内
張すされる衝撃吸収部材６を該顎覆い部３の下方から着
脱自在に構成すると共に、該衝撃吸収部材６を可撓部材
を介して前記帽体１に接続したことを特徴とする、フル
フェイス型ヘルメット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19382881U JPS6018414Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | フルフエイス型ヘルメツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19382881U JPS6018414Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | フルフエイス型ヘルメツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58101836U JPS58101836U (ja) | 1983-07-11 |
| JPS6018414Y2 true JPS6018414Y2 (ja) | 1985-06-04 |
Family
ID=30107169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19382881U Expired JPS6018414Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | フルフエイス型ヘルメツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018414Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0681967B2 (ja) * | 1989-05-18 | 1994-10-19 | トックベアリング株式会社 | ワンウエイダンパー |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19382881U patent/JPS6018414Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58101836U (ja) | 1983-07-11 |
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