JPS60182310A - 沸騰冷却エンジンの異常警報装置 - Google Patents
沸騰冷却エンジンの異常警報装置Info
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- JPS60182310A JPS60182310A JP59038280A JP3828084A JPS60182310A JP S60182310 A JPS60182310 A JP S60182310A JP 59038280 A JP59038280 A JP 59038280A JP 3828084 A JP3828084 A JP 3828084A JP S60182310 A JPS60182310 A JP S60182310A
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- engine
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- pump
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/22—Liquid cooling characterised by evaporation and condensation of coolant in closed cycles; characterised by the coolant reaching higher temperatures than normal atmospheric boiling-point
- F01P3/2285—Closed cycles with condenser and feed pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
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- F01P11/14—Indicating devices; Other safety devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P7/00—Controlling of coolant flow
- F01P7/14—Controlling of coolant flow the coolant being liquid
- F01P7/16—Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
- F01P7/167—Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control by adjusting the pre-set temperature according to engine parameters, e.g. engine load, engine speed
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は冷却液の沸騰気化潜熱を利用して冷却を行うエ
ンジンにおいて、冷却系の異常を検出して警報する装置
に関する。
ンジンにおいて、冷却系の異常を検出して警報する装置
に関する。
(技術的背景)
冷却液をウォータジャケット内にて沸騰蒸発させ、その
気化潜熱にょクエンジンの冷却を効率良く行なうように
した沸騰冷却装置が本出願人よシ提案されている(特願
昭58−145467号等)。
気化潜熱にょクエンジンの冷却を効率良く行なうように
した沸騰冷却装置が本出願人よシ提案されている(特願
昭58−145467号等)。
これを第1図に基づいて説明すると、1はエンジン本体
、2はシリンダブロック3およヒシリンダヘッド4Kか
けて形成されたウォータソヤヶット、5はウォータジャ
ケット2の上部に所定の蒸発空間部を残して充填された
冷却液(冷媒)である。
、2はシリンダブロック3およヒシリンダヘッド4Kか
けて形成されたウォータソヤヶット、5はウォータジャ
ケット2の上部に所定の蒸発空間部を残して充填された
冷却液(冷媒)である。
この冷却液5は、エンジンの熱を吸収して所定の温度に
達すると沸騰し始め、気化潜熱を奪いながら蒸発する。
達すると沸騰し始め、気化潜熱を奪いながら蒸発する。
そして、この蒸発冷却液(蒸気)はウォータジャケット
2の上部に接続する蒸気通路6を介して熱交換用のコン
デンサ7に導びかれる。
2の上部に接続する蒸気通路6を介して熱交換用のコン
デンサ7に導びかれる。
コンデンサ7には冷却風を送る冷却ファン(電動ファン
)8が取付けられ、その風量に応じて蒸発冷却液は外部
に放熱して冷却され、もとの液体に凝縮された後、ロワ
タンク9に貯留される。
)8が取付けられ、その風量に応じて蒸発冷却液は外部
に放熱して冷却され、もとの液体に凝縮された後、ロワ
タンク9に貯留される。
ウォータジャケット2には液面センサ10が設置され、
冷却液5の蒸発に伴ない液面が下限値よシも下がると、
制御回路11によシウオータジャケット2のもど多通路
(冷媒通路)12に介装した供給ポンプ13が駆動され
る。このポンプ13によシ、ロワタンク9内の冷却液5
をウォータジャケット2へと循環するようにして閉回路
の冷却系を構成する。
冷却液5の蒸発に伴ない液面が下限値よシも下がると、
制御回路11によシウオータジャケット2のもど多通路
(冷媒通路)12に介装した供給ポンプ13が駆動され
る。このポンプ13によシ、ロワタンク9内の冷却液5
をウォータジャケット2へと循環するようにして閉回路
の冷却系を構成する。
また、制御回路11は、冷却液温を検出する温度センサ
14と、エンジン回転、アクセル開度、燃料供給量等を
検出する図示しない各センサからの信号に基づいて、前
記冷却ファン8を駆動制御し、エンジンの冷却温度を運
転条件に応じて最適値に設定する。冷却系内は閉回路と
なっているため、系内の圧力を変化させることによフ、
冷却液の沸点を上下させることができる。
14と、エンジン回転、アクセル開度、燃料供給量等を
検出する図示しない各センサからの信号に基づいて、前
記冷却ファン8を駆動制御し、エンジンの冷却温度を運
転条件に応じて最適値に設定する。冷却系内は閉回路と
なっているため、系内の圧力を変化させることによフ、
冷却液の沸点を上下させることができる。
例えば、エンジンの発熱量が比較的少ない低負荷時には
、冷却ファン8の風量を減らしてコンデンサ7での放熱
、凝縮をある程度抑制し、冷却系内の圧力を大気圧以上
に高めることによシ、冷却液5の沸点を高める。これに
より、エンジンの冷却液温度を高めに維持して(例えば
120℃)、冷却損失の軽減を図る。
、冷却ファン8の風量を減らしてコンデンサ7での放熱
、凝縮をある程度抑制し、冷却系内の圧力を大気圧以上
に高めることによシ、冷却液5の沸点を高める。これに
より、エンジンの冷却液温度を高めに維持して(例えば
120℃)、冷却損失の軽減を図る。
これに対して、エンジンの発熱量が多い高負荷時には、
冷却ファン8の風量を増やしてコンデンサ7での放熱、
凝縮を促進すると、系内の圧力が大気圧以下となシ冷却
液5の沸点が下げられ、エンジンの冷却液温度を低めに
保ち(例えば90℃)、良好ガ冷却状態を確保する。
冷却ファン8の風量を増やしてコンデンサ7での放熱、
凝縮を促進すると、系内の圧力が大気圧以下となシ冷却
液5の沸点が下げられ、エンジンの冷却液温度を低めに
保ち(例えば90℃)、良好ガ冷却状態を確保する。
冷却液5の沸騰気化潜熱は極めて大きく、また蒸気に対
してのコンデンサ7での放熱作用は十分に高いことから
、少量の冷却液5でエンジンを効率良く冷却することが
できると共に、その冷却温度を運転条件に応じて応答良
く制御することが可能であり、したがって全負荷時のオ
ーバヒートやノッキングを抑制しつつ部分負荷での燃費
改善がはかれるという理想的な冷却機能が得られるので
ある。
してのコンデンサ7での放熱作用は十分に高いことから
、少量の冷却液5でエンジンを効率良く冷却することが
できると共に、その冷却温度を運転条件に応じて応答良
く制御することが可能であり、したがって全負荷時のオ
ーバヒートやノッキングを抑制しつつ部分負荷での燃費
改善がはかれるという理想的な冷却機能が得られるので
ある。
他方、このような装置では、エンジンの停止時冷却液の
温度が常温近くまで下がった場合、それまで蒸発してい
た冷却液が液化して系内の圧力がかなり低下し、強い負
圧を生じかねない。
温度が常温近くまで下がった場合、それまで蒸発してい
た冷却液が液化して系内の圧力がかなり低下し、強い負
圧を生じかねない。
そのため、補助通路15.16および電磁弁17゜18
を介してウォータジャケット2およびロワタンク9に接
続する補助タンク19が設けられ、エンジン停止時に補
助通路15 、1.6を開き、低下した系内圧力と大気
圧との差圧を利用して補助タンク19に貯えた補填用の
冷却液を吸入させる。
を介してウォータジャケット2およびロワタンク9に接
続する補助タンク19が設けられ、エンジン停止時に補
助通路15 、1.6を開き、低下した系内圧力と大気
圧との差圧を利用して補助タンク19に貯えた補填用の
冷却液を吸入させる。
また、系内圧力の低下によシ外部からウォータジャケッ
ト2に空気が入り込んだ場合、これを排除するように、
前記蒸気通路6の上部に空気通路21と電磁弁22が設
けられ、例えばエンジン始動初期等に空気通路21、補
助通路16を開くと共に供給ポンプ13を駆動し、補助
タンク19から冷却液を強制的に送シ込んで液面レベル
を上げ、余分の空気を空気通路21から補助タンク19
の上部空気層へ押し出し、フィルタ23を介して外部に
排出する。
ト2に空気が入り込んだ場合、これを排除するように、
前記蒸気通路6の上部に空気通路21と電磁弁22が設
けられ、例えばエンジン始動初期等に空気通路21、補
助通路16を開くと共に供給ポンプ13を駆動し、補助
タンク19から冷却液を強制的に送シ込んで液面レベル
を上げ、余分の空気を空気通路21から補助タンク19
の上部空気層へ押し出し、フィルタ23を介して外部に
排出する。
そして、この状態において、エンジンの始動により冷却
液の温度が上昇し所定の温度に達すると、冷却液は沸騰
、蒸発を開始するが、このとき液面センサ1.0 、2
4の検出レベルに応じて補助通路15を開き、その蒸発
圧力によって補填された分の冷却液を補助タンク19へ
と押し戻す。
液の温度が上昇し所定の温度に達すると、冷却液は沸騰
、蒸発を開始するが、このとき液面センサ1.0 、2
4の検出レベルに応じて補助通路15を開き、その蒸発
圧力によって補填された分の冷却液を補助タンク19へ
と押し戻す。
この場合、供給ポンプ13は液面センサ10に応じて駆
動され、ジャケット2内の液面を適正レベルに保つよう
にロワタンク9から冷却液を送9、ロワタンク9内の液
面が所定レベルになると補助通路15.16が閉じられ
る。
動され、ジャケット2内の液面を適正レベルに保つよう
にロワタンク9から冷却液を送9、ロワタンク9内の液
面が所定レベルになると補助通路15.16が閉じられ
る。
これによシ、蒸発圧力を大気圧に保ちなから、系内の冷
却液を適正量に復帰ならびに設定するのである。したが
って、系内に空気が入シ込むようなことは防止され、コ
ンデンサ7での熱交換効率が良好に維持される。
却液を適正量に復帰ならびに設定するのである。したが
って、系内に空気が入シ込むようなことは防止され、コ
ンデンサ7での熱交換効率が良好に維持される。
しかしながらこの場合、液面センサ10や供給ポンプ1
3の故障、あるいは配管の損傷などによシ、ウォータジ
ャケット2の液面が異常に上昇したり、逆に低下しても
、これを運転者に知らせる機能を備えていなかった。
3の故障、あるいは配管の損傷などによシ、ウォータジ
ャケット2の液面が異常に上昇したり、逆に低下しても
、これを運転者に知らせる機能を備えていなかった。
例えば液面センサ10が故障して適正な液面レベルが定
まらないと、冷却液が上限値を越えて過剰に送シ込まれ
た場合には効率的な肺腑冷却は行えず、冷却性能が阻害
されることになるし、あるいは供給ポンプ13が回転し
ても冷却液が送り込ま托ないとき々と、液面レベルが徐
々に低下して空だき状態となシ、ひどいときにはエンジ
ン乞焼損に至ることもある。したがって、これら各部材
に異常が生じたときは直ちに警告することが望ましいの
であるが、この場合、各々に異常検出手段を取付けるの
では、そのために多くのセンサ等が必要となカ、また配
管の液漏れなどに対しては、これをセンサで適切に検出
することは極めて困難であって、これらのことから異常
検出システムが全体的に複雑かつ高価なものとなってし
まう。
まらないと、冷却液が上限値を越えて過剰に送シ込まれ
た場合には効率的な肺腑冷却は行えず、冷却性能が阻害
されることになるし、あるいは供給ポンプ13が回転し
ても冷却液が送り込ま托ないとき々と、液面レベルが徐
々に低下して空だき状態となシ、ひどいときにはエンジ
ン乞焼損に至ることもある。したがって、これら各部材
に異常が生じたときは直ちに警告することが望ましいの
であるが、この場合、各々に異常検出手段を取付けるの
では、そのために多くのセンサ等が必要となカ、また配
管の液漏れなどに対しては、これをセンサで適切に検出
することは極めて困難であって、これらのことから異常
検出システムが全体的に複雑かつ高価なものとなってし
まう。
(発明の目的)
本発明はこのような問題に着目して、全体的にきわめて
簡単な構造であシなから、上記いずれの異常事態も適切
に検出し、警告を発するようにした沸騰冷却システムの
異常警報装置を提供することを目的とする。
簡単な構造であシなから、上記いずれの異常事態も適切
に検出し、警告を発するようにした沸騰冷却システムの
異常警報装置を提供することを目的とする。
(発明の開示)
エンノンのウォータジャケットに上部に所定の蒸発空間
を残して液状冷媒を充填し、この冷媒の沸騰気化潜熱で
エンノンを冷却する一方、冷媒蒸気を凝縮液化するコン
デンサを設ける。そしてウォータジャケットの液面が規
定値よシ下がると供給ポンプを駆動してコンデンサの凝
縮冷媒をウォータジャケットに送シ、液面が回復したら
供給ポンプを停止する制御回路と、供給ポンプに対する
駆動信号を検出し、所定の期間内にポンプの運転が断続
しないことを判断したら管層装置を作動させる異常判別
回路とを設ける。
を残して液状冷媒を充填し、この冷媒の沸騰気化潜熱で
エンノンを冷却する一方、冷媒蒸気を凝縮液化するコン
デンサを設ける。そしてウォータジャケットの液面が規
定値よシ下がると供給ポンプを駆動してコンデンサの凝
縮冷媒をウォータジャケットに送シ、液面が回復したら
供給ポンプを停止する制御回路と、供給ポンプに対する
駆動信号を検出し、所定の期間内にポンプの運転が断続
しないことを判断したら管層装置を作動させる異常判別
回路とを設ける。
(実施例)
第2図、第3図に本発明の実施例を示す。
本発明では供給ポンプ13の作動状態を把握することに
よシ異常を判断する、異常判別回路(手段)30が設け
られる。
よシ異常を判断する、異常判別回路(手段)30が設け
られる。
この異常判別回路30は、制御回路11から出力される
供給ポンプ13の駆動信号の立上シと立下)をとらえて
微分を行う微分回路31と、この微分信号が入力するご
とに積分値をリセットして再び積分な開始する周期検出
回路32と、この周期検出回路32の積分出力が基準値
以上になったことを判定する比較回路33と、比較回路
33の出力にもとづいて警報表示部35に駆動信号を出
力するW相駆動回路34とから構成される。
供給ポンプ13の駆動信号の立上シと立下)をとらえて
微分を行う微分回路31と、この微分信号が入力するご
とに積分値をリセットして再び積分な開始する周期検出
回路32と、この周期検出回路32の積分出力が基準値
以上になったことを判定する比較回路33と、比較回路
33の出力にもとづいて警報表示部35に駆動信号を出
力するW相駆動回路34とから構成される。
第4図に示すように、供給ポンプ13の駆動(ON)に
伴いウォータジャケット2に冷却液が送シ込まれると液
面が上昇し、液面センサ10が上限値を検出するとポン
プ13の駆動が停止され、その後冷却液の沸騰蒸発によ
シ液面は徐々に低下し、やがて液面センサ10が下限値
を検出すると再びポンプ13が駆動される。
伴いウォータジャケット2に冷却液が送シ込まれると液
面が上昇し、液面センサ10が上限値を検出するとポン
プ13の駆動が停止され、その後冷却液の沸騰蒸発によ
シ液面は徐々に低下し、やがて液面センサ10が下限値
を検出すると再びポンプ13が駆動される。
この場合、エンジン高負荷時のように発生熱量の大きい
運転領域では冷却液の蒸発量が増えるために、第5図に
も示すように、ポンプ13の駆動周期が短かくなシ、ア
イドリングなど低負荷域では蒸発量が少ないことからポ
ンプ13の駆動周期は長くなる。
運転領域では冷却液の蒸発量が増えるために、第5図に
も示すように、ポンプ13の駆動周期が短かくなシ、ア
イドリングなど低負荷域では蒸発量が少ないことからポ
ンプ13の駆動周期は長くなる。
しかし、いずれにしても、ポンプ13が適正に作動し、
かつ液面センサlOがこれを正しく検出している限りに
おいては、経験的にめられる所定の期間内に必らずポン
プ13の運転が断続を繰返えすことになる。
かつ液面センサlOがこれを正しく検出している限りに
おいては、経験的にめられる所定の期間内に必らずポン
プ13の運転が断続を繰返えすことになる。
ところが、第6図にも示すように、ポンプ13が故障し
念シ、ポンプ下流のパイプラインの目詰勺や液漏れ等に
よシ、いくらポンプ13を回転させても液面が回復しな
かったり、あるいはウォータジャケット2の液面は回復
しているのに液面センサ10の故障により、これを検出
することが不可能となったときは、ポンプ13の駆動信
号は継続的に出力される。
念シ、ポンプ下流のパイプラインの目詰勺や液漏れ等に
よシ、いくらポンプ13を回転させても液面が回復しな
かったり、あるいはウォータジャケット2の液面は回復
しているのに液面センサ10の故障により、これを検出
することが不可能となったときは、ポンプ13の駆動信
号は継続的に出力される。
また、実際の液面が下限値よシも下っているにもかかわ
らず液面センサ10の故障により、液面有9と誤検出し
たシ、あるいは制御回路11の故障でポンプ駆動信号が
出力されないとき等には、ポンプ駆動信号はOFFのま
まとなる。
らず液面センサ10の故障により、液面有9と誤検出し
たシ、あるいは制御回路11の故障でポンプ駆動信号が
出力されないとき等には、ポンプ駆動信号はOFFのま
まとなる。
このような異常事態を判断するのが、異常判別回路30
であって、ポンプ駆動信号のON 、 OF’Fのたび
に微分を行う微分回路31の出力で、周期検出回路32
はその都度積分を繰シ返すため、第3図からも明らかな
ように、ポンプ駆動信号のONまたはOFFのいずれに
ついても、その作動周期が長くなると積分値が比例的に
増加する。
であって、ポンプ駆動信号のON 、 OF’Fのたび
に微分を行う微分回路31の出力で、周期検出回路32
はその都度積分を繰シ返すため、第3図からも明らかな
ように、ポンプ駆動信号のONまたはOFFのいずれに
ついても、その作動周期が長くなると積分値が比例的に
増加する。
そして、上記した異常事態の発生によシボンプ駆動信号
が所定時間以上ONまたはOFFを継続すると、上記積
分値が比較回路33の基準値を越えることになシ、警報
駆動回路34が作動して警報表示部35を点灯させ、運
転者に異常を番台する。
が所定時間以上ONまたはOFFを継続すると、上記積
分値が比較回路33の基準値を越えることになシ、警報
駆動回路34が作動して警報表示部35を点灯させ、運
転者に異常を番台する。
このようにして、供給ポンプ13が所定時間以上作動を
しなかったり、あるいは作動した!、まとなったときに
警報を発するので、そのまま運転を続けた場合に生じる
、沸騰冷却不調にもとづく冷却不良や、冷却液不足によ
る空だき現象を未然に防止できる。
しなかったり、あるいは作動した!、まとなったときに
警報を発するので、そのまま運転を続けた場合に生じる
、沸騰冷却不調にもとづく冷却不良や、冷却液不足によ
る空だき現象を未然に防止できる。
ところで、ポンプ駆動信号がOFFのままで警報を発し
たときは、ウォータジャケット2の冷却液が減って焼付
等を起こす危険があるため、警告すると同時にポンプ1
3を駆動して即座に液面を回復させるようにしてもよい
。
たときは、ウォータジャケット2の冷却液が減って焼付
等を起こす危険があるため、警告すると同時にポンプ1
3を駆動して即座に液面を回復させるようにしてもよい
。
この場合、ポンプ13が回転すると、すぐに異常状態が
回避されたと判断することがあるので、リセット回路等
によシ、ポンプ13の作動をそのま陳所定時間頃上継続
させる。
回避されたと判断することがあるので、リセット回路等
によシ、ポンプ13の作動をそのま陳所定時間頃上継続
させる。
この実施例ではポンプ13の運転の継続周期を検出する
のに、微分回路31の出力をトリがとして積分を行うよ
うにしたが、その都にタイマなセットして、次の微分信
号が入力するまでの時間をカウントし、カウント値が所
定の設定値を越えたときに警報を発するようにしてもよ
い。
のに、微分回路31の出力をトリがとして積分を行うよ
うにしたが、その都にタイマなセットして、次の微分信
号が入力するまでの時間をカウントし、カウント値が所
定の設定値を越えたときに警報を発するようにしてもよ
い。
第7図は他の実施例を示す。
この実施例は、所定期間の設定を機関の運転状態、即ち
燃料流量に応じて可変としたものである。
燃料流量に応じて可変としたものである。
供給ポンプ13のON −OFFは周期的にくり返され
るが、例えば高負荷高回転時は3〜5秒おき、アイドル
時には10〜15分おきと間隔が異なるため、燃料流量
を検知することによシそのときの運転状態に応じた最適
の検出時間τがタイマで決定される。即ち、燃料流量信
号回路36よりタイマ37へ信号が入るとその信号の大
きさに応じて所定時間が設定され、供給ポンプ13のO
F −OF’F信号が入力するまでの時間をカウントす
る。このカウント値が所定の設定値を越えると警報を発
するようにし、このカウント値前に供給ポンプ13の信
号が入るとタイマ37がリセットされて、又カウントを
始める。従ってシステムの異常をエンジンの運転状態に
応じて直ちに検知できエンジンの焼付などを未然に防止
できる。
るが、例えば高負荷高回転時は3〜5秒おき、アイドル
時には10〜15分おきと間隔が異なるため、燃料流量
を検知することによシそのときの運転状態に応じた最適
の検出時間τがタイマで決定される。即ち、燃料流量信
号回路36よりタイマ37へ信号が入るとその信号の大
きさに応じて所定時間が設定され、供給ポンプ13のO
F −OF’F信号が入力するまでの時間をカウントす
る。このカウント値が所定の設定値を越えると警報を発
するようにし、このカウント値前に供給ポンプ13の信
号が入るとタイマ37がリセットされて、又カウントを
始める。従ってシステムの異常をエンジンの運転状態に
応じて直ちに検知できエンジンの焼付などを未然に防止
できる。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、ウォータジャケットに規
定の冷却液(冷媒)がないとき、あるいは過剰なときの
いずれについても、的確にこれを警告することができ、
このような異常状態によって陥いるエンジンの焼損や冷
却不良を未然に回避できるという効果を生じる。
定の冷却液(冷媒)がないとき、あるいは過剰なときの
いずれについても、的確にこれを警告することができ、
このような異常状態によって陥いるエンジンの焼損や冷
却不良を未然に回避できるという効果を生じる。
とくに本発明では供給ポンプの作動状態を検出するだけ
で、想定される殆んどの異常を確実に把握することがで
きるので、警報装置の構造が簡略化され、低コストで製
作できる。
で、想定される殆んどの異常を確実に把握することがで
きるので、警報装置の構造が簡略化され、低コストで製
作できる。
また機関運転状態に応じて異常検出の設定時間を変更す
るようにしたので、高負荷においてもすばやく異常を検
知できる等の効果がある。
るようにしたので、高負荷においてもすばやく異常を検
知できる等の効果がある。
第1図は従来装置の構成図である。第2図は本発明の実
施例を示す構成図、第3図は制御動作のタイムチャート
、第4図はポンプの駆動と液面の関係を示す説明図、第
5図はポンプ駆動周期を工ンソン負荷状態に応じて示す
説明図、第6図は異常時に生じるポンプ駆動態様を示す
説明図、第7図は本発明の他の実施例を示す構成図であ
る。 ■・・・エンシン本体、2・・・ウォータジャケット、
7・・・コンデンサ、8・・・冷却ファン、9・・・ロ
ワタンク、10・・・液面センサ、11・・・制御回路
、12・・・もどり通路、13・・・供給ポンプ、15
.16・・・補助通路、17.18・・・電磁弁、19
・・・補助タンク、30・・・異常判別回路、31・・
・微分回路、32・・・周期検出回路、33・・・比較
回路、35・・・警報表示部、36・・・燃料流量信号
回路、37・・・タイマ。
施例を示す構成図、第3図は制御動作のタイムチャート
、第4図はポンプの駆動と液面の関係を示す説明図、第
5図はポンプ駆動周期を工ンソン負荷状態に応じて示す
説明図、第6図は異常時に生じるポンプ駆動態様を示す
説明図、第7図は本発明の他の実施例を示す構成図であ
る。 ■・・・エンシン本体、2・・・ウォータジャケット、
7・・・コンデンサ、8・・・冷却ファン、9・・・ロ
ワタンク、10・・・液面センサ、11・・・制御回路
、12・・・もどり通路、13・・・供給ポンプ、15
.16・・・補助通路、17.18・・・電磁弁、19
・・・補助タンク、30・・・異常判別回路、31・・
・微分回路、32・・・周期検出回路、33・・・比較
回路、35・・・警報表示部、36・・・燃料流量信号
回路、37・・・タイマ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、上方に所定の蒸発空間を残すように液状冷媒を満た
したエンジンウォータジャケットと、この蒸発冷媒を凝
縮液化させるコンデンサと、液化冷媒をウオータジャケ
ットに圧送する供給ポンプと、ウォータジャケットの液
面が規定値より低下したら規定値に回復するまで供給ポ
ンプを駆動する制御回路とを備えた沸騰冷却エンジンに
おいて、供給ポンプに対する制御回路からの駆動信号を
検出してポンプの運転の断続周期が所定期間以上に達し
たときにを報を発する異常判別回路を備えたことを特徴
とする沸騰冷却エンジンの異常警報装置。 2、異常判別回路が、ポンプ駆動信号の立上シ、立下シ
をとらえて微分する微分回路と、微分信号の入力するご
とに積分を行う周期検出回路と、積分値が基準値よ多も
大きくなったときに警報を出力させる比較回路とから構
成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の沸騰冷却エンジンの異常警報装置。 3、 前記所定期間は機関の運転状態に応じて設定され
ることを特徴とする特許り請求の範囲第1項又は第2項
記載の沸騰冷却エンジンの異常警報装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59038280A JPS60182310A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 沸騰冷却エンジンの異常警報装置 |
US06/705,928 US4632069A (en) | 1984-02-29 | 1985-02-26 | Cooling system for automotive engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59038280A JPS60182310A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 沸騰冷却エンジンの異常警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60182310A true JPS60182310A (ja) | 1985-09-17 |
JPH039286B2 JPH039286B2 (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=12520900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59038280A Granted JPS60182310A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 沸騰冷却エンジンの異常警報装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4632069A (ja) |
JP (1) | JPS60182310A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06102975B2 (ja) * | 1986-01-10 | 1994-12-14 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の沸騰冷却装置 |
CA1331118C (en) * | 1988-10-11 | 1994-08-02 | Yasunari Seki | Failsafe method in connection with valve timing-changeover control for internal combustion engines |
US5582138A (en) * | 1995-03-17 | 1996-12-10 | Standard-Thomson Corporation | Electronically controlled engine cooling apparatus |
KR100444682B1 (ko) * | 2002-06-14 | 2004-08-21 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 워터펌프의 이상유무 감지장치 및 그 제어방법 |
DE102006057801B4 (de) * | 2006-12-06 | 2016-12-22 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Diagostizieren der Funktionsfähigkeit einer Kühlmittelpumpe |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1687679A (en) * | 1922-10-30 | 1928-10-16 | Sue R Mallory | Engine-cooling system |
US1787562A (en) * | 1929-01-10 | 1931-01-06 | Lester P Barlow | Engine-cooling system |
US3893108A (en) * | 1973-12-20 | 1975-07-01 | Texas Instruments Inc | Internal combustion engine protection circuit |
US4367699A (en) * | 1981-01-27 | 1983-01-11 | Evc Associates Limited Partnership | Boiling liquid engine cooling system |
JPS58144622A (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-29 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用内燃機関冷却系統のための冷却水温表示装置 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP59038280A patent/JPS60182310A/ja active Granted
-
1985
- 1985-02-26 US US06/705,928 patent/US4632069A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039286B2 (ja) | 1991-02-08 |
US4632069A (en) | 1986-12-30 |
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