JP4643979B2 - 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法及び三重効用形吸収式冷温水機。 - Google Patents
排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法及び三重効用形吸収式冷温水機。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4643979B2 JP4643979B2 JP2004350960A JP2004350960A JP4643979B2 JP 4643979 B2 JP4643979 B2 JP 4643979B2 JP 2004350960 A JP2004350960 A JP 2004350960A JP 2004350960 A JP2004350960 A JP 2004350960A JP 4643979 B2 JP4643979 B2 JP 4643979B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- regenerator
- absorption
- control
- absorption liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
また、低温再生器cからの吸収液配管iと、高温熱交換器dと低温熱交換器bとの間の加熱側の吸収液配管jとを接続するバイパス管kが設けられ、低温再生器cを出て高温再生器eへ供給される中間濃縮吸収液の一部を、吸収器aへ戻る濃吸収液配管にバイパスさせるように構成されている。
一方、図17に示すような従来の吸収式冷温水機においては、外部の負荷変化によって変化する冷温水機出口部又は入口部の冷水温度変化を検出して、冷温水機出口部又は入口部の温度が定められた温度になるよう、供給される熱源の量を制御している。
吸収式冷温水機は、内部を循環し熱エネルギーの交換をする媒体として、例えば臭化リチウム水溶液を保有している。一般的には吸収液と呼ばれ、冷媒となる水を吸収、蒸発させることによって冷房効果を発揮するよう構成されている。
蒸気ボイラfはそれ自体が大型であり吸収式冷温水機全体の大型化を招くことになる。しかも、その蒸気ボイラfを運転させるには吸収式冷温水機の系とは別の系の給水、加熱後の蒸気ドレンの回収、および薬品の注入等が必要になるなど省エネルギーの要請に反する上に、それらのための付随設備が必要になり装置の大型化を助長している。しかるに、前記蒸気ボイラfが吸収式冷温水機に対し貢献するのは単に加熱源を供給するという役割をのみ果たすに止まっており、蒸気ボイラfでの燃焼のための燃料消費に見合う効果を充分に得ているとは言い難い。その上、法規制上も、取り扱い者として所定の有資格者や検査等が必要になるという煩わしさを伴うものとなる。
吸収式冷温水機とボイラを一体化して運転を行う場合には、蒸気の圧力制御はあまり重要な条件にはならない。それよりも、吸収式冷温水機として求められている冷水温度を安定して供給することが重要になり、例えば、冷水温度が安定して供給できるよう加熱源のコントロールを十分に行うことが重要になる。
一方、ボイラでは吸収式冷温水機が負荷変化などにより冷水温度が変化し加熱源の量をコントロールする信号が出て、蒸気圧力が変動したり、内部保有水の水位が急激に変動しても連続して運転ができるように制御されなくてはならない。
そのための制御として、蒸気温度もしくは圧力検出による吸収液ポンプの回転数制御、又は運転液面検出による吸収液ポンプの回転数制御が重要な要件になる。
しかし、その際にもボイラとして要求される安全弁、低水位燃焼遮断装置、給水装置は装備しておかなければならない。
その為には、液面検出器が正常に作動していることを容易に監視、チェックできることが重要になり、監視、チェックが容易に行える機能が運転制御装置に備えられていなければならない。
通常、吸収式冷温水機の起動時は内部の圧力バランスが取れていないために吸収液の循環量は安定せず、高温再生器には多量の吸収液が供給される。そのため、吸収式冷温水機を起動すると吸収液の液面は、必ず通常の運転中液面より高くなる。
しかし、熱回収量が増えることは熱の有効利用の観点から好ましいことであるが、戻りの排熱温水温度が低下することは、他の機器に悪影響を与える場合がある。特に、外部の熱源システム機器がガスエンジンであり、このガスエンジンのジャケット冷却水の熱を排熱源として利用している場合には、ガスエンジンの効率を低下させる原因になる。
そのため、ガスエンジンと組み合わせる排熱利用のシステム・装置では排熱を回収する熱回収熱交換器の入口側の温度と流量を制御する制御装置と同時に、ガスエンジンに戻す戻りの温水温度についても何らかの制御を行って、排熱回収量の調節・制御をする制御装置が必要になり、排熱温水温度を排熱回収熱交換器の出入口で制御する複雑な制御装置が必要になる。
吸収式冷温水機における冷房負荷及び、ガスエンジンなどの外部の熱源システム機器の発電負荷と、冷温水機への排熱温水温度、冷温水機における燃料削減率への影響について、大まかにまとめると、表1のようになる。
また、中温再生器・高温再生器は加熱源として機能しておらず、圧力が低いため、中温ポンプ・高温ポンプはキャビテーションを起こし、ポンプ寿命も縮める原因となる。さらには、再生器として機能していない中温再生器・高温再生器にも溶液が循環するため、その経路で放熱による熱損失があり、冷温水機の効率が低下することになる。
再生器が機能していないところにポンプで溶液を送り込んでも、溶液の再生が行われないため無駄な電力を消費しているだけでなく、運転サイクル全体の圧力が低いので溶液を循環するポンプの吸い込み圧力が下がり、吸収液ポンプがキャビテーションを起こす。さらには加熱源として機能していない再生器に溶液を循環させることで、再生器及びその途中の配管で放熱による熱損失を生じる。外部排熱のみで運転する際に、これらの点を考慮し最適となる溶液循環量制御を行い省エネルギー化を進めた三重効用機及びその制御方法及び装置は提案されていない。
また、排熱再生器への排温水の流量制御を行い、排温水のピークカット制御を行った場合であって、冷暖房負荷の要求に対し加熱量が不足した時には、燃焼量を増やして制御し、負荷制御演算により、負荷に比べて加熱量が少ない時は、燃焼制御量を増やして排温水量の不足分を補正する制御を行う。また、外部排熱による加熱が無い場合には、起動時に燃焼制御運転から運転に入るように、運転モードの切替を行えるよう選択仕様を設ける。
また、運転中の蒸気ドレン温度、蒸気温度、蒸気圧力又はボイラの運転液面を検出して、ポンプの回転数を制御する場合に、制御は低温吸収液ポンプ、高温吸収液ポンプ、水・吸収液供給ポンプの各ポンプを同時に、もしくは単独に、又は低温吸収液ポンプと水・吸収液供給ポンプの2台だけのような組合せの中から選択した運転方法から1方式を又は複数の方式を切り替えられるようにして、回転数制御をして水を含む吸収液の供給量(循環量)を制御し運転効率を高めるようにして、かつ各ポンプが供給量(循環量)不足や揚程不足を起こさない回転数を確保するように制御するように構成する。
また、運転中に、ボイラへの水・吸収液供給量が減少した場合や、ボイラ内部に保有する水・吸収液量が減少して各部の温度が安全運転の設定値を越えた場合には、ボイラに設けた吸収液温度センサや空缶防止吸収液温度センサにより警報を発すると同時に燃焼を遮断して、安全停止動作に入るようにした安全制御機能を持つ構成とする。
また、運転中に、ボイラへの水・吸収液供給量が減少した場合や、ボイラ内部に保有する水・吸収液量が減少して各部の温度が安全運転の設定値を越えた場合には、ボイラに設けた吸収液温度センサや空缶防止吸収液温度センサにより警報を発すると同時に燃焼を遮断して、安全停止動作に入るように制御する。
(1) 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機において、外部排熱のみの運転時に、補機動力の低減及び溶液放熱損失の低減を図ることができる。
(2) 排熱回収量の上限ピークカット制御を行うことで、戻りの排熱温水の温度低下を防止し、排熱の熱源となっている機器に悪影響を与えることなく排熱回収量を増やし効率を上げることができる。
(3) 吸収器からの吸収液の一部を冷媒溜まりの冷媒に混入させること、及び冷媒と吸収液を吸収器の吸収液溜まりにこぼす(戻す)ことにより、冷水出口(入口)温度の下がり過ぎと安全装置の作動を防止し、かつ、排温水を流し続けることにより排温水の戻り温度が安定してガスエンジンなどの外部の熱源機器側への悪影響を軽減することができる。
(4) 排熱温水によって吸収液を加熱することで、吸収液温度の低下を防止し、運転を継続中に負荷が増加した際にも負荷追従性が良く、燃料を燃焼させる追い焚きも低減させることができるので、排熱を有効に利用して省エネルギー効果を上げることができる。
(5) 起動時に液面検出・制御装置が「高」スイッチの作動を確認しなければ、液面検出・制御装置が異常であると運転制御・安全制御用運転盤が判断して、運転に入らず警報を出し、また燃焼運転に入らないようにする制御機能を有する制御回路を備えているので、高温再生器の空缶運転を防止することができる。
(6) 運転で液面が下がっても異常警報を発しない場合は、液面検出・制御装置が異常と判断することができる安全点検機能を備えているので、この点検操作により液面検出・制御装置の異常による高温再生器の空缶運転を防止することができる。
図1は、本発明の実施の第1形態による吸収式冷温水機を示し、図2は液面検出・制御装置まわりを示し、図3は液面検出・制御装置の詳細を示している。高温再生器としては、一例として、貫流方式ボイラ又はこれと同等の機能、構造を有するボイラが用いられるが、本実施形態では、高温再生器として貫流式ボイラ形のものを用いる場合を示している。10は貫流式ボイラ構造の高温再生器で、上部と下部に環状の上部管寄せ(上部ヘッダー)12及び下部管寄せ(下部ヘッダー)14を有し、これらの管寄せ12、14間に鉛直方向の多数の上昇管16を略円筒状に配設し、上部中央部に燃焼装置18、例えばバーナーを有し、稀吸収液を下部管寄せ14に導入して加熱濃縮し、上部管寄せ12から気液混合物を取り出すことができるように構成されている。20は燃焼室である。
気液分離器26の下部と高温再生器10の下部管寄せ14とは、吸収液循環導管36を介して接続されている。吸収液循環導管36又は下部管寄せ14には、吸収液供給管42が接続されている。43は気液分離器26の液面検出装置である。また、下部管寄せ14の下面又は側面には、空缶防止用の吸収液温度センサ(図示略)が設けられている。
低温再生器84からの中間濃縮吸収液の残部は、吸収器81へ戻る濃吸収液配管にバイパス管95を経てバイパス供給される。
高温再生器10からの冷媒蒸気は冷媒蒸気管28を経て中温再生器87へ導入され、ここで吸収液を加熱濃縮させた後、冷媒ドレンは低温再生器84へ導入される。
低温再生器84からの冷媒蒸気は冷媒蒸気管98を経て凝縮器へ、低温再生器84からの冷媒ドレンは冷媒ドレン熱交換器186で、排熱再生器へ送給される稀吸収液の一部を加熱した後、凝縮器88に導入される。なお、高温再生器10からの燃焼排ガスを排ガス熱交換器(図示略)に導入して、吸収液又は冷媒を加熱し、排ガスの保有熱を回収するように構成している。
この排ガス温度センサーと前記運転制御・安全制御用運転盤114とは制御ラインで連動接続され、前記高温再生器10の気液混合物導管24に接続された気液分離器26に、高温再生器10の液面を制御するための液面検出・制御装置44が設けられている。
なお、鉛直管132の中間部に液面制御用検出スイッチを設けた構成とする場合がある。
(1) テスト運転モードに切り換える。通常は運転停止中の点検時に行う。(運転中に切り換えることも可能)
(2) 通常の起動操作を行う。通常は起動ボタン押すだけである。
(3) 自動運転制御信号により運転を開始し燃焼を開始する。ボイラ圧力または蒸気温度が設定値以上になるまで自動運転を行い、設定値以上に達すると安全のため、まず燃焼停止動作に入る。
(4) 燃焼停止確認後、自動的に吸収液循環量を減らすか吸収液ポンプを停止する。通常、テストモードでない時は吸収液ポンプ異常または吸収液温度異常など他の安全スイッチが先に動作してしまう可能性がある。
(5) ボイラ液面が下がり「液面低」の状態を作る。この時に「液面低」スイッチが正常に作動すれば「液面低」を確認して警報をだし、安全停止動作へ進むので、「液面低」スイッチが正常であると容易にかつ安全に確認できる。安全停止させずに液面低スイッチ動作確認OKの信号を出すようにしてもよい。
(6) 「液面低」を確認して警報をだし、安全停止動作へ進むと、通常の停止動作と同様に自動的に吸収液の稀釈運転に入り稀釈運転時間経過後停止する。
以上のような点検・動作確認は、通常は機械操作に慣れた運転マンが安全状況を確認しながら動作確認を行うことであるが、本発明では、この一連の動作を制御回路に組み込んで「テスト運転モード」とすることで、あまり時間をかけずに、また比較的専門知識のない人でも容易にかつ安全に安全装置の動作確認ができるようにすることを意図している。 この運転で液面が下がっても異常警報を発しない場合は、液面検出・制御装置44が異常と判断できる。この点検操作により液面検出・制御装置44の異常による高温再生器10の空缶運転を防止できる。本発明の吸収冷温水機は、このような安全点検機能を装備することもある。さらに、本発明の吸収冷温水機は、上記2つの機能を持ち、液面の高と低を容易に確認して安全を確認する運転制御・安全制御用運転盤を持つように構成することがある。
図3〜図6に示す液面検出・制御装置44においては、筒状の液面検出管(鉛直管132)内を強い磁性体(マグネット136)を装着したフロート138が液面の変動に合わせて上下する。筒状の液面検出管内を強い磁性体を装着したフロート138が上昇して上限に達すると、筒の外に設けたスイッチ140が磁力により作動(励磁)する。筒状の液面検出管内を強い磁性体を装着したフロート138が下降して下限に達すると、筒の外に設けたスイッチ142が磁力により作動(励磁)する。
スイッチを作動させる方法として、フロートが上昇した時に上部スイッチを押し上げる方式、下降した時に下部スイッチを押し作動させる方式などがある。また、テコ式フロートスイッチによりテコの力でスイッチを作動させる方式がある。
同時に各吸収液ポンプ82、85、93を運転して、水の含有割合の異なる吸収液を安定的に供給・循環して連続運転を行う。すなわち、低温再生器84から中温再生器87に液を供給する吸収液ポンプ85に流入する吸収液の一部を分岐させてバイパス管95により戻り配管にバイパスさせ、同時に中温再生器87から高温吸収液ポンプ93に流入する液の一部を分岐させてバイパス管96によりバイパスさせ、水・吸収液の供給・循環量を調整して、中温吸収液ポンプ85、高温吸収液ポンプ93に掛かる動力負荷を調整して、省エネルギーと安定した連続運転を行う。
判定条件(1):Th1−Tw1>設定値のとき
排温水の三方制御弁178の排熱回収器側への流量制御開度を全開とし、全量排熱回収器168へ流す。制御弁178の開度100%を確認した後、冷水出口(入口)温度Tc1に応じて通常の燃焼制御を行う。ついで、負荷制御演算を行い、燃焼操作出力制御及び排温水の三方制御弁178の操作出力制御を行う。
(a) 排温水出口温度により、排温水の三方制御弁178の上限ピークカット制御を行う。
(b) ピークカット値は排温水出口温度による比例制御とする。
(c) 排温水のピークカットによる熱量不足分は、燃焼量を増加・制御する。なお、負荷制御演算により、負荷に比べて加熱量が少ない場合は、燃焼制御量を増やして排温水量の不足分を補正する。
吸収液流量調節弁164は、例えば5秒間開けた後全閉にして冷水温度Tc1を確認して再度弁164を開けるかどうかの判断をする、時間経過と冷水温度Tc1の変化を確認する機能を制御装置に組み込み、吸収液を必要以上に冷媒溜まりに流入させない制御を含むため、冷水温度が上昇し過ぎることも防止している。そのため、外部熱源機器側の悪影響を軽減するとともに、冷房負荷側への悪影響も軽減することになりエネルギーロスを防止している。
排温水の三方制御弁178の排熱回収器168側への流量制御回路を全閉とし、全量排熱回収器168をバイパスさせる。この時、冷房負荷があって加熱源への燃焼操作出力信号がある場合は、通常の燃料燃焼制御を行う。
その他の条件としては、起動時、温水制御可能の場合、燃焼開始前に排温水制御弁178を全開とした後、燃焼制御動作が可能となる制御動作とする。停止時には、排温水の三方制御弁178は全閉とし、排熱回収器168へ排温水を送ることはせず、全量バイパスさせる。
本発明の冷温水機を設けることにより、冷温水機停止中にガスエンジンを単独で運転し排温水が発生する場合にも対処できるようになり、設備の重要性から考えて当然装備しなくてはならない装置といえる。
一般的には、冷房負荷が外気温度とほぼ一致して変化するので大きな問題はないが、デパートやスーパーなどのように外気温度の他に人間の出入数で負荷が決まるような商業施設やプロセス冷却施設の場合には、冷房負荷は外気温度すなわち冷却水温度には関係なく変化する。このような運転をする場合には、吸収式冷温水機運転盤の制御機能、データ記憶機能を利用して、吸収式冷温水機の制御信号データ及び温度データから、その時その時の運転条件に最適となる冷却水温度設定値を算出して新たな設定値とすれば、吸収式冷温水機の省エネルギー運転が非常に効果的に、また容易に実施できる。
負荷が変化した時は、変更後の設定温度を基準として冷房能力(負荷率)に連動して比例的に冷却水の温度が変化するように制御すれば、全負荷領域において吸収式冷温水機に最適な冷却水温度条件による省エネルギー運転が可能となる。同様に冷房負荷が低下した時には冷却水循環流量を減少させる制御機能を有し、外部信号出力により冷却水循環ポンプ100の回転数を減らし、循環水量を減らして循環ポンプのエネルギー消費量を減らす。
12 上部管寄せ
14 下部管寄せ
16 上昇管
18 燃焼装置
20 燃焼室
24 気液混合物導管
26 気液分離器
28 冷媒蒸気管
30 吸収液抜出導管
36 吸収液循環導管
42 吸収液供給管(水・吸収液供給管)
43 液面検出装置
44 液面検出・制御装置
81 吸収器
82 低温吸収液ポンプ
83 低温熱交換器
84 低温再生器
85 中温吸収液ポンプ
86 中温熱交換器
87 中温再生器
88 凝縮器
89 蒸発器
90 冷媒ポンプ
93 高温吸収液ポンプ
94 高温熱交換器
95、96 バイパス管
97、98 冷媒蒸気管
99 冷温水ポンプ
100 冷却水ポンプ
102 冷温水出口温度センサー
114 運転制御・安全制御用運転盤
126 管板面
128 上部液出入り管
130 下部液出入り管
132 鉛直管
134 液面
136 マグネット
138 フロート
140 高位液面検出スイッチ
142 低位液面検出スイッチ
151 第一冷暖切替弁
166 吸収液管
162 冷媒液溜り
168 排熱回収器
170 排温水入口管
172 排温水出口管
174、176 温水温度センサー
178 排温水流量制御弁(三方制御弁)
180 吸収液管
182 吸収液温度センサー
184 第二冷暖切替弁
186 冷媒ドレン熱交換器
188 排ガス熱交換器
190 オーバーフロー用堰
192 排熱再生器からの吸収液管
194、196 冷媒蒸気管
200 排温水熱交換器
202 吸収液溜り
210 蒸気ドレン温度センサー
212 吸収液温度センサー
214、220 冷却水入口温度センサー
216 冷却水出口温度センサー
218 冷温水入口温度センサー
222 冷却塔
224 冷却塔ファンモータ
226 燃焼・制御装置
228、230、236 回転制御装置
232 燃料制御弁
234 冷却塔ファン
Claims (9)
- 高温再生器、中温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収器、蒸発器、熱交換器類、低温吸収液ポンプ、中温吸収液ポンプ、高温吸収液ポンプ及び冷媒ポンプを少なくとも有し、吸収器の吸収液を低温再生器から中温再生器へ、ついで高温再生器へ導くリバースフロー式の三重効用形吸収式冷温水機に、外部からの排熱を回収し加熱源として利用し、吸収液を加熱し吸収液に吸収されている冷媒を加熱蒸発させて吸収液の濃度を上げるための排熱再生器を、低温再生器の手前に設け、外部からの排熱のみで運転可能な低冷暖房負荷時に、吸収液循環ポンプ動力の低減、ポンプの損傷防止、冷温水機の効率向上を図る運転を可能とするために、冷水温度が低下して加熱用燃料の供給量を制御する低冷暖房負荷運転時に、加熱用燃料を使用していないことを負荷制御信号及び燃焼制御信号で確認し、吸収液濃度を平均化するための稀釈運転を行うために、低温吸収液ポンプ、中温吸収液ポンプ及び高温吸収液ポンプを一定時間運転したあと、高温再生器出口部の吸収液温度又は高温再生器で発生した冷媒蒸気が中温再生器で高温再生器の圧力に相当する飽和温度で凝縮して冷媒蒸気ドレンになった冷媒蒸気ドレンの中温再生器出口温度が設定値以下であることを検知して稀釈を完了し、燃焼停止、かつ稀釈終了の条件が揃った時点で、中温吸収液ポンプ及び高温吸収液ポンプの運転を停止して、あたかも一重効用サイクル運転のごとく、排熱再生器でのみ吸収液の加熱、再生を行い、吸収液は低温再生器を経由し、バイパス管を流れ、中温再生器、高温再生器をバイパスして吸収器へ戻り吸収液の循環サイクルを一巡させ、中温再生器、高温再生器をバイパスすることにより、排熱回収運転及び補機動力の運転エネルギーを削減する省エネルギー運転を行うことを特徴とする排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
- 高温再生器、中温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収器、蒸発器、熱交換器類、低温吸収液ポンプ、中温吸収液ポンプ、高温吸収液ポンプ及び冷媒ポンプを少なくとも有し、吸収器の吸収液を低温再生器から中温再生器へ、ついで高温再生器へ導くリバースフロー式の三重効用形吸収式冷温水機に、外部からの排熱を回収し加熱源として利用し、吸収液を加熱し吸収液に吸収されている冷媒を加熱蒸発させて吸収液の濃度を上げるための排熱再生器を、低温再生器の手前に設け、外部からの排熱のみで運転可能な低冷暖房負荷時に、吸収液循環ポンプ動力の低減、ポンプの破損防止、冷温水機の効率向上を図る運転を可能とするために、冷水温度が低下して加熱用燃料の供給量を制御する低冷暖房負荷運転時に、加熱用燃料を使用しないことを負荷制御信号及び燃焼制御信号で確認し、高温再生器出口部の吸収液温度又は冷媒蒸気ドレンの中温再生器出口温度に応じて中温吸収液ポンプ及び高温吸収液ポンプによる吸収液の循環量制御を、加熱用燃料を使用して運転する通常の低冷暖房負荷運転制御時と区別して、排熱回収専用運転時にはさらに循環量制御量を低くして、排熱のみで運転する時に新たな制御モードを追加することで、排熱回収専用運転時の制御が安定し、さらに高効率で安定した運転を可能にし、排熱回収利用時は、高温再生器で発生した冷媒蒸気が中温再生器で高温再生器の圧力に相当する飽和温度で凝縮して冷媒蒸気ドレンになった冷媒蒸気ドレンの中温再生器出口温度又は高温再生器出口部の吸収液温度によって運転状態を検知し、その温度によって段階的に中温吸収液ポンプ及び高温吸収液ポンプの回転数を増減させて循環量を増減することを特徴とする排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
- 外部からの排熱を回収して排熱再生器の熱源とするために、排温水を三方制御弁で制御し、排温水の温度が、外部からの排熱を発生する熱源となっている熱源システム機器の運転条件・効率に悪影響を与えない温度になるよう、戻りの排温水温度を三方制御弁開度上限ピークカット制御を用いて制御し、排温水が排熱再生器に所定量流れ、吸収液を加熱する請求項1又は2記載の排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
- 排熱再生器入口への排熱温水の流量制御を行う三方制御弁の上限ピークカット制御を比例制御式とする請求項1、2又は3記載の排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
- 排熱再生器への排温水の流量制御を行い、排温水のピークカット制御を行った場合であって、冷暖房負荷の要求に対し加熱量が不足した時には、燃焼量を増やして制御し、負荷制御演算により、負荷に比べて加熱量が少ない時は、燃焼制御量を増やして排温水量の不足分を補正する制御を行う請求項1〜4のいずれかに記載の排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
- 外部排熱による加熱が無い場合には、起動時に燃焼制御運転から運転に入るように、運転モードの切替を行えるよう選択仕様を設ける請求項1〜5のいずれかに記載の排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
- 外気温度又は外部の冷房負荷の影響を受けて変化する吸収式冷温水機を循環する冷水温度と、外気で冷却されて吸収式冷温水機を循環する冷却水の温度を検知して、定格負荷運転時の冷却水温度設定値を変更する制御機能を有し、冷房負荷が低下した時は吸収式冷温水機を循環する冷却水の設定温度を下げ、吸収式冷温水機の低冷却水温度特性を生かして運転効率を上げ、同様に冷房負荷が低下した時には冷却水循環流量を減少させる制御機能を有し、冷却水循環ポンプのエネルギー消費量を減らし、さらに冷房負荷が低下した時には、燃焼停止時間と冷却水温度を判断条件として自動的に冷水の設定温度を上げる制御機能を有し、冷水の冷え過ぎを防止して運転効率を上げて、高冷房負荷から低冷房負荷まで高効率で省エネルギーとなる運転を行う請求項1〜6のいずれかに記載の排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
- 冷却水温度設定値の変化に対応して、冷却塔ファンモータの回転数制御信号及び発停制御信号を出力する請求項1〜7のいずれかに記載の排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法。
- 貫流方式ボイラ又は貫流方式ボイラと同等の構造を持つボイラを高温再生器として、この高温再生器と二重効用形吸収式冷温水機とを一体化した三重効用形吸収式冷温水機であって、高温再生器、中温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収器、蒸発器、低温熱交換器、中温熱交換器、高温熱交換器、低温吸収液ポンプ、中温吸収液ポンプ、高温吸収液ポンプ、運転制御・安全制御用運転盤及び冷媒ポンプを少なくとも有し、低温再生器から中温再生器への吸収液配管と、中温熱交換器から低温熱交換器への吸収液配管との間に、低温再生器からの吸収液をバイパスさせるためのバイパス管を有し、吸収器の吸収液を低温再生器から中温再生器へ、ついで高温再生器へ導くリバースフロー式の三重効用形吸収式冷温水機において、外部からの排熱を回収し加熱源として利用し、吸収液を加熱し吸収液に吸収されている冷媒を加熱蒸発させて吸収液の濃度を上げるための排熱再生器を、外部排熱温水の三方制御弁を介して低温再生器の手前に設け、低温再生器で吸収液を加熱し吸収液の濃度を上げる加熱熱量の割合を、外部から回収する排熱量を制御して減少させることにより、低温再生器の熱交換量を低減させて、高温再生器及び中温再生器で発生させ吸収液を加熱・濃縮し低温再生器の加熱源となる冷媒蒸気の発生量を減らしても冷暖房負荷変化に応じた排熱回収運転ができるようにして、高温再生器での加熱に使用する加熱用燃料の消費量を減らし、省エネルギーを図るようにし、高温再生器の出口部の吸収液配管に高温再生器出口吸収液温度センサーを設け、中温再生器の出口部の冷媒蒸気ドレン配管に中温再生器出口冷媒蒸気ドレン温度センサーを設け、これらの温度センサーを運転制御・安全制御運転盤に接続したことを特徴とする排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004350960A JP4643979B2 (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法及び三重効用形吸収式冷温水機。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004350960A JP4643979B2 (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法及び三重効用形吸収式冷温水機。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006162104A JP2006162104A (ja) | 2006-06-22 |
JP4643979B2 true JP4643979B2 (ja) | 2011-03-02 |
Family
ID=36664317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004350960A Active JP4643979B2 (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法及び三重効用形吸収式冷温水機。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4643979B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4897439B2 (ja) * | 2006-11-21 | 2012-03-14 | 川重冷熱工業株式会社 | 吸収冷温水機の省エネルギー制御運転方法及び装置 |
JP2011220613A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd | 吸収式冷凍方法 |
JP6364238B2 (ja) * | 2014-05-23 | 2018-07-25 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 吸収式冷温水機 |
KR102292398B1 (ko) | 2020-01-15 | 2021-08-20 | 엘지전자 주식회사 | 냉동기 |
CN114576693B (zh) * | 2020-11-30 | 2024-02-27 | 上海本家空调系统有限公司 | 燃气热泵供热系统 |
CN113006894B (zh) * | 2021-03-17 | 2023-08-08 | 浙江理工大学 | 一种回热型重力场做功装置及方法 |
CN117267985A (zh) * | 2023-11-24 | 2023-12-22 | 北京清建能源技术有限公司 | 一种热电升温机组 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000018759A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-18 | Hitachi Ltd | 吸収式冷凍機 |
JP2003227662A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-15 | Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd | 安全確認機能を有する三重効用吸収冷温水機 |
JP2004232921A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd | 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3363518B2 (ja) * | 1993-06-01 | 2003-01-08 | 三洋電機株式会社 | 一重二重効用吸収冷凍機の運転制御方法 |
JP3418655B2 (ja) * | 1995-11-20 | 2003-06-23 | 株式会社タクマ | 吸収サイクル動作設備 |
JPH10111038A (ja) * | 1996-10-02 | 1998-04-28 | Hitachi Ltd | 吸収式空調システム |
-
2004
- 2004-12-03 JP JP2004350960A patent/JP4643979B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000018759A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-18 | Hitachi Ltd | 吸収式冷凍機 |
JP2003227662A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-15 | Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd | 安全確認機能を有する三重効用吸収冷温水機 |
JP2004232921A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd | 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006162104A (ja) | 2006-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4827307B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP5204965B2 (ja) | 吸収式ヒートポンプ | |
JP4551233B2 (ja) | 冷房負荷制御運転に連動させて冷却水温度を制御する吸収式冷凍機制御方法及び吸収式冷凍機設備 | |
JP3585892B2 (ja) | 安全確認機能を有する三重効用吸収冷温水機 | |
JP4643979B2 (ja) | 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機制御方法及び三重効用形吸収式冷温水機。 | |
JP4398360B2 (ja) | 吸収式冷温水機における冷却水温度制御方法 | |
JP3602505B2 (ja) | 液面制御機能を有する三重効用吸収冷温水機 | |
US5673569A (en) | Double effect absorption cold or hot water generating machine | |
JP4283616B2 (ja) | 排熱回収器を有する三重効用形吸収式冷温水機 | |
JP4283633B2 (ja) | 排熱回収器を有する二重効用形吸収式冷温水機 | |
JP4091852B2 (ja) | 排熱再生器を有する三重効用形吸収式冷温水機 | |
JP3554858B2 (ja) | 吸収冷凍機 | |
JPS6310349B2 (ja) | ||
JP3585890B2 (ja) | 三重効用吸収冷温水機の暖房運転制御方法 | |
JP4034215B2 (ja) | 三重効用吸収式冷温水機 | |
JP4031377B2 (ja) | 吸収式冷温水機 | |
EP1205718B1 (en) | Absorption chiller/absorption chiller-heater having safety device | |
JP3547695B2 (ja) | 吸収式冷温水装置及びその制御方法 | |
JP4308076B2 (ja) | 吸収冷凍機 | |
JP4174614B2 (ja) | 吸収冷凍機 | |
JP4199977B2 (ja) | 三重効用吸収式冷凍機 | |
JP2005300069A (ja) | 吸収冷凍機 | |
JP2006010194A (ja) | 三重効用形吸収冷温水機 | |
JPS6311571Y2 (ja) | ||
JP2003302119A (ja) | 吸収式冷凍機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101130 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4643979 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210 Year of fee payment: 3 |