JPS60180595A - 発酵によるD(−)‐β‐ヒドロキシイソ酪酸の製造法 - Google Patents
発酵によるD(−)‐β‐ヒドロキシイソ酪酸の製造法Info
- Publication number
- JPS60180595A JPS60180595A JP60013384A JP1338485A JPS60180595A JP S60180595 A JPS60180595 A JP S60180595A JP 60013384 A JP60013384 A JP 60013384A JP 1338485 A JP1338485 A JP 1338485A JP S60180595 A JPS60180595 A JP S60180595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- item
- microorganisms
- aqueous medium
- microorganism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P7/00—Preparation of oxygen-containing organic compounds
- C12P7/40—Preparation of oxygen-containing organic compounds containing a carboxyl group including Peroxycarboxylic acids
- C12P7/42—Hydroxy-carboxylic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/14—Fungi; Culture media therefor
- C12N1/16—Yeasts; Culture media therefor
- C12N1/165—Yeast isolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
- C12R2001/645—Fungi ; Processes using fungi
- C12R2001/72—Candida
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Zoology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Mycology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Virology (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Botany (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は発酵によるD(→−β−ヒドロキシイソ酪酸の
製造法、更に詳しくは、基質としてイソブチリルクロリ
ド、イソ醋酸メチルもしくはエチルエステル、メタクリ
ル酸メチルもしくはエチルエステルまたはイソブチルア
ルコールの各種エステル類と、カンデイダ(Candi
nda)属や他の菌類などの微生物とを用いる製造法に
関する。
製造法、更に詳しくは、基質としてイソブチリルクロリ
ド、イソ醋酸メチルもしくはエチルエステル、メタクリ
ル酸メチルもしくはエチルエステルまたはイソブチルア
ルコールの各種エステル類と、カンデイダ(Candi
nda)属や他の菌類などの微生物とを用いる製造法に
関する。
発明の構成と効果
本発明によれば、光学的活性のD(→−β−ヒドロキシ
イソ酪酸を製造する発酵方法が提供され、該方法は、特
定の基質(即ちインブチルクロリド。
イソ酪酸を製造する発酵方法が提供され、該方法は、特
定の基質(即ちインブチルクロリド。
イソ酪酸メチルおよび/またはエチルエステル、メタク
リル酸メチルおよび/またはエチルエステル、および/
またはイソブチルアルコールのエステル類)をD(→−
β−ヒドロキシイソ酪酸に変換しうる微生物の作用に付
す工程を包含する。かかる反応は幾つかの異なる方法で
実施することができる。好ましい具体例において、基質
の全部または一部を含む水性栄養媒体中で微生物を好気
的に培養し、微生物の培養と、上記部分の基質(媒体中
に存在する)の微生物作用への付与とを同時に行う。所
定の培養期間および/または所定の生成物濃度が達成さ
れた後、もしあれば残りの基質を加え、次いで所望の生
成物濃度が1与られるまで発酵を続行する。
リル酸メチルおよび/またはエチルエステル、および/
またはイソブチルアルコールのエステル類)をD(→−
β−ヒドロキシイソ酪酸に変換しうる微生物の作用に付
す工程を包含する。かかる反応は幾つかの異なる方法で
実施することができる。好ましい具体例において、基質
の全部または一部を含む水性栄養媒体中で微生物を好気
的に培養し、微生物の培養と、上記部分の基質(媒体中
に存在する)の微生物作用への付与とを同時に行う。所
定の培養期間および/または所定の生成物濃度が達成さ
れた後、もしあれば残りの基質を加え、次いで所望の生
成物濃度が1与られるまで発酵を続行する。
別の具体例では、先ず水性栄養媒体中で微生物を培養(
cultivate) L/、次に生成する培養ブイヨ
ンまたは初期培養で得られる菌体の懸濁液に基質を加え
、次いで混合物を好気的に培養(1ncubate)す
る。
cultivate) L/、次に生成する培養ブイヨ
ンまたは初期培養で得られる菌体の懸濁液に基質を加え
、次いで混合物を好気的に培養(1ncubate)す
る。
基質としてイソブチリルクロリド、イソ酪酸メチルおよ
び/またはエチルエステル、メタクリル酸メチルおよび
/またはエチルエステル、および/またはイソブチルア
ルコールのエステル類を用いる本発明方法において、U
、S、特許第4310635号に開示の如き従来の発酵
技術よりも高濃度の基質を使用することができ、この結
果、従来法を越える高い濃度の生成物を本発明方法で得
ることができることがわかった。例えば、本発明方法に
おいて、培養tL(ブイヨン)と基質の合計量に対して
約4重量%以上、好ましくは約3重量%以上、最適には
約2改量%以上の濃度の基質を使用でき、これはブイヨ
ン量の約15%以上の生成物濃度に相当する。一方、U
、S:特許第4310635号に開示の発酵技術では、
培養ブイヨンと基質の合計量に対して約3重量%以下の
濃度の基質しか使用できず、これはブイヨンと基質の合
計量の約1%以下の生成物濃度に相当する。
び/またはエチルエステル、メタクリル酸メチルおよび
/またはエチルエステル、および/またはイソブチルア
ルコールのエステル類を用いる本発明方法において、U
、S、特許第4310635号に開示の如き従来の発酵
技術よりも高濃度の基質を使用することができ、この結
果、従来法を越える高い濃度の生成物を本発明方法で得
ることができることがわかった。例えば、本発明方法に
おいて、培養tL(ブイヨン)と基質の合計量に対して
約4重量%以上、好ましくは約3重量%以上、最適には
約2改量%以上の濃度の基質を使用でき、これはブイヨ
ン量の約15%以上の生成物濃度に相当する。一方、U
、S:特許第4310635号に開示の発酵技術では、
培養ブイヨンと基質の合計量に対して約3重量%以下の
濃度の基質しか使用できず、これはブイヨンと基質の合
計量の約1%以下の生成物濃度に相当する。
加えて、本発明方法でイソブチリルクロリド、イソ酪酸
メチルおよび/またはエチルエステル、メタクリル酸メ
チルおよび/またはエチルエステル、および/またはイ
ソブチルアルコールのエステル類のヒドロキシル化生成
物を回収するのに用いる溶剤抽出法は、上記従来技術に
開示のイソ酪酸、メタクリル酸およびイソブチルアルコ
ールのヒドロキシル化生成物を回収する方法よりも実質
的に有効であることがわかった。
メチルおよび/またはエチルエステル、メタクリル酸メ
チルおよび/またはエチルエステル、および/またはイ
ソブチルアルコールのエステル類のヒドロキシル化生成
物を回収するのに用いる溶剤抽出法は、上記従来技術に
開示のイソ酪酸、メタクリル酸およびイソブチルアルコ
ールのヒドロキシル化生成物を回収する方法よりも実質
的に有効であることがわかった。
本発明方法を実施するのに用いる好ましい微生物は、カ
ンディダ属のものであって、好適にはカンデイダ・/l
/ゴサ(Candida rugosa)菌株(例えば
ATCC#20116 )であ;6゜シカシナ力ら、他
の微生物も使用されてよく、イン酪酸またはメタクリル
酸の代わりに、インブチリルクロリド、イソ酪酸メチル
および/またはエチルエステル、メタクリル酸メチルお
よび/またはエチルエステル、および/またはイソブチ
ルアルコールのエステル類(例えば酢酸イソブチル、ギ
酸イソブチル、イソ醋酸イソブチル、および/またはメ
タクリル酸イソブチル)を用いて、U、S、特許第43
10635号に開示の選別操作で選択すればよい。
ンディダ属のものであって、好適にはカンデイダ・/l
/ゴサ(Candida rugosa)菌株(例えば
ATCC#20116 )であ;6゜シカシナ力ら、他
の微生物も使用されてよく、イン酪酸またはメタクリル
酸の代わりに、インブチリルクロリド、イソ酪酸メチル
および/またはエチルエステル、メタクリル酸メチルお
よび/またはエチルエステル、および/またはイソブチ
ルアルコールのエステル類(例えば酢酸イソブチル、ギ
酸イソブチル、イソ醋酸イソブチル、および/またはメ
タクリル酸イソブチル)を用いて、U、S、特許第43
10635号に開示の選別操作で選択すればよい。
ここで使用しうる他の微生物の具体例は、トルロプシス
(Toru’1opsis ) 、 )リゴノプシス(
Trygonopsis) 、サツカロマイセス(Sa
ccharomyces)、ピチア(Pichia)、
デバリオマイセス(1)ebaryOmYCeS )、
ウィンギア (Wingea) %oドスポリジウム(
Rhodosporidium )、アスペルギラス(
Aspergillus )、コアネホラ(C11oa
nephora )およびシゴルヒンカス(Zygor
bynchus )の属に分類される。かかる例示の属
に分類される微生物として、例えば以下に挙げる菌株が
本発明で使用されてよい。カンディタ・バラプシロジス
(Candida parapsi 1osis)、カ
ンデイダ・ウチリス(Candida utilis)
、トルロプシス・カンディダ(Torulopsis
candida)、トルロプシス・パリアビリス(’I
”+ygonops 1svariabi lis )
、サツカロマイセス・セレビシェ(Saccharo
myces cerevisiae )、サツカロマイ
セス・ロウキシイ(Saccharomyces ro
uxii)、ピチア・メンブラネファシエンス(Pic
llilmembranaefaciens )、デバ
リオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces
hansenii )、ウィンギア・ロベルトシイ(
Wingea robertsii)、ロドスポリジウ
ム・トルロイデス(Rhodosporidiumto
ruloides ) 、アスペルギラス・ニゲル(A
spergillus niger)、 コアネホラ・
シルシナンス(Choanephora circin
ans )およびジゴルヒンカス°メレリイ(Zygo
rhynchus moelleri入上述の如く、基
質を微生物の作用に付すには、本質的に2つの技術が利
用できる。第1の技術では、培養の初めから基質の全部
または一部を含む水性媒体中で微生物を好気的に培養し
、これによって微生物の生長反応と同時に媒体中でD(
→−β−ヒドロキシイソ酪酸を蓄積する。他の技術では
、その方法は2つの工程、即ち微生物の培養と、基質の
微生物作用への付与で構成される。
(Toru’1opsis ) 、 )リゴノプシス(
Trygonopsis) 、サツカロマイセス(Sa
ccharomyces)、ピチア(Pichia)、
デバリオマイセス(1)ebaryOmYCeS )、
ウィンギア (Wingea) %oドスポリジウム(
Rhodosporidium )、アスペルギラス(
Aspergillus )、コアネホラ(C11oa
nephora )およびシゴルヒンカス(Zygor
bynchus )の属に分類される。かかる例示の属
に分類される微生物として、例えば以下に挙げる菌株が
本発明で使用されてよい。カンディタ・バラプシロジス
(Candida parapsi 1osis)、カ
ンデイダ・ウチリス(Candida utilis)
、トルロプシス・カンディダ(Torulopsis
candida)、トルロプシス・パリアビリス(’I
”+ygonops 1svariabi lis )
、サツカロマイセス・セレビシェ(Saccharo
myces cerevisiae )、サツカロマイ
セス・ロウキシイ(Saccharomyces ro
uxii)、ピチア・メンブラネファシエンス(Pic
llilmembranaefaciens )、デバ
リオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces
hansenii )、ウィンギア・ロベルトシイ(
Wingea robertsii)、ロドスポリジウ
ム・トルロイデス(Rhodosporidiumto
ruloides ) 、アスペルギラス・ニゲル(A
spergillus niger)、 コアネホラ・
シルシナンス(Choanephora circin
ans )およびジゴルヒンカス°メレリイ(Zygo
rhynchus moelleri入上述の如く、基
質を微生物の作用に付すには、本質的に2つの技術が利
用できる。第1の技術では、培養の初めから基質の全部
または一部を含む水性媒体中で微生物を好気的に培養し
、これによって微生物の生長反応と同時に媒体中でD(
→−β−ヒドロキシイソ酪酸を蓄積する。他の技術では
、その方法は2つの工程、即ち微生物の培養と、基質の
微生物作用への付与で構成される。
上記2工程方法の第1工程は、微生物を水性栄養媒体中
で培養し、菌体を回収することにより行うことができる
。2工程方法の第2工程は、回収した菌体の懸濁液また
は適当な水性緩衝液もしくは媒体に固定した菌体に基質
を加えた後、生成する混合物を反応時間の全部または一
部分の間p [−1約6.0〜9.5および温度約20
〜40℃で培養(装置)することにより行うことができ
る。
で培養し、菌体を回収することにより行うことができる
。2工程方法の第2工程は、回収した菌体の懸濁液また
は適当な水性緩衝液もしくは媒体に固定した菌体に基質
を加えた後、生成する混合物を反応時間の全部または一
部分の間p [−1約6.0〜9.5および温度約20
〜40℃で培養(装置)することにより行うことができ
る。
本発明方法の反応において微生物の酵素が必然的に伴う
ので1分離した菌体を各種の処理(例えば乾燥や均質化
等)に付してから、酵素反応を促進するため適当な水性
媒体に懸濁することもてきる。従って、種々の方法に処
理した菌体の使用については、本発明の技術的範囲で保
護されるように構成すべきである。
ので1分離した菌体を各種の処理(例えば乾燥や均質化
等)に付してから、酵素反応を促進するため適当な水性
媒体に懸濁することもてきる。従って、種々の方法に処
理した菌体の使用については、本発明の技術的範囲で保
護されるように構成すべきである。
基質の全部または一部を含む水性媒体中で微生物を好気
的に培養する方法の実施にあって、培養物を生長させる
前に基質の全部または一部を加えて反応を行ってもよい
。発酵前に培養物に加える基質の割合は、使用する水性
媒体の量に対して約0.05〜0.2互着%、好ましく
は約0.1〜0.15重量%である。媒体のpHは必要
に応じて、NaOHまたはK OHなどの強無機塩基を
加え、その間反応混合物を約20〜40℃の温度に維持
しながら約4〜9.5、好ましくは約6〜9の範囲内に
調整する。微生物を好気的に培養し、約12〜30時間
、好ましくは約20〜25時間の所定の期間が経ってか
ら残りの基質を加える。基質の添加終了後、ブイヨンに
上述の弛皺塩基を加えてpHを約6〜9.5、好ましく
は約7〜8.5の範囲内に調整する。発酵をトータル約
40〜120時間、好ましくは約48〜72時間の期間
で進行せしめ、ブイヨンに対して約0.2〜1.5容量
%、好ましくは約0.5〜1.5容量%濃度の生成物を
得る。
的に培養する方法の実施にあって、培養物を生長させる
前に基質の全部または一部を加えて反応を行ってもよい
。発酵前に培養物に加える基質の割合は、使用する水性
媒体の量に対して約0.05〜0.2互着%、好ましく
は約0.1〜0.15重量%である。媒体のpHは必要
に応じて、NaOHまたはK OHなどの強無機塩基を
加え、その間反応混合物を約20〜40℃の温度に維持
しながら約4〜9.5、好ましくは約6〜9の範囲内に
調整する。微生物を好気的に培養し、約12〜30時間
、好ましくは約20〜25時間の所定の期間が経ってか
ら残りの基質を加える。基質の添加終了後、ブイヨンに
上述の弛皺塩基を加えてpHを約6〜9.5、好ましく
は約7〜8.5の範囲内に調整する。発酵をトータル約
40〜120時間、好ましくは約48〜72時間の期間
で進行せしめ、ブイヨンに対して約0.2〜1.5容量
%、好ましくは約0.5〜1.5容量%濃度の生成物を
得る。
本発明の他の具体例としては、微生物を培養媒体中で培
養後KOHまたはNaOHなどの強塩基を加えてブイヨ
ンのp [1を約6〜9.5、好ましくは約7〜8.5
に維持し、その間ブイヨンを約20〜40℃の温度に維
持しながら、全ての基質物質を加えて初期ブイヨンの基
質濃度を培養媒体またはブイヨンの全欧に対し約1〜4
重量%、好ましくは約2〜3眼量%の範囲内に設定する
工程、および生成物のピーク濃度がブイヨンに対して約
0゜2〜1.5容量%、好ましくは約0.5〜1.5容
量幅に達成されるまで約40〜120時間、好ましくは
約48〜72時間の範囲内の期間にて発酵を続ける工程
を包含する。
養後KOHまたはNaOHなどの強塩基を加えてブイヨ
ンのp [1を約6〜9.5、好ましくは約7〜8.5
に維持し、その間ブイヨンを約20〜40℃の温度に維
持しながら、全ての基質物質を加えて初期ブイヨンの基
質濃度を培養媒体またはブイヨンの全欧に対し約1〜4
重量%、好ましくは約2〜3眼量%の範囲内に設定する
工程、および生成物のピーク濃度がブイヨンに対して約
0゜2〜1.5容量%、好ましくは約0.5〜1.5容
量幅に達成されるまで約40〜120時間、好ましくは
約48〜72時間の範囲内の期間にて発酵を続ける工程
を包含する。
本発明方法で用いる発酵媒体は、窒素源、炭素/エネル
ギー源(炭水化物源)、および必要に応じてプロセス調
節のため無機塩類の1種もしくはそれ以上を包含する。
ギー源(炭水化物源)、および必要に応じてプロセス調
節のため無機塩類の1種もしくはそれ以上を包含する。
窒素源は媒体に対して約0.1〜3重量%、好ましくは
約1〜2屯量%の範囲内の量で存在する。
約1〜2屯量%の範囲内の量で存在する。
好適な窒素源の具体例としては、カゼイン加水分解物、
綿実もしくはその誘導体、コーンスチープリカー、大豆
ミール、有機および無機化合物(例えばNH4Cl、(
NlI4)2SO4アンモニア水、尿素、アミノ酸類)
、食用ペプトンおよび大豆ミールもしくは他の類似有機
もしくは無機N源の加水分解物またはこれらの可溶誘導
体が挙げられる。
綿実もしくはその誘導体、コーンスチープリカー、大豆
ミール、有機および無機化合物(例えばNH4Cl、(
NlI4)2SO4アンモニア水、尿素、アミノ酸類)
、食用ペプトンおよび大豆ミールもしくは他の類似有機
もしくは無機N源の加水分解物またはこれらの可溶誘導
体が挙げられる。
炭水化物源は発酵媒体中約0.5〜5屯量%、好ましく
け約1〜3重量%の範囲内の量で存在する。
け約1〜3重量%の範囲内の量で存在する。
好適な炭水化物源の具体例としては、スターチ、デキス
トリン、マルトース、ラクトース、クルコース、グリセ
ロール、糖蜜等、有機酸類(例えば酢酸、ギ酸および乳
酸)、アルコール類(例えばメタノール、エタノールお
よびプロパツール)、液体炭化水素類(例えばn−パラ
フィン類およびオレフィン類)、油類および脂肪類等が
挙げられる。
トリン、マルトース、ラクトース、クルコース、グリセ
ロール、糖蜜等、有機酸類(例えば酢酸、ギ酸および乳
酸)、アルコール類(例えばメタノール、エタノールお
よびプロパツール)、液体炭化水素類(例えばn−パラ
フィン類およびオレフィン類)、油類および脂肪類等が
挙げられる。
本発明方法で用いる発酵媒体は必要に応じて、他の通常
の発酵媒体成分、例えばプロセス調節を助成する無機塩
類の1種またはそれ以上を包含してもよい。かかる無機
塩類の具体例としては、CaC03,CILIS 04
. N a C(! 、 Z n S 04. F e
S 04 、 MyS O4[1’、SHOまたはN
a2HP04(これらの水和物を含4 む)が挙けられるが、これらに限定されるものではない
。また発酵媒体は、シリコーン消泡剤などの消泡剤の1
種またはそれ以上を含有してもよい。
の発酵媒体成分、例えばプロセス調節を助成する無機塩
類の1種またはそれ以上を包含してもよい。かかる無機
塩類の具体例としては、CaC03,CILIS 04
. N a C(! 、 Z n S 04. F e
S 04 、 MyS O4[1’、SHOまたはN
a2HP04(これらの水和物を含4 む)が挙けられるが、これらに限定されるものではない
。また発酵媒体は、シリコーン消泡剤などの消泡剤の1
種またはそれ以上を含有してもよい。
好ましい発酵媒体配合物は、約1〜2重量%の窒素源、
好ましくは有機および無機窒素源の混合物(例えば酵母
エキスおよび硝酸アンモニウム)、炭水化物源として約
1〜3@量%のグルコース、必要に応じて約0.01〜
1重量%の無機塩類(例えばリン酸二水素カリウムおよ
び硫酸マグネシウム)の1種もしくはそれ以上、および
必要に応じて約0.01〜0.2重量%のシリコーン消
泡剤を包含する。
好ましくは有機および無機窒素源の混合物(例えば酵母
エキスおよび硝酸アンモニウム)、炭水化物源として約
1〜3@量%のグルコース、必要に応じて約0.01〜
1重量%の無機塩類(例えばリン酸二水素カリウムおよ
び硫酸マグネシウム)の1種もしくはそれ以上、および
必要に応じて約0.01〜0.2重量%のシリコーン消
泡剤を包含する。
D (−1−β−ヒドロキシイソ醋酸生成物は、反応混
合物を濾過または遠心分離に付し、次いで溶剤抽出を行
うことにより、培養ブイヨンまたは反応混合物から単離
することができる。例えば、好ましい抽出法では、透明
になった培養ブイヨンまたは反応混合物を鉱酸(例えば
H2SO4または11CI2)で酸性化して、pHを約
1〜4、好ましくは約2〜3の範囲内に調整する。(N
(14)2S04またはNa2SO4などの無機塩を加
えて、ブイヨンまたは混合物のイオン強度を増大し、次
いで配合物を水不混和性溶剤(例えば酢酸エチル、ブタ
ノールまたはメチルイソブチルケトン)で抽出する。溶
剤を留去し、残渣を例えば温度100〜110℃の真空
蒸留、またはカラムクロマトグラフィーで分別に付して
、所望の生成物を得る。
合物を濾過または遠心分離に付し、次いで溶剤抽出を行
うことにより、培養ブイヨンまたは反応混合物から単離
することができる。例えば、好ましい抽出法では、透明
になった培養ブイヨンまたは反応混合物を鉱酸(例えば
H2SO4または11CI2)で酸性化して、pHを約
1〜4、好ましくは約2〜3の範囲内に調整する。(N
(14)2S04またはNa2SO4などの無機塩を加
えて、ブイヨンまたは混合物のイオン強度を増大し、次
いで配合物を水不混和性溶剤(例えば酢酸エチル、ブタ
ノールまたはメチルイソブチルケトン)で抽出する。溶
剤を留去し、残渣を例えば温度100〜110℃の真空
蒸留、またはカラムクロマトグラフィーで分別に付して
、所望の生成物を得る。
次に挙げる実施例は本発明の好ましい具体例である。実
施例中、全ての温度は℃で表示する。
施例中、全ての温度は℃で表示する。
実施例1
イソブチリルクロリド基質を用いるD(−)−β−ヒド
ロキシイソ酪酸の製造ニー 成分 % −−−1−1−■■需書岡り一□■l61−■■罰1闇
■■■■−セレローズ(Cerclose) −3,3
酵母エキス ・・・ 0.3 (NH4)3PO4・・・ 1.3 KH2PO4°“° 0・7 MyS04・7H20・・・0.08 Ucon Lubricant(シリコーン型消泡剤)
・・・0.05 Zn SO4’ 7H20”’ 0.006F e S
04 ’ 7 H20・・’ o、 009CuS0
4・5H20・0.0005 Mn So4’ 4H20”’ 0. OOlNaC1
−0,01 上記組成の媒体lOlを、そのpHを7.5に調整した
後14fのガラス発酵器で殺菌する。
ロキシイソ酪酸の製造ニー 成分 % −−−1−1−■■需書岡り一□■l61−■■罰1闇
■■■■−セレローズ(Cerclose) −3,3
酵母エキス ・・・ 0.3 (NH4)3PO4・・・ 1.3 KH2PO4°“° 0・7 MyS04・7H20・・・0.08 Ucon Lubricant(シリコーン型消泡剤)
・・・0.05 Zn SO4’ 7H20”’ 0.006F e S
04 ’ 7 H20・・’ o、 009CuS0
4・5H20・0.0005 Mn So4’ 4H20”’ 0. OOlNaC1
−0,01 上記組成の媒体lOlを、そのpHを7.5に調整した
後14fのガラス発酵器で殺菌する。
ガラス発酵器に攪拌器と散布器を取付ける。発酵器を3
0℃で作動し、無菌空気を1vol/媒体(vol)/
分て供給する。攪拌器の速度は最初の14時間i;!
50’ Orpm、そして反応物の採取まで300r
pln である。媒体を殺菌し30℃に冷却してから1
00meのイソブチリルクロリドを加え、次いで水酸化
ナトリウムでp H7,3に調整する。次に、カンデイ
ダトルゴサ(Candida rugosa ) (A
TCC#20116)(7)24時間ブイヨン培養物5
00 CCを用いて発酵器に接種する。23時間後、更
に100meのインブチリルクロリドを加え、水酸化ナ
トリウムでpH8,35に調整する。log39て、更
に水酸化すl−IJウムを加えてp H3,5に調整す
る。
0℃で作動し、無菌空気を1vol/媒体(vol)/
分て供給する。攪拌器の速度は最初の14時間i;!
50’ Orpm、そして反応物の採取まで300r
pln である。媒体を殺菌し30℃に冷却してから1
00meのイソブチリルクロリドを加え、次いで水酸化
ナトリウムでp H7,3に調整する。次に、カンデイ
ダトルゴサ(Candida rugosa ) (A
TCC#20116)(7)24時間ブイヨン培養物5
00 CCを用いて発酵器に接種する。23時間後、更
に100meのインブチリルクロリドを加え、水酸化ナ
トリウムでpH8,35に調整する。log39て、更
に水酸化すl−IJウムを加えてp H3,5に調整す
る。
ヒドロキシイソ酪酸の合成後、透明になったブイヨンの
上澄液にHPLCを行う。43時間の発酵後、ブイヨン
は0.46%のヒドロキシイソ酪酸を含有するのがわか
る。透明ブイヨンをp H2,5に調整し、硫酸アンモ
ニウムで飽和にした後、ヒドロキシイソ酪酸を酢酸エチ
ルで抽出する。酢酸エチルを留去する。更に油状残渣を
106〜108°Cにて高真空蒸留(0,2mmHy)
で精製する。
上澄液にHPLCを行う。43時間の発酵後、ブイヨン
は0.46%のヒドロキシイソ酪酸を含有するのがわか
る。透明ブイヨンをp H2,5に調整し、硫酸アンモ
ニウムで飽和にした後、ヒドロキシイソ酪酸を酢酸エチ
ルで抽出する。酢酸エチルを留去する。更に油状残渣を
106〜108°Cにて高真空蒸留(0,2mmHy)
で精製する。
高真空蒸留後に回収した留出物画分の旋光性は、〔α]
23’=−14,6であることがわかった。これによる
と、イン醋酸のエステルを用いて合成したヒドロキシイ
ソ醋酸が所望のD(−)−旋光性を有することが立証さ
れ、一方マススペクトロメトリーによれば、残渣の主要
成分の分子量が104であることが示される。
23’=−14,6であることがわかった。これによる
と、イン醋酸のエステルを用いて合成したヒドロキシイ
ソ醋酸が所望のD(−)−旋光性を有することが立証さ
れ、一方マススペクトロメトリーによれば、残渣の主要
成分の分子量が104であることが示される。
実施例2
メタクリル酸エチル基質を用いるD(→−β−ヒドロキ
シイソ酪酸の製造ニー この実施例では、D(−)−β−ヒドロキシイソ酪酸を
カンデイダ・ルゴサ(ATCC#20116)で合成す
るのに、基質としてインブチリルクロリドの代わりにメ
タクリル酸エチルを使用する。
シイソ酪酸の製造ニー この実施例では、D(−)−β−ヒドロキシイソ酪酸を
カンデイダ・ルゴサ(ATCC#20116)で合成す
るのに、基質としてインブチリルクロリドの代わりにメ
タクリル酸エチルを使用する。
媒体および操作条件は、実施例1のものと本質的に同一
である。しかしながら、23時間の発酵後基質の全てを
添加して、メタクリル酸エチルの初期ブイヨン濃度を2
,0%とする。基質の添加後、水酸化ナトリウムの間欠
添加でブイヨンのpHを8,0〜8.5に維持する。
である。しかしながら、23時間の発酵後基質の全てを
添加して、メタクリル酸エチルの初期ブイヨン濃度を2
,0%とする。基質の添加後、水酸化ナトリウムの間欠
添加でブイヨンのpHを8,0〜8.5に維持する。
ヒドロキシイソ酪酸の合成およびメタクリル酸エチルの
利用後、HP L Cを行う。ヒドロキシイン醋酸を合
成し、49時間の発酵後に0.4.9%のピークに達す
る。
利用後、HP L Cを行う。ヒドロキシイン醋酸を合
成し、49時間の発酵後に0.4.9%のピークに達す
る。
実施例3〜9
基質としてイソ醋酸メチル、イソ醋酸エチル、メタクリ
ル酸メチル、酢酸イソブチル、ギ酸イソブチル、イソ酪
酸イソブチルまたはメタクリル酸イソブチルを用いるD
(−)−β−ヒドロキシイソ醋酸の製造ニー インブチリルクロリドの代わりにイソ酪酸メチル(実施
例3)、イソ醋酸エチル(実施例4)、メタクリル酸メ
チル(実施例5)、酢酸イソブチル(実施例6)、ギ酸
イソブチル(実施例7)、イソ醋酸イソブチル(実施例
8)またはメタクリル酸インブチル(実施例9)を用い
る以外は、実雄側1と同様にしてD(→−β−ヒドロキ
シイソ酪酸を得る。
ル酸メチル、酢酸イソブチル、ギ酸イソブチル、イソ酪
酸イソブチルまたはメタクリル酸イソブチルを用いるD
(−)−β−ヒドロキシイソ醋酸の製造ニー インブチリルクロリドの代わりにイソ酪酸メチル(実施
例3)、イソ醋酸エチル(実施例4)、メタクリル酸メ
チル(実施例5)、酢酸イソブチル(実施例6)、ギ酸
イソブチル(実施例7)、イソ醋酸イソブチル(実施例
8)またはメタクリル酸インブチル(実施例9)を用い
る以外は、実雄側1と同様にしてD(→−β−ヒドロキ
シイソ酪酸を得る。
実施例10
醗酵ブイヨンから得られる菌体懸濁液にイソ醋酸メチル
を加えるD(−)−β−ヒドロキシイソ酪酸の製造ニー グルコース2,0%、酵母エキス0.5efD1ペプト
ン0.3%、食肉エキス0.3%、イソ酪酸0.1%お
よび消泡剤として[Jcon Lubricant O
,05%を含有する媒体201に、カンデイダ・ルゴサ
(ATCC# 20116 )’il−接種スル。38
1(D発酵器にて、30℃、PI−16,0,20SL
PMの空気および25Orpm の攪拌で発酵を行う。
を加えるD(−)−β−ヒドロキシイソ酪酸の製造ニー グルコース2,0%、酵母エキス0.5efD1ペプト
ン0.3%、食肉エキス0.3%、イソ酪酸0.1%お
よび消泡剤として[Jcon Lubricant O
,05%を含有する媒体201に、カンデイダ・ルゴサ
(ATCC# 20116 )’il−接種スル。38
1(D発酵器にて、30℃、PI−16,0,20SL
PMの空気および25Orpm の攪拌で発酵を行う。
24時間後、生成する菌体を遠心分離により5y−/媒
体(1)で回収し、0.1%食塩水で2回洗い、1/1
5M−IJン酸塩緩衝液(pH8,5)に懸濁する。
体(1)で回収し、0.1%食塩水で2回洗い、1/1
5M−IJン酸塩緩衝液(pH8,5)に懸濁する。
この菌体懸濁液100m1’に31のイソ酪酸メチルを
加える。生成混合物を30℃で装置し、ヒドロキシイソ
酪酸の合成後HPLCを行う。40時間の温置後、0.
4%のヒドロキシイソ酪酸を合成した。
加える。生成混合物を30℃で装置し、ヒドロキシイソ
酪酸の合成後HPLCを行う。40時間の温置後、0.
4%のヒドロキシイソ酪酸を合成した。
実施例11〜17
カンデイダ・ルゴサの洗浄菌体懸濁液と共に基質として
イソ酪酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、酢酸イソブチノペギ酸イソブチル、イソ酪酸イソ
ブチルまたはメタクリル酸イソブチルを用いるD(→−
β−ヒドロキシイソ酩−酸の製造ニー イソ酪酸メチルの代わりにイソ酪酸エチル(実施例11
)、メタクリル酸メチル(実施例12)、メタクリル酸
エチル(実施例13)、酢酸イソブチル(実施例14)
、ギ酸イソブチル(実施例15)、イソ酪酸イソブチル
(実施例16)またはメタクリル酸イソブチル(実施例
17)を用いる以外は、実施例10と同様にしてD(→
−β−ヒドロキシイソ醋酸を得る。
イソ酪酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、酢酸イソブチノペギ酸イソブチル、イソ酪酸イソ
ブチルまたはメタクリル酸イソブチルを用いるD(→−
β−ヒドロキシイソ酩−酸の製造ニー イソ酪酸メチルの代わりにイソ酪酸エチル(実施例11
)、メタクリル酸メチル(実施例12)、メタクリル酸
エチル(実施例13)、酢酸イソブチル(実施例14)
、ギ酸イソブチル(実施例15)、イソ酪酸イソブチル
(実施例16)またはメタクリル酸イソブチル(実施例
17)を用いる以外は、実施例10と同様にしてD(→
−β−ヒドロキシイソ醋酸を得る。
代理人弁理士青山 葆 外1名
第1頁の続き
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、インブチリルクロリド、イソ酪酸メチルエステル、
イン酪酸エチルエステル、メタクリル酸メチルエステル
、メタクリル酸エチルエステル、イソブチルアルコール
のエステル類およびこれらの2種以上の混合物からなる
群から選ばれる基質を。 水性媒体中でD(→−β−ヒドロキシイソ酪酸に変換す
る能力を有する微生物の作用に付し、次いで上記媒体か
ら!DI(→−β−ヒドロキシイソ酪酸を回収すること
を特徴とするD(→−β−ヒドロキシイソ酪酸の製造法
。 2、基質がイソブチルアルコールの酢酸エステル、イソ
ブチルアルコールのギ酸エステル、イソ酪酸イソブチル
、メタクリル酸イソブチルまたはこれらの2種以上の混
合物である前記第1項記載の方法。 3、基質がイソブチリルクロリド、イソ醋酸メチルエス
テル、イソ醋酸エチルエステル、メタクリル酸メチルエ
ステル、メタクリル酸エチルエステルまたはこれらの2
種以上の混合物である前記第1項記載の方法。 4、微生物がカンディダ(Candida)、トルロプ
シス(Torulopsis)、 トリゴノ、プシス(
Trygonops i s)、サツ力ロマイセx (
Saccharomyces)、ピチア(Pichia
)、デバリオマイセス(Debaryomyces )
、ウィンギア(Wi Hgea ’ )、ロドスボリジ
ウム(Rbodosporidium ) 、アスペル
ギラス(Aspergi l1us)、コアネホラ(C
hoanephora) およびジゴルヒンカス(Zy
gorhynchus ) からなる群から選ばれる嘱
に分類される前記第1項記載の方法。 5、微生物がカンデイダ・ルゴサ(Candidaru
gosa) の種に属する前記第1項記載の方法。 6、基質を含有する水性媒体中で微生物を好気的に培養
する前記第1項記載の方法。 7、培養を約4〜9.5のp Hにて約20〜40℃の
温度で行う前記第6項記載の方法。 8、微生物を水性媒体中で培養して得られる培養ブイヨ
ンに基質を加え、次いで生成する混合物を好気的に培養
する前記第1項記載の方法。 9、微生物を培養して微生物の酵素を誘発する際に、水
性媒体に少量の基質を加える前記第8項記載の方法。 10、微生物をpH約4.0〜9.5および温度約20
〜40°Cで培養し、混合物をpH約6.0〜9.5お
よび温度約20〜40°Cで培養する前記第6項記載の
方法。 11、微生物を水性媒体中で培養して得られる培養ブイ
ヨンから菌体を分離した後、該菌体を水性媒体に懸濁す
ることにより調製される菌体懸濁液に基質を加え、次い
で生成する混合物を反応時間の全部または一部分の間好
気的に培養する前記第1項記載の方法。 12、分離した菌体を適当な担体に固定してから基質と
接触させる前記第11項記載の方法。 13、微生物を培養して微生物の所望酵素を誘発する際
に、水性媒体に少量の基質を加える前記第11項記載の
方法。 14、微生物をpH約4.0〜9.5および温度約20
〜40℃で培養し、混合物をpH約6.0〜9.5およ
び温度約20〜40°Cで培養する前記第11項記載の
方法。 15、水性媒体から水不混和性溶剤で抽出してD(→−
β−ヒドロキシイソ酪酸を回収する前記第1項記載の方
法。 16、水不混和性溶剤がブタノール、メチルイソブチル
ケトンまたは酢酸エチルである前記第15項記載の方法
。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US57450784A | 1984-01-27 | 1984-01-27 | |
US574507 | 1984-01-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60180595A true JPS60180595A (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=24296449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60013384A Pending JPS60180595A (ja) | 1984-01-27 | 1985-01-26 | 発酵によるD(−)‐β‐ヒドロキシイソ酪酸の製造法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0151419A3 (ja) |
JP (1) | JPS60180595A (ja) |
CA (1) | CA1239361A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016506725A (ja) * | 2013-01-25 | 2016-03-07 | シーエスアイアール | アワビの水産養殖において用いるためのプロバイオティクスの製造 |
US11578160B2 (en) | 2020-09-30 | 2023-02-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Composition |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5302525A (en) * | 1992-11-23 | 1994-04-12 | National Research Council Of Canada | Methylobacterium extorquwns microorganism useful for the preparation of poly-β-hydroxybutyric acid polymers |
DE102006025821A1 (de) * | 2006-06-02 | 2007-12-06 | Degussa Gmbh | Ein Enzym zur Herstellung von Mehylmalonatsemialdehyd oder Malonatsemialdehyd |
US7959895B2 (en) | 2006-06-21 | 2011-06-14 | Martinswerk Gmbh | Process for the production of aluminum hydroxide |
US8642001B2 (en) | 2007-02-27 | 2014-02-04 | Albemarle Corporation | Aluminum hydroxide |
CN115819221B (zh) * | 2022-12-15 | 2024-05-10 | 上海馨远医药科技有限公司 | 一种(r)-2-羟甲基丙酸和(s)-2-羟甲基丙酸的制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3553081A (en) * | 1968-05-08 | 1971-01-05 | Eastman Kodak Co | Process of microbiological oxidation |
GB2063873B (en) * | 1979-11-06 | 1983-10-05 | Kanegafuchi Chemical Ind | Fermentative production of d(-)-hydroxyisobutyric acid |
JPS5765191A (en) * | 1980-10-06 | 1982-04-20 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Preparation of (+)-alpha-hydroxymethylbutyric acid |
JPS5878593A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-12 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | D(−)−β−ヒドロキシイソ酪酸の製造法 |
-
1984
- 1984-12-14 CA CA000470249A patent/CA1239361A/en not_active Expired
-
1985
- 1985-01-18 EP EP85100522A patent/EP0151419A3/en not_active Withdrawn
- 1985-01-26 JP JP60013384A patent/JPS60180595A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016506725A (ja) * | 2013-01-25 | 2016-03-07 | シーエスアイアール | アワビの水産養殖において用いるためのプロバイオティクスの製造 |
US11578160B2 (en) | 2020-09-30 | 2023-02-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0151419A3 (en) | 1987-06-24 |
EP0151419A2 (en) | 1985-08-14 |
CA1239361A (en) | 1988-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0496001B1 (en) | Process for producing optically active 3-phenyl-1,3-propanediol | |
US4857468A (en) | Process for preparing optically active 2-halo-1-phenyl ethanol | |
Tanner Jr et al. | Factors affecting riboflavin production by Ashbya gossypii | |
JPS60180595A (ja) | 発酵によるD(−)‐β‐ヒドロキシイソ酪酸の製造法 | |
US4710468A (en) | Process for preparing L-carnitine and chemical intermediates employed therein | |
US3553081A (en) | Process of microbiological oxidation | |
Yi et al. | Formation of α, ω-dodecanedioic acid and α, ω-tridecanedioic acid From different substrates by immobilized cells of a mutant of Candida tropicalis | |
US4310635A (en) | Fermentative production of D(-)-β-hydroxyisobutyric acid | |
US4618583A (en) | Method of preparing L-(+)-β-hydroxyisobutyric acid by fermentation | |
US4540665A (en) | Process for producing D-β-hydroxyalkanoic acid | |
EP0542300B1 (en) | Method of preparing (S)-1-phenyl-1,3-propanediol or derivatives thereof | |
JP2774341B2 (ja) | 光学活性2―ヒドロキシ酸誘導体の製造法 | |
US4981794A (en) | Method of preparing D(-)-β-hydroxyisobutyric acid by fermentation | |
JP2731589B2 (ja) | 光学活性1,3―ブタンジオールの製造方法 | |
JPH0669B2 (ja) | 光学活性(r)−4−フエニル−2−ブタノ−ルの製造法 | |
JPS63245694A (ja) | 光学活性含硫カルボン酸およびその対掌体エステルの製法 | |
JP3030916B2 (ja) | βーグルコオリゴ糖の製造方法 | |
US5238828A (en) | Method for the preparation of an optically active 2-substituted carboxylic acid | |
JP3151982B2 (ja) | ホスホエノールピルビン酸の製造方法 | |
KR840001150B1 (ko) | D(-)-β-히드록시 이소부티릭산의 제조법 | |
JP2828742B2 (ja) | 光学活性3―フェニル―1,3―プロパンジオールの製造法 | |
JP2883713B2 (ja) | 光学活性3―フェニル−1,3―プロパンジオールの製造方法 | |
JPS6112678B2 (ja) | ||
JP2001292790A (ja) | 新規な4−ハロゲン化−3−ヒドロキシ酪酸エステルの製造方法 | |
JPH043956B2 (ja) |